JPH047120Y2 - - Google Patents

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JPH047120Y2
JPH047120Y2 JP1985188403U JP18840385U JPH047120Y2 JP H047120 Y2 JPH047120 Y2 JP H047120Y2 JP 1985188403 U JP1985188403 U JP 1985188403U JP 18840385 U JP18840385 U JP 18840385U JP H047120 Y2 JPH047120 Y2 JP H047120Y2
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JP
Japan
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lid
drum
clamp
cylinder
tightening
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JP1985188403U
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JPS6299597U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、運搬用としてドラム缶を把持するこ
とができると共に、ドラム缶の蓋を締めることが
できるようにしたドラムクランプ蓋締装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、ドラム缶のクランプと蓋締めとの両方を
行なうことができる装置は存在しなかつた。従つ
て、ドラム缶のクランプはドラムクランプ装置に
より、また蓋締めは蓋締装置により夫々個別に行
なう必要があつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、これらの作業を行なうために
は、上記両装置を用意する必要があり、設備コス
トおよび設備スペースの増大を余儀なくされると
共に、作業が不連続的になつて作業時間のロスを
招く問題点があつた。
そこで、本考案は上記従来技術の問題点を解決
すべくなされたものであり、一台でドラム缶のク
ランプと蓋締めとの両方を行なうことができ、設
備コストおよび設備スペースを減少できると共
に、作業時間のロスをなくすことができるドラム
クランプ蓋締装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、クレーン
により吊下げられるドラムクランプ本体にドラム
缶を運搬可能に把持する複数のクランプアームを
設け、ドラムクランプ本体の下部中央にクランプ
アームを開閉駆動するクランプ駆動シリンダを設
け、該クランプ駆動シリンダの下部にこれと同一
軸線上に蓋締シリンダを設け、該蓋締シリンダの
ピストンロツドにドラム缶の蓋を保持する蓋保持
部材を水平移動許容部材を介して水平移動可能に
設け、該蓋保持部材にドラム缶の側面に押当てら
れて芯出しを行う複数のセンタリングアームを設
けたことを特徴とする。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
第1図において、1はドラムクランプ蓋締装置
の最上部を構成するドラムクランプ本体であり、
このドラムクランプ本体1の上面部にはクレーン
によりリンク2等を介して吊り下げられる。ドラ
ムクランプ本体1の下面外周部にはクランプアー
ム3のための複数(3本)の支持脚4が形成され
ている。これらの支持脚4の下端部には、く字状
のクランプアーム3の中央部が夫々回動自在に軸
支され、これらのクランプアーム3の一端は斜め
上方へ互いに接近するごとく延出されてクランプ
駆動用作動片5の横長溝6に軸7を介して夫々連
結されている。またクランプアーム3の他端には
ドラム缶8の外壁面に押し当てられるパツド9が
取付けられている。
上記ドラムクランプ本体1の中央部にはクラン
プ駆動シリンダ10がそのピストンロツド10a
を下向きにして取付けられ、このピストンロツド
10aの先端部には上記クランプ駆動用作動片5
が取り付けられている。クランプアーム3はクラ
ンプ駆動シリンダ10によるクランプ駆動用作動
片5の下降、上昇により、パツド9側を開閉し、
その閉作動でドラム缶8を把持できるようになつ
ている。また、クランプアーム3の作動を確認す
るために、上記クランプ駆動用作動片5には上記
ドラムクランプ本体1を軸受11を介して貫通す
るロツド12が起立して設けられ、ドラムクラン
プ本体1上にはロツド12の上端部に取付けられ
た磁性体13を検出する近接スイツチ14a,1
4bが上下に取付けられている。
一方、クランプ駆動用作動片5には蓋締用押圧
手段である蓋締シリンダ15がそのピストンロツ
ド15aを下向きにして取付けられ、このピスト
ンロツド15aの下端部にはドラム缶8の蓋16
を保持する蓋保持部材17の上面中央部が水平移
動許容部材18を介して連結されている。蓋締シ
リンダ15とクランプ駆動シリンダ10とは同一
軸線上に配置され、蓋締時の反力がピストンロツ
ド10a,15a等に曲げ応力を発生させること
なくドラムクランプ本体1に伝達されるようにな
つている。
水平移動許容部材18は蓋締シリンダ15のピ
ストンロツド15aの先端部に取付けられたフラ
ンジ状の摺動片19と、この摺動片19を蓋保持
部材17上に摺動自在に固定する固定枠20とか
ら構成されている。
蓋保持部材19の下面部にはドラム缶8の蓋1
6の上面部を吸着保持する永久磁石21と電磁石
22とが数個ずつ取り付けられている。このよう
に異なる磁石21,22を用いたのは、両磁石に
よる蓋16の強固な保持を行なうに際して先ず永
久磁石21のみで蓋16を仮止めして容易に位置
決めできるようにするためである。
蓋保持部材17に保持された蓋16は蓋締シリ
ンダ15の駆動により、床面に置かれたドラム缶
8の上端開口部8aに圧入されるようになつてい
る。蓋締シリンダ15の作動を確認するために、
蓋保持部材17上には上記水平移動許容部材19
と同じ水平移動許容部材23を介してロツド24
が起立され、蓋締シリンダ15にはロツド24を
貫通させる軸受が取付けられると共に、ロツド2
4の先端部の磁性体25を検出する近接スイツチ
26a,26bが上下に取付けられている。
上記蓋保持部材17に保持された蓋16をドラ
ム缶8に対して芯出しする手段として、蓋保持部
材17の上部周縁部には複数(4本)のセンタリ
ングアーム27が軸28を介して放射状に取付け
られ、これらのセンタリングアーム27の一端に
