JPH11262292A - 直流電動機駆動装置 - Google Patents

直流電動機駆動装置

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JPH11262292A
JPH11262292A JP10061583A JP6158398A JPH11262292A JP H11262292 A JPH11262292 A JP H11262292A JP 10061583 A JP10061583 A JP 10061583A JP 6158398 A JP6158398 A JP 6158398A JP H11262292 A JPH11262292 A JP H11262292A
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JP
Japan
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motor
relay
terminal
circuit
state
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Application number
JP10061583A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nishi
正 西
Yasukazu Hatano
靖一 波多野
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直流電動機の回転方向を切り換えるリレーの接
点を通して過大な電流が流れるのを防止して、リレーの
接点寿命を長くする。 【解決手段】正転指令スイッチ7がオン状態からオフ状
態にされた時に禁止信号発生回路13から禁止信号を発
生させて直流電源3と切換回路1との間に設けた禁止ス
イッチ回路12のFETを一定時間オフ状態にすること
により、電動機2の逆転動作を遅らせる。逆転指令スイ
ッチ8がオン状態からオフ状態にされた時には禁止信号
発生回路14から禁止信号を発生させて禁止スイッチ回
路12のFETを一定時間オフ状態にすることにより、
電動機2の正転動作を遅らせる。これにより電動機2の
回転方向を切り換える際に発電電流と電動機の起動電流
とが同じ位相で重畳されてリレーの接点に過大な電流が
流れるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電動機の回転
方向を切り換える機能を有する直流電動機駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】直流電動機の回転方向を切り換える機能
を有する直流電動機駆動装置として、常閉接点と常開接
点とを有するトランスファ形の電磁リレーを2個使用し
て、電動機の電源入力端子に印加する直流電源電圧の極
性を切り換えるようにしたものが用いられている。図2
は従来のこの種の駆動装置の構成を示したもので、同図
において1は直流電動機2の一方の電源入力端子2a及
び他方の電源入力端子2bを第1の端子T1 及び第2の
端子T2 に切換接続する切換回路、3は切換回路1の第
1の端子T1 と第2の端子T2 との間に直流電圧を印加
するバッテリなどの直流電源、4は直流電源3と第1の
端子T1 との間に挿入された電源スイッチである。
【0003】また5は、励磁された際に直流電動機2の
一方の電源入力端子2aを第1の端子T1 に接続し、非
励磁状態にあるときに直流電動機2の一方の電源入力端
子2aを第2の端子T2 に接続する正転用リレー、6
は、励磁された際に直流電動機2の他方の電源入力端子
2bを第1の端子T1 に接続し、非励磁状態にあるとき
に直流電動機2の他方の電源入力端子2bを第2の端子
T2 に接続する逆転用リレーで、これらのリレー5及び
6により切換回路1が構成されている。
【0004】7及び8は直流電動機2を正転させる際及
び逆転させる際にそれぞれオン状態にされて正転用リレ
ー5及び逆転用リレー6にそれぞれ励磁電流を流す正転
指令スイッチ及び逆転指令スイッチである。
【0005】図示の正転用リレー5は常開固定接点5a
及び常閉固定接点5bと、可動接点5cと、励磁コイル
5dとを有していて、励磁コイル5dが励磁状態にある
とき及び非励磁状態にあるときにそれぞれ可動接点5c
が常開固定接点5a及び常閉固定接点5bに接触した状
態になる。同様に、逆転用リレー6は、常開固定接点6
a及び常閉固定接点6bと、可動接点6cと、励磁コイ
ル6dとを有していて、励磁コイル6dが励磁状態にあ
るとき及び非励磁状態にあるときにそれぞれ可動接点6
cが常開固定接点6a及び常閉固定接点6bに接触した
状態になる。
【0006】正転用リレー5及び逆転用リレー6の常開
固定接点5a及び6aは第1の端子T1 に接続され、第
