JPH06188705A - スイッチング回路 - Google Patents

スイッチング回路

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Publication number
JPH06188705A
JPH06188705A JP34292892A JP34292892A JPH06188705A JP H06188705 A JPH06188705 A JP H06188705A JP 34292892 A JP34292892 A JP 34292892A JP 34292892 A JP34292892 A JP 34292892A JP H06188705 A JPH06188705 A JP H06188705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
input signal
load current
semiconductor switching
switching element
Prior art date
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Pending
Application number
JP34292892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Niwa
正久 丹羽
Shigeo Akiyama
茂夫 秋山
Hideki Kuzumi
秀樹 来住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】負荷電流の零近傍で入力信号が印加された場合
でもゼロクロス点弧機能を有する光駆動型の半導体スイ
ッチング素子を確実にオンさせることにより、簡単な回
路構成でスイッチング動作時の電路の電流変化率を低く
し、ノイズを低減させたスイッチング回路を提供する。 【構成】入力信号が投入されてから少なくとも交流電源
3の半周期以上遅らせて常開接点2dをオンさせる遅延
回路20と、入力信号が遮断されてから少なくとも常開
接点2dが開放するまでは半導体スイッチング素子9b
を付勢する制御回路10を備える。遅延回路20はコン
デンサ22と抵抗21よりなる時定数回路で構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号によりトリガさ
れる半導体スイッチング素子を用いて電路を小さな電流
変化率で開閉するためのスイッチング回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のスイッチング回路(特公昭
60−1782号公報参照)の回路図である。このスイ
ッチング回路は、トライアック5と電磁継電器の主接点
2cを並列に接続したものである。図中、1は一対の入
力端子であり、入力信号により励磁される電磁継電器の
コイル2が接続されている。また、6は一対の出力端子
であって、交流電源3と負荷4の直列回路が接続されて
いる。出力端子6の間には、トライアック5と主接点2
cの並列回路が接続されている。トライアック5の一方
の主電極端子とゲート端子の間には、ゼロクロストリガ
回路7と補助接点2aの直列回路と、抵抗8と補助接点
2bの直列回路が並列に接続されている。
【0003】以下、その動作について説明する。入力信
号により電磁継電器のコイル2が励磁されると、接点2
a、2b、2cの順に閉成され、補助接点2aと2bは
負荷電流の半周期以上の時間差をもって閉成される。先
ず、補助接点2aが閉成した後、負荷電流が零近傍とな
ったときに、ゼロクロストリガ回路7のトリガ信号がト
ライアック5のゲート端子に入力されて、トライアック
5をオンし、負荷電流が流れ始める。次に、補助接点2
bが閉成し、これによりゼロクロストリガ回路7のトリ
ガ信号に関係なく、抵抗8を介してトライアック5が付
勢される。さらに、主接点2cが閉成すると、負荷電流
は主として主接点2cを介して流れるようになり、トラ
イアック5に流れる電流は保持電流以下となって、トラ
イアック5はオフする。負荷電流を遮断する場合は、先
ず主接点2cが開放する。これにより、負荷電流はトラ
イアック5を流れるようになり、次に補助接点2b、2
aがこの順に且つ補助接点2aと2bは負荷電流の半周
期以上の時間差をもって開放する。これにより、電路の
電流変化率が小さい状態で負荷電流を開閉できる。ま
た、主接点2cがオンしているときには、トライアック
5には電流が流れないので、低発熱で負荷電流を開閉で
きるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電磁継
電器はある程度長い動作時間を有するため、仮に負荷電
流が零近傍のときに入力信号が印加された場合には、接
点2aがオンするときには負荷電流が零近傍を離れてい
て、トライアック5がオンとなるのが半周期遅れるとい
