JP2008072830A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト増大、起動時間の拡大、設計保証の困難性を招くことなく、トランスの温度上昇を抑制できるスイッチング電源装置を実現する。
【解決手段】入力電源からの電流をトランスの1次巻線に断続的に供給するスイッチング素子を開閉制御する制御回路部と、前記トランスの2次巻線に生ずる電圧を整流・平滑する出力部と、前記トランスの3次巻線に生ずる電圧から前記制御回路部に電力を供給する補助電源部と、前記入力電源から前記制御回路部に電力を供給する起動回路部とを備えるスイッチング電源装置において、前記制御回路部が停止した後に、前記起動回路部からの電力供給を停止させる起動回路停止部を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力電源からの電流をトランスの1次巻線に断続的に供給するスイッチング素子を開閉制御する制御回路部と、前記トランスの2次巻線に生ずる電圧を整流・平滑する出力部と、前記トランスの3次巻線に生ずる電圧から前記制御回路部に電力を供給する補助電源部と、前記入力電源から前記制御回路部に電力を供給する起動回路部とを備えるスイッチング電源装置に関するものである。
フライバック方式のコンバータを用いたスイッチング電源装置に関しては、特許文献1に技術的な開示がある。図5は、フライバック方式のコンバータを用いた従来のスイッチング電源装置の構成例を示す機能ブロック図である。
入力電源VinからトランスT1の1次巻線n1に流れる電流は、スイッチング素子Q1により断続的に供給される。このスイッチング素子Q1は、制御回路部12のOUT端子より供給されるパルス信号Pにより所定の周期で開閉制御される。
更に、トランスT1の2次巻線n2に生ずる電圧をダイオードD2及びコンデンサC2で整流・平滑する出力部52と、トランスT1の3次巻線n3に生ずる電圧をダイオードD3及びコンデンサC3で整流・平滑して制御回路部12の電源端子に動作電圧Vccを供給する補助電源部50と、入力電源Vinから制御回路部12に同じく動作電圧Vccを供給する起動回路部11を備えている。
このような構成をとるスイッチング電源装置では、出力部52が過負荷(過電流)状態時、出力短絡状態時、2次巻線n2の短絡等の故障時には、起動状態と停止状態を周期的に繰り返す。
出力短絡等の故障が生じると、過電流保護回路(図示せず)が動作して2次巻線n2の出力電圧が低下する。このとき3次巻線n3の電圧も低下し、制御回路12の電源端子の動作電圧Vccが動作停止電圧以下になると、OUT端子のパルス信号Pが停止し、スイッチング動作を停止する。
スイッチング動作の停止により、制御回路12の消費電流がほぼゼロになるため、起動回路部11を介して供給される電流で制御回路12の電源端子の動作電圧Vccは、起動開始電圧まで上昇して動作状態となり、パルス信号Pが出力されスイッチング動作を再開する。このスイッチング動作期間と休止期間のバランスで、トランスT1の損失量、すなわち発熱量が定まる。
図6は、従来装置の正常時及び故障時の動作を説明するタイムチャートである。図6(A)は、制御回路部12の電源端子の動作電圧Vccの電圧変化を示す。同図(B)は、制御回路部12のOUT端子のパルス信号Pによるスイッチング動作期間と休止期間を示す。
期間t0〜t1では、入力電源Vinから起動回路部11を介して制御回路部12の電源端子に電流が供給され、動作電圧Vccは所定の勾配で上昇する。
期間t1〜t2では、制御回路部12の動作電圧Vccが上昇して起動開始電圧(Start)に達すると、OUT端子からパルス信号Pが出力され、スイッチング素子Q1がスイッチング動作を開始する。これにより、2次巻n2及び制御回路部12に電力を供給するための3次巻線n3に電力が供給される。
この期間、起動回路部11から電流が供給され続けるものの、制御回路部12の消費電流によってVccは低下する。Vccが制御回路部12の動作停止電圧(Stop)に達する前に、3次巻線n3からこの動作停止電圧以上の電圧が供給されると、制御回路部12は動作状態を保持する。
期間t2〜t3では、出力短絡等の故障が生じて過電流保護が動作した場合、2次巻線n2の電圧が低下する。このとき3次巻線n3の電圧も低下し、制御回路12の動作電圧Vccが動作停止電圧(Stop)以下になると、OUT端子のパルス信号Pが停止し、スイッチング動作を停止する。
期間t3〜t4では、起動回路部11を介して制御回路部12の電源端子に電流が供給されるので、Vccは起動開始電圧まで上昇する。
期間t4〜t5では、動作電圧Vccが制御回路部12の起動開始電圧(Start)に達してOUT端子からパルス信号Pが出力され、スイッチング素子Q1がスイッチング動作を開始する。2次巻線n2及び制御回路部12に電力を供給するための3次巻線n3に電力が供給される。
