JPH0469786B2 - - Google Patents
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- JPH0469786B2 JPH0469786B2 JP59024049A JP2404984A JPH0469786B2 JP H0469786 B2 JPH0469786 B2 JP H0469786B2 JP 59024049 A JP59024049 A JP 59024049A JP 2404984 A JP2404984 A JP 2404984A JP H0469786 B2 JPH0469786 B2 JP H0469786B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/01—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は電子写真式により普通紙に複写を行な
う、いわゆる普通紙複写式の電子写真装置に関す
るものである。 従来例の構成とその問題点 第1図は従来の電子写真装置の一例の要部側断
面図である。同図において、1は光源、2は原稿
の載置台、3は結像手段としてのレンズ、4は感
光体ドラム、5はコロナ放電により感光体ドラム
4に一様に帯電を行なう一様帯電用コロトロン、
6は現像用のトナー溜、7はトナー15を感光体
ドラム4の表面に運ぶ現像スリーブ、8は記録
紙、9a,9bは記録紙8を感光体ドラム4の表
面に運ぶ搬送ローラ、10は感光体ドラム4上の
現像トナーを記録紙8に転写するための転写用コ
ロトロン、11a,11bはトナーを記録紙8に
定着する加熱加圧用ローラ、12は除電用コロト
ロン、13はトナーの転写残りをかき落すブレー
ドである。 以上のように構成された従来の電子写真装置の
動作を次に説明する。 透明な原稿載置台2に複写面が接触するように
置かれた原稿14が、原稿載置台2の右方向への
移動によつて走査すると、原稿14の複写面を反
射面として光源1から出た光が反射され、レンズ
3を通つた後、感光体ドラム4上に複写像を結
ぶ。感光体ドラム4は矢印A方向に回転を行なつ
ており、前記反射光が照射する前に、一様帯電用
コロトロン5によつて一様な電位に帯電してお
り、前記反射光を照射すると、照射された部分は
照射光量に応じて電位を減少する。したがつて原
稿14の走査にともない反射面を逐次変化させな
がら、反射光を感光体ドラム4に照射して行く
と、感光体ドラム4の表面上には原稿14の記録
面に対応した静電潜像が記録される。トナー溜6
および現像スリーブ7を含めて構成された現像部
は帯電させたトナー15を前記感光体ドラム4上
の静電潜像に付着して現像した後、搬送ローラ9
a,9bにより搬入された記録紙8が現像された
感光体ドラム4と転写用コロトロン10の間に挿
入された状態で、転写用コロトロン10はコロナ
放電により感光体ドラム4の表面上のトナーを記
録紙8の表面に静電的に吸引し、トナーの記録紙
8への転写を行なう。トナーが転写された記録紙
8は定着用の加熱加圧用ローラ11a,11bに
より定着される。 一方、転写後の感光体ドラム4は除電用コロト
ロン12により除電された後、それに残留するト
ナーをブレード13によりかき落され、再び一様
帯電を待つ初期の状態にもどる。 このような電子転写式の複写機は普通紙に簡易
に複写がとれるため、その普及は目ざましく、幅
広い分野で利用されている。しかし、このような
従来の電子転写装置では、三原色ごとの感光体を
有してカラーコピーを作成したり、また全面の色
を原稿とは異なつた色で複写するというようなこ
とは可能であるが、原稿面を複数の領域に分割し
各領域ごとに指定した色の現像を行なつた複写を
得ることができないという問題点を有している。 発明の目的 本発明は上記のような従来の問題点を解決する
ものであり、領域区分手段としての座標入力装置
にて複写原稿の領域及び色指定を行なうことによ
り、各現像色ごとの複写原稿を作成することな
く、一枚の複写原稿だけで多色のコピーが可能な
電子写真装置を提供せんとするものである。 発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、複写用原稿
を領域に区分し、この領域にそれぞれ現像色を指
定する領域区分手段と、感光体面上に前記複写用
原稿の静電潜像を形成する第1露光手段と、前記
第1露光手段による静電潜像の形成前または後に
前記第1露光手段による静電潜像の形成前または
後に前記感光体の送り方向に対して略垂直にアレ
ー状に配列されたLEDなどの光半導体素子を選
択的に点灯し、前記現像色ごとに指定された領域
以外の領域に対応した感光体表面部分に露光を行
ない、前記指定された領域以外の静電潜像を消去
して各現像色に対応した領域のみの静電潜像を形
成する第2露光手段と、前記現像色ごとの現像器
と、各現像器に現像バイアス電圧を印加する現像
バイアス設定手段と、この現像バイアス設定手段
を制御して前記現像バイアス電圧の前記現像器へ
の印加状態を変化させ、前記現像器のうち前記第
2露光手段にて消去されなかつた領域に対応した
現像色用の現像器を選択的に現像可能な状態とす
る制御手段と、前記感光体から画像が転写される
記録紙を保持して、前記各現像色ごとに同一の記
録紙に繰返し転写を行なわせる転写用ドラムとを
有する構成としたものである。 実施例の説明 以下本発明の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。 第2図は本発明の実施例に係る電子写真装置の
