JP3945170B2 - 電源装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器に用いられる電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種電源装置は図9に示すような構成になっていた。図9において1は入力端子で、この入力端子1と出力端子14の間には入力端子1側から順に整流回路3、突入電流防止回路4、昇圧回路5、コンバータ回路10、トランス11が設けられている。前記昇圧回路5は、突入電流防止回路4からトランス11に向けて順に設けたチョークコイル6、整流素子7、および整流素子7の前後に並列に設けたスイッチング素子8とコンデンサ9とから構成されている。
【0003】
また、前記トランス11のバイアス巻線11cには整流素子18を介してコンデンサ17が接続され、さらにコンデンサ17にコンバータ回路10を制御するための第1の制御回路16および前記昇圧回路5を制御するための第2の制御回路15が接続されている。
【0004】
このような状態においてスイッチ2をオンすると整流回路3で全波整流されたものが突入電流防止回路4の抵抗4aを介して昇圧回路5で昇圧され、その電圧をコンバータ回路10を介してトランス11の1次巻線11aに供給し、その結果としてトランス11の2次巻線11bには降圧した電圧が発生して、これは整流素子12を介してコンデンサ13で平滑され、出力端子14には所定の出力電圧が出力されるようになっていた。
【0005】
そして、このようにトランス11の1次巻線11aに電圧が発生したときにはバイアス巻線11dにも電圧が発生し、突入電流防止回路4の抵抗4aに並列接続したスイッチング素子4bがオンになり、以後はこちらの方に電流が流れて前記の電圧変換が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来においてコンバータ回路10が動作中にスイッチ2をオフして、直ちにそれを再びオン状態にすると昇圧回路5のスイッチング素子8が損傷してしまうという課題があった。すなわちスイッチ2を一旦オフした状態においても、コンバータ回路10の前段であるコンデンサ9の電荷によりコンバータ回路10は動作しており、バイアス巻線11dにも電圧が発生しているため突入電流防止回路4ではスイッチング素子4bが選択されている。この状態において再びスイッチ2をオンした場合、この経路を介してスイッチング素子8に大電流が流れ込み損傷してしまうといった問題があった。そこで本発明は昇圧回路5のスイッチング素子8の損傷を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そしてその目的を達成するために本発明は前記バイアス巻線にスイッチング素子の保護回路を接続した構成とし、前記保護回路は、入力端子と突入電流防止回路間と、接地間との間に直列接続した第1、第2の抵抗と、これらの第1、第2の抵抗間にその制御端子が接続された第2のスイッチング素子と、この第2のスイッチング素子の制御端子と接地間に設けた第2のコンデンサと、前記第2のスイッチング素子の入力端子にその制御端子が接続されるとともにその入力端子が前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続された第3のスイッチング素子とを有し、前記第3のスイッチング素子の出力端子と前記第2のスイッチング素子の出力端子とを同電位とし、前記第2のスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記第3のスイッチング素子をオン状態とし、この第3のスイッチング素子をオン状態とすることによって昇圧回路のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させてオフ状態とする構成としたものである。すなわちバイアス巻線に電圧が発生している状態において再びスイッチがオンされると、スイッチング素子が損傷してしまうため、バイアス巻線に電圧が発生しているときには保護回路により一時的にスイッチング素子をオフさせるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1の実施形態を添付図面に従って説明する。なお本第1の実施形態は図1に示すような構成となっており、従来例と同一部分については同一番号を付してその説明を簡略化する。すなわち本第1の実施形態において特徴となるのは図1に示すようにバイアス巻線11cに保護回路19を接続したことである。
【0009】
