JPH0575619B2 - - Google Patents
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- JPH0575619B2 JPH0575619B2 JP62156005A JP15600587A JPH0575619B2 JP H0575619 B2 JPH0575619 B2 JP H0575619B2 JP 62156005 A JP62156005 A JP 62156005A JP 15600587 A JP15600587 A JP 15600587A JP H0575619 B2 JPH0575619 B2 JP H0575619B2
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- package
- cutting
- binding member
- conveyor
- unpacking
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B69/00—Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for
- B65B69/0025—Removing or cutting binding material, e.g. straps or bands
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は梱包体の開梱装置に係り、詳しくは、
圧縮された段ボール箱などを結束して線材を切断
および巻き取つて、梱包体を開梱するための装置
に関するものである。
圧縮された段ボール箱などを結束して線材を切断
および巻き取つて、梱包体を開梱するための装置
に関するものである。
収集された段ボール箱や古紙などは、再生する
ために製紙工場へ運搬されるが、その際の輸送効
率の向上や取り扱いを容易にするなどのために圧
縮され、かつ、針金や樹脂テープなどで結束され
る。その段ボールなどは製紙工場におけるパルパ
ーすなわち溶解槽へ投入されるが、そこでの半流
動状態もしくは流動状態での攪拌を阻害しないよ
うにするため、梱包体から予め結束部材を除去し
ておく必要がある。
ために製紙工場へ運搬されるが、その際の輸送効
率の向上や取り扱いを容易にするなどのために圧
縮され、かつ、針金や樹脂テープなどで結束され
る。その段ボールなどは製紙工場におけるパルパ
ーすなわち溶解槽へ投入されるが、そこでの半流
動状態もしくは流動状態での攪拌を阻害しないよ
うにするため、梱包体から予め結束部材を除去し
ておく必要がある。
上述の結束部材を取り除く作業は、主として、
パルパーへの投入直前に行われるが、それは、結
束部材を切断する作業と、その結束部材を別途廃
棄するために拾集する作業とからなる。従来は作
業者が針金などの結束部材を工具でいちいち切断
しているので、極めて作業効率が低い。しかも、
結束部材は梱包体の周囲に広がり落ちるので、そ
の拾集にも手間をとる。そのうえ、切断作業や収
集作業中に結束部材が跳ねるなどすることから、
作業に常時注意を払わなければならない問題があ
る。
パルパーへの投入直前に行われるが、それは、結
束部材を切断する作業と、その結束部材を別途廃
棄するために拾集する作業とからなる。従来は作
業者が針金などの結束部材を工具でいちいち切断
しているので、極めて作業効率が低い。しかも、
結束部材は梱包体の周囲に広がり落ちるので、そ
の拾集にも手間をとる。そのうえ、切断作業や収
集作業中に結束部材が跳ねるなどすることから、
作業に常時注意を払わなければならない問題があ
る。
ところで、特開昭60−110634号公報には、針金
により周囲を水平に取り巻くようにして縛られた
梱包体をコンベア上に置いて開梱するため、その
針金を側方から進出する切断機によつて切断する
ことができるようにした針金切断装置が記載され
ている。
により周囲を水平に取り巻くようにして縛られた
梱包体をコンベア上に置いて開梱するため、その
針金を側方から進出する切断機によつて切断する
ことができるようにした針金切断装置が記載され
ている。
その切断機は、上下に往復変位して相互に摺動
する二枚の鋸歯状の歯列板を備え、梱包体の側面
に進退可能に配置される。そして、その歯列板を
梱包体の側面に押し付け、一方の歯列板を上下動
させるようにして、結束部材である針金を切断し
ている。
する二枚の鋸歯状の歯列板を備え、梱包体の側面
に進退可能に配置される。そして、その歯列板を
梱包体の側面に押し付け、一方の歯列板を上下動
させるようにして、結束部材である針金を切断し
ている。
このようにして、針金を切断することができる
ようになつているが、その直後に梱包体の周囲に
残る針金を除去する際の動作を円滑にするため
に、梱包体の角部などに食い込んでいる針金を緩
めておく必要がある。そのため、梱包体の切断側
の前後の角部近傍で緩め装置によつて針金を挟持
して引き離しておき、切断側とは反対の梱包体の
側面にフツクなどを進出させ、切断した各針金を
ひつかける。この状態で、フツクを梱包体から離
反する方向へ変位させ、針金を引き取りながら、
回収するようにしている。
ようになつているが、その直後に梱包体の周囲に
残る針金を除去する際の動作を円滑にするため
に、梱包体の角部などに食い込んでいる針金を緩
めておく必要がある。そのため、梱包体の切断側
の前後の角部近傍で緩め装置によつて針金を挟持
して引き離しておき、切断側とは反対の梱包体の
側面にフツクなどを進出させ、切断した各針金を
ひつかける。この状態で、フツクを梱包体から離
