JPH0485547A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電
子写真装置並びにノアクシミリに関し２゜訂し２くは特
定の構造を＠づるジスアゾ顔料をへ有する感光層を有す
る電子写真感光体と該１［イ写真感光体を備えた電子写
真装置並びにファクシミリに関する。

［従来の技術］ 従来、電子写真感光体としては、セレン、硫化カドミウ
ム、酸化亜鉛などの無機光導電性物質が広く用いられて
いた。

一方、有機光導電性物質からなる電子写真感光体として
はポリ−Ｎ−ビニルカルバゾールに代表される光導電性
ポリマーや２．５−ビス（ｐ−ジエチルアミノフェニル
）−１，３，４−オキサジアゾールのような低分子の有
機光導電性物質を用いたもの、さらにはこのような有機
光導電性物質と各種の染料や顔料を組み合わせたものな
どが知られている。

有機光導電性物質を用いた電子写真感光体は成膜性がよ
く、塗工によって生産できるため、極めて生産性が高く
安価な感光体を提供できる利点を有している。また、使
用する染料や顔料の選択により、感色性を自在にコント
ロールできるなどの利点を有し、これまで、幅広い検討
が成されてきた。特に最近では、有機光導電性染料や顔
料を含有した電荷発生層と前述の光導電性ポリマーや低
分子の有機光導電性物質を含有した電荷輸送層を積層し
た機能分離型感光体の開発により、従来の有機電子写真
感光体の欠点とされていた感度や耐久性に著しい改善が
成されてきた。

アゾ顔料は優れた光導電性を示し、しかも、アゾ成分と
カプラー成分の組み合わせ方で様々な特性を持った化合
物が用意に得られることから、これまでに数多くの化合
物が提案されており、例えば特開昭５４−２２８３４号
公報、特開昭５８７０２３２号公報、特開昭６０−１３
１５３９号公報、特開昭６１−２１５５５６号公報、特
開昭６１、−２４１７６３号公報および特開昭６３−１
５８５６１号公報などすでに公知である。

しかしながら、従来のジスアゾ顔料を用いた電子写真感
光体は、感度や繰り返し使用時の電位安定性の面で必ず
しも十分なものとは言えず、実用化されているのは極く
かな材料のみである。

［発明が解決しようとする課題１ 本発明の目的は新規な光導電性材料を提供すること、実
用的な高感度特性と繰り返し使用における安定な電位特
性を有する電子写真感光体を提供すること、該電子写真
感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリを提供
することにある。

［課題を解決する手段、作用］ 本発明は導電性支持体上に下記一般式（１）で示すジス
アゾ顔料を含有する感光層を有することを特徴とする電
子写真感光体から構成される。

一般式 式中、Ａ　ｒ　＋およびＡ　ｒ　ｚは同一または異なっ
て置換基を有してもよい炭素環式芳香族基または複素環
式芳香族基を表わし、ｘｌおよびＸ２は硫黄原子、スル
ホキシド、スルホンまたはジシアノメチレン基を表わし
、Ｒ，およびＲ２は同一または異なって水素原子、アル
キル基またはシアノ基を表わし、Ａ１およびＡ２は同一
または異なってフェノール性水酸基を有するカプラー残
基を表わす。

具体的にはＡｒ＋およびＡ　ｒ　２における炭素環式芳
香族基としてはベンゼン、ナフタレン、アントラセンな
どの炭素環式芳香族環から水素原子２個を除いた基、複
素環式芳香族基としてはフランビロールカルボン酸、チ
オフェン、ピリジン、ピラジンなとの複素環式芳香族環
から水素原子２個を除いた基が挙げられ、置換基として
はフッ素、塩素、ヨウ素、臭素などのハロゲン原子、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルなどの
アルキル基、メトキシ、エトキシ、プロポキシなどのア
ルコキシ基、フェノキシなどのアリールオキシ基、ニト
ロ基、シアノ基、ジメチルアミノ、ジベンジルアミノ、
ジフェニルアミノ、モルホリノ、ピペリジノ、ピロリジ
ノなどの置換アミノ基が挙げられる。

Ｒ１およびＲ２におけるアルキル基としてはメチル、エ
チル、プロピルなどの基が挙げられる。

Ａ１およびＡ２の表わすフェノール性水酸基を有するカ
プラー残基としては、好ましい例としては、下記一般式
（２）〜（６）で示す残基が挙げられる。

−形成（２）、（３）および（４）中のＹはベンゼン環
ど縮合じて置換基をイ′ｊし２でもよいナフタレ゛、／
環、アントラセン環、カルバゾール環、べ〕。

ズヵルバゾール環、ジベンゾフラン環などの多環芳香環
、ｔ′、たは複素環を形成するに必要な残基を衷ｉ　、
。

一般式（６）中の７２は置換基を有し、でもよい２価の
芳香族炭化水素基ないしは窒素原子を環内に含む２価の
検素■阜基を表１．具体的には０−ツボニーり、・ン、
０−ナフチレン、ベリナフヲーし・ン、１２−アンスリ
［、・ン、３．４−ピラゾールジイル２．３−ピリジン
ジイル、４，５−ピリジンジイル、６．７−・インダゾ
ールジイル、６．７−Ａ−ノリンジイルなどの２価の基
が挙げられる。

