JP2974562B2 - 電磁石駆動装置 - Google Patents

電磁石駆動装置

Info

Publication number
JP2974562B2
JP2974562B2 JP5300514A JP30051493A JP2974562B2 JP 2974562 B2 JP2974562 B2 JP 2974562B2 JP 5300514 A JP5300514 A JP 5300514A JP 30051493 A JP30051493 A JP 30051493A JP 2974562 B2 JP2974562 B2 JP 2974562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
electromagnet
output
voltage
detection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5300514A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07153626A (ja
Inventor
之広 村田
秀樹 来住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5300514A priority Critical patent/JP2974562B2/ja
Publication of JPH07153626A publication Critical patent/JPH07153626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2974562B2 publication Critical patent/JP2974562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Relay Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレーやコンタク
タ等に使用される電磁石の駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁石駆動装置として、
図5に示す構成であって、図6に示すタイムチャートで
各部の電圧が変化するものが存在する。
【0003】すなわち、このものは、電磁石の操作コイ
ルLに直列接続された電界効果型の第1トランジスタT
r1と、第2トランジスタTr2とツェナーダイオード(電
力吸収素子) Dz との並列回路にダイオードDが直列接
続され第1トランジスタTr1がオフ状態のときに回生電
流I1 が流れるよう操作コイルLに並列接続された回生
回路Kと、入力電源電圧Vinにより駆動されて第2トラ
ンジスタTr2を制御する第3トランジスタTr3と、入力
電源電圧Vinが第1しきい値V1 を越えたとき電磁石駆
動信号Va を出力し入力電源電圧Vinが第1しきい値V
1 以下に設定された第2しきい値V2 を下回るとき電磁
石駆動信号Va を停止する電圧検知部Aと、電圧検知部
Aの電磁石駆動信号Va に連動して電磁石の投入動作に
必要な所定時間幅t1のパルスVb を発生するタイマー回
路Bと、所定周期t2にて第1トランジスタTr1を駆動す
るパルスVc を発生しタイマー回路Bの出力パルスVb
に連動して電磁石の投入時及び保持時にそれぞれ必要な
値に操作コイルLの電流Iを切り替えるようパルスVc
のデューティ比を変化して制御するパルス制御回路C
と、を備えてなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁石
駆動装置にあっては、電圧検知部Aが入力電源電圧Vin
の第1及び第2しきい値V1,V2 を検知して電磁石駆動
信号Va を出力し、その電磁石駆動信号Va に連動して
タイマー回路Bが電磁石の投入動作に必要な所定時間幅
t1のパルスVb を発生し、そのパルスVb に連動してパ
ルス制御回路Cが電磁石の投入時及び保持時にそれぞれ
必要な値に操作コイルLの電流Iを切り替えるようパル
スVc のデューティ比を変化して制御するから、操作コ
イルLの消費電力を小さくできる。
【0005】ところで、操作コイルLに並列接続された
回生回路Kの第2トランジスタTr2を制御する第3トラ
ンジスタTr3は、入力電源電圧Vinにより駆動される。
【0006】従って、電磁石の保持状態から入力電源電
圧Vinが下降して第2しきい値V2を下回り、電圧検知
部Aの電磁石駆動信号Va が停止されて第1トランジス
