JPS6151406B2 - - Google Patents

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JPS6151406B2
JPS6151406B2 JP15536877A JP15536877A JPS6151406B2 JP S6151406 B2 JPS6151406 B2 JP S6151406B2 JP 15536877 A JP15536877 A JP 15536877A JP 15536877 A JP15536877 A JP 15536877A JP S6151406 B2 JPS6151406 B2 JP S6151406B2
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JP
Japan
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electromagnet
transistor
voltage
drive circuit
signal
Prior art date
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JP15536877A
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English (en)
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JPS5486762A (en
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Ryuichi Kawa
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、印字装置等に使用される電磁石駆
動回路に関し、特にエネルギーの変換効率を高め
た高速駆動に適する電磁石駆動回路を提供するも
のである。
第1図は、従来の電磁石駆動回路の代表的な一
例である。面において、MGは電磁石、Q1はト
ランジスタ、Dはダイオード、R1とR2は抵控
器、Aは信号入力端子、VDは電源端子であり、
またIは駆動電流、VCはトランジスタQ1のコ
レクタ電圧を示す。
また第2図は、第1図の駆動回路の動作を説明
するための波形図である。図面の各波形の符号
は、それぞれ第1図の符号に対応している。
次に、第1図の電磁石駆動回路の動作について
説明する。その信号入力端子Aに、第2図のAに
示すような入力信号が与えられると、入力信号が
ハイレベルになつた時点で、抵抗器R1を介して
トランジスタQ1のベース電流が流れ、トランジ
スタQ1がオン状態となる。その結果、電磁石
MGには、電源端子VDからの駆動電圧が加わ
り、第2図のIに示されるような駆動電流が流
れる。
そして、入力信号がローレベルになると、トラ
ンジスタQ1はオフ状態となり、駆動電流Iは急
激に減少される。しかし、電磁石MGが誘導性負
荷であるため、逆起電力が発生し、トランジスタ
Q1のコレクタ電圧VCは第2図のVCのように変
化されて、駆動電圧VDよりも大きくなる。した
がつて、駆動電流Iは、抵抗器R2とダイオード
Dを通つて流れ続け、徐々に減少する。
この場合に、抵抗器R2の値が大きくなるにし
たがつて、駆動電流Iの立下りは、第2図の点線
I′に示すように急峻になり、コレクタ電圧VC
点線VC′のように大きくなる。
ところが、電磁石MGを高速度動作させるため
に、この抵抗器R2の値を大きくして駆動電流I
の立下りを急峻にすると、従来の電磁石駆動回路
では次のような不都合を生じる。
(1) 逆起電圧が大きくなり、トランジスタQ1と
して高耐圧のものが必要となるので、装置のコ
ストが高くなる。
(2) 電磁石MGに蓄積されていたエネルギーを外
部で消費するため、エネルギーの変換効率が悪
くなり、電源容量が大きいものを必要とする。
(3) 抵抗器R2における消費電力が大きいので大
容量の抵抗器が必要となる。この点は、トラン
ジスタQ1のスイツチング周期が短かくなると
特に著しい。
なお、抵抗器R2をツエナーダイオードやバリ
スタ等の素子で置換えることもできるが、その動
作は抵抗器の場合と類似している。
また、一般に、電磁石の応答時間は、コイルに
印加される電圧によつて決定されるので、高速駆
動するためには、極めて大きな印加電圧が必要で
ある。
しかしながら、印加電圧を大きくすることは、
必然的に大きな電力を消費することになり、ジユ
ール熱が増大して、コイルの焼損を生じる恐れが
ある。
この発明は、このような問題を解決するため
に、電磁石に直列に接続されたスイツチ手段がオ
ン、オフを繰り返えすように制御することによ
り、印加電圧を大きくしても、小電力で電磁石が
駆動できるようにするとともに、スイツチ手段を
オフにしたとき、電磁石に生じる逆起電力を有効
に活用することにより、エネルギーの変換効率を
高めた電磁石駆動回路を提供することを目的とし
ている。
次に、図面を参照しながら、この発明の電磁石
駆動回路について詳細に説明する。
