JPH0476853B2 - - Google Patents

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JPH0476853B2
JPH0476853B2 JP19940487A JP19940487A JPH0476853B2 JP H0476853 B2 JPH0476853 B2 JP H0476853B2 JP 19940487 A JP19940487 A JP 19940487A JP 19940487 A JP19940487 A JP 19940487A JP H0476853 B2 JPH0476853 B2 JP H0476853B2
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JP19940487A
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JPS6445236A (en
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Koji Kobayashi
Takeo Yamaguchi
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6445236A publication Critical patent/JPS6445236A/ja
Publication of JPH0476853B2 publication Critical patent/JPH0476853B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B69/00Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for
    • B65B69/0025Removing or cutting binding material, e.g. straps or bands

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は梱包体の開梱方法に係り、詳しくは、
圧縮された段ボール箱などを結束している線材を
巻き取つて、梱包体を開梱するための結束部材の
除去方法に関するものである。
〔従来技術〕
収集された段ボール箱や古紙などは、再生のた
めに製紙工場へ運搬されるが、その際の輪送効率
の向上や取り扱いを容易にするなどのために圧縮
され、かつ、針金や樹脂テープなどで結束され
る。その段ボールなどは製紙工場における溶解用
パルパーへ投入されるが、そこでの撹拌を阻害し
ないようにするため、梱包体から予め結束部材を
除去しておく必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の結束部材を取り除く作業は、主として、
パルパーへの投入直前に行なわれるが、それは、
結束部材を切断する作業と、その結束部材を別途
廃棄するために拾集する作業とからなる。従来は
作業者が針金などの結束部材を工具で一々切断し
ているので、極めて作業能率が悪い。しかも、結
束部材は梱包体の周囲に広がり落ちるので、その
拾集にも手間どる。そのうえ、切断作業や拾集作
業中に結束部材が跳ねるなどすることから、作業
に常時注意を払わなければならない。
このような結束部材を除去する際の問題を解消
する開梱装置の一例として、特開昭60−110633号
公報などに記載されている針金除去装置がある。
その装置では、梱包体を縛つている針金の一部に
フツクを掛け、フツクの反対側で切断したあとの
針金を梱包体から遠ざける方向へ引つ張り、ばら
けた針金を別途回収している。
一方、本出願人は、特願昭62−156006号(特開
昭64−9137号)や特願昭62−156008号(特開昭64
−9139号)などにおいて、叉状爪体を用いて結束
部材を巻き取る開梱方法や装置を提案した。その
方法などの全体の詳細はここでは触れないが、梱
包体を多段状に縛つている結束部材に叉状爪体を
差し込み、叉状爪体の回転によつて結束部材を巻
き取るようにしている。その叉状爪体は昇降する
ようになつていて、梱包体が所定の開梱位置に到
達すると、上方に退避していた叉状爪体が、梱包
体の一側面に接触するようにして降下される。梱