この保護回路19は整流回路3とチョークコイル6の間からバイアス巻線11cの接地側に直列に接続された抵抗24と抵抗25と、その抵抗25に並列に接続されたコンデンサ23と、バイアス巻線11cに並列接続された抵抗22、トランジスタ21の直列体と、スイッチング素子8にそのコレクタが接続されたトランジスタ20とにより構成されている。なお、トランジスタ20のベースはトランジスタ21のコレクタと抵抗22の接続点に接続され、またトランジスタ20のエミッタは接地側に接続されている。さらにトランジスタ21のベースは抵抗24と抵抗25との接続点に接続され、またそのエミッタは接地側に接続されている。
【0010】
コンバータ回路10が動作しバイアス巻線11cに電圧が発生しているときには、この保護回路19は入力電圧を監視しているため抵抗24と抵抗25の分割比によりトランジスタ21はオン状態になり、トランジスタ20はオフしている。このときは第2の制御回路15によって昇圧回路5は動作している。
【0011】
スイッチ2をオフした場合には、入力電圧がなくなるためコンデンサ23の電荷は抵抗25を介して放電し、この結果としてトランジスタ21はオフする。一方、この様にスイッチ2をオフしてもコンデンサ9の電荷が残存している間はトランス11には電圧が発生している。この時にはバイアス巻線11cにも電圧が発生し、その電圧によりトランジスタ20はオンし、スイッチング素子8をオフ状態にさせるため昇圧回路5は停止する。この状態はコンバータ回路10が停止しバイアス巻線11cに電圧がなくなり、トランジスタ20がオフするまで継続する。そしてこの様にコンバータ回路10が停止しバイアス巻線11cの電圧がなくなるということは、バイアス巻線11dの電圧もなくなり突入電流防止回路4のスイッチング素子4bが抵抗4aに切り替わるまで昇圧回路5が停止するということである。
【0012】
またバイアス巻線11cの電圧がなくなる前、つまりスイッチ2をオフした後に直ちにオンした場合でも、次の理由によりスイッチング素子8が損傷してしまうことはない。すなわち、トランジスタ21のベースにはコンデンサ23が接続されており、このコンデンサ23の電荷は上記スイッチ2のオフにより直ちに抵抗25を介して放電され、よってトランジスタ21は直ちにオフとなる。そしてこの状態から上記のごとくスイッチ2を直ちにオンにしてもコンデンサ23の充電経路に抵抗24が介在することにより直ちには所定値まで充電されず、よってトランジスタ21はオンできず、その結果として例えバイアス巻線11cの電圧によりトランジスタ20がオンしていてもこのトランジスタ20をオフしてスイッチング素子8をオンにすることはできない。
【0013】
したがって、この様にスイッチ2を直ちにオンすることによりスイッチング素子4bを介して流れようとする大電流によりスイッチング素子8が損傷することはない。
【0014】
そしてこのスイッチ2のオン後にコンデンサ23の充電が完了してトランジスタ21がオンし、トランジスタ20がオフする時にはコンデンサ9の電荷が放電され、コンバータ回路10とトランス11が停止し、これによりスイッチング素子4bもオフの状態となっている。
【0015】
このため上述のごとくスイッチ2を直ちにオンした後にトランジスタ20がオフしてスイッチング素子8がオンできる時には必ず抵抗4aを介して電流が流れることとなるので、このスイッチング素子8が損傷することはない。
【0016】
図2は第2の制御回路15の内部構成を示し、15aは電源端子、15bはグランド端子、15cは電圧検出端子、15dは過電流検出端子、15eは出力端子となっている。
【0017】
なおこの図2には図示していないが電源端子15aからの供給電圧は基準電圧回路15f、過電流検出回路15g、PWM回路15h、比較回路15i、出力回路15j等に供給されるようになっている。
【0018】
そしてこの様な電源供給が行われている状態において図1のコンデンサ9の電圧、つまり昇圧回路5の出力電圧を図2の電圧検出端子15cを介して比較回路15iの比較端子(+)に供給し、基準電圧回路15fを介して基準端子(−)に供給された基準電圧と比較し、これによりPWM回路15hのオンオフデューティー制御を行う。そしてこのPWM回路15hの出力が出力回路15j、出力端子15eを介してスイッチング素子8に供給され、これによりスイッチング素子8のオン、オフ制御、つまり昇圧回路5の出力制御が行われるようになっている。なお出力回路15jのトランジスタ15kは出力端子15eから出力時にオンしてVccを出力端子15eに出力するもので、トランジスタ15lは出力端子15eの出力をオフする時にオンして出力端子15eをグランド端子15bに接続するものである。
【0019】
