JPH0472951B2 - - Google Patents

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JPH0472951B2
JPH0472951B2 JP24407483A JP24407483A JPH0472951B2 JP H0472951 B2 JPH0472951 B2 JP H0472951B2 JP 24407483 A JP24407483 A JP 24407483A JP 24407483 A JP24407483 A JP 24407483A JP H0472951 B2 JPH0472951 B2 JP H0472951B2
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JP
Japan
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door
lock
radio
signal generator
key signal
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Atsuhiko Fujino
Keiichi Shimizu
Hirotoshi Namazue
Shigeto Okuya
Shunsaku Tsutsumi
Satoru Kobayashi
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Alpha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電波錠、特に特定のコード信号を
含む電波で施解錠する電波錠に関する。
〔従来の技術〕
従来から車両用などに用いられる錠前には、い
わゆる機械式錠前と電子式錠前がある。
機械式錠前は例えば金属製のキーをシリンダ錠
に挿入することにより錠機構を操作するものであ
り、電子式錠前にはドアに設けられたテンキーか
ら暗証番号を入力することにより錠機構を操作す
るようにしたものや、ドアに設けられたカード読
取装置に磁気カードを挿入することにより錠機構
を操作するものなどがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の機械式錠前にあつては、施
解錠しようとする者がキーをシリンダ錠の鍵孔に
挿入・操作する必要があり、また、電子式の錠前
においては、磁気カードを手に持つてカード読取
装置のカード挿入口に挿入したり、テンキーボタ
ンを暗証番号に従つて押すことにより解錠してい
た。
このため、荷物を持つていたり暗闇で施解錠す
るような場合は、キーをシリンダ錠の鍵孔に差し
込んだり、磁気カードをカード挿入口に差し込ん
だりすることが困難であり、また、テンキーボタ
ンを正確に押すことができないために何度も繰返
して操作しなければならないことが多かつた。
そして、上記のような操作状態では、キーや磁
気カードが正確に挿入されたこと、あるいは、暗
証番号が正確に入力されて施解錠できたか否かを
速やかに判断することができなかつた。
この発明の目的は、荷物を持つていたり暗闇の
場合でも施解錠操作を迅速に行うことができるよ
うにするとともに、この施解錠動作が行われたこ
とを視認によつて確認し得るようにした電波錠を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
本発明に係る電波錠は、携帯可能に形成されて
特定コードを伝送する電波信号を送信するキー信
号発生器と、ロツク制御対象物に取り付けられた
ロツク制御部とからなる。
その第1の発明においては、携帯可能に形成さ
れて押釦スイツチの操作により特定コードを伝送
する電波信号を送信するキー信号発生器、およ
び、ロツク制御対象物に取り付けられてドアのロ
ツク/アンロツク状態を検出するドアロツクスイ
ツチと、前記電波信号を受信する固定受信回路
と、この固定受信回路の出力に含まれるコードが
設定されている特定コードと一致したとき、前記
ドアロツクスイツチ検出結果がロツク状態の場合
には上記ドアをアンロツク状態に、また、上記検
出結果がアンロツク状態の場合には上記ドアをロ
ツク状態にするようにドアロツクアクチユエータ
を駆動するドアロツクアクチユエータ駆動信号を
出力するとともに、この駆動信号を送出した後に
入力を受け付けない消勢状態となる時間を有する
固定中央制御回路と、上記ドアロツクアクチユエ
ータ駆動信号によつて付勢される表示ランプとを
