JP5277706B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明は、スイッチング電源装置に関する。
周知の通り、スイッチング電源装置は、スイッチング素子を用いて直流電力を交流電力に変換してトランスの一次側に供給し、トランスの二次側に伝達される交流電力を整流・平滑することで所定の直流電力を得る電源装置である。現在までに種々の方式のスイッチング電源装置が提案されているが、代表的なものとしては、トランスの一次側から二次側へのエネルギーの伝達をスイッチング素子がオン状態の時に行うシングルフォワード方式のスイッチング電源装置や、スイッチング素子がオフ状態の時に行うフライバック方式のスイッチング電源装置が挙げられる。
図7は、従来のフライバック方式のスイッチング電源装置の要部構成を示す回路図である。図7に示す通り、従来のスイッチング電源装置100は、トランス101、スイッチング素子102、制御回路部103、起動回路部104、出力部105、及び補助電源部106を備えており、直流電源S100から供給される直流電力を所定の直流電力に変換して出力部105から出力する。
トランス101は、一次巻線101a、二次巻線101b、及び補助電源巻線101cを備えており、一次巻線101aに供給される交流電力を二次巻線101b及び補助電源巻線101cの各々に伝達する。スイッチング素子102は、トランス101の一次巻線101aに接続されており、制御回路部103の制御の下でスイッチング動作を行うことにより、直流電源S100から供給される直流電力をトランス101の一次巻線101aに断続的に供給する。これにより、トランスの一次巻線101aには交流電力が供給されることになる。
制御回路部103はスイッチング素子102のスイッチング動作を制御する回路であり、起動回路部104は制御回路部103を起動させるための抵抗からなる回路である。出力部105は、ダイオード及びコンデンサからなる整流・平滑回路を備えており、トランス101の二次巻線101bに接続されて、二次巻線101bに伝達された交流電力を整流・平滑して外部に出力する。補助電源部106は、ダイオード及びコンデンサからなる整流・平滑回路を備えており、トランス101の補助電源巻線101cに接続されて、補助電源巻線101cに伝達された交流電力を整流・平滑して制御回路部103の電源入力端103aに出力する。
図8は、従来のスイッチング電源装置100の正常時及び障害発生時の動作を説明するタイミングチャートである。スイッチング電源装置100の動作が開始されると、直流電源S100の直流電力が起動回路部104を介して制御回路部103に供給され、制御回路部103の電源入力端103aに現れる電圧Vccが上昇する(時刻t100〜t101)。この電圧Vccが開始電圧V101に達すると、制御回路部103からパルス信号C100が出力されてスイッチング素子102に印加される(時刻t101)。これにより、スイッチング素子102のスイッチング動作が開始されてトランス101の一次巻線101aに交流電力が印加される。トランス101の一次巻線101aに供給された交流電力は二次巻線101bに伝達され、出力部105で整流・平滑されて外部に出力される。
この間、制御回路部103に対しては、直流電源S100から起動回路部104を介して直流電力が供給され続けるものの、制御回路部103の電力消費によって電源入力端103aに現れる電圧Vccは若干低下する。また、トランス101の一次巻線101aに供給された交流電力は補助電源巻線101cにも伝達され、補助電源部106で整流・平滑されて制御回路部103の電源入力端103aに印加される。制御回路部103の電源入力端103aに現れる電圧Vccが図8に示す停止電圧V102に達する前に補助電源部106から電力が供給されれば制御回路部103からのパルス信号の出力が継続され、これによりスイッチング素子102のスイッチング動作も継続される(時刻t101〜t102)。
いま、時刻t102において、出力部105の過負荷(過電流)状態若しくは短絡状態、又はトランス101の二次巻線101bの短絡等の障害が発生したとすると、出力部105の出力電圧の低下とともにトランス101の補助電源巻線101cに現れる電圧も低下し、補助電源部106から制御回路部103に出力される電圧も低下する。これにより、制御回路部103の電源入力端103aに現れる電圧Vccが停止電圧V102以下になると、制御回路部103からのパルス信号C100の出力が停止され、これに伴ってスイッチング素子102のスイッチング動作が停止される(時刻t103)。
ここで、制御回路部103に対しては直流電源S100から起動回路部104を介して常時直流電力が供給されているため、補助電源部106から出力される電圧が低下しても、電源入力端103aに現れる電圧Vccは徐々に上昇する(時刻t103〜t104)。電圧Vccが開始電圧V101まで上昇すると、制御回路部103から再度パルス信号C100が出力されてスイッチング素子102のスイッチング動作が開始される(時刻t104)。
