JPH0442171Y2 - - Google Patents

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JPH0442171Y2
JPH0442171Y2 JP1987125474U JP12547487U JPH0442171Y2 JP H0442171 Y2 JPH0442171 Y2 JP H0442171Y2 JP 1987125474 U JP1987125474 U JP 1987125474U JP 12547487 U JP12547487 U JP 12547487U JP H0442171 Y2 JPH0442171 Y2 JP H0442171Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案はラダー型タイヤ用滑り止め具の滑止
部材に関する。
<従来技術> 第15図にて示したBは従来周知なタイヤ用滑
り止め具であり、タイヤ本体の内外両側面間にト
レツド面を通して掛渡す所定幅の滑止部材21を
所要数形成し、これら滑止部材21の内外両端部
に連結ロープ22,22′を固定金具23を介し
て掛渡し、滑止部材21を所定の間隔で連結した
ものである。
滑止部材21は第16図に示す如く、滑止部材
本体24をゴムを用いてタイヤ本体のトレツド面
及び内外両側面に沿う様な形状に形成し、且つ内
外両端部に前記固定金具23を掛止する為の掛止
金具25,25を内設すると共に、これら掛止金
具25,25間に1本若しくは数本のワイヤー2
6を滑止部材本体24内を通して掛渡すか、ある
いは引張強度の強い合成繊維をすだれ状に形成し
た補強部材を掛渡したものであり、上記ワイヤー
または補強部材によつて滑止部材本体の長手方向
への引張強度を維持している。
しかし、走行中の接地の際、滑止部材21には
同本体24中央部分を裏返しにする様に捩る力が
強く作用し、前述した滑止部材21では、ワイヤ
ー26や補強部材の繊維を滑止部材21の全長方
向にのびる状態で並列させて内設しているため、
弾性を有する滑止部材本体24が捩れる様にして
変形し易く、これにより走行中において振動や騒
音が発生する上、滑止部材本体が比較的短期で捩
切れてしまう問題がある。
<考案の技術的課題> 本考案の技術的課題は、滑止部材本体の長手方
向への引張強度を維持しつつ、滑止部材本体の短
手方向への捩りに対する剛性を高めることによつ
て、滑り止め機能を向上させることにある。
<技術的課題を解決するための手段> 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、並列する連結ロープに両端が取付固定
される滑止部材本体をゴムまたは合成樹脂を用い
て形成し、該滑止部材本体に、高張力性繊維です
だれ状に形成した複数の帯状芯材を全長方向へ向
けて重合状に内設すると共に滑止部材本体の接地
面側にスパイクを配設して構成し、少なくとも1
枚の上記帯状芯材におけるすだれ状繊維を重合す
る他の帯状芯材におけるすだれ状繊維と直交せし
めたことである。即ち、上記帯状芯材は多数並設
される経糸と、該経糸の横方向に所望間隔あけて
配される緯糸とですだれ状に形成された芯材と、
多数並設される緯糸と、該緯糸の縦方向に所望間
隔あけて配される経糸とですだれ状に形成された
芯材とを重合せしめることで、上記のように重合
する各帯状芯材におけるすだれ状繊維同士を直交
状としたことである。
<作用> 以上の手段によれば、滑止部材と複数の帯状芯
材とは、各帯状芯材が滑止部材本体の全長方向に
延び且つ少なくとも1枚の帯状芯材におけるすだ
れ状繊維が他の帯状芯材におけるすだれ状繊維と
直交した状態で接着されて重合一体化し、この滑
止部材本体の接地面側にはスパイクが配設され
る。
装着時において滑止部材の両端が連結ロープに
