JPH046166Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH046166Y2
JPH046166Y2 JP13563687U JP13563687U JPH046166Y2 JP H046166 Y2 JPH046166 Y2 JP H046166Y2 JP 13563687 U JP13563687 U JP 13563687U JP 13563687 U JP13563687 U JP 13563687U JP H046166 Y2 JPH046166 Y2 JP H046166Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
voltage
voltage application
circuits
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13563687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6441106U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13563687U priority Critical patent/JPH046166Y2/ja
Publication of JPS6441106U publication Critical patent/JPS6441106U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH046166Y2 publication Critical patent/JPH046166Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、消磁時に付勢部材の付勢力に基き
退避位置に配置され、励磁時に前記付勢部材の付
勢力に抗して作用位置に切替配置されるアマチユ
アを有するソレノイドの制御装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、この種の制御装置として、例えば第3図
に示すようなものがあつた。
この装置は抵抗器21及びコンデンサ22の直
列回路がソレノイド23に対して並列に接続され
ている。そして、ソレノイド23の通電スイツチ
24をオン操作することにより、ソレノイド23
に作動電圧V0が印加される。これにより、ソレ
ノイド23が励磁され、ソレノイド23に設けら
れたアマチユアが付勢部材の付勢力に抗して退避
位置から作用位置に切替配置される。
又、通電スイツチ24をオフ操作することによ
り、ソレノイド23の作動電圧V0の印加が停止
される。この時、抵抗器21の抵抗値とコンデン
サ22の静電容量との積により決定される時定数
分の間にコンデンサ22内の電荷が放電され、ソ
レノイド23に対する電圧の印加が徐々に低減さ
れる。これにより、ソレノイド23が徐々に消磁
されてそのアマチユアが徐々に退避位置へ復帰配
置され、復帰時の動作が緩慢に行われて衝撃音が
低減されるようになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、従前の装置では、ソレノイド23が
励磁された後もソレノイド23に作動電圧V0が
印加され続けるようになつていた。従つて、アマ
チユアを瞬時に作動させるためにソレノイド23
に大きな作動電圧V0を印加すると、ソレノイド
23が励磁された後もソレノイド23に必要以上
の大きな電圧が印加され続けることになつてい
た。この結果、ソレノイド23において無駄な電
力が消費され、不要な発熱による温度上昇が起こ
るという問題があつた。
又、従前の装置では、消磁時のソレノイド23
の動作を緩慢にするために設けた抵抗器21及び
コンデンサ22の値を大きくしなければならなか
つた。
(考案の目的) この考案は前述した事情に鑑みてなされたもの
であつて、ソレノイドの消磁時における動作を緩
慢にして衝撃音を低減することが可能で、更には
ソレノイドにおける無駄な電力の消費を低減して
ソレノイドの温度上昇を防止し得るソレノイド制
御装置の提供を目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この考案におい
ては、ソレノイドに作動電圧を印加してソレノイ
ドを通電させるために操作される通電スイツチ
と、その通電スイツチの操作に基きソレノイドに
作動電圧を印加させるために閉路される第1の電
圧印加回路と、その第1の電圧印加回路が閉路さ
れた後、同回路を所定継続時間だけ閉路保持して
復帰開路する保持回路と、第1の電圧印加回路の
復帰開路したのち作動電圧よりも小さい電圧をソ
レノイドに印加させる一方通電スイツチの開路に
基き保持回路により漸時開路する第2の電圧印加
回路とを備えている。
(作用) 従つて、通電スイツチが操作されることによ
り、第1の電圧印加回路が閉路され、アマチユア
が付勢部材の付勢力に抗して切替配置されるに充
分な作動電圧が、保持回路で設定した所定継続時
