JPH0510469B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510469B2 JPH0510469B2 JP1537984A JP1537984A JPH0510469B2 JP H0510469 B2 JPH0510469 B2 JP H0510469B2 JP 1537984 A JP1537984 A JP 1537984A JP 1537984 A JP1537984 A JP 1537984A JP H0510469 B2 JPH0510469 B2 JP H0510469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- driver
- door
- signal
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 2
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
≪産業上の利用分野≫
この発明は、車両の機械式キーの代わりとし
て、無線式にドアロツク等の錠の解錠・施錠を行
なう車両用施錠制御装置に関する。
て、無線式にドアロツク等の錠の解錠・施錠を行
なう車両用施錠制御装置に関する。
≪発明の背景≫
本出願人は、先願である特願昭57−132118号
(特開昭59−24075号)において「電波式キーシス
テム」を提案している。この電波式キーシステム
は、例えば車両のドアロツクに適用され、運転者
がキーを所持する代わりに送信機を持ち、この送
信機を所持したものが上記ドアに設けられたスイ
ツチを操作した場合のみドアロツクの解錠あるい
は施錠が行なわれる構成となつているものであ
る。
(特開昭59−24075号)において「電波式キーシス
テム」を提案している。この電波式キーシステム
は、例えば車両のドアロツクに適用され、運転者
がキーを所持する代わりに送信機を持ち、この送
信機を所持したものが上記ドアに設けられたスイ
ツチを操作した場合のみドアロツクの解錠あるい
は施錠が行なわれる構成となつているものであ
る。
第1図は、上記電波式キーシステム(以下、車
両用施錠制御装置と称する)の概略構成を示すブ
ロツク図である。同図において、送信機1は、カ
ード型ケース内に収納されており、このカード型
送信機1は、車両18の機械式キーの代わりに運
転者が携帯するものである。
両用施錠制御装置と称する)の概略構成を示すブ
ロツク図である。同図において、送信機1は、カ
ード型ケース内に収納されており、このカード型
送信機1は、車両18の機械式キーの代わりに運
転者が携帯するものである。
他方、車両18側には、制御装置2が搭載され
ており、更にウインドウにはループアンテナ10
が設けられ、運転席側ドアのドアハンドル近傍に
スイツチが設けられている。
ており、更にウインドウにはループアンテナ10
が設けられ、運転席側ドアのドアハンドル近傍に
スイツチが設けられている。
上記カード型送信機1は、常時電源ON状態で
あつて、上記車体側の制御装置2から送信される
リクエスト信号を受信可能な状態となつている。
そして、このカード型送信機1を携帯した運転者
がドアロツクの解錠を行なうために、上記スイツ
チ12を手動操作すると、第1図に示す制御装置
2内のリクエスト信号発生回路11が作動し、一
定時間リクエスト信号をループアンテナ10から
送信する。ことループアンテナ10から送信され
たリクエスト信号は、電磁誘導作用によつて上記
カード型送信機1のループアンテナ3によつて受
信される。そして、カード型受信機1側において
は、リクエスト信号検出回路7によつて、上記リ
クエスト信号が車両18側の制御装置2から送信
されたことを検出し、コード信号発生回路8を作
動させる。
あつて、上記車体側の制御装置2から送信される
リクエスト信号を受信可能な状態となつている。
そして、このカード型送信機1を携帯した運転者
がドアロツクの解錠を行なうために、上記スイツ
チ12を手動操作すると、第1図に示す制御装置
2内のリクエスト信号発生回路11が作動し、一
定時間リクエスト信号をループアンテナ10から
送信する。ことループアンテナ10から送信され
たリクエスト信号は、電磁誘導作用によつて上記
カード型送信機1のループアンテナ3によつて受
信される。そして、カード型受信機1側において
は、リクエスト信号検出回路7によつて、上記リ
クエスト信号が車両18側の制御装置2から送信
されたことを検出し、コード信号発生回路8を作
動させる。
コード信号発生回路8が作動すると、予めコー
ド記憶回路9に記憶されていた車両18固有のユ
ード信号(車両毎に異なるコードが設定される)
を出力する。そして、変調回路5において、キヤ
リア発振回路6から供給されるキヤリア信号を上
記コード信号によつて変調し、出力回路4、ルー
プアンテナ3を介して送信する。
ド記憶回路9に記憶されていた車両18固有のユ
ード信号(車両毎に異なるコードが設定される)
を出力する。そして、変調回路5において、キヤ
リア発振回路6から供給されるキヤリア信号を上
記コード信号によつて変調し、出力回路4、ルー
プアンテナ3を介して送信する。
すると、車両側においては、上記カード型送信
機1から送信されてくる固有コード信号がループ
アンテナ10によつて受信され、この受信された
固有コード信号は、受信・復調回路13を介して
コード照合回路14へ供給される。
機1から送信されてくる固有コード信号がループ
アンテナ10によつて受信され、この受信された
固有コード信号は、受信・復調回路13を介して
コード照合回路14へ供給される。
カード照合回路14は、コード記憶回路15に
予め登録されている車両固有のコード信号と、上
記受信されたコード信号とが一致するか否かの判
別を行なうものであり、両コード信号が一致した
場合に限りアクチユエータ駆動回路16の駆動を
行なうものである。
予め登録されている車両固有のコード信号と、上
記受信されたコード信号とが一致するか否かの判
別を行なうものであり、両コード信号が一致した
場合に限りアクチユエータ駆動回路16の駆動を
行なうものである。
そして、アクチユエータ駆動回路16が駆動さ
れると、ドアロツクの解錠・施錠を行なうアクチ
ユエータ17が駆動されてドアロツクが解錠され
ることとなる。
れると、ドアロツクの解錠・施錠を行なうアクチ
ユエータ17が駆動されてドアロツクが解錠され