よつてタイヤ中心へ向けて引かれると、滑止部材
本体がタイヤ本体のトレツド面及び内外両側面に
沿う様に密着し、そして上記複数の帯状芯材に張
力が加わり、その芯材のうち多数並設される緯糸
と、該緯糸の縦方向に所望間隔あけて配される経
糸とですだれ状に形成された芯材が、滑止部材本
体の長手方向への伸びを抑制する。
また、走行中滑止部材が接地して滑止部材のト
レツド面対応部位を捩ろうとする力が加わると、
重合する複数の帯状芯材のうち、多数並設される
経糸と、該経糸の横方向に所望間隔あけて配され
る緯糸とですだれ状に形成された芯材が、滑止部
材本体を捩ろうとする力に強く抵抗して同本体の
変形を抑止し、この状態で接地面側にスパイクを
配設した滑止部材は、雪路面及び氷雪路面を強く
確実に捉える。
<考案の効果> 本考案は以上の様に、滑止部材本体に、高張力
性繊維ですだれ状に形成した複数の帯状芯材を全
長方向へ向けて重合状に内設して一体化し、少な
くともこのうちの1枚の帯状芯材におけるすだれ
状繊維を、重合する他の帯状芯材におけるすだれ
状繊維と直交せしめ、即ち、上記帯状芯材は多数
並設される経糸と、該経糸の横方向に所望間隔あ
けて配される緯糸とですだれ状に形成された帯状
芯材と、多数並設される緯糸と、該緯糸の縦方向
に所望間隔あけて配される経糸とですだれ状に形
成されて帯状芯材とを重合せしめて、各帯状芯材
におけるすだれ状繊維同士を直交状としたもので
あるため、多数並設された緯糸の縦方向に所望間
隔あけて経糸を配してすだれ状に形成した帯状芯
材が滑止部材本体の長手方向への伸びを抑制し、
また走行中滑止部材が接地して滑止部材のトレツ
ド面対応部位を短手方向へと捩ろうとする力が加
わると、重合する複数の帯状芯材のうち、多数並
設された経糸の横方向に所望間隔あけて緯糸を配
してすだれ状に形成した帯状芯材が滑止部材本体
を捩ろうとする力に強く抵抗して同本体の変形を
抑止するため、滑止部材本体の長手方向への引張
強度を維持しつつ、滑止部材の剛性を高めること
ができ、走行中、滑止部材本体の捩れ変形に伴つ
て生じる振動や騒音を低減すると共に、滑止部材
本体の捩切れ防止が図れる。
また、滑止部材本体の接地面側にスパイクを配
設したため、雪路面及び氷雪路面に対して強い確
実な滑り止めの効果を発揮することができる。
依つて所期の目的を達成し得る。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図に示したAは本考案を実施した滑止部材
1を用いたラダー型タイヤ滑り止め具であり、こ
の滑り止め具Aは、第5図に示す如くタイヤC本
体の内外両側面間にトレツド面c1を通して掛渡す
所定幅の滑止部材1を所要数用意し、これら各滑
止部材1の内外両端部を、内外両連結ロープ2,
2′に固着した各固定金具3に掛止して、同滑止
部材1を所定の間隔をもつて連結し、全体を梯子
状に形成したものである。
滑止部材1は、第1図及び第5図に示す如く、
タイヤC本体のトレツド面c1及び内外両側面に沿
つて適合する形状の帯状体であり、天然もしくは
合成ゴムまたは合成樹脂(例えばポリウレタンや
ポリ塩化ビニル等)を用いて滑止部材本体1aを
形成し、この滑止部材本体1aの内外両端部に四
角形に形成した輪状の掛止金具1d,1dを内設
すると共に、滑止部材本体1aと略同幅の帯形状
に形成した複数の帯状芯材1b1,1b2……を同滑
止部材本体1a全長にわたつて内設し、各帯状芯
材1b1,1b2……の両端を前記両掛止金具1d,
1d内に通した上で折り返して止着したものであ
る。
帯状芯材1b1,1b2……は、例えばポリエステ
ル繊維及びナイロン、グラス繊維、金属繊維など
の高張力性繊維から成る糸ですだれ状に形成し、
該すだれ状に形成した各複数の帯状芯材1b1,1
b2……を全長方向へ向けて重合せしめると共に、