間だけソレノイドに印加される。そして、アマチ
ユアが付勢部材の付勢力に抗して退避位置から作
用位置に切替配置され、保持回路の動作に基き第
1の電圧印加回路が復帰開路されると、第2の電
圧印加回路によりアマチユアを作用位置に保持す
るのに充分な且つ作動電圧よりも小さい電圧がソ
レノイドに印加され、ソレノイドが励磁され続け
る。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
及び第2図に基いて詳細に説明する。
第1図に示すように、ソレノイド1はアマチユ
ア(図示略)を備えたものであつて、ソレノイド
の消磁時にはアマチユアが付勢部材(図示略)の
付勢力に基き退避位置に配置される。又、ソレノ
イドの励磁時にはアマチユアが付勢部材の付勢力
に抗して作用位置に切替配置される。
ソレノイド1には抵抗器2が直列に接続され、
その抵抗器2の一端はトランジスタ3のコレクタ
端子に接続されている。ソレノイド1の給電側に
はそのソレノイド1に作動電圧V0を印加してソ
レノイド1を通電させるために操作される常開式
の通電スイツチ4が接続され、同通電スイツチ4
の一端には抵抗器5,6が直列に接続されてい
る。又、両抵抗器5,6の間には前記トランジス
タ3のベース端子が接続されている。尚、抵抗器
2、トランジスタ3及び両抵抗器5,6により作
動電圧V0よりも小さい電圧をソレノイド1に印
加させる第2の電圧印加回路が構成されている。
一方、通電スイツチ4と抵抗器5との間には、
直列に接続されたコンデンサ7、及び抵抗器8,
9の一端が接続されている。又、両抵抗器8,9
の間にはトランジスタ10のベース端子が接続さ
れ、同トランジスタ10のコレクタ端子はソレノ
イド1と抵抗器2との間に接続されている。更
に、抵抗器8の一端にはダイオード11が抵抗器
9と並列に接続されている。尚、コンデンサ7、
両抵抗器8,9及びトランジスタ10によりソレ
ノイド1に作動電圧V0を印加させるために閉路
される第1の電圧印加回路が構成されている。
又、コンデンサ7及び抵抗器8により、前記第1
の電圧印加回路が閉路された後、同回路を所定継
続時間だけ閉路保持して復帰開路する保持回路が
構成され、両者7,8の静電容量及び抵抗値の積
により決定される時定数T0(第2図)分の一定
時間だけ第1の電圧印加回路が閉路保持される。
従つて、通電スイツチ4のオン操作に基きソレ
ノイド1が通電されると、トランジスタ10がオ
ン動作され、そのオン動作に基きソレノイド1に
は全作動電圧V0が印加されてソレノイド1が励
磁される。この結果、ソレノイド1のアマチユア
が退避位置から作用位置に切替配置される。又、
この時のトランジスタ10はコンデンサ7及び抵
抗器8により決定される時定数T0分だけ保持さ
れた後に徐々にオフ動作されるので、やがて第1
の電圧印加回路は復帰開路される。
そして、その後はトランジスタ3のみのオン動
作に基きソレノイド1と抵抗器2とにより分圧さ
れた動作電圧V0よりも小さい電圧V1(第2
図)がソレノイド1に印加される。
これにより、ソレノイド1には励磁開始時の時
定数T0分だけ全作動電圧V0を印加させて、大
きな力でアマチユアを退避位置から作用位置に切
替配置させることができる。又、アマチユアを作
用位置に切替配置した後は、アマチユアを作用位
置に保持するために必要な最小限の電圧V1をソ
レノイド1に印加することができる。
この結果、ソレノイド1が励磁された後に、ソ
レノイド1に必要以上の大きな電圧が印加され続
けることはなく、ソレノイド1における無駄な電
力消費を防止することができると共に、不要な発
熱による温度上昇を防止することができる。
一方、通電スイツチ4のオフ操作に基きソレノ
イド1の通電が解除されると、抵抗器8,5の抵
抗値の和とコンデンサ7の静電容量との積により
決定される時定数T1分の間にコンデンサ7内の
電荷が放電され、トランジスタ3が徐々にオフ動
作されて第2の電圧印加回路が閉路される。これ
により、ソレノイド1に対する電圧の印加が徐々
に低減されるので、ソレノイド1が徐々に消磁さ
れてそのアマチユアが徐々に退避位置へ復帰配置
される。この結果、アマチユアの復帰速度を緩慢
にして、復帰時の衝撃を小さくすることができる
と共に、復帰音を小さくすることができる。
しかも、この実施例では、前記消磁時のソレノ
イド1の緩慢な動作を確保するために、トランジ
スタ3のベース電流を制御すれば良い。これによ
り、コンデンサ7及び抵抗器8の値を大きくする
必要がなく、小さな値に設定することができる。
又、この考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構
成の一部を適宜に変更して実施することもでき
る。
(考案の効果) 以上詳述したように、この考案によれば、ソレ
ノイドの消磁時における動作を緩慢にして衝撃音
を低減することができ、更にはソレノイドにおけ
る無駄な電力の消費を低減することができると共
に、ソレノイドの温度上昇を防止することができ
るという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