出力部105について障害が発生したままであれば、補助電源部106から制御回路部103に供給される電圧も低下したままである。このため、制御回路部103の電力消費によって、電源入力端103aに現れる電圧Vccが徐々に低下していって停止電圧V102以下になると、パルス信号C100の出力が停止され、スイッチング素子102のスイッチング動作が停止される(時刻t105)。
以下、出力部105で発生した障害が解消されるまで、スイッチング素子102のスイッチング動作の起動及び停止が繰り返される(以下、この動作を「間欠動作」という)。ここで、トランス101の損失量(発熱量)は、スイッチング素子102の動作期間と休止期間との比率によって決定され、休止期間に比べて動作期間が長ければ発熱量が大きくなり、逆に動作期間に比べて休止期間が長ければ発熱量が小さくなる。尚、従来の他のスイッチング電源装置の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開2003−259636号公報
ところで、上述した通り、従来のスイッチング電源装置においては、出力部105に過負荷(過電流)等の障害が発生したときにスイッチング素子102の間欠動作が行われることによって、スイッチング電源装置の過度な発熱が抑えられている。しかしながら、スイッチング素子102の間欠動作が行われても、トランス101に流れる電流が過大になりすぎると、トランス101の鉄損、銅損が増大してトランス101の温度が上昇するという問題がある。
また、出力部105に過負荷(過電流)等の障害が発生したときには、制御回路部103の電源入力端103aに現れる電圧Vccを素早く停止電圧V102以下にしてスイッチング素子102の間欠動作を開始させ、トランス101に入力される交流電力を低く抑える必要がある。しかしながら、制御回路部103の消費電力が小さい場合には、トランス101の補助電源巻線101cに現れるサージ電圧によって整流・平滑回路をなすコンデンサがそのサージ電圧のピーク値で充電されてしまい、電源入力端103aに現れる電圧Vccを停止電圧V102まで低下させることができず、スイッチング素子102の間欠動作が開始されないという問題がある。
上記の2つの問題のうちの前者の問題(トランス101の温度上昇の問題)に対しては、以下の(1)〜(3)に示す対策が考えられる。
(1)トランス材料を耐熱性の高いものにする
(2)起動回路部104をなす抵抗の抵抗値を増大させて、スイッチング素子102のスイッチング動作が休止する休止期間を長くする
(3)トランスの温度を直接又は間接的に検出して、長い休止期間を設ける
また、上記の2つの問題のうちの後者の問題(間欠トランス101の間欠動作が開始されない問題)に対しては、以下の(4)、(5)に示す対策が考えられる。
(4)補助電源部106の整流・平滑回路をなすダイオードと直列に、補助電源巻線101cに発生するサージ電圧を抑制するサージ抑制抵抗106aを設ける
(5)補助電源部106の出力端の間に、補助電源部106から制御回路部103に供給される直流電力の消費を増大させるダミー負荷抵抗107を設ける
しかしながら、上記の(1)〜(3)に示す対策については、それぞれ以下の(1)〜(3)に示す問題がある。
(1)トランス材料を耐熱の高いものにした場合、コスト増大の問題がある
(2)起動回路部104をなす抵抗の抵抗値を増大させた場合、電源投入時の起動時間が長くなりすぎて起動不良との誤解を招く虞がある
(3)トランスの温度を測定するにはサーミスタ回路が必要となり、コスト増大につながるとともにばらつきを考慮した場合の設計保証の難しさがある
また、上記の(4),(5)に示す対策については、以下に示す問題がある。つまり、ダミー負荷抵抗107及びサージ抑制抵抗106aの各々の抵抗値を、障害が発生したときに電源入力端103aに現れる電圧Vccを停止電圧V102まで素早く低下させ得る値に設定すると、無負荷時(正常時)において、ダミー負荷抵抗107及びサージ抑制抵抗106aに流れる電流による電圧降下で電源入力端103aに現れる電圧Vccが停止電圧V102に近い電圧まで低下することがありスイッチング電源装置が誤動作する虞がある。