この期間、起動回路部11からは電流が供給され続けるものの、制御回路部12の消費電流によって動作電圧Vccは低下する。出力短絡等の故障が生じている場合、トランスT1からのエネルギーのほとんどが2次巻線n2側に供給されるため、3次巻線n3からのエネルギー供給が少なくなり、動作電圧Vccは上昇することなく制御回路部12の動作停止電圧(Stop)に達する。故障状態が解除されるまで、期間t3〜t5の操作を繰り返す。
特開平10−337019号公報
このような構成をとるスイッチング電源装置では、出力部52が過負荷(過電流)状態時、出力短絡状態時、2次巻線n2の短絡等の故障時には、起動状態と停止状態を周期的に繰り返すので、トランスT1に流れる電流が過大になり、トランスの鉄損、銅損が増大し、トランスの温度が定格の耐熱限界を越えて上昇する問題がある。
従来技術では、次のような対策手段を用いる。
(1)トランス材料を耐熱性の高いものにする。
(2)短絡時にトランスが耐熱温度以下なるよう、スイッチング動作の休止期間を長くするために起動抵抗の値を大きくして、起動するまでの時間、即ち休止期間を長くする。
(3)トランスの温度を直接、もしくは間接的に検出して長い休止期間を設ける。
しかしながら、
(1)トランス材料を耐熱の高いものにした場合、コスト増大の問題がある
(2)起動抵抗の値を大きくした場合、電源投入時の起動時間が長くなりすぎると、製品起動不良と誤解を招くおそれがある。
(3)トランスの温度を測定するにはサーミスタ回路が必要となり、コスト増大、ばらつきを考慮した場合の設計保証の難しさが問題となる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、コスト増大、起動時間の拡大、設計保証の困難性を招くことなく、トランスの温度上昇を抑制できるスイッチング電源装置の実現を目的としている。
このような課題を達成するために、本発明は次の通りの構成になっている。
(1)入力電源からの電流をトランスの1次巻線に断続的に供給するスイッチング素子を開閉制御する制御回路部と、前記トランスの2次巻線に生ずる電圧を整流・平滑する出力部と、前記トランスの3次巻線に生ずる電圧から前記制御回路部に電力を供給する補助電源部と、前記入力電源から前記制御回路部に電力を供給する起動回路部とを備えるスイッチング電源装置において、前記制御回路部が停止した後に、前記起動回路部からの電力供給を停止させる起動回路停止部を備える
ことを特徴とするスイッチング電源装置。
(2)前記制御回路部の停止に基づいて起動し、所定の時間信号を前記起動回路停止部に出力するタイマ部を備えることを特徴とする(1)に記載のスイッチング電源装置。
(3)前記3次巻線の電圧に基づき前記制御回路部の停止を検出する検出部を備える
ことを特徴とする(2)に記載のスイッチング電源装置。
(4)前記起動回路部は、一端が前記入力電源に接続される起動抵抗と、アノードが前記起動抵抗の他端に接続されカソードが前記制御回路部に接続されるダイオードとを備え、前記起動回路停止部は、一端が前記起動抵抗と前記ダイオードとの接続点に接続され他端が前記制御回路部の基準電位に接続されるスイッチング素子を備えることを特徴とする(1)に記載のスイッチング電源装置。
(5)前記起動回路停止部は、コレクタが前記起動抵抗と前記ダイオードとの接続点に接続されエミッタが前記基準電位に接続されるトランジスタを備え、前記タイマ部は、一端が前記トランジスタのベースに接続される抵抗と、一端が前記基準電位に接続されるコンデンサとを備え、一端が3次巻線に接続され他端が前記抵抗の他端と前記コンデンサの他端との接続点に接続されるダイオードを備えることを特徴とする(4)に記載のスイッチング電源装置。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)起動抵抗の定数を変更することなく、再起動時間の変更が可能となり、故障時のトランス温度上昇を抑制できる。
(2)故障時のトランス温度上昇に対応するためのトランス材料の変更は必要ないため、装置のコストは増大しない。
(3)スイッチング動作を休止させる時間は、コンデンサの静電容量の選定、若しくは放電抵抗の選定によって自由に設定できるため、回路設計が簡単である。
(4)起動回路、停止回路に使用する部品は汎用的な部品であるため、コスト増大は少ない。
(5)故障状態の検出手法や停止手段は汎用的手法を利用することができるので、制御回路部の種類を選ばず、汎用性が高い。
(6)トランスのみならず、スイッチング素子、ダイオードの温度上昇を抑制して安全動作を確保することができる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用したスイッチング電源装置の基本構成を示す機能ブロック図である。図5で説明した従来装置と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
従来装置の構成要素に追加された本発明の特徴部は、検出部41、タイマ部42、起動回路停止部43で構成される、再起動時間を延長するための手段を設けた点にある。
