JPH0489367A - ナトリウム―硫黄電池及びその絶縁体と蓋体との接合方法 - Google Patents

ナトリウム―硫黄電池及びその絶縁体と蓋体との接合方法

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JPH0489367A
JPH0489367A JP2201808A JP20180890A JPH0489367A JP H0489367 A JPH0489367 A JP H0489367A JP 2201808 A JP2201808 A JP 2201808A JP 20180890 A JP20180890 A JP 20180890A JP H0489367 A JPH0489367 A JP H0489367A
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ceramics
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政信 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はナトリウム−硫黄電池におけるセラミックス製
絶縁体と金属製蓋体との接合などに用いるセラミックス
と金属との接合部材および接合方法に関するものである
(従来の技術) セラミ、クスと金属とを接合するには、セラミックスと
金属との間にろう材を介在させて該ろう材を液相線温度
以上またはこれに近い温度まで昇温しで加圧接合するの
を普通としていた。
ところが、ナトリウム−硫黄電池におけるセラミックス
製絶縁体と金属製蓋体との接合などにおいては、ろう材
を液相線以上の温度またはその付近の温度まで昇温、加
圧して両者を接合しようとすると、ろう材が完全に液体
状態となっているか液体が極めて多い状態となっている
ので、ろう材が表面張力や接合界面の場所による濡れ易
さの相違により接合界面全体にわたって均一に濡れずに
偏りを生じ、そのため接合界面の接合性能にバラツキを
生ずるという問題があった。また、ろう材が液体状態と
なっていると接合工程の初期段階において治具等の重さ
により接合界面よりろう材が流れ出してしまい、加圧時
には十分なろう材が残っておらず長期間にわたって気密
性を保持できる均一な耐久性の高い接合層が得られない
という問題もあった。そして、いずれの場合においても
不十分な接合部分の気密性が短期間で保持できなくなり
、性能を劣化させる原因ともなっていた。
(発明が解決しようとする課B) 本発明は上記のような従来の問題点を解決してセラミッ
クスと金属との接合界面全体にわたって均一かつ強固に
接合している接合層を有しており、長期間にわたって確
実な気密性を保持することができる安価なセラミックス
と金属との接合部材および接合方法を提供することを目
的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本発明は、セラミ
ックスと金属とが相互間に介在されてろう材中のシリコ
ン粒子が接合時に溶融・晶出されることなく残存してい
るA I−S i系のろう材層をもって接合一体化され
ていることを特徴とするセラミックスと金属との接合部
材を第1の発明とし、セラミックスと金属との間にA 
I−S i系のろう材を介在させて該ろう材を固相線温
度付近に昇温し大部分の固相中に一部液相を発生させた
状態で加圧接合することを特徴とするセラミックスと金
属との接合方法を第2の発明とするものである。
(実施例) 次に本発明を図示のナトリウム−硫黄電池を実施例とし
て詳細に説明する。
(1)は電槽(8)内をナトリウムが充填された内側の
負極室(5)と硫黄が充填された外側の正極室(6)に
区画するβ−アルミナからなる筒状の固体電解質管であ
って、該固体電解質管(1)の上端外周部にはαアルミ
ナからなるリング状をしたセラミックス製絶縁体(2)
が固着されていて該セラミックス製絶縁体(2)が固体
電解質管(1)の上端外周部と電槽(8)の上端の正極
端子(8a)間に下面を前記電槽(8)の上方の内鍔(
9)に支持させた状態で設けられて正負極間の絶縁が図
られている。なお正極端子(8a)の内鍔(9)とセラ
ミックス製絶縁体(2)は後記するろう材層(4)によ
り密封接合されている。また、前記セラミックス製絶縁
体(2)の上面にはアルミニウム合金などの金属製蓋体
(3)が下面周縁をもって載置されていて該セラミック
ス製絶縁体(2)と金属製蓋体(3)とは後記するろう
材層(4)によって密封接合され、セラミックス製絶縁
体(2)と金属製蓋体(3)との密封接合部は負極活物
質であるナトリウムの漏出が防止され、また、負極室(
5)の内部にはアルミニウムよりなる負極端子管(7)
が装着されている。なお、前記ろう材層(4)は第2図
に示されるように、例えばAl−31−Mgに示される
