JPH0475349A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0475349A
JPH0475349A JP18981290A JP18981290A JPH0475349A JP H0475349 A JPH0475349 A JP H0475349A JP 18981290 A JP18981290 A JP 18981290A JP 18981290 A JP18981290 A JP 18981290A JP H0475349 A JPH0475349 A JP H0475349A
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JP
Japan
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gate electrode
oxide film
impurity region
forming
film
Prior art date
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JP18981290A
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English (en)
Inventor
Masahiro Niimori
新森 正洋
Hiroharu Terai
寺井 弘治
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特にMO8電界
効果トランジスタの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、高耐圧デバイスとしてL D D (Light
lyDoped Drain )構造が提案されている
。これはドレインに低濃度領域を設け、ドレイン端の電
界を弱めることで耐ホツトキャリア特性を持たせたデバ
イスである。このようなデバイスは、通常ゲート電極を
用いて低濃度領域を形成し、その後ゲート電極の側面に
側壁を形成し、この側壁を利用して高濃度領域を形成す
る製造方法がとられている。
しかしながら、このデバイスでは、低濃度領域で生じる
インパクトイオニゼーションによりホットキャリアが発
生し、これが側壁酸化膜に注入。
捕獲されるために、デバイス特性が劣化されるという問
題を有していた。
そこで、この問題を解消する手段として、従来では第2
図に示すようにドレイン・ソース領域に、ゲート電極と
オーバーラツプさせた低濃度不純物を形成するG OL
 D (gate−drain overlapped
LDD)構造が提案されている。
以下、このGOLD構造の製造方法について、第2図を
参照して説明する。
先ず、第2図(a)に示すように、P型半導体基板21
上にゲート酸化膜22.50nm程度の第1の多結晶シ
リコン膜23.5〜10人程度の自然酸化膜24、第2
の多結晶シリコン膜25を順次形成した後、CVD法に
よる酸化膜26を形成し、この酸化膜26をゲート電極
位置においてパターンニングする。
次に、第2図(b)に示すように、酸化膜26をマスク
として第2の多結晶シリコン膜25を選択的にエツチン
グする。この時、自然酸化膜24がエツチングのストッ
パとなり、第1の多結晶シリコン膜23がエツチングさ
れることが防止される。さらに、酸化膜26をマスクと
して例えばリンを80KeV程度でイオン注入する。こ
れにより、第1の多結晶シリコン膜23を通して半導体
基板21に不純物イオンを注入し、基板と逆導伝型の低
濃度のn−不純物領域゛27を形成する。
次に、第2図(C)に示すように、CVD法による酸化
膜28を全面に成長させた後、異方性エツチングを行う
ことで、前記第2の多結晶シリコン膜25の側面に酸化
膜28の側壁を形成する。
最後に、第2図(d)に示すように、800°C程度の
熱酸化を行い、第1の多結晶シリコン膜23の端部と、
露出している半導体基板21の表面を酸化させて熱酸化
膜29を形成した後、例えばヒ素のイオン注入を行う。
このとき、CVDによる酸化膜26.28がマスクとな
り、ドレイン及びソース領域となる高濃度のn゛不純物
領域30を形成する。
このGOLD構造により、ドレイン−ゲート間の電界は
、n−不純物領域27で緩和され、耐ホツトキャリア特
性を得ることができる。さらに、LDD構造で問題とさ
れたホットキャリアの側壁への注入、捕獲は、n−不純
物領域27上にゲート電極(第1および第2の多結晶シ
リコン膜23゜25)がオーバーラツプしているため、
生じることはない。このため、耐ホツトキャリアデバイ
スとして非常に有効なデバイスが構成される。
〔発明が解決しようとする課題] この従来のGOLD構造では、第2の多結晶シリコン膜
25をエツチングする隙に、第1の多結晶シリコン膜2
3の表面に形成した自然酸化膜(熱酸化膜)24で第1
の多結晶シリコン膜23のエツチングを阻止しているが