備えたロツク制御部とによつて電波錠を構成す
る。
上記キー信号発生器は、カード状に形成され、
一面は太陽電池を含む電源部、他面は押釦スイツ
チおよびアンテナを含む移動送信回路部、これら
に挟まれた中央部は移動中央制御回路部として構
成することができる。
さらに、第2の発明においては、アウトスイツ
チの操作に応じて特定コードを伝送する電波信号
を送出する固定送信回路と、ロツク制御部からの
特定コードを伝送する電波信号を受信したときに
特定コードを伝送する電波信号を発生するととも
に携帯可能に形成されたキー信号発生器、およ
び、ロツク制御対象物に取り付けられてドアのロ
ツク/アンロツク状態を検出するドアロツクスイ
ツチと、前記キー信号発生器からの電波信号を受
信する固定受信回路と、この固定受信回路の出力
に含まれるコードが設定されている特定コードと
一致したとき、前記ドアロツクスイツチの検出結
果がロツク状態の場合には上記ドアをアンロツク
状態に、また、上記検出結果がアンロツク状態の
場合には上記ドアをロツク状態にするようにドア
ロツクアクチユエータを駆動するドアロツクアク
チユエータ駆動信号を出力する固定中央制御回路
と、上記ドアロツクアクチユエータ駆動信号によ
つて付勢される表示ランプとを備えたロツク制御
部とによつて電波錠を構成する。
上記キー信号発生器はカード状に形成されてお
り、その一面は太陽電池を含む電源部、他面はア
ンテナを含む移動受信回路部および移動送信回路
部、これらに挟まれた中央部は移動中央制御回路
部として構成することができる。
〔作用〕
本発明においては、例えば運転者である操作者
が例えばカード状に形成されたキー信号発生器を
携帯し、第1発明の場合には、被ロツク装置であ
る自動車などに接近してこのキー信号発生器の押
釦スイツチを押圧することによつて、ロツクされ
ていたドアは解錠されて手動操作によつてドアを
開けることができる。そして、車内に乗り込んだ
後に再び押釦スイツチを押圧すると、ドアは鎖錠
されて開かなくなる。
逆に、操作者が車外に出てから押釦スイツチを
操作すると、ドアはロツクされていないアンロツ
ク状態にあるので、今度はドアが鎖錠されてドア
を開けることができなくなる。
また、第2発明においては、キー信号発生器を
携帯した操作者が被ロツク装置である自動車に乗
り込もうとするとき、車外に設けられたアウトス
イツチを操作すると、被ロツク装置である自動車
などに設けられているロツク制御部から特定コー
ドを伝送する電波信号が送信され、上記キー信号
発生器はこの電波信号を受信すると特定コードを
伝送する電波信号を送信して、このキー信号発生
器からの電波信号を受信した上記ロツク制御部は
ロツクされていたドアを解錠して手動操作によつ
てドアを開けることができるようにする。
逆に、操作者が車外に出てからアウトスイツチ
を操作すると、ドアはロツクされていないアンロ
ツク状態にあるので、今度はドアが鎖錠されてド
アを開けることができなくなる。
さらに本発明では、表示ランプの点灯によつて
ドアロツクアクチユエータが動作していることが
表示されるので、鎖錠あるいは解錠動作が行われ
たことを確認することができるばかりでなく、鎖
錠・解錠の状態を常時表示する場合に比べて表示
時間がドアロツクアクチユエータの動作時間だけ
であるために無用な電池の放電を防止でき、さら
には鎖錠状態を視認することができないことから
盗難防止のためにも極めて有効である。
〔実施例〕
本発明を自動車のドアの錠前に使用した実施例
について説明する。
第1図は、機械式錠前でいえばキーに相当する
キー信号発生器10を示すブロツク図であつて、
このキー信号発生器10には、マイクロコンピユ
ータからなる移動中央制御回路部11と、光電変
換素子24を有する電源部14と、パルス発振回
路15と、移動送信回路16と、ダイオードマト
リツクス17が含まれている。
この移動中央制御回路部11は、その入力端子
I2に接続された太陽電池で構成された光電変換素
子24を有する電源部14からの電力によつて動
作し、その動作クロツクは符号を付していない2
つの端子間に接続された水晶発振子30を含むパ
ルス発生回路15から供給される。
この移動中央制御回路部11は、その付勢状態
において、この移動中央制御回路部11の右側に
示した入力端子I10〜I15と出力端子O10〜O15との
間に接続されたダイオードマトリツクス17の接
続状態によつて定まるコード信号が移動中央制御
回路部11の右下に示した出力端子O1から出力
され、また、出力端子O2からは無線周波数の搬
