JPS636140Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS636140Y2
JPS636140Y2 JP9207884U JP9207884U JPS636140Y2 JP S636140 Y2 JPS636140 Y2 JP S636140Y2 JP 9207884 U JP9207884 U JP 9207884U JP 9207884 U JP9207884 U JP 9207884U JP S636140 Y2 JPS636140 Y2 JP S636140Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canopy
lifting
clamp
packaging box
clamping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9207884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS618683U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9207884U priority Critical patent/JPS618683U/ja
Publication of JPS618683U publication Critical patent/JPS618683U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS636140Y2 publication Critical patent/JPS636140Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として、車両構成部品を梱包し
て輸出するための梱包箱(木製)に対し、天蓋
(スチール蓋)を覆蓋する作業において、この天
蓋を片持ち状に吊上げるために用いる治具に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、第6図と第7図に示すように、梱包箱A
に対し、天蓋Cを覆蓋する作業は、ホイストクレ
ーン等の吊上げ装置における吊上げワイヤの先端
に取付けられるかぎ形状の治具(フツク)Sを、
天蓋Bの側縁フランジ部Cに引掛けた状態で、天
蓋Bを片持ち状に吊上げて行なわれていた。これ
によると、天蓋Bの側縁フランジ部Cに対する治
具Sの掛止力が小さく、天蓋Bの吊上げ時に、治
具Sから天蓋Bが外れて落下する場合がある。
そこで、従来では、磁力装置を主体とする吊上
げ治具や、バキユーム装置を主体とする吊上げ治
具がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した磁力装置や、バキユーム装置は、いず
れも構造が複雑でかつコスト高となるとともに、
これら装置の取扱いも厄介であるという問題点が
あつた。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の問題点を解決するために、この
考案では、梱包箱の天蓋を片持ち状に吊上げるた
めの治具であつて、吊上げ装置によつて吊上げら
れる本体フルームに形成された水平方向の支持杆
には、断面円筒状の水平方向の挟持筒を回動自在
に嵌装し、ピンによつて開閉可能に連結されかつ
ばねによつて常に閉鎖方向へ付勢された対のクラ
ンプ体のうち、一方のクランプ体の下あご部上面
と前記挟持筒の外周下部とを固着し、他方のクラ
ンプ体の上あご部下面には、前記挟持筒の外周面
と協働して前記天蓋の天板部と側縁フランジ部と
がなす断面L字角部を挟持する断面L字状の挟持
片を固着した構成にしたものである。
(作用) 上記構成によれば、対のクランプ体の上下の両
あご部に固着される断面円筒状の挟持筒と断面L
字状の挟持片とによつて、天蓋の天板部と側縁フ
ランジ部とがなすL字角部が確実に挟持される。
そして、この状態において天蓋が片持ち状に吊上
げる。天蓋の吊上げ時において、天蓋の水平状態
から鉛直状態及び鉛直状態から水平状態の変位に
追従して、対のクランプ体が本体フレームの支持
杆の回りに対し、挟持筒を中心として回動する。
この結果、前記天蓋の天板部と側縁フランジ部と
がなすL字角部が、常に前記対のクランプ体によ
つて確実に挟持される。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
梱包箱Aの天蓋B用吊上げ治具を斜視図で表わ
した第1図において、丸棒材、パイプ材等の折曲
加工によつて形成された本体フレーム1は、一方
が高く、他方が低い脚杆2a,2bをそれぞれ備
えて略U字状をなす左右の両脚部2,2と、これ
ら両脚部2,2の高い方の脚杆2a,2aの上端
間で水平状をなす吊上げ杆3と、低い方の脚杆2
b,2bの上端間で水平状をなす支持杆4とによ
り構成されている。そして、吊上げ杆3上面の所
定位置には、ホイストクレーン等の吊上げ装置に
おける吊上げワイヤ先端のフツクに対応するフツ
クリング5が固着されている。また、本体フレー
ム1の支持杆4の外周には、円筒状の挟持筒6が
回動自在に遊嵌されている。
一方、上下のあご部10a,11aを相互に有
し、あご部の基端部においてピン7によつて開閉
可能に連結されかつトルクばね8によつて常に閉
鎖方向へ付勢された1対のクランプ体10,11
のうち、一方のクランプ体10の下あご部10a
上面と前記挟持筒6の外周面下部とが溶接などに
よつて固着されている。他方のクランプ体11の
上あご部11a下面には、挟持筒6と協働して梱
包箱Aの天蓋Bの側縁フランジ部Cを挟持する断
面L字状の挟持片9が固着されている。
この実施例の吊上げ治具は、上述したように構
成されるものであり、したがつて梱包箱Aに対
し、天蓋Bを覆蓋する作業において、天蓋Bを吊
上げる場合、まず、1対のクランプ体10,11
のグリツプ部10b,11bを把持して、第2図
中、鎖線に示すように、下あご部10aの挟持筒
6に対し上あご部11aの挟持片9を拡開させ
る。次に、挟持筒6を天蓋Bの側縁フランジ部C
の内面に当てて、前記1対のクランプ体10,1
1のグリツプ部10b,11bを解放する。する
と、トルクばね8の付勢力によつて下あご部10
bの挟持筒6に対し上あご部11aの挟持片9が
閉鎖され、これら挟持筒6と挟持片9との協働に
よつて天蓋Bの側縁フランジ部Cが、第2図に示
すように挟持される。
上記した状態のもとで、吊上げ装置(図示しな
い)によつて、本体フレーム1とともに、天蓋B
が、第3図に示すように片持ち状に吊上げられ
る。この天蓋Bの吊上げ時において、天蓋Bの吊
上げ初期には、天蓋Bは水平状態から鉛直状態へ
