JP2002158573A - 負荷駆動装置及び負荷回路の駆動方法 - Google Patents

負荷駆動装置及び負荷回路の駆動方法

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JP2002158573A
JP2002158573A JP2000351494A JP2000351494A JP2002158573A JP 2002158573 A JP2002158573 A JP 2002158573A JP 2000351494 A JP2000351494 A JP 2000351494A JP 2000351494 A JP2000351494 A JP 2000351494A JP 2002158573 A JP2002158573 A JP 2002158573A
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circuit
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load circuit
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Yasuhiro Tamai
康弘 玉井
Tetsuya Hasegawa
哲也 長谷川
Takashi Gohara
隆志 郷原
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/54Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switching device and for which no provision exists elsewhere
    • H01H9/541Contacts shunted by semiconductor devices
    • H01H9/542Contacts shunted by static switch means

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の負荷駆動をそのまま流用して高電圧で
負荷を駆動する。 【解決手段】 電源電圧を印加する電源1と、電源1に
より電源電圧が供給されて駆動する負荷回路8と、開閉
動作をして電源1と、負荷回路8とを電気接続するリレ
ー回路4と、開閉動作をするようにリレー回路4を駆動
する第1スイッチング素子2と、一方端が電源1と接続
されて他方端が負荷回路8と接続され、負荷回路8に電
源電圧を供給する第2スイッチング素子3と、第2スイ
ッチング素子3に制御信号を出力して負荷回路8に電源
電圧を供給した後に、第1スイッチング素子2に制御信
号を出力してリレー回路4と電源1とを電気接続させ
て、負荷回路8を駆動開始する制御部7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のブレ
ーキやヒータ等を駆動するための負荷駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば車輌のブレーキやヒータ等
に供給する電源電圧を高電圧化して燃費の高効率化、性
能の向上を図る負荷駆動装置の開発が進められている。
【0003】この負荷駆動装置は、専用のコントローラ
を備え、コントローラからの制御信号に従って、例えば
14[V]程度の電源電圧をスイッチング素子を介して
モータ等の負荷を駆動するように構成されていることが
多い。このような負荷駆動装置は、スイッチング素子と
してリレー回路を含んで構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の負荷駆動装置では、電源電圧を例えば40[V]程
度の高電圧とした場合、現状のスイッチング素子として
幅広く利用されているリレー回路をそのまま流用して使
用できないという問題点がある。これは、高電圧とした
ことによるアークの発生、アーク時間の長期化、アーク
によるリレー回路内接点の劣化等が挙げられる。
【0005】これに対し、接点の改良、アークの防止、
ギャップを大きくする等の改良が必要となり、新規にこ
れらの改良を行ったリレー回路を使用することが必要と
なり、コストアップとなってしまうという問題点があ
る。
【0006】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであり、従来の負荷駆動をそのまま流用
して高電圧で負荷を駆動することができる負荷駆動装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る負荷駆動装
