JP3027718B2 - アクティブフィルタ - Google Patents

アクティブフィルタ

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JP3027718B2 JP8195712A JP19571296A JP3027718B2 JP 3027718 B2 JP3027718 B2 JP 3027718B2 JP 8195712 A JP8195712 A JP 8195712A JP 19571296 A JP19571296 A JP 19571296A JP 3027718 B2 JP3027718 B2 JP 3027718B2
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  • Power Conversion In General (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置の力率を
改善するためのアクティブフィルタにおいて、その制御
回路に駆動電力を供給するための回路を保護する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】交流電源ラインから電力供給を受ける電
源装置において、その入力力率を改善するための施策の
一つに、主コンバータ部の入力側にアクティブフィルタ
を接続するという手段がある。このアクティブフィルタ
は、一般にチョッパ型コンバータとして知られる回路構
成を有し、そのスイッチング素子のオン・オフ動作を適
切に制御することで入力電圧と入力電流(平均値)を比
例させ、力率をほぼ1.0まで向上させようとするもの
である。電源装置にアクティブフィルタを設けると、電
源装置内にはアクティブフィルタ用と主コンバータ用の
独立した2つの制御回路が必要になり、当然、各制御回
路に駆動電力の供給を行わなければならない。一般には
各制御回路への駆動電力の供給は、その電圧値の安定化
と損失の低減のために、起動時と通常運転時ではそれぞ
れ別の手段で行われる。
【0003】図2にはアクティブフィルタを備えた従来
の電源装置の回路の一例を示した。図2において、1
a、1bは、例えばダイオードブリッジ整流器を介して
交流電源ラインに接続される入力端子であり、2a、2
bは外部の負荷に接続される出力端子である。入力端子
1aにはチョークコイルL1の一端が接続され、チョー
クコイルL1の他端にはダイオードD1のアノードとN
−MOS FETによるスイッチングトランジスタQ1
のドレインが接続されている。スイッチングトランジス
タQ1のソースは入力端子1bに接続され、ダイオード
D1のカソードは平滑コンデンサC1を介して入力端子
1bに接続されている。スイッチングトランジスタQ1
のゲートにはAF制御回路3のパルス出力端子(PO)
が接続され、このチョークコイルL1、スイッチングト
ランジスタQ1、ダイオードD1、平滑コンデンサC1
及びAF制御回路3によりアクティブフィルタAFの主
要回路が構成されている。
【0004】そしてダイオードD1のカソードにはトラ
ンスTの1次巻線N1の一端が接続され、1次巻線N1
の他端にはN−MOS FETによるスイッチングトラ
ンジスタQ3のドレインが接続されている。スイッチン
グトランジスタQ3のソースは入力端子1bに接続さ
れ、ゲートはCON制御回路4のパルス出力端子(P
O)に接続されている。トランスTの2次巻線N2は、
その一端がダイオードD3のアノードに接続され、他端
が出力端子2bに接続されている。ダイオードD3のカ
ソードはダイオードD4のカソード及びチョークコイル
L2の一端に接続され、チョークコイルL2の他端は出
力端子2aと平滑コンデンサC3の一端に接続されてい
る。ダイオードD4のアノードと平滑コンデンサC3の
他端は出力端子2bに接続されており、このトランス
T、スイッチングトランジスタQ3、ダイオードD3、
D4、チョークコイルL2、平滑コンデンサC3及びC
ON制御回路4により、電源装置の主コンバータ部であ
るDC−DCコンバータCONの主要部が構成されてい
る。
【0005】ここで、トランスTには3次巻線N3が設
けられており、この3次巻線N3の一端はダイオードD
6のアノードに接続され、他端は入力端子1bに接続さ
れている。ダイオードD6のカソードはCON制御回路