形成（２）お４４、びに３）中のＲｇ　−ｔｉ　Ｊ“び
［で。

は水素原子、置換基をＩＴ　Ｌ、てもよいア）［ギル基
、アリール基、アラルＡ“ル都まｌ、−は初累埠基を表
１，７また、Ｉ”ｌｉ　、　、　ｌ’（、はとも１・、
：窒素原子”と結合［１τ′望禦原子を環内に含む環状
アミノ基を形成してもよい。

形成（４）中のＲ、は水素原ｆ、置換基を有してもよい
アルキル基、アリール基、ν”ラノ［キル基または複素
環基を表づ”。

−ｆＩ９式（５）中のＲ＝ｆ；ｊ水素原子、置換基をイ
Ｙし、てもよいアルキル基、アリール基、アラ）Ｌギル
基または複素環〃を表す。

上記表現のアル−ヘール基どし、ではシーヌル、］フイ
ｌゾ「ノビルなどの基、アリーノ１基の具体例、！１．
ではフェコーノ１、ナフノル、アンスリン１などの基、
アラルキル基としではベンジル、フ丁ネ手ルナト′の基
、複素環基と［、て（ゴビリジル、グコニル、カルバゾ
リル、ペンシイミグゾリル、ベニ／ジチア・ゾリノ［な
どの基、窒累原ｆ＝を丁層内に含も環状アミ、）基とし
てけビＶ〕−ル、ビ１−７リン、ビｔ′フｊｌ　９．、
＞ン、ビｖ−１ノドン、インドール、インドリン、カル
バゾールイミダゾ−＝ル、ピラゾール、ピラゾリン、ゴ
キザジン、ノ丁、ノキザジンなどが挙げら第１る。

また置換基と１．ては、フッ素、塩素、ヨウ素、臭素な
どのハロゲン原子、メチル、エチル、プロピルなどのア
ルキル基、メトキシ、ユトキシなどのアノ［二ｌ−ｑシ
基、ジメチルアミノ、シュチルアミノなどのアルキルア
ミノ基、フェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基
、トリフルオロメチルなどのハ℃７メチル基などが挙げ
られる。

形成（２）中のＺｌは＃累完了−またＬＪ硫黄原子を表
し１、ジはＯまたは１の整数である。

また、本発明は感光層が一般式（１）で小４ジスアゾ顔
枳を含有する電償■発勺二層と電伺輸送層の少なくとも
二層からなる請求項１記載の電ｆ′！ｊ］真感光体から
構成される。

なお、−形成（１）中、７〜１、Ａ、が−形成（２）、
（３）または（４）であり、該式中のＹ、がベンゼン環
と縮合し、てベンズカルバゾール環を形成しているカプ
ラー残基である場合の顔料は、その吸収域が近赤外領域
イー１近まで広がるため、半導体１／−ザー用の電荷発
生材料としても好適である。

また、本発明は＠配本発明の電′ｌｔ″−’ｊ真感光体
を備えた電子写真装置から構成される。

また、本発明は前記本発明の１！ｆ写真感光体を備えた
電子写真装置並びにリモー［・端末からの画像情報を受
信する受信手段をｈするノアクシミリから構成される。

以下に本発明の−Ｍ式（１）で示すジスアゾ顔料の代表
的な具体例を列挙（るが、本発明において用いる上記ジ
スアゾ顔料はこれらに限定さ、１＋、るものではない。

例示顔料は、基本型↓ごおいて、変化する部分のみを記
載することで具体的構造を表わすこととづる。

基本型 例示顔料（１） Ｒ　１　、 Ｒ２ ：−■ ｘ，　　．　　Ｘｉ　　：　　−ｓ− Ａｒ ・Ａｒｚ：告 例示顔料（５） Ｒ，　、 Ｒ２ 二一Ｈ ｘＩ ｘ２ ：　−Ｓー Ａ　ｒ　　＋　　・ Ａ　ｒ　２ ・｛ト 例示顔料 Ｒ　ｌ　１ Ｒ２ ：−Ｈ Ｘ ．Ｘ２　＋−Ｓ Ａｒ＋， Ａ　ｒ　ｔ ・４針 例示顔料 Ｌ　・ Ｒ， ：−Ｈ Ｘ ．Ｘ．：−Ｓ− Ｃ．Ｈ． Ａｒ寛・ Ａ　　ｒ　ｚ ・号 例示顔料（３） ＯＨ Ｒ Ｒ２　： ■ Ｘ．．Ｘ２：−Ｓ Ｒｈ Ｒ２ ：　　−ＣＮ ｘ１ ｘ２ ：　−Ｓ− Ａｒ＋ Ａ　ｒ　ｘ ・今 例示顔料 例示顔料（４） Ｒ Ｒ２ ：　　−ＣＮ Ｘ，．Ｘ．：−Ｓ Ａｒ ・全 Ａ　　ｒ　ｔ ・舎 例示顔料 Ｒ Ｒ， ：　　−ＣＮ Ｘ，　、 Ｘ２ ：　　−ＳＯ− Ａｒ Ａ　ｒ　ｘ ・告 例示顔料（１２） Ｒ　１　： Ｈ Ｒ８ ：　　−ＣＮ ｘ１　、 Ｘ２ ：　−Ｓ− Ａ　ｒ　　＋ Ａ　ｒ　ｔ ・イ冫 Ｒ　Ｉ　， Ｒ． 二一■ Ｘ　ｌ　・ Ｘ， Ｓ０ 例示顔料 Ａｒ Ａ　ｒ　ｔ ・｛Ｘ 例示顔料（１３） Ｒ，．Ｒ．：−Ｈ Ｘ Ｘｔ ：　　−ＳＯ− Ａ　ｒ　＋　　． Ａｒ　２ ：−０− Ｒ ：−Ｈ Ｒ２ ：　　−ＣＮ 例示顔料（１０） Ｘ ｘ２ −ＳＯ− Ａ　ｒ　　ｈ Ａｒｍ ・｛Ｘ 例示顔料（１４） Ｒ ，Ｒａ：−Ｈ Ｘ１ 島 ：　　−ＳＯ− Ａ　　ｒ　　＋　　． Ａｒｔ ・Ｋ沢 例示顔料（１１） Ｒ１、 Ｒ２ ＣＮ Ｘ　１、 二　〜ＳＯ Ｉ（２： ：　〜８０２ Ａｒｉ＋ Ａ、　ｒ　２ ・合一・ 例示顔料（１８） 例示顔料（１５） Ａ。