包体を縛つている結束部材に叉状爪体が差し込ま
れると、その叉状爪体が回転され、結束部材が叉
状爪体に巻き取られる。叉状爪体は次々と梱包体
を開梱するので、叉状爪体に巻き取られた結束部
材を除去して、次の開梱に備える必要がある。そ
こで、開梱した梱包体から叉状爪体を退避させる
上昇工程を利用して、叉状爪体が挿通している除
去部材により、巻き取られた結束部材をしごき落
としている。
ところで、上記の巻き取り時には叉状爪体が結
束部材を梱包体の周囲から引き寄せる形態となつ
ていること、また、引き寄せられる結束部材の挙
動が大きく乱れないように、結束部材を叉状爪体
の昇降位置の近傍に設けられた保持装置で案内し
かつ支持するようにしていることなどから、巻き
取り時にかなりの張力が結束部材に作用する。そ
の結果、叉状爪体に巻き取られた結束部材は、か
なり固く叉状爪体に巻き付く。したがつて、叉状
爪体の上昇時に除去部材で結束部材をしごき取る
とき、巻付き力に対抗する大きい力が除去部材や
叉状爪体に作用し、場合によつては結束部材が叉
状爪体からずれないで、除去部材に噛み込むなど
して、結束部材の円滑な除去が阻害される問題が
ある。
本発明は上述の問題を解決するためになされた
もので、その目的は、開梱作業が極めて迅速にな
され、かつ、切断された結束部材を小さくまとめ
ることができること、叉状爪体に巻き取られた結
束部材と迅速かつ確実に除去でき、叉状爪体が次
の開梱動作に円滑に移ることができるようにした
梱包体の開梱方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の梱包体の開梱装置の特徴とするところ
は、第1図に示す梱包体2を押動装置14によつ
て定位置へ幅寄せした後、叉状爪体10を降下さ
せ、梱包体2を多段状に縛つている結束部材4に
叉状爪体10を差し込み、叉状爪体10の回転に
よつて結束部材4を巻き取る梱包体の開梱方法に
適用される。その特徴とするところは、叉状爪体
10により結束部材4を巻き取つた後、その叉状
爪体10を梱包体2の側部で逆回転させて結束部
材4の巻付き力を弱め、その叉状爪体10を上昇
させながら巻き付いた結束部材4を除去するよう
にしたことである。
〔作用〕
梱包体2が搬送装置3の開梱位置7に置かれる
と、押動装置14が梱包体2を押し付け、梱包体
が保持装置18に接触されるまで幅寄せされる。
叉状爪体10が降下して、梱包体2を縛つている
結束部材4に差し込まれる。叉状爪体10が所定
量降下されると回転され、結束部材4が巻き取ら
れる。結束部材4は叉状爪体10の昇降位置の近
傍に設けられた保持装置18で案内かつ支持され
ており、結束部材4に大きい巻き取り張力が作用
する。叉状爪体10に巻き取られた結束部材4は
固く叉状爪体10に巻き付く。結束部材4の巻き
取りが完了すると、叉状爪体10は逆回転され
る。結束部材4が梱包体2の側面に接触して巻き
ぼぐす力が作用し、叉状爪体10に巻き付いた結
束部材の巻付き力は弱められる。所定の逆回転の
後叉状爪体10は上昇され、昇降位置の上部に設
けられた除去部材32を挿通する間に、結束部材
4が叉状爪体10からしごき取られる。その結束
部材4の巻付きは緩められているので、除去部材
32により叉状爪体10から結束部材4は簡単に
外れ、そして叉状爪体10の直下に落下される。
次の梱包体を開梱するとき降下する叉状爪体10
には結束部材4は巻き付いておらず、円滑に次の
動作に移ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、梱包体を結束している針金な
どの結束部材を、叉状爪体の差し込みと回転によ
る簡単な動作で自動的に巻き取れ、開梱作業が極
めて迅速となる。そして、叉状爪体に巻き取られ
た結束部材に大きい巻付き力が生じていても、叉
状爪体が逆回転されるので、その巻付き力は弱め
られ、巻き付ついた結束部材を極めて簡単に叉状
爪体から除去することができる。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。第1図は梱包体の開梱装置1の平面図で、段
ボール箱を押し潰したものや古紙を圧縮したもの
などの梱包体2を移送する搬送装置3、第2図に
示すような梱包体2の周囲を縛つている針金や樹
