JPH043455Y2 - - Google Patents

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JPH043455Y2
JPH043455Y2 JP9712385U JP9712385U JPH043455Y2 JP H043455 Y2 JPH043455 Y2 JP H043455Y2 JP 9712385 U JP9712385 U JP 9712385U JP 9712385 U JP9712385 U JP 9712385U JP H043455 Y2 JPH043455 Y2 JP H043455Y2
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circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は電磁開閉器などの電気器具に用いられ
る電磁石装置の電子式駆動回路に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に電気器具に用いられる電磁石装置はその
始動時に可動鉄心を吸引するため比較的大きなコ
イル電流を要し、可動鉄心を吸引後は僅かの保持
電流でよいから、これを利用して省エネルギー化
と小形化を図るため、従来第3図に示すような電
磁石装置のコイル駆動回路が知られている。第3
図において、操作コイル1はオア回路2の出力に
より制御され、図示しない可動鉄心を吸引すると
接点aを閉じるように接続されている。オア回路
2の一方の入力端は投入信号発生器3を介して電
圧検出器4に接続されている。この電圧検出器4
は直流電源Pに接続されてこの電源が印加された
とき電源電圧が正常であるか否か判断し、正常で
あれば電圧検出信号S1をハイレベル(以下このハ
イレベルをHと略称する)にする。また投入信号
発生器3は電圧検出信号S1がHになると瞬時に所
定時間だけ投入信号S2をHにする。オア回路2の
他方の入力端は保持信号発生器5を介してアンド
回路6の出力端に接続され、アンド回路6の一方
の入力端はインバータ7を介して投入信号発生器
3の出力端に接続され、他方の入力端は電圧検出
器4の出力端に接続されている。保持信号発生器
5はその入力端の信号がHになると所定周期の断
続信号S3を発生する。
このコイル駆動回路の動作を第4図のタイムチ
ヤートを参照しながら説明する。電源Pが投入さ
れていない時刻toには電圧検出器4の出力信号S1
はローレベル(以下このローレベルをLと略称す
る)である。したがつて投入信号S2はLであり、
オア回路2の一方の入力はLである。また信号S2
がLであるからインバータ7の出力はHでありア
ンド回路6の一方の入力はHである。また、アン
ド回路6の他方の入力がLであるからアンド回路
6の出力はLで保持信号発生器5の出力信号S3
Lであり、オア回路2の両入力がLであるからコ
イル1の電圧Vcは0でコイル1には通電されず、
このコイル1は可動鉄心を吸引しない。したがつ
て接点aは開いている。時刻t1に電源Pが投入さ
れ、この電圧が正常であると電圧検出器4は時間
T1後の時刻t2に信号S1をHにする。このとき同時
に信号S2がHとなり時間T3だけこのHが保持さ
れる。したがつてオア回路2の一方の入力はHと
なる。また、インバータ7の入力がHになるから
その出力はLとなりアンド回路6の一方の入力は
Lとなる。このときアンド回路6の他方の入力は
Hであるからその出力はLであり、保持信号発生
器5を介してオア回路2の他方の入力はLとなる
が、オア回路2の一方の入力がHであるのでオア
回路2の出力はHとなりコイル1に通電し、この
コイル1は時間T2後の時刻t3に可動鉄心を吸引し
接点aを閉じる。信号S2がHになつてから所定時
間T3後時刻t4に信号S2がLになるとインバータ7
の出力がHになり、アンド回路6の両入力がHに
なるから保持信号発生器5は信号S3を所定周期の
断続信号とし、一方の入力Lのオア回路2の入力
端に断続信号S3を印加するからコイル1にはオア
回路2を介して断続電流が流れて可動鉄心の吸引
状態を保持する。勿論断続電流による電力はその
平均値が最大値の電流を連続通電した電力よりも
小さく省エネルギーになる。また平均電力が小さ
いから発熱量が少なく、コイルを小さくすること
ができる。
ところでこのようなコイルの駆動回路では電圧
検出器に正常の電圧が印加されてからこれを検出
し信号S1をHにするまでに検出遅れの時間T1
要するという欠点がある。もともとコイルに電圧
Vcが印加されてから電流が流れ可動鉄心を吸引
するまでには時間T2を要するから、電源Pが投
入されてコイルが可動鉄心を吸収し、接点aを閉
じるまでには時間T1+T2だけ遅れることになる。
〔考案の目的〕
本考案は上述の点に鑑みなされたもので電圧検
出器の検出効果を維持し、かつ検出遅れ時間をな
くした電磁石装置のコイル駆動回路を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は前述した目的を達成するために、電源
電圧を検出し、電源投入時に電源電圧検出遅れ時
間T1の経過後電源電圧が所定値を超えていると
出力を発する電圧検出器を有し、該電圧検出器の
出力から電源電圧の印加により可動鉄心が吸引を
完了する所定時間T2よりも長い一定時間幅T3
直流パルスが印加され可動鉄心の吸引後は可動鉄
心の吸引状態を保持する継続パルスが印加される
操作コイルを備えたものにおいて、電源投入から
前記電源電圧検出遅れ時間T1よりも長く、前記
所定時間T2よりも短い時間幅T4の直流パルスを
操作コイルに印加する投入補助信号発生器を設け
たことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第1図、第2図に基づいて詳
細に説明する。第1図において第3図に示すもの
と同一の機能を有する部品については同一の符号
を付してその説明の詳細を省略する。第1図にお
いてこの回路が従来のものと異なる点は従来の回
路のほかに直流電源Pが投入されると直ちに投入
補助信号S4をHにする投入補助信号発生器8が接
続されていることである。しかもこの投入補助信
号発生器8による投入補助信号の継続時間は電圧
検出器4が電圧を検出して信号S1をHにする時間