・ＣＮ ＣＨ Ａ　　ｒ　　＋　　、 Ａ　　ｒ　　２ ・号・ Ｉ（２： ｌ ニー８０ 例示顔料（１９） Ａ、、　ｒ　　＋　　、 Ａｒ　２ 天と 例示顔料 Ｒ，、Ｒ，・　−Ｈ Ａｒｔ：鳴 例示顔料（２０） Ａｒ　　２　ニ ド ＳＯ。

Ｒ２： Ｘ、ｌ Ｒ，、Ｒ，ニーＨ ｘ、　　、　　Ｘ、　　：　　−ｓｏ。

例示顔料（１７） 例示顔料（２１） Ｒ１、 ニー１（ ｘ、、　　Ｘ２　：　　−３ｏｗ ＣＮ 島 ：　　−ＳＯ。

例示顔料（２２） 例示顔料（２５） 　ｌ　− Ｒ。

ＣＨ。

ＳＯ。

：　　−ＳＯ Δ　ｒ Ａ、　ｒ　！ ・（ｙ Ａｒ 、ＡｒｚＨは公−・ 例示顔料（２３） 例示顔料（２６） ：　　−ＳＯ。

久 Ａｒ 　　ｒ　２ ・（欧− Ｃ、Ｉｉ。

例示顔料（２７） 例示顔料（２４） ０月 Ｒ ＋　　−ＣＮ Ｘ、　　、　　Ｘ、ｚ　　：　　ＮＣＣＮχ ｒ 　　ｒ　ｚ ・を 例示顔料（２８） 例示顔料（３１） ｐ ニーＣＮ 　ｒ　ｘ ニーＨ Ａ　　ｒ　　＋　　、 　　ｒ　２ ・舎 例示顔料（２９） 、Ｘ２：ＮＣＣＮ χ Ａ　　ｒ　　＋　　％ 　　ｒ　ｘ ：（Ｘ 例示顔料（３２） Ｒ２： ＣＮ ｘｌ　ニ ＮＣ　　ＣＮ χ Ｒ＋　　、Ｒｔ　　ニーＨ Ｘ．　　、　Ｘｉ　　＋　　ＮＣＣＮ χ Ａ　　ｒ　　＋　　・ Ａ　　１７　２ ・（Ｘ ｒ 　　ｒ　ｔ ・（γ 例示顔料（３３） Ｒｔ ニーＨ ：　　−ＳＯ ｒ 　ｒ　ｔ ：舎 例示顔料（３６） ニーＨ ニーＳ Ａ．　ｒ 　ｒ　２ ：号 例示顔料（３４） Ｒ２　： ■ ｘｌ ：　−ＳＯ□ー Ａ　ｒ　　＋ 　　ｒ　２ ・（Ｘ 例示顔料（３７） ニーＨ ニーＳ Ａ　　ｒ　　＋　。

