JP2002218747A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JP2002218747A JP2002218747A JP2001014151A JP2001014151A JP2002218747A JP 2002218747 A JP2002218747 A JP 2002218747A JP 2001014151 A JP2001014151 A JP 2001014151A JP 2001014151 A JP2001014151 A JP 2001014151A JP 2002218747 A JP2002218747 A JP 2002218747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching element
- voltage output
- converter
- output terminal
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、電子機器におけるＤＣ／ＤＣコン
バータの損傷を防止することを目的とするものである。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
は、ＤＣ／ＤＣコンバータ１は、入力端子２と高圧、低
圧出力端子３，４間に昇圧部８を有し、この昇圧部８と
低圧出力端子４間に通電スイッチング素子１５を介在さ
せ、この通電スイッチング素子１５の制御端子には初期
通電スイッチング素子１７と通常通電スイッチング素子
１８を並列接続し、前記初期通電スイッチング素子１７
の制御端子には、タイマー素子としてコンデンサ１９を
介してＤＣ／ＤＣコンバータ１の入力端子２に接続し、
前記低圧出力端子４は昇圧部８の昇圧スイッチング素子
２０の制御端子に接続したものである。
バータの損傷を防止することを目的とするものである。 【解決手段】 そしてこの目的を達成するために本発明
は、ＤＣ／ＤＣコンバータ１は、入力端子２と高圧、低
圧出力端子３，４間に昇圧部８を有し、この昇圧部８と
低圧出力端子４間に通電スイッチング素子１５を介在さ
せ、この通電スイッチング素子１５の制御端子には初期
通電スイッチング素子１７と通常通電スイッチング素子
１８を並列接続し、前記初期通電スイッチング素子１７
の制御端子には、タイマー素子としてコンデンサ１９を
介してＤＣ／ＤＣコンバータ１の入力端子２に接続し、
前記低圧出力端子４は昇圧部８の昇圧スイッチング素子
２０の制御端子に接続したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＤＣ／ＤＣコンバ
ータを有する電子機器に関するものである。
ータを有する電子機器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種電子機器の構成は次のよう
な構成になっていた。
な構成になっていた。
【０００３】すなわち、入力端子及び高圧出力端子、低
圧出力端子を有するＤＣ／ＤＣコンバータと、このＤＣ
／ＤＣコンバータの高圧出力端子に接続された負荷と、
前記ＤＣ／ＤＣコンバータの低圧出力端子に接続された
制御器とを備えた構成となっていた。
圧出力端子を有するＤＣ／ＤＣコンバータと、このＤＣ
／ＤＣコンバータの高圧出力端子に接続された負荷と、
前記ＤＣ／ＤＣコンバータの低圧出力端子に接続された
制御器とを備えた構成となっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記負荷は、制御器に
よって制御されるものであるが、たとえばこの制御器に
おいて、短絡状態、あるいはそれに近い状態が発生した
ときには、この制御器を接続したＤＣ／ＤＣコンバータ
の低圧出力端子に向けて過電流が流れてしまう。
よって制御されるものであるが、たとえばこの制御器に
おいて、短絡状態、あるいはそれに近い状態が発生した
ときには、この制御器を接続したＤＣ／ＤＣコンバータ
の低圧出力端子に向けて過電流が流れてしまう。
【０００５】そして、その結果として、ＤＣ／ＤＣコン
バータが損傷してしまう恐れがある。
バータが損傷してしまう恐れがある。
【０００６】そこで本発明は、過電流によるＤＣ／ＤＣ
コンバータの損傷を防止することを目的とするものであ
る。
コンバータの損傷を防止することを目的とするものであ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、ＤＣ／ＤＣコンバータとして入力端
子と高圧出力端子間に昇圧部を有する構成とし、この昇
圧部と低圧出力端子間に通電スイッチング素子を介在さ
せ、この通電スイッチング素子の制御端子には、初期通
電スイッチング素子と通常通電スイッチング素子を並列
接続し、前記初期通電スイッチング素子の制御端子は、
タイマー素子を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入力端子