1の端子T1 は直流電源3の一方の出力端子(図示の例
では正極側出力端子)3aに電源スイッチ4を通して接
続されている。また正転用リレー5及び逆転用リレー6
の常閉固定接点5b及び6bは第2の端子T2 に接続さ
れ、第2の端子T2 は、直流電源3の他方の出力端子
(図示の例では負極側出力端子)3bに直接接続されて
いる。
【0007】正転用リレー5の可動接点5cは直流電動
機2の一方の電源入力端子2aに接続され、逆転用リレ
ー6の可動接点6cは直流電動機2の他方の電源入力端
子2bに接続されている。
【0008】正転用リレー5及び逆転用リレー6の励磁
コイル5d及び6dの一端は電源スイッチ4を通して直
流電源3の一方の出力端子3aに接続され、励磁コイル
5d及び6dの他端はそれぞれ正転指令スイッチ7及び
逆転指令スイッチ8を通して直流電源3の他方の出力端
子3bに接続されている。
【0009】図2の駆動装置においては、リレー5及び
6の励磁コイル5d及び6dが共に非励磁状態にあると
きに、図示のように可動接点5c及び6cが常閉固定接
点5b及び6bに接触して、直流電動機2の電源入力端
子2a,2b間を短絡することにより、電動機の電源入
力端子2a,2b間に電源電圧が印加されないようにし
ている。
【0010】電動機を正転させる場合には、電源スイッ
チ4を閉じた後、正転指令スイッチ7を閉じる。正転指
令スイッチが閉じられると、直流電源3から電源スイッ
チ4と励磁コイル5dと正転指令スイッチ7とを通して
電流が流れて励磁コイル5dが励磁されるため、可動接
点5cが常開固定接点5aに接触する。これにより直流
電源3の一方の出力端子3a−電源スイッチ4−常開固
定接点5a−可動接点5c−電動機の一方の電源入力端
子2a−電動機2の電機子コイル2A−他方の電源入力
端子2b−可動接点6c−常閉固定接点6b−直流電源
3の他方の出力端子3bの経路で直流電流が流れて、直
流電動機2が正方向に回転する。
【0011】電動機を逆転させる際には、正転指令スイ
ッチ7を開き、逆転指令スイッチ8を閉じる。正転指令
スイッチ7を開き、逆転指令スイッチ8を閉じると、直
流電源3から逆転用リレー6の励磁コイル6dと逆転指
令スイッチ8とを通して電流が流れる。これにより励磁
コイル6dが励磁されて正転用リレー5の可動接点5c
が常閉固定接点5bに接触し、逆転用リレー6の可動接
点6cが常開固定接点6aに接触するため、直流電源3
の一方の出力端子3a−電源スイッチ4−常開固定接点
6a−可動接点6c−電動機の他方の電源入力端子2b
−電動機2の電機子コイル2A−電動機の一方の電源入
力端子2a−可動接点5c−常閉固定接点5b−直流電
源3の他方の出力端子3bの経路で直流電流が流れて、
直流電動機2が逆方向に回転する。
【0012】図2に示した例では、正転指令スイッチ7
及び逆転指令スイッチ8が手動スイッチからなっている
が、図3に示すように、トランジスタQ1 及びQ2 など
の半導体スイッチ素子を正転指令スイッチ7及び逆転指
令スイッチ8として用いて、マイクロコンピュータ等に
よりこれらのスイッチをオンオフ制御することにより、
電動機2の回転方向を切り換える制御器9が設けられる
場合もある。
【0013】図2または図3に示した従来の直流電動機
駆動装置は、リレー5及び6を共に非励磁状態にして電
動機2を停止状態に保持する第1の動作モードと、リレ
ー5及び6をそれぞれ励磁状態及び非励磁状態として電
動機2を正回転させる第2の動作モードと、リレー5及
び6をそれぞれ非励磁状態及び励磁状態として電動機2
を逆転させる第3の動作モードとで使用される。リレー
5及び6の双方を励磁状態にするモードは、両リレーを
共に非励磁状態とする第1の動作モードと同様に電動機
の電源端子間が短絡されて電動機が停止した状態になる
ため、通常は使用しない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図2または図3に示し
た直流電動機駆動装置においては、リレー5及び6をそ
れぞれ励磁状態及び非励磁状態として電動機を正回転さ
せる第2の動作モードからリレー5及び6をそれぞれ非
励磁状態及び励磁状態として電動機を逆回転させる第3
の動作モードへとモードを切り換えた際、及び第3の動
作モードから第2の動作モードへとモードを切り換えた
際に、切換のタイミングによっては、リレー5及び6の
接点を通して流れる接点電流が電動機の起動電流を超え
ることがあるため、リレーの接点の寿命が短くなること
があった。
【0015】図4(A)は正転指令スイッチ7のオンオ
フ動作を示し、図4(B)は逆転指令スイッチ8のオン
オフ動作を示している。また図4(C)は電動機2の駆
動電流の波形を示している。
【0016】今図4(A)に示すように、時刻t1 で正
転指令スイッチ7がオン状態にされて正転用リレー5が