変位する。この天蓋Bの変位にともなつて、本体
フレーム1の支持杆4回りに対し、挟持筒6とと
もに、1対のクランプ体10,11が回動する。
このため、天蓋Bの側縁フランジ部Cが、挟持筒
6と挟持片9とによつて常に良好に挟持保持され
るとともに、天蓋Bの側縁フランジ部Cが損傷さ
れることが防止される。
その後、第4図に示すように梱包箱Aの開口部
に対し天蓋Bを閉鎖するときには、天蓋Bを鉛直
状態から水平状態へ変位する。この天蓋Bの変位
にともなつて、本体フレーム1の支持杆4回りに
対し、挟持筒6とともに、1対のクランプ体1
0,11が回動し、天蓋Bの側縁フランジ部Cの
損傷が防止される。
なお、上記実施例では、1対のクランプ体1
0,11の上下動のあご部10a,11aに、挟
持筒6と挟持片9とをそれぞれ固着して天蓋Bの
側縁フランジ部Cを挟持する構成になしたが、天
蓋Bが大きいときには、第5図に示すように、左
右各1対のクランプ体10,11及び11,10
の上下のあご部に挟持筒6と挟持片9とを固着し
てもよい。ただし挟持筒6や挟持片9は一体であ
つてもよく、別体で分離されていてもよい。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、本体フ
レームの支持杆に回動自在に嵌装されかつ一方の
クランプ体の下あご部に固着された断面円筒状の
挟持筒と、他方のクランプ体の上あご部に固着さ
れた断面L字状の挟持筒との協働によつて天蓋の
天板部と側縁フランジ部とがなす断面L字角部を
挟持して片持ち状に吊上げるものであるから、構
造が簡単で安価に提供することができる。しか
も、天蓋の吊上げ時において、天蓋の変位に追従
して、本体フレームに対し、挟持筒を中心として
対のクランプ体が回動するため、天蓋の天板部と
側縁フランジ部とがなす断面L字角部を前記挟持
筒と挟持片によつて常に良好かつ確実に挟持する
ことができる。このことから、天蓋の天板部と側
縁フランジ部とがなす断面L字角部の損傷を防止
することができるとともに、天蓋の落下事故も防
止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は天蓋用吊上げ治具を示す斜視図、第2図は第
1図の−線拡大断面図、第3図と第4図は梱
包箱に天蓋を覆蓋するときの天蓋の吊上げ状態を
順次に示す側面図、第5図は他の実施例を示す斜
視図である。従来のものを示す第6図と第7図は
梱包箱に天蓋を覆蓋するときの天蓋の吊上げ状態
を順次に示す側面図である。 1……本体フレーム、6……挟持筒、7……ピ
ン、8……トルクばね、9……挟持片、10,1
1……クランプ体、A……梱包箱、B……天蓋、
C……側縁フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梱包箱の天蓋を片持ち状に吊上げるための治具
    であつて、吊上げ装置によつて吊上げられる本体
    フレームに形成された水平方向の支持杆には、断
    面円筒状の水平方向の挟持筒を回動自在に嵌装
    し、ピンによつて開閉可能に連結されかつばねに
    よつて常に閉鎖方向へ付勢された対のクランプ体
    のうち、一方のクランプ体の下あご部上面と前記
    挟持筒の外周下部とを固着し、他方のクランプ体
    の上あご部下面には、前記挟持筒の外周面と協働
    して前記天蓋の天板部と側縁フランジ部とがなす
    断面L字角部を挟持する断面L字状の挟持片を固
    着したことを特徴とする梱包箱の天蓋用吊上げ治
    具。
JP9207884U 1984-06-20 1984-06-20 梱包箱の天蓋用吊上げ治具 Granted JPS618683U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9207884U JPS618683U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 梱包箱の天蓋用吊上げ治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9207884U JPS618683U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 梱包箱の天蓋用吊上げ治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS618683U JPS618683U (ja) 1986-01-18
JPS636140Y2 true JPS636140Y2 (ja) 1988-02-20

Family

ID=30648544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9207884U Granted JPS618683U (ja) 1984-06-20 1984-06-20 梱包箱の天蓋用吊上げ治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS618683U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS618683U (ja) 1986-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61176721A (ja) マンホ−ル蓋の開閉運搬装置
JPS636140Y2 (ja)
JP3027562U (ja) 部品箱吊り上げ用治具
JPH0728181U (ja) 円筒形物体の把持機構
JPS639626Y2 (ja)
JPH0628541Y2 (ja) 反転式挟搬機
JPH0339340Y2 (ja)
JPH052540Y2 (ja)
JPS6032056Y2 (ja) 容器蓋着脱兼容器吊上げ装置
JP2848336B2 (ja) コンクリート製品等の挟持装置
JP3010736U (ja) 梁・桁用吊具
JPH0338494Y2 (ja)
JP3015439U (ja) 道路側溝用溝蓋取り外し機
JPS6246709Y2 (ja)
JP2575889Y2 (ja) 把持装置
JPH0533504Y2 (ja)
JPS6019791Y2 (ja) 鋳枠反転機
JP3030242U (ja) 取っ手
JP2517729Y2 (ja) コンテナ保持式混合装置
JP3029726U (ja) 吊上げ具
JPH0427835Y2 (ja)
JPS5912277Y2 (ja) バイブロハンマ装置
JPS5921113Y2 (ja) スパツドホルダ−
JPH0324552U (ja)
JP2503708Y2 (ja) 箱形パレットの吊りワイヤ―係合金具およびガイド金具