に接続し、前記低圧出力端子は昇圧部の昇圧スイッチン
グ素子の制御端子に接続した構成としたものである。
るために本発明は、ＤＣ／ＤＣコンバータとして入力端
子と高圧出力端子間に昇圧部を有する構成とし、この昇
圧部と低圧出力端子間に通電スイッチング素子を介在さ
せ、この通電スイッチング素子の制御端子には、初期通
電スイッチング素子と通常通電スイッチング素子を並列
接続し、前記初期通電スイッチング素子の制御端子は、
タイマー素子を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入力端子
に接続し、前記低圧出力端子は昇圧部の昇圧スイッチン
グ素子の制御端子に接続した構成としたものである。
【０００８】すなわち、以上のような構成とした場合、
たとえば制御器において短絡が生じてしまった場合に
は、ＤＣ／ＤＣコンバータの低圧出力端子の電圧が低下
することにより、この低圧出力端子に接続した昇圧スイ
ッチング素子の動作が停止し、これによってＤＣ／ＤＣ
コンバータの動作を停止させることが出来るので、その
損傷を防止することが出来る。
たとえば制御器において短絡が生じてしまった場合に
は、ＤＣ／ＤＣコンバータの低圧出力端子の電圧が低下
することにより、この低圧出力端子に接続した昇圧スイ
ッチング素子の動作が停止し、これによってＤＣ／ＤＣ
コンバータの動作を停止させることが出来るので、その
損傷を防止することが出来る。
【０００９】また、制御器において短絡には至っていな
いがそれよりも大きな過電流が流れてしまった場合に
は、通常スイッチング素子部分でそれを検出し、これに
よって通電スイッチング素子の動作を止めることで低圧
出力端子の圧電を低下させ、これによって昇圧スイッチ
ング素子を停止させて同じくＤＣ／ＤＣコンバータの動
作を停止させることで損傷を防止することが出来るよう
になるものである。
いがそれよりも大きな過電流が流れてしまった場合に
は、通常スイッチング素子部分でそれを検出し、これに
よって通電スイッチング素子の動作を止めることで低圧
出力端子の圧電を低下させ、これによって昇圧スイッチ
ング素子を停止させて同じくＤＣ／ＤＣコンバータの動
作を停止させることで損傷を防止することが出来るよう
になるものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、入力端子及び高圧出力端子、低圧出力端子を有する
ＤＣ／ＤＣコンバータと、このＤＣ／ＤＣコンバータの
高圧出力端子に接続された負荷と、前記ＤＣ／ＤＣコン
バータの低圧出力端子に接続された前記負荷の制御を行
うための制御器とを備え、前記ＤＣ／ＤＣコンバータ
は、入力端子と高圧、低圧出力端子間に昇圧部を有し、
この昇圧部と低圧出力端子間に通電スイッチング素子を
介在させ、この通電スイッチング素子の制御端子には、
初期通電スイッチング素子と通常通電スイッチング素子
を並列接続し、前記初期通電スイッチング素子の制御端
子は、タイマー素子を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入
力端子に接続し、前記低圧出力端子は、昇圧部の昇圧ス
イッチング素子の制御端子と接続した電子機器であっ
て、過電流によるＤＣ／ＤＣコンバータの損傷を防止す
ることが出来るものである。
は、入力端子及び高圧出力端子、低圧出力端子を有する
ＤＣ／ＤＣコンバータと、このＤＣ／ＤＣコンバータの
高圧出力端子に接続された負荷と、前記ＤＣ／ＤＣコン
バータの低圧出力端子に接続された前記負荷の制御を行
うための制御器とを備え、前記ＤＣ／ＤＣコンバータ
は、入力端子と高圧、低圧出力端子間に昇圧部を有し、
この昇圧部と低圧出力端子間に通電スイッチング素子を
介在させ、この通電スイッチング素子の制御端子には、
初期通電スイッチング素子と通常通電スイッチング素子
を並列接続し、前記初期通電スイッチング素子の制御端
子は、タイマー素子を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入
力端子に接続し、前記低圧出力端子は、昇圧部の昇圧ス
イッチング素子の制御端子と接続した電子機器であっ
て、過電流によるＤＣ／ＤＣコンバータの損傷を防止す
ることが出来るものである。
【００１１】すなわち、たとえば制御器が短絡あるいは
それに近い状態になった場合には低圧出力端子を介して
過電流が流れることになるが、その過電流が流れること
により、低圧出力端子の電圧が低下することを利用して
昇圧部に接続された昇圧スイッチング素子の動作を停止
させてＤＣ／ＤＣコンバータの動作を停止させることが
出来るので、その損傷を防止出来るものである。
それに近い状態になった場合には低圧出力端子を介して
過電流が流れることになるが、その過電流が流れること
により、低圧出力端子の電圧が低下することを利用して
昇圧部に接続された昇圧スイッチング素子の動作を停止
させてＤＣ／ＤＣコンバータの動作を停止させることが
出来るので、その損傷を防止出来るものである。