う欠点があった。また、トライアック5と主接点2cの
動作は共に電磁継電器の可動切片とばねによって密接に
結合しているので、複雑な機構上の設計を必要とし、負
荷電流の大きさに応じて最適な主接点を交換して使用す
る等の汎用性に欠けるという問題があった。また、主接
点2cと補助接点2a、2bを動作時間及び復帰時間の
異なる別のコイルで開閉して主接点2cに汎用性を持た
せるには、回路の規模が大きくなり、電磁継電器のコイ
ルでの消費電力が増大するという問題があった。
【0005】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、負荷電流の零近
傍で入力信号が印加された場合でもゼロクロス点弧機能
を有する光駆動型の半導体スイッチング素子を確実にオ
ンさせることにより、簡単な回路構成でスイッチング動
作時の電路の電流変化率を低くし、ノイズを低減させた
スイッチング回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング回
路にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示
すように、ゼロクロス点弧機能を有し、光信号によりト
リガされる双方向性の半導体スイッチング素子9bと、
この半導体スイッチング素子9bに並列に接続された電
磁継電器の常開接点2dと、前記半導体スイッチング素
子9b及び前記常開接点2dからなる回路に直列接続さ
れた負荷4及び交流電源3と、前記半導体スイッチング
素子9bに光信号を照射するための発光素子9aと、入
力信号が投入されてから少なくとも前記交流電源3の半
周期以上遅らせて前記常開接点2dをオンさせる遅延回
路20と、入力信号が遮断されてから少なくとも前記常
開接点2dが開放するまでは前記半導体スイッチング素
子9bを付勢する制御回路10とからなるスイッチング
回路において、前記入力信号が投入されてから少なくと
も前記交流電源3の半周期以上遅らせて前記常開接点2
dをオンさせる遅延回路20は、コンデンサ22と抵抗
21よりなる時定数回路で構成されることを特徴とする
ものである。また、入力信号の遮断時に、前記遅延回路
20のコンデンサ22の残留電荷を放電させるための放
電回路30を更に備えることが好ましい。
【0007】
【作用】図1の回路において、入力端子1に入力信号が
投入されると、制御回路10は瞬時に発光素子9aに電
流を流して、双方向性の半導体スイッチング素子9bを
光信号により付勢せしめる。一方、抵抗21とコンデン
サ22よりなる遅延回路20によって、電磁継電器2の
常開接点2dは入力信号の投入後、少なくとも負荷電流
の半周期以上遅れてオンされる。半導体スイッチング素
子9bはゼロクロス点弧機能を有するので、入力信号の
投入後始めて負荷電流が零近傍となる時点で遅滞なくオ
ンし、交流電源3、負荷4、出力端子6、半導体スイッ
チング素子9bを介して負荷電流が流れる。一旦、接点
2dがオンすると、負荷電流は半導体スイッチング素子
9bよりも低抵抗である接点2dを介して流れ、半導体
スイッチング素子9bによる発熱は抑えられる。また、
接点2dがオンするときに、負荷電流は既に半導体スイ
ッチング素子9bを介して流れているので、突入電流に
よるアークは発生しない。
【0008】次に、入力信号の遮断時には、接点2dが
オフする時点では、制御回路10によって発光素子9a
には電流が流れて、半導体スイッチング素子9bを付勢
せしめているので、接点2dを介して流れていた負荷電
流は半導体スイッチング素子9bを介して流れ続けて、
接点2dには遮断時のアークが発生しない。ここで、遅
延回路20のコンデンサ22が接続されていることによ
り接点2dのオフ時点が大きく遅れるようならば、放電
回路20でコンデンサ22の電荷を除去して速やかに接
点2dをオフさせる。接点2dがオフした後、制御回路
10は発光素子9aを流れる電流を低減して半導体スイ
ッチング素子9bへの光照射を停止せしめることによ
り、負荷電流が半導体スイッチング素子9bの保持電流
以下になる時点で半導体スイッチング素子9bをオフさ
せ、電路の電流変化率が低い状態で負荷電流を遮断する
ことができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。図
中、1は一対の入力端子であり、制御回路10と遅延回
路20と放電回路30が接続されている。まず、制御回
路10は、ダイオード11とコンデンサ12、抵抗13
及び14を備えており、入力信号が遮断されてから半導
体スイッチング素子9bがオフするまでに適当な時間差
を与えるために設けられている。ダイオード11は、入
力信号の遮断時に電磁継電器のコイル2より発生する逆
起電力から発光素子9aを保護するために挿入されてい
る。また、抵抗14は、発光素子9aに流れる電流を制
限するために挿入されている。遅延回路20は、抵抗2
1とコンデンサ22よりなり、入力信号が投入されてか
