JPS5912277Y2 - バイブロハンマ装置 - Google Patents

バイブロハンマ装置

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Publication number
JPS5912277Y2
JPS5912277Y2 JP15487979U JP15487979U JPS5912277Y2 JP S5912277 Y2 JPS5912277 Y2 JP S5912277Y2 JP 15487979 U JP15487979 U JP 15487979U JP 15487979 U JP15487979 U JP 15487979U JP S5912277 Y2 JPS5912277 Y2 JP S5912277Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibro hammer
pile material
vibrohammer
main body
height
Prior art date
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Expired
Application number
JP15487979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5673751U (ja
Inventor
与志夫 佐々木
義明 水野
豊夫 千葉
正志 八木
Original Assignee
東亜建設工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東亜建設工業株式会社 filed Critical 東亜建設工業株式会社
Priority to JP15487979U priority Critical patent/JPS5912277Y2/ja
Publication of JPS5673751U publication Critical patent/JPS5673751U/ja
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Publication of JPS5912277Y2 publication Critical patent/JPS5912277Y2/ja
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、杭材打込み用のバイブロハンマ装置に係るも
のである。
この種の杭材打込み用のバイブロハンマは、第1図の従
来例に示すように、バイブロハンマ本体1Aの下方に、
H型鋼や矢板鋼等の杭材3の頂部のみを扶持するチャッ
ク装置2が設けられており、このチャック装置2が扶持
した杭材3の頂部を、上方のバイブロハンマ本体IAに
よって打込むことにより、杭材3の下方が地中に打込ま
れるようになっている。
しかしながら、このバイブロハンマ本体1Aの下方にチ
ャック装置2を有するバイブロハンマ1を、天井5を有
する建物内や構造物の下等で使用する場合には、チャッ
ク装置2とバイブロハンマ本体1Aとからなるバイブロ
ハンマ1自体の高さに、これを吊上げるクレーン等のブ
ーム6およびフツク7の高さが加算されて全体高さが5
〜6mになるため、天井高さH=6m以下の場合では、
杭材3の打込みが不可能となる問題点がある。
また、天井高さH=6m以上の場合でも、杭材3の打込
み深さに関連するブーム6上方の空間高さが必要となる
ので、杭材3の打込み深さ条件によりバイブロハンマ1
の使用範囲が制限されるという問題点がある。
ところで、天井高さH=6m以下の場合でも杭材3を打
込み可能とする装置として、圧入式機械があるが、この
種の圧入式機械は非常に重量が重いため、移動が困難で
機動性に欠け、能率的でないという欠点があった。
本考案は、上述した従来の実情に鑑み、その欠点を解消
すべく創案されたものであって、バイブロハンマ本体の
下方にチャック装置が設けられた形式のバイブロハンマ
を、高さ制限のある打込み現場でも利用することができ
るバイブロハンマ装置を提供することを目的とするもの
である。
上記目的を達或する本考案によるバイブロハンマ装置は
、バイブロハンマ本体の下方に設けたチャック装置によ
り杭材の頂部を扶持するようにしタハイフロハンマにお
いて、前記バイブロハンマ本体の側面部に、杭材の高さ
方向任意位置を横づ゛かみ状態に圧着する締着装置を固
定するようにしたことを特徴とするものである。
以下、本考案を一実施例に示す図面について説明する。
第2図に示すように、バイブロハンマ1は、バイブロハ
ンマ本体IAの下方に、H型鋼や矢板鋼等の杭材3の頂
部のみを挾持するチャック装置2が設けられており、こ
のチャック装置2よりも幅方向が幅広に構或されている
バイブロハンマ本体1Aの側面部には、杭材3の高さ方
向任意位置を横づかみ状態に圧着する締着装置18を固
定するようになっている。
この締着装置18は、第3図の拡大図に示すごとく次の
ように構或されている。
つまり、バイブロハンマ本体IAの側面部には横方向の
枠組部材8が固設され、この枠組部材8には杭材3の側
面(本実施例ではH型鋼の側面)を圧着保持する圧着部
材9が固設され、前記枠組部材8の両端部には縦方向の
ピン11.11を中心として水平方向に回動可能な左右
一対の油圧シリンダ10.10が軸支され、これら油圧
シリンダ10.10の他端には縦方向のピン13.13
を介して左右のアーム12がそれぞれ設けられている。
前記左右のアーム12は、中間部が枠組部材8に固定さ
れた連結部材14に嵌入する縦方向の連結ピン15によ
り回動可能に軸支されると共に、さらに左右のアーム1
2の他端部には一対の杭材押え部16.16がピン17
.17により取付けられている。
これら、枠組部材8に設けられた油圧シリンダ10、ア