励磁されたとすると、可動接点5cが常開固定接点5a
に接触するため、電動機2に起動時のピーク電流IFPが
流れて該電動機が正方向に回転する。次いで時刻t2 で
正転指令スイッチ7が開かれたとすると、その直後は、
電動機2の電源入力端子2a,2b間が短絡された状態
にあるため、直流電源3から電動機への電流の供給がな
くなり、電動機は慣性で正方向に回転を続ける。このと
き電動機2は発電機として作用し、その発電電流IBF
が、電動機2−リレー5−リレー6−電動機2の経路
で、それまで流れていた正転時の駆動電流IF とは逆方
向に流れようとする。しかしながら、図4に示すよう
に、正転指令スイッチ7のオフ動作と逆転指令スイッチ
のオン動作とがほぼ同時に行われた場合には、電動機が
未だ正回転していて、発電電流IBFが流れている状態で
逆転起動時のピーク電流IRPが流れるため、リレー5及
び6の接点には、発電電流IBFと逆転起動時のピーク電
流IRPとを重畳した大きな電流IBF+IRPが流れ、リレ
ーの接点の消耗が激しくなるという問題があった。電動
機を逆転状態から正転状態に切り換える際にも同様の問
題が生じる。
【0017】リレーの接点の開閉寿命(寿命に至までの
接点の開閉の回数)と接点電流との間には図8に示すよ
うな関係があり、接点電流が増加すると、接点の開閉寿
命が大幅に短くなるため、リレーの接点電流はできるだ
け小さく抑えることが好ましい。
【0018】電動機の回転方向を切り換える際に正転指
令スイッチまたは逆転指令スイッチを開いた後時間を置
いてから逆転指令スイッチまたは正転指令スイッチを閉
じるようにすれば、上記のような問題は生じないが、従
来は正転指令スイッチ及び逆転指令スイッチの操作の仕
方をユーザに任せていたため、リレーの接点の寿命を短
くするような使い方をされるのを防ぐことができず、期
待したリレーの接点寿命が得られないことがあった。
【0019】本発明の目的は、電動機の回転方向を切り
換える際に、電動機の発電電流と起動時のピーク電流と
が同じ位相で重畳されてリレーの接点を流れるのを防い
で、リレーの接点寿命を短くなるのを防止した直流電動
機駆動装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1及び第2
の端子と、励磁された際に直流電動機の一方の電源入力
端子を前記第1の端子に接続し、非励磁状態にあるとき
に前記直流電動機の一方の電源入力端子を前記第2の端
子に接続する正転用リレーと、励磁された際に前記直流
電動機の他方の電源入力端子を前記第1の端子に接続
し、非励磁状態にあるときに前記直流電動機の他方の電
源入力端子を前記第2の端子に接続する逆転用リレーと
を有する切換回路と、切換回路の第1の端子と第2の端
子との間に電圧を印加する直流電源と、直流電動機を正
転させる際及び逆転させる際にそれぞれオン状態にされ
て直流電源から正転用リレー及び逆転用リレーにそれぞ
れ励磁電流を流す正転指令スイッチ及び逆転指令スイッ
チとを備えて、正転用リレー及び逆転用リレーがそれぞ
れ励磁状態及び非励磁状態にあるときに直流電動機を正
転させ、正転用リレー及び逆転用リレーがそれぞれ非励
磁状態及び励磁状態にあるときに直流電動機を逆転させ
る直流電動機駆動装置に係わるものである。
【0021】本発明においては、正転指令スイッチがオ
ン状態からオフ状態にされた時に所定の時間幅を有する
第1の禁止信号を発生する第1の禁止信号発生回路と、
逆転指令スイッチがオン状態からオフ状態にされた時に
所定の時間幅を有する第2の禁止信号を出力する第2の
禁止信号発生回路と、直流電源と切換回路の第1の端子
との間、または直流電源と切換回路の第2の端子との間
に挿入されて、第1の禁止信号及び第2の禁止信号の少
なくとも一方が発生している間オフ状態を保持して直流
電源から直流電動機に電流が供給されるのを禁止し、第
1の禁止信号及び第2の禁止信号の双方が発生していな
いときにオン状態になって直流電源から直流電動機に電
流が供給されるのを許容する禁止スイッチ回路とを設け
た。
【0022】本発明に係わる駆動装置では、正転指令ス
イッチがオン状態からオフ状態にされた時に、第1の禁
止信号発生回路が所定の時間幅を有する第1の禁止信号
を発生し、この第1の禁止信号が発生している間は禁止
スイッチ回路がオフ状態を保持して直流電動機に電流が
供給されるのを阻止する。従って、正転指令スイッチの
オフ動作と、逆転指令スイッチのオン動作とがほぼ同時
に行われた場合に、電動機が慣性により正回転を続けて
いる間に流れる発電電流IBFと逆回転方向への起動時の
ピーク電流IRPとが同じ位相で重畳されて過大な電流が
流れるのを防ぐことができる。
【0023】また逆転指令スイッチがオン状態からオフ
状態にされた時には、第2の禁止信号発生回路が所定の
時間幅を有する第2の禁止信号を発生し、この第2の禁