置は、上述の課題を解決するために、電源電圧を印加す
る電源と、上記電源により電源電圧が供給されて駆動す
る負荷回路と、開閉動作をして上記電源と、上記負荷回
路とを電気接続するリレー回路と、開閉動作をするよう
に上記リレー回路を駆動する第1スイッチング素子と、
一方端が上記電源と接続されて他方端が上記負荷回路と
接続され、上記負荷回路に電源電圧を供給する第2スイ
ッチング素子と、上記第2スイッチング手段に制御信号
を出力して上記負荷回路に電源電圧を供給した後に、上
記第1スイッチング手段に制御信号を出力して上記リレ
ー回路と上記電源とを電気接続させて、上記負荷回路を
駆動開始すること制御手段とを備える。
【0008】本発明に係る負荷駆動装置において、上記
制御手段は、上記負荷回路を駆動開始した後に、上記負
荷回路を駆動停止するに際して、上記第1スイッチング
手段に制御信号を出力して上記リレー回路と上記電源と
の電気接続を解除した後に、上記第2スイッチング手段
に制御信号を出力して上記負荷回路への電源供給を停止
することが望ましい。
【0009】本発明に係る負荷駆動装置において、上記
制御手段は、所定時間を計数するタイマを備え、上記負
荷回路に電源電圧を供給して、上記タイマで計数した所
定時間を経過した後に上記リレー回路と上記電源とを電
気接続させ、上記リレー回路と上記電源との電気接続を
解除して、上記タイマで計数した所定時間を経過した後
に上記負荷回路への電源供給を停止しても良い。
【0010】本発明に係る負荷駆動装置において、上記
制御手段は、上記第2スイッチング素子に印加される電
圧を監視する電圧監視手段を備え、上記負荷回路に電源
電圧を供給して、上記電圧監視手段により監視された電
圧が所定値よりも大きくなったと判定した後に、上記リ
レー回路と上記電源とを電気接続させても良い。
【0011】本発明に係る負荷駆動装置は、上記制御手
段からのオン信号を入力して、所定時間だけオフ信号を
出力する立ち上がりエッジ検出タイマ回路と、上記制御
手段からの制御信号及び立ち上がりエッジ検出タイマ回
路からの出力信号が入力されるアンド回路と、上記制御
手段からのオフ信号を入力して、所定時間だけオフ信号
を出力する立ち下がりエッジ検出タイマ回路と、上記制
御手段からの制御信号及び立ち下がりエッジ検出タイマ
回路からの出力信号が入力されるナンド回路とを更に備
え、上記第1スイッチング素子は上記アンド回路からの
出力信号に応じて上記リレー回路の開閉動作をし、上記
第2スイッチング素子は上記ナンド回路からの出力信号
に応じて上記リレー回路に電源電圧を印加しても良い。
【0012】本発明は、上述の課題を解決するために、
電源電圧を印加する電源と、上記電源により電源電圧が
供給されて駆動する負荷回路と、開閉動作をして上記電
源と、上記負荷回路とを電気接続するリレー回路と、開
閉動作をするように上記リレー回路を駆動する第1スイ
ッチング素子と、一方端が上記電源と接続されて他方端
が上記負荷回路と接続され、上記負荷回路に電源電圧を
供給する第2スイッチング素子とからなる負荷駆動装置
の負荷回路の駆動方法において、上記第2スイッチング
手段に制御信号を出力して上記負荷回路に電源電圧を供
給した後に、上記第1スイッチング手段に制御信号を出
力してリレー回路と上記電源とを電気接続させて、上記
負荷回路を駆動開始する。
【0013】本発明に係る負荷回路の駆動方法は、上記
負荷回路を駆動開始した後に、上記負荷回路を駆動停止
するに際して、上記第1スイッチング手段に制御信号を
出力して上記リレー回路と上記電源との電気接続を解除
した後に、上記第2スイッチング手段に制御信号を出力
して上記負荷回路への電源供給を停止することが望まし
い。
【0014】本発明に係る負荷回路の駆動方法におい
て、上記負荷駆動装置は所定時間を計数するタイマを備
え、上記負荷回路に電源電圧を供給して、上記タイマで
計数した所定時間を経過した後に、上記リレー回路と上
記電源とを電気接続させ、上記リレー回路と上記電源と
の電気接続を解除して、上記タイマで計数した所定時間
を経過した後に上記負荷回路への電源供給を停止しても
良い。
【0015】本発明に係る負荷回路の駆動方法におい
て、上記負荷駆動装置は上記第2スイッチング素子に印
加される電圧を監視する電圧監視手段を備え、上記負荷
回路に電源電圧を供給して、上記電圧監視手段により監
視された電圧が所定値よりも大きくなったと判定した後
に、上記リレー回路と上記電源とを電気接続させても良
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れた負荷駆動装置に適用される。
