JPH09217529A - 電子錠 - Google Patents

電子錠

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JPH09217529A
JPH09217529A JP8026385A JP2638596A JPH09217529A JP H09217529 A JPH09217529 A JP H09217529A JP 8026385 A JP8026385 A JP 8026385A JP 2638596 A JP2638596 A JP 2638596A JP H09217529 A JPH09217529 A JP H09217529A
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JP
Japan
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identification code
unit
signal
electronic lock
adapter
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Application number
JP8026385A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nakatani
直史 中谷
Haruo Terai
春夫 寺井
Yasumichi Kobayashi
保道 小林
Yukio Hayashida
幸雄 林田
Izumi Yamaura
泉 山浦
Takayuki Inoue
隆幸 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でドアの施錠・解錠が自動的にで
きる電子錠を提供することを目的としている。 【解決手段】 サムターンを駆動するアダプタ1と、こ
のアダプタ1を駆動する識別コードを含んだ遠隔操作信
号を送信する送信部2とを備え、アダプタ1の受信部4
が、送信部2が送信した識別コードが予め備えている識
別コードと一致した場合にだけ、サムターンを駆動する
駆動部3に制御信号を出力する電子錠としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの施錠・解錠
を自動的に行うことができる電子錠に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11は、現在使用されているドアの構
成を示している。ドア15には、両側にノブ16aとノ
ブ16bとを設けており、内側からドア15を開く場合
にはノブ16aを外側からドア15を開く場合にはノブ
16bを回す操作を行う。ノブ16aとノブ16bとの
間には、ラッチボルト17を設けている。ノブ16aあ
るいはノブ16bを開くと、ラッチボルト17は図示し
ていないドア枠に設けている鍵受孔から出没してドア1
5を開くことができるものである。このラッチボルト1
7の上部には、デッドボルト18を設けている。デッド
ボルト18は、サムターン20のあるいはシリンダ19
の操作によってラッチボルト17と同様に前記鍵受孔に
出没して、前記手動によるドア15の施解錠操作を可能
あるいは不可能にしている。サムターン20はドア15
の室内側に設けており、シリンダ19はドア15の室外
側に設けている。つまりデッドボルト17は、サムター
ン20を手動によって開閉すること、またはシリンダ1
9に設けている鍵孔に鍵を挿入して施解錠操作をするこ
とによって、鍵受孔から出没するものである。
【0003】以上のような構成で、例えば外出する場合
には室外から鍵を使用してシリンダ19の鍵孔を施錠操
作して、デッドボルト17を鍵受孔側にロックするもの
である。
【0004】しかし帰宅したときに荷物で両手がふさが
っている場合などは、鍵を取り出すことと、鍵をシリン
ダ19の鍵孔に挿入して解錠操作することは非常に煩わ
しいものである。また帰宅時間が遅くなって周囲が暗い
場合には、この解錠操作は手間取ったりするものであ
る。さらに、高齢者や子供にとってはこの施解錠操作は
想像以上にやりにくいものである。
【0005】このような問題を解決するために、自動的
にドアを開閉できる電気錠システムが特開平6−500
39号として提案されている。図12はこの電気錠シス
テムを示している。つまり、ドア15に取り付けた電気
錠70を室内に設置した電気錠操作ユニット72と操作
装置73によって、あるいは室外に取り付けたシークレ
ットスイッチ71の操作によって解錠・施錠を自動的に
行うようになっているものである。この電気錠70は、
従来のノブ16a・16bに代えて電磁クラッチを内蔵