タTr1がオフ状態になったとき、入力電源電圧Vinが十
分低い場合は、第3トランジスタTr3さらには第2トラ
ンジスタTr2もオフ状態になり、操作コイルLに蓄えら
れたエネルギーはツェナーダイオードDz とダイオード
Dとを通って回生電流I1 が流れ、電力吸収素子である
ツェナーダイオードDz により消費されて急速に減少す
る。
【0007】しかしながら、入力電源電圧Vinの下降が
遅い場合には、図6に示すように、入力電源電圧Vinに
より直接駆動される第3トランジスタTr3は、そのベー
ス電圧Vd が即時にオフ状態にならず第2トランジスタ
Tr2も導通しているので、その第2トランジスタTr2
介して回生電流I1 が流れ、操作コイルLの電流Iもす
ぐに減少しない。
【0008】そのために、電磁石の釈放時間が長くな
り、ひいてはその電磁石を使用しているリレー等の接点
開離速度が遅くなって開閉負荷の遮断不良を起こす可能
性がある。
【0009】また電磁石の保持状態から、第2しきい値
V2 以下で入力電源電圧Vinが印加された場合も、第1
トランジスタTr1はオフ状態にあるが、第2トランジス
タTr2及び第3トランジスタTr3はオン状態にあり、前
述と同様の問題が発生することになる。
【0010】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので
あって、その目的とするところは、入力電源電圧が第2
しきい値を下回る場合、速やかに操作コイルの電流を減
少させることができる電磁石駆動装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、電磁石の操作コイルに
直列接続された第1トランジスタと、第2トランジスタ
と電力吸収素子との並列回路にダイオードが直列接続さ
れ第1トランジスタがオフ状態のときに回生電流が流れ
るよう操作コイルに並列接続された回生回路と、第2ト
ランジスタを制御する第3トランジスタと、入力電源電
圧が第1しきい値を越えたとき電磁石駆動信号を出力し
入力電源電圧が第1しきい値以下に設定された第2しき
い値を下回るとき電磁石駆動信号を停止する電圧検知部
と、電圧検知部の出力に連動して所定時間幅のパルスを
発生するタイマー回路と、所定周期にて第1トランジス
タを駆動するパルスを発生しタイマー回路の出力に連動
して操作コイルの電流を所定の値に切り替え制御するパ
ルス制御回路と、を備えた電磁石駆動装置において、前
記第3トランジスタが前記電圧検知部の出力により駆動
されてなる構成になっている。
【0012】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものと違って、前記第3トランジスタが前記電圧検
知部の出力と前記タイマー回路の出力とにより駆動され
てなる構成になっている。
【0013】
【作用】請求項1記載のものによれば、操作コイルに並
列接続された回生回路の第2トランジスタを制御する第
3トランジスタは、電圧検知部の出力により駆動される
ため、電磁石の保持状態から入力電源電圧が第2しきい
値を下回ったとき、電圧検知部により電磁石駆動信号を
停止して第1トランジスタがオフ状態になると同時に、
第3トランジスタも電圧検知部によりオフ状態に制御さ
れて第2トランジスタがオフ状態になり、その結果、操
作コイルに蓄えられたエネルギーは第2トランジスタに
並列接続された電力吸収素子と直列接続されたダイオー
ドとを通って回生電流として流れてその電力吸収素子に
より消費されて急速に減少し、つまり操作コイルの電流
は急速に減少する。
【0014】また、請求項2記載のものによれば、電圧
検知部の出力とタイマー回路の出力とにより駆動される
第3トランジスタのベース電圧は、電圧検知部及びタイ
マー回路の出力電圧が共にHighレベルにある電磁石の投
入時に比べて、タイマー回路の出力電圧だけがLow レベ
ルに変化する電磁石の保持時の方において低下し、その
結果、保持時においては投入時と同じ大きな電流を第3
トランジスタに流さなくて済む。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例を図1及び図2に基づい
て説明する。なお、従来例と実質的に同じ機能を有する
部材には同じ符号を付してある。
【0016】Tr1は第1トランジスタで、電界効果型か
らなり、入力電源電圧Vinが印加される電磁石の操作コ
イルLに直列接続されている。
【0017】Kは回生回路で、第2トランジスタTr2