ーム12および杭材押え部16等からなる締着装置18
は、枠組部材8を介してバイブロハンマ本体1Aの側面
部に図示しない多数の高張力ボルトにより強固に固設さ
れており、バイブロハンマ本体1Aの下方に配置したチ
ャック装置2の開閉用に設けられている油圧回路から分
岐せる油圧によって、前記左右一対の油圧シリンダ10
.10を作動せしめることにより、第3図に示す状態の
ごとく油圧シリンダ10の油圧力Pが反矢印方向に作動
し、圧着部材9と、アーム12のてこ作用により矢印P
′方向に圧着される杭材押え部16との間で、H型鋼の
杭材3側面を横づかみ状態に締着することができる。
次に、杭材3からバイブロハンマ1を離脱する場合には
、第5図に示すごとく油圧シリンダ10の油圧を解除し
、アーム12および連結部材14の連結ピン挿入孔19
から連結ピン15.15を抜くことによりフリーとなる
左右一対のアーム12.12を、第6図の状態に開いた
位置で杭材3から外すことによって、バイブロハンマ1
を離脱することができる。
そして、一度、バイブロハンマ本体1Aの側面部に固設
した締着装置18によってバイブロハンマ1を杭材3に
締着しておけば、油圧シリンダ10の油圧の開閉と、バ
イブロハンマ1を吊下げたブーム6の巻上げとにより、
その締着位置の移動を簡単に行うことができる。
したがって、本考案にあっては、制限高さのない杭材3
の打込み現場では、従来と同様にバイブロハンマ本体1
Aの下方に設けたチャック装置2を利用して、この一旦
挾持させた杭材3頂部の扶持位置を変更する必要がない
チャック装置2により、能率よく杭材3の打込みを行う
ことができると共に、建物内部や構造物下部等で高さ制
限のある現場においては、バイブロハンマ本体1Aの側
面部に固設した締着装置18を利用して、バイブロハン
マ1を杭材3の高さ方向任意位置に締着することにより
、その制限高さ範囲内の長さまで杭材3の打込みを可能
となし、その使用範囲を拡大することができる。
これを要するに本考案によるバイブロハンマ装置は、バ
イブロハンマ本体の下方に設けたチャック装置により杭
材の頂部を扶持するようにしたバイブロハンマにおいて
、前記バイブロハンマ本体の側面部に、杭材の高さ方向
任意位置を横づかみ状態に圧着する締着装置を固定する
ようにしたから、建物内部や構造物下部等で高さ制限の
ある現場においても、その制限高さ範囲内の長さまで杭
材の打込みを可能となし、下方にチャック装置を有する
形式のバイブロハンマの使用範囲を拡大することができ
る。
しかも、本考案によるバイブロハンマ装置は、バイブロ
ハンマ本体の側面部を利用して締着装置を設けただけの
ものであるので、その移動が容易で作業能率の向上をは
かることができ、例えば圧入式機械を使用する場合と比
較して、その能率が倍加するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のバイブロハンマ装置を一部断面して示
す全体配置図。 第2図〜第6図は本考案の一実施例を示すもので、第2
図はバイブロハンマ装置を一部断面して示す全体配置図
、第3図は締着装置による杭材の締着状態を示す拡大平
面図、第4図は連結ピンの側面図、第5図および第6図
は締着装置の離脱順序を示す拡大平面図である。 1・・・・・・バイフロハンマ、IA・・・・・・バイ
フロハンマ本体、2・・・・・・チャック装置、3・・
・・・・杭材、8・・・・・・枠組部材、9・・・・・
・圧着部材、10・・・・・・油圧シリンダ、12・・
・・・・アーム、14・・・・・・連結部材、15・・
・・・・連結ピン、16・・・・・・杭材押え部、18
・・・・・・締着装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイブロハンマ本体の下方に設けたチャック装置により
    杭材の頂部を扶持するようにしたバイブロハンマにおい
    て、前記バイブロハンマ本体の側面部に、杭材の高さ方
    向任意位置を横づかみ状態に圧着する締着装置を固定す
    るようにしたことを特徴とするバイブロハンマ装置。
JP15487979U 1979-11-08 1979-11-08 バイブロハンマ装置 Expired JPS5912277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15487979U JPS5912277Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08 バイブロハンマ装置

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JP15487979U JPS5912277Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08 バイブロハンマ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5673751U JPS5673751U (ja) 1981-06-17
JPS5912277Y2 true JPS5912277Y2 (ja) 1984-04-13

Family

ID=29667233

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JP15487979U Expired JPS5912277Y2 (ja) 1979-11-08 1979-11-08 バイブロハンマ装置

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JPS5673751U (ja) 1981-06-17

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