JPH0433121Y2 - - Google Patents

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JPH0433121Y2
JPH0433121Y2 JP4176887U JP4176887U JPH0433121Y2 JP H0433121 Y2 JPH0433121 Y2 JP H0433121Y2 JP 4176887 U JP4176887 U JP 4176887U JP 4176887 U JP4176887 U JP 4176887U JP H0433121 Y2 JPH0433121 Y2 JP H0433121Y2
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JP
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net
slip
slip net
tire
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JP4176887U
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  • Tires In General (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はタイヤ用の滑り止めネツトに関するも
のである。
<従来の技術> 第12図に示した様に、従来の滑り止めネツト
Bは、滑り止めネツト本体20を高張力性芯材の
周りに合成ゴムを被覆して成る複数本の線条材a
を網組して略タイヤ本体の外周と略同じ長さを有
する単一の帯状に形成して構成すると共に、この
滑り止めネツト本体20の長手方向両側に掛止部
22を形成し、ネツト本体20長手方向両端に連
結手段23及び24を設けたものであり、このネ
ツト本体20の長手方向両端側は略直線状になつ
ている。
そして滑り止めネツト本体20において、幅の
中央部域がタイヤ本体のトレツド面に巻回され、
両側部分はタイヤ本体のシヨルダー部に掛るよう
になつている。
しかし、上記した構成の滑り止めネツトBをタ
イヤに巻回して装着すると、第13図に示した如
く、タイヤDのシヨルダーD2部に掛る滑り止め
ネツト本体20の両側部が弛んでしまい、同ネツ
ト本体20をタイヤ面に密着した状態で確実に装
着することができないとう不具合が生じる場合が
ある。
この様な不具合は前述の如く、滑り止めネツト
本体20においてタイヤトレツド部D1に巻回さ
れる幅方向中央の部分とタイヤシヨルダー部D2
に掛る両側の部分の全長方向の長さが同一になつ
ている為であり、滑り止めネツトBをタイヤに装
着した際、周囲の径がトレツド部D1より一回り
小径であるシヨルダー部D2に掛つた滑り止めネ
ツト本体Bの両側が長手方向に収縮できずに弛ん
でしまうのが原因である。
<技術的課題> 本考案の技術的課題は、滑り止めネツトをタイ
ヤにフイツトした状態で装着できるようにすると
共に、この滑り止めネツトに部分的な交換性を具
備させることにある。
<技術的課題を解決するための手段> 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、合成ゴムまたは合成樹脂を主体として
成る線条材を網組して滑り止めネツト本体を適宜
な長さの帯状に形成すると共に該滑り止めネツト
本体の両側の長さを滑り止めネツト本体中央部の
長さより適宜に短く形成し、上記滑り止めネツト
本体を適宜数連結自在に構成したことを特徴とす
る。
<作用> 適宜数の滑り止めネツト本体を端部同士を連結
して帯状の滑り止めネツトを構成し、この滑り止
めネツトをタイヤ回りに巻回して両端を連結する
と、各滑り止めネツト本体の幅方向中央部分はタ
イヤのトレツド部に巻回され、且つこの中央部分
より適宜に短く形成されたネツト本体の両側部分
は、タイヤのシヨルダー部周囲に適合して巻回さ
れる。
滑り止めネツトを構成する各滑り止めネツト本
体同士は夫々相互に連結され、また、連結された
各滑り止めネツト本体は夫々に分割される。
<考案の効果> 本考案は叙上の如く、構成したものであるた
め、各滑り止めネツト本体における適宜に短く形
成した両側を、タイヤトレツド部より径の小さい
タイヤシヨルダー部に適合させて巻回することが
でき、滑り止めネツト全体をタイヤにフイツトさ
せた状態で確実に装着することができるという利
点を有した上で、しかも使用中に滑り止めネツト
の一部が切断した際にも、切断した部分のネツト
本体を交換すれば使用を続けることができ、滑り
止めネツト本体の一部が切断しただけで新品に交
換していた従来の滑り止めネツトに比べ、維持費
を大幅に低減することができる。
さらに、手持ちの滑り止めネツトにあらたなネ
ツト本体を継ぎ足して連結することによつて一回
り大きなタイヤに使用することも可能である。
また、滑り止めネツトを成形するプレス型を小
型化して該プレス型の製造費を低減することによ
り滑り止めネツトの製造コストを低くすることが
できる。
依つて所期の目的を達成し得る。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