4の電源供給端子(VCC)に接続され、ダイオードD6
のカソードと3次巻線N3の他端との間に定電圧ダイオ
ードZ3とコンデンサC4が並列に接続されている。C
ON制御回路4の電源供給端子(VCC)には、さらに抵
抗R3の一端が接続され、抵抗R3の他端は1次巻線N
1の一端(ダイオードD1側)に接続されている。この
ダイオードD6、定電圧ダイオードZ3、コンデンサC
4は、DC−DCコンバータCONの運転時にCON制
御回路4に駆動電力を供給する補助電源回路9を構成
し、一方抵抗R3は、DC−DCコンバータCONの起
動時にCON制御回路4に駆動電力を供給する起動回路
8を構成する。
【0006】また3次巻線N3の一端にはダイオードD
5のアノードが接続され、ダイオードD5のカソードは
AF制御回路3の電源供給端子(VCC)に接続され、ダ
イオードD5のカソードと3次巻線N3の他端との間に
定電圧ダイオードZ1とコンデンサC2が並列に接続さ
れている。AF制御回路3の電源供給端子(VCC)に
は、さらにダイオードD2のカソードが接続され、ダイ
オードD2のアノードはNPN型のトランジスタQ2の
エミッタに接続されている。トランジスタQ2のコレク
タは抵抗R1を介してダイオードD1のカソードに接続
され、そのベースは定電圧ダイオードZ2を介して入力
端子1bに接続され、そのコレクタ、ベース間には抵抗
R2が接続されている。このダイオードD5、定電圧ダ
イオードZ1、コンデンサC2はDC−DCコンバータ
CONの運転時にAF制御回路3へ駆動電力を供給する
補助電源回路7を構成し、抵抗R1、R2、トランジス
タQ2、ダイオードD2及び定電圧ダイオードZ2はア
クティブフィルタAFの起動時にAF制御回路3に駆動
電力を供給する起動回路6を構成する。
【0007】このような構成となっている図2の回路で
は、各制御回路への駆動電力の供給は以下のようにして
行われる。先ず、入力端子1a、1b間に電圧が印加さ
れるとチョークコイルL1、ダイオードD1を介して平
滑コンデンサC1が充電され、その端子間電圧が上昇す
る。すると、起動回路6によるAF制御回路3への駆動
電力の供給が始まり、AF制御回路3はスイッチングト
ランジスタQ1に対して駆動信号を出力し、アクティブ
フィルタAFに動作を開始させる。アクティブフィルタ
AFの動作によって平滑コンデンサC1の端子間電圧が
さらに上昇すると、起動回路8によるCON制御回路4
への駆動電力の供給が始まり、CON制御回路4はスイ
ッチングトランジスタQ3に対して駆動信号を出力し、
DC−DCコンバータCONに動作を開始させる。
【0008】なおここで、アクティブフィルタ側の起動
回路6のトランジスタQ2は、アクティブフィルタAF
の動作によって平滑コンデンサC1の端子間電圧が上昇
してもAF制御回路3の電源供給端子(VCC)に印加さ
れる電圧が過大な値とならないよう、その印加電圧を一
定に制御する。DC−DCコンバータCONが動作を開
始すると3次巻線N3に電圧が発生し、アクティブフィ
ルタ側の補助電源回路7及びDC−DCコンバータ側の
補助電源回路9にその電圧が印加される。その結果、補
助電源回路7及び補助電源回路9は、それぞれ起動回路
6、起動回路8に代わってAF制御回路3あるいはCO
N制御回路4に駆動電力を供給するようになる。以後、
AF制御回路3及びCON制御回路4は、補助電源回路
7、補助電源回路9より供給される駆動電力にてアクテ
ィブフィルタAFとDC−DCコンバータCONの運転
を継続する。
【0009】図2に示す回路では、DC−DCコンバー
タCONを構成するトランスTの3次巻線N3に電圧を
発生させ、その電圧を補助電源回路7に印加することに
より補助電源回路7からAF制御回路3への駆動電力の
供給を行わせている。これに対して従来のアクティブフ
ィルタの中には、図2中のチョークコイルL1に補助巻
線を設け、その補助巻線に発生する電圧を補助電源回路
7に印加するというものもある。しかしこの場合、チョ
ークコイルL1の補助巻線から引き出すことのできるエ
ネルギー量は、負荷の大きさ(すなわちチョークコイル
L1に流れる電流)と入力電圧の値によって大きく変化
し、軽負荷時には補助電源回路7からAF制御回路3へ
充分な駆動電力の供給が行えなくなる恐れがある。
【0010】一方、図2に示す回路では、DC−DCコ
ンバータCONに供給される電圧はアクティブフィルタ
