JPS6136780Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136780Y2 JPS6136780Y2 JP18875081U JP18875081U JPS6136780Y2 JP S6136780 Y2 JPS6136780 Y2 JP S6136780Y2 JP 18875081 U JP18875081 U JP 18875081U JP 18875081 U JP18875081 U JP 18875081U JP S6136780 Y2 JPS6136780 Y2 JP S6136780Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- resistor
- ignition
- coil
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 11
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、内燃機関の点火装置、特に回転に
同期して発生するトリガ信号を増巾する増巾器を
有する内燃機関点火装置の改良に関するものであ
る。
同期して発生するトリガ信号を増巾する増巾器を
有する内燃機関点火装置の改良に関するものであ
る。
第1図は従来の点火装置の回路図を示す。図に
おいて1〜5はトランジスタ、11〜13はダイ
オード、21〜23はコンデンサ、31〜40は
抵抗、61は点火コイル、62は電源、63はピ
ツクアツプコイルである。
おいて1〜5はトランジスタ、11〜13はダイ
オード、21〜23はコンデンサ、31〜40は
抵抗、61は点火コイル、62は電源、63はピ
ツクアツプコイルである。
次に従来の点火装置の動作を説明する。ピツク
アツプコイル63に電圧が誘起されない状態で
は、トランジスタ1がオンしないよう設定する。
即ちトランジスタ1がオフ、トランジスタ2がオ
ン、トランジスタ3がオフ、トランジスタ4がオ
ン、トランジスタ5がオフとなり点火コイルの1
次電流が通電されない。エンジンが始動されピツ
クアツプコイル63に正電圧が誘起されると、電
流が抵抗33→トランジスタ1のベース→トラン
ジスタ1のエミツタ→抵抗35→ダイオード12
→抵抗32の経路を流れ、トランジスタ1がオン
となる。従つて順次トランジスタ3、トランジス
タ5がオンとなり、点火コイルの一次電流が通流
を開始する。コイル電流は一次側インダクタンス
と抵抗40および一次側インダクタンスの内部抵
抗の和によつて決まる時定数に従つて増加する。
アツプコイル63に電圧が誘起されない状態で
は、トランジスタ1がオンしないよう設定する。
即ちトランジスタ1がオフ、トランジスタ2がオ
ン、トランジスタ3がオフ、トランジスタ4がオ
ン、トランジスタ5がオフとなり点火コイルの1
次電流が通電されない。エンジンが始動されピツ
クアツプコイル63に正電圧が誘起されると、電
流が抵抗33→トランジスタ1のベース→トラン
ジスタ1のエミツタ→抵抗35→ダイオード12
→抵抗32の経路を流れ、トランジスタ1がオン
となる。従つて順次トランジスタ3、トランジス
タ5がオンとなり、点火コイルの一次電流が通流
を開始する。コイル電流は一次側インダクタンス
と抵抗40および一次側インダクタンスの内部抵
抗の和によつて決まる時定数に従つて増加する。
次にピツクアツプコイル63の負の電圧が誘起
されると、トランジスタ1のエミツタにプラス、
ベースにマイナスの電圧がかかり、トランジスタ
1はオフする。従つて順次トランジスタ3、トラ
ンジスタ5がオフし、点火コイル61の一次電流
はしや断され、点火コイル61に蓄積されたエネ
ルギーが2次側に誘導されて高圧を発生し、点火
プラグに導かれ点火する。コンデンサ21,22
はピツクアツプ63に発生する高周波ノイズによ
りトランジスタ1が誤動作することを防止するも
のである。
されると、トランジスタ1のエミツタにプラス、
ベースにマイナスの電圧がかかり、トランジスタ
1はオフする。従つて順次トランジスタ3、トラ
ンジスタ5がオフし、点火コイル61の一次電流
はしや断され、点火コイル61に蓄積されたエネ
ルギーが2次側に誘導されて高圧を発生し、点火
プラグに導かれ点火する。コンデンサ21,22
はピツクアツプ63に発生する高周波ノイズによ
りトランジスタ1が誤動作することを防止するも
のである。
ところで、上記の点火装置において、高周波ノ
イズに対する耐量を増加するためには、コンデン
サ22の容量を増加させるか抵抗34の値を増加
させる必要がある。即ち、トランジスタ1のスイ
ツチングスピードを等価的に遅くすることであ
る。
イズに対する耐量を増加するためには、コンデン
サ22の容量を増加させるか抵抗34の値を増加
させる必要がある。即ち、トランジスタ1のスイ
ツチングスピードを等価的に遅くすることであ
る。
他方、トランジスタ1のオフ時間が長くなる
と、第2図の通り固定進角おくれがエンジンの高
速回転で顕著になるという大きな欠点を持つこと
になる。これはトランジスタ1のスイツチング時
間おくれがエンジンの回転数に無関係に一定であ
るのに対し、点火の一周期はエンジンの高速回転
に伴い短くなることに起因するものである。
と、第2図の通り固定進角おくれがエンジンの高
速回転で顕著になるという大きな欠点を持つこと
になる。これはトランジスタ1のスイツチング時
間おくれがエンジンの回転数に無関係に一定であ
るのに対し、点火の一周期はエンジンの高速回転
に伴い短くなることに起因するものである。
この考案は従来の欠点を除去し、初段トランジ
スタのスイツチングスピードを遅くせずに高周波
ノイズ耐量を増すことを目的とするものである。
スタのスイツチングスピードを遅くせずに高周波
ノイズ耐量を増すことを目的とするものである。
第3図はこの考案の一実施例を示すもので、第
1図と同一部分は同一の符号を付してある。第1
図と異なる回路素子のみを掲げると、6はトラン
ジスタ、14はダイオード、24はコンデンサ、