検出部41は、起動回路部11を停止させるための信号を取り出す機能を有する。タイマ部42は、制御回路部12が動作を停止してから再起動するまでの期間を設定する機能を有する。起動回路停止部43は、検出部41が停止信号を受けてから、タイマ部42がタイムアップするまでの間、起動回路部11を停止させる機能を有する。
図2は、本発明を適用したスイッチング電源装置の一実施態を示す機能ブロック図であり、本発明の特徴部である検出部41、タイマ部42、起動回路停止部43の具体的な回路構成例を示している。
この実施形態では、起動回路部11は一端が入力電源Vinに接続される起動抵抗と、アノードが起動抵抗R1の他端に接続され、カソードが制御回路部12に電源端子に接続されるダイオードD5を備えている。
起動回路停止部43は、一端が起動抵抗R1とダイオードD5との接続点に接続され、他端が制御回路部12の基準電位(GND)に接続されるスイッチング素子、具体的には、コレクタが起動抵抗R1とダイオードD5の接続点に接続され、エミッタが基準電位に接続されたトランジスタQ4を備えている。なお、トランジスタQ4はMOSFETその他のスイッチ素子であっても同等の構成となる。
検出部41は、制御回路部12を駆動するための電力を供給するトランスT1の3次巻線n3の電圧を入力信号としており、ダイオードD4のアノードを3次巻線n3に接続している。
タイマ部42は、一端をダイオードD4のカソードに、他端を基準電位に接続したコンデンサC4と、一端をダイオードD4のカソードに、他端を起動回路停止部43のトランジスタQ4のベースに接続した抵抗R4で構成されている。
このように構成されたタイマ部42は、コンデンサC4に充電された電荷を、抵抗R4で放電する時定数回路を形成し、制御回路部12の動作停止前にトランジスタQ4がターンオフしないよう、抵抗R4でQ4のベース電流を設定している。
起動回路停止部43のトランジスタQ4は、起動回路部11の起動抵抗R1から制御回路部12への電流供給を切断する機能を有する。このとき制御回路部12の電源端子を基準電位に短絡させないために起動回路部11内にダイオードD5を設けている。
図3は、図2の実施形態における本発明装置の正常時及び故障時の動作を説明するタイムチャートである。図6(A)は、制御回路12の電源端子の動作電圧Vccの電圧変化を、同図(B)は、制御回路12のOUT端子の制御信号Pにより、スイッチング動作期間と休止期間を示す。
図6(C)は、出力部52の出力電圧Vc2の変化を、同図(D)はタイマ部42のコンデンサC4の端子間電圧の変化を、同図(E)は起動回路停止部43のトランジスタQ4のスイッチ状態(ON/OFF)を夫々示す。
期間t0〜t1では、入力電源Vinから起動回路部11を介して制御回路部12の電源端子に電流が供給され、動作電圧Vccは所定の勾配で上昇する。このとき制御回路部12は動作停止しているので、3次巻線n3を介して検出部41に電圧は供給されず、起動回路停止部43のトランジスタQ4はオフ状態である。
期間t1〜t2〜t3では、制御回路部12の動作電圧Vccが起動開始電圧(Start)に達すると、OUT端子からパルス信号Pが出力され、スイッチング素子Q1がスイッチング動作を開始する。これにより、2次巻n2及び制御回路部12に電力を供給するための3次巻線n3に電力が供給される。
この期間、起動回路部11から電流が制御回路部12に供給され続けるものの、制御回路部12の消費電流によってVccは低下する。Vccが制御回路部12の動作停止電圧(Stop)に達する前に、3次巻線n3から動作停止電圧以上の電圧が供給されると、制御回路部12は動作状態を保持する。
更にこの期間、タイマ部42のコンデンサC4が充電され、トランジスタQ4の動作点電圧に達すると、t2のタイミングで起動回路停止部43のトランジスタQ4がONとなる。
期間t3〜t4では、出力短絡等の故障が生じて過電流保護が動作した場合、2次巻線n2の電圧Vc2が低下する。このとき3次巻線n3の電圧も低下し、制御回路部12の動作電圧Vccが動作停止電圧(Stop)以下になると、OUT端子のパルス信号Pが停止し、スイッチング動作を停止する。
期間t4〜t5では、再起動時間を延長する回路を設けたことにより、過電流保護が動作してから制御回路部12が動作停止しても、タイマ部42がタイムアップするまでトランジスタQ4はOFFしないため、Q1のスイッチング停止を保持する。
期間t5〜t6では、トランジスタQ4が停止点に達してOFFすると、再び起動抵抗R1を介して制御回路部12に電流が供給され始め、電源端子の動作電圧Vccが上昇する。
期間t6〜t7〜t8では、動作電圧Vccが制御回路部12の起動開始電圧(Start)に達すると、OUT端子からパルス信号Pが出力され、スイッチング素子Q1がスイッチング動作を開始する。2次巻線n2及び制御回路部12に電力を供給するための3次巻線n3に電力が供給される。
この期間、起動回路部11からは電流が供給され続けるものの、制御回路部12の消費電流によって動作電圧Vccは低下する。
出力短絡等の故障が生じている場合、トランスT1からのエネルギーのほとんどが2次巻線n2側に供給されるため、3次巻線n3からのエネルギー供給が少なくなり、動作電圧Vccは上昇することなく制御回路部12の停止電圧に達する。