止信号が発生している間禁止スイッチ回路がオフ状態を
保持して直流電動機に電流が供給されるのを阻止する。
従って、逆転指令スイッチのオフ動作と、逆転指令スイ
ッチのオン動作とがほぼ同時に行われた場合に、電動機
が慣性により逆回転を続けている間に流れる発電電流と
正回転方向への起動時のピーク電流とが同じ位相で重畳
されて過大な電流が流れるのを防ぐことができる。
【0024】上記のように、本発明によれば、正転指令
スイッチのオフ動作と逆転指令スイッチのオン動作とが
ほぼ同時に行われたときに、第1の禁止信号発生回路及
び禁止スイッチ回路の働きにより、直流電動機に電流が
供給されるのを遅らせることができ、また逆転指令スイ
ッチのオフ動作と正転指令スイッチのオン動作とがほぼ
同時に行われたときに、第2の禁止信号発生回路及び禁
止スイッチ回路の働きにより、直流電動機に電流が供給
されるのを遅らせることができるため、発電電流と起動
電流とが同じ位相で重畳された過大な接点電流がリレー
に流れるのを防いで、リレーの接点寿命が短くなるのを
防ぐことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わる直流電動機
駆動装置の構成例を示したもので、同図において、1は
第1及び第2の端子T1 及びT2 と正転用リレー5及び
逆転用リレー6とダイオードD1 及びD2 とを有して直
流電源2の一方の電源入力端子2a及び他方の電源入力
端子2bを第1の端子T1 及び第2の端子T2 に切換接
続する切換回路、3はバッテリなどからなる直流電源、
4は電源スイッチである。また7及び8はそれぞれ正転
指令スイッチ及び逆転指令スイッチ、11は直流電源3
の出力を入力として一定の直流電圧Eを発生する定電圧
直流電源回路、12は禁止スイッチ回路、13及び14
はそれぞれ第1及び第2の禁止信号発生回路である。
【0026】更に詳細に説明すると、正転用リレー5
は、図2に示した例と同様に、常開固定接点5a及び常
閉固定接点5bと、可動接点5cと、励磁コイル5dと
を有していて、励磁コイル5dが励磁状態にあるとき及
び非励磁状態にあるときにそれぞれ可動接点5cが常開
固定接点5a及び常閉固定接点5bに接触した状態にな
る。また逆転用リレー6は、常開固定接点6a及び常閉
固定接点6bと、可動接点6cと、励磁コイル6dとを
有していて、励磁コイル6dが励磁状態にあるとき及び
非励磁状態にあるときにそれぞれ可動接点6cが常開固
定接点6a及び常閉固定接点6bに接触した状態にな
る。
【0027】正転用リレー5及び逆転用リレー6の常開
固定接点5a及び6aは第1の端子T1 に接続され、常
閉接点5b及び6bは第2の端子T2 に接続されてい
る。また正転用リレー5の可動接点5c及び逆転用リレ
ー6の可動接点6cはそれぞれ直流電動機2の一方の電
源入力端子2a及び他方の電源入力端子2bに接続さ
れ、正転用リレー5の可動接点5cと常閉固定接点5b
との間、及び逆転用リレー6の可動接点6cと常閉固定
接点6bとの間にそれぞれアノードを常閉固定接点5b
及び6b側に向けたダイオードD1 及びD2 が接続され
ている。
【0028】切換回路1の第1の端子T1 はMOSFE
T F1 のドレインに接続され、第2の端子T2 は直流
電源3の負極側の出力端子に接続されている。FET
F1のソースは電源スイッチ4を通して直流電源3の正
極側出力端子3aに接続され、該MOSFET F1 の
ゲート及びソースにはそれぞれPNPトランジスタTR
1 のコレクタ及びエミッタが接続されている。トランジ
スタTR1 のコレクタと接地間には抵抗R1 が接続さ
れ、該トランジスタTR1 のベースエミッタ間には抵抗
R2 が接続されている。トランジスタTR1 のベースに
はまた抵抗R3 の一端が接続され、FET F1 とトラ
ンジスタTR1 と抵抗R1 ないしR3 とにより禁止スイ
ッチ回路12が構成されている。
【0029】正転用リレー5の励磁コイル5dの一端及
び逆転用リレー6の励磁コイル6dの一端は電源スイッ
チ4を通して直流電源3の正極側出力端子(一方の出力
端子)3aに接続され、正転用リレー5の励磁コイル5
dの他端及び逆転用リレー6の励磁コイル6dの他端は
それぞれ正転指令スイッチ7及び逆転指令スイッチ8を
通して直流電源3の負極側端子(他方の出力端子)3b
に接続されている。
【0030】図示の正転指令スイッチ7は、エミッタが
直流電源3の負極側出力端子3bとともに接地されたN
PNトランジスタQ1 からなっていて、該トランジスタ
のコレクタが励磁コイル5dの他端に接続されている。
また逆転指令スイッチ8は、エミッタが直流電源3の負
極側出力端子3bとともに接地されたNPNトランジス
タQ2 からなっていて、該トランジスタのコレクタが励
磁コイル6dの他端に接続されている。
【0031】トランジスタQ1 は、電動機2を正転させ