　ｒ　ｔ ：（ト 例示顔料（３５） Ｒ，　　・ ：　　−ＣＮ ｘＩ　・ Ｘ。

ニーＳ Ａｒｔ　、Ａｒｔ　ニー＠）− 例示顔料（３８） ｐ 例示顔料（４０） Ｒ，、Ｒ，ニーＣＮ　　　　　Ｘ Ａｒｔ　、Ａ、ｒａ　：　＋ 例示顔料（３９） 、　ｘ２　二　−３０ Ｐ ＣＮ Ｘ、　　、　Ｘ２　　：　−５Ｏ□ Ａ　丁・　ｒ　　、　　Ａｒ　　２　　：　　−に：）
）−般式（＋、）で示づジスアゾ顔料は、相当するジア
ミンを常法によりテトラゾ化し、アルカリの存在下にカ
プラーと水系でカップリング−するか、テトラゾニウム
塩をポウフッ化塩や塩什！１１！紹衿塩などに変換した
後、Ｎ、Ｎ−ジメ−１′）ｔホルムアミド、ジメヂルス
ルポギシドなどの’＋＋’　ＩＩＩ　Ｍ剤中で酢酸ソー
ダ、トリエチルアミン、Ｎ−メチル千ルホリンなどの塩
基の什在ト、カブ−゛７−どカッブリ゛・・′グするご
とによって容易に合成Ｔ″〜る１、一般式＜１）中のＡ
、、Ａ２が相野なるカプラーであるジスアゾ顔料を合成
する場合は、前述のデトラゾニウム塩１モルに対し、初
めじ一力のカプラー　１モルをカップリングさセ゛、次
いでもう　力のカプラー１モルをカップリングさせて合
成するか、あるいはジアミンの〜方のアミノ基をアセ−
デル基などで保護１４．でおき、こわをジアゾ化し−ブ
】のカプラーをカップリングさせた後、保護基を塩酸な
どで加水分解１１，２、これを再びジアゾ化し、もう一
方のカプラーをカップリングさせて合成］ることがＣき
る。

合成例（例示顔料（１）の合成） ３００　ｒｎ　Ｑビーカ・−（こ水１．５０　ｍ尼、濃
塩酸２０ｍｆｆ　（０，２３モル）と （０，０３２モル）を入れ０℃まで冷却し、亜稙酸ソー
ダ４．６ｇ　（０，０６７モル）を水１゜ｍＪ２に溶か
した液を液温を５℃に保ちながら１０分間で滴下した。

１５分攪拌した後、カーボン濾過Ｌ２、この溶液の中ヘ
ホウフッ化ソー、ダ１０．５ｇ（０，０９６−ｔニル）
を水９０　ｍ　Ｐ　１．−、°とかした液を撹拌］・滴
■・シ、析出［１、たホ・クフッ化塩を濾取；、１、冷
水で洗浄した後アセトーニトリルＴ”洗浄）２１、室温
ズ・滅１−（乾燥し１．た。

収！　１９．２ｇ、収率で〕５．８％ 次番；”：　ｉ　、ｃビーカ一番ごＩ’、）　Ｍ　Ｐ’
　５００口ＩＣを入れ、を溶解し液温を５℃に冷却１、
た後、先に得たポウフッ化塩１２．５ｇ　（０，０２０
七）１暑を１８解し、次いでトリエチルアミン５．１　
ｇ　（０，０５０℃ル暑を５分間で滴１ζＬ、！−，２
時間撹拌Ｉ１、た徒析出し１５−顔料を濾取し２、Ｄ　
Ｍ　ｌ−て・４回、水′ｃ：う回洗浄しまた後凍結乾燥
した１、 収１１１７．ｏｇ、収￥８９．３％ 元票分拍 計算値（％）実測値（％） Ｃ７１，３７ｍ、、４ Ｈ３，７３，７ Ｎ　　　　　　　　　　８．６　　　　　　８．６本発
明の電子写真感光体は、導電性支持体上に一般式（１）
で示すジスアゾ顔料を含有する感光層を有する。感光層
の形態は公知のいかなる形態を取っていてもかまわない
が、一般式（１）で示すジスアゾＨ料を含有する感光層
を電荷発生層とし、これに電荷輸送物質を含有する電荷
輸送層を積層した機能分離型の感光層が特に好ましい。

電荷発生層は、前記のアゾ顔料を適当な溶剤中でバイン
ダー樹脂と共に分散した塗布液を、導電性支持体上に公
知の方法によって塗布することによって形成することが
でき、その膜厚は例えば５μｍ以下、好ましくは０．１
−ＩＬＬｍの薄膜層とすることが望ましい。

この際用いられるバインダー樹脂は、広範な絶縁性樹脂
あるいは有機光導電性ポリマーから選択されるが、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルベンザール、ボリアリレ
ート、ポリカーボネート、ポリエステル、フェノキシ樹
脂、セルロース系樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタンな
どが好ましく、その使用量は電荷発生層中の含有率で８
０重置％以下、好ましくは４０重量％以下である。

また使用する溶剤は前記の樹脂を溶解し、後述の電荷輸
送層や下引層を溶解しないものから選択することが好ま
しい。

具体的には、テトラヒドロフラン、１，４−ジオキサン
などのエーテル類、シクロヘキサノン、メチルエチルケ
トンなどのケトン類、Ｎ、Ｎ−ジメチルホルムアミドな
どのアミド類、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル
類、トルエン、キシレン、り四ロベンゼンなどの芳香族
順、メタノール、エタノール、２−プロパツールなどの
アルコール類、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロル
エチレン、四塩化炭素、トリクロルエチレンなどの脂肪
族ハロゲン化炭化水素類など挙げられる。

電荷輸送層は電荷発生層の上または下に積層され、電界
の存在下電荷発生層から電荷キャリアを受取り、これを
輸送する機能を有している。

電荷輸送層は電荷輸送物質を必要に応じて適当なバイン
ダー樹脂と共に溶剤中に溶解し塗布することによって形
成され、その膜厚は一般的には５〜４０μｍであるが１
５〜３０ＬＬｍが好ましい。