送波信号が出力される。
移動送信回路16の変調器31は、出力端子
O2からの搬送波信号を上記出力端子O1からのコ
ード信号によつて振幅変調あるいは周波数変調
し、高周波増幅回路32およびアンテナ33を経
て上記コード信号を伝送する電波信号を送出す
る。
この移動中央制御回路部11は、その入力端子
I1およびI3の一方に付勢信号が与えられたときに
予め定めた例えば2秒間の期間だけこの電波信号
を送出するように構成する。
この付勢信号を発生するための2つの付勢手段
がこの第1図には示してあり、その1つは移動受
信回路12であり、もう1つは押釦スイツチ13
である。
上記入力端子I1にその出力を供給する上記移動
受信回路12は後に第2動作例について説明する
ように、後述するロツク制御部110の固定送信
回路116から送信された電波信号を受信するた
めのものであつて、アンテナ20、同調回路2
1、検波回路22、増幅器23を含んでおり、ま
た、上記入力端子I3に接続された押釦スイツチ1
3は、その押圧によつてこの移動中央制御回路部
11に付勢信号を供給する。
前記のように機械式錠前でいえばキーに相当す
る、キー信号発生器10は、第4図の外観図に示
すようにほぼ100mm×50mm×1mmの寸法を有する
カード状に構成されており、前記移動受信回路1
2、押釦スイツチ13および移動送信回路16と
電源部14との間に移動中央制御回路部11が挟
まれている。
第2図はロツク制御部110の構成を示すブロ
ツク図であり、このロツク制御部110は機械式
錠前でいえば錠に相当し、ロツク制御対象物であ
る建物や車両のドアまたはドアに隣接して取付け
られるものである。
このロツク制御部110は、マイクロコンピユ
ータで構成された固定中央制御回路111、この
固定中央制御回路111の入力端子I101に付勢信
号を供給するための固定受信回路112、固定中
央制御回路111の出力端子O110〜O115と入力端
子I110〜I115との間に接続されるダイオードマト
リツクス117およびパルス発生回路115を含
んでおり、上記固定中央制御回路111の入力端
子I103には図示しない電源からの動作電源が供給
され、また、水晶発振子130を含むクロツク発
生回路からのクロツクによつて動作する。
上記固定受信回路112は、上述のように固定
中央制御回路111に付勢信号を供給するもので
あつて、上記キー信号発生器10の移動送信回路
16によつて送信された電波信号を受信したとき
に上記付勢信号を出力する。この固定受信回路1
12は、アンテナ120、同調回路121、検波
回路122および増幅器123からなり、このア
ンテナ120は、ドアハンドル内に設けたりガラ
ス内に埋設された熱線を兼用したりすることがで
きる。
なお、上記ダイオードマトリツクス117で設
定されるコードは第1図のキー信号発生器10の
ダイオードマトリツクス17で設定されるコード
と同一なものとしてある。
また、上記固定中央制御回路111の入力端子
I103には例えば第3図に示したように自動車のド
アパネルに取付けたアウトサイドハンドル200
の裏面に固定された押釦スイツチであるアウトス
イツチ141が、入力端子I104にはドア開放時に
オンとなり例えばルームランプを点灯させるスイ
ツチを兼ねるドアスイツチ142が、また、入力
端子I105にはドアロツクのロツク状態又はアンロ
ツク状態を検知するドアロツクスイツチ143が
それぞれ接続される。
なお、第3図に示したように、自動車等のロツ
ク制御対象物にロツク制御回路110を取り付け
るときは、車両の外側に開放部を有する電磁シー
ルド部材40内にこのロツク制御回路110を取
り付けることができる。
また、固定中央制御回路111の出力端子O103
に入力端が接続されたドアロツクアクチユエータ
部150は、増幅器151、この増幅器151の
出力で作動されるドアロツクアクチユエータ15
2およびこのドアロツクアクチユエータ152の
作動状態を表示する表示ランプ153とを有して
おり、上記ドアロツクアクチユエータ152の作
動によつてドアロツクが施錠位置から解錠位置へ
あるいはその逆に移動し、そのドアロツクの位置
すなわちロツク状態は入力端子I105に接続されて
いる前記ドアロツクスイツチ143によつて検知
される。
なお、上記ドアロツク用アクチユエータ152
は、双方向作動式ソレノイド、リバーシブルモー
タ、または一方向回転式モータを使用することが
できるが、特定のアクチユエータを使用するため
にO103以外の出力端子からも適宜の施錠又は解錠
