JPH0471421B2 - - Google Patents
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- JPH0471421B2 JPH0471421B2 JP58215653A JP21565383A JPH0471421B2 JP H0471421 B2 JPH0471421 B2 JP H0471421B2 JP 58215653 A JP58215653 A JP 58215653A JP 21565383 A JP21565383 A JP 21565383A JP H0471421 B2 JPH0471421 B2 JP H0471421B2
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- Japan
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- polybutadiene
- tennis
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- tennis ball
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D22/00—Producing hollow articles
- B29D22/04—Spherical articles, e.g. balls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B39/00—Hollow non-inflatable balls, i.e. having no valves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2009/00—Use of rubber derived from conjugated dienes, as moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はテニスボールに用いるコア、より詳し
くは加圧テニスボールのコアに関する。 一般にテニスボールには加圧テニスボールと非
加圧テニスボールが存在する。前者は天然または
合成ゴムのコアから製造され、コア内は空気また
はガスが大気圧より0.6〜0.9Kg/cm2高い圧力で充
填されている。後者は天然または合成ゴムのコア
から製造され、大気圧の空気が充填されている。 上記加圧テニスボールは通常天然ゴム、ハイシ
スポリブタジエンから得られるゴム組成物に、ク
レー、炭酸カルシウム等の常套の充填剤を配合
し、次いで加硫して得られるテニスボール用コア
から製造される。 一方、硬式テニスボールは国際テニス連盟
(ITF)規格を満足しなければならず、重量、外
径、反撥高さ(以下、反撥弾性と云う)およびコ
ンプレツシヨンが制限される。従つて、天然ゴム
またはハイシスポリブタジエンから得られゴム組
成物を用いて加圧テニスボールを製造する場合、
テニスボールの反撥弾性は良い性能を有するがコ
ンプレツシヨンが悪く、これを満足するためにイ
オウ等の加硫剤を多量に用いる必要がある。しか
しながら、加硫剤の多量使用はゴム物性の低下を
もたらし、ボールに耐久性の低下、プレー中の経
時変化の増大、ひいてはボールのパンクをひき起
こす。また、適正コンプレツシヨンを得るために
充填剤を増量することはボールの重量が増大し、
ITF規格を満足しない。カーボン等の補強性の強
い充填剤の配合は反撥弾性を低下するので好まし
くない。 そこで、硬さを出すためにゴム組成物にSBR
やハイスチレン樹脂を配合することが考えられる
が、この方法は少量の充填剤の添加で適正コンプ
レツシヨンが得られるものの、反撥弾性が低下し
好ましくない。 本発明者等はITF規格内の高い値を維持し、し
かも耐久性の優れた加圧テニスボール用コアを得
るために研究の結果、本発明を成すに到つた。 即ち、本発明は全重合体中に、1,2結合含有
ポリブタジエン5〜40重量%と天然ゴムおよび/
またはシス1,4結合を90%以上含むハイシスポ
リブタジエン60〜95重量%とを含有するゴム組成
物を加硫して得られる内圧が大気圧より0.6〜0.9
Kg/cm2高い加圧テニスボール用コアを提供する。 本発明の1,2結合含有ポリブタジエンは重合
体内に1,2結合
くは加圧テニスボールのコアに関する。 一般にテニスボールには加圧テニスボールと非
加圧テニスボールが存在する。前者は天然または
合成ゴムのコアから製造され、コア内は空気また
はガスが大気圧より0.6〜0.9Kg/cm2高い圧力で充
填されている。後者は天然または合成ゴムのコア
から製造され、大気圧の空気が充填されている。 上記加圧テニスボールは通常天然ゴム、ハイシ
スポリブタジエンから得られるゴム組成物に、ク
レー、炭酸カルシウム等の常套の充填剤を配合
し、次いで加硫して得られるテニスボール用コア
から製造される。 一方、硬式テニスボールは国際テニス連盟
(ITF)規格を満足しなければならず、重量、外
径、反撥高さ(以下、反撥弾性と云う)およびコ
ンプレツシヨンが制限される。従つて、天然ゴム