41は抵抗、71は演算増幅器(オペアンプ)、
81は基準電圧である。
1図と同一部分は同一の符号を付してある。第1
図と異なる回路素子のみを掲げると、6はトラン
ジスタ、14はダイオード、24はコンデンサ、
41は抵抗、71は演算増幅器(オペアンプ)、
81は基準電圧である。
この点火装置において、トランジスタ1がオン
状態からオフ状態に変化する時点に着目する。ト
ランジスタ1がオン→オフに移行すると、トラン
ジスタ1のコレクタ電位Aは低→高に移行する。
このコレクタ電位Aが基準電圧81より大きくな
るとオペアンプ71の出力はローとなり、電流が
抵抗41→トランジスタ6のエミツタからベース
→コンデンサ24→オペアンプと流れ、トランジ
スタ6がオンし、トランジスタ1のコレクタ抵抗
は抵抗34と抵抗41の並列となり、コンデンサ
22の充電時間が短縮され、トランジスタ1のオ
フ時間が短かくなる。トランジスタ6がオン状態
となつている時間は抵抗41とコンデンサ24の
時定数で決められる。
状態からオフ状態に変化する時点に着目する。ト
ランジスタ1がオン→オフに移行すると、トラン
ジスタ1のコレクタ電位Aは低→高に移行する。
このコレクタ電位Aが基準電圧81より大きくな
るとオペアンプ71の出力はローとなり、電流が
抵抗41→トランジスタ6のエミツタからベース
→コンデンサ24→オペアンプと流れ、トランジ
スタ6がオンし、トランジスタ1のコレクタ抵抗
は抵抗34と抵抗41の並列となり、コンデンサ
22の充電時間が短縮され、トランジスタ1のオ
フ時間が短かくなる。トランジスタ6がオン状態
となつている時間は抵抗41とコンデンサ24の
時定数で決められる。
また、コンデンサ24の電荷はトランジスタ1
がオン時にオペアンプ71の出力がハイとなり、
コンデンサ24→ダイオード14→抵抗41→電
源62の経路で放電する。
がオン時にオペアンプ71の出力がハイとなり、
コンデンサ24→ダイオード14→抵抗41→電
源62の経路で放電する。
以上述べたように、本考案によればトランジス
タ1のオフ時のコレクタ抵抗34を大きくしてお
くことができるので、ピツクアツプコイル6に入
力する高周波ノイズに対しても耐量が大きく、か
つ固定進角おくれに対してもトランジスタ1のス
イツチングスピードが遅くならないため、所期の
目的を達成する事ができる。
タ1のオフ時のコレクタ抵抗34を大きくしてお
くことができるので、ピツクアツプコイル6に入
力する高周波ノイズに対しても耐量が大きく、か
つ固定進角おくれに対してもトランジスタ1のス
イツチングスピードが遅くならないため、所期の
目的を達成する事ができる。
第1図は従来装置の回路図、第2図は従来の固
定進角遅れを説明するための特性図、第3図は本
考案の実施例の回路図、第4図は本考案による固
定進角遅れを説明するための特性図である。 1〜6はトランジスタ、11〜14はダイオー
ド、21〜24はコンデンサ、31〜34は抵
抗、61は点火コイル、63はピツクアツプコイ
ル、71はオペアンプ、81は基準電圧である。
定進角遅れを説明するための特性図、第3図は本
考案の実施例の回路図、第4図は本考案による固
定進角遅れを説明するための特性図である。 1〜6はトランジスタ、11〜14はダイオー
ド、21〜24はコンデンサ、31〜34は抵
抗、61は点火コイル、63はピツクアツプコイ
ル、71はオペアンプ、81は基準電圧である。
Claims (1)
- 内燃機関の回転に同期して発生するトリガ信号
により作動し点火コイルの1次電流の導通しや断
を行うスイツチングトランジスタと、このスイツ
チングトランジスタを信号コイルに誘起されると
トリガ信号に応動して制御する初段トランジスタ
を含む制御回路とを備え、該トランジスタのコレ
クタとベースとの間にコンデンサが接続されてな
るものにおいて、上記制御回路の初段トランジス
タのスイツチング変化を検出して該トランジスタ
のコレクタ抵抗に並列に抵抗を接続することを特
徴とする内燃機関の点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18875081U JPS5892470U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 内燃機関点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18875081U JPS5892470U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 内燃機関点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5892470U JPS5892470U (ja) | 1983-06-22 |
JPS6136780Y2 true JPS6136780Y2 (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=29992534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18875081U Granted JPS5892470U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 内燃機関点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5892470U (ja) |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP18875081U patent/JPS5892470U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5892470U (ja) | 1983-06-22 |
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