要部斜視図を示したものである。同図において、
第1図と同じ番号を付したものは同じ機能を有す
る要素である。第1露光手段は、光源1、原稿載
置台2、レンズ3より成り、従来例と同様にし
て、一様帯電コロトロン5により一様帯電した感
光体ドラム4上の帯電部に、原稿(複写原稿)1
4の光像を照射し、静電潜像を形成するものであ
る。20は第2露光手段、43は現像バイアス設
定手段、26は第2露光手段20と現像バイアス
設定手段43を制御する制御手段、40a,40
b,40cは現像器であり、これらの動作につい
ては後述する。 領域区分手段24は、原稿14の領域を区分す
るための座標入力をする座標入力手段と、前記座
標入力手段により区分された領域に現像色を指定
する色指定手段とにより成り、座標入力手段は、
入力タブレツト21、入力ペン22、IN「釦」3
0、END「釦」32により構成され、一方、色指
定手段は現像色を入力するための各現像色ごとの
色指定「釦」31,31a,31b,31cによ
り構成されている。CLEAR「釦」33は入力の
訂正用「釦」である。これらIN「釦」30、
END「釦」32、色指定「釦」31、CLEAR
「釦」33は操作パネル25上に配列されている。 始めに、領域区分手段による原稿14の領域と
現像色との指定方法について説明する。原稿14
の領域を指定する方法は、入力タブレツト21か
らの位置データを処理する制御手段26の処理プ
ログラムの論理によつて種々のものが考えられる
が、ここでは、逐次点座標を入力してゆき、入力
点同志を入力の順に直線で結んだ多角形を領域と
して指定し、更に前記領域に現像色を指定する場
合について説明する。第3図は、第2図の領域区
分手段24を上方から見たものである。まず領域
指定操作開始のために、操作パネル25のIN
「釦」30を押すと入力タブレツト21が入力ペ
ン22からの入力信号待ちの状態となる。ここ
で、入力したい多角形のコーナー点を、入力ペン
22の操作により順次D1,D2,D3,D4,D5と入
力してゆき、最後にその部分の色指定「釦」31
a,31b,31cのいずれかを押圧すると、
CPU上でD5,D1は直線で結ばれ多角形D1,D2,
D3,D4,D5で囲まれた領域とその領域内の指定
色が入力されると同時に、再び座標入力待ちの状
態となる。この際、領域の指定を更に行なわない
場合はEND「釦」32を押すことにより入力動作
を終了し、領域及び色指定の入力を続ける場合は
前述の操作を繰り返し、最後にEND「釦」32を
押すことにより、領域と各領域に対する色指定を
行なう。この際多角形の領域及び色指定を行なつ
て、最終的に指定を行なつていない領域が残る
が、この領域の色指定については、予め現像色を
指定しておくか、又は最後に現像色に対応した色
指定「釦」31a,31b,31cの操作入力に
より行なう。 領域区分手段24による原稿14の領域区分及
び各領域に対する現像色の指定を終了した後、原
稿14は、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形
成するための露光動作のため複写面を下に向けて
原稿載置台2に載せられるが、この際原稿14の
端辺a,bを原稿載置台2のX′座標、Y′座標の
それぞれに一致するようにセツトする。この操作
により入力タブレツト21上のX,Y座標を、原
稿載置台2のX′,Y′座標に対応させることが出
来る。原稿14を原稿載置台2にセツトした状態
でB方向に移動するのと同時に、感光体ドラム4
を第1図と同様にA方向に周速が原稿14の送り
速度に等しくなるような状態で回転しつつ、第1
露光手段により感光体ドラム4上に原稿14の静
電潜像を形成して行く。この場合の座標軸は、感
光体ドラム4の表面上では感光体ドラム4の軸に
平行な座標がX′軸と、周方向がY′軸と対応する。 第2露光手段20は、前記第1露光手段により
形成された原稿14の静電潜像の少なくとも一部
に露光を重ね、前記静電潜像の露光部を除電し、
表面電位を零電位(明部電位)に近い状態まで低
下させることにより、前記静電潜像の少なくとも
一部を消去するものである。この第2露光手段2
0は、LEDなどの光半導体素子を、感光体ドラ
ム4の回転軸に平行に、かつ感光体ドラム4の表
面に沿つて配列した光半導体素子アレーにより構
成されている。第1露光手段が原稿14の光像を
結像する感光体ドラム4での結像点と、第2露光
手段20による感光体ドラム4上での露光点と
の、感光体ドラム4面上での距離は感光体ドラム
4の周方向にわたつて一定であるので、第1露光
手段により感光体ドラム4の表面上に次々と形成
されてゆく静電潜像は、感光体ドラム4の回転に
ともなつて前記露光点の方へ移動し、形成後所定
の時間を経て前記結像点から前記露光点へ到着す
る。従つて、座標入力装置の座標と原稿載置台2
の座標が対応しているので、原稿載置台2と第1
露光手段との位置関係を検知することにより静電
潜像の座標と第2露光手段20との位置関係が決
定でき、X′軸方向は第2露光手段20の光半導
体素子アレーの光半導体素子を選択的に点灯する
ことにより、またY′軸方向は光半導体素子の点
灯時間を調整することにより、予め決められた領
域に対応した露光を行ない前記露光を行なつた部
分の静電潜像を消去することが出来る。 現像器40a,40b,40cは、それぞれ指
定される現像色に対応したトナー(現像剤)41
a,41b,41cと、このトナー41a,41
b,41cを感光体ドラム4の表面に搬送するた
めのスリーブ42a,42b,42cとを有して