またはハイシスポリブタジエンから得られゴム組
成物を用いて加圧テニスボールを製造する場合、
テニスボールの反撥弾性は良い性能を有するがコ
ンプレツシヨンが悪く、これを満足するためにイ
オウ等の加硫剤を多量に用いる必要がある。しか
しながら、加硫剤の多量使用はゴム物性の低下を
もたらし、ボールに耐久性の低下、プレー中の経
時変化の増大、ひいてはボールのパンクをひき起
こす。また、適正コンプレツシヨンを得るために
充填剤を増量することはボールの重量が増大し、
ITF規格を満足しない。カーボン等の補強性の強
い充填剤の配合は反撥弾性を低下するので好まし
くない。 そこで、硬さを出すためにゴム組成物にSBR
やハイスチレン樹脂を配合することが考えられる
が、この方法は少量の充填剤の添加で適正コンプ
レツシヨンが得られるものの、反撥弾性が低下し
好ましくない。 本発明者等はITF規格内の高い値を維持し、し
かも耐久性の優れた加圧テニスボール用コアを得
るために研究の結果、本発明を成すに到つた。 即ち、本発明は全重合体中に、1,2結合含有
ポリブタジエン5〜40重量%と天然ゴムおよび/
またはシス1,4結合を90%以上含むハイシスポ
リブタジエン60〜95重量%とを含有するゴム組成
物を加硫して得られる内圧が大気圧より0.6〜0.9
Kg/cm2高い加圧テニスボール用コアを提供する。 本発明の1,2結合含有ポリブタジエンは重合
体内に1,2結合
【式】を有する
ポリブタジエンであつて、1,2結合がシンジオ
タクチツク1,2−ポリブタジエンであるのが好
ましい。この1,2結合含有ポリブタジエンはシ
ンジオタクチツク1,2−ポリブタジエンを5〜
30%含み、かつシス1,4−ポリブタジエンを40
%以上含む(以下、このような1,2結合含有ポ
リブタジエンをVCRと云う)ものが好ましい。 VCR中のシンジオタクチツク1,2−ポリブ
タジエンの量は5〜30%で、30%を越えるとボー
ルの反撥弾性が低下する。5%より少ないと軟ら
かくなり、適正コンプレツシヨンを得るために充
填剤またはSBR等の樹脂の配合を要するが、こ
のような配合は反撥弾性の低下、および打撃時の
硬い感触を与える。 VCR中のシス1,4−ポリブタジエンは40%
以上が好ましく、これ以下では反撥弾性を低下さ
せ好ましくない。 本発明に用いるゴム組成物は上記1,2結合含
有ポリブタジエンを全重合体の5〜40重量%含有
する。40重量%を越えると硬い感触をうけ、反撥
弾性を低下させる。5重量%以下では軟らかくな
り、適正なコンプレツシヨンが得られない。 上記ゴム組成物には天然ゴムまたはシス1,4
結合を90%以上含むハイシスポリブタジエンまた
はその両者を全重合体の60〜95重量%含有する。
これらのゴムは一般にテニスボール用コアに用い
られているものである。 本発明に用いるゴム組成物には他の常套の充填
剤を添加してもよい。例えば酸化亜鉛、クレー、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等が挙げられ
る。 本発明のテニスボール用コアを得るには上記重
合体と充填剤をバンバリーミキサーまたはロール
等の混練機を用いて混練し、次いで加硫剤および
加硫促進剤を配合して混練し、ゴム組成物をシー
ト状にする。これを押出機でロツド形に成形して
ハーフシエル用金型に入れ圧縮成形して半球殻体
を得る。該半球殻体の2個の中空内にアンモニウ
ム塩と亜硝酸塩との混合物によるガス発生剤を充
填して球状になる様に貼り合わせ圧縮成形してテ
ニスボール用コアを得る。 該コアに常套の方法でフエルトカバーを被覆し
加圧テニスボールを得る。 本発明テニスボール用コアはゴム物性、特に
TB(破断時強度)およびEB(破断時伸張度)値が
高く、繰返し打撃による経時変化が小さく、耐久
性に優れる。 本発明テニスボール用コアから得られるテニス
ボールはITF規格に適合する重量、コンプレツシ
ヨン、反撥弾性を有し、さらに優れた耐久性、耐
老化性を有する。 本発明を実施例により、さらに詳細に説明す
る。 実施例 1〜4 表−1に記載の成分を混練機で混練してゴム組
成物をシート状にした後、押出機でロツド形に押
出成形しハーフシエル用金型に入れて圧縮加硫成
形して半球殻体を作成した。得られた半球殻体を
2個中空内にアンモニウム塩と亜硝酸塩との混合
物によるガス発生剤を充填して球状になる様に貼
り合わせ圧縮成形してテニスボールコアを作成し
た。 上記加硫ゴムの物性を調べた。結果を表−2に
示す。 比較例 1〜4 表−1に示す処方によりテニスボールコアを実
施例と同様に調製した。 実施例と同様に物性の測定を調べた。結果を表
−2に示す。
タクチツク1,2−ポリブタジエンであるのが好
ましい。この1,2結合含有ポリブタジエンはシ
ンジオタクチツク1,2−ポリブタジエンを5〜
30%含み、かつシス1,4−ポリブタジエンを40
%以上含む(以下、このような1,2結合含有ポ
リブタジエンをVCRと云う)ものが好ましい。 VCR中のシンジオタクチツク1,2−ポリブ
タジエンの量は5〜30%で、30%を越えるとボー
ルの反撥弾性が低下する。5%より少ないと軟ら
かくなり、適正コンプレツシヨンを得るために充
