JP2002202336A - 保護制御装置 - Google Patents

保護制御装置

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Publication number
JP2002202336A
JP2002202336A JP2001000663A JP2001000663A JP2002202336A JP 2002202336 A JP2002202336 A JP 2002202336A JP 2001000663 A JP2001000663 A JP 2001000663A JP 2001000663 A JP2001000663 A JP 2001000663A JP 2002202336 A JP2002202336 A JP 2002202336A
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JP
Japan
Prior art keywords
current
input circuit
circuit
photocoupler
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001000663A
Other languages
English (en)
Inventor
Soji Matsuo
壮志 松尾
Shinji Komatsu
親司 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JP2002202336A publication Critical patent/JP2002202336A/ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】保護制御装置の入力回路における無駄な発熱や
電力消費を抑制する。 【解決手段】接点1のオン動作をフォトカプラ3の2次
側電流として取り出す入力回路2において、接点1とフ
ォトカプラ3の1次側との間に、フォトカプラ3がオン
動作を感知し、かつ維持するためのコンデンサ4と抵抗
5による並列回路を設けた。コンデンサ4と抵抗5の値
は、接点1のオン動作の初期における最大電流が凡そ3
0mA、整定時における最小電流が凡そ2mAとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は保護制御装置に係
り、特に遮断器と連動する補助スイッチのオン動作を取
り込む入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の保護制御装置の入力回路を
示す。遮断器の補助スイッチ(パレットなど)の外部接
点6が閉じると、電流iinが入力回路7へ流れ込む。入
力回路7はフォトカプラ8で外部と絶縁され、電流iin
が流れることにより、1次側にはiph1、2次側にはi
ph2が流れ、外部接点6の情報は図示していないCPUへ
送られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、入力回路の電流iinは、外部接点6の接点部に付着
した酸化皮膜による接触不良を生じやすい。これを防止
するために、フォトカプラの出力を得る際に必要な最小
限の電流値よりも十分に大きな電流I0を流し、接点の
接触不良を回避している。
【0004】図4に従来の入力回路の特性図を示す。図
示のように、時間t0で接点がONすると、常時一定の電
流I0が流れる。このため、一度、外部接点6がONした
後もI0が流れ続けるので、入力回路2にとって不必要に
大きな電流による熱発生や、消費電力の増大を招いてい
る。
【0005】本発明の目的は、従来技術の問題点を克服
し、低消費電流で確実に接点動作を取り込める入力回
路、及びそれを用いたディジタル保護制御装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、しゃ断器の動
作に連動する補助スイッチの動作を取り込んで、遮断器
の状態を通知する入力回路を備える保護制御装置におい
て、前記入力回路はフォトカプラの2次側電流を出力す
るように構成されるとともに、前記フォトカプラの1次
側と前記補助スイッチの間に、前記補助スイッチのオン
電流がピーク値から時間と共に低下して所定の最小電流
に低下する抑制回路を設けたことを特徴とする。
【0007】この抑制回路には、コンデンサと抵抗によ
る並列回路を設ける。前記コンデンサと抵抗の値は、前
記接点のオン動作の初期における最大電流が凡そ30m
A、整定時における最小電流が凡そ2mA、前記最大電
流から前記最小電流に低下する時間が凡そ20m秒とな
るように定められる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図5は本発明を適用する電力系統の一部を示す。
電力系統に接続されるしゃ断器11に、操作ボックス1
2、LCC(local control cubicle)13を経て、デ
ィジタル保護制御ユニット15を内蔵する保護制御盤1
4が接続されている。しゃ断器11の動作に機械的にリ
ンクする補助スイッチ1は操作ボックス12内にある。
補助スイッチ1の電気的な情報はLCC20を経由し
て、ディジタル保護制御ユニット15の入力回路2に伝
えられる。
【0009】図1は本発明の一実施例による保護制御装