ることとなる。
このように、カード型送信機1側のコード信号
と車両側の制御回路2に登録されているコード信
号とが一致した場合に限りドアロツクの解錠・施
錠が行われることによつて、例えば上記カード型
送信機1を所持しない者がドアロツクを解錠しよ
うとしても、ドアロツクは解錠されない。また、
コード信号の異なるカード型送信機1を携帯した
者がドアロツクを解錠しようとしても同様にして
ドアロツクは解錠されない。これによつて、上記
カード型送信機1は、従来の機械式キーと同様の
防犯性を有するものとなる。
と車両側の制御回路2に登録されているコード信
号とが一致した場合に限りドアロツクの解錠・施
錠が行われることによつて、例えば上記カード型
送信機1を所持しない者がドアロツクを解錠しよ
うとしても、ドアロツクは解錠されない。また、
コード信号の異なるカード型送信機1を携帯した
者がドアロツクを解錠しようとしても同様にして
ドアロツクは解錠されない。これによつて、上記
カード型送信機1は、従来の機械式キーと同様の
防犯性を有するものとなる。
また、上記カード型送信機1は、ポケツトや鞄
等の中に収納した状態で使用可能であるため、従
来の機械式キーのように、解錠あるいは施錠の都
度、キーを取り出す手間が省けることとなる。
等の中に収納した状態で使用可能であるため、従
来の機械式キーのように、解錠あるいは施錠の都
度、キーを取り出す手間が省けることとなる。
なお、上記アクチユエータ17は、駆動毎にド
アロツクの状態を反転させる構成となつており、
駆動前にドアロツクが施錠されていれば解錠動作
を行ない、駆動前に解錠状態となつていれば施錠
動作を行なう。
アロツクの状態を反転させる構成となつており、
駆動前にドアロツクが施錠されていれば解錠動作
を行ない、駆動前に解錠状態となつていれば施錠
動作を行なう。
ところで、このような車両用施錠制御装置にあ
つては、上記カード型送信機1が車両側の制御装
置2の近傍に存在し、かつ上記スイツチ12が操
作された場合には必ずドアロツクの施錠・解錠が
行なわれる構成となつているため、例えば、運転
者が上記カード型送信機1を車室内に置いたまま
車外に出た後、ドアロツクの施錠を行なうために
スイツチ12を操作すると、ドアロツクは施錠さ
れてしまつて、カード型送信機1は車室内にとり
残されてしまうこととなり、更に、このような事
態が生じた場合、カード型送信機1は車両内に存
在するために、第3者がスイツチ12を操作すれ
ばドアロツクの解錠がなされてしまうことが考え
られる。
つては、上記カード型送信機1が車両側の制御装
置2の近傍に存在し、かつ上記スイツチ12が操
作された場合には必ずドアロツクの施錠・解錠が
行なわれる構成となつているため、例えば、運転
者が上記カード型送信機1を車室内に置いたまま
車外に出た後、ドアロツクの施錠を行なうために
スイツチ12を操作すると、ドアロツクは施錠さ
れてしまつて、カード型送信機1は車室内にとり
残されてしまうこととなり、更に、このような事
態が生じた場合、カード型送信機1は車両内に存
在するために、第3者がスイツチ12を操作すれ
ばドアロツクの解錠がなされてしまうことが考え
られる。
≪発明の目的≫
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、運転者が降車することが検出された場合に携
帯用送信機の所持を喚起することで、前述のよう
なカード型送信機(携帯用送信機)を車室内に置
き忘れて降車するような事態を防止し、便利性の
向上を図ることにある。
で、運転者が降車することが検出された場合に携
帯用送信機の所持を喚起することで、前述のよう
なカード型送信機(携帯用送信機)を車室内に置
き忘れて降車するような事態を防止し、便利性の
向上を図ることにある。
≪発明の構成≫
上記目的を達成するために、本発明は第3図に
示すクレーム対応図の如く構成され、所定の固有
信号を無線送信する携帯用送信機100と; 車体側に設けられ、かつ前記固有信号を受信す
る受信手段101と; 前記受信された固有信号が車体側に予め設定さ
れた固有信号と一致するか否かを判別する固有信
号照合手段102と; ドアロツク等の車体所定部位の錠を施錠・解錠
操作するロツクアクチユエータ105と; 施錠・解錠動作開始の信号を出力するスイツチ
103と; 前記スイツチ103が操作され、かつ前記固有
信号照合手段102において固有信号の一致が判
断されているときに限りロツクアクチユエータ1
05を駆動するロツクアクチユエータ駆動手段1
04と; 運転者が降車することを検出する降車検出手段
106と; 前記降車することが検出されたときに前記携帯
用送信機100の所持を喚起する所持喚起手段1
07とを具備することを特徴とする。
示すクレーム対応図の如く構成され、所定の固有
信号を無線送信する携帯用送信機100と; 車体側に設けられ、かつ前記固有信号を受信す
る受信手段101と; 前記受信された固有信号が車体側に予め設定さ
れた固有信号と一致するか否かを判別する固有信
号照合手段102と; ドアロツク等の車体所定部位の錠を施錠・解錠
操作するロツクアクチユエータ105と; 施錠・解錠動作開始の信号を出力するスイツチ
103と; 前記スイツチ103が操作され、かつ前記固有
信号照合手段102において固有信号の一致が判
断されているときに限りロツクアクチユエータ1
05を駆動するロツクアクチユエータ駆動手段1
04と; 運転者が降車することを検出する降車検出手段
106と; 前記降車することが検出されたときに前記携帯
用送信機100の所持を喚起する所持喚起手段1
07とを具備することを特徴とする。
≪実施例の説明≫
第4図は、本発明に係る車両用施錠制御装置の
一実施例におけるカード型送信機30の構成を示
す回路図である。
一実施例におけるカード型送信機30の構成を示
す回路図である。
第4図に示す如く、カード型送信機30は、受
信用ループアンテナ31と送信用アンテナ32の
2つのループアンナを備えており、受信用ループ
アンテナ31にはコンデンサ33が並列接続され
ている。このループアンテナ1とコンデンサ33
によつて受動型の並列共振同調回路20が構成さ
れている。
信用ループアンテナ31と送信用アンテナ32の
2つのループアンナを備えており、受信用ループ
アンテナ31にはコンデンサ33が並列接続され
ている。このループアンテナ1とコンデンサ33