る際に図示しない回路からベース電流が与えられてオン
状態にされ、電動機2を停止させる際及び逆転させる際
にオフ状態にされる。またトランジスタQ2 は、電動機
2を逆転させる際に図示しない回路からベース電流が与
えられてオン状態にされ、電動機2を停止させる際及び
正転させる際にオフ状態にされる。
【0032】第1の禁止信号発生回路13は、エミッタ
が接地され、コレクタが禁止スイッチ回路12の抵抗R
3 の他端に接続されたNPNトランジスタTR2 と、ト
ランジスタTR2 のベースに抵抗R4 を通して出力端子
が接続され、電源端子に定電圧直流電源回路11の出力
電圧Eが印加されたアンド回路A1 と、アンド回路A1
の一方の入力端子にアノードが接続されたダイオードD
3 と、アンド回路A1の他方の入力端子と接地間に接続
されたタイマコンデンサC1 と、入力端子がアンド回路
A1 の一方の入力端子に接続されるとともに出力端子が
抵抗R5 を通してコンデンサC1 の非接地側端子(アン
ド回路の他方の入力端子)に接続されたインバータ回路
N1 と、アンド回路A1 の一方の入力端子と定電圧直流
電源回路11の出力端子との間に接続された抵抗R6 と
からなっていて、ダイオードD3のカソードが正転指令
スイッチ7を構成するトランジスタQ1 のコレクタに接
続されている。
【0033】第1の禁止信号発生回路13において、正
転指令スイッチ7を構成するトランジスタQ1 がオン状
態になっている時には、図7(A)の左端に示すよう
に、アンド回路A1 の一方の入力端子の電位V1 が低レ
ベル(Lレベル)の状態になるため、図7(C)の左端
に示すように、アンド回路A1 の出力端子の電位V3 は
低レベルの状態にある。このときトランジスタTR2 は
オフ状態になっているため、そのコレクタの電位V4 は
高レベル(Hレベル)の状態にある。またこのときイン
バータ回路N1 の出力端子の電位が高レベルの状態にあ
るため、タイマコンデンサC1 は直流定電圧電源回路1
1から抵抗R5 を通して充電されており、図7(B)の
左端に示すように、アンド回路A1 の他方の入力端子の
電位V2 は高レベルの状態にある。
【0034】時刻t1 で正転指令スイッチ7を構成する
トランジスタQ1 がオン状態からオフ状態にされると、
図7(A)に示すように、アンド回路A1 の一方の入力
端子の電位V1 が高レベルの状態になる。このときコン
デンサC1 は既に充電されていて、アンド回路A1 の他
方の入力端子の電位V2 が高レベルの状態にあるため、
図7(C)に示すように、アンド回路A1 の出力端子の
電位V3 が高レベルの状態になる。アンド回路A1 の出
力端子の電位V3 が高レベルの状態にあるため、トラン
ジスタTR2 がオン状態になり、そのコレクタの電位V
4 は図7(D)に示すように低レベルの状態になる。
【0035】また時刻t1 でトランジスタQ1 がオフ状
態になると、インバータ回路N1 の入力端子の電位が高
レベルの状態になるため、その出力端子の電位が低レベ
ル(接地レベル)の状態になる。従って、タイマコンデ
ンサC1 の電荷は抵抗R5 とインバータ回路N1 の出力
段とを通して一定の時定数で放電していき、図7(B)
に示すように、アンド回路A1 の他方の入力端子の電位
(コンデンサC1 の端子電圧)V2 が低下していく。
【0036】時刻t1 から一定の時間τp が経過した時
刻t2 でコンデンサC2 の両端の電圧V2 がしきい値レ
ベルVTHよりも低くなると、図7(C)に示すように、
アンド回路A1 の出力端子の電位V3 が低レベルの状態
になるため、トランジスタTR2 がオフ状態になり、そ
のコレクタの電位V4 は図7(D)に示すように高レベ
ルの状態になる。図示の例では、トランジスタTR4 の
コレクタエミッタ間に得られる一定の時間幅τp の低レ
ベルの信号(図7D)を第1の禁止信号として用いる。
【0037】時刻t3 において正転指令スイッチを構成
するトランジスタQ1 がオフ状態からオン状態にされる
と、図7(A)に示すように、アンド回路A1 の一方の
入力端子の電位V1 が低レベルの状態になる。このとき
コンデンサC1 の両端の電圧はしきい値VTHよりも低く
なっていて、アンド回路A1 の出力端子の電位V3 は既
に低レベルの状態になっているため、アンド回路A1 の
出力端子の電位は変化せず、低レベルの状態を保持す
る。トランジスタQ1 がオン状態にされることにより、
インバータ回路N1 の出力端子の電位が高くなるため、
タイマコンデンサC1 が充電され、図7(B)に示すよ
うにその端子電圧が上昇していく。
【0038】上記のように、第1の禁止信号発生回路1
3は、正転指令スイッチ7がオン状態からオフ状態にさ
れた時にトランジスタTR2 のコレクタエミッタ間に一
定の時間幅τp を有する低レベルの第1の禁止信号を発
