JPH0323363Y2 - - Google Patents

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JPH0323363Y2
JPH0323363Y2 JP1985118795U JP11879585U JPH0323363Y2 JP H0323363 Y2 JPH0323363 Y2 JP H0323363Y2 JP 1985118795 U JP1985118795 U JP 1985118795U JP 11879585 U JP11879585 U JP 11879585U JP H0323363 Y2 JPH0323363 Y2 JP H0323363Y2
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Japan
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net
slip
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JP1985118795U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はタイヤ用滑り止めネツトに関する。
(従来技術) 粉塵公害や振動、騒音などの問題を有する金属
製のタイヤチエーンに代わるものとしてタイヤ用
滑り止めネツトが普及してきている。
このタイヤ用滑り止めネツトは第4図に示す様
に、高張力合成繊維を網状に織り込み、この繊維
の周りに、合成ゴムを幅10mm、厚さ7.5mmの肉厚
で被覆して、帯状のネツト本体31を形成し、こ
のネツト本体31の一端にジヨイントバンド32
を一体的に設け、且つ同本体31の他端に上記ジ
ヨイントバンド32の両端を差し入れる連結部3
3,33を形成したものである。タイヤに装着す
る際には、ネツト本体31をタイヤ回りに巻回
し、そして第5図に示す様に、上記ジヨイントバ
ンド32の両端を連結部33,33にそれぞれ差
し入れて連結し、次いでネツト本体31の内側縁
に沿つて取付けた締付けロープ34の両端を接続
すると共に、本体31外側縁に固着した各フツク
35にゴムバンド36を掛けてネツト本体31を
締め付け、前記ジヨイントバンド32の両端を締
付けロープ34とゴムバンド36に掛止して抜け
止めしている。
第5図に図示した様に、ジヨイントバンド32
の両端は連結部33,33の網目に内側から外側
へ向けて差し込むものであるから、連結部33に
おけるジヨイントバンド32と路面側で重合する
部分33aが、他のネツト面より突出してしまう
ので、使用を重ねると、この重合部分33aが他
の部分より摩耗が早い傾向にあつた。
(技術的課題) 本考案の技術的課題は、連結部におけるジヨイ
ントバンドと路面側で重合する部分の摩耗度を低
くすることである。
(技術的課題を解決する為の手段) 上記した技術的課題を解決する為に本考案が講
ずる手段は、滑り止めネツト本体の一端にネツト
幅方向へ延びるジヨイントバンドを一体に設け、
且つ同滑り止めネツト本体の他端に上記ジヨイン
トバンドの両端をそれぞれに差し入れる連結部を
設けたタイヤ用滑り止めネツトにおいて、上記両
連結部における、ジヨイントバンドと路面側で重
合する部分の幅を、11mm以上19mm以下にしたもの
である。
(作用) 以上の構成によれば、連結部における重合部分
の幅を、従来より広い11mm以上にして、重合部分
の面積を増すと、同部分が路面と接触する面積も
広がり、路面と接触した時に受ける荷重が広い面
積に分散される。
また、重合部分の幅を20mm以上にすると突出量
が過大となつてタイヤ震動が急激に増大する。而
るに、重合部分を19mmに押えると、タイヤ震動が
抑制される。
(効果) 本考案は以上の如きものであるから、連結部に
おける重合部分を形成する部材に加わる面圧加重
が小さくなり、これによつて同重合部分の摩耗度
を低く押えることができるので、上記重合部分の
摩耗が他の部分と差のないものとなり、耐用時間
を従来よりも延すことができる。
また、重合部の幅を、タイヤ振動が発生しない
範囲の限界値である19mm以下に押えたものである
から、走行中に不快な震動を生じることもない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図に示す滑り止めネツトAは、軸材として
高張力の合成樹脂製繊維を用いた帯状のネツト本
体1の一端に、ネツト幅方向へ延びるジヨイント
バンド2を本体1と一体に設けると共に、同本体
1の他端面側部には、他の網目と同様な連結部3
を形成する。また、ネツト本体1両側縁に並設し
た各掛止部1aにはフツク4を固着すると共に、
内側縁のフツク4に沿つて締め付けロープ5を取
付固定する。
前記連結部3,3にはジヨイントバンド2の両
端を内側から差し入れて連結するものであり、こ
の際に、上記連結部3,3における、ジヨイント
バンドと外側で重合する部分である重合部3aの
幅を、他の網目を形成する部分の幅(10mm)より
広い11mmから19mmまでの範囲内、例えば15mm程度
の幅にて形成する。
尚、上記重合部3aの厚さは他の部分と同じ
7.5mm程度にして連結した際の突出量をできるだ
け押える様にする。
上述した滑り止めネツトAの装着方法は従来の
ものと全く同じであるから省略するが、装着後の
連結部3は第2図に示す如く、ジヨイントバンド
2を重合部3aにてカバーした様になり従来の様
に重合部だけがひどく突出した感じではない。
尚、重合部3aの幅は11mm〜19mmの範囲であれ
ば、どの値を取つてもタイヤ震動を発生させるこ
となく耐摩耗性を高められるものであり、また、
重合部3aの形状もできるだけ滑らかな曲面にて
構成した方が上記効果をより高めることが出来る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したタイヤ用滑り止めネ
ツトを示す正面図、第2図はネツト本体両端を連
結した状態を示す正面図、第3図はタイヤ用滑り
止めネツトを装着したタイヤを示す正面図、第4
図は従来のタイヤ用滑り止めネツトを示す正面
図、第5図は同ネツトの両端を連結した状態を示
す正面図である。 図中、A……タイヤ用滑り止めネツト、1……
ネツト本体、2……ジヨイントバンド、3……連
結部、3a……重合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 滑り止めネツト本体の一端にネツト幅方向へ延
    びるジヨイントバンドを一体に設け、且つ同滑り
    止めネツト本体の他端に上記ジヨイントバンドの
    両端をそれぞれに差し入れる連結部を設けたタイ
    ヤ用滑り止めネツトにおいて、上記両連結部にお
    けるジヨイントバンドと路面側で重合する部分の
    幅を、他の網目を形成する部分の巾よりも広く
    し、11mm以上19mm以下にしたタイヤ用滑り止めネ
    ツト。
JP1985118795U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0323363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985118795U JPH0323363Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP1985118795U JPH0323363Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6226205U JPS6226205U (ja) 1987-02-18
JPH0323363Y2 true JPH0323363Y2 (ja) 1991-05-22

Family

ID=31005586

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JP1985118795U Expired JPH0323363Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31

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JP (1) JPH0323363Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5913126U (ja) * 1982-07-20 1984-01-26 朝倉 忠義 眼鏡のケ−ス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5913126U (ja) * 1982-07-20 1984-01-26 朝倉 忠義 眼鏡のケ−ス

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JPS6226205U (ja) 1987-02-18

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