なお第2の制御回路15の出力端子15eからの出力の有無にかかわらず、上述した保護回路19のトランジスタ20がオンの時にはスイッチング素子8をオンにすることができない。
【0020】
また過電流検出端子15dからの入力によりスイッチング素子8に流れる電流が過電流であると過電流検出回路15gで検出された時にはPWM回路15hを停止するようにしている。
【0021】
なお図1、図2に示したものではトランジスタ20のオン、オフによりスイッチング素子8をオン、オフ制御することで昇圧回路5のオン、オフ制御を行ったが、他にスイッチング素子を設けて昇圧回路5のオン、オフ制御を行っても良い。
【0022】
図3は本発明の第2の実施形態を示し、この第2の実施形態では保護回路19の一部が図1、図2に示すものから変更されている。具体的には、保護回路19は、入力端子1と突入電流防止回路4間と、接地間との間に直列接続した二つの抵抗24,25と、これらの二つの抵抗24,25間にそのベース(制御端子)が接続されたトランジスタ(スイッチング素子)21aと、このトランジスタ21aと接地間に設けたコンデンサ23と、トランジスタ21aによってオン、オフ制御が行われ、前記バイアス巻線11cから第2の制御回路15への通電制御を行うトランジスタ(スイッチング素子)20aとを有する構成とした。
【0023】
つまりスイッチ2がオンして抵抗24を介してコンデンサ23が充電されるとトランジスタ21aはオフとなり、これによりトランジスタ20aはオンして図2にも示した第2の制御回路15の電源端子15aにはバイアス巻線11cから電源供給が行われている。
【0024】
この時スイッチ2をオフすると直ちにコンデンサ23の電荷は抵抗25を介して充電されることになる。
【0025】
このため上記スイッチ2のオフ後直ちにこれをオンした時には、このスイッチ2のオンによりコンデンサ23の充電が行われ、この時にはトランジスタ21aはオンしてトランジスタ20aはオフとなる。
【0026】
このため第2の制御回路15はオフ、スイッチング素子8もオフとなり、このスイッチング素子8が損傷してしまうことはない。
【0027】
図4は本発明の第3の実施形態を示し、この第3の実施形態では保護回路19の一部が図1〜図3に示すものから変更されている。
【0028】
具体的には保護回路19は、入力端子1と突入電流防止回路4間と、接地間との間に直列接続した二つの抵抗24,25と、これら二つの抵抗24,25間にそのベース(制御端子)が接続されたトランジスタ21(スイッチング素子)と、このトランジスタ21のベースと接地間に設けたコンデンサ23と、このトランジスタ21によってオン、オフ制御が行われ、バイアス巻線11cから第2の制御回路15への通電のオン、オフ制御を行うトランジスタ20(スイッチング素子)とを有する構成とした。
【0029】
つまりスイッチ2がオンして抵抗24を介してコンデンサ23が充電されるとトランジスタ21はオンとなり、これによりトランジスタ20はオフして図2にも示した第2の制御回路15の電源端子15aにはバイアス巻線11cから電源供給が行われている。
【0030】
この時スイッチ2をオフすると直ちにコンデンサ23の電荷は抵抗25を介して充電されることになる。
【0031】
このため上記スイッチ2のオフ後直ちにこれをオンした時には、このスイッチ2のオンによりコンデンサ23の充電が行われ、この時にはトランジスタ21はオフしてトランジスタ20はオンとなり、電源端子15aが短絡される。このため第2の制御回路15はオフ、スイッチング素子8もオフとなり、このスイッチング素子8が損傷してしまうことはない。
【0032】
図5、図6は本発明の第4の実施形態を示し、この第4の実施形態では保護回路19と第2の制御回路15の一部が図1、図2に示すものから変更されている。
【0033】
具体的には保護回路19は、入力端子1と突入電流防止回路4間と、接地間との間に直列接続した二つの抵抗24,25と、これら二つの抵抗24,25間にそのベース(制御端子)が接続されたトランジスタ(スイッチング素子)21と、このトランジスタ21のベースと接地間に設けたコンデンサ23とを有し、前記トランジスタ21によって第2の制御回路15内の過電流検出回路15gをオン、オフ制御する構成とした。
【0034】
そしてそのためにトランジスタ21のコレクタを他の過電流検出端子15mに接続した。
【0035】
つまりスイッチ2がオンして抵抗24を介してコンデンサ23が充電されるとトランジスタ21はオンとなり、これにより第2の制御回路15の過電流検出端子15mの入力が低下し、この結果過電流検出回路15gは動作しない。このためこの第2の制御回路15の電源端子15aにはバイアス巻線11cから電源供給が行われている。