反する方向へ変位させ、針金を引き取りながら、
回収するようにしている。
このような針金切断装置においては、結束部材
を切断する切断装置の構造が複雑であり、変形し
やすい梱包体の側面で確実な切断を達成させるた
めには、十分な切断時間の確保もしくは切断検出
装置または切断確認作業が必要とされ、針金切断
装置の機構上の高級化や作業員の配置が余儀なく
される欠点がある。
を切断する切断装置の構造が複雑であり、変形し
やすい梱包体の側面で確実な切断を達成させるた
めには、十分な切断時間の確保もしくは切断検出
装置または切断確認作業が必要とされ、針金切断
装置の機構上の高級化や作業員の配置が余儀なく
される欠点がある。
また、結束部材の回収のために、フツクで掴み
かつ引つ張る動作が必要であり、そのためのスペ
ースが、梱包体の非切断側の側方に必要とされ
る。また、引つ張られた結束部材は切断された多
数本の状態にあり、それらを小さくまとめる作業
を別途行わなければならない。したがつて、針金
切断装置の設置や針金の減容化処理のための広い
場所が必要とされ、設備全体の大型化をきたし、
さらには、廃棄処理の手間などを要する欠点があ
る。
かつ引つ張る動作が必要であり、そのためのスペ
ースが、梱包体の非切断側の側方に必要とされ
る。また、引つ張られた結束部材は切断された多
数本の状態にあり、それらを小さくまとめる作業
を別途行わなければならない。したがつて、針金
切断装置の設置や針金の減容化処理のための広い
場所が必要とされ、設備全体の大型化をきたし、
さらには、廃棄処理の手間などを要する欠点があ
る。
本発明は上述の問題を解決するためになされた
もので、その目的は、梱包体を縛つている結束部
材を簡素な構成の切断装置によつて確実に短い時
間で切断することができ、開梱作業が極めて迅速
になされること、切断された結束部材を小さくま
とめることができ、作業者が梱包体の前で直接作
業するのを回避して、機械的に開梱し迅速に搬出
できるようにすること、結束部材の切断後に梱包
体の角部などに食い込んだ結束部材を敢えて緩め
ておく必要がなく、したがつて、緩め装置などを
使用しなくてもよいようにすること、加えて、設
置場所を広く必要としなくて開梱作業の全体の自
動化やコンパクト化を図りやすくすること、を実
現した梱包体の開梱装置を提供することである。
もので、その目的は、梱包体を縛つている結束部
材を簡素な構成の切断装置によつて確実に短い時
間で切断することができ、開梱作業が極めて迅速
になされること、切断された結束部材を小さくま
とめることができ、作業者が梱包体の前で直接作
業するのを回避して、機械的に開梱し迅速に搬出
できるようにすること、結束部材の切断後に梱包
体の角部などに食い込んだ結束部材を敢えて緩め
ておく必要がなく、したがつて、緩め装置などを
使用しなくてもよいようにすること、加えて、設
置場所を広く必要としなくて開梱作業の全体の自
動化やコンパクト化を図りやすくすること、を実
現した梱包体の開梱装置を提供することである。
本発明は、梱包体の周囲を縛つている結束部材
を切断し、その結束部材を除去して梱包体を開梱
することができるようになつている梱包体の開梱
装置に適用される。
を切断し、その結束部材を除去して梱包体を開梱
することができるようになつている梱包体の開梱
装置に適用される。
その特徴とするところは、第1図に示すよう
に、梱包体2を開梱装置7へ移動しまた開梱物を
搬出する搬送コンベア3と、その搬送コンベア3
上の梱包体2を、その搬送方向8に交差する方向
へ押し付けるための押動装置14と、その搬送コ
ンベア3上の梱包体2を縛つている結束部材4を
切断するため、搬送方向8に交差する方向へ進退
して結束部材4を切断する切断刃9を有する切断
装置5と、梱包体2を縛つている結束部材4を巻
き取るため、搬送コンベア3を挟んで切断装置5
に向かい合うように配置され、結束部材4に差し
込まれて回転する叉状爪体10を有する巻取装置
6と、梱包体2に接触し、梱包体2の搬送方向8
に沿つて巻取装置6と同じ側に配置され、結束部
材4が切断される梱包体2を定位置に保持してお
く梱包体定位置保持装置18とを備えている。
に、梱包体2を開梱装置7へ移動しまた開梱物を
搬出する搬送コンベア3と、その搬送コンベア3
上の梱包体2を、その搬送方向8に交差する方向
へ押し付けるための押動装置14と、その搬送コ
ンベア3上の梱包体2を縛つている結束部材4を
切断するため、搬送方向8に交差する方向へ進退
して結束部材4を切断する切断刃9を有する切断
装置5と、梱包体2を縛つている結束部材4を巻
き取るため、搬送コンベア3を挟んで切断装置5
に向かい合うように配置され、結束部材4に差し
込まれて回転する叉状爪体10を有する巻取装置
6と、梱包体2に接触し、梱包体2の搬送方向8
に沿つて巻取装置6と同じ側に配置され、結束部
材4が切断される梱包体2を定位置に保持してお
く梱包体定位置保持装置18とを備えている。
梱包体2が搬送コンベア3に乗載せれ、開梱位
置7まで移動して停止すると、押動装置14が梱
包体2を巻取装置6の方向へ押し付け、梱包体2
が梱包体定位置保持装置18によつて位置決めさ
れる。叉状爪体10が降下して、梱包体2を縛つ
ている結束部材4に差し込まれる。切断装置5の
切断刃9が搬送方向8に交差するように進出し、
結束部材4が切断される。その切断刃9の進出に
よつても梱包体2が巻取装置6の方向へ押し付け
られるが、その切断力も梱包体定位置保持装置1
8によつて受け止められ、梱包体2の位置や姿勢
の安定が図られる。その状態で叉状爪体10が回
転され、結束部材4が巻き取られる。最後に、叉