おり、前記スリーブ42a,42b,42cがそ
れぞれ感光体ドラム4の表面との間にわずかの隙
間を設けるように、感光体ドラム4の外周に沿つ
て周方向に配列されている。現像バイアス設定手
段43は、第2露光手段20による露光後に残つ
た静電潜像の領域に指定された現像色のトナーを
現像するために、制御手段26の制御にもとづ
き、表1に示すような現像バイアス電圧を各現像
器40a,40b,40cに印加する。表1にお
いて、暗部電位Hと零電位Lはそれぞれ感光体ド
ラム4の明部表面電位及び明部表面電位付近の電
う、いわゆる普通紙複写式の電子写真装置に関す
るものである。 従来例の構成とその問題点 第1図は従来の電子写真装置の一例の要部側断
面図である。同図において、1は光源、2は原稿
の載置台、3は結像手段としてのレンズ、4は感
光体ドラム、5はコロナ放電により感光体ドラム
4に一様に帯電を行なう一様帯電用コロトロン、
6は現像用のトナー溜、7はトナー15を感光体
ドラム4の表面に運ぶ現像スリーブ、8は記録
紙、9a,9bは記録紙8を感光体ドラム4の表
面に運ぶ搬送ローラ、10は感光体ドラム4上の
現像トナーを記録紙8に転写するための転写用コ
ロトロン、11a,11bはトナーを記録紙8に
定着する加熱加圧用ローラ、12は除電用コロト
ロン、13はトナーの転写残りをかき落すブレー
ドである。 以上のように構成された従来の電子写真装置の
動作を次に説明する。 透明な原稿載置台2に複写面が接触するように
置かれた原稿14が、原稿載置台2の右方向への
移動によつて走査すると、原稿14の複写面を反
射面として光源1から出た光が反射され、レンズ
3を通つた後、感光体ドラム4上に複写像を結
ぶ。感光体ドラム4は矢印A方向に回転を行なつ
ており、前記反射光が照射する前に、一様帯電用
コロトロン5によつて一様な電位に帯電してお
り、前記反射光を照射すると、照射された部分は
照射光量に応じて電位を減少する。したがつて原
稿14の走査にともない反射面を逐次変化させな
がら、反射光を感光体ドラム4に照射して行く
と、感光体ドラム4の表面上には原稿14の記録
面に対応した静電潜像が記録される。トナー溜6
および現像スリーブ7を含めて構成された現像部
は帯電させたトナー15を前記感光体ドラム4上
の静電潜像に付着して現像した後、搬送ローラ9
a,9bにより搬入された記録紙8が現像された
感光体ドラム4と転写用コロトロン10の間に挿
入された状態で、転写用コロトロン10はコロナ
放電により感光体ドラム4の表面上のトナーを記
録紙8の表面に静電的に吸引し、トナーの記録紙
8への転写を行なう。トナーが転写された記録紙
8は定着用の加熱加圧用ローラ11a,11bに
より定着される。 一方、転写後の感光体ドラム4は除電用コロト
ロン12により除電された後、それに残留するト
ナーをブレード13によりかき落され、再び一様
帯電を待つ初期の状態にもどる。 このような電子転写式の複写機は普通紙に簡易
に複写がとれるため、その普及は目ざましく、幅
広い分野で利用されている。しかし、このような
従来の電子転写装置では、三原色ごとの感光体を
有してカラーコピーを作成したり、また全面の色
を原稿とは異なつた色で複写するというようなこ
とは可能であるが、原稿面を複数の領域に分割し
各領域ごとに指定した色の現像を行なつた複写を
得ることができないという問題点を有している。 発明の目的 本発明は上記のような従来の問題点を解決する
ものであり、領域区分手段としての座標入力装置
にて複写原稿の領域及び色指定を行なうことによ
り、各現像色ごとの複写原稿を作成することな
く、一枚の複写原稿だけで多色のコピーが可能な
電子写真装置を提供せんとするものである。 発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、複写用原稿
を領域に区分し、この領域にそれぞれ現像色を指
定する領域区分手段と、感光体面上に前記複写用
原稿の静電潜像を形成する第1露光手段と、前記
第1露光手段による静電潜像の形成前または後に
前記第1露光手段による静電潜像の形成前または
後に前記感光体の送り方向に対して略垂直にアレ
ー状に配列されたLEDなどの光半導体素子を選
択的に点灯し、前記現像色ごとに指定された領域
以外の領域に対応した感光体表面部分に露光を行
ない、前記指定された領域以外の静電潜像を消去
して各現像色に対応した領域のみの静電潜像を形
成する第2露光手段と、前記現像色ごとの現像器
と、各現像器に現像バイアス電圧を印加する現像
バイアス設定手段と、この現像バイアス設定手段
を制御して前記現像バイアス電圧の前記現像器へ
の印加状態を変化させ、前記現像器のうち前記第
2露光手段にて消去されなかつた領域に対応した
現像色用の現像器を選択的に現像可能な状態とす
る制御手段と、前記感光体から画像が転写される
記録紙を保持して、前記各現像色ごとに同一の記
録紙に繰返し転写を行なわせる転写用ドラムとを
有する構成としたものである。 実施例の説明 以下本発明の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。 第2図は本発明の実施例に係る電子写真装置の
要部斜視図を示したものである。同図において、
第1図と同じ番号を付したものは同じ機能を有す
る要素である。第1露光手段は、光源1、原稿載
置台2、レンズ3より成り、従来例と同様にし
て、一様帯電コロトロン5により一様帯電した感
光体ドラム4上の帯電部に、原稿(複写原稿)1
4の光像を照射し、静電潜像を形成するものであ
る。20は第2露光手段、43は現像バイアス設