脂テープなどの結束部材4を切断するための切断
装置5、および結束部材4を巻き取る巻取装置
6、さらには押動装置14や梱包体2の幅寄せ時
の位置を決める保持装置18を備えている。搬送
装置3は、梱包体2を開梱位置7へ移動し、ま
た、開梱物を搬出するパンコンベアなどである。
上記の切断装置5は、パンコンベア3上の梱包体
2を縛つている結束部材4を切断するため、その
梱包体2の搬送方向8に沿つて設置されている。
そして、その搬送方向8に交差する直角方向へ進
退して梱包体2に押付力を作用させ、結束部材4
を切断する切断刃9を有している。巻取装置6
は、パンコンベア3を挟んで上記切断装置5に向
い合うように配置され、結束部材4に差し込まれ
て回転する叉状爪体10を備えている。このよう
な各装置で結束部材4の切断や巻き取りなどの開
梱作業をしやすくするために、梱包体2はその結
束部材4が水平となる姿勢でパンコンベア3上に
載置される。
巻取装置6に設けられた叉状爪体10は上昇ま
たは降下することができ、その叉状爪体10を構
成する爪棒を、梱包体2と結束部材4との間に差
し込み、その叉状爪体10を回転させるとその回
転力により結束部材4を巻き取るようになつてい
る。そのために、叉状爪体10は第3図に示すよ
うに、2本またはそれ以上の数の例えば先端の尖
つた棒状した上下方向へ延びる爪棒10a,10
bを備える。その爪棒10a,10bの端部には
先細状の差込部10Aが形成されており、結束部
材4への差し込みが容易となるように配慮されて
いる。この叉状爪体10を昇降させて梱包体2か
ら退避もしくは接近させる昇降シリンダ11と、
結束部材4を巻き取るための回転モータ12と
が、第4図に示すように設けられる。これらのア
クチユエータは例えば油圧式のものであり、電磁
切換弁などが自動制御されることにより順次作動
する。
切断装置5は結束部材4を切断するためのもの
であり、その切断刃9は梱包体2とほぼ同じ高さ
で、上下何段にも巻き付けられた結束部材4を一
度に切断することができるようになつている。そ
の切断刃9を梱包体2に対して進退させる切断シ
リンダ13が設けられ、切断刃9は梱包体2が開
梱位置7に到達すると進出するように制御され
る。
上記の各装置のほかに、梱包体2を巻取装置6
側へ押し付けるための押動装置14が、第1図に
示すように切断装置5の左右に設置されている。
これは、梱包体2の高さとほぼ同じ押動パツド1
5を備え、押動シリンダ16などで移動する。一
方、巻取装置6側には押動装置14で押し付けら
れた梱包体2に接触する多数のローラ17を備え
た保持装置18が、第5図に示すように取り付け
られている。これは、梱包体2がパンコンベア3
の上で幅寄せの押付力を受けたとき、その梱包体
2の位置を規制する制止装置でもあるが、いずれ
か上下に隣り合うローラ17,17間の空間17
aに1つの結束部材4を第6図のように嵌め、結
束部材4が切断された後叉状爪体10によつて巻
き取られる間、その結束部材4の垂れ下りを防止
して、結束部材4の相互が叉状爪体10で交錯し
ないようにも機能する。すなわち、保持装置18
に対面する側の結束部材4は各ローラ17でほぼ
水平に支持され、巻き取りが極めて円滑となる。
なお、パンコンベア3の下流側にはターンテーブ
ル19〔第1図参照〕が設置され、開梱物がそれ
に載せられて幾つかある図示しないパルパーの1
つに向けて振り分けられながら払い出される。一
方、巻き取られた結束部材4は叉状爪体10から
取り外され、直下のシユート20〔第4図参照〕
から所定位置へ移送される。
上記の巻取装置6の構造を、もう少し詳しく以
下に述べる。第4図に示すように、巻取基台21
に取り付けられた昇降シリンダ11の伸縮によ
り、昇降台車22を巻取基台21に立設されたコ
ラム23に沿つて移動させる構造となつている。
その昇降台車22には、叉状爪体10の回転を可
能にして支持する軸受箱24がブラケツト25,
26を介して取り付けられ、叉状爪体10が回転
モータ12に垂下されている。
そして、上述したコラム23に沿つて叉状爪体
10が昇降し、かつ叉状爪体10自体が正回転お
よび逆回転されるようになつているが、第7図に
示すように、叉状爪体10が降下した状態で叉状
爪体10の回転位置を検出する回転停止位置検出
装置27が設けられている。その検出装置27は