このように、ダミー負荷抵抗107及びサージ抑制抵抗106aの抵抗値に制限があることから、動作期間(例えば、図8の時刻t104〜t105の期間)に対する休止期間(例えば、図8の時刻t103〜t104の期間)の割合を大きくすることもできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、コスト増大、起動時間の増大、及び設計保証の困難性を招くことなく、トランスの温度上昇を抑制することができるスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のスイッチング電源装置は、一次巻線(11a)に供給される電力を二次巻線(11b)及び三次巻線(11c)に伝達するトランス(11)と、直流電力を断続的に前記トランスの一次巻線に供給するスイッチング素子(12)と、当該スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路部(13)と、前記二次巻線に伝達される電力を外部に出力する出力部(15)と、前記三次巻線に伝達される電力を前記制御回路部に供給する補助電源部(16、30)とを備えるスイッチング電源装置(1、2)において、前記出力部の負荷状態に応じて、前記補助電源部の出力端に接続されて前記補助電源部から前記制御回路部に供給される電力を消費する第1抵抗(17、18)と前記補助電源部の内部に設けられて前記三次巻線に発生するサージ電圧を抑制する第2抵抗(16c、31a)との少なくとも一方の抵抗値を動的に変化させる可変制御部(19、32)を備えることを特徴としている。
この発明によると、制御回路部によるスイッチング素子のスイッチング動作の制御によってトランスの一次巻線に直流電力が断続的に供給され、一次巻線に供給された電力が二次巻線及び三次巻線に伝達され、出力部から所定の直流電力が出力されるとともに補助電源部から制御回路部に所定の直流電力が供給される。そして、出力部の負荷状態に応じた可変制御部の制御により、補助電源部の出力端に接続されて補助電源部から制御回路部に供給される電力を消費する第1抵抗と補助電源部の内部に設けられて三次巻線に発生するサージ電圧を抑制する第2抵抗との少なくとも一方の抵抗値が動的に変化される。
また、本発明のスイッチング電源装置は、前記第1抵抗が、前記補助電源部の出力端に並列に接続された複数の抵抗(17、18)からなり、前記可変制御部は、前記出力部の出力電圧を所定の比率で分圧する分圧抵抗(19a、19b)と、当該分圧抵抗で分圧された電圧に応じて、前記複数の抵抗のうちの少なくとも1つの抵抗を開放するスイッチ素子(19c)とを備えることを特徴としている。
また、本発明のスイッチング電源装置は、前記補助電源部が、アノード電極が前記三次巻線の一端に接続されたダイオード(16a)と、当該ダイオードのカソード電極と前記三次巻線の他端との間に接続されたコンデンサ(16b)とからなる整流・平滑回路を備えることを特徴としている。
また、本発明のスイッチング電源装置は、前記第2抵抗が、前記ダイオードのアノード電極と前記三次巻線の一端との間に接続されていることを特徴としている。
また、本発明のスイッチング電源装置は、前記第2抵抗が、前記ダイオードのアノード電極と前記三次巻線の一端との間に接続された複数の抵抗(16c、31a)からなり、前記可変制御部は、前記三次巻線に現れるサージ電圧の検出結果に応じて、前記複数の抵抗のうちの少なくとも1つの抵抗を開放する検出制御回路(32a)を備えることを特徴としている。
また、本発明のスイッチング電源装置は、前記検出制御回路が、ダイオード(41)とコンデンサ(42)とからなる前記三次巻線に並列接続された検出回路と、当該検出回路をなすコンデンサに現れる電圧と所定の比較電圧(Vd)とを比較する比較回路(43)とからなり、当該比較回路の比較結果に応じて前記複数の抵抗のうちの少なくとも1つの抵抗を開放する回路であることを特徴としている。
本発明によれば、出力部の負荷状態に応じて、補助電源部の出力端に接続されて補助電源部から制御回路部に供給される電力を消費する第1抵抗と補助電源部の内部に設けられて三次巻線に発生するサージ電圧を抑制する第2抵抗との少なくとも一方の抵抗値を動的に変化させているため、制御回路部の消費電力が小さい場合であってもスイッチング素子の間欠動作を確実に行わせることができ、これによりトランスの温度上昇を短時間で抑制することができるという効果がある。また、可変制御部は、抵抗、シャントレギュレータ等の汎用的な部品を用いて実現することができるため、コストの大幅な増大や設計保証の困難性を招くこともない。
以下、図面を参照して本発明の実施形態によるスイッチング電源装置について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置の要部構成を示す回路図である。図1に示す通り、本実施形態のスイッチング電源装置1は、トランス11、スイッチング素子12、制御回路部13、起動回路部14、出力部15、補助電源部16、ダミー負荷抵抗17,18(第1抵抗)、可変制御部19、出力電圧検出部20、及びフォトカプラ21を備えており、直流電源S1から供給される直流電力を所定の直流電力に変換して出力部15から出力する。尚、図1に示すスイッチング電源装置1は、フライバック方式のスイッチング電源装置である。