滑り止めネツトは、第1図乃至第3図に示した
如く内部にワイヤー、ナイロン等の合成樹脂、グ
ラスフアイバー等の高張力性の芯材cを内設して
補強せしめたゴム(天然もしくは合成)または合
成樹脂(ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等)製の
線条材a1,a2…を適宜に網組して滑り止めネツト
本体1を適宜な長さの帯状に形成すると共に、該
滑り止めネツト本体1,1′,1″の両側における
長さをこのネツト本体1,1′,1″中央部の長さ
より適宜に短く形成し、同本体1,1′,1″の内
外両側縁には掛止金具2′,2を取付ける為の掛
止部1aを設け、且つ内側の各掛止金具2′には、
締付けロープ3を取付けて構成している。
第1図における滑り止めネツトのネツト本体1
は、5本の縦線条材a1を同本体1全長方向へ平行
状に奔らせると共に、多数本の横線条材a2を一定
間隔を置いて本体1幅本体へ奔らせ、上記縦線条
材a1と交差させて格子状に網組形成したものであ
る。
上記した滑り止めネツト本体1の中央の3本の
縦線条材a1は第13図に示した如くタイヤDのト
レツド部D1に密着するものであつて、このトレ
ツド部の円周方向の適宜な長さに形成しており、
滑り止めネツト本体1の両端中央にトレツド部対
応部1bが形成される。
また、滑り止めネツト本体1両側における縦線
条材a1はタイヤDの両シヨルダー部D2,D2に密
着するものであつて、ネツト本体1両側の縦線条
材a1の長さl2は、滑り止めネツトを装着するタイ
ヤのシヨルダー部D2,D2の円周方向の適宜な長
さに合わせた長さとし、前記した中央部の3本の
縦線条材a1の長さl1より適宜に短く形成してお
り、滑り止めネツト本体1の両側先端にシヨルダ
ー部対応部1cが形成されている。これによつて
滑り止めネツト本体1の両端部の形状は図示した
如く略 型となる。
そして、上記構成の滑り止めネツト本体1の内
外両側縁には掛止金具2′,2を取付ける為の掛
止部1aを所定の間隔にて設ける。また、滑り止
めネツト本体1の一端のシヨルダー部対応部1c
には連結バンド4,4を側方へ向けて一体形成す
ると共に、他端のシヨルダー部対応部1cには上
記連結バンド4,4を挿入して掛止する連結部
5,5を形成せしめる。
上述の如く形成した滑り止めネツト本体1は、
第4図に示す如く4枚を連結自在にして滑り止め
ネツトAを構成している。
各滑り止めネツト本体1の相互の連結は、隣り
合う一方のネツト本体1の連結バンド4を他方の
連結部5の中に挿入して掛止すると共に、締付ロ
ープの両端同士を相互に連結するようにして成つ
ている。
第5図に示した滑り止めネツトA′は、第2図
に示した様な網目パターンを有する滑り止めネツ
ト本体1′を適宜な長さに形成して上述の滑り止
めネツトA′と同様4枚連結自在に構成したもの
である。
滑り止めネツト本体1′は、複数の線条材a3
所定間隔を置いて隣り合う掛止部1aを連結する
側縁部a4を形成する様に夫々ジグザグに交差させ
なら編み込んで網目をひし形に形成したものであ
る。
そして、滑り止めネツト本体1′の両端は前述
のネツト本体1と同様、中央部にトレツド面対応
部1bを形成すると共に両側の側縁部a4にかけて
シヨルダー部対応部1cが形成され、両端部の形
状が略 状に形成されている。また、滑り止めネ
ツト本体1′先端のシヨルダー部対応部1cに連
結バンド4,4を側方へ向けて一体形成すると共
に、他端部に前記連結部5,5を形成せしめる。
斯くして形成した滑り止めネツトA,A′をタ
イヤDに装着する際には、先ず滑り止めネツト
A,A′をタイヤDに巻回し、ネツトA,A′一端
部の連結バンド4,4を他端部の連結部5,5に
挿入して掛止し、しかる後、タイヤ内側の締付け
ロープ3の両端部を連結した上でタイヤD内側の
掛止金具2′にゴムバンド6を掛止してネツトA,
A′全体をタイヤC面に締付けて装着するもので
ある。
装着後において、第8図に示す如く各ネツト本
体1の両端部及び滑り止めネツトAの両端は付き
合わされて連結される状態になつている。これ
は、滑り止めネツト本体1両側部のシヨルダー部
対応部1c位置における長さを前述した如くタイ
ヤシヨルダー部D2の円周方向の長さに合わせて
中央部のトレツド部対応部1b位置における長さ
より適宜に短く形成した為に、滑り止めネツトA
一端の両連結バンド4,4を他端の連結部5,5
に挿入掛止した際に隣り合う各ネツト本体1のシ
ヨルダー部対応部1c同士が付き合う様に引き込
まれるからであり、これによつて、滑り止めネツ
トAは第8図及び第10図の如くその両側縁部が
タイヤDのシヨルダー部に密着した状態で装着さ
れる。第5図に示した滑り止めネツトAの場合
も、上述と同様トレツド部対応部1c同士が付き
合う様に引き込まれ、滑り止めネツトAはその両
側縁部がタイヤDのシヨルダー部D2に密着した
状態で装着される。第5図に示した滑り止めネツ
トAの場合も、上述と同様トレツド部対応部1c
同士が、付き合う様に引き込まれ、滑り止めネツ
トAはその両側縁部がタイヤDのシヨルダー部
D2に密着した状態で装着される。
第6図に示した滑り止めネツトA″は第3図に