回転する叉状爪体10に対して、非接触式でその
位置を検出するものである。本例では叉状爪体1
0の上部に突起27aが取り付けられ、その突起
27aで光を遮る方式が採用されている。そのた
め、巻取基台21などから張り出されたブラケツ
ト28に、発光部27mと受光部27nとを有す
る光式回転停止位置検出装置が取り付けられてい
る。その突起27aは、叉状爪体10の例えば爪
棒10aを、梱包体2の結束部材4に差し込むこ
とができる位置に対応して設けられている。した
がつて、第8図に示すように、突起27aが発光
部27mからの光を遮つたとき、信号を回転停止
制御装置29へ出力するようになつている。回転
停止制御装置29は図示しない制御箱内に格納さ
れ、後述する油圧回路の回転モータ12の作動を
制御する電磁切換弁38Dの開閉を指令する。
前述したローラ17を備えた保持装置18は、
第5図に示したように叉状爪体10が昇降する位
置を除いて、その叉状爪体10と共に梱包体2に
対面するよう配置されている。したがつて、その
平面的な配置は第9図のようになり、ローラ17
が梱包体2に接触した状態で叉状爪体10による
巻き取りがなされ、その際、結束部材4の上下位
置が保持され、また、梱包体2からの離反が阻止
される。
ところで、上述したコラム23に沿つて叉状爪
体10が昇降し、かつ叉状爪体10自体が回転自
在に取り付けられているが、その叉状爪体10が
昇降するとき通過する挿通孔30の形成された補
助フレーム31が、巻取基台21に設けられてい
る。その補助フレーム31には、叉状爪体10の
下降位置における上端部に対応した位置に、巻き
取られた結束部材4を叉状爪体10から取り外す
除去部材32が設けられている。この除去部材3
2は、例えば第10図a,bに示すような渡し材
33を備えた回転リングである。それぞれの渡し
材33間には空間34が確保され、叉状爪体10
の爪棒10a,10b…が挿通されるようになつ
ている。そして、前述の挿通孔30の形成された
補助フレーム31には、第11図に示すようなリ
ング装着部35が設けられ、除去部材32が脱落
することなく回転するように、当て部材36で支
持されている。
前述した昇降シリンダ11、切断シリンダ13
や押動シリンダ16の作動開始や停止は、図示し
ないリミツトスイツチや圧力スイツチによつて、
梱包体2や各装置における可動部品が所定の位置
へ移動したことを検出することにより、それぞれ
の電磁切換弁を開閉させて自動的になされる。そ
の油圧回路の一例を第12図に示す。昇降シリン
ダ11を例にしてその作動を説明すると、ポンプ
37からの作動油は電磁切換弁38Aの第一ポー
ト38aを通過し、昇降シリンダ11を伸長さ
せ、叉状爪体10を上昇させる。第二ポート38
bを通過する場合には縮小して、叉状爪体10を
結束部材4に差し込むべく降下させる。切断シリ
ンダ13や押動シリンダ16さらには回転モータ
12も同様に作動するようになつている。そし
て、回転モータ12の回路に次のような配慮が施
されている。叉状爪体10によつて結束部材4を
巻き取るのは、いずれの方向の回転によつても可
能であるが、本例では電磁切換弁38Dの第一ポ
ート38eを通過するときとされている。このと
きの作動油供給路39には絞りが介装されておら
ず、作動油は多量に流れて回転モータ12は高速
で駆動される。一方、第二ポート38fを通過す
る作動油供給路40には絞り41が介装されてお
り、作動油の量は抑制されている。したがつて、
回転モータ12は緩慢に駆動され、この逆方向の
ゆつくりした回転で、叉状爪体10に巻き付いた
結束部材の巻きほぐしと、叉状爪体10の位置調
整がなされる。その位置調整においては、前述し
た回転停止制御装置29からの信号で電磁切換弁
38Dが中立のポートに戻されると、回転モータ
12は直ちに停止することができる。なお、その
絞り41には逆止弁42が併設されており、高速
回転時の作動油の流れが阻害されないようになつ
ている。
以上述べたような構成によれば、次のように作
動されて、梱包体2の結束部材4を切断し巻き取
ることができる。運搬されてきた梱包体2は結束
部材4によつて縛られた状態でパンコンベア3に
載置される。その際、梱包体2は、その結束部材
4が水平となるような姿勢とされる。開梱位置7
における切断装置5の切断刃9や押動装置14の