トランス11は、一次巻線11a、二次巻線11b、及び補助電源巻線11c(三次巻線)を備えており、一次巻線11aに供給される電力を二次巻線11b及び補助電源巻線11cの各々に伝達する。尚、一次巻線11a、二次巻線11b、及び補助電源巻線11cの巻数比率は、例えば30:7:4:2である。スイッチング素子12は、トランス11の一次巻線11aの一端に接続されており、制御回路部13の制御の下でスイッチング動作を行うことにより、トランス11の一次巻線11aの他端に接続された直流電源S1からの直流電力をトランス11の一次巻線11aに断続的に供給する。これにより、トランスの一次巻線11aには交流電力が供給されることになる。このスイッチング素子12としては、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)等の電子的な素子を用いることができる。
制御回路部13はスイッチング素子12のスイッチング動作を制御する回路である。具体的には、フォトカプラ21から出力される検出信号に応じたデューティ比を有するパルス幅変調(PWM)されたパルス信号C1を生成してスイッチング素子12に出力することにより、スイッチング素子12のスイッチング動作を制御する。また、制御回路部13は、直流電源S1から起動回路部14を介して供給される直流電力と補助電源部16から供給される直流電力とが入力される電源入力端13aを備えており、この電源入力端13aに現れる電圧Vccが所定の開始電圧V1以上になるとスイッチング素子12に対してパルス信号C1を出力し、開始電圧V1よりも低い電圧に設定された停止電圧V2になるとパルス信号C1の出力を停止する制御を行う。起動回路部14は、制御回路部13を起動させる回路であり、例えば図1に示す通り、抵抗14aからなる回路である。
出力部15は、ダイオード15a及びコンデンサ15bからなる整流・平滑回路を備えており、トランス11の二次巻線11bに接続されて、トランス11の二次巻線11bに伝達された交流電力を整流・平滑して外部に出力する。具体的に、ダイオード15aは、アノード電極が二次巻線11bの一端に接続されるとともにカソード電極が出力部15の一方の出力端に接続されており、コンデンサ15bは、出力部15の出力端の間に接続されている。
補助電源部16は、ダイオード16a及びコンデンサ16bからなる整流・平滑回路と補助電源巻線11cに発生するサージ電圧を抑制するサージ抑制抵抗16cとを備えており、トランス11の補助電源巻線11cに接続されて、補助電源巻線11cに伝達された交流電力を整流・平滑して制御回路部13の電源入力端13aに出力する。具体的に、サージ抑制抵抗16cは、一端が補助電源巻線11cの一端に接続されており、他端がダイオード16aのアノード電極に接続されている。また、コンデンサ16bは、接地されている補助電源巻線11cの他端と、ダイオード16aのカソード電極とに接続されている。即ち、コンデンサ16bは、補助電源部16の出力端の間に接続されている。
ダミー負荷抵抗17は、補助電源部16の出力端の間に接続されており、補助電源部16から制御回路部13に供給される直流電力の消費を増大させる抵抗である。ダミー負荷抵抗18及び可変制御部19は、補助電源部16の出力端の間において直列接続されている。ダミー負荷抵抗18は、ダミー負荷抵抗17と同様に、補助電源部16から制御回路部13に供給される直流電力の消費を増大させる抵抗である。
可変制御部19は、出力部15の負荷状態の検出結果に応じて、補助電源部16の出力端に接続された抵抗(ダミー負荷抵抗17,18からなる抵抗)の抵抗値を動的に変化させる。具体的には、フォトカプラ21から出力される検出信号に応じて、補助電源部16の出力端の間にダミー負荷抵抗18を接続し、又はダミー負荷抵抗18を開放することにより、補助電源部16の出力端に接続されたダミー負荷抵抗17,18の合成抵抗を動的に変化させる。
出力電圧検出部20は、出力部15の出力端の間に現れる出力電圧VOを検出する。これにより、出力部15の負荷状態が検出される。フォトカプラ21は、出力電圧検出部20の検出結果に応じた電圧を有する検出信号を出力する。このフォトカプラ21は、出力電圧検出部20の検出結果が入力される入力端と、検出信号が出力される出力端とを電気的に絶縁するために設けられる。フォトカプラ21から出力される信号は、制御回路部13及び可変制御部19に供給される。
図2は、本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置の具体的な構成例を示す回路図である。尚、図2においては、図1に示した構成と同一の構成には同一の符号を付してある。図2に示す例においては、ダミー負荷抵抗18はダミー負荷抵抗18aから構成されており、可変制御部19は抵抗19a,19b(分圧抵抗)及びシャントレギュレータ19c(スイッチ素子)から構成されている。