【0018】この負荷駆動装置は、電源1、第1スイッ
チング素子2、第2スイッチング素子3、リレー回路
4、ツェナーダイオード5、ダイオード6、制御部7、
負荷回路8を含んで構成されている。
【0019】この負荷駆動装置において、電源1は、一
方が接地端子と接続され、他方がリレー回路4及び第2
スイッチング素子3と接続されている。リレー回路4
は、一方が第2スイッチング素子3及び電源1と接続さ
れ、他方が負荷回路8と第2スイッチング素子3と接続
されている。また、負荷回路8は、一方がリレー回路4
と第2スイッチング素子3と接続され他方が接地端子と
接続されている。
【0020】また、この負荷駆動装置において、第1ス
イッチング素子2及び第2スイッチング素子3は、ベー
ス端子に制御部7が接続されて、制御部7からの制御信
号に従ってオンオフ制御される。
【0021】リレー回路4は、一方が第1スイッチング
素子2と接続され他方がツェナーダイオード5と接続さ
れたコイル11と、電気的に開閉可能なスイッチ端子1
2から構成され、コイル11に電流が供給されて誘起す
る磁界によりスイッチ端子12が端子13a及び端子1
3bと接触して、端子13aと端子13bとの間を電気
接続させる。これにより、負荷駆動装置では、電源1に
よる電源電圧を負荷回路8に印加して、負荷回路8を駆
動する。
【0022】制御部7は、負荷回路8を駆動開始又は駆
動停止させることを示すスイッチ信号が入力され、スイ
ッチ信号に従って第1スイッチング素子2及び第2スイ
ッチング素子3に制御信号を出力してリレー回路4を制
御して負荷回路8を駆動開始又は駆動停止させる。
【0023】この制御部7は、内部に負荷回路8を駆動
開始及び駆動停止させるためのプログラムを格納し、プ
ログラムに従って負荷駆動装置を構成する各部をソフト
ウェア制御する。具体的には、制御部7は、第2スイッ
チング素子3をオン状態にしてから次いで第1スイッチ
ング素子2をオン状態にするタイマに従って負荷回路8
を駆動制御するタイマ型制御、又は第2スイッチング素
子3のコレクタ電圧を監視して次いで第1スイッチング
素子2をオン状態にして負荷回路8を駆動制御する電圧
監視型制御の何れかのソフトウェア制御をする。
【0024】次に、負荷駆動装置において、タイマ型制
御をするときの制御部7の処理手順を図2を参照して説
明する。
【0025】図2によれば、先ず、制御部7は、外部か
ら負荷回路8を駆動開始するオン状態のスイッチ信号が
入力されたか否かを判定して(ステップS1)、入力さ
れたと判定したときには、第2スイッチング素子3のベ
ース端子にオン状態の制御信号を出力して第2スイッチ
ング素子3をオン状態にする(ステップS2)。
【0026】次に、制御部7は、第2スイッチング素子
3をオン状態にしてから内蔵のタイマを起動して、第2
スイッチング素子3をオン状態にしてから所定時間が経
過したと判定したら(ステップS3)、第1スイッチン
グ素子2のベース端子にオン状態の制御信号を出力して
第1スイッチング素子2をオン状態にする(ステップS
4)。
【0027】ここで、通常のリレー回路4の立ち上がり
時間は、リレー回路4がスイッチ端子12と端子13a
及び端子13bとが機械的に接続することで電気的なリ
レーをするので、チャタリングが発生する。このチャタ
リングが発生したときのリレー回路4の立ち上がり時間
は、負荷電流、負荷電圧やコイル11に供給する電流の
大きさ等により大きく異なるが、約数百μsを要する。
ここで、単独で数百μsであるために、その10%程度
の数十μs程度の所要時間後に遅れて第1スイッチング
素子2をオン状態とすることにより、使用者に違和感な
く使用させることができる。例えば負荷回路8がランプ
である場合には、実際に点灯するまでの時間が約10m
s程度を要するために、第2スイッチング素子3のオン
時刻から第1スイッチング素子2のオン時刻までの期間
を更に長い数百μs程度であっても良い。ここで、負荷
回路8の種類により制御部7に内蔵されているタイマー
を交換することで、第2スイッチング素子3のオン時刻
から第1スイッチング素子2のオン時刻までの期間を変
更する。
【0028】次に、制御部7は、外部から負荷回路8を
駆動停止するオフ状態のスイッチ信号が入力されたか否
かを判定して(ステップS5)、入力されたと判定した
ときには、第1スイッチング素子2のベース端子にオフ
状態の制御信号を出力して第1スイッチング素子2をオ
フ状態にする(ステップS6)。
【0029】次に、制御部7は、第1スイッチング素子
2をオフ状態にしてから内蔵のタイマを起動して、第1
スイッチング素子2をオフ状態にしてから所定時間が経