AFによって安定化されているため、3次巻線N3から
引き出すことのできるエネルギー量が極端に変化するこ
とがなく、補助電源回路7からAF制御回路3へ充分な
駆動電力の供給が行えなくなることはほとんどない。従
って、チョークコイルL1に補助巻線を設ける構造のア
クティブフィルタでは最小負荷電流が規定される欠点が
あったが、図2の回路では最小負荷電流を規定せずに済
み、図2の回路は実用性の高い回路となっていた。
【0011】また電源装置には安全対策のために様々な
保護機能が付加されるが、図2の回路においては、その
一例として過電圧保護のための以下の構成を有してい
る。すなわち、出力端子2a、2b間に抵抗R4、フォ
トカプラ5の発光素子5−1、定電圧ダイオードZ4を
直列に接続し、ダイオードD6のカソードとCON制御
回路4の電圧検出端子(OVP)との間にフォトカプラ
5の受光素子5−2と抵抗R5を直列に接続し、さらに
電圧検出端子(OVP)と入力端子1bとの間にコンデ
ンサC5を接続している。例えば、図2に示す回路で負
荷に異常が発生し、出力電圧が過電圧状態となって定電
圧ダイオードZ4によって決まる所定の値を越えた時、
フォトカプラ5の発光素子5−1に電流が流れ、過電圧
保護のための制御信号が発生する。この制御信号はフォ
トカプラ5の発光素子5−1と受光素子5−2の間で光
伝送された後、受光素子5−2で電圧の形に変換され、
CON制御回路4の電圧検出端子(OVP)へ入力され
る。CON制御回路4は制御信号を受信するとスイッチ
ングトランジスタQ3をオフ状態に保ち、DC−DCコ
ンバータCONの動作を停止させ、過電圧に対する保護
を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図2のアクティブフィ
ルタAFでは、運転時におけるAF制御回路3への駆動
電力の供給を補助電源回路7により行っており、補助電
源回路7は3次巻線N3に発生する電圧より駆動電力の
供給に必要なエネルギーを得ている。前述したような過
電圧保護によりDC−DCコンバータCONの動作が停
止すると、補助電源回路7からAF制御回路3への駆動
電力の供給は停止するが、代わって起動回路6がAF制
御回路3へ駆動電力を供給するようになる。しかし、起
動回路6は、電源装置の始動時におけるごく短い時間の
間だけ動作するものであり、一般に長時間の動作に耐え
られるように設計されていない。そのため、過電圧保護
等により緊急にDC−DCコンバータCONが動作を停
止した後にも起動回路6がAF制御回路3に駆動電力を
供給するという状態が長時間続けば起動回路6が破損す
る恐れがあった。そこで本発明は、主コンバータ部が停
止してもアクティブフィルタの起動回路が破損しないよ
うに保護できるようにすることを目的とした。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、負荷へ電力を
供給する電源装置の主コンバータ部の入力側に接続され
て該電源装置の入力力率の改善を行う、チョッパ型コン
バータによるアクティブフィルタにおいて、アクティブ
フィルタのスイッチング素子に駆動信号を供給する制御
回路、主コンバータ部に設けられたトランスの巻線と制
御回路の電源供給端子との間に設けられ、運転時におい
て制御回路へ駆動電力を供給する補助電源回路、アクテ
ィブフィルタの入力側あるいは出力側と制御回路の電源
供給端子との間に設けられ、動作開始時において制御回
路へ駆動電力を供給する起動回路、主コンバータ部の動
作を停止させる制御信号を受信した時、起動回路から制
御回路への駆動電力の供給を停止させる保護スイッチ回
路、を具備することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】アクティブフィルタの整流用のダ
イオードのカソードと制御回路の電源供給端子との間
に、抵抗、そのベースに定電圧ダイオードが接続された
トランジスタ及びダイオードの直列回路からなる起動回
路を接続する。この起動回路のトランジスタのベースに
保護スイッチ回路を接続する。ここで具体的な保護スイ
ッチ回路の構成は、前記定電圧ダイオードに対して並列
にサイリスタを接続し、サイリスタのゲートをDC−D
Cコンバータの動作を緊急に停止させるための制御信号
が入力されるDC−DCコンバータの制御回路の電圧検