可変制御部19の一部をなす抵抗19a,19bは、フォトカプラ21の出力端とグラウンドとの間に接続されており、抵抗19a,19bの抵抗値の比に応じてフォトカプラ21から出力される検出信号を分圧する。シャントレギュレータ19cは、抵抗19a,19bによって分圧された検出信号を入力としており、ダミー負荷抵抗18aと直列接続されて補助電源部16の出力端の間に接続されている。
このシャントレギュレータ19cは、入力電圧が所定の閾値以上の場合には両端の抵抗値が低くなり、逆に入力電圧がその閾値よりも小さな場合には両端の抵抗値が無限大になる。このため、入力電圧が上記の閾値以上の場合には直列接続されたダミー負荷抵抗18aは補助電源部16の出力端の間に接続され、逆に入力電圧がその閾値よりも小さな場合にはダミー負荷抵抗18aは補助電源部16の出力端の間から開放される(補助電源部16の出力端の間から切り離された状態とほぼ等しい状態になる)。
次に、上記構成におけるスイッチング電源装置1の正常時及び障害発生時の動作について説明する。図3は、本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置1の正常時及び障害発生時の動作を説明するタイミングチャートである。まず、スイッチング電源装置1の動作が開始された直後においては、出力部15の出力端に現れる出力電圧VOが零であるため、シャントレギュレータ19cは両端の抵抗値が低い状態であり、ダミー負荷抵抗18は補助電源部16の出力端の間に接続されている。
直流電源S1の直流電力が起動回路部14をなす抵抗14aを介して制御回路部13に供給されると、制御回路部13の電源入力端13aに現れる電圧Vccが上昇する(時刻t0〜t1)。尚、この電圧Vccが上昇する傾きは、抵抗14aと制御回路部13の内部に設けられる不図示の容量成分及びダミー負荷抵抗17,18等とによる時定数によって決定される。
制御回路部13の電源入力端13aに現れる電圧Vccが開始電圧V1に達すると、制御回路部13からパルス信号C1が出力されてスイッチング素子12に印加される(時刻t1)。これにより、スイッチング素子12のスイッチング動作が開始されてトランス11の一次巻線11aに交流電力が印加される。トランス11の一次巻線11aに供給された交流電力は二次巻線11bに伝達され、出力部15で整流・平滑されて外部に出力される。これにより、図3に示す通り、出力部15の出力電圧VOが徐々に上昇する(時刻t1〜t2)。また、トランス11の一次巻線11aに供給された交流電力は補助電源巻線11cにも伝達され、補助電源部16で整流・平滑されて出力される。この時、シャントレギュレータ19cの入力電圧は閾値以上となり、シャントレギュレータ19cの両端の抵抗値は低い状態となり、ダミー負荷抵抗18は補助電源部16の出力端に接続された状態になっている。
この間、制御回路部13に対しては、直流電源S1から起動回路部14をなす抵抗14aを介して直流電力が供給され続けるものの、制御回路部13及びダミー負荷抵抗17,18の電力消費によって電源入力端13aに現れる電圧Vccは若干低下する。出力部15の出力電圧VOの上昇が継続されて出力電圧VOが確定すると、シャントレギュレータ19cの入力電圧が所定の閾値以下になる。すると、シャントレギュレータ19cの両端の抵抗値が無限大になってダミー負荷抵抗18aは補助電源部16の出力端の間から開放される。これにより、補助電源部16の出力端の間にはダミー負荷抵抗17のみが接続された状態になるため、補助電源部16の出力端の間にダミー負荷抵抗17,18の双方が接続されている場合に比べてサージ抑制抵抗16cによる電圧降下は抑制される。
ここで、制御回路部13における電力消費によって電源入力端13aに現れる電圧Vccが停止電圧V2に達する前に、補助電源部16の出力電圧VAが停止電圧V2よりも大きくなれば、スイッチング素子12のスイッチング動作は維持されることになる。これにより、スイッチング電源装置1の動作は停止することなく継続される。
図3に示す通り、時刻t2〜t3の期間は、制御回路部13からスイッチング素子13に対するパルス信号C1の出力が継続され、出力部15の出力電圧VOは一定になる。また、この期間の間は、補助電源部16の出力電圧VA(電源入力端13aに現れる電圧Vcc)も一定になる。つまり、補助電源部16から制御回路部13に対する一定の直流電力の供給が継続される。
いま、時刻t3において、出力部15の過負荷(過電流)状態若しくは短絡状態、又はトランス11の二次巻線11bの短絡等の障害が発生したとすると、出力部15の出力電圧VOが急激に低下する。すると、可変制御部19に設けられたシャントレギュレータ19cの入力電圧が所定の閾値以上になって両端の抵抗値が低い状態になり、ダミー負荷抵抗18が補助電源部16の出力端の間に接続された状態になる。