したノブを使用するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの電気錠シス
テムは、既設のドア15に対する取付が困難であるとい
う課題を有しているものである。つまり、従来のノブ1
6a・16bを電磁クラッチを内蔵したノブに取り替え
るという作業は、ノブ16a・16bの形状寸法に種々
のものがあり容易ではないものである。また、電源を供
給するための配線、或いは錠の状態を知らせる情報のた
めの配線が必要で、ドア15内やドア枠内部に対する配
線工事が必要となるものである。このため、ほとんどが
新設で施工されるものとなっている。また、シークレッ
トスイッチ71・電気錠操作ユニット72・操作装置7
3が必要で、非常に高価なものとなっている。
【0007】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、簡単な構成でドアの
施錠・解錠が自動的にできる電子錠を提供することを目
的としているものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の第一の手段は、サムターンを駆動するアダプ
タとこのアダプタを駆動する識別コードを含んだ遠隔操
作信号を送信する送信部とを備え、アダプタの受信部が
送信部が送信した識別コードが予め備えている識別コー
ドと一致した場合にだけサムターンを駆動する駆動部に
制御信号を出力する電子錠としている。
【0009】また本発明の第二の手段は、遠隔操作信号
を微弱電波の振幅変調として、回路構成が簡単な電子錠
としている。
【0010】本発明の第三の手段は、遠隔操作信号を微
弱電波の周波数変調として誤動作の少ない電子錠として
いる。
【0011】本発明の第四の手段は、遠隔操作信号がア
ダプタの動作を指定する複数のコード化した命令を含む
ことができる構成として、複数の遠隔操作命令も容易に
指示できる電子錠としている。
【0012】本発明の第五の手段は、受信部が備えてい
る識別コードを着脱可能なカートリッジ内に保持する構
成として、異なる識別コードを有している送信部を追加
してもすぐに適応が可能な電子錠としている。
【0013】本発明の第六の手段は、受信部が備えてい
る識別コードを追加あるいは削除可能なメモリに保持し
た構成として、送信部の追加や変更が容易な電子錠とし
ている。
【0014】本発明の第七の手段は、受信部は、現在使
用中の識別コードを保持する第一のメモリと、登録を抹
消設定した識別コードを保持する第二のメモリと、第二
のメモリが保持している識別コードを含んだ遠隔操作信
号を受けたときに報知が可能な報知部とを備え、不正使
用を防止できる電子錠としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1〜図4をもとに説明する。図において、1はドア
に設けているサムターンと係合してサムターンを開閉す
るアダプタで、2はアダプタ1に開閉信号を無線で送信
する送信部である。アダプタ1は、アダプタ本体10と
アダプタ本体10を覆う上蓋11(図示していない)と
を備えている。アダプタ本体10は、図2に示している
ようにサムターンに係合する係号部3aを有している駆
動部3と、アンテナ34を介して送信部2が送信した信
号を受信する受信部4と、各部に電源を供給する電源部
5とを備えている。
【0016】受信部4は、さらに、送信部2から送られ
てきた信号を復調してデータ成分を出力する受信復調部
33と、予め決められた30ビット程度の長いビット列
からなる識別コードを記憶する識別コード記憶部31
と、識別コード記憶部31が記憶している識別コードと
受信復調部33が復調した信号中に含まれている識別コ
ードとを比較し両者が一致すれば駆動部3を駆動する識
別コード照合部32とを備えている。
【0017】送信部2は、操作スイッチ8のオンオフに
よってアダプタ1に無線による開閉信号をアンテナ9か
ら送る信号送出部6と、電源である電池7と、使用者が
設定した識別コードを半永久的に保持する識別コード保
持部30とを備えている。なお送信部2が送信する無線
信号は電波でも、あるいはテレビのリモコン等に用いて
いる赤外線のものでもよい。
【0018】図3は前記アダプタ1をドア15に取り付
けた状態を示す側断面図、図4は同平面図である。ドア
15は、既設のノブ16a・16b、ラッチボルト17
・デッドボルト18・シリンダ19・サムターン20を
有している。本実施形態の電子錠を構成するアダプタ1
は、このサムターン20に係合するように両面テープ1
2によってドア15に取り付けている。すなわち、アダ
プタ1の駆動部3の係合部3aをサムターン20に係合
するように取り付けているものである。
【0019】以下本実施形態の動作について説明する。