定手段、26は第2露光手段20と現像バイアス
設定手段43を制御する制御手段、40a,40
b,40cは現像器であり、これらの動作につい
ては後述する。 領域区分手段24は、原稿14の領域を区分す
るための座標入力をする座標入力手段と、前記座
標入力手段により区分された領域に現像色を指定
する色指定手段とにより成り、座標入力手段は、
入力タブレツト21、入力ペン22、IN「釦」3
0、END「釦」32により構成され、一方、色指
定手段は現像色を入力するための各現像色ごとの
色指定「釦」31,31a,31b,31cによ
り構成されている。CLEAR「釦」33は入力の
訂正用「釦」である。これらIN「釦」30、
END「釦」32、色指定「釦」31、CLEAR
「釦」33は操作パネル25上に配列されている。 始めに、領域区分手段による原稿14の領域と
現像色との指定方法について説明する。原稿14
の領域を指定する方法は、入力タブレツト21か
らの位置データを処理する制御手段26の処理プ
ログラムの論理によつて種々のものが考えられる
が、ここでは、逐次点座標を入力してゆき、入力
点同志を入力の順に直線で結んだ多角形を領域と
して指定し、更に前記領域に現像色を指定する場
合について説明する。第3図は、第2図の領域区
分手段24を上方から見たものである。まず領域
指定操作開始のために、操作パネル25のIN
「釦」30を押すと入力タブレツト21が入力ペ
ン22からの入力信号待ちの状態となる。ここ
で、入力したい多角形のコーナー点を、入力ペン
22の操作により順次D1,D2,D3,D4,D5と入
力してゆき、最後にその部分の色指定「釦」31
a,31b,31cのいずれかを押圧すると、
CPU上でD5,D1は直線で結ばれ多角形D1,D2,
D3,D4,D5で囲まれた領域とその領域内の指定
色が入力されると同時に、再び座標入力待ちの状
態となる。この際、領域の指定を更に行なわない
場合はEND「釦」32を押すことにより入力動作
を終了し、領域及び色指定の入力を続ける場合は
前述の操作を繰り返し、最後にEND「釦」32を
押すことにより、領域と各領域に対する色指定を
行なう。この際多角形の領域及び色指定を行なつ
て、最終的に指定を行なつていない領域が残る
が、この領域の色指定については、予め現像色を
指定しておくか、又は最後に現像色に対応した色
指定「釦」31a,31b,31cの操作入力に
より行なう。 領域区分手段24による原稿14の領域区分及
び各領域に対する現像色の指定を終了した後、原
稿14は、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形
成するための露光動作のため複写面を下に向けて
原稿載置台2に載せられるが、この際原稿14の
端辺a,bを原稿載置台2のX′座標、Y′座標の
それぞれに一致するようにセツトする。この操作
により入力タブレツト21上のX,Y座標を、原
稿載置台2のX′,Y′座標に対応させることが出
来る。原稿14を原稿載置台2にセツトした状態
でB方向に移動するのと同時に、感光体ドラム4
を第1図と同様にA方向に周速が原稿14の送り
速度に等しくなるような状態で回転しつつ、第1
露光手段により感光体ドラム4上に原稿14の静
電潜像を形成して行く。この場合の座標軸は、感
光体ドラム4の表面上では感光体ドラム4の軸に
平行な座標がX′軸と、周方向がY′軸と対応する。 第2露光手段20は、前記第1露光手段により
形成された原稿14の静電潜像の少なくとも一部
に露光を重ね、前記静電潜像の露光部を除電し、
表面電位を零電位(明部電位)に近い状態まで低
下させることにより、前記静電潜像の少なくとも
一部を消去するものである。この第2露光手段2
0は、LEDなどの光半導体素子を、感光体ドラ
ム4の回転軸に平行に、かつ感光体ドラム4の表
面に沿つて配列した光半導体素子アレーにより構
成されている。第1露光手段が原稿14の光像を
結像する感光体ドラム4での結像点と、第2露光
手段20による感光体ドラム4上での露光点と
の、感光体ドラム4面上での距離は感光体ドラム
4の周方向にわたつて一定であるので、第1露光
手段により感光体ドラム4の表面上に次々と形成
されてゆく静電潜像は、感光体ドラム4の回転に
ともなつて前記露光点の方へ移動し、形成後所定
の時間を経て前記結像点から前記露光点へ到着す
る。従つて、座標入力装置の座標と原稿載置台2
の座標が対応しているので、原稿載置台2と第1
露光手段との位置関係を検知することにより静電
潜像の座標と第2露光手段20との位置関係が決
定でき、X′軸方向は第2露光手段20の光半導
体素子アレーの光半導体素子を選択的に点灯する
ことにより、またY′軸方向は光半導体素子の点
灯時間を調整することにより、予め決められた領
域に対応した露光を行ない前記露光を行なつた部
分の静電潜像を消去することが出来る。 現像器40a,40b,40cは、それぞれ指
定される現像色に対応したトナー(現像剤)41
a,41b,41cと、このトナー41a,41
b,41cを感光体ドラム4の表面に搬送するた
めのスリーブ42a,42b,42cとを有して
おり、前記スリーブ42a,42b,42cがそ
れぞれ感光体ドラム4の表面との間にわずかの隙
間を設けるように、感光体ドラム4の外周に沿つ
て周方向に配列されている。現像バイアス設定手
段43は、第2露光手段20による露光後に残つ
た静電潜像の領域に指定された現像色のトナーを
現像するために、制御手段26の制御にもとづ
き、表1に示すような現像バイアス電圧を各現像
器40a,40b,40cに印加する。表1にお