填剤またはSBR等の樹脂の配合を要するが、こ
のような配合は反撥弾性の低下、および打撃時の
硬い感触を与える。 VCR中のシス1,4−ポリブタジエンは40%
以上が好ましく、これ以下では反撥弾性を低下さ
せ好ましくない。 本発明に用いるゴム組成物は上記1,2結合含
有ポリブタジエンを全重合体の5〜40重量%含有
する。40重量%を越えると硬い感触をうけ、反撥
弾性を低下させる。5重量%以下では軟らかくな
り、適正なコンプレツシヨンが得られない。 上記ゴム組成物には天然ゴムまたはシス1,4
結合を90%以上含むハイシスポリブタジエンまた
はその両者を全重合体の60〜95重量%含有する。
これらのゴムは一般にテニスボール用コアに用い
られているものである。 本発明に用いるゴム組成物には他の常套の充填
剤を添加してもよい。例えば酸化亜鉛、クレー、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等が挙げられ
る。 本発明のテニスボール用コアを得るには上記重
合体と充填剤をバンバリーミキサーまたはロール
等の混練機を用いて混練し、次いで加硫剤および
加硫促進剤を配合して混練し、ゴム組成物をシー
ト状にする。これを押出機でロツド形に成形して
ハーフシエル用金型に入れ圧縮成形して半球殻体
を得る。該半球殻体の2個の中空内にアンモニウ
ム塩と亜硝酸塩との混合物によるガス発生剤を充
填して球状になる様に貼り合わせ圧縮成形してテ
ニスボール用コアを得る。 該コアに常套の方法でフエルトカバーを被覆し
加圧テニスボールを得る。 本発明テニスボール用コアはゴム物性、特に
TB(破断時強度)およびEB(破断時伸張度)値が
高く、繰返し打撃による経時変化が小さく、耐久
性に優れる。 本発明テニスボール用コアから得られるテニス
ボールはITF規格に適合する重量、コンプレツシ
ヨン、反撥弾性を有し、さらに優れた耐久性、耐
老化性を有する。 本発明を実施例により、さらに詳細に説明す
る。 実施例 1〜4 表−1に記載の成分を混練機で混練してゴム組
成物をシート状にした後、押出機でロツド形に押
出成形しハーフシエル用金型に入れて圧縮加硫成
形して半球殻体を作成した。得られた半球殻体を
2個中空内にアンモニウム塩と亜硝酸塩との混合
物によるガス発生剤を充填して球状になる様に貼
り合わせ圧縮成形してテニスボールコアを作成し
た。 上記加硫ゴムの物性を調べた。結果を表−2に
示す。 比較例 1〜4 表−1に示す処方によりテニスボールコアを実
施例と同様に調製した。 実施例と同様に物性の測定を調べた。結果を表
−2に示す。
【表】
【表】
実験例 1
実施例および比較例より得られたテニスボール
用コアをフエルトカバーで被覆して加圧テニスボ
ールを得た。いずれもフオワードコンプレツシヨ
ンに適合するように6.0〜6.5mmに配合した。 得られたテニスボールのITF規格の値および経
時変化率を測定した。結果を表−3に示す。
用コアをフエルトカバーで被覆して加圧テニスボ
ールを得た。いずれもフオワードコンプレツシヨ
ンに適合するように6.0〜6.5mmに配合した。 得られたテニスボールのITF規格の値および経
時変化率を測定した。結果を表−3に示す。
【表】
(6) スチーブンス機械によつて測定を行なう。
ボールを連続してそれぞれ相互に直角をなす
3つの直径に対して約2.54cmずつ圧縮する。こ
れを3回反復する(合計9回)。上記予備圧縮
後2時間以内に次の方法に従つてコンプレツシ
ヨンの測定を行なう。 ボールに初荷重3.5ポンド(1.575Kg)をかけ
た時から18ポンド(8.165Kg)の荷重をかけた
時までの変量(mm)であらわす。 (7) 上記フオワードコンプレツシヨン測定の変量
読み取り後、2.54cm変形迄変形させ、その後変
形を回復させ18ポンド荷重をかけた時まで戻し
その時の変量(mm)であらわす。 (8) ボールを254cmの高さからコンクリート面に
落下させ跳ね上がつた高さを測定 (9) 国際テニス連盟規格 (10) 機械的にボールを初速25m/secで50cm離れ
た鉄板に衝突させる。これを1500回繰り返し
た。(トツププレーヤーの試合3セツトに相当) 上記表−1〜表−3の結果から明らかなよう
に、比較例2および比較例3は反撥弾性を低下さ
せ満足できるボールが得られない。一方、加硫ゴ
ム物性、特に引張強さ、伸びで、実施例1〜4は
比較例、特に比較例1および比較例2より優れ、
かつ繰り返し打撃によるコンプレツシヨンの経時
変化は著しく小さく、従来品より良好な耐久性、
耐老化性を持つテニスボールが得られる。
3つの直径に対して約2.54cmずつ圧縮する。こ
れを3回反復する(合計9回)。上記予備圧縮
後2時間以内に次の方法に従つてコンプレツシ
ヨンの測定を行なう。 ボールに初荷重3.5ポンド(1.575Kg)をかけ
た時から18ポンド(8.165Kg)の荷重をかけた
時までの変量(mm)であらわす。 (7) 上記フオワードコンプレツシヨン測定の変量
読み取り後、2.54cm変形迄変形させ、その後変
形を回復させ18ポンド荷重をかけた時まで戻し
その時の変量(mm)であらわす。 (8) ボールを254cmの高さからコンクリート面に