これにより、補助電源部16の出力端の間にはダミー負荷抵抗17,18の双方が接続された状態になって、補助電源部16の出力端の間における抵抗の値が小さくなる。この結果、サージ抑制抵抗16cに流れる電流が増大してサージ抑制抵抗16cによる電圧降下が増大し、電源入力端13aに現れる電圧Vccが急速に低下することになる。電圧Vccが急速に低下して停止電圧V2以下になると制御回路部13からのパルス信号C1の出力が停止され、これに伴ってスイッチング素子12のスイッチング動作が停止される(時刻t4)。
ここで、制御回路部13に対しては直流電源S1から起動回路部14の抵抗14aを介して常時直流電力が供給されているため、電源入力端13aに現れる電圧Vccは徐々に上昇する(時刻t4〜t5)。電圧Vccが開始電圧V1まで上昇すると、制御回路部13から再度パルス信号C1が出力されてスイッチング素子12のスイッチング動作が開始される(時刻t5)。出力部15について障害が発生したままであれば、出力部15の出力電圧VOは低下したままである。このため、可変制御部19に設けられたシャントレギュレータ19cも両端の抵抗値が低い状態のままであり、補助電源部16の出力端の間における抵抗の値は低い値に維持される。
スイッチング素子12のスイッチング動作が行われている時刻t5〜t6の間は、制御回路部13の電力消費によって電源入力端13aに現れる電圧Vccが徐々に低下する。そして、電圧Vccが停止電圧V2以下になると、パルス信号C1の出力が停止され、スイッチング素子12のスイッチング動作が停止される(時刻t6)。以下、出力部15で発生した障害が解消されるまで、補助電源部16の出力端の間における抵抗の値が低い値に維持され、これによりスイッチング素子12の間欠動作が確実に行われる。
ここで、出力部15における障害発生時に補助電源巻線11cにサージ電圧が発生し、コンデンサ16bがそのサージ電圧のピーク値で充電されたとしても、電源入力端13aに現れる電圧Vccを急速に低下させることができる。これは、補助電源部16の出力端の間における抵抗を低い値に維持してサージ抑制抵抗16cに流れる電流を増大させることにより、サージ抑制抵抗16cでの電圧降下を大きくしているからである。
よって、本実施形態では、出力部15に障害が生じた場合であっても、スイッチング素子12の間欠動作を確実に行わせることができ、スイッチング電源装置1の過度な発熱を防止することができる。ここで、本実施形態では、出力部15の出力電圧VOを出力電圧検出部20で直接検出し、この検出結果に基づいて補助電源部16の出力端に接続された抵抗の値を動的に変化させているため、障害を精度良く検出することができるとともに、過度な加熱を短時間で抑制することができる。
また、可変制御部19の制御によってスイッチング電源装置1の過度な加熱が防止されるため、トランス11の材料の変更が不要であるとともに、サーミスタ回路等を内蔵する必要がない。また、出力電圧検出部20、フォトカプラ21、及び可変制御部19は、汎用的な部品を用いて実現することができる。このため、コストの大幅な増大や設計保証の困難性を招くこともない。
尚、図2に示す構成のスイッチング電源装置1においては、起動時に出力無負荷の場合であっても、出力部15の出力が確定するまでは、負荷電流が大きい時と同様にフォトカプラ21から出力される検出信号が大きな値を示す。このため、可変制御部19に設けられたシャントレギュレータ19cの入力電圧が閾値以上になり、ダミー負荷抵抗18aは補助電源部16の出力端の間に接続された状態になる。すると、ダミー負荷抵抗17,18aを流れる電流が増加して起動不良が生ずる虞がある。
このような起動不良を防止するには、図4に示す対策を施すことができる。図4は、本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置の具体的な構成の変形例を示す回路図である。図4に示すスイッチング電源装置1は、図2に示すスイッチング電源装置1に逆流防止ダイオード22とコンデンサ23とを追加した構成である。逆流防止ダイオード22は、アノード電極がダミー負荷抵抗18aに接続され、カソード電極がダミー負荷抵抗17に接続されるようダミー負荷抵抗17,18aの間に介挿されている。また、コンデンサ23は、ダミー負荷抵抗17と並列接続されている。かかる構成にすることで、起動時のダミー負荷抵抗18の影響を無くすことができる。
〔第2実施形態〕
図5は、本発明の第2実施形態によるスイッチング電源装置の要部構成を示す回路図である。尚、図5においては、図1に示した構成と同一の構成には同一の符号を付してある。図5に示す通り、本実施形態のスイッチング電源装置2は、図1に示す補助電源部16に代えて補助電源部30を備える構成である。