いて、暗部電位Hと零電位Lはそれぞれ感光体ド
ラム4の明部表面電位及び明部表面電位付近の電
【表】
位に設定してあり、この場合第1の色、第2の
色、第3の色に対応するトナー41a,41b,
41cを保有する現像器は、それぞれ現像器40
a,40b,40cである。感光体ドラム4の表
面上の静電潜像の表面電位と、現像器40a,4
0b,40cに印加する現像バイアス電圧により
設定されるスリーブの電位との差は、一般にコン
トラスト電圧と呼ばれており、トナー41a,4
1b,41cが感光体ドラム4の表面に付着する
ためのこのトナー41a,41b,41cへの静
電引力は、コントラスト電圧が正の値で大きい程
大きく、零又は負の場合は静電引力が発生しな
い。従つて、現像器40a,40b,40cの現
像バイアス電圧がHの場合、静電潜像の表面電位
はスリーブの電位以下となり、コントラスト電圧
は零または負となつて、トナー41a,41b,
41cは感光体ドラム4の表面に付着しない。一
方、現像バイアス電圧がLで明部表面電位付近で
あるとすると、コントラスト電圧は正の値とな
り、トナー41a,41b,41cは感光体ドラ
ム4の表面に付着する。従つて、表1において現
像バイアス電位を明部表面電位付近に設定した現
像器40a,40b,40cにより、この現像器
40a,40b,40cが保有するトナー41
a,41b,41cが感光体ドラム4の表面に付
着する。 次に、第2露光手段20と複数の現像器40
a,40b,40cとの組合せによる各現像色の
トナー41a,41b,41cの現像作用につい
て説明する。各色トナー41a,41b,41c
の現像作用は、各トナー41a,41b,41c
ごとに原稿14の静電潜像の形成、第2露光手段
20による静電潜像の一部消去、トナー41a,
41b,41cの現像、記録紙8への転写という
プロセスにより行なわれる。このとき、個々の色
トナー41a,41b,41cの現像プロセスの
繰り返しとなるが、ここでは第4図へ第6図によ
り各現像色に対応した静電潜像の領域が形成され
るプロセスについて説明する。第4図は感光体ド
ラム4の領域に指定色としての第1の色を現像
する場合の説明図である。領域及び領域には
それぞれ第2の色、第3の色が同時に指定されて
いる。同図の感光体ドラム4において、斜線を施
した部分は原稿14の静電潜像が残存する領域で
あり、斜線のない部分は前記静電潜像が消去され
た部分を示し、また第2露光手段20が斜線を施
した部分は光半導体素子アレーの光半導体素子を
消灯し、斜線を施さない部分は点灯するという動
作を開始することを示している。 第4図aは、感光体ドラム4に静電潜像が形成
され、第2露光手段20の方向に移動している状
態を示しており、同図bでは静電潜像の先端部が
第2露光手段20により再露光が可能な位置に到
着している。aからbまでの間は第2露光手段2
0の点灯・消灯により静電潜像には何ら影響はな
く、通常は消灯している。bの状態から、cの領
域の端部が第2露光手段20に到着するまで
は、この第2露光手段20は全面点灯し、この第
2露光手段20を通過する静電潜像は全て消去さ
れる。cの状態から、dの領域が第2露光手段
20の通過が終了するまでは、領域の部分の静
電潜像を残すため、領域の横幅に相当する部分
の第2露光手段20の光半導体素子は消灯する。
dの状態の後は、静電潜像は全て消去するため、
第2露光手段20は、全面点灯を少なくともeの
静電潜像の終端部がこの第2露光手段20に到達
するまで行ない、e以後は第2露光手段20の光
半導体素子の点灯・消灯はどちらでもよいが、通
常は消灯する。 領域、領域に属する静電潜像の形成プロセ
スは第5図及び第6図に示しているが、第4図で
の説明で領域の形成方法について詳しく述べて
おり、プロセスは領域、領域の場合もほぼ同
じであるので、ここでは説明は省略する。 続いて、各領域に対応した静電潜像に対するト
ナー現像及び記録紙への転写について説明する。 第4図のプロセスで形成された領域の静電潜
像について説明すると、現像バイアス設定手段4
3による個々の現像器40a,40b,40cへ
現像バイアス電圧の印加を制御することにより、
第1の色のトナー41aを保有する現像器40a
のみが現像可能な状態として、前記領域の静電
潜像を複数の現像器40a,40b,40cと感
光体ドラム4との隙間を通過させると、現像器4
0aは前記領域の静電潜像上に第1の色のトナ
ー41aを付着させる。一方、記録紙8は、記録
紙トレー(図示せず)より電子写真装置内部に搬
入された後、感光体ドラム4にわずかの隙間を有
して対向するように配置された転写用ドラム19
に、トナーが転写を開始する前から転写が終了す
るまでの間、巻き付いた状態で保持されるように
なつている。現像を終了した領域のトナー41
aは、感光体ドラム4と転写用ドラム19の間隙
を通過する際に、この転写用ドラム19に巻き付
けられた記録紙8上に転写する。転写を終了した
感光体ドラム4の表面は除電用コロトロン12に
よる除電とクリーニングブレード13による清掃
を終了した後、再び一様帯電コロトロン5による
一様帯電、第1露光手段による原稿14の静電潜
像の形成、第5図のプロセスによる領域の静電
潜像の形成、第2の色のトナー41bを保有する
現像器40bによる現像を行なつた後、転写用ド
ラム19に巻かれた記録紙8上は既に転写を終了
した領域との位置関係が一致するように同期を
とりつつ、記録紙8に転写する。領域における
第3の色のトナー41cの転写も同様にして行な
うことにより、記録紙8には指定された各領域に