用のドアロツクアクチユエータ信号を送出するこ
ともできる。
なお、固定送信回路116は、上記キー信号発
生器10が移動受信回路12を用いる本発明の第
2の動作例において使用されるものであり、この
固定送信回路116はキー信号発生器10の移動
送信回路16と同様に、振幅変調あるいは周波数
変調を行なう変調器131と高周波増幅回路13
2とアンテナ133等で構成されており、前記出
力端子O102からの搬送波出力を出力端子O101から
のコード信号によつて変調し、高周波増幅回路1
32からアンテナ133を経て電波信号として送
信される。
以上に説明した構成を有するキー信号発生器お
よびロツク制御部の2つの動作例を以下に説明す
る。
<第1動作例> この第1動作例は、キー信号発生器10の移動
中央制御回路11の入力端子I3に接続されている
押釦スイツチ13が押圧されたときだけ電波信号
が送出されるようにしたものであり、第5図にこ
のキー信号発生器10の移動中央制御回路11の
処理のフローチヤートを、また、第6図にロツク
制御部の固定中央制御回路110の処理のフロー
チヤートを示す。
なお、この動作例においては、キー信号発生器
10の移動受信回路12、ロツク制御部110の
固定送信回路116およびアウトスイツチ141
はいずれも使用されない。
第5図において、この移動中央制御回路11と
して機能するマイクロコンピユータは、通常は押
釦スイツチ13が押圧されていないことによつて
ステツプ[5−1]から直接ストツプモードに移
つて待機状態にあるが、上記押釦スイツチ13が
押圧されたことを上記入力端子I3の電位によつて
検出すると次のステツプ[5−2]に移る。
この[5−2]のステツプにおいてはマトリツ
クス17によつてコード信号を出力端子O1に発
生させ、次のステツプ[5−3]において出力端
子O2に搬送波信号を出力して、電波信号を例え
ば2秒間アンテナ33から送信する。
この電波信号を固定受信部112の固定中央制
御回路111は、第6図のステツプ[6−1]で
受信信号が入力しているか否かを判断しており、
受信信号が入力していない場合にはストツプモー
ドに移つて、データの処理は実行しないが入力信
号は受け入れ得る状態を維持する。
いま、キー信号発生器10の所持者がロツク制
御部110のアンテナ120に接近して第5図の
フローチヤートで説明したように、その押釦スイ
ツチ13(第1図)を押圧すると、このキー信号
発生回路10の移動送信回路16から送信された
電波がロツク制御部110のアンテナ120で受
信され、受信信号はこのアンテナ120から同調
回路121を経て検波回路122で検波され、そ
の受信信号であるコード信号は増幅器123を通
つて固定中央制御回路111の入力端子I101に印
加される。
なお、キー信号発生器10からの電波信号の出
力が微弱な場合には、このキー信号発生器10の
移動送信回路12のアンテナ20に触れながら他
方の手などをドアハンドルに埋設されたアンテナ
に接触させたり接近させたりすればよい。
固定中央制御回路111がこの受信信号が入力
したことを検出すると、ストツプモードにあつた
この固定中央制御回路111は例えば10秒間のよ
うな一定時間付勢状態となり、上記ステツプ[6
−1]からステツプ[6−2]に移つて、受信し
たコード信号がそのマトリツクス回路117から
得られるコードと一致しているか否かを判断し、
もし一致しなければ再びストツプモードに移つて
入力信号が与えられるのを待機する。
コード信号の一致が検出されると、次のステツ
プ[6−3]でドアスイツチ142(第2図)の
オンオフ状態を検出し、このスイツチ142がオ
ンすなわちドアが開いていれば再びストツプモー
ドに移つて待機を続けるが、スイツチ142がオ
フすなわちドアが閉まつていれば次のステツプ
[6−4]に移る。
このステツプ[6−4]ではドアロツクスイツ
チ1436のオンオフ状態を検出する。このドア
ロツクスイツチ143は施錠状態のときオフ、解
錠状態ではオンになつており、仮に施錠状態にあ
つてこのスイツチ143がオフであればステツプ
[6−5]に移つて、固定中央制御回路111の
出力端子O103からドアロツクアクチユエータを駆
動するための駆動信号が例えば2秒間程度の一定
時間送出され、増幅器151を通じてドアロツク
アクチユエータ152に供給されてドアロツクは
解錠され、これによつてドアロツクスイツチ14
3はオンとなる。
このとき、このドアロツクアクチユエータ駆動
信号が出力されたこと、すなわちドアが解錠され
たことが表示ランプ153(第2図)によつて表