出端子に接続したものとする。
【0015】
【実施例】電源装置の主コンバータ部が保護機能等によ
り緊急に動作を停止しても起動回路が破損しない、本発
明によるアクティブフィルタを備える電源装置の回路を
図1に示した。図1に示す回路では、アクティブフィル
タAFに保護スイッチ回路10を追加して設けた点が図
2の回路と相違しており、その他の回路構成は図1と図
2において同一となっている。保護スイッチ回路10は
サイリスタSS、抵抗R6、コンデンサC6及びダイオ
ードD7より成り、以下のような接続構成としている。
起動回路6のトランジスタQ2のベースと入力端子1b
の間にサイリスタSSを接続し、サイリスタSSのゲー
トとカソードの間に抵抗R6とコンデンサC6を並列に
接続する。サイリスタSSのゲートはダイオードD7を
介してDC−DCコンバータCONの駆動あるいは停止
の制御するCON制御回路4の電圧検出端子(OVP)
に接続する。
【0016】このような構成となっている図1の回路で
は、各制御回路への駆動電力の供給と遮断は以下のよう
にして行われるようになる。先ず、入力端子1a、1b
間に電圧が印加されると平滑コンデンサC1が充電さ
れ、その端子間電圧が上昇する。DC−DCコンバータ
CONに動作を停止させる制御信号が発生していなけれ
ばサイリスタSSはオフ状態であるので、トランジスタ
Q2は動作が可能な状態となっている。そこで、起動回
路6によるAF制御回路3への駆動電力の供給が始ま
り、AF制御回路3はスイッチングトランジスタQ1に
対して駆動信号を出力し、アクティブフィルタAFに動
作を開始させる。
【0017】アクティブフィルタAFの動作によって平
滑コンデンサC1の端子間電圧がさらに上昇すると、起
動回路8によるCON制御回路4への駆動電力の供給が
始まり、CON制御回路4はスイッチングトランジスタ
Q3に対して駆動信号を出力し、DC−DCコンバータ
CONに動作を開始させる。DC−DCコンバータCO
Nが動作を開始すると、補助電源回路7及び補助電源回
路9に3次巻線N3に発生した電圧が印加され、補助電
源回路7及び補助電源回路9は、それぞれ起動回路6、
起動回路8に代わってAF制御回路3あるいはCON制
御回路4に駆動電力を供給するようになる。
【0018】次に負荷の異常等により出力電圧が過電圧
状態となると、定電圧ダイオードZ4により過電圧保護
のための制御信号が発生する。CON制御回路4はフォ
トカプラ5を介して制御信号を受信するとスイッチング
トランジスタQ3をオフ状態に保ち、DC−DCコンバ
ータCONの動作を停止させ、過電圧に対する保護を行
う。これと同時に保護スイッチ回路10も過電圧保護の
ための制御信号を受信し、サイリスタSSはオン状態と
なる。サイリスタSSがオン状態となると起動回路6の
トランジスタQ2はベース電位が低下して順方向バイア
スが受けられなくなり、オフ状態を維持するようにな
る。その結果、起動回路6は動作不能な状態となり、起
動回路6からAF制御回路3への駆動電力の供給は行わ
れない。
【0019】この時、制御信号によって起動回路6が不
動作状態となっているのに加え、DC−DCコンバータ
CONの動作の停止によって補助電源回路7に3次巻線
N3からの電圧の印加が無いために、AF制御回路3に
は駆動電力の供給がなく、アクティブフィルタAFは動
作を停止することになる。このようにDC−DCコンバ
ータCONが緊急に停止した場合、アクティブフィルタ
AFの起動回路10も動作不能状態となるため、従来の
ように起動回路6からAF制御回路3へ駆動電力の供給
が行われ、それが長時間に及ぶことがなくなる。従っ
て、主コンバータ部の動作停止に対してアクティブフィ
ルタの起動回路は保護され、安全性の高い電源装置が得
られるようになる。
【0020】なお、本発明の実施例の説明では、過電圧
を検出するための構成を示し、DC−DCコンバータC
ONが過電圧となって動作を停止した場合における、ア
クティブフィルタAFの起動回路6の保護スイッチ10
による不動作化を例示している。しかし、電源装置に付
加される保護機能には短絡保護や過負荷保護なども有
り、過電圧の検知手段のみでなく、各保護手段のための
検知手段が発する制御信号を保護スイッチ回路へ入力
し、アクティブフィルタの起動回路を不動作状態として
も良い。また、電源装置によっては外部からのリモート