指定された色のトナーが転写される。転写が終了
した後は、記録紙8は転写用ドラム19を離脱
し、定着用の加熱加圧用ローラ対11a,11b
間を通過し、この際、トナー41a,41b,4
1c及び記録紙8はローラ対11a,11bより
加熱、圧縮を受け、記録紙8上のトナー41a,
41b,41cは記録紙8に定着し、原稿14の
指定部に指定の色で現像された複写が得られる。 以上本発明は、現像器が3個の場合、つまり現
像色が3色の場合について示したが、同様な方法
では現像色が2色や4色以上の場合についても容
易に考え得るものである。第2露光手段20とし
ての光半導体素子アレーは原稿14の露光の後で
第2露光を行なう位置に設けているが、原稿14
の露光の前に配置しても同様な効果を有するもの
である。 発明の効果 以上に述べたように本発明によると、領域区分
手段により原稿の領域区分と領域の現像色の指定
を行ない、第2露光手段により各現像色に対応し
た領域のみの静電潜像を形成することにより、各
現像色ごとにこの現像色の領域のみを残した複写
用の原稿を作成することなく、一枚のオリジナル
原稿だけで任意の領域に指定した色の複写が効率
よくできる電子写真装置が実現できるという、優
れた効果を有するものである。
色、第3の色に対応するトナー41a,41b,
41cを保有する現像器は、それぞれ現像器40
a,40b,40cである。感光体ドラム4の表
面上の静電潜像の表面電位と、現像器40a,4
0b,40cに印加する現像バイアス電圧により
設定されるスリーブの電位との差は、一般にコン
トラスト電圧と呼ばれており、トナー41a,4
1b,41cが感光体ドラム4の表面に付着する
ためのこのトナー41a,41b,41cへの静
電引力は、コントラスト電圧が正の値で大きい程
大きく、零又は負の場合は静電引力が発生しな
い。従つて、現像器40a,40b,40cの現
像バイアス電圧がHの場合、静電潜像の表面電位
はスリーブの電位以下となり、コントラスト電圧
は零または負となつて、トナー41a,41b,
41cは感光体ドラム4の表面に付着しない。一
方、現像バイアス電圧がLで明部表面電位付近で
あるとすると、コントラスト電圧は正の値とな
り、トナー41a,41b,41cは感光体ドラ
ム4の表面に付着する。従つて、表1において現
像バイアス電位を明部表面電位付近に設定した現
像器40a,40b,40cにより、この現像器
40a,40b,40cが保有するトナー41
a,41b,41cが感光体ドラム4の表面に付
着する。 次に、第2露光手段20と複数の現像器40
a,40b,40cとの組合せによる各現像色の
トナー41a,41b,41cの現像作用につい
て説明する。各色トナー41a,41b,41c
の現像作用は、各トナー41a,41b,41c
ごとに原稿14の静電潜像の形成、第2露光手段
20による静電潜像の一部消去、トナー41a,
41b,41cの現像、記録紙8への転写という
プロセスにより行なわれる。このとき、個々の色
トナー41a,41b,41cの現像プロセスの
繰り返しとなるが、ここでは第4図へ第6図によ
り各現像色に対応した静電潜像の領域が形成され
るプロセスについて説明する。第4図は感光体ド
ラム4の領域に指定色としての第1の色を現像
する場合の説明図である。領域及び領域には
それぞれ第2の色、第3の色が同時に指定されて
いる。同図の感光体ドラム4において、斜線を施
した部分は原稿14の静電潜像が残存する領域で
あり、斜線のない部分は前記静電潜像が消去され
た部分を示し、また第2露光手段20が斜線を施
した部分は光半導体素子アレーの光半導体素子を
消灯し、斜線を施さない部分は点灯するという動
作を開始することを示している。 第4図aは、感光体ドラム4に静電潜像が形成
され、第2露光手段20の方向に移動している状
態を示しており、同図bでは静電潜像の先端部が
第2露光手段20により再露光が可能な位置に到
着している。aからbまでの間は第2露光手段2
0の点灯・消灯により静電潜像には何ら影響はな
く、通常は消灯している。bの状態から、cの領
域の端部が第2露光手段20に到着するまで
は、この第2露光手段20は全面点灯し、この第
2露光手段20を通過する静電潜像は全て消去さ
れる。cの状態から、dの領域が第2露光手段
20の通過が終了するまでは、領域の部分の静
電潜像を残すため、領域の横幅に相当する部分
の第2露光手段20の光半導体素子は消灯する。
dの状態の後は、静電潜像は全て消去するため、
第2露光手段20は、全面点灯を少なくともeの
静電潜像の終端部がこの第2露光手段20に到達
するまで行ない、e以後は第2露光手段20の光
半導体素子の点灯・消灯はどちらでもよいが、通
常は消灯する。 領域、領域に属する静電潜像の形成プロセ
スは第5図及び第6図に示しているが、第4図で
の説明で領域の形成方法について詳しく述べて
おり、プロセスは領域、領域の場合もほぼ同
じであるので、ここでは説明は省略する。 続いて、各領域に対応した静電潜像に対するト
ナー現像及び記録紙への転写について説明する。 第4図のプロセスで形成された領域の静電潜
像について説明すると、現像バイアス設定手段4
3による個々の現像器40a,40b,40cへ
現像バイアス電圧の印加を制御することにより、
第1の色のトナー41aを保有する現像器40a
のみが現像可能な状態として、前記領域の静電
潜像を複数の現像器40a,40b,40cと感
光体ドラム4との隙間を通過させると、現像器4
0aは前記領域の静電潜像上に第1の色のトナ
ー41aを付着させる。一方、記録紙8は、記録
紙トレー(図示せず)より電子写真装置内部に搬