過したと判定したら(ステップS7)、第2スイッチン
グ素子3のベース端子にオフ状態の制御信号を出力して
第2スイッチング素子3をオフ状態にする(ステップS
8)。これにより、制御部7は、負荷回路8の駆動開始
及び停止を制御する。
【0030】次に、このような処理を行うときの各部の
状態について図3を参照して説明する。
【0031】図3によれば、先ず制御部7に時刻t
おいてオン状態のスイッチ信号が入力されると(図3
(a))、制御部7は、第2スイッチング素子3のベー
ス端子にオン状態の制御信号IB2を入力し(図3
(b))、次いで第2スイッチング素子3のコレクタ電
流IC2がオン状態になり(図3(c))、コレクタ−
エミッタ間電圧VCE2が時刻tでオン状態になる
(図3(d))。ここで、制御部7は、内部のタイマで
指定された期間を経過したことに応じて、第1スイッチ
ング素子2のベース端子にオン状態の制御信号を時刻t
で供給し(図3(e))、時刻tでリレー回路4の
スイッチ端子12と端子13a及び端子13bとが接続
してオン状態となり(図3(f))、負荷回路8に電源
電圧を印加する。このとき、電源1に対してリレー回路
4と第2スイッチング素子3とが並列接続され、第2ス
イッチング素子3がオン状態となっている状態で、第1
スイッチング素子2をオン状態にして、リレー回路4を
オン状態とするので、端子13aと端子13bとの端子
間はほぼ0Vで接点が通電するので、アークの発生を抑
制することができ、従来の負荷駆動をそのまま流用して
高電圧で負荷を駆動することができる。
【0032】そして、負荷回路8の駆動を停止するとき
において、制御部7に時刻t11においてオフ状態のス
イッチ信号が入力されると(図3(a))、制御部7
は、第2スイッチング素子3にオフ状態とし(図3
(b))、リレー回路4を遮断し、所定時間経過した後
の時刻t12に第1スイッチング素子2をオフにするこ
とで(図3(e))、アークを回避し、従来の負荷駆動
をそのまま流用して高電圧で負荷を駆動することができ
る。
【0033】次に、負荷駆動装置において、電圧監視型
制御をするときの制御部7の処理手順を図4を参照して
説明する。なお、上述の図2に示す処理と同じ処理につ
いては同一のステップ番号を付することでその詳細な説
明を省略する。
【0034】図4によれば、先ず、制御部7は、外部か
ら負荷回路8を駆動開始するオン状態のスイッチ信号が
入力されたら(ステップS1)、第2スイッチング素子
3をオン状態にする(ステップS2)。
【0035】次に、制御部7は、第2スイッチング素子
3をオン状態にしてから第2スイッチング素子3のコレ
クタ電圧VRlyOutをA/Dコンバータで読み込むことで
監視し、コレクタ電圧VRlyOutと予め設定された所定電
圧Vthとの大小比較をし、コレクタ電圧VRlyOutが所定
電圧Vthよりも大きくなったと判定したら(ステップS
11)、第1スイッチング素子2をオン状態にする(ス
テップS4)。
【0036】そして、制御部7は、外部から負荷回路8
を駆動停止するオフ状態のスイッチ信号が入力されたら
(ステップS5)、第1スイッチング素子2をオフ状態
にし(ステップS6)、第2スイッチング素子3をオフ
状態にしてから所定時間が経過したと判定したら(ステ
ップS7)、第2スイッチング素子3をオフ状態にする
(ステップS8)。これにより、制御部7は、負荷回路
8の駆動開始及び停止を制御する。
【0037】このような処理をする制御部7を備えた負
荷駆動装置によれば、第2スイッチング素子3がオン状
態とし、第1スイッチング素子2をオン状態とし、リレ
ー回路4をオン状態とするので、端子13aと端子13
bとの端子間はほぼ0Vで接点が通電するので、アーク
の発生を抑制することができる。
【0038】また、この負荷駆動装置では、負荷回路8
の駆動を停止するときにおいて、オフ状態のスイッチ信
号が入力されると、第2スイッチング素子3にオフ状態
とし、リレー回路4を遮断し、その後に第1スイッチン
グ素子2をオフにすることでアークを回避することがで
きる。
【0039】つぎに、本発明を適用した負荷駆動装置の
他の一例について図5を参照して説明する。
【0040】図5の負荷駆動装置では、制御部7と第1
スイッチング素子2との間に、第1タイマ回路21及び
アンド回路22を配設するとともに、制御部7と第2ス
イッチング素子3との間に、第2タイマ回路23及びナ
ンド回路24が配設されて構成されている。この負荷駆
動装置において、制御部7は、第2スイッチング素子3
をオン状態にしてから次いで第1スイッチング素子2を
オン状態にするタイマに従って負荷回路8を駆動制御す
るタイマ型制御、又は第2スイッチング素子3のコレク