によつて受動型の並列共振同調回路20が構成さ
れている。
上記同調回路20によつて受信された受信信号
は、アナログスイツチ34、検波回路35および
増幅回路36を介してマイクロコンピユータ38
へ入力される。
は、アナログスイツチ34、検波回路35および
増幅回路36を介してマイクロコンピユータ38
へ入力される。
負電源出力回路37は、マイクロコンピユータ
38から出力される0〜3Vの正パルス出力bか
ら負電源を形成して上記増幅回路36へ供給する
ものである。この負電源は、増幅回路36中のア
ンプのバイアスの動作点0Vにするために必要な
ものである。
38から出力される0〜3Vの正パルス出力bか
ら負電源を形成して上記増幅回路36へ供給する
ものである。この負電源は、増幅回路36中のア
ンプのバイアスの動作点0Vにするために必要な
ものである。
また、マイクロコンピユータ38には、固有コ
ード記憶回路39が接続されており、この固有コ
ード記憶回路39は、4ビツト4桁の固有コード
データをマイクロコンピユータ38へ供給するも
のである。なお、この固有コード記憶回路39
は、例えばROM等のメモリ素子で構成すること
も可能であるが、コスト低減のために、例えば、
各ビツト毎に短絡した回路パターンを有したプリ
ント基板を用いて、短絡パターンをカツトするか
否かによつて、“1”、“0”のデータを形成する
ことも可能である。
ード記憶回路39が接続されており、この固有コ
ード記憶回路39は、4ビツト4桁の固有コード
データをマイクロコンピユータ38へ供給するも
のである。なお、この固有コード記憶回路39
は、例えばROM等のメモリ素子で構成すること
も可能であるが、コスト低減のために、例えば、
各ビツト毎に短絡した回路パターンを有したプリ
ント基板を用いて、短絡パターンをカツトするか
否かによつて、“1”、“0”のデータを形成する
ことも可能である。
さらにマイクロコンピユータ38は、前記固有
コードデータをシリアルなパルス列信号として出
力する動作を行ない、この固有コード信号dは、
発振回路95に入力されて、所定周波数の搬送波
成分を含んだ変調パルス列信号となつて、バツフ
ア94、高周波トランジスタ93を介して送信用
ループアンテナ32へ供給される。
コードデータをシリアルなパルス列信号として出
力する動作を行ない、この固有コード信号dは、
発振回路95に入力されて、所定周波数の搬送波
成分を含んだ変調パルス列信号となつて、バツフ
ア94、高周波トランジスタ93を介して送信用
ループアンテナ32へ供給される。
また、上記カード型送信機30は、近年の電子
ウオツチに用いられるような、小型長寿命のリチ
ウム電池91を各回路の電源として内装してい
る。
ウオツチに用いられるような、小型長寿命のリチ
ウム電池91を各回路の電源として内装してい
る。
そして、上記マイクロコンピユータ38には、
ブザー回路21が接続されており、マイクロコン
ピユータ38から出力されるブザー駆動信号eに
よつて、トランジスタ23がONされると、ブザ
ー22が駆動されてブザー音が発生する構成とな
つている。
ブザー回路21が接続されており、マイクロコン
ピユータ38から出力されるブザー駆動信号eに
よつて、トランジスタ23がONされると、ブザ
ー22が駆動されてブザー音が発生する構成とな
つている。
他方、車体側には、第5図に示すような制御装
置40が搭載されている。この制御装置40は、
マイクロコンピユータ(以下、CPUと称する)
53を中心として構成されており、このCPU5
3は、マイクロプロセツサユニツト、I/Oイン
ターフェイス回路、メモリ(ROM、RAM等)、
および、タイマ等を備えたものである。
置40が搭載されている。この制御装置40は、
マイクロコンピユータ(以下、CPUと称する)
53を中心として構成されており、このCPU5
3は、マイクロプロセツサユニツト、I/Oイン
ターフェイス回路、メモリ(ROM、RAM等)、
および、タイマ等を備えたものである。
アンテナ41a,41bは、車体のトランクの
トランクロツク近傍に設置されたループアンテナ
であり、両者は所定間隔を隔てて配置されてい
る。
トランクロツク近傍に設置されたループアンテナ
であり、両者は所定間隔を隔てて配置されてい
る。
もう1組のループアンテナ41c,41dは、
運転席側ドア近傍に配置されるもので、一方のル
ープアンテナ41cは運転席側ドアミラーのミラ
ー枠内に、もう一方のループアンテナ41dは運
転席シート内に配置されている。
運転席側ドア近傍に配置されるもので、一方のル
ープアンテナ41cは運転席側ドアミラーのミラ
ー枠内に、もう一方のループアンテナ41dは運
転席シート内に配置されている。
上記ループアンテナ41a〜41dに対応し
て、運転席側ドアおよびトランクの外面所定位置
に押釦式スイツチ(以下、起動スイツチとする)
62,63が取付けられている。
て、運転席側ドアおよびトランクの外面所定位置
に押釦式スイツチ(以下、起動スイツチとする)
62,63が取付けられている。
前記2対のループアンテナの各々片方のアンテ
ナ41b,41dには90°移相器42,43が接
続されており、これによつて、送信信号および受
信信号が90°移相される構成となつている。
ナ41b,41dには90°移相器42,43が接
続されており、これによつて、送信信号および受
信信号が90°移相される構成となつている。
切換回路46a,46bは、CPU53から出
力される切換信号S1に応答して、トランク側のア
ンテナ対41a,41bあるいは運転席側のアン
テナ対41c,41dの何れか一方のアンテナ対
を能動状態とするアナログスイツチ回路である。
力される切換信号S1に応答して、トランク側のア
ンテナ対41a,41bあるいは運転席側のアン
テナ対41c,41dの何れか一方のアンテナ対
を能動状態とするアナログスイツチ回路である。
A/Dコンバータ47は、運転席シートに取付
けられたアンテナ41dによつて受信される受信
信号を高周波増幅器44を介して入力し、この入
力された信号のレベルをデジタルデータに変換
し、このデジタルデータを受信信号強度データ
RfとしてCPU53へ供給するものである。また、
このA/D変換動作は、CPU53から供給され
るトリガ信号S2の到来に伴つて実行される。
けられたアンテナ41dによつて受信される受信
信号を高周波増幅器44を介して入力し、この入
力された信号のレベルをデジタルデータに変換