状爪体10が上昇し、開梱物は搬送コンベア3に
よつて搬出される。
置7まで移動して停止すると、押動装置14が梱
包体2を巻取装置6の方向へ押し付け、梱包体2
が梱包体定位置保持装置18によつて位置決めさ
れる。叉状爪体10が降下して、梱包体2を縛つ
ている結束部材4に差し込まれる。切断装置5の
切断刃9が搬送方向8に交差するように進出し、
結束部材4が切断される。その切断刃9の進出に
よつても梱包体2が巻取装置6の方向へ押し付け
られるが、その切断力も梱包体定位置保持装置1
8によつて受け止められ、梱包体2の位置や姿勢
の安定が図られる。その状態で叉状爪体10が回
転され、結束部材4が巻き取られる。最後に、叉
状爪体10が上昇し、開梱物は搬送コンベア3に
よつて搬出される。
本発明によれば、押動装置と梱包体定位置保持
装置によつて、搬送コンベア上の梱包体の位置や
姿勢の安定がとられ、梱包体を結束している針金
などの結束部材が切断刃で円滑に切断される。そ
して、叉状爪体の差し込みと回転により簡単な動
作で巻き取られ、開梱作業が極めて迅速となる。
切断装置や押動装置さらには巻取装置や梱包体定
位置保持装置は梱包体の搬送の邪魔にならない位
置にあつて、連続して開梱作業を行うことができ
る。梱包体定位置保持装置により安定した状態に
ある梱包体からは、切断された結束部材が叉状爪
体によつて確実に巻き取られ、嵩の低い小さいも
のにまとめられる。また、作業者が梱包体の前で
直接作業しなくて済み、作業中に注意を払うこと
も少なく処理能率が向上する。さらに、結束部材
の緩め装置も必要がなく、開梱装置全体の小型化
や自動化を図ることが容易となる。
装置によつて、搬送コンベア上の梱包体の位置や
姿勢の安定がとられ、梱包体を結束している針金
などの結束部材が切断刃で円滑に切断される。そ
して、叉状爪体の差し込みと回転により簡単な動
作で巻き取られ、開梱作業が極めて迅速となる。
切断装置や押動装置さらには巻取装置や梱包体定
位置保持装置は梱包体の搬送の邪魔にならない位
置にあつて、連続して開梱作業を行うことができ
る。梱包体定位置保持装置により安定した状態に
ある梱包体からは、切断された結束部材が叉状爪
体によつて確実に巻き取られ、嵩の低い小さいも
のにまとめられる。また、作業者が梱包体の前で
直接作業しなくて済み、作業中に注意を払うこと
も少なく処理能率が向上する。さらに、結束部材
の緩め装置も必要がなく、開梱装置全体の小型化
や自動化を図ることが容易となる。
以下に本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。第1図は開梱装置1の平面図で、段ボール箱
を押し潰したものや古紙を圧縮したものなどの梱
包体2を移送する搬送コンベア3、第2図に示す
ような梱包体2の周囲を縛つている針金や樹脂テ
ープなどの結束部材4を切断するための切断装置
5、および結束部材4を巻き取る巻取装置6を備
えている。なお、梱包体2は、トラツク輸送など
においてその輸送効率を高めると共に取り扱いが
容易な荷姿とするために結束されている。
る。第1図は開梱装置1の平面図で、段ボール箱
を押し潰したものや古紙を圧縮したものなどの梱
包体2を移送する搬送コンベア3、第2図に示す
ような梱包体2の周囲を縛つている針金や樹脂テ
ープなどの結束部材4を切断するための切断装置
5、および結束部材4を巻き取る巻取装置6を備
えている。なお、梱包体2は、トラツク輸送など
においてその輸送効率を高めると共に取り扱いが
容易な荷姿とするために結束されている。
上記の搬送コンベア3は、梱包体2を開梱位置
7へ移動し、また、開梱物を搬出するパンコンベ
アなどである。切断装置5は、搬送コンベア3上
の梱包体2を縛つている結束部材4を切断するた
め、その梱包体2の搬送方向8に沿つて設置され
ている。そして、その搬送方向8に交差する方向
例えば直角方向へ進退して結束部材4を切断する
切断刃9を有している。また、巻取装置6は、搬
送コンベア3を挟んで上記切断装置5に向い合う
ように配置され、結束部材4に差し込まれて回転
する叉状爪体10を備えている。このようなそれ
ぞれの装置で結束部材4の切断や巻き取りなどの
開梱作業をしやすくするために、梱包体2はその
結束部材4が水平となる姿勢で搬送コンベア3上
に載置される。
7へ移動し、また、開梱物を搬出するパンコンベ
アなどである。切断装置5は、搬送コンベア3上
の梱包体2を縛つている結束部材4を切断するた
め、その梱包体2の搬送方向8に沿つて設置され
ている。そして、その搬送方向8に交差する方向
例えば直角方向へ進退して結束部材4を切断する
切断刃9を有している。また、巻取装置6は、搬
送コンベア3を挟んで上記切断装置5に向い合う
ように配置され、結束部材4に差し込まれて回転
する叉状爪体10を備えている。このようなそれ
ぞれの装置で結束部材4の切断や巻き取りなどの
開梱作業をしやすくするために、梱包体2はその
結束部材4が水平となる姿勢で搬送コンベア3上
に載置される。
巻取装置6に設けられた叉状爪体10は上昇ま
たは降下することができ、その叉状爪体10を構
成する爪を、梱包体2と結束部材4との間に差し
込み、その叉状爪体10を回転させるとその回転
力により結束部材4を巻き取るようになつてい
る。そのために、叉状爪体10は第3図に示すよ
うに、二本またはそれ以上の数の例えば先端の尖
つた棒状した上下方向へ伸びる爪10a,10
b・・からなる。
たは降下することができ、その叉状爪体10を構
成する爪を、梱包体2と結束部材4との間に差し
込み、その叉状爪体10を回転させるとその回転
力により結束部材4を巻き取るようになつてい