示され、解錠動作が行われたことを視認すること
ができる。
その後、ステツプ[6−7]に移つて上記のド
アロツクアクチユエータ駆動信号が送出された後
の一定時間、例えば7秒間は固定中央制御回路1
11はいかなる信号も受け付ない消勢状態となる
ようにして、ドアロツクアクチユエータが解錠/
施錠動作を繰り返すのを防止する。この消勢状態
が終了すると、固定中央制御回路111はストツ
プモードに移つて待機状態となる。
このストツプモードに移つた後、カード保持者
が例えば乗車していて、車内の適宜の場所に設け
たアンテナ120によつてこの待時間経過後にも
キー信号発生器10からの電波信号が固定中央制
御回路111の固定受信部112によつて受信さ
れたとすると、この受信信号によつて上述したス
テツプ[6−1]ないし[6−4]が繰返され
る。
しかしながら、今度は上記のようにドアがロツ
クされてドアロツクスイツチ143がオンとなつ
ているため、ステツプ[6−6]に進んで出力端
子O103からドアロツクアクチユエータを施錠する
ための駆動信号が2秒間送出されてドアロツクは
施錠される。
このとき、このドアロツクアクチユエータ駆動
信号が出力されたこと、すなわちドアロツクされ
たことが表示ランプ153(第2図)の点灯によ
つて表示されるので、ドアが施錠されたことが確
認できる。
その後、例えば7秒の消勢状態が終了すると、
ストツプモードに移つて固定中央制御回路111
は待機状態を続けることになる。
なお、キー信号発生器10の所持者がドアを開
けて車外に出た後に(このときにはドアは解錠状
態にある)このキー信号発生器10の押釦スイツ
チを押圧した場合にも、上記同様の施錠動作が行
われてドアは施錠される。
<第2動作例> 第7図および第8図は本発明の第2の動作例に
おけるロツク制御部110とキー信号発生器10
との処理をそれぞれ示すフローチヤートである。
なお、この動作例においては、キー信号発生器1
0に設けられている押釦スイツチ13は使用され
ない。
ロツク制御部110の固定中央制御回路111
の入力端子I103に接続されているアウトスイツチ
141は、第3図について述べたように例えばア
ウトサイドハンドル200の裏面に固定されてお
り、このアウトスイツチ141がオンになつたこ
とをステツプ[7−1]で検出したとき、ストツ
プモードにあつた固定中央制御回路111は一定
時間付勢状態に切換わつてステツプ[7−2]に
移る。
このステツプ[7−2]では、前述の固定送信
回路116からコード信号で変調された電波信号
がアンテナ133から送信される。
キー信号発生器10の移動受信回路12がこの
ロツク制御部110からの電波信号を受信する
と、この受信回路12の検波出力が移動中央制御
回路11の入力端子I1に供給され、ストツプモー
ドにあつたこの移動中央制御回路11は付勢され
る。
この移動中央制御回路11として機能するマイ
クロコンピユータは、通常はステツプ[8−1]
から直接ストツプモードに移つて待機状態にある
が、ロツク制御部110からの電波信号を受信し
たことを上記入力端子I1の電位によつて検出する
と次のステツプ[8−2]に移る。
この[8−2]のステツプにおいてはマトリツ
クス17によつてコード信号を出力端子O1に発
生させ、次のステツプ[8−3]において出力端
子O2に搬送波信号を出力して、電波信号をステ
ツプ[8−4]によつて定められている例えば2
秒間の期間、アンテナ33から送信する。
ロツク制御部110は、ステツプ[7−3]で
この電波信号を受信すると、第1動作例について
第6図のフローチヤートで説明したステツプ[6
−1]ないし[6−7]におけると同様な処理を
ステツプ[7−3]ないし[7−9]で行い、も
しドアがロツクされていれば解錠し、ロツクされ
ていなければ施錠を行なう。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の電波錠を用い
れば、キー信号発生器をロツク制御回路のアンテ
ナに接近させてから、その押釦スイツチを押圧
し、あるいは、ロツク対象物の外部に設けたアウ
トスイツチをオンすることによつて自動的にドア
ロツクが解錠又は施錠するので、金属製のキーで
錠機構を操作したり、キー番号を記憶しておく必
要がなく、迅速に解施錠操作を行うことができ
る。
そして、本発明では、ドアロツクアクチエータ
の動作を表示する表示ランプを設けたので、この
アクチエータの動作を目視によつて確認できるば
かりでなく、この表示ランプはアクチエータの動