図面であつて、第1図は電気回路図、第2図はソ
レノイドの印加電圧の変化を示すグラフである。
第3図は従来例を示す電気回路図である。 1……ソレノイド、4……通電スイツチ、2…
…抵抗器、3……トランジスタ、5,6……抵抗
器(2,3,5,6により第2の電圧印加回路を
構成している)、7……コンデンサ、8……抵抗
器(7,8により保持回路を構成している)、9
……抵抗器、10……トランジスタ(7〜10に
より第1の電圧印加回路を構成している)、T0
……所定継続時間としての時定数、V0……作動
電圧。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 消磁時には付勢部材の付勢力に基き退避位置に
    配置され、励磁時には前記付勢部材の付勢力に抗
    して作用位置に切替配置されるアマチユアを有す
    るソレノイド1と、 前記ソレノイド1に作動電圧V0を印加してソ
    レノイド1を通電させるために操作される通電ス
    イツチ4と、 前記通電スイツチ4の操作に基きソレノイド1
    に作動電圧V0を印加させるために閉路される第
    1の電圧印加回路7〜10と、 前記第1の電圧印加回路7〜10が閉路された
    後、同回路7〜10を所定継続時間T0だけ閉路
    保持して復帰開路する保持回路7,8と、 前記第1の電圧印加回路7〜10の復帰開路し
    たのち前記作動電圧V0よりも小さい電圧をソレ
    ノイド1に印加させる一方前記通電スイツチ4の
    開路に基き前記保持回路7,8により漸時開路す
    る第2の電圧印加回路2,3,5,6と を備えたことを特徴とするソレノイド制御装置。
JP13563687U 1987-09-05 1987-09-05 Expired JPH046166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13563687U JPH046166Y2 (ja) 1987-09-05 1987-09-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13563687U JPH046166Y2 (ja) 1987-09-05 1987-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6441106U JPS6441106U (ja) 1989-03-13
JPH046166Y2 true JPH046166Y2 (ja) 1992-02-20

Family

ID=31395440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13563687U Expired JPH046166Y2 (ja) 1987-09-05 1987-09-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH046166Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529096B2 (ja) 2008-03-19 2010-08-25 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4852160B2 (ja) * 2010-03-05 2012-01-11 シーケーディ株式会社 ソレノイド駆動回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6441106U (ja) 1989-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH046166Y2 (ja)
JPH01146504U (ja)
JP2682624B2 (ja) 弁装置の駆動方法
JPH0630576Y2 (ja) 自動車用デフォッガ装置
JPH0626589A (ja) 電磁弁駆動装置
JPH043455Y2 (ja)
JP2737078B2 (ja) 電動車のコンタクタ制御装置
JPH11224580A (ja) リレー駆動回路
JP2551836B2 (ja) 駆動制御装置
JPS6219116Y2 (ja)
JP2901309B2 (ja) 遅延開放機能付き自動開閉器
JPS6323795Y2 (ja)
JPS62169Y2 (ja)
JP2597635Y2 (ja) 電磁開閉器の駆動回路
JPH11262292A (ja) 直流電動機駆動装置
JPH0633615Y2 (ja) 負荷切替装置
JP2000304073A (ja) 低消費電力形無励磁作動形の電磁ブレーキ又は電磁クラッチ
JPS61240520A (ja) リレ−の作動制御方法
JPS587098Y2 (ja) 機関点火装置
JP2698840B2 (ja) ワイパーモータ駆動回路
JPS643153Y2 (ja)
JPS6218007Y2 (ja)
JPH0785758A (ja) 電磁石駆動装置
JPH06260333A (ja) 電磁石装置
JPH0320406U (ja)