信号によって主コンバータ部の動作を停止させるものも
あるが、このリモート制御信号を保護スイッチ回路に入
力しても良い。もし主コンバータ部の制御回路に、制御
信号による動作停止時にラッチ信号を出力する機能が有
れば、このラッチ信号を保護スイッチ回路へ入力するの
であっても良い。
【0021】さらに、図2に示す実施例の回路では、保
護スイッチ回路10にサイリスタSSを使用している
が、トランジスタ等、他の導通制御の行える素子であっ
ても良い。そして本発明のアクティブフィルタが適用さ
れる電源装置の主コンバータ部は、図2に示すフォワー
ド方式のDC−DCコンバータCONに限定されず、フ
ライバック方式などの他の方式であっても良いことは言
うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、主コンバ
ータ部の動作を停止させる制御信号を受信した時に起動
回路を不動作状態とする保護スイッチ回路をアクティブ
フィルタに設けることを特徴とする。これにより主コン
バータ部が動作を停止した時に、アクティブフィルタの
起動回路が制御回路に駆動電力を長時間にわたって供給
するということが無くなり、起動回路が破損することが
なくなる。従って本発明によれば、この起動回路の保護
により、安全性の高いアクティブフィルタを備えた電源
装置を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアクティブフィルタを具備した
電源装置の回路図。
【図2】 従来のアクティブフィルタを具備した電源装
置の回路図。
【符号の説明】
1a、1b 入力端子 2a、2b 出力端子 3 AF制御回路 4 CON制御回路 5 フォトカプラ 5−1 発光素子 5−2 受光素子 6 起動回路 7 補助電源回路 8 起動回路 9 補助電源回路 10 保護スイッチ回路 SS サイリスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02M 3/28 H02M 3/28 U 3/335 3/335 B 7/217 7/217 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/155 H02H 7/12 H02J 3/01 H02M 1/14 H02M 3/28 H02M 3/335 H02M 7/217

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷へ電力を供給する電源装置の主コン
    バータ部の入力側に接続されて該電源装置の入力力率の
    改善を行う、チョッパ型コンバータによるアクティブフ
    ィルタにおいて、 該アクティブフィルタのスイッチング素子に駆動信号を
    供給する制御回路、 該主コンバータ部に設けられたトランスの巻線と該制御
    回路の電源供給端子との間に設けられ、運転時において
    該制御回路へ駆動電力を供給する補助電源回路、 該アクティブフィルタの入力側あるいは出力側と該制御
    回路の電源供給端子との間に設けられ、動作開始時にお
    いて該制御回路へ駆動電力を供給する起動回路、 該主コンバータ部の動作を停止させる制御信号を受信し
    た時、該起動回路から該制御回路への駆動電力の供給を
    停止させる保護スイッチ回路、を具備することを特徴と
    するアクティブフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記起動回路は、前記アクティブフィル
    タの出力側と前記制御回路の電源供給端子の間に直列接
    続された、電流制限用の抵抗、定電圧制御用のトランジ
    スタ及び逆流防止素子と、該トランジスタのベースに接
    続された定電圧素子を具備することを特徴とする、請求
    項1に記載したアクティブフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記保護スイッチは、前記定電圧素子に
    対して並列に接続したスイッチ素子を具備し、前記制御
    信号を受信した時には前記トランジスタをオフ状態に保
    持することを特徴とする、請求項2に記載したアクティ
    ブフィルタ。
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