作期間だけ施解錠動作の表示を行うもので鎖錠状
態を表示するものではないことから、無用な電池
の放電がなく、しかも鎖錠状態を第3者に知られ
ることがないので盗難防止に役立つという格別の
効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電波錠のキー信号発生
器のブロツク図、第2図はロツク制御部のブロツ
ク図、第3図はロツク制御部を自動車に取付けた
ときの断面図、第4図はキー信号発生器の斜視
図、第5図は第1動作例におけるキー信号発生器
の処理を示すフローチヤート、第6図は同じく第
1動作例におけるロツク制御部での処理を示すフ
ローチヤート、第7図は第2動作例におけるロツ
ク制御部での処理を示すフローチヤート、第8図
は同じく第2動作例におけるキー信号発生器での
処理を示すフローチヤートである。 10……キー信号発生器、11……移動中央制
御回路部(マイクロコンピユータ)、12……移
動受信回路、13……押釦スイツチ、16……移
動送信回路、17……ダイオードマトリツクス、
110……ロツク制御回路、111……固定中央
制御回路、112……固定受信回路、116……
固定送信回路、117……ダイオードマトリツク
ス、150……ドアロツクアクチユエータ部、1
53……表示ランプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 携帯可能に形成され、押釦スイツチの操作に
    より特定コードを伝送する電波信号を送信するキ
    ー信号発生器と、 ドアのロツク/アンロツク状態を検出するドア
    ロツクスイツチと、前記電波信号を受信する固定
    受信回路と、この固定受信回路の出力に含まれる
    コードが設定されている特定コードと一致したと
    き、前記ドアロツクスイツチの検出結果がロツク
    状態の場合には上記ドアをアンロツク状態に、ま
    た、上記検出結果がアンロツク状態の場合には上
    記ドアをロツク状態にするようにドアロツクアク
    チユエータを駆動するドアロツクアクチユエータ
    駆動信号を出力するとともに、この駆動信号を送
    出した後に入力を受け付けない消勢状態となる時
    間を有する固定中央制御回路と、上記ドアロツク
    アクチユエータ駆動信号によつて付勢される表示
    ランプとを備え、ロツク制御対象物に取り付けら
    れたロツク制御部と、 からなることを特徴とする電波錠。 2 前記キー信号発生器は、カード状に形成さ
    れ、一面は太陽電池を含む電源部、他面は押釦ス
    イツチおよびアンテナを含む移動送信回路部、こ
    れらに挟まれた中央部は移動中央制御回路部で構
    成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の電波錠。 3 ロツク制御部からの特定コードを伝送する電
    波信号を受信したときに特定コードを伝送する電
    波信号を発生するとともに、携帯可能に形成され
    たキー信号発生器と、 アウトスイツチの操作に応じて特定コードを伝
    送する電波信号を送出する固定送信回路と、ドア
    のロツク/アンロツク状態を検出するドアロツク
    スイツチと、前記キー信号発生器からの電波信号
    を受信する固定受信回路と、この固定受信回路の
    出力に含まれるコードが設定されている特定コー
    ドと一致したとき、前記ドアロツクスイツチの検
    出結果がロツク状態の場合には上記ドアをアンロ
    ツク状態に、また、上記検出結果がアンロツク状
    態の場合には上記ドアをロツク状態にするように
    ドアロツクアクチユエータを駆動するドアロツク
    アクチユエータ駆動信号を出力する固定中央制御
    回路と、上記ドアロツクアクチユエータ駆動信号
    によつて付勢される表示ランプとを備え、ロツク
    制御対象物に取り付けられたロツク制御部と、 からなることを特徴とする電波錠。 4 前記キー信号発生器はカード状に形成されて
    おり、その一面は太陽電池を含む電源部、他面は
    アンテナを含む移動受信回路部および移動送信回
    路部、これらに挟まれた中央部は移動中央制御回
    路部で構成されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の電波錠。
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