ツェナーダイオード(電力吸収素子) Dz との並列回路
にダイオードDが直列接続され、さらにこの回生回路K
が操作コイルLに並列接続されている。なお、ツェナー
ダイオードは、電力吸収素子としてバリスタや抵抗に代
えてもよい。
【0018】そして、操作コイルLの電流Iは、第1ト
ランジスタTr1がオン状態では、入力電源電圧Vinによ
る電流I2 として流れるが、第1トランジスタTr1がオ
フ状態になったとき、操作コイルLに蓄えられたエネル
ギーが、回生電流I1 として、トランジスタTr2がオン
状態ではその第2トランジスタTr2とダイオードDとを
通って流れるが、第2トランジスタTr2がオフ状態では
ツェナーダイオードDz とダイオードDとを通って流れ
るとともに、電力吸収素子であるツェナーダイオードD
z により消費されて急速に減少する。
【0019】Tr3は第3トランジスタで、コレクタを第
2トランジスタTr2のベースに接続され、ベースを後述
する電圧検知部Aの出力に接続されている。つまり、こ
の第3トランジスタTr3は、電圧検知部Aの出力である
電磁石駆動信号Va により駆動されて、第2トランジス
タTr2を制御する。
【0020】Aは電圧検知部で、入力電源電圧Vinが第
1しきい値V1 を越えたとき電磁石駆動信号Va を出力
し、入力電源電圧Vinが第1しきい値V1 以下に設定さ
れた第2しきい値V2 を下回るとき電磁石駆動信号Va
を停止する。
【0021】Bはタイマー回路で、電圧検知部Aの電磁
石駆動信号Va に連動して電磁石の投入動作に必要な所
定時間幅t1のパルスVb を発生する。
【0022】Cはパルス制御回路で、所定周期t2にてパ
ルスVc を発生し、そのパルスVcを電圧検知部Aの電
磁石駆動信号Va とのアンドゲートを介して電界効果型
の第1トランジスタTr1のゲートに接続されるととも
に、タイマー回路Bの出力パルスVb に連動して電磁石
の投入時及び保持時にそれぞれ必要な値に操作コイルL
の電流Iを切り替えるようパルスVc のデューティ比を
変化させて制御する。
【0023】次に、この電磁石駆動装置の動作を説明す
る。図2において、入力電源電圧Vinがゼロレベルから
上昇して行って第1しきい値V1 を越えると、電圧検知
部Aは電磁石駆動信号Va を出力してHighレベルの電圧
になり、この出力に連動してタイマー回路Bの出力Vb
は、電磁石の投入動作に必要な所定時間幅t1だけHighレ
ベルの電圧になる。この所定時間幅t1の間は、パルス制
御回路Cの出力パルスVc が、操作コイルLの電流Iを
投入に必要な所定電流になるようデューティ比が調整さ
れる。このとき、電圧検知部Aの電磁石駆動信号Va は
Highレベルの出力電圧になっているので、その電圧検知
部Aの出力により駆動される第3トランジスタTr3はオ
ン状態となり、第2トランジスタTr2は導通し、第1ト
ランジスタTr1がオフ期間中は第2トランジスタTr2
エミッタからコレクタへと回生電流I1 が流れる。これ
により、投入時に操作コイルLの電流Iを所定電流とな
るよう第1トランジスタTr1をオンオフ制御することが
可能となる。
【0024】次いで、電磁石が投入動作を完了してタイ
マー回路Bの出力Vb が所定時間幅t1後にLow レベルの
電圧になると、パルス制御回路Cの出力パルスVc は操
作コイルLの電流Iを電磁石の吸着保持に必要な所定電
流になるようデューティ比が調整される。このとき、前
述の投入時と同様に第2トランジスタTr2は導通してい
るために回生電流I1 を安定に流すことができ、電磁石
の保持時に操作コイルLの電流Iを所定電流となるよう
第1トランジスタTr1をオンオフ制御することが可能と
なる。
【0025】ここで、入力電源電圧Vinが第2しきい値
V2 を下回った場合、電圧検知部Aは電磁石駆動信号V
a を停止してLow レベルの出力電圧になり、第1トラン
ジスタTr1への出力パルスVc はアンドゲートを介して
直ちに停止される。これと同時に、電圧検知部Aの出力
により駆動される第3トランジスタTr3は電圧検知部A
の出力電圧がLow レベルのためにオフ状態となって、第
2トランジスタTr2もオフ状態になり、操作コイルLに
蓄えられたエネルギーがツェナーダイオードDz とダイ
オードDとを通って回生電流I1 として流れ、ツェナー
ダイオードDzにより消費されて急速に減少し、ひいて
は操作コイルLの電流Iは急速に減少する。
【0026】かかる電磁石駆動装置にあっては、上記し
たように、操作コイルLに並列接続された回生回路Kの
第2トランジスタTr2を制御する第3トランジスタTr3