る。そのために、叉状爪体10は第3図に示すよ
うに、二本またはそれ以上の数の例えば先端の尖
つた棒状した上下方向へ伸びる爪10a,10
b・・からなる。
この叉状爪体10を昇降させて梱包体2から退
避もしくは接近させる昇降シリンダ11と、結束
部材4を巻き取るための回転モータ12とが、第
4図に示すように設けられる。これらのアクチユ
エータは例えば油圧式のものであり、電磁切換弁
などがシーケンス制御されることにより、自動的
に作動する。
避もしくは接近させる昇降シリンダ11と、結束
部材4を巻き取るための回転モータ12とが、第
4図に示すように設けられる。これらのアクチユ
エータは例えば油圧式のものであり、電磁切換弁
などがシーケンス制御されることにより、自動的
に作動する。
切断装置5は主として結束部材4を切断するた
めのものであるが、梱包体2を巻取装置6の位置
する方向へ押し付ける機能をも有する。その切断
刃9は梱包体2とほぼ同じ高さであり、上下何段
にも巻き付けられた結束部材4を一度に切断する
ことができるようになつている。その切断刃9を
梱包体2に対して進退させる切断シリンダ13が
設けられ、切断刃9は梱包体2が開梱位置に到達
すると進出するように制御される。なお、切断刃
9を叉状爪体10から最も遠い位置としておく
と、叉状爪体10による巻き取りが結束部材4の
中央からなされ、最短時間で巻き取りを完了する
ことができる。
めのものであるが、梱包体2を巻取装置6の位置
する方向へ押し付ける機能をも有する。その切断
刃9は梱包体2とほぼ同じ高さであり、上下何段
にも巻き付けられた結束部材4を一度に切断する
ことができるようになつている。その切断刃9を
梱包体2に対して進退させる切断シリンダ13が
設けられ、切断刃9は梱包体2が開梱位置に到達
すると進出するように制御される。なお、切断刃
9を叉状爪体10から最も遠い位置としておく
と、叉状爪体10による巻き取りが結束部材4の
中央からなされ、最短時間で巻き取りを完了する
ことができる。
上記の各装置のほかに、搬送コンベア3上の梱
包体2をその搬送方向8に交差する方向、すなわ
ち、巻取装置6が配置されている方向へ押し付け
るための押動装置14が、第1図に示すように切
断装置5の左右に設置されている。これは、梱包
体2の高さとほぼ同じ押動パツド15を備え、押
動シリンダ16などで移動する。
包体2をその搬送方向8に交差する方向、すなわ
ち、巻取装置6が配置されている方向へ押し付け
るための押動装置14が、第1図に示すように切
断装置5の左右に設置されている。これは、梱包
体2の高さとほぼ同じ押動パツド15を備え、押
動シリンダ16などで移動する。
一方、巻取装置6の側には、押動装置14で押
し付けられた梱包体2に接触し、梱包体2の搬送
方向8に沿つて巻取装置6と並ぶように配置され
た多数のローラ17を備える梱包体定位置保持装
置18が、第5図に示すように取り付けられてい
る。これは、押動装置14と対向する位置、すな
わち、巻取装置6と同じ側にあつて、結束部材4
が切断される梱包体2が押動装置14により押し
付けられたとき、その梱包体2を定位置に保持す
るためのものである。
し付けられた梱包体2に接触し、梱包体2の搬送
方向8に沿つて巻取装置6と並ぶように配置され
た多数のローラ17を備える梱包体定位置保持装
置18が、第5図に示すように取り付けられてい
る。これは、押動装置14と対向する位置、すな
わち、巻取装置6と同じ側にあつて、結束部材4
が切断される梱包体2が押動装置14により押し
付けられたとき、その梱包体2を定位置に保持す
るためのものである。
そして、第6図に示すいずれか上下に隣り合う
ローラ17,17間に一つの結束部材4を嵌め、
結束部材4が切断された後に叉状爪体10によつ
て巻き取られる間、その結束部材4の垂れ下りを
防止して結束部材4,4の相互が叉状爪体10で
交錯しないようにも機能する。すなわち、梱包体
定位置保持装置18に対面する側の結束部材4は
各ローラ17でほぼ水平に支持され、巻き取りが
極めて円滑となる。
ローラ17,17間に一つの結束部材4を嵌め、
結束部材4が切断された後に叉状爪体10によつ
て巻き取られる間、その結束部材4の垂れ下りを
防止して結束部材4,4の相互が叉状爪体10で
交錯しないようにも機能する。すなわち、梱包体
定位置保持装置18に対面する側の結束部材4は
各ローラ17でほぼ水平に支持され、巻き取りが
極めて円滑となる。
なお、搬送コンベア3の下流側にはターンテー
ブル19(第1図参照)が設置され、開梱物がそ
れに載せられて幾つかある図示しないパルパーの
一つに向けて振り分けられながら払い出される。
一方、巻き取られた結束部材4は叉状爪体10か
ら取り外され、直下のシユート20(第4図参
照)から別途所定位置へ移送されるようになつて
いる。
ブル19(第1図参照)が設置され、開梱物がそ
れに載せられて幾つかある図示しないパルパーの
一つに向けて振り分けられながら払い出される。
一方、巻き取られた結束部材4は叉状爪体10か
ら取り外され、直下のシユート20(第4図参
照)から別途所定位置へ移送されるようになつて
いる。
以下に切断装置5および巻取装置6の構造を、
もう少し詳細に述べる。切断装置5は、第7図お
よび第8図に示すように、切断刃9、切断刃台2
2および前述した切断シリンダ13とからなり、
その切断刃台22が切断基台23に固定された上
下二つのレール24,24に沿つて進退する。そ
のために切断刃台22には切断シリンダ13の上
下部位に後胴フレーム25,25が一体化され、
それぞれのレール24に摺接する面にはスライド