Al−5i系ろう材がアルミニウムまたはアルミニウム
合金の芯材(4b)の両側に配置された構成のろう材で
、粒径が3〜15μm程度の未溶解のシリコン粒子(4
a)が残存しており、僅かに生しるAl、 Mg、 S
iよりなる三元共晶組成の液相が接合界面全体を均一に
濡らすことによってセラミックス製絶縁体(2)に金属
製蓋体(3)を強固に接合している。なおろう材層(4
)は第3図で示されるようにAl−3i系ろう材−層で
もよい。このようなろう材層(4)は第4図の実線で示
されるようにろう材の固相線温度(T1)付近まで昇温
された後その温度を保持し、この状態で加圧接合が行な
われ、その後自然冷却することにより形成される。なお
、本発明において固相線温度付近とは固相線温度より高
い場合の外因相線温度よりわずかに低いろう付は可能な
温度も含み、例えば前記ろう材を88.5重量%のAl
、10重量%のSi、1.5重量%のMgを含有し固相
線温度(’r+)が約560°C1液相線温度(T2)
が約590°Cである場合で、固相線温度(T1)の±
10°Cである約550°C〜570″C程度の範囲内
で加圧接合が行なわれる。また、加圧条件としては約6
kg/am”前後とすることが好ましい。
なお、アルミナからなるセラミックス製絶縁体とAl−
11n系合金(A 3003 )からなる金属製蓋体と
を、固相線温度が560°CのAl−51−Mg系合金
(^110Si−1,5Mg)と両側に配置した構成の
ろう材で接合し、得られたものの耐久性試験を行なった
結果を第1表に示す。耐久性試験は400°CのNa溶
液中に所定時間浸漬した場合、および室温から350°
Cの熱サイクルを所定回数繰り返したものを400°C
のNa溶液中に浸漬した場合の接合界面におけるNa漏
れ数を調べた。
第1表からも明らかなように接合温度が固相線温度の±
lO°Cである550℃〜570°C1特に555℃〜
565°Cの場合に最好な結果が得られた。
第1表 (作用) このように構成されたものは、一般の接合のように液相
線温度(Tz)である590″C付近まで昇温した場合
(第4図の一点鎖線参照)とは異なり、ろう材層(4)
の内部に固相及び未溶解のシリコン粒子(4a)が多く
残存したままで加圧接合されているので、Al−51−
Mgで構成される液相が未溶解のシリコン粒子(4a)
及び固相の間に保持されることとなり、治具等の重さに
よって接合界面より流れ出すことがない。また、接合界
面においても液相が未溶解のシリコン粒子(4a)及び
固相の間に僅かにしかも均一に存在しているので、加圧
接合が接合界面全体にバラツキなく行なわれることとな
り、全体に均一に濡れて強固な耐久性のある接合界面と
なって長期間にわたって気密性を安定して維持できるろ
う材層(4)が得られることとなる。さらに接合界面に
シリコン粒子が均一に多量に存在しているため、Naが
侵入してきた時にNaとSt、^1の化合物ができて侵
入していくと考えられその化合物ができるのに時間を要
し、そのため逆に接合界面の耐久性は向上することとな
る。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、接合部分に
特別な機械的構造的工夫をすることなしにセラミックス
と金属との接合強度が確保でき、また、第2の発明は温
度管理だけの簡単な手数で前記したような効果が期待で
きるのでコストダウンが期待できるものである。
従って、本発明は従来の問題点を一掃したセラミックス
と金属との接合部材および接合方法として、産業の発展
に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の実施例であるナトリウム硫黄電池
を示す一部切欠正面図、第2図は第1図における要部の
拡大断面図、第3図は他の実施例を示す要部の拡大断面
図、第4図は接合工程における経過時間と昇温温度との
関係を示すグラフである。 C2):セラ く ックス製の絶縁体、 (3): 金属製の蓋体、 (4):Al−3t系のろう材層、 (4a) :シリ コ ン粒子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックスと金属とが相互間に介在されてろう材
    中のシリコン粒子が接合時に溶融・晶出されることなく
    残存しているAl−Si系のろう材層をもって接合一体
    化されていることを特徴とするセラミックスと金属との
    接合部材。 2、セラミックスと金属との間にAl−Si系のろう材
    を介在させて該ろう材を固相線温度付近に昇温し大部分
    の固相中に一部液相を発生させた状態で加圧接合するこ
    とを特徴とするセラミックスと金属との接合方法。
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