置の入力回路を示す。入力回路2はコンデンサ4と抵抗
5の並列回路と、それに直列に接続されるフォトカプラ
3より構成され、フォトカプラ3の2次側出力がディジ
タル保護制御ユニット15のCPUへ送られる。なお、
操作ボックス12やLCC13は、補助スイッチ1の電
気的情報を中継するだけなので省略している。しゃ断器
11に連動して補助スイッチ1がONすると、フォトカ
プラ3の2次側に電流iph2が流れて、しゃ断器11の
動作状態がディジタル保護制御ユニット15に伝えられ
る。
【0010】図2に本実施例の入力回路の特性図を示
す。図1の回路で、コンデンサ4に電荷が溜まってない
ものとする。時刻t0で補助スイッチ1が閉じると、電
流iinが入力回路2に流れ込む際に、まず過渡的にコン
デンサ4を通ってフォトカプラ3に流れる。このとき、
30mA程度の大きな電流I0が流れ、補助スイッチ1
の接点部の酸化皮膜が破壊されるので、接点は確実に導
通する。
【0011】その後、コンデンサ4に電荷が溜まると、
電流iinはコンデンサ4に流れなくなり、抵抗5を流れ
るようになる。この過程で、図2のようにT秒(約20
m秒)で電流は約2mAに低下するが、フォトカプラ3
の検知可能な最小限の電流を維持している。なお、コン
デンサ4、抵抗5の回路定数はフォトカプラ3の仕様に
応じて適宜、決定される。
【0012】図6に他の実施例による入力回路を示す。
入力回路2内に含まれる抵抗分21及びリアクタンス分
22が無視できない場合の回路構成である。コンデンサ
4、抵抗5の回路定数が図1の場合と多少異なる。
【0013】図7に入力回路の特性図を示す。リアクタ
ンス分22の影響で、波形の立ち上がりが若干遅れ、ピ
ークに丸みが現れる。ピーク値I0及び最小値Imin
が、図1の場合と同様となるように、コンデンサ4及び
抵抗5の値が決定される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、接点部の動作初期には
酸化皮膜を破壊するのに十分な電流を流すとともに、そ
の後はフォトカプラが感知する最小電流近くに低減する
ので、発熱や無駄な消費電力を無くす効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による入力回路の構成図。
【図2】図1の入力回路の電流特性図。
【図3】従来の入力回路の構成図。
【図4】従来の入力回路の電流特性図。
【図5】本発明を適用する電力系統の部分図。
【図6】本発明の他の実施例による入力回路の構成図。
【図7】図6の入力回路の電流特性図。
【符号の説明】
1,6…補助スイッチ、2,7…入力回路、3,8…フ
ォトカプラ、4…コンデンサ、5…抵抗、11…しゃ断
器、12…操作ボックス、13…LCC、14…保護制
御盤、15…ディジタル保護制御ユニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 しゃ断器の動作に連動する補助スイッチ
    の動作を取り込んで、遮断器の状態を通知する入力回路
    を備える保護制御装置において、 前記入力回路はフォトカプラの2次側電流を出力するよ
    うに構成されるとともに、前記フォトカプラの1次側と
    前記補助スイッチの間に、前記補助スイッチのオン電流
    がピーク値から時間と共に低下して所定の最小電流に低
    下する抑制回路を設けたことを特徴とする保護制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記抑制回路とし
    て、コンデンサと抵抗による並列回路を設けたことを特
    徴とする保護制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記コンデンサと抵
    抗の値は、前記補助スイッチのオン動作の初期における
    最大電流が凡そ30mA、整定時における最小電流が凡
    そ2mA、前記最大電流から前記最小電流に低下する時
    間が凡そ20m秒となるように定められることを特徴と
    する保護制御装置。
JP2001000663A 2001-01-05 2001-01-05 保護制御装置 Pending JP2002202336A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233355A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toshiba Corp 保護制御装置
EP1887682A3 (de) * 2006-08-08 2015-07-15 Siemens Aktiengesellschaft Schaltnetzteil mit Transformator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1887682A3 (de) * 2006-08-08 2015-07-15 Siemens Aktiengesellschaft Schaltnetzteil mit Transformator
JP2010233355A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toshiba Corp 保護制御装置

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