バー26が取り付けられている。したがつて、切
断基台23に装着された切断シリンダ13の伸長
によつて切断刃9が搬送コンベア3上に進出して
も、上下のスライドバー26はそれぞれのレール
24に支えられて切断基台23から外れることは
ない。
もう少し詳細に述べる。切断装置5は、第7図お
よび第8図に示すように、切断刃9、切断刃台2
2および前述した切断シリンダ13とからなり、
その切断刃台22が切断基台23に固定された上
下二つのレール24,24に沿つて進退する。そ
のために切断刃台22には切断シリンダ13の上
下部位に後胴フレーム25,25が一体化され、
それぞれのレール24に摺接する面にはスライド
バー26が取り付けられている。したがつて、切
断基台23に装着された切断シリンダ13の伸長
によつて切断刃9が搬送コンベア3上に進出して
も、上下のスライドバー26はそれぞれのレール
24に支えられて切断基台23から外れることは
ない。
その切断基台23には押動装置14が取り付け
られているが、押動パツド15は第8図に示すよ
うに後方へ延びる内筒体27と一体構造とされて
いる。そして、切断基台23に固定された外筒体
28に取り付けられている押動シリンダ16の伸
長で、内筒体27が外筒体28に案内され、押動
パツド15が進退する際の安定が図られている。
られているが、押動パツド15は第8図に示すよ
うに後方へ延びる内筒体27と一体構造とされて
いる。そして、切断基台23に固定された外筒体
28に取り付けられている押動シリンダ16の伸
長で、内筒体27が外筒体28に案内され、押動
パツド15が進退する際の安定が図られている。
巻取装置は、第4図に示すように、巻取基台2
9に取り付けた昇降シリンダ11の伸縮により、
昇降台車30を巻取基台29に立設したコラム3
1に沿つて移動させる構造となつている。その昇
降台車30には、叉状爪体10の回転を可能にし
て支持する軸受箱32がブラケツト33,34を
介して取り付けられ、叉状爪体10が回転モータ
12に垂下されている。
9に取り付けた昇降シリンダ11の伸縮により、
昇降台車30を巻取基台29に立設したコラム3
1に沿つて移動させる構造となつている。その昇
降台車30には、叉状爪体10の回転を可能にし
て支持する軸受箱32がブラケツト33,34を
介して取り付けられ、叉状爪体10が回転モータ
12に垂下されている。
前述したローラ17を備えた梱包体定位置保持
装置18は、叉状爪体10が昇降する位置を除い
て叉状爪体10と共に梱包体2に体面するよう配
置されている。したがつて、その平面的な配置は
第9図のようになり、ローラ17が梱包体2に接
触した状態で叉状爪体10による巻き取りがなさ
れ、その際、結束部材4の上下位置が保持され、
また、梱包体2からの離反が阻止される。
装置18は、叉状爪体10が昇降する位置を除い
て叉状爪体10と共に梱包体2に体面するよう配
置されている。したがつて、その平面的な配置は
第9図のようになり、ローラ17が梱包体2に接
触した状態で叉状爪体10による巻き取りがなさ
れ、その際、結束部材4の上下位置が保持され、
また、梱包体2からの離反が阻止される。
ちなみに、昇降シリンダ11、切断シリンダ1
3や押動シリンダ16の作動開始や停止は、図示
しないリミツトスイツチや圧力スイツチによつ
て、梱包体2や各装置における可動部品が所定の
位置へ移動したこと、および油圧回路における異
常な圧力の上昇などを検出することにより、それ
ぞれの電磁切換弁を開閉させて自動的になされ
る。
3や押動シリンダ16の作動開始や停止は、図示
しないリミツトスイツチや圧力スイツチによつ
て、梱包体2や各装置における可動部品が所定の
位置へ移動したこと、および油圧回路における異
常な圧力の上昇などを検出することにより、それ
ぞれの電磁切換弁を開閉させて自動的になされ
る。
その油圧回路の一例を第10図に示す。昇降シ
リンダ11を例にしてその作動を説明すると、ポ
ンプ35からの作動油は電磁切換弁36Aの第一
ポート37aを通過し、昇降シリンダ11を伸長
させ、叉状爪体10を上昇させる。第二ポート3
7bを通過する場合には縮小して、叉状爪体10
を結束部材4に差し込むべく降下させる。切断シ
リンダ13や押動シリンダ16さらには回転モー
タ12も同様に作動するようになつている。
リンダ11を例にしてその作動を説明すると、ポ
ンプ35からの作動油は電磁切換弁36Aの第一
ポート37aを通過し、昇降シリンダ11を伸長
させ、叉状爪体10を上昇させる。第二ポート3
7bを通過する場合には縮小して、叉状爪体10
を結束部材4に差し込むべく降下させる。切断シ
リンダ13や押動シリンダ16さらには回転モー
タ12も同様に作動するようになつている。
そのような回路において、切断シリンダ13と
押動シリンダ16との伸長側油路には圧力スイツ
チ38m,38nが設置される。梱包体2が何ら
かの理由で動かなくなつた場合に、梱包体2との
間に大きな力が作用することになるので、過剰な
力による切断や押動を防止する必要があるからで
ある。この場合、圧力スイツチ38m,38nの
作動で、電磁切換弁36B,36Cが中立に復帰
するようになつている。
押動シリンダ16との伸長側油路には圧力スイツ
チ38m,38nが設置される。梱包体2が何ら
かの理由で動かなくなつた場合に、梱包体2との
間に大きな力が作用することになるので、過剰な
力による切断や押動を防止する必要があるからで
ある。この場合、圧力スイツチ38m,38nの
作動で、電磁切換弁36B,36Cが中立に復帰
するようになつている。
以上述べたような構成によれば、次のように作