使用者が送信部2の操作スイッチ8をオンすると、信号
送出部6は識別コード保持部30に保持されている識別
コードを変調しアンテナ9から無線で送信する。この信
号はアダプタ1のアンテナ34によって受信され、受信
復調部33がこの信号を復調する。復調された信号は識
別コード照合部32に伝達され、識別コード照合部32
は受信した識別コードと識別コード記憶部31が記憶し
ている識別コードとを照合する。こうして両者が一致し
ていることを確認すると、駆動部3に駆動信号を送出す
る。駆動部3はこの駆動信号を受けると、係合部3aを
右向きまたは左向きに回転駆動する。この回転駆動によ
ってサムターン20が回転駆動され、ドア15が解錠あ
るいは施錠される。ドア15が解錠されれば、ノブ16
aあるいはノブ16bを回すことによってドア15を開
くことができる。ドア15が施錠されれば、ノブ16a
あるいはノブ16bを回してもドア15を開くことはで
きないものである。
【0020】このとき本実施形態によれば、前記したよ
うに、送信部2が送信した識別コードとアダプタ1が識
別コード記憶部31に記憶している識別コードとが一致
した場合にはじめてサムターン20を駆動することがで
きるものである。このため、この識別コードを長いビッ
ト列のものに設定しておけば安全生は十分保証できるも
のである。
【0021】以上のように本実施形態によれば、送信部
2の操作スイッチ8をオンする簡単な操作によって、ド
ア15を簡単に施錠あるいは解錠できるものである。ま
た、容易には複製できない長いビット列の識別コードを
用いることによって、安全性を保証できる電子錠を実現
できるものである。
【0022】またこのときアダプタ1・送信部2を図5
に示す構成とすれば、識別コードなどのデータを振幅変
調された微弱電波として送信でき、回路構成が簡単な電
子錠を実現できるものである。つまり送信部2の信号送
出部6を、無線電波の搬送波となる高周波を作る高周波
発振部38と、操作スイッチ8の操作信号により識別コ
ードなどのデータを出力する信号発生部37と、信号発
生部37の出力で開閉するスイッチ部37aと微弱電波
出力部39とで構成し、アダプタ1の受信復調部33
を、同調増幅部35と振幅変調復調部36とによって構
成するものである。
【0023】つまり、信号発生部37が発生する信号を
データ0とデータ1との組み合わせで構成したものとし
て、データ1の時にスイッチ部37aが閉じ、データ0
の時にスイッチ部37aが開くようにしているものであ
る。従ってデータ1の時には高周波発振部38からの高
周波信号が微弱電波出力部39に伝えられ、アンテナ9
から送信されるものであり、データ0の時にはスイッチ
部37aが開いているためこの高周波信号はアンテナ9
から送信されないものである。このためアンテナ34か
らこの信号を受けた振幅変調部36は、この信号を容易
に振幅変調することができ、データ0をこの振幅の最挟
部で表現するようにしてデータ0とデータ1とを読みと
ることができるものである。またマンション等のドア1
5は鉄製のものであるが、この微弱電波によって構成し
た信号であっても十分通信はできるものである。すなわ
ち、ドア15は図示していないドア枠との間に隙間を有
して設けているものであり、この隙間によって通信は十
分できるものである。
【0024】またこのときアダプタ1・送信部2を図6
に示す構成とすれば、識別コードなどのデータを微弱電
波の周波数変調として誤動作の少ない電子錠を実現でき
るものである。すなわち、送信部2の信号送出部6を無
線電波の搬送波となる高周波を作る高周波発振部38
と、操作スイッチ8の操作信号により識別コードなどの
データを出力する信号発生部37と、この信号発生部3
7の出力で高周波発振部38の発振周波数を制御する発
振周波数制御部37bと、微弱電波出力部39とで構成
し、アダプタ1の受信復調部33を、同調増幅部35と
周波数変調復調部40とによって構成しているものであ
る。つまり、信号発生部37からのデータによって発振
周波数制御部37bが高周波発振部38の発振周波数を
変化させるもので、例えばデータ1の時には高周波発振
部38の発振周波数を312MHzに、データ0の時に
は高周波発振部38の発振周波数を311MHzとして
いる。このためアダプタ1は、データ1の時には312
MHzの高周波信号を受け、データ0の時には311M
Hzの高周波信号を受けているものである。従ってデー
タ0・データ1のいずれの場合にも高周波信号を受けて
いるため、外部の妨害電波等による影響を受けることが
少なく誤動作の少ない電子錠を実現するものである。
【0025】また、送信部2を図7に示している構成と
した場合には複数の遠隔操作命令も容易に指示できる電
子錠を実現できるものである。すなわち送信部2は、複