第3図は、この発明の駆動回路の動作を説明す
るための回路図である。図面において、Q2とQ
3はトランジスタ、R3〜R5は抵抗器、Bは信
号入力端子であり、またVBはトランジスタQ2
のベース電圧を示す。その他の符号は第1図と同
様である。
まず、この第3図の回路で付加された部分から
説明すると、信号入力端子Bに入力信号が加えら
れて、ハイレベルであるとき、トランジスタQ3
は抵抗器R5を介してオン状態となり、またロー
レベルであるときは、オフ状態となる。
そして、トランジスタQ3がオン状態となる
と、トランジスタQ2のベース電圧VBは、VB
Dのとき VB=VCR4/R3+R4 となる。
また、トランジスタQ3がオフ状態となると、
トランジスタQ2のベース電圧VBは、VB<VD
のとき VB=VC となる。
この場合に、VBDならば、トランジスタQ
2とダイオードDはオン状態となる。ただし、ダ
イオード4の順方向端子間電圧、トランジスタの
ベース・エミツタ間順方向電圧、およびコレク
タ・エミツタ間飽和電圧は無視するものとする。
次の第4図は、第3図の駆動回路の動作を説明
するための波形図である。図面の各波形の符号
は、それぞれ第3図の符号に対応している。
さて、一方の信号入力端子Bからの入力信号が
ハイレベルの状態にあるとき、他方の信号入力端
子Aからの入力信号がハイレベルになると、駆動
電流Iは電磁石MGのインダクタンスおよび直流
抵抗分で定まる時定数にしたがつて、徐々に増大
する。この入力端子Aからの入力信号がハイレベ
ルの期間においてはVB<VDであるから、トラン
ジスタQ2はオフ状態を保つ。
次に入力端子Aの信号がローレベルになると、
電磁石MGの逆起電圧のためにVCはVDよりも大
きくなろうとするが、同時に入力端子Bの入力信
号がローレベルになり、トランジスタQ3がオフ
状態となるので、トランジスタQ2がオン状態と
なり、VCはVDより若干大きくなる程度でその上
昇が止まる。
したがつて、入力端子Bの信号がローレベルと
なる期間Tにおいては、駆動電流Iは徐々に減少
し、電磁石MGへ蓄積されていたエネルギーの殆
んどは、引き続き電磁石内部で消費され、吸引力
として働く。
そして、入力端子Bの信号が再びハイレベルに
なると、トランジスタQ3がオン状態となり、こ
のとき駆動電流Iが流れ続けていれば逆起電圧の
ためにVCは上昇する。しかし、VB>VDとなれ
ばトランジスタQ2がオン状態となるので、結局
Cは VCDR3+R4/R4 の条件を満たし、一定の値を越えることはない。
この場合に、抵抗器R3とR4の値および両者
の比を適当に選んでおけば、駆動電流Iはトラン
ジスタQ2で消費され、第4図に示すように急激
に減少することになる。なお、トランジスタQ2
は、不飽和領域で動作される。
次に、第5図は、この発明の電磁石駆動回路の
一実施例を示す回路図である。図面において、
AMPは増幅器、COMは電圧比較器、R6は抵抗
器、Cは信号入力端子であり、またEは増幅器
AMPの出力信号を示す。その他の符号は、第1
図および第3図と同様である。
抵抗器R6は、駆動電流Iを検出するためのも
のであり、充分小さい低抗値のものが用いられ
る。
増幅器AMPは、この抵抗器R6の端子間電圧
を増幅し、その出力信号Eを電圧比較器COMの
一方の入力側へ送出する。
また、電圧比較器の他方の入力側には、信号入
力端子Cからの入力信号が印加されており、この
電圧比較器COMによつて両者が比較される。
そして、増幅器AMPからの出力信号Eが信号
入力端子Cからの入力信号より大きくなると、信
号入力端子Aをローレベルにし、逆に出力信号E
が入力端子Cからの入力信号よりdVだけ小さく
なると、再び信号入力端子Aをハイレベルにす
る。
第5図の回路において、トランジスタQ1とト
ランジスタQ2とが両方ともにオンの場合、駆動
電流Iが、抵抗器R6、誘導性負荷である電磁石
MG、トランジスタQ1の経路で流れる。
そして、駆動電流Iが徐々に増加し、抵抗器R
6の両端に生じる電圧が所定電圧より高くなる
と、電圧比較器COMは、トランジスタQ1をオ
フにする。
トランジスタQ1がオフになると、電磁石MG
は、誘導性負荷であるために逆起電圧を生じ、ト
ランジスタQ2、ダイオードD1で形成される電
流路を通して、電流が、低損失で、電磁石MGへ
帰還されることになる。
駆動電流Iが徐々に小さくなると、電圧比較器
COMは、再びトランジスタQ1をオンにし、以
下、このようなチヨツパー動作が繰り返えされ
る。
この第5図の駆動回路を用いれば、入力端子C
の入力信号電圧Vによつて電磁石MGに流れる駆
動電流Iが制限されるため、この電圧Vを変える
ことにより電磁石MGへ供給するエネルギーを制
御することができる。
第6図は、第5図の駆動回路の動作を説明する
ための波形図である。図面の各波形の符号は、そ
れぞれ第5図の符号に対応している。
電磁石に直列に接続されたスイツチ手段として
のトランジスタQ1は、比較手段としての電圧比
較器のCOMにより、オン状態とオフ状態とを繰
り返えすように制御される。
一方、トランジスタQ1がオフの時、電磁石