、このためには酸化膜をエツチングしない高い選択比を
もつエツチングを行う必要があり、エツチング技術が難
しい。
また、第1の多結晶シリコン膜23の表面に形成する自
然酸化膜24は、第1の多結晶シリコンM!23のエツ
チングを阻止させるマスクであると同時に、第1と第2
の各多結晶シリコン膜2325間の電気的な導通を妨げ
ない薄い酸化膜でなければならず、この自然酸化膜24
を所要の厚さに形成するための技術が非常に難しく、か
つ制御性が悪い。
このため、従来方法では、GOLD構造を安定に製造す
ることが極めて難しいという問題がある。
また、高集積化を図るためには、ポリシリコン及び拡散
層の抵抗の低抵抗化が必要であり、その−手段としてシ
リサイド化による低抵抗処理があるが、従来の製造方法
では、低抵抗化処理の導入は以下に述べる理由により不
可能であった。
すなわち従来の製造方法では、第2の多結晶シリコン膜
25をエツチングするマスクとして十分な厚さをもった
酸化膜26を第2の多結晶シリコン膜25上に形成して
いるため、第2の多結晶シリコン膜25をシリサイド化
して低抵抗化を行うためには、この厚い酸化膜26を除
去して、第2の多結晶シリコン膜25を露出させるため
のエツチングバックを行わなければならない。しかしな
がら、このエツチングバックを行うと、フィールド酸化
膜およびドレイン、ソース拡散層上に対しては過大なオ
ーバーエツチングとなり、フィールド酸化膜の膜厚減少
による素子間の電気的分離能力の減少を引き起こし、さ
らにドレイン、ソース拡散層領域では、エツチング時の
ダメージによりシリコン結晶中に欠陥が発生し、ジャン
クションリークを引き起こす。
本発明の目的は、安定したGOLD構造を製造でき、し
かも低抵抗化を実現する半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板に設けた
絶縁膜上に第1のゲート電極を形成する工程と、この第
1のゲート電極を利用して前記半導体基板に低濃度不純
物領域を形成する工程と、前記第1のゲート電極の両側
に第2のゲート電極を形成する工程と、この第2のゲー
ト電極を利用して前記半導体基板に高濃度不純物領域を
形成する工程と、前記第1および第2のゲート電極の上
面と前記高濃度不純物領域の上面を露呈し、かつこれら
の上に高融点金属を形成する工程と、前記第1および第
2のゲート電極と前記高濃度不純物領域の上面に前記高
融点金属のシリサイドを形成する工程とを含んでいる。
〔作用] 本発明方法によれば、自然酸化膜を必要とせずにGOL
D構造を形成でき、安定したGOLD構造を製造するこ
とが可能となる。また、第1および第2のゲート電極等
を容易に露呈させることができ、これらの低抵抗化が可
能となる。
〔実施例] 次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を工程順に示す断面図である
先ず、第1図(a)に示すように、P型半導体基板1上
にゲート酸化膜2を形成した後、第1の多結晶シリコン
膜をCVD法により3000人程度成長させ、パターン
ニングし第1のゲート電極3とする。この第1のゲート
電極3は、必要とされるゲート電極の長さよりも若干短
く形成しておく。
次に、第1図(b)に示すように、熱酸化を行い露出し
ている第1のゲート電極3の表面に100人程成長薄い
酸化膜4を形成する。その後、例えばリンを半導体基板
1にイオン注入し、低濃度のn−不純物領域5を形成す
る。
次に、第1図(C)に示すように、第2の多結晶シリコ
ン膜をCVD法により例えば2000人程度0厚さに成
長させた後、異方性のエツチングを行ない、第1のゲー
ト電極3の両側部に第2のゲート電極6を形成する。
ここで、この第2のゲート電極6は、前記n不純物領域
5上にオーバーラツプした状態に形成されるため、成長
させる多結晶シリコン膜の膜厚によってn−不純物領域
5の長さを決定することが可能である。一般には、n−
不純物領域5の長さが1500〜2000人程度となる
よう成長結晶シリコン膜の膜厚を設定する。
次に、第1図(d)に示すように、熱酸化を行い露出し
ている第2のゲート電極6の表面に150人程成長薄い
酸化膜7を形成する。その後、例えばヒ素を半導体基板
1にイオン注入し、高濃度のn゛不純物領域8を形成す
る。
次に、第1図(e)に示すように、異方性エツチングを
行い、半導体基板1および第1,2の各ゲート電極3,
6の各表面の酸化膜2,4.7をエツチング除去し、こ
れら基板やゲート電極の上面を露出させる。このとき、
異方性エツチングのために、第2のゲート電極6の側部
に形成されている酸化膜7は側壁として第2のゲート電
極6の側部に残される。また、第1と第2のゲート電極
3.6の間に形成された酸化膜4は上側部分がエツチン
グされるため、第1と第2のゲート電極の間には100
人程成長溝9が形成される。
次に、第1図(f)に示すように、高融点金属、例えば
チタン10を200人程0の厚さで全面に形成する。