数の操作スイッチ8a・8bを有する命令コード発生部
41を有しており、押された操作スイッチ8aまたは8
bに対応する命令コードを命令コード発生部41から信
号送出部6へ出力する構成としているものである。また
アダプタ1の受信部4は、受信復調部33の出力に命令
コード解読部42と識別コード照合部32とを接続して
おり、命令コードの解読と識別コードの照合とを行うよ
うにしている。
【0026】つまり、命令コード発生部41は操作スイ
ッチ8aが押されたときには命令コードとして0101
を出力し、操作スイッチ8bが押されたときには命令コ
ードとして1000を出力すると決めた場合、信号送出
部6は識別コード保持部30が保持している識別コード
をまず送出し、続いて命令コード発生部41からの01
01または1000の命令コードを出力する。受信復調
部33は受信した信号を復調し識別コード照合部32と
命令コード解読部42へ復調データとして出力する。こ
うして命令コード0101と命令コード1000に対応
する複数の異なる動作、つまりドアの施錠とドアの解錠
とをアダプタ1に指示することが可能となるものであ
る。
【0027】またアダプタ1を図8に示す構成とした場
合には、異なる識別コードを有している送信部2を追加
してもすぐに適応が可能な電子錠を実現できるものであ
る。つまりアダプタ1の受信部4には、識別コード記憶
部31と識別コード照合部32との間にコネクタ44を
設け、識別コード記憶部31を着脱可能なカートリッジ
43内に収納するようにしているものである。カートリ
ッジ43が着脱可能であるため、照合する基となる識別
コードを容易に変更することができるものである。この
ため例えば送信部2を紛失したりして、新しい識別コー
ドを備えた送信部2に変更した場合や、家族が増えて新
しい識別コードを有する送信部付きのキーを追加した場
合に、簡単にこの新しい識別コードを簡単に登録するこ
とができるものである。すなわち識別コード記憶部31
を収納したカートリジ43を、新しいものに交換するこ
とによって、識別コードの変更や追加が簡単にできるも
のである。
【0028】またアダプタ1を図9に示す構成とした場
合には、送信部2の追加や変更が容易な電子錠を実現で
きるものである。すなわちアダプタ1の受信部4に、読
み書きが随時可能な半導体メモリ45(以下RAM45
と称する)を設け、RAM45が識別コード記憶部を構
成するようにしているものである。RAM45は識別コ
ードを自由に変更できるため、たとえば識別コードをも
っと複雑にしたい場合や、定期的に識別コードを変更し
たい場合でも容易にいつでも変更することができるもの
である。
【0029】またアダプタ1を図10に示す構成とした
場合には、使用していない識別コードを有する遠隔操作
信号を受けると報知が可能な電子錠を実現するものであ
る。すなわち、受信部4には現在使用中の識別コードを
保持する第一のメモリ51と登録を抹消設定した識別コ
ードを保持する第二のメモリ52と、報知部53とを備
えているものである。こうして送信部2が送信した信号
中に含まれている識別コードが第二のメモリ52に保持
されている識別コードと合致した場合には、報知部53
を動作させるようにしているものである。
【0030】こうして例えば送信部2を紛失したりした
ような場合に、第二のメモリ52中にこの識別コードを
登録し、第一のメモリに新しい識別コードを登録するよ
うにすれば、古い送信部2を使用して不正に解錠しよう
とした場合に報知部53が報知音を発生して不正使用を
防止できるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、アダプタとこの
アダプタを駆動する識別コードを含んだ遠隔操作信号を
送信する送信部とを備え、前記アダプタはサムターンに
係合する駆動部と送信部が送信した信号を受信する受信
部と各部に電源を供給する電源部とを備え、送信部が送
信した識別コードが予め備えている識別コードと一致し
た場合にだけ駆動部に制御信号を出力する構成として、
識別コードが予め備えている識別コードと一致した場合
にだけドアの施錠・解錠ができる電子錠を実現するもの
である。
【0032】本発明の第二の手段は、サムターンを駆動
する駆動部に制御信号を出力する電子錠アダプタとこの
アダプタを駆動する送信部とを備え、この送信部が出力
する遠隔操作信号の中に識別コードを入れ、前記アダプ
タの受信部は送られてきた遠隔操作信号の中の識別コー
ドが自身が予め備えている識別コードと一致した場合に
だけサムターンに係合する駆動部に制御信号を出力する
ことによって、識別コードが異なる遠隔操作信号を受け
ても駆動されることがなく安心して使える電子錠を実現
するものである。
【0033】本発明の第二の手段は、特に遠隔操作信号