電荷輸送物質は電子輸送性物質と正孔輸送性物質があり
、電子輸送性物質としては、例えば２゜４、．７−ドリ
ニトロフルオレノン、２．４，５゜７−チトラニトロフ
ルオレノン、クロラニル、テトラシアノキノジメタンな
どの電子吸引性物質やこれら電子吸引性物質を高分子化
したものなどが挙げられる。

正孔輸送性物質としてはピレン、アントラセンなどの多
環芳香族化合物、カルバゾール系、インドール系、イミ
ダゾール系、オキサゾール系、チアゾール系、オキサジ
アゾール系、ピラゾール系ピラゾリン系、チアジアゾー
ル系、トリアゾール系化合物などの複素環化合物、ｐ−
ジエチルアミノベンズアルデヒド−Ｎ、Ｎ−ジフェニル
ヒドラゾン、Ｎ、Ｎ−ジフェニルヒドラジノ−３−メチ
リデン−９−エチルカルバゾールなどのヒドラゾン系化
合物、α−フェニル−４’−Ｎ、Ｎ−ジフェニルアミノ
スチルベン、５−　［４−（ジ−ｐ−トリルアミノンベ
ンジリデンＪ　−５Ｈ−ジベンゾ［ａ、ｄｌシクロヘプ
テンなどのスチリル系化合物、ベンジジン系化合物、ト
リアリールメタン系化合物、トリフェニルアミンあるい
は、これらの化合物から成る基を主鎖またはＩＩＩ鎖に
有するポフマー（例えばポリ−Ｎ−ビニルカルバゾール
、ポリビニルアントラセンなど）が挙げられる。

これらの有撮電荷輸送物質の池にセしン、セレン−テル
ル、アモルファスシリコン、硫化カドミウムなどの無情
材料も用いることができる。

また、これらの電荷輸送物質は１種または２種以゛上組
合せて用いることができる。

電荷輸送物質が成膜性を何していないときには適当なバ
インダーを用いる二とができる。気体的には、アクリル
樹脂、ボリアリレート、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリスチレン、アクリロニトリルースチレ〉・コポ
リマー、ポリアクリルアミド、ポリアミド、塩素化ゴム
などの絶縁性樹脂あるいはポリ−Ｎ−ビニルカルバゾー
ル、ポリビニルアントラセンなどの有機光導電性ポリマ
−などが挙げられる。

感光層が形成される導電性支持体と１０、では、例えば
アルミ−、ラム、アルミニーラム合金、銅、亜鉛ステン
レス、バナジウム、（“リブデン、りＶ、１ムヂタ〉・
、−゛ツクール、インジウム、金や白金なＪ−が用いら
れる、１Ｊたこうした金属あるいは合金を、真空蒸着法
によって被膜形成したプラスチック（例えばポリ、エラ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニニル、ポリニーヂ
レ゛／″ｙし・フタレート、アクリル樹脂など）や、導
電性粒子（例えばカーボンブラック、銀粒子なと゛）を
適当なバインダー樹脂と共にブうスーチック」たは金属
基根土に被覆１．た支持体あるいは導電性粒子をプラス
チックや紙に含浸した支持体などを用いることができる
。

導電性支持体と感光層の中間にバリヤー機能ど接置機能
をも）下引き層を設けることもできる。

］・引き層はカセイン、ポリビニルアルコール、ニトロ
セ几１１ＴＩ−ス、ポリアミド（サイｖ４ン６、サイロ
ン６６、）・イｏ　＞６１０、共重合サイＸ′１　ニア
、アル′ニー１キシメダル化ノーイロンなど）、ポリウ
レタン、酸化アルミニウムなど↓、パよって形成できる
。

下引き層の膜厚ｉ′Ｊ５　ｕ　ｍ以下、好ましくは０１
〜・３１−Ｚ　ｍが適当である。

本発明の別の具体例と（９，で、前述のジスアゾ顔料と
電荷輸送物質を同−層番、′含有゛さセた電子写真感光
体を挙げることができる。この際、ｆｉｔ　ＴＩ：■ｗ
Ｉ送物質物質、てポリ−Ｎ−ビニ几ツ７）ｌバゾーノ［
ど［・リニトし７フルオレノンからなる電荷移動錯（本
を用いるごともできる。

この例の電子互真感・光体は、前述のジスアゾ顔料と電
荷移動錯体を適当な樹脂溶湯中ｌ、”分散さ刊だ液を塗
布乾燥しで形成するＪどができる。。

いずれの電子写真感光体番、二おいゴも用いる顔料は一
般式（１）で示づ゛ジスアゾａ料の結晶形は非晶質であ
−）でも結晶質であ〕でもｊ、（、Ｊ、た必要に１１７
１、ｌ、１で一般式（］）で示１ジスアゾ顔寧゛１を２
秤類以Ｌｌ′１み合セたり、公知の電荷発生物質ど組力
合セＴ使用することもＥＴ能である。