は、電圧検知部Aの出力により駆動されるため、電磁石
の保持状態から入力電源電圧Vinが第2しきい値V2 を
下回ったとき、操作コイルLの電流Iは急速に減少し、
そのために、電磁石の釈放時間も速くなり、ひいてはそ
の電磁石を使用しているリレー等の接点開離速度も速く
なって開閉負荷の遮断性能も良くなる。
【0027】次に、本発明の第2実施例を図3及び図4
に基づいて説明する。なお、第1実施例と実質的に同じ
機能を有する部材には同じ符号を付し、第1実施例と相
違するところのみ述べる。
【0028】すなわち、第3トランジスタTr3は、第1
実施例では電圧検知部Aの出力により駆動されている
が、本実施例では電圧検知部Aの出力とタイマー回路B
の出力とにより駆動されてなる構成になっている。
【0029】さらに詳しくは、第3トランジスタTr3
ベースが、抵抗R1 及び抵抗R2 を介して電圧検知部A
及びタイマー回路Bの出力にそれぞれ接続されている。
【0030】次に、この電磁石駆動装置の動作を説明す
る。図4において、入力電源電圧Vinがゼロレベルから
上昇して行って第1しきい値V1 を越え、第1実施例と
同様にして電圧検知部Aの出力Va 及びタイマー回路B
の出力Vb が、Highレベルの電圧になると、その両出力
により駆動される第3トランジスタTr3は、オン状態に
なって、第2トランジスタTr2は導通し、第1トランジ
スタTr1がオフ期間中は第2トランジスタTr2のエミッ
タからコレクタへと回生電流I1 が流れる。このとき、
第2トランジスタTr2のエミッタからベースを通って第
3トランジスタTr3のコレクタからエミッタへと電流が
流れる。これにより、第3トランジスタTr3のエミッタ
の電位は、上昇するけれども、出力Va と出力Vb との
差を抵抗R 1 及び抵抗R 2 により分圧した値に出力Vb
をプラスした値となる第3トランジスタTr3のベース電
圧Vd から、さらに第3トランジスタTr3のベース・エ
ミッタ間の電圧分だけ低い電位に制限され、よって第2
トランジスタTr2のベース電流すなわち第3トランジス
タTr3のコレクタ電流を制限することが可能である。
【0031】次いで、電磁石が投入動作を完了してタイ
マー回路Bの出力Vb がLow レベルの電圧になるが、電
圧検知部Aの出力Va はHighレベルの電圧なので、第3
トランジスタTr3はオン状態にあり、第2トランジスタ
Tr2も導通しているから、上記の電磁石が投入時と同様
にして、第3トランジスタTr3のエミッタの電位は上昇
する。ここで、電圧検知部Aの出力Va はHighレベルで
あるのに対しタイマー回路Bの出力Vb はLow レベルで
あるため、出力Va と出力Vb との差を抵抗R 1 及び抵
抗R 2 により分圧した値に出力Vb をプラスした値とな
る第3トランジスタTr3のベース電圧Vd は、上記の電
磁石が投入時よりも低くなり、その分第3トランジスタ
Tr3のエミッタの電位もさらに低く制限され、よって第
2トランジスタTr2のベース電流すなわち第3トランジ
スタTr3のコレクタ電流を電磁石が投入時よりも小さい
電流に切り替え制限することが可能である。
【0032】次いで、入力電源電圧Vinが第2しきい値
V2 を下回った場合、電圧検知部Aは電磁石駆動信号V
a を停止してLow レベルの出力電圧になり、第1トラン
ジスタTr1への出力パルスVc はアンドゲートを介して
直ちに停止される。これと同時に、電圧検知部Aの出力
Va 及びタイマー回路Bの出力Vb により駆動される第
3トランジスタTr3は、両出力共にLow レベルであるか
ら、オフ状態となって、第2トランジスタTr2もオフ状
態になる。
【0033】また、タイマー回路Bから投入時の所定時
間幅t1のパルスVb が出力されているときに、入力電源
電圧Vinが第2しきい値V2 を下回った場合でも、電圧
検知部Aの出力により直ちにタイマー回路Bの出力パル
スを停止できるようになっているので、前述と同様の動
作が得られる。
【0034】かかる電磁石駆動装置にあっては、上記し
たように、第3トランジスタTr3は電圧検知部Aの出力
とタイマー回路Bの出力とにより駆動されるから、電圧
検知部Aの出力により駆動される 第1実施例の効果に
加えて、電磁石の保持時においては投入時と同じ大きな
電流を第3トランジスタTr3に流さなくて済み、第3ト
ランジスタTr3を発熱焼損する可能性もなくなる。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載のものは、操作コイルに並