タイマ部42のコンデンサC4は静電容量の小さなものを使用するため、3次巻線n3からのわずかなエネルギー供給でも充電される。起動回路停止部43のトランジスタQ4の動作点に達すると、t7のタイミングでトランジスタQ4がONとなる。
期間t8〜t9では、期間t4〜t5と同様に、制御回路部12が動作停止しても、タイマ部42がタイムアップするまでトランジスタQ4はOFFしないため、Q1のスイッチング停止を保持する。故障状態が解除されるまで、期間t5〜t9の操作を繰り返す。
図4は、本発明を適用したスイッチング電源装置の他の実施態を示す機能ブロック図であり、起動回路部11が定電流回路で構成された例を示している。
起動回路部11は、制御回路部12に定電流を供給するためのトランジスタQ2、起動開始電圧の閾値と供給電流を設定するためにQ2のベース・エミッタ間に接続された抵抗R2を備える。
更に、制御回路部12の動作電圧が上昇した後に起動回路部11を停止する、Q2のベースと基準電位間に接続されたツェナーダイオードZD1を備える。この起動回路部11は、検出部41、タイマ部42の構成には依存しない。
以上説明した実施形態では、検出部41の信号元として、3次巻線n3の電圧信号を利用したが、これに限定されるものではなく、Q1がスイッチング動作を行っている状態を把握できる信号であればよい。
例えば、絶縁型コンバータに使用されるICとしてICメーカ各社から入手可能なUC3842等では、その電源端子、出力端子、周波数を設定する発振器端子、リファレンス電圧端子の電圧変化等を検出信号として用いることが可能である。
一方、制御回路部12が停止直後に、電力供給を停止するタイミング以外にも、制御回路部12が動作した後に、起動回路部11が停止したままであってもよい。
また、本発明は、上述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲でさらに多くの変更及び変形を含むものである。
本発明を適用したスイッチング電源装置の基本構成を示す機能ブロック図である。 本発明を適用したスイッチング電源装置の一実施態を示す機能ブロック図である。 本発明装置の正常時及び故障時の動作を説明するタイムチャートである。 本発明を適用したスイッチング電源装置の他の実施態を示す機能ブロック図である。 従来装置の構成例を示す機能ブロック図である。 従来装置の正常時及び故障時の動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
Vin 入力電源
Q1 スイッチング素子
T1トランス
n1 1次巻線
n2 2次巻線
n3 3次巻線
11 起動回路部
12 制御回路部
41 検出部
42 タイマ部
43 起動回路停止部
50 補助電源部
52 出力部

Claims (5)

  1. 入力電源からの電流をトランスの1次巻線に断続的に供給するスイッチング素子を開閉制御する制御回路部と、前記トランスの2次巻線に生ずる電圧を整流・平滑する出力部と、前記トランスの3次巻線に生ずる電圧から前記制御回路部に電力を供給する補助電源部と、前記入力電源から前記制御回路部に電力を供給する起動回路部とを備えるスイッチング電源装置において、
    前記制御回路部が停止した後に、前記起動回路部からの電力供給を停止させる起動回路停止部を備える
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記制御回路部の停止に基づいて起動し、所定の時間信号を前記起動回路停止部に出力するタイマ部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記3次巻線の電圧に基づき前記制御回路部の停止を検出する検出部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記起動回路部は、一端が前記入力電源に接続される起動抵抗と、アノードが前記起動抵抗の他端に接続されカソードが前記制御回路部に接続されるダイオードとを備え、
    前記起動回路停止部は、一端が前記起動抵抗と前記ダイオードとの接続点に接続され他端が前記制御回路部の基準電位に接続されるスイッチング素子を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記起動回路停止部は、コレクタが前記起動抵抗と前記ダイオードとの接続点に接続されエミッタが前記基準電位に接続されるトランジスタを備え、
    前記タイマ部は、一端が前記トランジスタのベースに接続される抵抗と、一端が前記基準電位に接続されるコンデンサとを備え、
    一端が3次巻線に接続され他端が前記抵抗の他端と前記コンデンサの他端との接続点に接続されるダイオードを備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電源装置。
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