し、このデジタルデータを受信信号強度データ
RfとしてCPU53へ供給するものである。また、
このA/D変換動作は、CPU53から供給され
るトリガ信号S2の到来に伴つて実行される。
ドアスイツチ57は、運転席側ドアの開扉・閉
扉状態を検出するためのもので、ドア開でON,
ドア閉でOFFとなるものである。
扉状態を検出するためのもので、ドア開でON,
ドア閉でOFFとなるものである。
同様にして、ドアスイツチ58は、助手席ドア
と後部の2のドア(セダンの場合)それぞれの
開・閉状態を検出するためのスイツチであり、ド
ア開でON、ドア閉でOFFとなる。
と後部の2のドア(セダンの場合)それぞれの
開・閉状態を検出するためのスイツチであり、ド
ア開でON、ドア閉でOFFとなる。
キースイツチ59は、運転室内のイグニツシヨ
ンキースイツチのキーシリンダ内にキーが挿入さ
れたか否かを検出するためのスイツチであり、キ
ーシリンダ内にキーが挿入された状態でONとな
るものである。
ンキースイツチのキーシリンダ内にキーが挿入さ
れたか否かを検出するためのスイツチであり、キ
ーシリンダ内にキーが挿入された状態でONとな
るものである。
ロツクノブスイツチ60は、運転席側ドア内面
に設けられているドアロツクノブの押込み操作が
なされて、ロツク操作が行なわれた場合にONす
るスイツチである。
に設けられているドアロツクノブの押込み操作が
なされて、ロツク操作が行なわれた場合にONす
るスイツチである。
ロツク状態検出スイツチ61は、ドアロツク機
構の状態を検出するスイツチであり、ドアロツク
機構が施錠状態にある場合にはOFF、解錠状態
にある場合にはONとなるスイツチである。
構の状態を検出するスイツチであり、ドアロツク
機構が施錠状態にある場合にはOFF、解錠状態
にある場合にはONとなるスイツチである。
電源スタート検出回路54は、前記各スイツチ
57〜63のうち何れか1つでもONとなつた場
合(ただし、スイツチ57,61については
ON、OFFの切換え時)に所定時間駆動し、パワ
ーサプライ55から各回路に電源を供給するもの
である。また、CPU53から供給される電源保
持信号S3が到来した場合には、前記各スイツチの
スイツチ動作にかかわらず電源供給を維持し、
CPU53がスタンバイ状態となつた時点で電源
供給を停止する構成となつている。
57〜63のうち何れか1つでもONとなつた場
合(ただし、スイツチ57,61については
ON、OFFの切換え時)に所定時間駆動し、パワ
ーサプライ55から各回路に電源を供給するもの
である。また、CPU53から供給される電源保
持信号S3が到来した場合には、前記各スイツチの
スイツチ動作にかかわらず電源供給を維持し、
CPU53がスタンバイ状態となつた時点で電源
供給を停止する構成となつている。
リレー65は、CPU53からトランクアンロ
ツク信号S8が出力されてトランジスタTr1がON
となることによつて駆動し、トランクロツクの解
錠用ソレノイド(図示略)を駆動してトランクロ
ツクの解錠を行なわせるものである。
ツク信号S8が出力されてトランジスタTr1がON
となることによつて駆動し、トランクロツクの解
錠用ソレノイド(図示略)を駆動してトランクロ
ツクの解錠を行なわせるものである。
リレー66およびリレー67は、各々CPU5
3から出力されるドアロツク信号S7およびドアア
ンロツク信号S6によるトランジスタTr2、Tr3の
ONによつて駆動されるもので、リレー66はド
アロツクの自動開閉を行なうモータ(図示略)を
逆転させてドアロツクの施錠を行ない、リレー6
7は前記モータを正転させてドアロツクを解錠さ
せるものである。
3から出力されるドアロツク信号S7およびドアア
ンロツク信号S6によるトランジスタTr2、Tr3の
ONによつて駆動されるもので、リレー66はド
アロツクの自動開閉を行なうモータ(図示略)を
逆転させてドアロツクの施錠を行ない、リレー6
7は前記モータを正転させてドアロツクを解錠さ
せるものである。
CPU53から出力される警報信号S9は、警報
駆動回路68の駆動を行なつてクラクシヨンを吹
鳴させる信号である。
駆動回路68の駆動を行なつてクラクシヨンを吹
鳴させる信号である。
更に、前記CPU53からは、マルチプレクサ
69を介して固有コードが入力される構成となつ
ている。
69を介して固有コードが入力される構成となつ
ている。
すなわち、マルチプレクサ69には、入力用の
コネクタが設けられており、このコネクタの名端
子は製造時においては全く開放されている。
コネクタが設けられており、このコネクタの名端
子は製造時においては全く開放されている。
そして、この施錠制御装置が販売されてユーザ
に手渡される際に、前記カード型送信機30とと
もに保管されていた固有コードプラグ70を、前
記マルチプレクサ69のコネクタに差込むことが
行なわれる。
に手渡される際に、前記カード型送信機30とと
もに保管されていた固有コードプラグ70を、前
記マルチプレクサ69のコネクタに差込むことが
行なわれる。
この固有コードプラグ70は、カード型送信機
30の回路内に記憶されている固有コードに対応
するように4桁(各桁は4ビツトで表わされる)
のコードデータを形成するように対応するピン間
が短絡された構造となつている。
30の回路内に記憶されている固有コードに対応
するように4桁(各桁は4ビツトで表わされる)
のコードデータを形成するように対応するピン間
が短絡された構造となつている。
このような固有コードプラグ70がマルチプレ
クサ69のコネクタに差込まれることによつて、
マルチプレクサからは固有コードデータがCPU
53へ供給されることとなる。
クサ69のコネクタに差込まれることによつて、
マルチプレクサからは固有コードデータがCPU
53へ供給されることとなる。
次に、第6図および第7図に示すフローチヤー
トは、前記車体側制御装置40内のCPU53にお
いて実行される処理の内容を示すフローチヤート
であり、第8図に示すフローチヤートは、前記カ
ード型送信機30内のマイクロコンピユータ38
において実行される処理の内容を示すフローチヤ
ートである。
トは、前記車体側制御装置40内のCPU53にお
いて実行される処理の内容を示すフローチヤート
であり、第8図に示すフローチヤートは、前記カ
ード型送信機30内のマイクロコンピユータ38
において実行される処理の内容を示すフローチヤ
ートである。