列接続された回生回路の第2トランジスタを制御する第
3トランジスタは、電圧検知部の出力により駆動される
ため、電磁石の保持状態から入力電源電圧が第2しきい
値を下回ったとき、電圧検知部により電磁石駆動信号を
停止して第1トランジスタがオフ状態になると同時に、
第3トランジスタも電圧検知部によりオフ状態に制御さ
れて第2トランジスタがオフ状態になり、その結果、操
作コイルに蓄えられたエネルギーは第2トランジスタに
並列接続された電力吸収素子と直列接続されたダイオー
ドとを通って回生電流として流れてその電力吸収素子に
より消費されて急速に減少し、つまり操作コイルの電流
は急速に減少し、そのために、電磁石の釈放時間も速く
なり、ひいてはその電磁石を使用しているリレー等の接
点開離速度も速くなって開閉負荷の遮断性能も良くな
る。
【0036】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載の効果に加えて、電圧検知部の出力とタイマー回路の
出力とにより駆動される第3トランジスタのベース電圧
は、電圧検知部及びタイマー回路の出力電圧が共にHigh
レベルにある電磁石の投入時に比べて、タイマー回路の
出力電圧だけがLow レベルに変化する電磁石の保持時の
方において低下し、その結果、保持時においては投入時
と同じ大きな電流を第3トランジスタに流さなくて済
み、第3トランジスタを発熱焼損する可能性もなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】同上の電圧変化を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図4】同上の電圧変化を示すタイムチャートである。
【図5】従来例を示す回路図である。
【図6】同上の電圧変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
Tr1 第1トランジスタ Tr2 第2トランジスタ Tr3 第3トランジスタ Vin 入力電源電圧 V1 第1しきい値 V2 第2しきい値 A 電圧検知部 Va 電磁石駆動信号(電圧検知部の出力) B タイマー回路 Vb パルス(タイマー回路の出力) t1 所定時間幅 C パルス制御回路 Vc パルス(パルス制御回路の出力) t2 所定周期 L 操作コイル 操作コイルの電流 K 回生回路 Dz ツェナーダイオード(電力吸収素子) D ダイオード I1 回生電流

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石の操作コイルに直列接続された第
    1トランジスタと、第2トランジスタと電力吸収素子と
    の並列回路にダイオードが直列接続され第1トランジス
    タがオフ状態のときに回生電流が流れるよう操作コイル
    に並列接続された回生回路と、第2トランジスタを制御
    する第3トランジスタと、入力電源電圧が第1しきい値
    を越えたとき電磁石駆動信号を出力し入力電源電圧が第
    1しきい値以下に設定された第2しきい値を下回るとき
    電磁石駆動信号を停止する電圧検知部と、電圧検知部の
    出力に連動して所定時間幅のパルスを発生するタイマー
    回路と、所定周期にて第1トランジスタを駆動するパル
    スを発生しタイマー回路の出力に連動して操作コイルの
    電流を所定の値に切り替え制御するパルス制御回路と、
    を備えた電磁石駆動装置において、 前記第3トランジスタが前記電圧検知部の出力により駆
    動されてなることを特徴とする電磁石駆動装置。
  2. 【請求項2】 電磁石の操作コイルに直列接続された第
    1トランジスタと、第2トランジスタと電力吸収素子と
    の並列回路にダイオードが直列接続され第1トランジス
    タがオフ状態のときに回生電流が流れるよう操作コイル
    に並列接続された回生回路と、第2トランジスタを制御
    する第3トランジスタと、入力電源電圧が第1しきい値
    を越えたとき電磁石駆動信号を出力し入力電源電圧が第
    1しきい値以下に設定された第2しきい値を下回るとき
    電磁石駆動信号を停止する電圧検知部と、電圧検知部の
    出力に連動して所定時間幅のパルスを発生するタイマー
    回路と、所定周期にて第1トランジスタを駆動するパル
    スを発生しタイマー回路の出力に連動して操作コイルの
    電流を所定の値に切り替え制御するパルス制御回路と、