生する。
【0039】第2の禁止信号発生回路14は、エミッタ
が接地され、コレクタが禁止スイッチ回路12の抵抗R
3 の他端に接続されたNPNトランジスタTR2 ´と、
トランジスタTR2 ´のベースに抵抗R4 ´を通して出
力端子が接続され、電源端子に定電圧直流電源回路11
の出力電圧Eが印加されたアンド回路A1 ´と、アンド
回路A1 ´の一方の入力端子にアノードが接続されたダ
イオードD3 ´と、アンド回路A1 ´の他方の入力端子
と接地間に接続されたタイマコンデンサC1 ´と、入力
端子がアンド回路A1 ´の一方の入力端子に接続される
とともに出力端子が抵抗R5 ´を通してコンデンサC1
´の非接地側端子(アンド回路の他方の入力端子)に接
続されたインバータ回路N1 ´と、アンド回路A1 ´の
一方の入力端子と定電圧直流電源回路11の出力端子と
の間に接続された抵抗R6 ´とにより第1の禁止信号発
生回路13と同様に構成されていて、ダイオードD3 ´
のカソードが逆転指令スイッチ8を構成するトランジス
タQ2 のコレクタに接続されている。
【0040】この第2の禁止信号発生回路14の動作
は、逆転指令スイッチ8の動作に応答する点を除き、第
1の禁止信号発生回路13の動作と同様であり、逆転指
令スイッチ8がオン状態からオフ状態にされた時にトラ
ンジスタTR2 ´のコレクタエミッタ間に一定の時間幅
τp を有する低レベルの第2の禁止信号を発生する。
【0041】第1の禁止信号発生回路13の出力段のト
ランジスタTR2 及び第2の禁止信号発生回路14の出
力段のトランジスタTR2 ´はオア回路を構成するよう
にそれぞれのコレクタが共通接続されて抵抗R3 を通し
て禁止スイッチ回路12のトランジスタTR1 のベース
に接続されている。トランジスタTR2 及びTR2 ´が
共にオフ状態にあるときには、禁止スイッチ回路12の
トランジスタTR1 がオフ状態にあるため、MOSFE
T F1 がオンし得る状態にあり、直流電源3から切換
回路1を通して直流電動機2に電流が流れるのを許可し
ている。トランジスタTR2 及びTR2 ´の少なくとも
一方がオン状態になると、禁止スイッチ回路12のトラ
ンジスタTR1 がオン状態になってMOSFET F1
のゲートソース間を短絡するため、該FETがオフ状態
になり、直流電源3から切換回路1に電流が流れるのを
禁止する。
【0042】第1の禁止信号及び第2の禁止信号の時間
幅は任意に設定できるが、以下の説明では両禁止信号の
時間幅が等しいものとする。
【0043】次に図5及び図6を参照して上記駆動装置
の動作を説明する。図5及び図6において、(A)及び
(B)はそれぞれトランジスタQ1 及びQ2 のオンオフ
動作を示し、(C)は第1の禁止信号発生回路13また
は第2の禁止信号発生回路14が発生する禁止信号の波
形を示している。また(D)は直流電動機2に流れる電
機子電流Iaの波形を示している。
【0044】また図5は禁止信号の時間幅τp が比較的
短い場合(τp =τp1の場合)を示し、図6は該禁止信
号の時間幅τp が図5よりも長い場合(τp =τp2>τ
p1の場合)を示す。
【0045】直流電動機2を駆動する際には先ず電源ス
イッチ4を閉じる。電源スイッチ4が閉じられた際に、
最初正転指令スイッチ7及び逆転指令スイッチ8をそれ
ぞれ構成するトランジスタQ1 及びQ2 が共にオフ状態
にあるとする。この時リレー5及び6の励磁コイル5d
及び6dには励磁電流が流れないため、図示のように正
転用リレー5の可動接点5c及び逆転用リレー6の可動
接点6cがそれぞれ常閉固定接点5b及び6bに接触し
ている。この状態では、直流電動機2の電源入力端子2
a,2b間が短絡されているため、該電動機は停止して
いる。
【0046】トランジスタQ1 及びQ2 がオフ状態にあ
るときには、インバータ回路N1 及びN1 ´の出力が低
レベルであるため、タイマコンデンサC1 及びC1 ´の
電荷は抵抗R5 及びR5 ´を通して放電する。そのため
アンド回路A1 及びA1 ´の出力はともに低レベルの状
態にあり、トランジスタTR2 及びTR2 ´は共にオフ
状態にある。このとき禁止スイッチ回路12のトランジ
スタTR1 がオフ状態にあるため、MOSFET F1
はオンし得る状態にあり、直流電源3から切換回路1を
通して直流電動機2に電流が流れるのを許可している。
【0047】電動機を正転させるため、図5(A)また
は図6(A)に示すように時刻t1で正転指令スイッチ
7を構成するトランジスタQ1 をオン状態にすると、励
磁コイル5dに電流が流れるため、正転用リレー5の可
動接点5cが常開固定接点5aに接触し、直流電源3か
ら電源スイッチ4とMOSFET F1 と正転用リレー
5の接点5a,5cと電動機の電機子コイル2Aと逆転
用リレー6の接点6c,6bとを通して電機子電流Ia