今仮に、車両が停止して、運転者が車外へ出て
各ドアロツクを施錠しようとした場合の動作を一
例として、以下に動作を説明する。
各ドアロツクを施錠しようとした場合の動作を一
例として、以下に動作を説明する。
運転者が車外へ出るためには、必ず運転席ドア
を開いて車外へ出るとともに、この場合イグニツ
シヨンキーを抜き取つて出ることが行なわれるこ
とから、本実施例装置においては、運転席ドアが
開かれて、かつイグニツシヨンキーが抜き取られ
ていることを条件として運転者が降車することを
検出する構成となつている。
を開いて車外へ出るとともに、この場合イグニツ
シヨンキーを抜き取つて出ることが行なわれるこ
とから、本実施例装置においては、運転席ドアが
開かれて、かつイグニツシヨンキーが抜き取られ
ていることを条件として運転者が降車することを
検出する構成となつている。
すなわち、運転席ドアが開かれた際に、前記ド
アスイツチ57がONとなることによつて、第7
図に示すドア開による割込処理が実行される。
アスイツチ57がONとなることによつて、第7
図に示すドア開による割込処理が実行される。
この割込処理が開始されると、ステツプ301の
処理によつて、イグニツシヨンキーがキーシリン
ダから抜出されているか否かの判別処理がなされ
る。この判別処理は、前記キースイツチ59が
OFFの状態となつているか否かを判別すること
によつて行なわれる。
処理によつて、イグニツシヨンキーがキーシリン
ダから抜出されているか否かの判別処理がなされ
る。この判別処理は、前記キースイツチ59が
OFFの状態となつているか否かを判別すること
によつて行なわれる。
そして、キーが抜出されていると判定された場
合には、次のステツプ302の処理が実行されて、
ブザー吹鳴ビツトをリクエストコードに付加し
て、このブザー吹鳴ビツトを付加したリクエスト
信号を送信する処理が行なわれる。
合には、次のステツプ302の処理が実行されて、
ブザー吹鳴ビツトをリクエストコードに付加し
て、このブザー吹鳴ビツトを付加したリクエスト
信号を送信する処理が行なわれる。
上記リクエストコードは、前記固有コードプラ
グ70に記憶されており、本実施例装置では、固
有コードプラグ70に記憶された16ビツトの固有
コードデータのうち上位8ビツトをリクエストコ
ードとして記憶している。
グ70に記憶されており、本実施例装置では、固
有コードプラグ70に記憶された16ビツトの固有
コードデータのうち上位8ビツトをリクエストコ
ードとして記憶している。
そして、上記ステツプ302の処理では、上記マ
ルチプレクサ69を介して読込まれたリクエスト
コードLSBに、さらにブザー吹鳴ビツトとして
“1”を付加する処理を行ない、結果としてブザ
ー吹鳴ビツトが付加された9ビツトのコードをリ
クエスト信号として出力する処理が行なわれる。
ルチプレクサ69を介して読込まれたリクエスト
コードLSBに、さらにブザー吹鳴ビツトとして
“1”を付加する処理を行ない、結果としてブザ
ー吹鳴ビツトが付加された9ビツトのコードをリ
クエスト信号として出力する処理が行なわれる。
他方、カード型送信側30側では、第8図に示
す如く、ステツプ401の処理において、リクエス
ト信号の受信待機処理が行なわれており、車体側
制御装置40からリクエスト信号が送信されてく
ると、判別結果がYESとなつて、次のステツプ
402の処理が行なわれて、受信したリクエスト信
号を読込む処理が行なわれる。
す如く、ステツプ401の処理において、リクエス
ト信号の受信待機処理が行なわれており、車体側
制御装置40からリクエスト信号が送信されてく
ると、判別結果がYESとなつて、次のステツプ
402の処理が行なわれて、受信したリクエスト信
号を読込む処理が行なわれる。
そして次のステツプ403の処理において、上記
受信されたリクエスト信号のコード(以下、車体
側リクエストコードとする)と、カード型送信機
30内の固有コード記憶回路39に記憶されてい
るリクエストコード(以下、カード側リクエスト
コードとする)とが一致するか否かの判別処理が
行なわれる。
受信されたリクエスト信号のコード(以下、車体
側リクエストコードとする)と、カード型送信機
30内の固有コード記憶回路39に記憶されてい
るリクエストコード(以下、カード側リクエスト
コードとする)とが一致するか否かの判別処理が
行なわれる。
そして、両コードが“一致”である場合には、
次のステツプ404の処理が行なわれて、受信され
た車体側リクエストコードのLSBにブザー吹鳴
ビツトとして“1”が付加されているか否かの判
別処理が行なわれる。
次のステツプ404の処理が行なわれて、受信され
た車体側リクエストコードのLSBにブザー吹鳴
ビツトとして“1”が付加されているか否かの判
別処理が行なわれる。
そして、ブザー吹鳴ビツトに“1”が付加され
ていれば、次のステツプ405の処理が行なわれて、
ブザー駆動信号eが出力される。
ていれば、次のステツプ405の処理が行なわれて、
ブザー駆動信号eが出力される。
これによつて、ブザー22がブザー音を発生
し、運転者に対してカード型送信機30を所持す
ることを喚起させることとなる。
し、運転者に対してカード型送信機30を所持す
ることを喚起させることとなる。
また、実際に運転者がカード型送信機を所持し
ていない場合には、カード型送信機30の所在位
置を知らせることとなり非常に便利である。
ていない場合には、カード型送信機30の所在位
置を知らせることとなり非常に便利である。
そして、次のステツプ406および407の処理によ
つて、ブザー音は1秒間発生して停止する。
つて、ブザー音は1秒間発生して停止する。
以上のようなカード型送信機所持喚起処理が行
なわれて、運転者はカード型送信機30を車室内
に置き忘れることなく車外に出ることが可能とな
る。
なわれて、運転者はカード型送信機30を車室内
に置き忘れることなく車外に出ることが可能とな
る。
次に、運転車が車外へ出た後、運転席ドアの施
錠を行なう場合には、運転席ドアを閉めた後前記
起動スイツチ62をON操作するのみで良い。
錠を行なう場合には、運転席ドアを閉めた後前記
起動スイツチ62をON操作するのみで良い。
上記スイツチ62のON操作に伴つて、車体側
制御装置40においては、第6図に示す起動スイ
ツチ62による割込処理が開始される。
制御装置40においては、第6図に示す起動スイ
ツチ62による割込処理が開始される。
この割込処理が開始されると、前記ステツプ