動させて、梱包体2の結束部材4を切断し巻き取
ることができる。なお、作動手順はマイクロコン
ピユータなどによつて自動制御されるので、第1
1図に示すフローチヤートをも参照しながら説明
する。
動させて、梱包体2の結束部材4を切断し巻き取
ることができる。なお、作動手順はマイクロコン
ピユータなどによつて自動制御されるので、第1
1図に示すフローチヤートをも参照しながら説明
する。
トラツクなとで運搬されてきた梱包体2は結束
部材4によつて縛られた状態で搬送コンベア3に
載置される。その際、梱包体2は、その結束部材
4が水平となるような姿勢とされる。開梱位置7
における切断装置5の切断刃9や押動装置14の
押動パツド15は搬送コンベア3上から退避さ
れ、巻取装置6の叉状爪体10が上昇した状態で
搬送コンベア3が駆動される。梱包体2が開梱位
置7に到達するとリミツトスイツチが作動して、
搬送コンベア3が停止される。
部材4によつて縛られた状態で搬送コンベア3に
載置される。その際、梱包体2は、その結束部材
4が水平となるような姿勢とされる。開梱位置7
における切断装置5の切断刃9や押動装置14の
押動パツド15は搬送コンベア3上から退避さ
れ、巻取装置6の叉状爪体10が上昇した状態で
搬送コンベア3が駆動される。梱包体2が開梱位
置7に到達するとリミツトスイツチが作動して、
搬送コンベア3が停止される。
そのリミツトスイツチもしくは搬送コンベア3
の停止信号を受けて、もしくは、監視作業者の目
視確認後の手動操作により、押動装置14の押動
シリンダ16が伸長され、押動パツド15が梱包
体2を巻取装置6の方向へ押し付ける(フローチ
ヤートのステツプ1、以下S1などと記す)。梱
包体2が梱包体定位置保持装置18のローラ17
に接触すると、梱包体2がリミツトスイツチを作
動させたり、押動シリンダ16の伸長側油路の圧
力が上昇して、そこに介在された圧力スイツチ3
8nを作動させる(S2)。
の停止信号を受けて、もしくは、監視作業者の目
視確認後の手動操作により、押動装置14の押動
シリンダ16が伸長され、押動パツド15が梱包
体2を巻取装置6の方向へ押し付ける(フローチ
ヤートのステツプ1、以下S1などと記す)。梱
包体2が梱包体定位置保持装置18のローラ17
に接触すると、梱包体2がリミツトスイツチを作
動させたり、押動シリンダ16の伸長側油路の圧
力が上昇して、そこに介在された圧力スイツチ3
8nを作動させる(S2)。
押動シリンダ16の伸長は停止され(S3)、
巻取装置6の昇降シリンダ11が縮小して叉状爪
体10が降下し、結束部材4に差し込まれる(S
4)。叉状爪体10が所望位置まで降下すると、
リミツトスイツチの作動により(S5)、昇降シ
リンダ11の縮小作動が停止され、叉状爪体10
も止まる(S6)。
巻取装置6の昇降シリンダ11が縮小して叉状爪
体10が降下し、結束部材4に差し込まれる(S
4)。叉状爪体10が所望位置まで降下すると、
リミツトスイツチの作動により(S5)、昇降シ
リンダ11の縮小作動が停止され、叉状爪体10
も止まる(S6)。
その停止信号を受けて切断装置5の切断シリン
ダ13が伸長され、切断刃9が進出して(S7)、
結束部材4を切断する。このとき、切断刃9によ
る切断力で梱包体2が巻取装置6の方向へ押し付
けられることになるが、梱包体定位置保持装置1
8は、その切断力に対向させて梱包体2の姿勢を
維持させるようにも機能する。
ダ13が伸長され、切断刃9が進出して(S7)、
結束部材4を切断する。このとき、切断刃9によ
る切断力で梱包体2が巻取装置6の方向へ押し付
けられることになるが、梱包体定位置保持装置1
8は、その切断力に対向させて梱包体2の姿勢を
維持させるようにも機能する。
一方、結束部材4は梱包体2の周囲でバラバラ
になるが、巻取装置6の側では梱包体定位置保持
装置18のローラ17により支持され、叉状爪体
10による巻き取り中の結束部材4の交錯は回避
される。切断刃9が所定量進出したことをリミツ
トスイツチで検出すると(S8)、その検出信号
を受けて切断シリンダ13の伸長が停止され、切
断刃9の進出が停止される(S9)。
になるが、巻取装置6の側では梱包体定位置保持
装置18のローラ17により支持され、叉状爪体
10による巻き取り中の結束部材4の交錯は回避
される。切断刃9が所定量進出したことをリミツ
トスイツチで検出すると(S8)、その検出信号
を受けて切断シリンダ13の伸長が停止され、切
断刃9の進出が停止される(S9)。
リミツトスイツチによる検出の前に切断シリン
ダ13の伸長側油路の圧力が上昇して、そこに介
在された圧力スイツチ38mを作動させたときも
(S10)、同様に切断刃9の進出は停止される
(S9)。これは、結束部材4が強すぎるなどして
切断されない場合などに起こるが、次に述べる叉
状爪体10の回転によつても結束部材4を切断す
ることができるので、切断装置5による切断がな
されない場合でも特に支障が生じるということは
ない。なお、切断装置5に梱包体2の押し付け作
用を持たせることができるが、押動装置14によ
つて一層円滑な巻き取り準備がなされる。
ダ13の伸長側油路の圧力が上昇して、そこに介
在された圧力スイツチ38mを作動させたときも
(S10)、同様に切断刃9の進出は停止される
(S9)。これは、結束部材4が強すぎるなどして
切断されない場合などに起こるが、次に述べる叉
状爪体10の回転によつても結束部材4を切断す
ることができるので、切断装置5による切断がな
されない場合でも特に支障が生じるということは
ない。なお、切断装置5に梱包体2の押し付け作
用を持たせることができるが、押動装置14によ