補助電源部30は、図1に示したダイオード16a及びコンデンサ16bからなる整流・平滑回路及びサージ抑制抵抗16c(第2抵抗)に加えて、サージ抑制抵抗切替部31と可変制御部32とを備える。サージ抑制抵抗切替部31は、サージ抑制抵抗31a(第2抵抗)とスイッチ31bとを直列接続した回路を備えており、サージ抑制抵抗16cに対して並列に設けられる。スイッチ31bは、可変制御部32の制御によってオン状態又はオフ状態が切り替えられるスイッチであり、MOSFETやトランジスタ等の電子的スイッチを用いることができる。
可変制御部32は、補助電源巻線11cに現れるサージ電圧の検出結果に応じて、補助電源部30内に設けられた抵抗(サージ抑制抵抗16c,31aからなる抵抗)の抵抗値を動的に変化させる制御を行う。かかる制御のために、可変制御部32は、巻線サージ検出回路32a(検出制御回路)を備える。図6は、補助電源部30の構成例を示す回路図である。図6に示す通り、巻線サージ検出回路32aは、ダイオード41、コンデンサ42、及びコンパレータ43(比較回路)からなる回路である。
ダイオード41とコンデンサ42とが直列された回路(検出回路)は、補助電源巻き線11cに並列に接続されており、補助電源巻線11cに現れるサージ電圧を検出する。コンパレータ43は、ダイオード41とコンデンサ42との接続点に現れる電圧値と外部から入力される所定の比較電圧Vdとを比較し、ダイオード41とコンデンサ42との接続点に現れる電圧値が比較電圧Vdよりも大きければ、サージ抑制抵抗切替部31に設けられたスイッチ31bをオフ状態にする制御信号を出力する。
以上の構成のスイッチング電源装置2において、出力部15に障害が生じていない場合には、図6に示すダイオード41とコンデンサ42との接続点に現れる電圧値が比較電圧Vdよりも小さいため、巻線サージ検出回路32aの制御によってスイッチ31bはオン状態にされる。これにより、補助電源巻線11cの一端とダイオード16aのアノード電極との間においてサージ抑制抵抗16c,31aが並列接続された状態になり抵抗値が低くなる。すると、サージ抑制抵抗16c,31aによる電圧降下が小さくなり、電源入力端13aに現れる電圧Vccの低下を防止することができる。
これに対し、出力部15に障害が生じて補助電源巻線11cにサージ電圧が現れると、このサージ電圧が巻線サージ検出回路32aで検出されてスイッチ31bがオフ状態にされる。これにより、サージ抑制抵抗31aが開放され、補助電源巻線11cの一端とダイオード16aのアノード電極との間にはサージ抑制抵抗16cのみが接続された状態になり、サージ抑制抵抗16c,31aの双方が接続された場合に比べて抵抗値が高くなる。すると、サージ抑制抵抗16cによる電圧降下が大きくなり、電源入力端13aに現れる電圧Vccを急速に低下させることができる。よって、補助電源巻線11cに発生するサージ電圧のピークをサージ抑制抵抗16cで減衰させ、電源入力端13aに現れる電圧Vccを急速に低下させることができる。
以上の通り、本実施形態においても、出力部15に障害が生じた場合であっても、スイッチング素子12の間欠動作を確実に行わせることができ、スイッチング電源装置1の過度な発熱を防止することができる。ここで、本実施形態では、補助電源巻き線11cに現れるサージ電圧を直接検出し、この検出結果に基づいて補助電源部16の内部に設けられた抵抗の値を動的に変化させているため、障害を精度良く検出することができるとともに、過度な加熱を短時間で抑制することができる。
また、可変制御部32の制御によってスイッチング電源装置1の過度な加熱が防止されるため、トランス11の材料の変更が不要であるとともに、サーミスタ回路等を内蔵する必要がない。また、サージ抑制抵抗切替部31及び可変制御部32は、汎用的な部品を用いて実現することができる。このため、コストの大幅な増大や設計保証の困難性を招くこともない。
以上、本発明の実施形態によるスイッチング電源装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記第1,第2実施形態では、出力部15の出力電圧VOの検出結果を用いて制御回路部13がスイッチング素子13のスイッチング動作を制御する例について説明したが、トランス11の一次巻線11aに入力される電力又は二次巻線11bから出力される電力の検出結果を用いて制御を行っても良い。
また、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせて、補助電源部16の出力端に接続された抵抗(ダミー負荷抵抗18,19)の抵抗値と、補助電源部16の内部に設けられた抵抗(サージ抑制抵抗16c,31a)の抵抗値との双方を動的に変化させても良い。また、起動回路部14が抵抗14aで実現されている構成例について説明したが、トランジスタ、MOSFET等のスイッチング素子やダイオード等からなる構成であっても良く、或いはこれらが含まれる構成であっても良い。更に、上記実施形態では、フライバック方式のスイッチング電源装置を例に挙げて説明したが、本発明はフライバック方式のスイッチング電源装置以外に、シングルフォワード方式のスイッチング電源装置、その他の各種の方式のスイッチング電源装置にも適用することができる。