が流れ、電動機が正方向に回転する。図5(D)または
図6(D)に示すように、電動機2に電機子電流Iaが
流れて該電動機が正方向に回転する。電機子電流Ia
は、電動機の起動時にピーク電流IFPまで上昇した後、
減衰して定常値に落ち着く。
【0048】図5(A),(B)または図6(A),
(B)に示すように、電動機を逆転させるため、時刻t
2 でトランジスタQ1 がオフ状態にされると同時に、ト
ランジスタQ2 がオン状態にされたとする。トランジス
タQ1 がオフ状態にされることにより、リレー5の励磁
電流が遮断されるため、該リレー5の可動接点5cが常
閉固定接点5bに接触する。トランジスタQ2 がオン状
態にされることにより、リレー6に励磁電流が流れるた
め、リレー6の可動接点6cが常開固定接点6aに接触
する。このとき、トランジスタQ1 のオフ動作に応答し
て第1の禁止信号発生回路13のトランジスタTR2 が
一定の時間τp の間オン状態になって、第1の禁止信号
を発生するため、禁止スイッチ回路12のMOSFET
F1 が一定時間τp の間オフ状態になり、直流電源3
から切換回路1を通して直流電動機2に電機子電流が流
れるのを禁止する。このように電機子電流の通電が禁止
されている状態では、電動機2が慣性により正方向に回
転している間、該電動機の電機子コイルとリレー5及び
6の接点とを通して発電電流が流れる。この発電電流
は、図5(D)または図6(D)に示したように、速や
かにピーク値IBFに達した後、所定の時間的変化率をも
って減衰していく。
【0049】時刻t2 で正転指令スイッチ7をオン状態
からオフ状態にした後、一定の時間τp (=τp1 また
はτp2)が経過して時刻t3 になると、第1の禁止信号
発生回路13のトランジスタTR2 がオフ状態になる
(第1の禁止信号が消滅する)ため、禁止スイッチ回路
12のMOSFET F1 がオン状態になり、直流電源
3から電源スイッチ4と禁止スイッチ回路12と切換ス
イッチ回路1とを通して直流電動機2に電機子電流Ia
が流れる。
【0050】図5に示した例のように、第1及び第2の
禁止信号発生回路が発生する禁止信号の時間幅τp を発
電電流が零になるために要する減衰時間よりも短めに設
定した場合には、電動機の回転方向が反転する際に、残
留している発電電流IBF´に起動電流のピーク値IRPが
重畳されるが、起動電流が流れ始める時刻t3 において
は、発電電流が既に減衰しているので、リレーの接点を
通して流れる接点電流は従来の駆動装置による場合より
も大幅に小さくなる。
【0051】また図6に示した例のように、禁止信号の
時間幅τp を発電電流が零まで減衰するのに要する時間
以上に設定した場合には、電動機の回転方向が反転する
際に、ピーク値IRPの起動電流のみが流れるため、リレ
ーの接点を通して流れる接点電流は更に小さくなる。
【0052】上記のように、本発明では、正転指令スイ
ッチ7がオン状態からオフ状態にされた時に、第1の禁
止信号発生回路13が一定の時間幅を有する第1の禁止
信号を発生して禁止スイッチ回路12をオフ状態にする
ことにより電動機の逆転を一定時間τp の間阻止するた
め、正転指令スイッチ7のオフ動作と逆転指令スイッチ
8のオン動作とがほぼ同時に行われた場合に、電動機2
が慣性により正回転を続けている間に流れる発電電流I
BFと逆方向への起動時のピーク電流IRPとが同じ位相で
重畳されてリレーに過大な接点電流が流れるのを防ぐこ
とができる。
【0053】逆転指令スイッチ8がオン状態からオフ状
態に切り換えられる際には、第2の禁止信号発生回路1
4が第2の禁止信号を発生して禁止スイッチ回路12を
一定の時間τp の間だけオフ状態にするため、電動機2
が慣性により逆回転を続けている間に流れる発電電流と
正方向への起動時のピーク電流とが同じ位相で重畳され
てリレーに過大な接点電流が流れるのを防ぐことができ
る。
【0054】図1に示した直流電動機駆動装置におい
て、正転指令スイッチ7及び逆転指令スイッチ8をそれ
ぞれ構成するトランジスタQ1 及びQ2 は、図示しない
制御回路から与えられる電気信号によりオンオフ制御す
るようにしてもよく、手動操作されるスイッチを通して
ベース電流を与えることによりオンオフ制御するように
してもよい。また正転指令スイッチ7及び8として図2
に示したような有接点スイッチを用いるようにしてもよ
い。
【0055】上記の例では、禁止スイッチ回路12を切
換回路1の第1の端子T1 と直流電源3の一方の出力端
子との間に挿入しているが、禁止スイッチ回路12は電
機子電流をオンオフするように設ければよいので、該禁
止スイッチ回路12を切換回路1の第2の端子T2 と直
流電源3の他方の出力端子との間に挿入するようにして
もよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、正転指