滑り止め体本体1aに内設される。
そして、上記複数の帯状芯材1b1,1b2……の
うち少なくとも1枚の帯状芯材におけるすだれ状
繊維が、他の帯状芯材におけるすだれ状繊維と直
交するように構成されており、本実施例において
は第6図乃至第10図に示す如く重合状に隣り合
う2枚の帯状芯材はすだれ状繊維が相互に直交す
る方向に向いている。
上記帯状芯材1b1,1b2……の数は、第1図及
び第6図乃至第8図に示す如く3枚である場合、
第9図に示す如く2枚である場合、第10図に示
す如く4枚である場合、更にはそれ以上の場合等
適宜数に設定することが可能である。
ここで、すだれ状に形成した帯状芯材の一般的
構成について説明すると、例えば多数並設される
経糸6……と、該経糸6……の横方向に所望間隔
あけて配される緯糸7……とですだれ状に形成さ
れた芯材(滑止部材本体1aの幅方向へのびる状
態)、あるいは多数並設される緯糸7……と、該
緯糸7……の縦方向に所望間隔あけて配される経
糸6……とですだれ状に形成された芯材(滑止部
材本体1aの全長方向へのびる状態)とがあり、
例えば、第1図に示した滑止部材1には3枚の帯
状芯材1b1,1b2,1b3が内設されており、第2
図及び第6図に示す如く帯状芯材1b1と帯状芯材
1b3は、多数並設される緯糸7……と、該緯糸7
……の縦方向に所望間隔あけて配される経糸6…
…とですだれ状に形成された芯材、また中間の帯
状芯材1b2は、すだれ状繊維が上記両帯状芯材1
b1,1b3のすだれ状繊維に対して直交するよう
に、多数並設される経糸6……と、該経糸6……
の横方向に所望間隔あけて配される緯糸7……と
ですだれ状に形成された芯材で構成されている。
そして、上記帯状芯材1b1と帯状芯材1b3
が、滑止部材本体を短手方向へ捩ろうとする力に
強く抵抗して同本体の変形を抑止し、一方中間の
帯状芯材1b2が、滑止部材本体の長手方向への引
張強度を維持する。
帯状芯材1b1,1b2……の両端部における折り
返し状態は、第6図に示した如く一方向、即ち接
地面側となる表側から裏側へすべての帯状芯材を
折り返したり、第7図及び第9図に示した如く裏
側から表側へ折り返してもよい。また、第8図及
び第10図に示した如く重合状に配設された適宜
位置の帯状芯材の両端部を表側から裏側へ折り返
し、且つ他の適宜位置の帯状芯材を裏側から表側
へ折り返し、各帯状芯材1b1,1b2……相互を重
合状に貼着しても良く、この場合、各帯状芯材1
b1,1b2……両端の折り返し部分のずれを一層確
実に防止することができる。
上述した如く、滑止部材本体1aに内設する帯
状芯材1b1,1b2……は2枚以上適宜数に設定が
可能であり、どの位置にある帯状芯材を滑止部材
本体1aの全長方向へ向けて配置しても、そして
どの位置にある帯状芯材を滑止部材本体1aの幅
方向へ向けて配置してもよい。従つて隣り合つて
重合する帯状芯材同士が相互にすだれ状繊維の並
ぶ方向を同一にした状態の部分があつても構わな
い。帯状芯材1b1,1b2……の数を適宜に増加さ
せることによつて滑止部材1の捩れに対する剛性
をより強化することができる。
実際に滑り止め体1を成形する際には、各すだ
れ状に折つた帯状芯材1b1,1b2……の表面に未
加硫ゴムをトツピングし、薄い未加硫ゴム層を被
覆し、この帯状芯材1b1,1b2……を第6図乃至
第10図に示した如く重ね合わせ、その内外両端
部に掛止金具1d,1dを止着する。次いで、上
記状態の芯材1b1,1b2……の表及び裏面に、薄
板状に伸ばして帯状に切断した未加硫ゴムを重ね
合わせ、これをプレス成形型で加硫しながらプレ
ス成形して、例えば第1図に示す如き形態に成形
するものである。
なお、第1図に示した滑止部材1において、帯
状芯材1b1,1b3におけるすだれ状繊維と帯状芯
材1b2におけるすだれ状繊維とは直交する様に構