本発明のｉｉ　　　真感光体　電　写真複写機用慢るの
力ならず、１／〜ザ　ビームブリ゛ツタＣＲＴプリンタ
ー、ＬＥＤプリンター、液晶プリンター、Ｉ、・−ザー
製版、ファクシミリのプリンターなどの電ｆ′写真応用
分！子にも広く用いることができる。

次に、本発明の電子写真感光体をｇｋＡた電ｒ写真装置
４イ・びにノアクシミリｆｉｒ、−：）いて説明する。

第】図番４二本発明のドラム型感光体を用いｔ〜−８９
的な転写ｉｔ田子写真装置の概略構成を示しｔ、・。

図において、１は像相持体とし、でのドラム型感光体で
あり軸１ａを中心に矢印ブｊ向に所定の周速度で回転駆
動さ第１る。該感光体１はその四転禍稈で帯１月−９２
によりその周面じ■または負の所定電位の均一帯電を９
心づ、次いで露光部：うにで不図示の像露光１′段によ
り光像露光■、（スリット露光・１．・−ザービーム走
蒼露光など）を受ける。

これにより感光体周面に露光イ象に対ｉｔ、し、た静電
潜像が順次形成さｔｌでいく。

その静電潜像は、次いで現像手段４でトジー現像され、
そのドブー現像像が転写手段５により不図示の給紙部か
ら感光体】と転写手段５との間に感光体１０回転とｒｉ
−１１期取りされて給送された転写材Ｐの面に順次転写
さねでい（。

像転写を受けた転写材Ｐは感光体面から分離、きれて像
定着手段８へ導入されて像定着を受けて複写物（：１ビ
ー）として機外ヘブリントアウトされる。

像転写後の感光体１の表面はクリ−シフ１２段６にで転
写残りトナーの除去を受Ｇ′ｊで清浄面什さ第１、前露
光＃’　Ｐ９ニアにより除電処理がされて繰り返しで像
形成に使用さ第１．る。

感光体１の均一帯電１１ｆｌｔ２どし−て−は一１０ノ
帯電装置が一般に広く使用さオド（いる、２また、転写
装置５もニフローノ転￥す段が一舷ζＳ広く使用さねで
いる。

電そ写真装置と１２℃、上述の感光体や現像＋段りリー
＝＝ｙグ手段などの構成要素のりも、複数のものを装置
ユニットとし２て一体に結合Ｉ、で構成し、このユニッ
トを装置本体に対し７て臂脱自在に構成し２ても良い。

例えば、感光体１どクリーニング手段６とを一体化して
ひと′）の装置ユニットとし、装置本体のレールなどの
案内手段を用いて着脱自在の構成にしても良い。このと
き、上記の装置ユニットのほうに帯電手段および／また
は現像手段を伴って構成しても良い。

また、光像露光しは、電子写真装置を複写機やプリンタ
ーとして使用する場合には、原稿からの反射光や透過光
、あるいは、原稿を読み取り信号化し、この信号により
レーザービームの走査、発光ダイオードアレイの駆動、
または液晶シャッタアレイの駆動などにより行われる。

また、ファクシミリのプリンターとして使用する場合に
は、光像露光しは受信データをプリントするための露光
になる。

第２図は、この場合の１例をブロック図で示したもので
ある。

コントローラ１１は画像読取部１０とプリンター１９を
希１卸する。

コントローラ１１の全体はＣＰｔＪ　１７により制（卸
されている。

画像読取部からの読取りデータは、送信回路１３を通し
て相手局に送信される。相手局から受けたデータは受信
画′１８１２を通してプリンター１９に送られる。画像
メモリには所定の画像データが記憶される。プリンタコ
ントローラ１８はプリンター１９を制御している。１４
は電話である。

回線１５から受信された画像（回線を介して接続された
リモート端末からの画像情報）は、受信回路１２で復調
された後、ＣＰＵ１７は画像情報の信号処理を行い順次
画像メモリ１６に格納される。そして、少なくとも１ペ
ージの画像がメモリ１６に格納されると、そのページの
画像記憶を行う。ＣＰＵ１７は、メモリ１６より１ペー
ジの画像情報を読み出しプリンタコントローラ１８に信
号かされた１ページの画像情報を送出する。

プリンタコントローラ１８は、ＣＰ［Ｊ１７からの１ペ
ージの画像情報を受は取るとそのページの画像情報記録
を行うべく、プリンタ１９を制御する。

なお、ＣＰＵ１７は、プリンタ１９にＩる記録中に、次
のページの受信を行っている。

以上のように、画像の受信と記録が行われる。

［実施例］ 実施例１〜１５ アルミ基板上にメトキシメチル化ナイロン（重量平均分
子量３万２千）５ｇとアルコール可溶性共重合ナイロン
（重量平均分子量２万９千）１０ｇをメタノール９５ｇ
に溶解した液をマイヤーバーで塗布し、乾燥後の膜厚が
１μｍの下引き層を形成けな。

次に例示顔料（２）を５ｇをシクロへキサノン９５ｇに
ブチラール樹脂（ブチラール化度６３モル％）を２ｇを
溶かした液に加え、サンドミルで２０時間分散した。こ
の分散液を先に形成した下引き層の上に乾燥後の膜厚が
０．１５μｍとなるようにマイヤーバーで塗布し、乾燥
して電荷発生層を形成した。