タ電圧を監視して次いで第1スイッチング素子2をオン
状態にして負荷回路8を駆動制御する電圧監視型制御の
何れかのソフトウェア制御をする。
【0041】このような負荷駆動装置では、タイマ型制
御をするに際して、制御部7からの制御信号と第1タイ
マ回路21からの論理積を示す信号がアンド回路22か
ら第1スイッチング素子2に入力される。第1タイマ回
路21は、通常時はオンとなっており、制御部7からの
制御信号が立ち上がることに応じて所定時間だけオフ信
号を出力する。
【0042】これにより、第1スイッチング素子2は、
制御部7からの制御信号がオンとなっても、第1タイマ
回路21からオフ信号が入力されている期間はオン状態
にはならない。第1スイッチング素子2は、所定時間の
オフ信号の後のオン信号がアンド回路22に入力される
と、遅れてオン状態となる。
【0043】また、この負荷駆動装置において、上記電
圧監視型制御をするに際して、第2スイッチング素子3
のコレクタ電圧を監視し、制御部7からの制御信号がオ
フであるときには0Vとなりオンのときには電源電圧程
度まで上昇することを認識する。これにより、負荷駆動
装置では、第2スイッチング素子3がオン状態となった
ことを認識して第1スイッチング素子2をオン状態に
し、負荷回路8を駆動開始、駆動停止をすることができ
る。
【0044】本例では、電源電圧値の変動も予測するた
め、電源電圧を分圧して電源電圧よりも若干低い値でA
/Dコンパレータからの出力値を反転するようにする。
【0045】負荷駆動装置において、負荷回路8をオフ
とする場合には、タイマ型制御と同様に第1スイッチン
グ素子2をオフした後に、第2タイマ回路23で設定さ
れた期間だけ遅らせて第2スイッチング素子3をオフ状
態にする。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る負荷駆動装置及び負荷回路
の駆動方法によれば、第2スイッチング手段に制御信号
を出力して負荷回路に電源電圧を供給した後に、第1ス
イッチング手段に制御信号を出力してリレー回路と電源
とを電気接続させて、負荷回路を駆動開始するので、ア
ークの発生を抑制し、従来の負荷駆動をそのまま流用し
て高電圧で負荷を駆動することができ、コストを低くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した負荷駆動装置の構成を示す回
路図である。
【図2】本発明を適用した負荷駆動装置において、タイ
マ型制御を行うときの制御部の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明を適用した負荷駆動装置において、各部
の信号の状態を示すタイムチャートである。
【図4】本発明を適用した負荷駆動装置において、電圧
監視型制御を行うときの制御部の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明を適用した負荷駆動装置の他の構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
1 電源 2 第1スイッチング素子 3 第2スイッチング素子 4 リレー回路 7 制御部 8 負荷回路 11 コイル 12 スイッチ端子 21 第1タイマ回路 22 アンド回路 23 第2タイマ回路 24 ナンド回路
フロントページの続き (72)発明者 郷原 隆志 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5J055 AX11 AX22 BX16 BX22 CX13 CX20 DX04 DX44 EY05 EY12 EY13 EZ10 EZ24 EZ25 EZ42 GX01 GX03 GX04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を印加する電源と、 上記電源により電源電圧が供給されて駆動する負荷回路
    と、 開閉動作をして上記電源と、上記負荷回路とを電気接続
    するリレー回路と、 開閉動作をするように上記リレー回路を駆動する第1ス
    イッチング素子と、 一方端が上記電源と接続されて他方端が上記負荷回路と
    接続され、上記負荷回路に電源電圧を供給する第2スイ
    ッチング素子と、 上記第2スイッチング素子に制御信号を出力して上記負
    荷回路に電源電圧を供給した後に、上記第1スイッチン
    グ素子に制御信号を出力して上記リレー回路と上記電源
    とを電気接続させて、上記負荷回路を駆動開始する制御