落下させ跳ね上がつた高さを測定 (9) 国際テニス連盟規格 (10) 機械的にボールを初速25m/secで50cm離れ
た鉄板に衝突させる。これを1500回繰り返し
た。(トツププレーヤーの試合3セツトに相当) 上記表−1〜表−3の結果から明らかなよう
に、比較例2および比較例3は反撥弾性を低下さ
せ満足できるボールが得られない。一方、加硫ゴ
ム物性、特に引張強さ、伸びで、実施例1〜4は
比較例、特に比較例1および比較例2より優れ、
かつ繰り返し打撃によるコンプレツシヨンの経時
変化は著しく小さく、従来品より良好な耐久性、
耐老化性を持つテニスボールが得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 全重合体中に、1,2結合含有ポリブタジエ
ン5〜40重量%と天然ゴムおよび/またはシス
1,4結合を90%以上含むハイシスポリブタジエ
ン60〜95重量%とを含有するゴム組成物を加硫し
て得られる内圧が大気圧より0.6〜0.9Kg/cm2高い
加圧テニスボール用コア。 2 1,2結合含有ポリブタジエンがシンジオタ
クチツク1,2−ポリブタジエンを含有する第1
項記載のテニスボール用コア。 3 1,2結合含有ポリブタジエンがシンジオタ
クチツク1,2−ポリブタジエンを5〜30%含有
し、かつシス1,4−ポリブタジエンを40%以上
含有する第2項記載のテニスボール用コア。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58215653A JPS60106471A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | テニスボ−ル用コア |
US06/609,338 US4592550A (en) | 1983-11-15 | 1984-05-11 | Tennis balls and core therefor |
ZA844249A ZA844249B (en) | 1983-11-15 | 1984-06-06 | Tennis balls and core thereof |
EP84113699A EP0143390B1 (en) | 1983-11-15 | 1984-11-13 | Tennis balls and core therefor |
DE8484113699T DE3478992D1 (en) | 1983-11-15 | 1984-11-13 | Tennis balls and core therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58215653A JPS60106471A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | テニスボ−ル用コア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106471A JPS60106471A (ja) | 1985-06-11 |
JPH0471421B2 true JPH0471421B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=16675956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58215653A Granted JPS60106471A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | テニスボ−ル用コア |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4592550A (ja) |
EP (1) | EP0143390B1 (ja) |
JP (1) | JPS60106471A (ja) |
DE (1) | DE3478992D1 (ja) |
ZA (1) | ZA844249B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2764643B2 (ja) * | 1990-06-01 | 1998-06-11 | 住友ゴム工業株式会社 | 無圧テニスボール |
JP2558559B2 (ja) * | 1991-05-10 | 1996-11-27 | 住友ゴム工業株式会社 | 無圧テニスボール |
US5558325A (en) * | 1993-08-05 | 1996-09-24 | Gencorp Inc. | Play balls or pressureless tennis balls |
ATE207944T1 (de) * | 1996-05-09 | 2001-11-15 | Yokohama Rubber Co Ltd | Kautschukzusammensetzung zur vibrationsisolierung eines laminatkörpers |
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