入された後、感光体ドラム4にわずかの隙間を有
して対向するように配置された転写用ドラム19
に、トナーが転写を開始する前から転写が終了す
るまでの間、巻き付いた状態で保持されるように
なつている。現像を終了した領域のトナー41
aは、感光体ドラム4と転写用ドラム19の間隙
を通過する際に、この転写用ドラム19に巻き付
けられた記録紙8上に転写する。転写を終了した
感光体ドラム4の表面は除電用コロトロン12に
よる除電とクリーニングブレード13による清掃
を終了した後、再び一様帯電コロトロン5による
一様帯電、第1露光手段による原稿14の静電潜
像の形成、第5図のプロセスによる領域の静電
潜像の形成、第2の色のトナー41bを保有する
現像器40bによる現像を行なつた後、転写用ド
ラム19に巻かれた記録紙8上は既に転写を終了
した領域との位置関係が一致するように同期を
とりつつ、記録紙8に転写する。領域における
第3の色のトナー41cの転写も同様にして行な
うことにより、記録紙8には指定された各領域に
指定された色のトナーが転写される。転写が終了
した後は、記録紙8は転写用ドラム19を離脱
し、定着用の加熱加圧用ローラ対11a,11b
間を通過し、この際、トナー41a,41b,4
1c及び記録紙8はローラ対11a,11bより
加熱、圧縮を受け、記録紙8上のトナー41a,
41b,41cは記録紙8に定着し、原稿14の
指定部に指定の色で現像された複写が得られる。 以上本発明は、現像器が3個の場合、つまり現
像色が3色の場合について示したが、同様な方法
では現像色が2色や4色以上の場合についても容
易に考え得るものである。第2露光手段20とし
ての光半導体素子アレーは原稿14の露光の後で
第2露光を行なう位置に設けているが、原稿14
の露光の前に配置しても同様な効果を有するもの
である。 発明の効果 以上に述べたように本発明によると、領域区分
手段により原稿の領域区分と領域の現像色の指定
を行ない、第2露光手段により各現像色に対応し
た領域のみの静電潜像を形成することにより、各
現像色ごとにこの現像色の領域のみを残した複写
用の原稿を作成することなく、一枚のオリジナル
原稿だけで任意の領域に指定した色の複写が効率
よくできる電子写真装置が実現できるという、優
れた効果を有するものである。
第1図は従来の電子複写装置の側断面図、第2
図は本発明の一実施例における電子写真装置の要
部斜視図、第3図は第2図の実施例における領域
区分手段の動作説明図、第4図〜第6図は多色現
像処理の説明図である。 1……光源、2……原稿載置台、3……レン
ズ、4……感光体ドラム、8……記録紙、19…
…転写用ドラム、21……入力タブレツト、22
……入力ペン、24……領域区分手段、26……
制御手段、40a,40b,40c……現像器、
41a,41b,41c……トナー、43……現
像バイアス設定手段。
図は本発明の一実施例における電子写真装置の要
部斜視図、第3図は第2図の実施例における領域
区分手段の動作説明図、第4図〜第6図は多色現
像処理の説明図である。 1……光源、2……原稿載置台、3……レン
ズ、4……感光体ドラム、8……記録紙、19…
…転写用ドラム、21……入力タブレツト、22
……入力ペン、24……領域区分手段、26……
制御手段、40a,40b,40c……現像器、
41a,41b,41c……トナー、43……現
像バイアス設定手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複写用原稿を領域に区分し、この領域にそれ
ぞれ現像色を指定する領域区分手段と、感光体面
上に前記複写用原稿の静電潜像を形成する第1露
光手段と、前記第1露光手段による静電潜像の形
成前または後に前記感光体の送り方向に対して略
垂直にアレー状に配列されたLEDなどの光半導
体素子を選択的に点灯し、前記現像色ごとに指定
された領域以外の領域に対応した感光体表面部分
に露光を行ない、前記指定された領域以外の静電
潜像を消去して各現像色に対応した領域のみの静
電潜像を形成する第2露光手段と、前記現像色ご
との現像器と、各現像器に現像バイアス電圧を印
加する現像バイアス設定手段と、この現像バイア
ス設定手段を制御して前記現像バイアス電圧の前
記現像器への印加状態を変化させ、前記現像器の
うち前記第2露光手段にて消去されなかつた領域
に対応した現像色用の現像器を選択的に現像可能
な状態とする制御手段と、前記感光体から画像が
転写される記録紙を保持して、前記各現像色ごと
に同一の記録紙に繰返し転写を行なわせる転写用
ドラムとを有することを特徴とする電子写真装
置。 2 領域区分手段は、位置座標入力のための座標
入力盤と、前記入力盤上で入力する位置座標を指
示する座標入力手段と、前記座標入力手段により
指定された領域に現像色の指定を行なう色指定手
段とを有することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の電子写真装置。 3 各現像色に対応した現像器を、それぞれ独立
して現像が可能な状態で感光体面に沿つて配列す
るとともに、制御手段は、第2露光手段により選
択的に所定の領域に残された静電潜像が前記現像
器を順次通過する際に、前記領域に指定された現
像色に対応する現像器のみを現像可能な状態とす
るために、前記現像器に印加する現像バイアス電
圧を暗部電位付近に設定し、かつ前記現像器以外
の現像器に印可する現像バイアス電圧を明部電位
付近に設定するように現像バイアス設定手段を制