【００１２】次に本発明の請求項２に記載の発明は、タ
イマー素子をコンデンサで構成した請求項１に記載の電
子機器であって、タイマー素子をコンデンサで構成する
ことにより、回路として極めて簡易なタイマー回路を構
成することが出来る。
イマー素子をコンデンサで構成した請求項１に記載の電
子機器であって、タイマー素子をコンデンサで構成する
ことにより、回路として極めて簡易なタイマー回路を構
成することが出来る。
【００１３】次に本発明の請求項３に記載の発明は、初
期通電スイッチング素子はタイマー素子と入力検知回路
を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入力端子に接続した請
求項１に記載の電子機器であって、初期通電スイッチン
グ素子をタイマー素子と入力検知回路を介してＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータの入力端子に接続することにより、まず入
力検知回路によってＤＣ／ＤＣコンバータの入力端子に
所定電圧が供給された状態になって初めてタイマー素子
が稼働し、このタイマー素子によるタイムアップまでの
間は初期通電スイッチング素子が動作をし、これによっ
て通電スイッチング素子を閉成状態とすることが出来
る。
期通電スイッチング素子はタイマー素子と入力検知回路
を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入力端子に接続した請
求項１に記載の電子機器であって、初期通電スイッチン
グ素子をタイマー素子と入力検知回路を介してＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータの入力端子に接続することにより、まず入
力検知回路によってＤＣ／ＤＣコンバータの入力端子に
所定電圧が供給された状態になって初めてタイマー素子
が稼働し、このタイマー素子によるタイムアップまでの
間は初期通電スイッチング素子が動作をし、これによっ
て通電スイッチング素子を閉成状態とすることが出来
る。
【００１４】次に本発明の請求項４に記載の発明は、低
圧出力端子と昇圧スイッチング素子の制御端子間にコン
デンサと抵抗の並列接続体を介在させた請求項１に記載
の電子機器であって、このように低圧出力端子と昇圧ス
イッチング素子の制御端子間にコンデンサと抵抗の並列
接続体を介在させることにより、閉成状態の場合は抵抗
により昇圧スイッチング素子に電源を供給し、出力側の
負荷急変時に昇圧スイッチング素子にコンデンサから電
源を供給し、一時的に昇圧スイッチング素子の供給電力
を向上させて、出力側の出力電圧変動を抑えることが出
来る。
圧出力端子と昇圧スイッチング素子の制御端子間にコン
デンサと抵抗の並列接続体を介在させた請求項１に記載
の電子機器であって、このように低圧出力端子と昇圧ス
イッチング素子の制御端子間にコンデンサと抵抗の並列
接続体を介在させることにより、閉成状態の場合は抵抗
により昇圧スイッチング素子に電源を供給し、出力側の
負荷急変時に昇圧スイッチング素子にコンデンサから電
源を供給し、一時的に昇圧スイッチング素子の供給電力
を向上させて、出力側の出力電圧変動を抑えることが出
来る。
【００１５】以下、本発明の一実施形態を添付図面にし
たがって説明する。
たがって説明する。
【００１６】図２において１はＤＣ／ＤＣコンバータ
で、このＤＣ／ＤＣコンバータ１には入力端子２と高圧
出力端子３及び低圧出力端子４が設けられている。この
ＤＣ／ＤＣコンバータの高圧出力端子３にはスイッチン
グ素子５を介して負荷となる液晶パネル６が接続されて
いる。
で、このＤＣ／ＤＣコンバータ１には入力端子２と高圧
出力端子３及び低圧出力端子４が設けられている。この
ＤＣ／ＤＣコンバータの高圧出力端子３にはスイッチン
グ素子５を介して負荷となる液晶パネル６が接続されて
いる。
【００１７】また、低圧出力端子４には、制御器７が接
続されている。
続されている。
【００１８】この制御器７は液晶パネル６の制御を行う
だけでなく、この液晶パネル６への通電を制御するスイ
ッチング素子５の制御も行うものである。
だけでなく、この液晶パネル６への通電を制御するスイ
ッチング素子５の制御も行うものである。
【００１９】図１はＤＣ／ＤＣコンバータ１の具体的な
回路を示したものである。
回路を示したものである。
【００２０】すなわち、入力端子２には昇圧部８が接続
され、この昇圧部８に高圧出力端子３及び低圧出力端子
４が接続されている。
され、この昇圧部８に高圧出力端子３及び低圧出力端子
４が接続されている。
【００２１】具体的に説明すると、昇圧部８はチョーク
コイル９とトランス１０によって構成され、トランス１
０の１次巻き線１０ａがチョークコイル９と並列接続さ
れ、また２次巻き線１０ｂがダイオード１１とコンデン
サ１２の平滑回路を介して高圧出力端子３に接続されて
いる。
コイル９とトランス１０によって構成され、トランス１