つて一層円滑な巻き取り準備がなされる。
次に、押動シリンダ16が縮小され、押動パツ
ド15が後退する(S11)。押動パツド15は
二つあるので、それぞれの完全な後退がリミツト
スイツチで検出されると(S12)、押動装置1
4の作動は停止される(S13)。このような作
動と同時に切断シリンダ13の縮小で切断刃9も
後退し(S14)、所定の位置までの後退をリミ
ツトスイツチを検出すると(S15)、切断刃9
は停止される(S16)。切断刃9の後退と同時
に巻取装置6の回転モータ12が駆動され(S1
7)、予め決められた一定の時間高速で叉状爪体
10が回転され、その後に巻き取りが停止される
(S18)。梱包体定位置保持装置18のローラ1
7で結束部材4をガイドしながら巻き取るので、
結束部材4が跳ねたり絡み合うのが防止される。
ド15が後退する(S11)。押動パツド15は
二つあるので、それぞれの完全な後退がリミツト
スイツチで検出されると(S12)、押動装置1
4の作動は停止される(S13)。このような作
動と同時に切断シリンダ13の縮小で切断刃9も
後退し(S14)、所定の位置までの後退をリミ
ツトスイツチを検出すると(S15)、切断刃9
は停止される(S16)。切断刃9の後退と同時
に巻取装置6の回転モータ12が駆動され(S1
7)、予め決められた一定の時間高速で叉状爪体
10が回転され、その後に巻き取りが停止される
(S18)。梱包体定位置保持装置18のローラ1
7で結束部材4をガイドしながら巻き取るので、
結束部材4が跳ねたり絡み合うのが防止される。
昇降シリンダ11が伸長して叉状爪体10が上
昇され(S19)、それが完全に退避するとリミ
ツトスイツチが作動し(S20)、叉状爪体10
は停止する(S21)。なお、叉状爪体10に巻
き取られた結束部材4は巻き取り塊となつて外さ
れる。すなわち、叉状爪体10の各爪を挿通しか
つ回転可能な図示しない回転リングが、巻取基台
29(第4図参照)に設けた補助フレーム39の
リング保持部40内にある。そして、叉状爪体1
0が上昇するとき、その回転リングがしごき落と
すようにして巻き取り塊を叉状爪体10から外
す。落ちた巻き取り塊はシユート20から廃棄場
へ搬出される。
昇され(S19)、それが完全に退避するとリミ
ツトスイツチが作動し(S20)、叉状爪体10
は停止する(S21)。なお、叉状爪体10に巻
き取られた結束部材4は巻き取り塊となつて外さ
れる。すなわち、叉状爪体10の各爪を挿通しか
つ回転可能な図示しない回転リングが、巻取基台
29(第4図参照)に設けた補助フレーム39の
リング保持部40内にある。そして、叉状爪体1
0が上昇するとき、その回転リングがしごき落と
すようにして巻き取り塊を叉状爪体10から外
す。落ちた巻き取り塊はシユート20から廃棄場
へ搬出される。
このような作動において、梱包体を結束してい
た結束部材は叉状爪体に巻き取られ、嵩が低くま
とめられる。しかも、切断装置や巻取装置は梱包
体の搬送の邪魔にならない位置であり、梱包体の
到達ならびに開梱物の搬出が阻害されず、円滑な
開梱作業を進めることができる。また、作業者が
梱包体の前で直接作業しなくても、連続して機械
的に開梱することができ、作業者の安全の確保と
作業能率の向上が実現される。
た結束部材は叉状爪体に巻き取られ、嵩が低くま
とめられる。しかも、切断装置や巻取装置は梱包
体の搬送の邪魔にならない位置であり、梱包体の
到達ならびに開梱物の搬出が阻害されず、円滑な
開梱作業を進めることができる。また、作業者が
梱包体の前で直接作業しなくても、連続して機械
的に開梱することができ、作業者の安全の確保と
作業能率の向上が実現される。
第1図は本発明の開梱装置の平面図、第2図は
結束部材で縛られた梱包体の斜視図、第3図は叉
状爪体の概略図、第4図は開梱装置の正面図、第
5図は第4図の−線矢視図、第6図は梱包体
に接触する梱包体定位置保持装置のローラが結束
部材を支持している様子を示す概略図、第7図は
切断装置の機構図、第8図は第7図の−線矢
視図、第9図はローラがガイドする結束部材を叉
状爪体が巻き取ろうとしている様子を示す平面的
概略図、第10図は油圧シリンダなどのアクチユ
エータを作動させる油圧回路図、第11図は開梱
装置の作動制御手順を説明するフローチヤートで
ある。 2……梱包体、3……搬送コンベア、4……結
束部材、5……切断装置、6……巻取装置、7…
…開梱位置、8……搬送方向、9……切断刃、1
0……叉状爪体、14……押動装置、18……梱
包体定位置保持装置。
結束部材で縛られた梱包体の斜視図、第3図は叉
状爪体の概略図、第4図は開梱装置の正面図、第
5図は第4図の−線矢視図、第6図は梱包体
に接触する梱包体定位置保持装置のローラが結束
部材を支持している様子を示す概略図、第7図は
切断装置の機構図、第8図は第7図の−線矢
視図、第9図はローラがガイドする結束部材を叉
状爪体が巻き取ろうとしている様子を示す平面的
概略図、第10図は油圧シリンダなどのアクチユ
エータを作動させる油圧回路図、第11図は開梱
装置の作動制御手順を説明するフローチヤートで
ある。 2……梱包体、3……搬送コンベア、4……結
束部材、5……切断装置、6……巻取装置、7…
…開梱位置、8……搬送方向、9……切断刃、1
0……叉状爪体、14……押動装置、18……梱
包体定位置保持装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 梱包体の周囲を縛つている結束部材を切断
し、その結束部材を除去して梱包体を開梱するこ
とができるようになつている梱包体の開梱装置に
おいて、 梱包体を開梱位置へ移動しまた開梱物を搬出す
