JPS587098Y2 - 機関点火装置 - Google Patents

機関点火装置

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JPS587098Y2
JPS587098Y2 JP1977059938U JP5993877U JPS587098Y2 JP S587098 Y2 JPS587098 Y2 JP S587098Y2 JP 1977059938 U JP1977059938 U JP 1977059938U JP 5993877 U JP5993877 U JP 5993877U JP S587098 Y2 JPS587098 Y2 JP S587098Y2
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JP
Japan
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transistor
power
ignition
base
current
Prior art date
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Application number
JP1977059938U
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English (en)
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JPS53154924U (ja
Inventor
大河喜由
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、機関点火装置に係り、特に点火コイル電流を
制御する回路を備えた半導体点火装置に関するものであ
る。
この種従来の半導体点火装置としては、第1図に示すも
のがあった。
即ち、同図において、1は機関の回転に同期して点火時
期信号を発生する発電機。
2は半導体点火装置で、201.203゜205.20
6,209,210,212は抵抗、202はダイオー
ド、204,207,208゜211はトランジスタ、
また26は点火コイル3の電流を制限するための回路で
あり、262゜263.264は抵抗、261はトラン
ジスタ、3は点火コイル装置で、31は外付抵抗、32
は点火コイル、4は点火栓、5は直流電源である。
次に、上記のように構成されたものについて、その動作
を説明する。
第1図において、発電機1からの信号電圧が正のときト
ランジスタ204に抵抗201を通してベース電流が供
給され、トランジスタ204がONすると、トランジス
タ211はOFF L、トランジスタ207にベース電
流を与え、トランジスタ207はONし、パワートラン
ジスタ208にベース電流を与え、該パワートランジス
タ208はONし、点火コイル3は通電し、点火エネル
ギを蓄積する。
かかる状態で、点火コイル電流を制限するための回路2
6は、パワートランジスタ208がONしているとき、
点火コイル3の通電電流を抵抗264で検出し、該抵抗
264の両端の電圧でトランジスタ261を制御し、点
火コイル3の通電電流がある一定値以上になると、該ト
ランジスタ261をONさせ、パワートランジスタ20
8のベース電流を制限することにより、パワートランジ
スタ208を飽和状態から活性状態にし、点火コイルの
通電電流を制限する。
次に発電機1からの信号電圧が負になると、トランジス
タ204のベース電流が遮断されるので、該トランジス
タ204はOFFし、トランジスタ211はONL、ト
ランジスタ207パワートランジスタ208は共にOF
Fするので、点火コイル3の一次電流は遮断され、点火
コイル3の二次側に高電圧を誘起し、点火栓4に点火火
花を発生する。
ところで、パワートランジスタ208のベース電流を断
続するトランジスタ207はそのベース電流の給電回路
に直列に接続されているため、抵抗206には連続通電
ではなく断続通電となり、このため抵抗206の電力容
量は小さなものの使用が可能であるが、パワートランジ
スタ208がONt、ている間に蓄積されたそのベース
の少数キャリアは、次に該パワートランジスタ208が
OFFするときに、該パワートランジスタ208のベー
ス・エミッタ間抵抗212を通して放電することとなり
、この放電は抵抗212を介して行なわれるためパワー
トランジスタ208のスイッチング時間、特に蓄積時間
が長くなり、機関が高速回転になるにつれ、機関の点火
時期は、角度に対してしだいに大きく遅れる欠点があっ
た。
加えて、点火コイル3の通電時定数と比較して、パワー
トランジスタ208のON時間が短かくなる機関の高速
回転時においては、パワートランジスタ208は深い飽
和状態になり、さらに蓄積時間が長くなり機関の点火時
期が遅れる欠点があった。
この考案は、上記のような従来装置の欠点を除去するた
めになされたもので、点火コイルの通電電流を制限する
ためのパワートランジスタのベース電流制御用トランジ
スタを上記パワートランジスタのベースエミッタに対し
て並列に接続し、パワートランジスタを開閉させる開閉
素子の出力に応じて上記ベース電流制御用トランジスタ
を付勢し、該トランジスタを少なくとも上記パワートラ
ンジスタをOFFさせようとする時にはONさせること
により上記パワートランジスタのベース蓄積キャリアを
放電させ上記パワートランジスタのスイッチング時間を
短くシ、点火時期の遅れを軽減しようとするものである
以下、この考案の実施例を図について説明する。
先ず第2図において、213はトランジスタ204のコ
レクタの出力をトランジスタ261のベースに与えるべ
くそれら間に接続された抵抗である。
上記のように構成されたものについて、その動作を説明
する。
第2図において、発電機1からの信号電圧が正のときト
ランジスタ204がONし、トランジスタ211は0F
FL、トランジスタ207、パワートランジスタ208
がONすると、点火コイル31は通電し、点火エネルギ
を蓄積する。
かかる状態で、点火コイル31の通電電流が、ある値以
上になると、抵抗264の両端の電圧が、トランジスタ
261のスレッシュホルドレベルを越えるために、該ト
ランジスタ261はONし、パワートランジスタ208
のベース電流を分流し、パワートランジスタ208を飽
和状態から活性状態にし、点火コイル31の通電電流を
制限する。
ここで、発電機1からの信号が負になると、トランジス
タ204はOFF L、、トランジスタ211はONL
、、トランジスタ207、パワートランジスタ208は
共にOFFするので、点火コイル3の一次電流は遮断さ
れ、点火コイル3の二次側に高電圧を誘起し、点火栓4
に点火火花を発生する。
ここで、点火時期には、上記トランジスタ204のコレ
クタから抵抗213を通して、パワートランジスタ20
8のベース電流制御用トランジスタ261にベース電流
が供給され、該トランジスタ261はONし、パワート
ランジスタ208の蓄積キャリアを瞬時に放電し、パワ