次に、第1図(g)に示すように、600″C程度のア
ニールを行うことにより、チタン1oをゲート電極およ
び半導体基板のそれぞれの多結晶シリコンおよび単結晶
シリコンと反応させ、チタンシリサイド11を形成する
。この時、第2のゲート電極6の側部には酸化膜7が形
成されているため、この部分にはチタンシリサイドは形
成されない。
また第1と第2のゲート電極の間に形成された溝9内で
は、チタンシリサイド11の反応に伴う体積膨張によっ
てチタンシリサイド11が溝9内に完全に埋め込まれる
ため、第1のゲート電極3と第2のゲート電極6を電気
的に導通させることができる。
なお、前記溝の幅は、第1のゲート電極3の表面に形成
する酸化膜4の膜厚で決まることは明らかであり、10
0〜200人程度で任意成長定が可能である。また、こ
の溝をシリサイド11により埋め込むためには、チタン
10をこの溝の172〜2倍程度の厚さに形成し、シリ
サイド反応を行えば十分である。
この後、例えば過酸化水素によりシリサイド化されてい
ないチタン10を除去する。最後に850°C程度の熱
処理を加えることで、チタンシリサイド11の抵抗を2
Ω/口程度まで低抵抗化し、GOLD構造が完成される
したがって、この製造方法では、従来方法における自然
酸化膜を形成する必要がないため、この薄い酸化膜を高
精度に形成する工程が不要となり、この形成工程におけ
るバラツキが原因とされるGOLD構造の不安定性を解
消し、安定したGOLD構造を形成することが可能とな
る。
また、第1のゲート電極3と第2のゲート電極6の上面
と、n゛不純物領域8の上面を容易に露呈させることが
できるため、これらの面に金属シリサイド11を容易に
形成することができ、低抵抗化を実現することができる
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、第1のゲート電極を用い
て低濃度不純物領域を形成した後、第1のゲート電極の
側面に第2のゲート電極を形成して高濃度不純物領域を
形成しているので、第1ゲート電極の上面に自然酸化膜
を形成する必要がなくなり、安定したGOLD構造を容
易に形成することができる。
また、第1および第2のゲート電極の上面およびソース
・ドレインとしての高濃度不純物領域の上面をそれぞれ
容易に露呈させることができ、かつこれらの面に金属シ
リサイドを形成しているので、金属シリサイドによる低
抵抗化を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくg)は本発明の一実施例を工程順
に示す断面図、第2図(a)ないしくcl)は従来の製
造方法を工程順に示す断面図である。 1・・・p型半導体基板、2・・・ゲート酸化膜、3・
・・第1のゲート電極、4・・・酸化膜、訃・・低濃度
不純物領域、6・・・第2のゲート電極、7・・・酸化
膜、訃・・高濃度不純物領域、9・・・溝、1o・・・
チタン、11・・・チタンシリサイド、21・・・p型
半導体基板、22・・・ゲート酸化膜、23・・・第1
の多結晶シリコン膜、24・・・自然酸化膜、25・・
・第2の多結晶シリコン膜、26・・・酸化膜、27・
・・低濃度不純物領域、28・・・酸化膜、29・・・
熱酸化膜、3o・・・高濃度不純物領域。 第 ■ 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体基板に設けた絶縁膜上に第1のゲート電極を
    形成する工程と、この第1のゲート電極を利用して前記
    半導体基板に低濃度不純物領域を形成する工程と、前記
    第1のゲート電極の両側に第2のゲート電極を形成する
    工程と、この第2のゲート電極を利用して前記半導体基
    板に高濃度不純物領域を形成する工程と、前記第1およ
    び第2のゲート電極の上面と前記高濃度不純物領域の上
    面を露呈し、かつこれらの上に高融点金属を形成する工
    程と、前記第1および第2のゲート電極と前記高濃度不
    純物領域の上面に前記高融点金属のシリサイドを形成す
    る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
JP18981290A 1990-07-18 1990-07-18 半導体装置の製造方法 Pending JPH0475349A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04346440A (ja) * 1991-05-23 1992-12-02 Samsung Electron Co Ltd 電界効果型半導体素子の構造およびその製造方法
JP2007273675A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体素子の製造方法

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