T1より僅かに長い時間T4とされ以後信号S4はL
に低下する。このため操作コイル1は従来のオア
回路2で直接操作しないでもう一つのオア回路9
が追加されている。そして操作コイル1にはオア
回路9の出力端が接続され、このオア回路9の一
方の入力端が投入補助信号発生器8の出力端に接
続されている。また他方の入力端はオア回路2の
出力端に接続されている。このほかのオア回路2
の一方の入力端が投入信号発生器3を介して電圧
検出器4に接続され、オア回路2の他方の入力端
が保持信号発生器5を介してアンド回路6に接続
され、アンド回路6の一方の入力端がインバータ
7を介して投入信号発生器3の出力端に、他方の
入力端が電圧検出器4の出力端にそれぞれ接続さ
れている点は従来通りである。
このコイル駆動回路の動作を第2図のタイムチ
ヤートを参照しながら説明する。電源Pが投入さ
れる以前時刻t0のとき投入補助信号発生器8の信
号S4はLであるからオア回路9の入力はLであ
る。勿論電圧検出器4の信号S1、投入信号発生器
3の信号S2もLである。したがつてインバータ7
は出力がHになつているからアンド回路6の出力
はLで保持信号発生器5を介してオア回路2に与
えられる信号S2,S3は共にLであるからオア回路
2の出力はL、したがつてオア回路9の入力信号
は共にLであるからその出力はLでコイル1の電
圧Vcは0で通電せず、コイル1は可動鉄心を吸
引せず、接点aは閉じない。時刻t1に電源Pが投
入されると、瞬時に投入補助信号発生器8が信号
S4をHにして、オア回路9の一方の入力端に印加
する。このときから時間T1の間時刻t2まで電圧検
出器4の信号S1はLであるから上述のようにオア
回路9の他方の入力はLであり、その出力はHと
なり、コイル1は電圧Vcが与えられて通電し、
時間T2後までに可動鉄心を吸引し接点aを閉じ
る。時刻t2に電圧検出器4が、投入された電源が
正常であることを確認すると信号S1をHにし、同
時に投入信号発生器3の信号S2がHになる。そし
てインバータ7の出力がLになるからアンド回路
6の出力はLとなり、保時信号発生器5を介して
オア回路2の他方の入力端に印加される信号はL
となるが、信号S2がHであるのでオア回路2の出
力はHになる。しかし電圧検出器4の信号S1がH
になると僅か遅れて投入補助信号発生器8の信号
S4がLになるようにされているからオア回路9の
入力は一方がLとなるが他方がHとなつてその出
力はHであり、コイル1には引続き通電される。
そして時刻t4に投入信号発生器3の信号S2がLに
なるとインバータ7の出力がHになりアンド回路
6の出力がHになるから保持信号発生器5は所定
周期の断続信号S3を発生しオア回路2を介してオ
ア回路9に印加され、コイル1の電圧Vcを断続
電圧としてコイル1に断続電流を流し、低平均電
流で可動鉄心の吸引状態を保持する。ここで電源
Pを遮断したときは当然時刻t0の状態に戻る。
もし、電源Pが投入され、投入補助信号発生器
8が信号S4をHにしても電源が正常でない場合
は、電圧検出器4は信号S1をHにせず、信号S2
Hにならない。したがつて、コイル1が可動鉄心
を吸引し始めても時刻t3に達する以前に信号S4
Lに低下するから可動鉄心の吸引は中止され接点
aは閉じないで誤動作しない。
以上の説明は電源Pが直流電圧の場合について
述べたが単相交流整流回路を介して接続すれば商
用周波数の交流電源に使用できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によるコイルの駆動回
路は投入補助信号発生器を備えており、電源を投
入すると同時に電磁石装置の操作コイルに電流が
流れ鉄心の吸引を開始する。したがつてこの電磁
石装置のコイル駆動回路は電圧検出器の検出時間
T1だけ従来のものより早くなる。しかもこの投
入補助信号発生器の発生する信号は、電圧検出器
が電圧検出信号を発生すると僅か遅れて消滅する
から回路は誤動作することがない。そして電磁石
装置が可動鉄心吸引後はコイル電流を接続させて
電流平均値を低下させ従来と同様の省エネルギー
化と小形化を維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電磁石装置のコイル駆動
回路の一実施例を示す結線図、第2図は第1図の
動作を示すタイムチヤート、第3図は従来の電磁
石装置のコイル駆動回路の一例を示す結線図、第
4図は第3図の動作を示すタイムチヤートであ
る。 1……操作コイル、2,9……オア回路、3…
…投入信号発生器、4……電圧検出器、5……保
持信号発生器、6……アンド回路、7……インバ
ータ、8……投入補助信号発生器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源電圧を検出し、電源投入時に電源電圧検出
    遅れ時間T1の経過後電源電圧が所定値を超えて
    いると出力を発する電圧検出器を有し、該電圧検
    出器の出力から電源電圧の印加により可動鉄心が
    吸引を完了する所定時間T2よりも長い一定時間
    幅T3の直流パルスが印加され可動鉄心の吸引後
    は可動鉄心の吸引状態を保持する継続パルスが印
    加される操作コイルを備えたものにおいて、電源
    投入から前記電源電圧検出遅れ時間T1よりも長
    く、前記所定時間T2よりも短い時間幅T4の直流
    パルスを操作コイルに印加する投入補助信号発生
    器を設けたことを特徴とする電磁石装置のコイル
    駆動回路。
JP9712385U 1985-06-26 1985-06-26 Expired JPH043455Y2 (ja)

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JP9712385U JPH043455Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

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JPS625611U JPS625611U (ja) 1987-01-14
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