301の処理と同様にして、イグニツシヨンキーが
抜き取られているか否かの判別処理が行なわれ
る。
301の処理と同様にして、イグニツシヨンキーが
抜き取られているか否かの判別処理が行なわれ
る。
そして、イグニツシヨンキーが抜き取られてい
ると判定した場合には、次のステツプ202の処理
が実行されて、リクエスト信号の送信処理が行な
われる。
ると判定した場合には、次のステツプ202の処理
が実行されて、リクエスト信号の送信処理が行な
われる。
このステツプ202の処理は、マルチプレクサを
介して車体側リクエストコードを読込んで、今度
はブザー吹鳴ビツトを付加することなく送信する
処理が行なわれる。
介して車体側リクエストコードを読込んで、今度
はブザー吹鳴ビツトを付加することなく送信する
処理が行なわれる。
そして次のステツプ203の処理においてカード
型送信機から送信されてくるキーコードの受信待
機処理に入る。
型送信機から送信されてくるキーコードの受信待
機処理に入る。
このとき、カード型送信機30においては、リ
クエスト信号が受信されることによつて、第8図
のステツプ401の処理がYESとなつて、次のステ
ツプ402、403の処理が行なわれた後、リクエスト
コードの一致が認められた場合には、次のステツ
プ404の処理が行なわれる。
クエスト信号が受信されることによつて、第8図
のステツプ401の処理がYESとなつて、次のステ
ツプ402、403の処理が行なわれた後、リクエスト
コードの一致が認められた場合には、次のステツ
プ404の処理が行なわれる。
この場合、今度はブザー吹鳴ビツトに“1”が
付加されていないことから、ステツプ408の処理
が実行されて、固有コード記憶回路39からキー
コード(これは、前記第1図に示した先願装置の
固有信号に相当するものであり、固有コードが下
位16ビツトで構成されている)が読み出されて、
このキーコード信号が送信用ループアンテナ32
から送信されることとなる。
付加されていないことから、ステツプ408の処理
が実行されて、固有コード記憶回路39からキー
コード(これは、前記第1図に示した先願装置の
固有信号に相当するものであり、固有コードが下
位16ビツトで構成されている)が読み出されて、
このキーコード信号が送信用ループアンテナ32
から送信されることとなる。
そして、上記カード型送信機30からキーコー
ド(以下、カード側キーコードとする)信号が送
信されてくると、車体側制御装置40において
は、ステツプ203の判別結果がYESとなつて、次
にステツプ204の処理が行なわれてマルチプレク
サ69を介して車体側のキーコードが読込まれ
る。
ド(以下、カード側キーコードとする)信号が送
信されてくると、車体側制御装置40において
は、ステツプ203の判別結果がYESとなつて、次
にステツプ204の処理が行なわれてマルチプレク
サ69を介して車体側のキーコードが読込まれ
る。
そして次のステツプ205の処理によつて、受信
されたカード側キーコードと上記車体側キーコー
ドとの照合が行なわれて、一致しているか否かの
判別がなされる。
されたカード側キーコードと上記車体側キーコー
ドとの照合が行なわれて、一致しているか否かの
判別がなされる。
そして、両者が“一致”であれば、次のステツ
プ206の処理が行なわれて、現在運転席ドアが施
錠状態であるか否かを判別する処理が行なわれ
る。これは、ロツク状態検出スイツチ61が
OFFであるか否かを判別することによつて行な
われる。
プ206の処理が行なわれて、現在運転席ドアが施
錠状態であるか否かを判別する処理が行なわれ
る。これは、ロツク状態検出スイツチ61が
OFFであるか否かを判別することによつて行な
われる。
そして、今、運転者はドアの施錠を行なおうと
していることから、運転席ドアは解錠状態であ
り、従つて、次にステツプ208の処理が実行され
て、運転席ドアの施錠が行なわれる。
していることから、運転席ドアは解錠状態であ
り、従つて、次にステツプ208の処理が実行され
て、運転席ドアの施錠が行なわれる。
このときの動作としては、マイクロコンピユー
タ53からドアロツク信号S7が出力されて、リレ
ー66が駆動し、これによつて運転席ドアのドア
ロツクモータが逆転して全ドア(図示しないオー
トドアロツク機構により、運転席ドアの施錠に伴
つて全ドアが施錠される)の施錠がなされること
となる。
タ53からドアロツク信号S7が出力されて、リレ
ー66が駆動し、これによつて運転席ドアのドア
ロツクモータが逆転して全ドア(図示しないオー
トドアロツク機構により、運転席ドアの施錠に伴
つて全ドアが施錠される)の施錠がなされること
となる。
このように、本実施例装置においては、運転者
が降車する際にカード型送信機30を所持するこ
とをブザー音によつて報知することによつて、カ
ード型送信機30を車室内に置き忘れて車外に出
ることを防止できる。
が降車する際にカード型送信機30を所持するこ
とをブザー音によつて報知することによつて、カ
ード型送信機30を車室内に置き忘れて車外に出
ることを防止できる。
また、運転者がすべてのドアが施錠されている
状態で車両に乗車しようとした際には、同様にし
て起動スイツチ62をON操作するのみで良く、
この場合には、前記第6図に示す割込処理が実行
されて、ステツプ206の処理において、運転席ド
アが施錠されていることから、次のステツプ207
の処理が実行され、運転席ドアの解錠がなされ
る。
状態で車両に乗車しようとした際には、同様にし
て起動スイツチ62をON操作するのみで良く、
この場合には、前記第6図に示す割込処理が実行
されて、ステツプ206の処理において、運転席ド
アが施錠されていることから、次のステツプ207
の処理が実行され、運転席ドアの解錠がなされ
る。
なお、トランクロツクの施解錠については、運
転者はトランクリツド付近に設けられた起動スイ
ツチ63のON操作をすることによつて、上述し
たドアロツクに関する動作と同様にして起動、施
解錠が行なわれることとなり、これらの動作およ
びヌローチヤートは同様のものとして図示および
説明は省略する。
転者はトランクリツド付近に設けられた起動スイ
ツチ63のON操作をすることによつて、上述し
たドアロツクに関する動作と同様にして起動、施
解錠が行なわれることとなり、これらの動作およ
びヌローチヤートは同様のものとして図示および
説明は省略する。
次に第9図は本発明の他の実施例装置の車体側