０の１次巻き線１０ａがチョークコイル９と並列接続さ
れ、また２次巻き線１０ｂがダイオード１１とコンデン
サ１２の平滑回路を介して高圧出力端子３に接続されて
いる。
【００２２】また、１次巻き線１０ａはダイオード１３
とコンデンサ１４の平滑回路を介して低圧出力端子４に
接続されているが、その通電経路の間に通電スイッチン
グ素子１５が介在させられている。
とコンデンサ１４の平滑回路を介して低圧出力端子４に
接続されているが、その通電経路の間に通電スイッチン
グ素子１５が介在させられている。
【００２３】この通電スイッチング素子１５はＦＥＴで
構成されており、そのゲートには抵抗１６を介して初期
通電スイッチング素子１７と通常通電スイッチング素子
１８が並列接続されている。
構成されており、そのゲートには抵抗１６を介して初期
通電スイッチング素子１７と通常通電スイッチング素子
１８が並列接続されている。
【００２４】初期通電スイッチング素子１７は、タイマ
ー素子として用いたコンデンサ１９を介して入力検知回
路出力スイッチ２５に接続されている。
ー素子として用いたコンデンサ１９を介して入力検知回
路出力スイッチ２５に接続されている。
【００２５】この入力検知回路出力スイッチ２５はＦＥ
Ｔで構成されており、そのゲートには抵抗２６を介して
入力検知回路スイッチ２７が接続されている。
Ｔで構成されており、そのゲートには抵抗２６を介して
入力検知回路スイッチ２７が接続されている。
【００２６】この入力検知回路スイッチ２７はＦＥＴで
構成されており、そのゲートには抵抗２８と２９の接続
点に接続された状態になっており、抵抗２８を介してツ
ェナーダイオード３０のアノードに接続され、ツェナー
ダイオード３０のカソードは入力端子２に接続されてい
る。
構成されており、そのゲートには抵抗２８と２９の接続
点に接続された状態になっており、抵抗２８を介してツ
ェナーダイオード３０のアノードに接続され、ツェナー
ダイオード３０のカソードは入力端子２に接続されてい
る。
【００２７】また、通常通電スイッチング素子１８はそ
の制御端子が抵抗２３と２４の接続点に接続された状態
になっている。
の制御端子が抵抗２３と２４の接続点に接続された状態
になっている。
【００２８】また、低圧出力端子４は、抵抗２１とコン
デンサ２２の並列接続体を介して昇圧スイッチング素子
２０に接続されている。
デンサ２２の並列接続体を介して昇圧スイッチング素子
２０に接続されている。
【００２９】また、３１，３２，３３，３４は抵抗で、
３５，３６がコンデンサ、３７がツェナーダイオード
で、３８がトランジスタである。
３５，３６がコンデンサ、３７がツェナーダイオード
で、３８がトランジスタである。
【００３０】上記構成において、制御器７は、液晶パネ
ル６の動作及び、その通電制御用のスイッチング素子５
の開閉を行うために極めて重要なものであり、この制御
器７が故障した場合にはその動作に対する信頼性が損な
われることになる。
ル６の動作及び、その通電制御用のスイッチング素子５
の開閉を行うために極めて重要なものであり、この制御
器７が故障した場合にはその動作に対する信頼性が損な
われることになる。
【００３１】たとえばこの制御器７において短絡が生じ
た場合には、低圧出力端子４の電圧が急激に低下するこ
とにより、抵抗２１とコンデンサ２２の並列体を介して
昇圧スイッチング素子２０の動作を停止させ、これによ
って昇圧部８の動作を停止させることが出来る。
た場合には、低圧出力端子４の電圧が急激に低下するこ
とにより、抵抗２１とコンデンサ２２の並列体を介して
昇圧スイッチング素子２０の動作を停止させ、これによ
って昇圧部８の動作を停止させることが出来る。
【００３２】よってＤＣ／ＤＣコンバータ１の損傷が起
きない。
きない。
【００３３】また、そのように短絡が生じない状態があ
ったとしても、そのように電流が流れた場合、昇圧スイ
ッチング素子２０に供給している電流を抵抗２１で制御
しているため、出力側にある一定以上の電力が供給され
なくなり、出力電圧が低下する。
ったとしても、そのように電流が流れた場合、昇圧スイ
ッチング素子２０に供給している電流を抵抗２１で制御
しているため、出力側にある一定以上の電力が供給され
なくなり、出力電圧が低下する。
【００３４】出力電圧が低下することによって、通常通
電スイッチング素子１８の動作をオフし、通常スイッチ
ング素子１５を停止させる。
電スイッチング素子１８の動作をオフし、通常スイッチ
ング素子１５を停止させる。
【００３５】次に、通常動作について説明する。
【００３６】入力端子２に所定の電圧が供給されて初め
て入力検知出力スイッチ２５が動作し、タイマー素子１
９のコンデンサに電圧が供給される。
て入力検知出力スイッチ２５が動作し、タイマー素子１
９のコンデンサに電圧が供給される。
【００３７】タイマー素子１９のコンデンサに電圧が供
給され、タイマー素子１９のコンデンサに電圧が充電さ
れるまで通常スイッチング素子１５を動作させ通常動作
を行う。
給され、タイマー素子１９のコンデンサに電圧が充電さ