本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置の要部構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置の具体的な構成例を示す回路図である。 本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置1の正常時及び障害発生時の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態によるスイッチング電源装置の具体的な構成の変形例を示す回路図である。 本発明の第2実施形態によるスイッチング電源装置の要部構成を示す回路図である。 補助電源部30の構成例を示す回路図である。 従来のフライバック方式のスイッチング電源装置の要部構成を示す回路図である。 従来のスイッチング電源装置100の正常時及び障害発生時の動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1,2 スイッチング電源装置
11 トランス
11a 一次巻線
11b 二次巻線
11c 補助電源巻線
12 スイッチング素子
13 制御回路部
15 出力部
16 補助電源部
16a ダイオード
16b コンデンサ
16c サージ抑制抵抗
17,18 ダミー負荷抵抗
19 可変制御部
19a,19b 抵抗
19c シャントレギュレータ
31a サージ抑制抵抗
32 可変制御部
32a 巻線サージ検出回路
41 ダイオード
42 コンデンサ
43 コンパレータ

Claims (6)

  1. 一次巻線に供給される電力を二次巻線及び三次巻線に伝達するトランスと、直流電力を断続的に前記トランスの一次巻線に供給するスイッチング素子と、当該スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路部と、前記二次巻線に伝達される電力を外部に出力する出力部と、前記三次巻線に伝達される電力を前記制御回路部に供給する補助電源部とを備えるスイッチング電源装置において、
    前記出力部の負荷状態に応じて、前記補助電源部の出力端に接続されて前記補助電源部から前記制御回路部に供給される電力を消費する第1抵抗と前記補助電源部の内部に設けられて前記三次巻線に発生するサージ電圧を抑制する第2抵抗との少なくとも一方の抵抗値を動的に変化させる可変制御部を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記第1抵抗は、前記補助電源部の出力端に並列に接続された複数の抵抗からなり、
    前記可変制御部は、前記出力部の出力電圧を所定の比率で分圧する分圧抵抗と、当該分圧抵抗で分圧された電圧に応じて、前記複数の抵抗のうちの少なくとも1つの抵抗を開放するスイッチ素子とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記補助電源部は、アノード電極が前記三次巻線の一端に接続されたダイオードと、当該ダイオードのカソード電極と前記三次巻線の他端との間に接続されたコンデンサとからなる整流・平滑回路を備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記第2抵抗は、前記ダイオードのアノード電極と前記三次巻線の一端との間に接続されていることを特徴とする請求項3記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記第2抵抗は、前記ダイオードのアノード電極と前記三次巻線の一端との間に接続された複数の抵抗からなり、
    前記可変制御部は、前記三次巻線に現れるサージ電圧の検出結果に応じて、前記複数の抵抗のうちの少なくとも1つの抵抗を開放する検出制御回路を備える
    ことを特徴とする請求項4記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記検出制御回路は、ダイオードとコンデンサとからなる前記三次巻線に並列接続された検出回路と、当該検出回路をなすコンデンサに現れる電圧と所定の比較電圧とを比較する比較回路とからなり、当該比較回路の比較結果に応じて前記複数の抵抗のうちの少なくとも1つの抵抗を開放する回路であることを特徴とする請求項5記載のスイッチング電源装置。
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