ートランジスタ208のスイッチング時間、特に、蓄積
時間を短くシ、点火時期の遅れを少なくできる。
第3図はこの考案の他の実施例を示すもので、パワート
ランジスタ208を駆動するトランジスタにPNPタイ
プのものを用いた場合の一実施例である。
第3図において、214はパワートランジスタ208の
ベース電流給電回路に抵抗215と共に直列に接続され
トランジスタ204のコレクタに抵抗216を介してベ
ースが接続されたPNP形のトランジスタ、217はダ
イオード218と直列を成しトランジスタ204のコレ
クタ出力をトランジスタ261のベースに与える抵抗、
219はトランジスタ204のコレクタに接続されたダ
イオードである。
第3図について、その動作を説明する。
発電機1からの信号が正の電圧のとき、トランジスタ2
04はONL、、トランジスタ214、パワートランジ
スタ208共にONし、点火コイル31は通電し、点火
エネルギを蓄積する。
ここで、点火コイル31の通電電流は、第1図例と同様
に、点火コイル31の通電電流を制限するための回路2
6によって制限される。
かかる状態で、発電機1からの信号が負になると、トラ
ンジスタ204はOFF L、、トランジスタ214、
パワートランジスタ208は共にOFFし、点火コイル
3の一次電流は遮断され、点火栓4に高電圧火花を発生
する。
ここで、トランジスタ204は上記パワートランジスタ
208より早< OFF L、、トランジスタ204が
OFFするとき、ダイオード219は逆バイアスされO
FFし、直流電源5から抵抗203と抵抗217および
ダイオード218を通して、トランジスタ261にベー
ス電流が供給され、該トランジスタ261はONし、パ
ワートランジスタ208のベース蓄積キャリアを放電す
る。
このため、上記パワートランジスタ208のスイッチン
グ時間、特に蓄積時間は短くなり、点火時期の遅れが少
なくなる。
ここでダイオード218は、トランジスタ261が、ダ
イオード219の順方向電圧とトランジスタ204のO
N時のコレクタエミッタ間電圧の和の電圧で動作しない
ように設けたレベルシフト用ダイオードである。
尚、上記の実施例では、パワートランジスタ208と同
位相のトランジスタ204の出力を直接抵抗およびダイ
オードによりトランジスタ261のベースに与えたが、
トランジスタ204の出力をさらにトランジスタで増巾
してトランジスタ261に与えてもよく、またパワート
ランジスタ208と逆位相のトランジスタの(例えば2
11)出力を反転増巾してトランジスタ261に与えて
もよい。
更にはベース駆動用トランジスタ207゜214の出力
によってトランジスタ261を付勢してもよい。
以上のように本考案は、パワートランジスタを駆動する
トランジスタを抵抗と共に上記パワートランジスタのベ
ース電流給電回路に直列に接続してパワートランジスタ
を開閉制御するものにおいて、パワートランジスタを点
火時期に対応して開閉制御する開閉素子の出力によって
、点火コイルの通電電流を制限するために設けられた上
記パワートランジスタのベース電流制御用トランジスタ
を制御する°ようにしたので、パワートランジスタのス
イッチング時間、特にベースキャリアの蓄積時間を短く
シ、点火時期の遅れを軽減できる。
又、このための構成も電流制御回路のトランジスタを利
用するものであるから簡単なものとし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の機関点火装置を示す電気回路図、第2図
はこの考案の一実施例による機関点火装置を示す電気回
路図、第3図はこの考案の他の実施例による機関点火装
置を示す電気回路図である。 図において、1は発電器、204,211゜207.2
08,261.214はトランジスタ、206.213
,217,264は抵抗、3は点火コイル装置で、31
は外付抵抗、32は点火コイル、4は点火栓、5は直流
電源である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源から給電される点火コイル、この点火コイルの
    給電回路に直列に接続されたパワートランジスタ、この
    パワートランジスタのベース電流の給電回路に抵抗と共
    に直列に接続されたベース駆動用トランジスタ、機関の
    点火時期に対応して開閉し、上記ベース駆動用トランジ
    スタを開閉させる開閉素子、上記点火コイルの一次電流
    を検出する電流検出回路、上記パワートランジスタのベ
    ースエミッタに対して並列に接続され上記電流検出回路
    の出力に応じて上記パワートランジスタのベース電流を
    制御する電流制御用トランジスタ、および上記開閉素子
    の出力に応じて上記電流制御用トランジスタを付勢し、
    少なくとも上記ベース駆動用トランジスタの開路と同期
    して上記電流制御用トランジスタを閉路させる回路を備
    えたことを特徴とする機関点火装置
JP1977059938U 1977-05-10 1977-05-10 機関点火装置 Expired JPS587098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977059938U JPS587098Y2 (ja) 1977-05-10 1977-05-10 機関点火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977059938U JPS587098Y2 (ja) 1977-05-10 1977-05-10 機関点火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53154924U JPS53154924U (ja) 1978-12-05
JPS587098Y2 true JPS587098Y2 (ja) 1983-02-07

Family

ID=28960058

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977059938U Expired JPS587098Y2 (ja) 1977-05-10 1977-05-10 機関点火装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522044B2 (ja) * 1972-09-28 1977-01-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554541Y2 (ja) * 1975-06-24 1980-02-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522044B2 (ja) * 1972-09-28 1977-01-19

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JPS53154924U (ja) 1978-12-05

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