MGに生じた逆起電力は、トランジスタQ2、お
よびダイオードD1からなる電流路により、電磁
石MGに抵損失で帰還されるので、トランジスタ
Q1がオフになつても、電磁石MGには、電流が
途切れることはなく、第6図のEに示すような鋸
歯状の連続的な電流が流れる。
信号入力端子Cへ入力信号電圧Vが与えられて
いるとき、他の信号入力端子Bの入力信号を上記
の電圧Vになつている期間よりも期間Tだけ長く
ローレベルにすると、この入力端子Bの入力信号
がローレベルの期間における駆動電流Iの減少は
徐々に行なわれる。したがつて、電磁石MGに蓄
積されていたエネルギーは有効に利用される。
次に、入力端子Bの入力信号をハイレベルにす
ると、駆動電流Iは急激に減少するが、この場合
にもトランジスタQ1のコレクタ電圧VCの最大
値は、先の第3図について説明しちのと同様に、
駆動電圧VDおよび抵抗器R3とR4の値によつ
て決められる値以上にはならない。
なお、トランジスタQ2のベース・エミツタ間
の逆耐電圧がVDよりも大きければ、ダイオード
Dを除去することが可能である。
以上に詳細に説明したとおり、この発明の電磁
石駆動回路によれば、スイツチ手段がオン、オフ
を繰り返えすように制御することにより、電磁石
を高速応答させるために所定の電圧を用いても、
電磁石で消費される電力を小さくすることが可能
になるとともに、スイツチ手段のオフの時に、電
磁石に生じる逆起電力を、抵損失で電磁石に帰還
させることも可能になる。
したがつて、エネルギー変換効率のよい電磁石
駆動回路が得られる、という優れた効果が奏せら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁石駆動回路の代表的な一
例、第2図は第1図の駆動回路の動作を説明する
ための波形図、第3図はこの発明の電磁石駆動回
路の動作を説明するための回路図、第4図は第3
図の駆動回路の動作を説明するための波形図、第
5図はこの発明の電磁石駆動回路の一実施例を示
す回路図、第6図は第5図の駆動回路の動作を説
明するための波形図である。 図面において、MGは電磁石、Q1〜Q3はト
ランジスタ、Dはダイオード、R1〜R6は抵抗
器、AMPは増幅器、COMは電圧比較器、A〜C
は信号入力端子、VDは電源端子であり、またI
は駆動電流、VCはトランジスタQ1のコレクタ
電圧、VBはトランジスタQ2のベース電圧、E
は増幅器AMPの出力信号を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電源に接続された電磁石と、該電磁石に直列
    に接続されたスイツチ手段と、前記スイツチ手段
    のオフ時に電磁石の逆起電力を電磁石に抵損失で
    帰還するための電流路と、電磁石に流れる電流を
    検出する検出手段と、該検出手段の信号と所定の
    信号とを比較して前記スイツチ手段がオン状態と
    オフ状態とを繰り返えすように制御するための比
    較手段とを設け、前記スイツチ手段のオフ時には
    電磁石の逆起電力を前記電流路により低損失で帰
    還させて前記電磁石に鋸歯状の連続的な電流を流
    し、エネルギーの変換効率を高めたことを特徴と
    する電磁石駆動回路。 2 特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆動回路
    において、電磁石に流れる電流を検出する検出手
    段は、抵抗器からなることを特徴とする電磁石駆
    動回路。 3 特許請求の範囲第1項記載の電磁石駆動回路
    において、電磁石の逆起電力を電磁石に低損失で
    帰還するための電流路には、ダイオードが設けら
    れていることを特徴とする電磁石駆動回路。
JP15536877A 1977-12-23 1977-12-23 Electromagnet drive circuit Granted JPS5486762A (en)

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JPS5486762A JPS5486762A (en) 1979-07-10
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JPS57150585A (en) * 1981-03-13 1982-09-17 Fujitsu Ltd Electromagnet drive circuit
JPS60165017A (ja) * 1984-02-07 1985-08-28 日立建機株式会社 電磁装置の駆動装置
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JP4682984B2 (ja) * 2004-09-30 2011-05-11 富士レビオ株式会社 振動磁界発生装置及び電磁石駆動回路、並びにそれらを用いるパーツフィーダー

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