制御装置40の構成を示す回路図である。なお、
同図において前記第5図に示した前記実施例装置
と同一構成部分には同一符号を付して説明は省略
する。
制御装置40の構成を示す回路図である。なお、
同図において前記第5図に示した前記実施例装置
と同一構成部分には同一符号を付して説明は省略
する。
同図に示す如く、本実施例装置は、車体側制御
装置40に、カード型送信機30の所持を喚起す
るためにインジケータ72およびその駆動回路7
1を設けた構成となつていることを特徴とするも
のである。
装置40に、カード型送信機30の所持を喚起す
るためにインジケータ72およびその駆動回路7
1を設けた構成となつていることを特徴とするも
のである。
上記インジケータ72は、例えば第10図に示
す如く、運転席ドアのドアトリム上部に設けられ
ており、運転者が降車する際に目に付き易い位置
に取り付けられている。
す如く、運転席ドアのドアトリム上部に設けられ
ており、運転者が降車する際に目に付き易い位置
に取り付けられている。
そして、CPU53においてなされる処理とし
ては、起動スイツチ62による割込処理は前記実
施例の処理と同様にして行なわれ、ドア開による
割込処理としては、第7図に示した処理の代わり
に第11図に示す如き処理となる。
ては、起動スイツチ62による割込処理は前記実
施例の処理と同様にして行なわれ、ドア開による
割込処理としては、第7図に示した処理の代わり
に第11図に示す如き処理となる。
すなわち、ドアが開かれることによつて、第1
1図の割込処理が開始されると、次のステツプ
401の処理でイグニツシヨンキーの抜き取りがな
されているか否かの判別処理が行なわれ、イグニ
ツシヨンキーが抜き取られていると判定された場
合には、次のステツプ402の処理が実行されて、
インジケータ駆動信号S10を出力することによつ
て、インジケータ72を点灯する処理が行なわれ
る。
1図の割込処理が開始されると、次のステツプ
401の処理でイグニツシヨンキーの抜き取りがな
されているか否かの判別処理が行なわれ、イグニ
ツシヨンキーが抜き取られていると判定された場
合には、次のステツプ402の処理が実行されて、
インジケータ駆動信号S10を出力することによつ
て、インジケータ72を点灯する処理が行なわれ
る。
これによつて、運転者はインジケータ72が点
灯していることに気が付けば、カード型送信機3
0を所持している否かの確認を行なうこととな
り、車室内にカード型送信機30を置き忘れるこ
とを防止できる。
灯していることに気が付けば、カード型送信機3
0を所持している否かの確認を行なうこととな
り、車室内にカード型送信機30を置き忘れるこ
とを防止できる。
なお、上記インジケータの駆動時間も略1秒で
停止する。
停止する。
さらに、図示しないが、上記インジケータ72
の点灯が代わりにブザー等を駆動して、音によつ
てカード型送信機30の所持を喚起する構成とす
ることも考えられる。また、インジケータ72を
駆動する代わりに、音声合成回路を接続して、例
えば、「キーカード ハ オモチデスカ」の如く
合成音声にてカード型送信機30の所持を喚起す
る構成としても良い。
の点灯が代わりにブザー等を駆動して、音によつ
てカード型送信機30の所持を喚起する構成とす
ることも考えられる。また、インジケータ72を
駆動する代わりに、音声合成回路を接続して、例
えば、「キーカード ハ オモチデスカ」の如く
合成音声にてカード型送信機30の所持を喚起す
る構成としても良い。
その他、運転者が降車するのを検出する手段と
しては、運転席シート内に体重が加えられるか否
かによつてON.OFFするスイツチを設けたり、
あるいは、人体から発する赤外線を検出する赤外
線センサーを設けること等の種々の手段が考えら
れる。
しては、運転席シート内に体重が加えられるか否
かによつてON.OFFするスイツチを設けたり、
あるいは、人体から発する赤外線を検出する赤外
線センサーを設けること等の種々の手段が考えら
れる。
≪発明の効果≫
運転者が降車する際に携帯用送信機を所持する
ことを喚起することによつて、携帯用送信機を車
室内に置き忘れることなく車外に出ることが可能
となる。
ことを喚起することによつて、携帯用送信機を車
室内に置き忘れることなく車外に出ることが可能
となる。
第1図は先願に係る車両用施錠制御装置の概略
構成を示すブロツク図、第2図は同装置の外観お
よび車両への実装状態を示す図、第3図は本発明
の全体構成を示すブロツク図、第4図は本発明の
一実施例装置におけるカード型送信機の電気的構
成を示す回路図、第5図は同実施例装置における
車体側制御装置の電気的構成を示す回路図、第6
図および第7図は同実施例装置の車体側制御装置
において実行される処理の内容を示すフローチヤ
ート、第8図は同実施例装置のカード型送信機に
おいて実行される処理の内容を示すフローチヤー
ト、第9図は本発明の他の実施例装置の車体側制
御装置の電気的構成を示す回路図、第10図は同
実施例装置のインジケータの取付位置の例を示す
斜視図、第11図は同実施例装置のドア開による
割込処理の内容を示すフローチヤートである。 100……携帯用送信機、101……受信手
段、102……固有信号照合手段、103……ス
イツチ、104……ロツクアクチユエータ駆動手
段、105……ロツクアクチユエータ、106…
…降車検出手段、107……所持喚起手段、30
……カード型送信機、40……車体側制御装置、
38,53……マイクロコンピユータ、62,6
3……起動スイツチ、57,58……ドアスイツ
チ、59……キースイツチ、21……ブザー回
路、72……インジケータ、65,66,67…
…リレー。
構成を示すブロツク図、第2図は同装置の外観お
よび車両への実装状態を示す図、第3図は本発明
の全体構成を示すブロツク図、第4図は本発明の
一実施例装置におけるカード型送信機の電気的構
成を示す回路図、第5図は同実施例装置における
車体側制御装置の電気的構成を示す回路図、第6
図および第7図は同実施例装置の車体側制御装置
において実行される処理の内容を示すフローチヤ
ート、第8図は同実施例装置のカード型送信機に
おいて実行される処理の内容を示すフローチヤー
ト、第9図は本発明の他の実施例装置の車体側制
御装置の電気的構成を示す回路図、第10図は同
実施例装置のインジケータの取付位置の例を示す
斜視図、第11図は同実施例装置のドア開による