れるまで通常スイッチング素子１５を動作させ通常動作
を行う。
【００３８】それ以降は、出力側に短絡等の状態が起こ
っても、低圧出力端子４の電圧が低下するため、通常通
電スイッチング素子１８が停止して通常スイッチング素
子１５を停止させるので、損傷してしまうことはなくな
るものである。
っても、低圧出力端子４の電圧が低下するため、通常通
電スイッチング素子１８が停止して通常スイッチング素
子１５を停止させるので、損傷してしまうことはなくな
るものである。
【００３９】
【発明の効果】以上のように本発明は、負荷側の制御器
において短絡が生じてしまった場合には、ＤＣ／ＤＣコ
ンバータの低圧出力端子の電圧が低下することにより、
この低圧出力端子に接続した昇圧スイッチング素子の動
作が停止し、これによってＤＣ／ＤＣコンバータの動作
を停止させることが出来るので、その損傷を防止するこ
とが出来る。
において短絡が生じてしまった場合には、ＤＣ／ＤＣコ
ンバータの低圧出力端子の電圧が低下することにより、
この低圧出力端子に接続した昇圧スイッチング素子の動
作が停止し、これによってＤＣ／ＤＣコンバータの動作
を停止させることが出来るので、その損傷を防止するこ
とが出来る。
【００４０】また、制御器において短絡には至っていな
いがそれよりも大きな過電流が流れてしまった場合に
は、通常スイッチング素子部分でそれを検出し、これに
よって通電スイッチング素子の動作を止めることで低圧
出力端子の電圧を低下させ、これによって昇圧スイッチ
ング素子を停止させて同じくＤＣ／ＤＣコンバータの動
作を停止させることで損傷を防止することが出来るよう
になるものである。
いがそれよりも大きな過電流が流れてしまった場合に
は、通常スイッチング素子部分でそれを検出し、これに
よって通電スイッチング素子の動作を止めることで低圧
出力端子の電圧を低下させ、これによって昇圧スイッチ
ング素子を停止させて同じくＤＣ／ＤＣコンバータの動
作を停止させることで損傷を防止することが出来るよう
になるものである。
【図１】本発明の一実施形態のＤＣ／ＤＣコンバータ部
の回路図
の回路図
【図２】本発明の一実施形態のブロック図
１ ＤＣ／ＤＣコンバータ ２ 入力端子 ３ 高圧出力端子 ４ 低圧出力端子 ５ スイッチング素子 ６ 液晶パネル ７ 制御器 ８ 昇圧部 ９ チョークコイル １０ トランス １０ａ トランスの１次巻き線 １０ｂ トランスの２次巻き線 １１ ダイオード １２ コンデンサ １３ ダイオード １４ コンデンサ １５ 通電スイッチング素子 １６ 抵抗 １７ 初期通電スイッチング素子 １８ 通常通電スイッチング素子 １９ コンデンサ ２０ 昇圧スイッチング素子 ２１ 抵抗 ２２ コンデンサ ２３ 抵抗 ２４ 抵抗 ２５ 入力検知回路出力スイッチ ２６ 抵抗 ２７ 入力検知回路スイッチ ２８ 抵抗 ２９ 抵抗 ３０ ツェナーダイオード ３１ 抵抗 ３２ 抵抗 ３３ 抵抗 ３４ 抵抗 ３５ コンデンサ ３６ コンデンサ ３７ ツェナーダイオード ３８ トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 敏雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5G053 AA01 AA02 BA04 CA02 EB02 EC03 5H730 AA20 AS04 BB43 BB52 DD02 EE07 EE59 EE61 FD01 XC14 XX03 XX15 XX23 XX33 XX42
Claims (4)
- 【請求項１】 入力端子及び高圧出力端子、低圧出力端
子を有するＤＣ／ＤＣコンバータと、このＤＣ／ＤＣコ
ンバータの高圧出力に接続された負荷と、前記ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータの低圧出力端子に接続された前記負荷の制
御を行う為の制御器とを備え、前記ＤＣ／ＤＣコンバー
タは、入力端子と高圧、低圧出力端子間に昇圧部を有
し、この昇圧部と低圧出力端子間に通電スイッチング素
子を介在させ、この通電スイッチング素子の制御端子に
は初期通電スイッチング素子と通常通電スイッチング素
子を並列接続し、前記初期通電スイッチング素子の制御
端子はタイマー素子を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入
力端子に接続し、前記低圧出力端子は、昇圧部の昇圧ス
イッチング素子の制御端子と接続した電子機器。 - 【請求項２】 タイマー素子をコンデンサで構成した請
求項１に記載の電子機器。 - 【請求項３】 初期通電スイッチング素子はタイマー素
子と入力検知回路を介してＤＣ／ＤＣコンバータの入力
端子に接続した請求項１に記載の電子機器。 - 【請求項４】 低圧出力端子と昇圧スイッチング素子の
制御端子間にコンデンサと抵抗の並列接続体を介在させ