押動パツド15はパンコンベア3上から退避さ
れ、巻取装置6の叉状爪体10が上昇した状態で
パンコンベア3が駆動される。梱包体2が開梱位
置7に到達するとリミツトスイツチが動作して、
パンコンベア3が停止される。押動装置14の押
動シリンダ16が伸長され、押動パツド15が梱
包体2を巻取装置6の方向へ幅寄せするように押
し付ける。梱包体2が保持装置18のローラ17
に接触すると、梱包体2がリミツトスイツチを動
作させ、押動シリンダ16の伸長が停止される。
巻取装置6の昇降シリンダ11が縮小され、叉状
爪体10が第13図の実線で示す状態から二点鎖
線で示すように全段の結束部材4a〜4dに差し
込まれる。叉状爪体10が所望位置まで降下する
と、リミツトスイツチの動作により昇降シリンダ
11の縮小作動が停止され、叉状爪体10も止ま
る。その停止信号を受けて切断装置5の切断シリ
ンダ13が伸長され、切断刃9が進出して結束部
材4を切断する。結束部材4は梱包体2の周囲で
バラバラになるが、巻取装置6側では保持装置1
8のローラ17により支持され、叉状爪体10で
の巻き取り中の結束部材4の交鎖は回避される。
切断刃9が所定量進出したことをリミツトスイツ
チで検出すると、切断シリンダ13の伸長が停止
され、切断刃9の進出が止められる。直ちに、切
断シリンダ13の縮小で切断刃9は後退し、所定
の位置で停止される。このとき、押動装置16の
押動パツド15も後退される。切断刃9の後退と
同時に巻取装置6の回転モータ12が駆動され、
予め決められた一定の時間高速で叉状爪体10が
回転され、第14図のように各位置で結束部材4
を巻き取ると、その後巻き取りが停止される。保
持装置18のローラ17が結束部材4をガイドし
ながら巻き取るので、結束部材4が跳ねたり絡み
合うのが防止される。その際、結束部材4に大き
い巻き取り張力が作用するので、叉状爪体10に
巻き取られた結束部材4は固く叉状爪体10に巻
き付く。巻き取りが完了すると、電磁切換弁38
Dが第二ポート38fとされる。回転モータ12
が逆回転を始めるが、その回転速度は巻き取り時
の回転よりもやや遅くされている。タイマによる
時間計測や予め決められている逆回転数が検出さ
れるまでの間に、結束部材4が梱包体2の側面に
接触しながら巻きぼぐされ、叉状爪体10に巻い
付いた結束部材の巻付き力は弱められる。所定の
巻きほぐしの後さらに逆回転が維持され、叉状爪
体10の回転位置が変えられる。巻きほぐしの間
無視されていた叉状爪体10の回転位置検出機能
が回復され、回転停止位置検出装置27におい
て、叉状爪体10の突起27aによる光の遮断を
検出し、回転停止制御装置29から電磁切換弁3
8Dの中立復帰指令信号が出力される。叉状爪体
10は緩慢な回転であるので、作動油の遮断で直
ちに停止し、その爪棒10aを、梱包体2の結束
部材4に差し込むことができる位置とすることが
できる。このような作動によつて、叉状爪体10
は次の梱包体2を開梱するにあたり、その結束部
材4に確実に差し込むことが可能となる。したが
つて、作業者によつて叉状爪体10の回転位置を
変えるような作業は不要となり、開梱作業を機械
的にしかも自動的に進めることができる。なお、
結束部材4を巻きほぐすための逆回転速度は、巻
き取り時の速度と同一としておいてもよいが、爪
棒10aの位置調整においては回転速度を落とす
必要がある。そのような場合には第15図に示す
ように、回転モータ12の回転方向を正逆変える
ことができるのみならず、爪棒10aの位置調整
のために、一方の作動油供給回路40に絞り43
を備えた少量供給ポート44および絞りを備えな
い多量供給ポート45を備えた電磁切換弁46を
設けておけばよい。
最後に、昇降シリンダ11が伸長して叉状爪体
10が梱包体2の上方まで上昇される。このと
き、叉状爪体10が第11図に示す補助フレーム
31の挿通孔30を通過する。この挿通孔30に
除去部材32があり、叉状爪体10に巻き取られ
た結束部材4が渡し材33と周囲のリング面部4
7でしごき取られ、巻き取り塊となつて外され
る。結束部材4は落下し、叉状爪体10は結束部
材4が付着していない状態で待機する。したがつ
て、次の梱包体を開梱するとき降下する叉状爪体
10には結束部材4は巻き付いておらず、円滑に
次の動作に移ることができる。なお、除去部材3