成されていればよいもので、帯状芯材1b1,1b2
におけるすだれ状繊維は必ずしも全長方向にのび
ている必要はなく、全長方向に対して適宜な角度
で交差するように配置されていてもよい。
上述の如く構成した滑り止め具Aにおいて、滑
止部材1における帯状芯材1b1,1b2……を重合
させる際すだれ状繊維をその向きを適宜に直交さ
せた状態で重合一体化させることにより、滑止部
材1は捩れに対して走行時においても強力な剛性
を有するようになる。
滑止部材本体1a接地面側の適宜位置には複数
のスパイク1cを打ち込んでいる。
スパイク1cは、鋼鉄製のフランジ部101に
シヤンク部102を一体に突設し、このシヤンク
部102の先端にタングステンカーバイド等の超
硬質材製チツプ103部を固設したものであり、
第1図及び第2図は上記チツプ103を円筒状に
形成したマカロニタイプのスパイク1cを使用し
た場合を示している。なお第11図に示す如く、
上記チツプ103を棒状に形成したピンタイプ等
のスパイク1cを使用することも可能である。
スパイク1cを滑止部材本体1aに取り付ける
には、該本体1aの接地面側にあらかじめ例えば
シヤンク部102径の30〜60%程度の大きさで且
つスパイク1cの高さより適宜に浅い取付用の穴
を凹設しておき、この孔にスパイクガンを使用し
てスパイク1cをフランジ部101側より押し込
み、スパイク1cの先端側がラダー部材本体1a
の接地面より適宜な長さ分突出するようにして行
なう。
スパイク1cの配設状態は、第3図の如く滑止
部材本体1a接地面の、該本体1a長辺または短
辺(幅)と適宜な角度で交差すると共に相互に適
宜な間隔を置いて平行する2本の直線D上に、
夫々適宜数のスパイク1cを適宜間隔をおいて取
り付けるようにしており、長辺方向には夫々のス
パイク1cが略等間隔で広がつており、短辺
(幅)方向には上記直線Dの数、即ち2本ずつ重
なつた状態で略等間隔を置いて広がつている。
上述した直線Dの適宜な角度及び適宜な間隔と
は、この複数の直線Dが全体として設置面の短辺
方向及び長辺方向に同時に広範囲に渉つて広がる
ような条件を意味するものである。
また、このスパイク1cの配設は、滑止部材1
の大きさ等の条件によつて、3本以上等適宜数の
上記直線D上にスパイク1cを取り付けるように
設定することも可能である。
以上の如く形成した滑止部材1において、夫々
のスパイク1cは、少ない本数でも滑止部材1接
地面の長辺方向及び短辺方向へ同時に整然とした
位置関係で広範囲に渉つて広がるようになり、前
記帯状芯材1b1,1b2……によつて剛性を備えた
滑止部材本体1aに十分なスパイク機能を付与す
るようになる。
なおスパイク1bの配置は、滑止部材本体1a
の接地面に全長方向へ向けて一直線状あるいは複
数の直線状に配列させる等、適宜に設定すること
ができる。
滑止部材本体1aの両端繋止金具1d,1d部
分には、締付ロープ2,2′に取付けた固定金具
3を掛止する掛止孔1e,1eを開設する。この
掛止孔1e,1eは滑止部材1をのプレス成形す
る際のプレス成形型内にて開設するものである。
尚、上記した滑り止め具Aを第4図に示す如く
タイヤCに装着する際には、タイヤCの周囲に滑
り止め具Aを巻回し、内側の締付ロープ2の両端
を引き寄せて連結して滑り止め具Aの内側を締付
けると共に、外側の締付ロープ2′を連結後、同
締付ロープ2′における各固定の金具3の中間に
取付けた各締付バンド用フツク4に輪状にゴムバ
ンド5を掛止し、各滑止部材1をタイヤトレツド
面c1に対して密着せしめるものである。
第12図及び第13図に示した1′は、前述し
た如き帯状の滑り止め体1をX型に交差させた形
状の滑止部材であり、この滑止部材1′を用いて
構成した滑り止め具A′は第14図に示す如くタ
イヤCに装着される。この滑止部材1′はX型に