次に、下記構造式で示すフルオレン化合物１０ｇをクロ
ロベンゼン８０ｇに溶解し、これを電荷発生層の上に乾
燥後の膜厚が１８μｍとなるようにマイヤーバーで塗布
し、乾燥して電荷輸送層を形成し、実施例１の電子写真
感光体を作成した。

例示顔料（２）に枕えて他の例示顔料を用い、実施例２
〜１５に対応する電子写真感光体を全く同様にして作成
した。

作成した電子写真感光体を川口電機■製、静電複写紙試
験装置Ｍｏｄｅｌ　５Ｐ−４２８を用いて一５ＫＶのコ
ロナ放電で負に帯電し、暗所で１秒間保持した後、ハロ
ゲンランプを用いて照度ｌフルックスで露光し、帯電特
性を評価した。

帯電特性としては、表面電位（■。）と暗所放置後の表
面電位が１／２に減衰するに必要な露光量（Ｅｌ／２）
を測定した。結果を示す。

１　　　　　（２）　　　　　　６９９　　　０．８５
２　　　　　（４）　　　　　　６９８　　　０．８８
とポリカーボネート（重量平均分子量７万５千）（６）
　　　　　　　６９７　　　　１．０２６　　（１７”
） ’？　　　　　２２） ８　　　２　：３ ９２’？ １．３　　　　３４ １．４　　　　３Ｐう １　　！５　　　　　：３　−７ Ｈ：、１例１−・（ｉ 実りも例１に用いたｉ′ゾ顔月をト記横迩式ズ・示ず比
◆；・顔料（Ａ）・＝　（ＩＦ’　）に代スた他は、実
施例１とイく同様に（て電子万真感３１１′体を作成し
、同様に帯電特性を評価１□７た１３結果を小１゜１：
１ｏ較顔＊、４　（Ａ　） ９　１’ ９′７ １−〕８ に　９　）≧ ６９で〕 比較顔料（Ｂ） 比較顔料（Ｃ） 比較顔料（Ｄ　） 比較顔料（Ｅ　） 比較顔料（Ｉ・） ｉ　　　　　（Ａ、　　　　　　６９９　　　１２．３
２　　　　　（Ｂ）　　　　　６９８　　　　　８．７
３　　　　　（Ｃ６９８４ｆ５ ４　　　　　（Ｄ）　　　　　６９８　　　　　９．５
５　　　　　（Ｅ）　　　　　７００　　　　　７．ｉ
＋６　　　　　（Ｆ）　　　　　６９７　　　　１５．
２、゛の結果から、本発明の電ｆ”：’　Ｊに感光体（
」１−分な帯電能と優れた感度を有ケることが分かる。

実施例］、６〜・３０ 実施例１に作成！１、た電子写真感光体を−６５に、　
ＶのＳｏす帯電器、露光光字系、現像器、転写帯電器、
除電露光光学系およびクリ・−ナーを備Ａた電子写真複
写機のシリンダーに貼り付＆づだ。

初期の暗部電位Ｖ　ｌ）ど明部１ｆｔ（◇■１をそわぞ
れ７　０　０　　Ｖ　　、　　　−２００Ｖ　　イーｉ
　　７　１７　　設定　１．、、、、、　　、　　５　
　’千　回繰り返し使用Ｉ、た際の昭部冨（ｒｘの変動
量（八Ｖ　ｏ　）と明部電位の変動量（１へ■１．）を
…ｔｌ　′Ａ′ｊ：、Ｌ　ｆご１、実施例２−□−１５
で作成ｊまた電子写真感光体に一ンし・口′も同様ｆ：
　ｔｌ’価を行）ノ、−０結１１ｊン（〜示オ８なお、
ηイ◇の変動量ｉ；、：、）冒する負記；４は電位の絶
”ｌ　（ＲＸの低１・を）３．　ｔ）Ｌｙ、上記ぢ（１
じ、電位の絶対個の増加４メ；わ４゜ １１−１　　　　　　　　→　Ｉ Ｉ′ｌ　　　　日 Ｉ　Ｂ　　　　　＋　３ １１）　　　　　斗・２゜ ２０　　　　　＋　７ ２１、　　　　−３ 器３　　　　＋　１ ２４、　　　　　＋　２ ２　Ｆ５　　　　〜４ 二Ｈ５１１ −＋〜　２ （；１ ＋　１ ＋　２ ＋ニー３ −＋２ 十５ ２９　　　　　　　　＋１　　　　　　　−３３０　　
　　　　　　＋３　　　　　　　　＋５比較例７〜１２ 比較例１〜６で作成した電子写真感光体を実施例１６と
同じ方法で繰り返し使用時の電位変動量を測定した。結
果を示す。

アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムのアル
ミ面上に膜厚０．５ｕ、ｍのポリビニルアルコールの下
引き層を形成した。この上に実施例１で用いたジスアゾ
顔料の分散液をマイヤーバーで塗布乾燥して、膜厚０．
２μｍの電荷発生層を形成した。