は蓋保持部材17上に固定した芯出しシリンダ2
9のピストンロツド29aが連結されている。ま
たセンタリングアーム27の他端にはドラム缶8
の外周壁に押し当てられるローラ30が夫々取付
けられ、芯出しシリンダ29の駆動によりすべて
のローラ30を同一圧力でドラム缶8の外周壁面
に押し当てることによつて、その反力により蓋保
持部材17の中心をドラム缶8の中心にもつて行
くようになつている。
第1図において、31は蓋締めされた蓋16の
フランジ部16aとドラム缶8の開口端フランジ
部8bとの外周を一体的に縛束する断面V字状の
金属製ベルトであり、このベルト31は蓋保持部
材17に押え片32を介して保持されている。
蓋保持部材17の一側部には締付けボルトを締
付ける自動締付装置36が取付けられている。
次に作用を述べる。本考案に係るドラムクラン
プ蓋締装置は、例えば原子炉廃棄物をドラム缶8
に詰めて密封保管する際のドラム缶8の蓋締めと
ドラム缶8の運搬を行なうのに用いられる。かか
るドラムクランプ蓋締装置によれば、人手を要し
ないで、蓋締め作業と運搬作業を連続して行なう
ことができ、安全であり、しかも作業時間のロス
が少ない。
蓋締めを行なう場合、クランプ駆動シリンダ1
0のピストンロツド10aを伸長させてクランプ
アーム3を拡開させた状態にすると共に、蓋締シ
リンダ15のピストンロツド15aを収縮状態に
し、更に芯出しシリンダ29のピストンロツド2
9aを収縮させてセンタリングアーム27を拡開
させた状態にする。かかる状態のドラムクランプ
蓋締装置をクレーンによりドラム缶8上に運び、
先ず芯出しシリンダ29のピストンロツド29a
を伸長させてセンタリングアーム27を閉じ、そ
のローラ30をドラム缶8の外周壁に押圧させ
る。水平移動許容部材18,23を介して蓋保持
部材17は水平に移動しつつその中心がドラム缶
8の中心に一致するように芯出しされることにな
る。この芯出し後、蓋締シリンダ15のピストン
ロツド15aを伸長させると、蓋保持部材17の
下面に保持された蓋16がドラム缶8の開口部8
aに容易に嵌入される。この嵌入後、ボルト締め
機41を駆動させてボルト締めを行ない、ドラム
缶8の開口端フランジ部8bと蓋16のフランジ
部16aとの外周をベルト31で縛束する。
こうして、蓋締めが完了したら、蓋保持部材1
7をドラム缶8上から引き上げると共にセンタリ
ングアーム27を拡開させた状態にし、クランプ
アーム3を閉じてドラム缶8を把持することによ
り、クレーンによりそのドラム缶8を運搬するこ
とができる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば次のごとき優れた
効果を発揮する。
(1) 1台でドラム缶のクランプと蓋締めとの両方
を行なうことができるため、設備コストおよび
設備スペースを減少できる。
(2) ドラム缶の蓋の芯出しができて、蓋締めから
クランプアームの把持による運搬まで人手を要
せず連続して行なうことができ、作業時間のロ
スをなくすことができると共に、特に原子炉廃
棄物処理に効果を発揮できる。また、蓋締シリ
ンダとクランプ駆動シリンダとが同一軸線上に
配置されているため、蓋締時の反力によりこれ
らのシリンダのピストンロツドに曲げ応力が発
生する虞れがない。
(3) ドラム缶を把持するクランプアームと蓋を保
持する蓋保持部材とを備えているため、クラン
プアームによりドラム缶を把持固定し、ドラム
缶に反力をとつた状態で、蓋締シリンダの押圧
力により蓋をドラム缶に対して積極的に嵌入さ
せることができ、ドラム缶に対する蓋の嵌入が
きつい場合でも、蓋を容易に嵌入することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドラムクランプ蓋締装置
の一実施例を示す部分的断面側面図、第2図は第
1図A−A線断面図である。 図中、1はドラムクランプ本体、3はクランプ
アーム、8はドラム缶、15は蓋締用押圧手段
(蓋締シリンダ)、16は蓋、17は蓋保持部材、
27は芯出し手段(センタリングアーム)であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クレーンにより吊下げられるドラムクランプ本
    体にドラム缶を運搬可能に把持する複数のクラン
    プアームを設け、ドラムクランプ本体の下部中央
    にクランプアームを開閉駆動するクランプ駆動シ
    リンダを設け、該クランプ駆動シリンダの下部に
    これと同一軸線上に蓋締シリンダを設け、該蓋締
    シリンダのピストンロツドにドラム缶の蓋を保持
    する蓋保持部材を水平移動許容部材を介して水平
    移動可能に設け、該蓋保持部材にドラム缶の側面
    に押当てられて芯出しを行う複数のセンタリング
    アームを設けたことを特徴とするドラムクランプ
    蓋締装置。
JP1985188403U 1985-12-09 1985-12-09 Expired JPH047120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985188403U JPH047120Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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JP1985188403U JPH047120Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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Publication Number Publication Date
JPS6299597U JPS6299597U (ja) 1987-06-25
JPH047120Y2 true JPH047120Y2 (ja) 1992-02-26

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ID=31139732

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JP1985188403U Expired JPH047120Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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JPS6299597U (ja) 1987-06-25

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