示した様な網目パターンを有する滑り止めネツト
本体1″を適宜な長さに形成して4枚連結自在に
構成したものである。
この滑り止めネツト1″は、第2図に示した滑
り止めネツト本体1′と同様に線条材a5を隣り合
う掛止部1aを連結する側縁部a6を形成する様に
夫々ジグザグに交差させながら編み込んで編目を
ひし形に形成すると共にあり、第2図の滑り止め
ネツト本体1′とは異なつた網目パターンを有す
るもので、両端側に適宜に幅の広い略 状の連結
バンド部7を形成したものであり、両端中央にト
レツド部対応部1bを、両側にその位置における
長さを上記トレツド部対応部1b位置における長
さより適宜に短く形成したシヨルダー部対応部1
cを有している。そして各滑り止めネツト本体
1″同士は、連結バンド部7,7を介して連結具
8により相互に連結されている。なお、連結具8
は滑り止めネツトA″の接地面より突出しないよ
うに連結バンド部7に形成した凹部101を利用
して取り付けている。
この滑り止めネツトA″を前述の如くタイヤD
に装着すると、第9図に示す如く各滑り止めネツ
ト本体1″両端の対向するシヨルダー部対応部1
cが付き合うように引き込まれ、これによつて第
9図及び第11図に示した如く滑り止めネツト
A″はその両側縁部をタイヤDのシヨルダー部に
密着した状態で装着される。上述の滑り止めネツ
ト本体1″は、第7図の如く連結バンド部7を重
ねるようにして両側を適宜な連結具9で連結せし
めることにより滑り止め具Aを構成することも
できる。
なお、滑り止めネツトA,A′,A″,A内側
の掛止金具2′に取り付けている締付ロープ3は
第4図の如く各ネツト本体1,1′,1″,1毎
に取り付け、隣り合う各ネツト本体同士を締付ロ
ープ3端部同士で連結できるようにしても良く、
また第5図乃至第7図に示した如く各ネツト本体
同士が連結された状態で滑り止めネツトA,A′,
A″,A全長にわたって1本の締付ロープ3を
取付けるようにしてもよい。
上述の滑り止めネツトA,A′,A″,Aに更
に新たなネツト本体1,1′,1″,1を締付ロ
ープ3同士を連結した状態で、あるいは1本の締
付ロープ3を全長にわたつて取付固定した状態で
継ぎ足し連結することによつて一回り大きなタイ
ヤに使用することも可能である。
また、各滑り止めネツト本体の網目パターンや
滑り止めネツトを構成する各ネツト本体の枚数は
本実施例に限定されず、任意に設定が可能であ
り、各ネツト本体の長さも適宜に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は滑り止めネツト本体を示す一部切欠平
面図、第2図は別の網目パターンを有する滑り止
めネツト本体を示す一部切欠平面図、第3図は両
端に連結バンド部を有する滑り止めネツト本体の
一部切欠平面図、第4図は第1図の網目パターン
を有するネツト本体を連結して構成した滑り止め
ネツトの平面図、第5図は第2図の網目パターン
を有するネツト本体を連結して構成した滑り止め
ネツトの平面図、第6図は第3図の網目パターン
を有するネツト本体を連結して構成した滑り止め
ネツトの平面図、第7図は第6図の各ネツト本体
を他の連結方法で連結した滑り止めネツトの平面
図、第8図は第4図の滑り止めネツトをタイヤに
装着した状態を示す拡大斜視図、第9図は第6図
の滑り止めネツトをタイヤに装着した状態を示す
拡大斜視図、第10図は第8図の縦断正面図、第
11図は第9図の縦断正面図、第12図は従来の
滑り止めネツトを示す一部切欠平面図、第13図
は従来の滑り止めネツトの装着状態を示す縦断正
面図である。 図中、A……タイヤ用滑り止めネツト、a1〜a6
……線条材、1……滑り止めネツト本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴムまたは合成樹脂を主体として成る線条材を
    網組して滑り止めネツト本体を適宜な長さの帯状
    に形成すると共に該滑り止めネツト本体の両側の
    長さを滑り止めネツト本体中央部の長さより適宜
    に短く形成し、上記滑り止めネツト本体を適宜数
    連結自在に構成して成るタイヤ用滑り止めネツ
    ト。
JP4176887U 1987-03-19 1987-03-19 Expired JPH0433121Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176887U JPH0433121Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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JP4176887U JPH0433121Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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JPS63164009U JPS63164009U (ja) 1988-10-26
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