【0036】
この時スイッチ2をオフすると直ちにコンデンサ23の電荷は抵抗25を介して充電されることになる。
【0037】
このため上記スイッチ2のオフ後直ちにこれをオンした時には、このスイッチ2のオンによりコンデンサ23の充電が行われ、この時にはトランジスタ21はオフし、過電流検出端子15mの電位が上昇し、過電流検出回路15gが動作する。
【0038】
このためPWM回路15hはオフ、スイッチング素子8もオフとなり、このスイッチング素子8が損傷してしまうことはない。
【0039】
図7、図8は本発明の第5の実施形態を示し、この第5の実施形態では保護回路19と第2の制御回路15の一部が図1、図2に示すものから変更されている。
【0040】
具体的には保護回路19は、入力端子1と突入電流防止回路4間と、接地間との間に直列接続した二つの抵抗24,25と、これら二つの抵抗24,25間にそのゲート(制御端子)が接続されたトランジスタ(スイッチング素子)21と、このトランジスタ21のゲートと接地間に設けたコンデンサ23とを有し、前記トランジスタ21によって第2の制御回路15内のPWM回路15hをオン、オフ制御する構成とした。
【0041】
つまりスイッチ2がオンして抵抗24を介してコンデンサ23が充電されるとトランジスタ21はオンとなり、これにより第2の制御回路15の電源端子15nの入力が低下し、この結果PWM回路15hは動作する。このためこの第2の制御回路15によりスイッチング素子8をオン、オフ制御することができる。
【0042】
この時スイッチ2をオフすると直ちにコンデンサ23の電荷は抵抗25を介して充電されることになる。
【0043】
このため上記スイッチ2のオフ後直ちにこれをオンした時には、このスイッチ2のオンによりコンデンサ23の充電が行われ、この時にはトランジスタ21はオフし、検出端子15nの電位が上昇する。このためPWM回路15hはオフし、スイッチング素子8もオフとなり、このスイッチング素子8が損傷してしまうことはない。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明のように本発明はバイアス巻線にスイッチング素子の保護回路を設け、前記保護回路は、入力端子と突入電流防止回路間と、接地間との間に直列接続した第1、第2の抵抗と、これらの第1、第2の抵抗間にその制御端子が接続された第2のスイッチング素子と、この第2のスイッチング素子の制御端子と接地間に設けた第2のコンデンサと、前記第2のスイッチング素子の入力端子にその制御端子が接続されるとともにその入力端子が前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続された第3のスイッチング素子とを有し、前記第3のスイッチング素子の出力端子と前記第2のスイッチング素子の出力端子とを同電位とし、前記第2のスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記第3のスイッチング素子をオン状態とし、この第3のスイッチング素子をオン状態とすることによって昇圧回路のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させてオフ状態とする構成としたものであるから、突入電流防止回路の状態をコンバータ回路の動作状態から間接的に検知してスイッチング素子の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の回路図
【図2】 同第2の制御回路のブロック図
【図3】 本発明の第2の実施形態の回路図
【図4】 本発明の第3の実施形態の回路図
【図5】 本発明の第4の実施形態の回路図
【図6】 同第2の制御回路のブロック図
【図7】 本発明の第5の実施形態の回路図
【図8】 同第2の制御回路のブロック図
【図9】 従来例の回路図
【符号の説明】
1 入力端子
2 スイッチ
3 整流回路
4 突入電流防止回路
4a,22,24,25 抵抗
4b スイッチング素子
5 昇圧回路
6 チョークコイル
7,12,18 整流素子
8 スイッチング素子
9,13,17,23 コンデンサ
10 コンバータ回路
11 トランス
11a トランスの1次巻線
11b トランスの2次巻線
11c,11d トランスのバイアス巻線
14 出力端子
15 第2の制御回路
16 第1の制御回路
19 保護回路
20,21 トランジスタ
Claims (5)