令スイッチのオフ動作と逆転指令スイッチのオン動作と
がほぼ同時に行われたときに、第1の禁止信号発生回路
が発生する第1の禁止信号により切換回路と直流電源と
の間に設けた禁止スイッチ回路を一定時間オフ状態にし
て逆転動作を遅らせることができ、また逆転指令スイッ
チのオフ動作と正転指令スイッチのオン動作とがほぼ同
時に行われたときには、第2の禁止信号発生回路が発生
する第2の禁止信号により切換回路と直流電源との間に
設けた禁止スイッチ回路を一定時間オフ状態にして正転
動作を遅らせることができるため、発電電流と起動電流
とが同じ位相で重畳されて大きな接点電流がリレーに流
れるのを防いで、リレーの接点寿命が短くなるのを防ぐ
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる直流電動機駆動装置の構成例を
示した回路図である。
【図2】従来の直流電動機駆動装置の構成例を示した回
路図である。
【図3】従来の直流電動機駆動装置の他の構成例を示し
た回路図である。
【図4】従来の駆動装置の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図5】図1の駆動装置において禁止信号の時間幅を比
較的短く設定した場合の動作を示すタイミングチャート
である。
【図6】図1の駆動装置において禁止信号の時間幅を比
較的長く設定した場合の動作を示すタイミングチャート
である。
【図7】本発明で用いる禁止信号発生回路の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図8】リレーの接点の寿命と接点電流との関係を示す
線図である。
【符号の説明】
1 切換回路 2 直流電動機 3 直流電源 5 正転用リレー 6 逆転用リレー 7 正転指令スイッチ 8 逆転指令スイッチ 12 禁止スイッチ回路 13 第1の禁止信号発生回路 14 第2の禁止信号発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の端子と、励磁された際に
    直流電動機の一方の電源入力端子を前記第1の端子に接
    続し、非励磁状態にあるときに前記直流電動機の一方の
    電源入力端子を前記第2の端子に接続する正転用リレー
    と、励磁された際に前記直流電動機の他方の電源入力端
    子を前記第1の端子に接続し、非励磁状態にあるときに
    前記直流電動機の他方の電源入力端子を前記第2の端子
    に接続する逆転用リレーとを有する切換回路と、 前記切換回路の第1の端子と第2の端子との間に電圧を
    印加する直流電源と、 前記直流電動機を正転させる際及び逆転させる際にそれ
    ぞれオン状態にされて前記直流電源から前記正転用リレ
    ー及び逆転用リレーにそれぞれ励磁電流を流す正転指令
    スイッチ及び逆転指令スイッチとを備えて、 前記正転用リレー及び逆転用リレーがそれぞれ励磁状態
    及び非励磁状態にあるときに前記直流電動機を正転さ
    せ、前記正転用リレー及び逆転リレーがそれぞれ非励磁
    状態及び励磁状態にあるときに前記直流電動機を逆転さ
    せる直流電動機駆動装置において、 前記正転指令スイッチがオン状態からオフ状態にされた
    時に所定の時間幅を有する第1の禁止信号を発生する第
    1の禁止信号発生回路と、 前記逆転指令スイッチがオン状態からオフ状態にされた
    時に所定の時間幅を有する第2の禁止信号を出力する第
    2の禁止信号発生回路と、 前記直流電源と前記切換回路の第1の端子との間、また
    は前記直流電源と前記切換回路の第2の端子との間に挿
    入されて、前記第1の禁止信号及び第2の禁止信号の少
    なくとも一方が発生している間オフ状態を保持して前記
    直流電源から前記直流電動機に電流が供給されるのを禁
    止し、前記第1の禁止信号及び第2の禁止信号の双方が
    発生していないときにオン状態になって前記直流電源か
    ら前記直流電動機に電流が供給されるのを許容する禁止
    スイッチ回路と、 を具備したことを特徴とする直流電動機駆動装置。
JP10061583A 1998-03-12 1998-03-12 直流電動機駆動装置 Pending JPH11262292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005336862A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置
KR101036387B1 (ko) * 2009-04-07 2011-05-23 김인석 삼상모터의 정역회전 제어장치

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