割込処理の内容を示すフローチヤートである。 100……携帯用送信機、101……受信手
段、102……固有信号照合手段、103……ス
イツチ、104……ロツクアクチユエータ駆動手
段、105……ロツクアクチユエータ、106…
…降車検出手段、107……所持喚起手段、30
……カード型送信機、40……車体側制御装置、
38,53……マイクロコンピユータ、62,6
3……起動スイツチ、57,58……ドアスイツ
チ、59……キースイツチ、21……ブザー回
路、72……インジケータ、65,66,67…
…リレー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の固有信号を無線送信する携帯用送信機
と; 車体側に設けられ、かつ前記固有信号を受信す
る受信手段と; 前記受信された固有信号が車体側に予め設定さ
れた固有信号と一致するか否かを判別する固有信
号照合手段と; ドアロツク等の車体所定部位の錠を施錠・解錠
操作するロツクアクチユエータと; 施錠・解錠動作開始の信号を出力するスイツチ
と; 前記スイツチが操作され、かつ前記固有信号照
合手段において固有信号の一致が判定されている
ときに限りロツクアクチユエータを駆動するロツ
クアクチユエータ駆動手段と; 運転者が降車することを検出する降車検出手段
と; 前記降車することが検出されたときに前記携帯
用送信機の所持を喚起する所持喚起手段とを具備
することを特徴とする車両用施錠制御装置。 2 前記所持喚起手段は、前記携帯用送信機に設
けられていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の車両用施錠制御装置。 3 前記所持喚起手段は、車体側に設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
車両用施錠制御装置。 4 前記降車検出手段は、運転席ドアが開扉さ
れ、かつ車両のキーがイグニツシヨンキーシリン
ダから抜き取られたことを検出することによつて
運転者の降車を検出することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の車両用施錠制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59015379A JPS60159268A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 車両用施錠制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59015379A JPS60159268A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 車両用施錠制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159268A JPS60159268A (ja) | 1985-08-20 |
JPH0510469B2 true JPH0510469B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=11887129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59015379A Granted JPS60159268A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 車両用施錠制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159268A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4897643A (en) * | 1986-08-11 | 1990-01-30 | Mazda Motor Corporation | Vehicular electronic equipment with door lock and side window antenna |
JP2008050943A (ja) * | 2007-11-07 | 2008-03-06 | Fujitsu Ten Ltd | 車両用ワイヤレス制御装置 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP59015379A patent/JPS60159268A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60159268A (ja) | 1985-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH053509B2 (ja) | ||
JP3712834B2 (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JPH0347382B2 (ja) | ||
JPH0350073B2 (ja) | ||
JPH0350868B2 (ja) | ||
JPH0457979B2 (ja) | ||
JPH0355633B2 (ja) | ||
JPH0366478B2 (ja) | ||
JPH0510469B2 (ja) | ||
JPH0312192B2 (ja) | ||
JP2000145228A (ja) | 車載機器遠隔制御装置 | |
JPH0347385B2 (ja) | ||
JPH0683083B2 (ja) | 車両用無線送信装置 | |
JPH0347384B2 (ja) | ||
JPH0364674B2 (ja) | ||
JP3226385B2 (ja) | 車輌用ロック制御装置 | |
JPH052791B2 (ja) | ||
JPS58120967A (ja) | 車両用蓋体解錠装置 | |
JPH066846B2 (ja) | 無線式解錠制御装置 | |
JPH0354233B2 (ja) | ||
JPS60159261A (ja) | 車両用施錠制御装置 | |
JPH0364675B2 (ja) | ||
JPS6237480A (ja) | 無線式施解錠制御装置 | |
JPS60159271A (ja) | 車両用施錠制御装置 | |
JPS60159259A (ja) | 車両用施錠制御装置 |