- 入力端子と出力端子間に入力端子側から順に設けた、突入電流防止回路、昇圧回路、コンバータ回路、トランスと、前記トランスのバイアス巻線に接続した前記コンバータ用の第1の制御回路と、前記バイアス巻線に接続した前記昇圧回路用の第2の制御回路とを備え、前記昇圧回路は前記突入電流防止回路からコンバータ回路に向けて順に設けたチョークコイル、整流素子と、前記整流素子の前後において並列に設けた第1のスイッチング素子および第1のコンデンサとを有し、前記バイアス巻線に前記第1のスイッチング素子の保護回路を接続した構成とし、前記保護回路は、入力端子と突入電流防止回路間と、接地間との間に直列接続した第1、第2の抵抗と、これらの第1、第2の抵抗間にその制御端子が接続された第2のスイッチング素子と、この第2のスイッチング素子の制御端子と接地間に設けた第2のコンデンサと、前記第2のスイッチング素子の入力端子にその制御端子が接続されるとともにその入力端子が前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続された第3のスイッチング素子とを有し、前記第3のスイッチング素子の出力端子と前記第2のスイッチング素子の出力端子とを同電位とし、前記第2のスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記第3のスイッチング素子をオン状態とし、この第3のスイッチング素子をオン状態とすることによって前記第1のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させてオフ状態とする電源装置。
- 入力端子と出力端子間に入力端子側から順に設けた、突入電流防止回路、昇圧回路、コンバータ回路、トランスと、前記トランスのバイアス巻線に接続した前記コンバータ用の第1の制御回路と、前記バイアス巻線に接続した前記昇圧回路用の第2の制御回路とを備え、前記昇圧回路は前記突入電流防止回路からコンバータ回路に向けて順に設けたチョークコイル、整流素子と、前記整流素子の前後において並列に設けた第1のスイッチング素子および第1のコンデンサとを有し、前記バイアス巻線に前記第1のスイッチング素子の保護回路を接続した構成とし、前記保護回路は、入力端子と突入電流防止回路間と、接地間との間に直列接続した第1、第2の抵抗と、これらの第1、第2の抵抗間にその制御端子が接続された第2のスイッチング素子と、この第2のスイッチング素子の制御端子と接地間に設けた第2のコンデンサと、前記第2のスイッチング素子の入力端子にその制御端子が接続されるとともにその入力端子が前記第2のスイッチング素子の入力端子に第3の抵抗を介して接続された第3のスイッチング素子とを有し、前記第3のスイッチング素子の出力端子を前記第2の制御回路の電源端子に接続し、この第2の制御回路の出力端子を前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続し、前記第2のスイッチング素子をオン状態とすることによって前記第3のスイッチング素子をオフ状態とし、この第3のスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記第2の制御回路をオフ状態とし、前記第2の制御回路をオフ状態とすることによって前記第1のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させてオフ状態とする電源装置。
- 入力端子と出力端子間に入力端子側から順に設けた、突入電流防止回路、昇圧回路、コンバータ回路、トランスと、前記トランスのバイアス巻線に接続した前記コンバータ用の第1の制御回路と、前記バイアス巻線に接続した前記昇圧回路用の第2の制御回路とを備え、前記昇圧回路は前記突入電流防止回路からコンバータ回路に向けて順に設けたチョークコイル、整流素子と、前記整流素子の前後において並列に設けた第1のスイッチング素子および第1のコンデンサとを有し、前記バイアス巻線に前記第1のスイッチング素子の保護回路を接続した構成とし、前記保護回路は、入力端子と突入電流防止回路間と、接地間との間に直列接続した第1、第2の抵抗と、これらの第1、第2の抵抗間にその制御端子が接続された第2のスイッチング素子と、この第2のスイッチング素子の制御端子と接地間に設けた第2のコンデンサと、前記第2のスイッチング素子の入力端子にその制御端子が接続されるとともにその入力端子が前記第2のスイッチング素子の入力端子に第3の抵抗を介して接続された第3のスイッチング素子とを有し、前記第2のスイッチング素子の出力端子と前記第3のスイッチング素子の出力端子とを同電位とし、前 記第3のスイッチング素子を前記第2の制御回路の電源端子に接続し、この第2の制御回路の出力端子を前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続し、前記第2のスイッチング素子をオフ状態にすることによって前記第3のスイッチング素子をオン状態とし、この第3のスイッチング素子をオン状態とすることによって前記第2の制御回路をオフ状態とし、この第2の制御回路をオフ状態とすることによって前記第1のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させてオフ状態とする電源装置。