形成した滑止部材本体1′aに沿つて3枚の帯状
芯材1′b1,1′b2,1′b3をX状に且つ重合状に
内設しその各端部を滑止部材本体1′aの各端部
に内設した掛止金具1′d,1′d,1′d,1′d
内に通した上で折り返して止着せしめたもので、
X状に交差する2つの滑止部材本体の全長方向に
向けてすだれ状繊維を配置した帯状芯材1′b1
1′b3と幅方向に向けてすだれ状繊維を配置した
帯状芯材1′b2が一体状に重合した構造となつて
いる。そしてX状に交差する2つの滑止部材本体
の接地面側にはスパイク1cが前述した滑止部材
1の場合と同様の状態で配設している。
本実施例において、滑止部材本体1a,1′a
両端内側に適宜な突出部を設け、この突出部によ
つてタイヤ装着時に固定金具3の内側がタイヤC
側面に接触しないように保護しておいてもよく、
また、滑止部材本体1a,1′aに内設した掛止
金具1d,1′dを固定金具3,3′と適宜に一体
状に連設形成してもよい。また、本考案におい
て、滑止部材は上述した滑止部材1,1′に限定
されず、トラツク等のダブルタイヤに使用するト
リプル形のラダー型タイヤ滑り止め具やダブルラ
ダー型タイヤ滑り止め具における滑止部材に適用
してもよい。
即ち、並列する内側連結ロープと中央連結ロー
プに、両ロープ間にわたり内側滑止具部材を適宜
間隔を置いて梯子状に取付固定すると共に、中央
連結ロープとこれに平行する外側連結ロープに、
両ロープ間にわたり外側滑止部材を適宜間隔を置
いて梯子状に取付固定し、内側滑止部材と外側滑
止部材とを全長方向に対して互いに交互に配置し
てトリプル形のラダー型タイヤ滑り止め具を構成
し、またダブルタイヤの両タイヤにわたる帯形状
に形成した各滑止部材の両端及び中央連結ロープ
によつて連結したダブル形のラダー型タイヤ滑り
止め具を構成し、この様なタイヤ滑り止め具の上
記各滑止部材に本考案を適用することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した滑止部材を示す一部
切欠斜視図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図はラダー型タイヤ滑り止め具の平面図、第
4図は滑り止め具の装着状態を示す正面図、第5
図は装着状態における滑止部材を示す斜視図、第
6図乃至第10図は帯状芯材の折り返し状態を示
す縦断面図、第11図はピンタイプのスパイクを
配設した滑止部材を示す断面図、第12図はX形
状の滑止部材を示す斜視図、第13図は第12図
の−線断面図、第14図は第12図に示
す滑止部材を用いたタイヤ滑り止め具の装着状態
を示す正面図、第15図及び第16図は従来例を
示し、第15図は滑り止め具の平面図、第16図
は滑止部材の斜視図である。 図中、A……ラダー型タイヤ滑り止め具、1,
1′……滑止部材、1a,1′a……滑止部材本
体、1b1,1b2,1b3,1b4,1b′1,1′b2
1′b3……帯状芯材、1c……スパイク、6……
経糸、7……緯糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列する連結ロープに両端が取付固定される滑
    止部材本体をゴムまたは合成樹脂を用いて形成
    し、該滑止部材本体に、高張力性繊維ですだれ状
    に形成した複数の帯状芯材を全長方向へ向けて重
    合状に内設すると共に滑止部材本体の接地面側に
    スパイクを配設して構成し、少なくとも1枚の上
    記帯状芯材におけるすだれ状繊維が、重合する他
    の帯状芯材におけるすだれ状繊維と直交している
    ことを特徴とするラダー型タイヤ滑り止め具の滑
    止部材。
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