次いで下記構造式のスチリル化合物９．５ｇと７　　　
　　　　　　　＊　　　　　　　　　　＋８　　　　　
　−６２　　　　　　　＋９３９　　　　　　−８５　
　　　　　＋８３１０　　　　　　−５１　　　　　　
　＋４４１１　　　　　　−６９　　　　　　　＋５３
１２　　　　　　−９５　　　　　　　＋４８木は感度
悪（および残留電位が大きく 初期設定できず 上記の結果から、本発明の電子写真感光体は繰り返し使
用時の電位変動が少ないことが分かる。

実施例３１ ポリカーボネート樹脂（数平均分子量５万５千）１０ｇ
をテトラヒドロフラン８０ｇに溶がした液を電荷発生層
の上に塗布乾燥して、膜厚１８μｍの電荷輸送層を形成
した。

作成した電子写真感光体について帯電特性と耐久特性を
実施例１と実施例１６と同じ方法によって測定した。結
果を示す。

■。ニー６９９Ｖ Ｅ１／２：０．８２Ｉ２ｕＸ−８ｅｃ △Ｖ（、：＋２Ｖ ΔＶＬ　ニーＩＶ 実施例３２ 実施例１７で作成した電子写真感光体の電荷発生層と電
荷輸送層を逆の順番で塗布した電子写真感光体を作成し
、実施例１と同じ方法で帯電特性を評価した。ただし、
帯電は正帯電とした。

Ｖ、：＋６９８Ｖ Ｅｌ／２　：　１．０２１２ｕｘ−ｓｅｃ実施例３３ 実施例１９で作成した電荷発生層上に２，４゜７−ドリ
ニトロー９−フルオレノン９，５ｇとポリ−４，４゛−
ジオキシジフェニル−２，２−プロパンカーボネート（
分子量３０万）］、Ｏｇをテトラヒドロフラン９０ｇに
溶解した液をマイヤーバーで塗布乾燥して、膜厚１８μ
ｍの電荷輸送層を形成した。　作成した電子写真感光体
について実施例１と同じ方法で帯電特性を評価した。た
だし、帯電は正帯電とした。

Ｖ、：＋６９８Ｖ Ｅｌ／２　：　２．０３Ｊ２ｕｘ−ｓｅｃ実施例３４ 例示顔料（２８）を０．５ｇをシクロへキサノン９，５
ｇと共にペイントリェイカーで５時間分散した。ここへ
実施例１で用いた電荷輸送材料５ｇとポリカーボネート
樹脂５ｇをテトラヒドロフラン４０ｇに溶かした液を加
え、更に、１時間振とうした。こうして調製した塗布液
をアルミ基板上にマイヤーバーで塗布乾燥して膜厚１８
μｍの感光層を形成した。

作成した電子写真感光体を実施例１と同じ方法で帯電特
性を評価した。帯電は正帯電とした。

Ｖ、：＋６８８Ｖ Ｅｌ／２　：　３．５ｆｆｕｘ−ｓｅｃ［発明の効果］ 本発明の電子写真感光体は、感光層に特定構造のジスア
ゾ顔料を用いたことにより、感光層内部における電荷キ
ャリアの発生効率ないしは注入効率のいずれか一方ある
いは双方が改善され、感度や繰り返し使用時の電位安定
性に優れた特性が得られるという顕著な効果を奏し、更
に、電子写真装置並びにファクシミリに用いて同様の優
れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般的な転写式電子写真装置の概略構成図であ
る。 符号Ｉは像担持体としてのドラム型感光体（本発明の電
子写真感光体）、２はコロナ帯電装置、３は露光部、４
は現像手段、５は転写手段、６はクリーニング手段、７
は前露光手段、８は像定着手段、Ｌは光像露光、Ｐは像
転写を受けた転写材である。 第２区は電子写真装置をプリンターとして使用したファ
クシミリのブロック図である。 符号１０は画像読取部、１１はコントローラー１２は受
信回路、１３は送信回路、１４は電話１５は回線、１６
は画像メモリ、１７はＣＰＵ１８はプリンタコントロー
ラ、１９はプリンターである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電性支持体上に下記一般式（１）で示すジスアゾ
   顔料を含有する感光層を有することを特徴とする電子写
   真感光体。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼（１） 式中、Ａｒ＿１およびＡｒ＿２は同一または異なって置
   換基を有してもよい炭素環式芳香族基または複素環式芳
   香族基を表わし、Ｘ＿１およびＸ＿２は硫黄原子、スル
   ホキシド、スルホンまたはジシアノメチレン基を表わし
   、Ｒ＿１およびＲ＿２は同一または異なって水素原子、
   アルキル基またはシアノ基を表わし、Ａ＿１およびＡ＿
   ２は同一または異なってフェノール性水酸基を有するカ
   プラー残基を表わす。 ２、感光層が一般式（１）で示すジスアゾ顔料を含有す
   る電荷発生層と、電荷輸送層の少なくとも二層からなる
   請求項１記載の電子写真感光体。 ３、請求項１記載の電子写真感光体を備えた電子写真装
   置。 ４、請求項１記載の電子写真感光体を備えた電子写真装
   置およびリモート端末からの画像情報を受信する受信手
   段を有するファクシミリ。