- 入力端子と出力端子間に入力端子側から順に設けた、突入電流防止回路、昇圧回路、コンバータ回路、トランスと、前記トランスのバイアス巻線に接続した前記コンバータ用の第1の制御回路と、前記バイアス巻線に接続した前記昇圧回路用の第2の制御回路とを備え、前記昇圧回路は前記突入電流防止回路からコンバータ回路に向けて順に設けたチョークコイル、整流素子と、前記整流素子の前後において並列に設けた第1のスイッチング素子および第1のコンデンサとを有し、前記バイアス巻線に前記第1のスイッチング素子の保護回路を接続した構成とし、前記保護回路は、入力端子と突入電流防止回路間と、接地間との間に直列接続した第1、第2の抵抗と、これらの第1、第2の抵抗間にその制御端子が接続された第2のスイッチング素子と、この第2のスイッチング素子の制御端子と接地間に設けた第2のコンデンサとを有し、前記第2のスイッチング素子の入力端子を前記第2の制御回路の過電流制御端子に接続し、この第2の制御回路の出力端子を前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続し、前記第2の制御回路内には過電流検出回路を設け、前記第2のスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記過電流検出回路をオン状態とし、この過電流検出回路をオン状態とすることによって前記第1のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させてオフ状態とする電源装置。
- 入力端子と出力端子間に入力端子側から順に設けた、突入電流防止回路、昇圧回路、コンバータ回路、トランスと、前記トランスのバイアス巻線に接続した前記コンバータ用の第1の制御回路と、前記バイアス巻線に接続した前記昇圧回路用の第2の制御回路とを備え、前記昇圧回路は前記突入電流防止回路からコンバータ回路に向けて順に設けたチョークコイル、整流素子と、前記整流素子の前後において並列に設けた第1のスイッチング素子および第1のコンデンサとを有し、前記バイアス巻線に前記第1のスイッチング素子の保護回路を接続した構成とし、前記保護回路は、入力端子と突入電流防止回路間と、接地間との間に直列接続した第1、第2の抵抗と、これらの第1、第2の抵抗間にその制御端子が接続された第2のスイッチング素子と、この第2のスイッチング素子の制御端子と接地間に設けた第2のコンデンサとを有し、前記第2のスイッチング素子入力端子を前記第2の制御回路の電位検出端子に接続し、この第2の制御回路の出力端子を前記第1のスイッチング素子の制御端子に接続し、前記第2の制御回路内にはPWM回路を設け、前記第2のスイッチング素子をオフ状態とすることによって前記PWM回路をオフ状態とし、このPWM回路をオフ状態とすることによって前記第1のスイッチング素子のスイッチング動作を停止させてオフ状態とする電源装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9413324B2 (en) | 2014-06-27 | 2016-08-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
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2001
- 2001-02-08 JP JP2001031953A patent/JP3945170B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9413324B2 (en) | 2014-06-27 | 2016-08-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
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JP2001309658A (ja) | 2001-11-02 |
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