を微弱電波の振幅変調とした構成として、回路構成が簡
単な電子錠を実現するものである。
【0034】本発明の第三の手段は、特に遠隔操作信号
を微弱電波の周波数変調とした構成として、誤動作の少
ない電子錠を実現するものである。
【0035】本発明の第四の手段は、特に遠隔操作信号
はアダプタの動作を指定する複数のコード化した命令を
含むことができる構成として、複数の遠隔操作命令も容
易に指示できる電子錠を実現するものである。
【0036】本発明の第五の手段は、特に受信部が備え
ている識別コードを着脱可能なカートリッジ内に保持し
た構成として、異なる識別コードを有している送信部を
追加してもすぐに適応が可能な電子錠を実現するもので
ある。
【0037】本発明の第六の手段は、特に受信部が備え
ている識別コードを、追加あるいは削除可能なメモリに
保持した構成として、送信部の追加や変更が容易な電子
錠を実現するものである。
【0038】本発明の第七の手段は、受信部は、現在使
用中の識別コードを保持する第一のメモリと、登録を抹
消設定した識別コードを保持する第二のメモリと、第二
のメモリが保持している識別コードを含んだ遠隔操作信
号を受けたときに報知が可能な報知部とを備えた構成と
して、不正使用を防止できる電子錠を実現するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である電子錠を示すブロック
【図2】同、アダプタ本体を示す平面図
【図3】同、アダプタをドアに取り付けた状態を示す側
面図
【図4】同、アダプタをドアに取り付けた状態を示す平
面図
【図5】同、微弱電波の振幅変調方式で操作信号を送る
電子錠を示すブロック図
【図6】同、微弱電波の周波数変調方式で操作信号を送
る電子錠を示すブロック図
【図7】同、コード化した命令を持った操作信号を送る
電子錠を示すブロック図
【図8】同、着脱可能なカートリッジを内蔵したアダプ
タを示すブロック図
【図9】同、書き込み消去が可能なメモリを持ったアダ
プタを示すブロック図
【図10】同、第一のメモリと第二のメモリを持ったア
ダプタを示すブロック図
【図11】ドアの構成を説明する側面図
【図12】従来例である電気錠の構成を説明するブロッ
ク図
【符号の説明】
1 アダプタ 2 送信部 3 駆動部 4 受信部 5 電源部 20 サムターン 30 識別コード保持部 31 識別コード記憶部 32 識別コード照合部 33 受信復調部 35 同調増幅部 36 振幅変調増幅部 37 信号発生部 38 高周波発振部 39 微弱電波出力部 40 周波数変調復調部 41 命令コード発生部 43 カートリッジ 45 RAM 51 第一のメモリ 52 第二のメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林田 幸雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山浦 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井上 隆幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アダプタとこのアダプタを駆動する識別
    コードを含んだ遠隔操作信号を送信する送信部とを備
    え、前記アダプタはサムターンに係合する駆動部と送信
    部が送信した信号を受信する受信部と各部に電源を供給
    する電源部とを備え、送信部が送信した識別コードが予
    め備えている識別コードと一致した場合にだけ駆動部に
    制御信号を出力する電子錠。
  2. 【請求項2】 遠隔操作信号は微弱電波の振幅変調とし
    た請求項1記載の電子錠。
  3. 【請求項3】 遠隔操作信号は微弱電波の周波数変調と
    した請求項1記載の電子錠。
  4. 【請求項4】 遠隔操作信号はアダプタの動作を指定す
    る複数のコード化した命令を含むことができる請求項1
    記載の電子錠。
  5. 【請求項5】 受信部が備えている識別コードは、着脱
    可能なカートリッジ内に保持した請求項1記載の電子
    錠。
  6. 【請求項6】 受信部が備えている識別コードは、追加
    あるいは削除可能なメモリに保持した請求項1記載の電
    子錠。
  7. 【請求項7】 受信部は、現在使用中の識別コードを保
    持する第一のメモリと、登録を抹消設定した識別コード
    を保持する第二のメモリと、第二のメモリが保持してい
    る識別コードを含んだ遠隔操作信号を受けたときに報知
    が可能な報知部とを備えた請求項1記載の電子錠。
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