た請求項１に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001014151A JP2002218747A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001014151A JP2002218747A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002218747A true JP2002218747A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18880886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001014151A Pending JP2002218747A (ja) | 2001-01-23 | 2001-01-23 | 電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002218747A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100707615B1 (ko) | 2006-03-21 | 2007-04-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 유기 전계발광 표시장치의 직류-직류 컨버터 |
| JP2009017616A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Fujitsu Ten Ltd | 電源保護装置及び電子制御装置 |
-
2001
- 2001-01-23 JP JP2001014151A patent/JP2002218747A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100707615B1 (ko) | 2006-03-21 | 2007-04-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 유기 전계발광 표시장치의 직류-직류 컨버터 |
| JP2009017616A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Fujitsu Ten Ltd | 電源保護装置及び電子制御装置 |
| JP4621231B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2011-01-26 | 富士通テン株式会社 | 電源保護装置及び電子制御装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7369391B2 (en) | Drive circuit of direct-current voltage-driven magnetic contactor and power converter | |
| JP2005158870A (ja) | 負荷制御装置 | |
| JPH077807A (ja) | 電動車制御装置 | |
| JP2002218747A (ja) | 電子機器 | |
| JP2865085B2 (ja) | 突入電流防止回路 | |
| JPH0723570A (ja) | Ｓｉｔ起動回路 | |
| JP2002325452A (ja) | 電源装置 | |
| JPS6264256A (ja) | リレ−駆動回路 | |
| JPH06284571A (ja) | 突入電流防止回路 | |
| JP3945170B2 (ja) | 電源装置 | |
| KR0126841Y1 (ko) | 입력전압 안정화 회로 | |
| JPH10337017A (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP2002158573A (ja) | 負荷駆動装置及び負荷回路の駆動方法 | |
| JP2994380B1 (ja) | 直流電源回路 | |
| JP2001045752A (ja) | 電源装置 | |
| JPH1169786A (ja) | 昇圧型ｄｃ−ｄｃコンバータ | |
| JP2002136113A (ja) | 電源装置とそれを用いた電子機器 | |
| JP3188414B2 (ja) | 電源装置 | |
| JP2003102170A (ja) | スイッチング電源 | |
| KR20140073800A (ko) | 전자식 릴레이용 회로 | |
| JP3400442B2 (ja) | スイッチング電源 | |
| JP2002202336A (ja) | 保護制御装置 | |
| JPH0615474Y2 (ja) | スイッチング・レギュレータの保護回路 | |
| JP3195694B2 (ja) | マグネトロン駆動制御回路 | |
| JPH08339892A (ja) | 放電灯点灯装置 |