    を備えた電磁石駆動装置において、 前記第3トランジスタが前記電圧検知部の出力と前記タ
    イマー回路の出力とにより駆動されてなることを特徴と
    する電磁石駆動装置。
JP5300514A 1993-11-30 1993-11-30 電磁石駆動装置 Expired - Lifetime JP2974562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5300514A JP2974562B2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電磁石駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5300514A JP2974562B2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電磁石駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07153626A JPH07153626A (ja) 1995-06-16
JP2974562B2 true JP2974562B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=17885741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5300514A Expired - Lifetime JP2974562B2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 電磁石駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2974562B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6745812B2 (ja) * 2015-03-18 2020-08-26 オートマティック スイッチ カンパニー ピークホールドドライバによって制御されるソレノイドバルブのドロップアウトの確保
CN113030673A (zh) * 2021-02-24 2021-06-25 中科新松有限公司 电磁铁控制电路及其检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07153626A (ja) 1995-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100279918B1 (ko) 전자석 구동 장치
JP4023336B2 (ja) 半導体装置の駆動方法および装置
US7403366B2 (en) Control circuit for an electromagnetic drive
EP0184940A2 (en) A method of controlling electromagnetic actuators and a controller therefor
KR950008798A (ko) 전자석 장치의 구동 회로
JP2974562B2 (ja) 電磁石駆動装置
JP4289745B2 (ja) 電磁切換弁の駆動回路
US5010282A (en) Method and apparatus for driving a DC motor
ITTO20030778A1 (it) Circuito di controllo per il pilotaggio di un
JP4103021B2 (ja) アクチュエータ駆動装置
JPS6151406B2 (ja)
JPH0945529A (ja) 電磁石駆動装置
JPH10309090A (ja) 直流分巻電動機の制御装置
KR100301464B1 (ko) 공진형인버터의출력제어회로
US3525925A (en) Triac commutation circuit
JP2828521B2 (ja) 誘導負荷の電流制御装置
JPS58180881A (ja) 電磁弁制御装置
JPH05291031A (ja) 直流電磁石装置
JPS63102134A (ja) 加熱装置
JPH0330881Y2 (ja)
JP2597635Y2 (ja) 電磁開閉器の駆動回路
JPH06260333A (ja) 電磁石装置
JPS6226729A (ja) リレー駆動方法
JPH0629804A (ja) ゼロクロス・スイッチングリレー
JPH05291032A (ja) 直流電磁石装置