る搬送コンベアと、 その搬送コンベア上の梱包体を、その搬送方向
に交差する方向へ押し付けるための押動装置と、 上記搬送コンベア上の梱包体を縛つている結束
部材を切断するため、搬送方向に交差する方向へ
進退して前記結束部材を切断する切断刃を有する
切断装置と、 前記梱包体を縛つている結束部材を巻き取るた
め、前記搬送コンベアを挟んで上記切断装置に向
い合うように配置され、前記結束部材に差し込ま
れて回転する叉状爪体を有する巻取装置と、 前記梱包体に接触し、その梱包体の搬送方向に
沿つて前記巻取装置と同じ側に配置され、結束部
材が切断される梱包体を定位置に保持しておく梱
包体定位置保持装置と、 を備えたことを特徴とする梱包体の開梱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15600587A JPS649136A (en) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | Apparatus for unpacking packed body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15600587A JPS649136A (en) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | Apparatus for unpacking packed body |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS649136A JPS649136A (en) | 1989-01-12 |
JPH0575619B2 true JPH0575619B2 (ja) | 1993-10-20 |
Family
ID=15618247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15600587A Granted JPS649136A (en) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | Apparatus for unpacking packed body |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS649136A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112830040B (zh) * | 2021-01-29 | 2024-07-19 | 昆明鑫晟源科技有限公司 | 同时供给多品牌多规格包装纸的自动供料系统 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149148A (en) * | 1975-03-06 | 1976-12-21 | Sumitomo Metal Ind | Method of treatment for steel band |
JPS60110634A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-17 | 加藤 好彦 | 圧縮古紙の針金切断装置 |
JPS63138937A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-10 | 株式会社 テクノロジ−・リソ−シズ・インコ−ポレ−テツド | 梱包体の開梱方法及び梱包バンドの巻取棒 |
JPS63232131A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-28 | ベー・ウント・ゲー−フエールデルテクニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | ワイヤ除去機械 |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP15600587A patent/JPS649136A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51149148A (en) * | 1975-03-06 | 1976-12-21 | Sumitomo Metal Ind | Method of treatment for steel band |
JPS60110634A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-17 | 加藤 好彦 | 圧縮古紙の針金切断装置 |
JPS63138937A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-10 | 株式会社 テクノロジ−・リソ−シズ・インコ−ポレ−テツド | 梱包体の開梱方法及び梱包バンドの巻取棒 |
JPS63232131A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-28 | ベー・ウント・ゲー−フエールデルテクニク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | ワイヤ除去機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS649136A (en) | 1989-01-12 |
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