    手段とを備えることを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記負荷回路を駆動開
    始した後に、上記負荷回路を駆動停止するに際して、上
    記第1スイッチング素子に制御信号を出力して上記リレ
    ー回路と上記電源との電気接続を解除した後に、上記第
    2スイッチング素子に制御信号を出力して上記負荷回路
    への電源供給を停止することを特徴とする請求項1記載
    の負荷駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段、所定時間を計数するタイ
    マを備え、上記負荷回路に電源電圧を供給して、上記タ
    イマで計数した所定時間を経過した後に上記リレー回路
    と上記電源とを電気接続させ、上記リレー回路と上記電
    源との電気接続を解除して、上記タイマで計数した所定
    時間を経過した後に上記負荷回路への電源供給を停止す
    ることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記第2スイッチング
    素子印加される電圧を監視する電圧監視手段を備え、上
    記負荷回路に電源電圧を供給して、上記電圧監視手段に
    より監視された電圧が所定値よりも大きくなったと判定
    した後に、上記リレー回路と上記電源とを電気接続させ
    ることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段からのオン信号を入力し
    て、所定時間だけオフ信号を出力する立ち上がりエッジ
    検出タイマ回路と、 上記制御手段からの制御信号及び立ち上がりエッジ検出
    タイマ回路からの出力信号が入力されるアンド回路と、 上記制御手段からのオフ信号を入力して、所定時間だけ
    オフ信号を出力する立ち下がりエッジ検出タイマ回路
    と、 上記制御手段からの制御信号及び立ち下がりエッジ検出
    タイマ回路からの出力信号が入力されるナンド回路とを
    更に備え、 上記第1スイッチング素子は上記アンド回路からの出力
    信号に応じて上記リレー回路の開閉動作をし、上記第2
    スイッチング素子は上記ナンド回路からの出力信号に応
    じて上記リレー回路に電源電圧を印加することを特徴と
    する請求項1記載の負荷駆動装置。
  6. 【請求項6】 電源電圧を印加する電源と、上記電源に
    より電源電圧が供給されて駆動する負荷回路と、開閉動
    作をして上記電源と、上記負荷回路とを電気接続するリ
    レー回路と、開閉動作をするように上記リレー回路を駆
    動する第1スイッチング素子と、一方端が上記電源と接
    続されて他方端が上記負荷回路と接続され、上記負荷回
    路に電源電圧を供給する第2スイッチング素子とからな
    る負荷駆動装置の負荷回路の駆動方法において、 上記第2スイッチング素子に制御信号を出力して上記負
    荷回路に電源電圧を供給した後に、 上記第1スイッチング素子に制御信号を出力してリレー
    回路と上記電源とを電気接続させて、 上記負荷回路を駆動開始することを特徴とする負荷回路
    の駆動方法。
  7. 【請求項7】 上記負荷回路を駆動開始した後に、 上記負荷回路を駆動停止するに際して、上記第1スイッ
    チング素子に制御信号を出力して上記リレー回路と上記
    電源との電気接続を解除した後に、 上記第2スイッチング素子に制御信号を出力して上記負
    荷回路への電源供給を停止することを特徴とする請求項
    6記載の負荷回路の駆動方法。
  8. 【請求項8】 上記負荷駆動装置は所定時間を計数する
    タイマを備え、 上記負荷回路に電源電圧を供給して、上記タイマで計数
    した所定時間を経過した後に、 上記リレー回路と上記電源とを電気接続させ、上記リレ
    ー回路と上記電源との電気接続を解除して、 上記タイマで計数した所定時間を経過した後に上記負荷
    回路への電源供給を停止することを特徴とする請求項6
    記載の負荷回路の駆動方法。
  9. 【請求項9】 上記負荷駆動装置は上記第2スイッチン
    グ素子に印加される電圧を監視する電圧監視手段を備
    え、 上記負荷回路に電源電圧を供給して、上記電圧監視手段
    により監視された電圧が所定値よりも大きくなったと判
    定した後に、 上記リレー回路と上記電源とを電気接続させることを特
    徴とする請求項6記載の負荷回路の駆動方法。
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