御することを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
たは第2項のいずれか1項に記載の電子写真装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024049A JPS60166969A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59024049A JPS60166969A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166969A JPS60166969A (ja) | 1985-08-30 |
JPH0469786B2 true JPH0469786B2 (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=12127612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59024049A Granted JPS60166969A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166969A (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4794421A (en) * | 1983-05-12 | 1988-12-27 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for electrophotographically producing copies from originals having continuous-tone and other content |
JPH0683355B2 (ja) * | 1985-11-18 | 1994-10-19 | キヤノン株式会社 | カラー画像形成装置 |
JPH0693149B2 (ja) * | 1985-11-18 | 1994-11-16 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
US5006890A (en) * | 1985-11-18 | 1991-04-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a provision for designating different colored image areas |
DE3645271C2 (de) * | 1985-11-18 | 2001-06-07 | Canon Kk | Kopiergerät mit einer Bereichsbestimmungseinrichtung |
US4791450A (en) * | 1985-12-16 | 1988-12-13 | Eastman Kodak Company | Multicolor electrophotographic reproduction apparatus and method for producing color accented copies |
US4887129A (en) * | 1986-05-12 | 1989-12-12 | Shenoy Vittal U | Editing copying machine |
US5138384A (en) * | 1986-05-15 | 1992-08-11 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electrophotographic copying machine having editorial function |
US5030990A (en) * | 1986-07-30 | 1991-07-09 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Apparatus for inputting image forming condition |
GB8629217D0 (en) * | 1986-12-06 | 1987-01-14 | Tate Pipe Lining Process Ltd | Lining pipes |
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DE3863491D1 (de) * | 1987-05-28 | 1991-08-08 | Minolta Camera Kk | Bildvervielfaeltigungsgeraet. |
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---|---|---|---|---|
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JPS5592153U (ja) * | 1978-12-21 | 1980-06-25 |
-
1984
- 1984-02-09 JP JP59024049A patent/JPS60166969A/ja active Granted
Patent Citations (6)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60166969A (ja) | 1985-08-30 |
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