2は叉状爪体10の各爪棒を挿通しかつ回転可能
であることから、叉状爪体10が回転中は共に回
転し、叉状爪体10が昇降するときは停止してい
る。巻き取り塊はシユート20に落ちて、廃棄場
へ搬出される。ちなみに、開梱された梱包体2は
結束部材4の巻きほぐしが完了した後、パンコン
ベア3で搬出されるので、爪棒10aの位置調整
後もしくは結束部材4の除去操作の後のいずれで
あつてもよい。
なお、以上の説明では、切断装置によつて結束
部材を切断するようにしているが、結束部材を巻
き取る前に叉状爪体の回転力で切断することがで
きる場合には、切断刃による切断工程は必要でな
い。また、叉状爪体の停止位置調整動作は結束部
材の巻き付きを緩めた直後、すなわち、叉状爪体
が降下していて上昇を始める前に行なつている
が、叉状爪体から結束部材を除去部材でしごき落
とした後、叉状爪体が最上位置にあるところで、
回転モータを再度駆動して、爪棒の位置調整をす
るようにしてもよい。その場合には回転停止位置
検出装置は、第7図の一点鎖線で示すようにコラ
ム23の上部あたりに設置すればよい。要する
に、叉状爪体の爪棒の位置調整は、次の梱包体の
結束部材に差し込む前に行なわれていればよい。
以上述べた実施例の説明から判るように、梱包
体を縛つていた結束部材は叉状爪体に巻き取ら
れ、嵩の低い小さいものにまとめられる。そし
て、叉状爪体に巻き取られた結束部材は、叉状爪
体に固く巻き付ついていても、叉状爪体が逆回転
されるのでその巻き付きが緩められ、叉状爪体の
上昇に伴つて除去部材で簡単にしごき落とされ、
順次運び込まれた梱包体の結束部材を連続して除
去することができる。しかも、巻きほぐし時の回
転を停止するときもしくは停止した後、叉状爪体
のいずれかの爪棒は、梱包体の結束部材に差し込
むことができる位置に設定されるので、次の梱包
体の結束部材に確実に叉状爪体を差し込むことが
でき、円滑な開梱作業を進めることができる。そ
して、作業者が梱包体の前で直接作業しなくて
も、連続して機械的に開梱することができ、作業
者の安全の確保と作業能率の向上が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される開梱位置の一例の
平面図、第2図は結束部材で縛られた梱包体の斜
視図、第3図は叉状爪体の概略図、第4図は梱包
体開梱装置の正面図、第5図は第4図の−線
矢視図、第6図は梱包体に接触する保持装置のロ
ーラが結束部材を支持している様子を示す概略
図、第7図は叉状爪体が下降もしくは上昇した位
置における回転停止位置検出装置の取付図、第8
図は叉状爪体に取り付けられた突起が発光部から
の光を遮つている状態図、第9図はローラがガイ
ドする結束部材を叉状爪体が巻き取つている様子
を示す平面的概略図、第10図a,bは除去部材
の一例である回転リングの平面図、第11図は叉
状爪体が除去部材に嵌り込んでいる状態の断面
図、第12図は油圧シリンダなどのアクチユエー
タを作動させる油圧回路図、第13図は叉状爪体
が降下して結束部材に差し込まれている作動説明
図、第14図は叉状爪体が結束部材を巻き取つて
いる状態の要部図、第15図は油圧回路の異なる
例である。 2……梱包体、4,4a〜4d……結束部材、
10……叉状爪体、12……回転モータ、14…
…押動装置、32……除去部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 梱包体を押動装置によつて定位置へ幅寄せし
    た後、叉状爪体を降下させ、梱包体を多段状に縛
    つている結束部材に叉状爪体を差し込み、叉状爪
    体の回転によつて結束部材を巻き取る梱包体の開
    梱方法において、 上記叉状爪体により結束部材を巻き取つた後、
    その叉状爪体を梱包体の側部で逆回転させて結束
    部材の巻付き力を弱め、 その叉状爪体を上昇させながら巻き付いた結束
    部材を除去することを特徴とする梱包体の開梱方
    法。
JP19940487A 1987-08-10 1987-08-10 Method for opening package Granted JPS6445236A (en)

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