ら電磁継電器のコイル2への通電を遅らせて、接点2d
がオンするまでの遅延時間を設定する働きをする。放電
回路30は、PUT31と、ダイオード32及び抵抗3
3、34よりなり、コンデンサ22を放電させるために
設けられている。6は一対の出力端子であり、負荷4と
交流電源3の直列回路が接続されている。出力端子6の
間には、双方向性の光駆動型の半導体スイッチング素子
9bと電磁継電器の常開接点2dが並列接続されてい
る。半導体スイッチング素子9bは、ゼロクロス点弧機
能を有し、且つ発光素子9aの光信号によりトリガされ
る双方向サイリスタよりなる。この半導体スイッチング
素子9bの容量は、少なくとも数サイクルの負荷電流に
よる発熱に耐え得るように設計してある。
【0010】図2は本実施例の動作を説明するための波
形図である。図2(a)は交流電源3の交流電圧、図2
(b)は入力端子1に印加される入力信号、図2(c)
はリレー接点2dの動作、図2(d)は発光素子9aに
流れる電流、図2(e)は負荷4に流れる電流である。
時刻t0に入力端子1に入力信号が投入されると、電磁
継電器のコイル2に通電が開始されると共に、ダイオー
ド11と抵抗13を介して瞬時に発光素子9aに電流が
流れて、半導体スイッチング素子9bに光を照射する。
また、ダイオード11を介してコンデンサ12が充電さ
れる。半導体スイッチング素子9bのゼロクロス機能に
より、時刻t1に負荷電流がゼロ近傍になると、半導体
スイッチング素子9bはオン状態となって、負荷電流を
流し始める。したがって、電路の電流変化率の低い状態
で負荷電流が流れ始める。リレー接点2dは時刻t2に
オンされるが、負荷電流は既に半導体スイッチング素子
9bを介して流れているので、突入電流によるアークは
発生しない。また、時刻t2が時刻t0より交流電源3
の半周期以上遅れるように、抵抗20とコンデンサ21
の時定数を設定しておくと、リレー接点2dのオン時刻
t2が半導体スイッチング素子9bのオン時刻t1より
も先になることはない。接点2dがオンすることによ
り、交流電源3、負荷4、接点2dの閉回路が形成さ
れ、負荷電流は主として、この回路を介して流れる。こ
の回路の抵抗は極めて小さく、回路の発熱を十分に小さ
く抑えることができる。
【0011】次に、負荷電流を遮断する場合には、時刻
t3に入力端子1の入力信号を消滅せしめると、電磁継
電器のコイル2にはコンデンサ22から電流が流れよう
とするが、一方、コンデンサ22、ダイオード32、抵
抗14、発光素子9a、コンデンサ22と流れる電流経
路が形成される。ダイオード32の電圧降下があるの
で、PUT31のアノード電位はゲート電位よりも高く
なり、PUT31はオン状態となって、コンデンサ22
の電荷はPUT31と抵抗34を介して速やかに放電さ
れる。このため、時刻t3よりほぼ電磁継電器2の復帰
時間だけ遅れて、時刻t4に接点2dがオフする。この
時点ではコンデンサ12に充電されていた電荷が抵抗1
3、発光素子9aを介して流れて、発光素子9aは半導
体スイッチング素子9bをトリガするのに十分な程度発
光しており、負荷電流は半導体スイッチング素子9bを
介して流れ続けるので、接点2dには遮断時のアークが
発生しない。発光素子9aを流れる電流が或る一定の電
流値を下回ると、発光素子9aは半導体スイッチング素
子9bをトリガするのに十分な光信号を発することが出
来なくなり、時刻t5に負荷電流が半導体スイッチング
素子9bの保持電流以下になると半導体スイッチング素
子9bがオフし、電路の電流変化率が低い状態で負荷電
流を遮断する。
【0012】
【発明の効果】本発明のスイッチング回路によれば、入
力信号が負荷電流の零近傍で入力された場合でも、光信
号によりトリガされる半導体スイッチング素子を速やか
にオンさせて負荷電流を流すことができる。また、ばね
等の機構上の複雑な設計を必要とせず、適当な制御回路
を用いることにより、任意の動作時間と復帰時間を有す
る電磁継電器の常開接点を用いて、低い電流変化率で電
路を開閉でき、ノイズを低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】本発明の一実施例の動作波形図である。
【図3】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 電磁継電器のコイル 2d 電磁継電器の接点 3 交流電源 4 負荷 6 出力端子 9a 発光素子 9b 光駆動型の半導体スイッチング素子 10 制御回路 11 ダイオード 12 コンデンサ 13 抵抗 14 抵抗 20 遅延回路 21 抵抗 22 コンデンサ 30 放電回路 31 PUT

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼロクロス点弧機能を有し、光信号に
    よりトリガされる双方向性の半導体スイッチング素子
    と、この半導体スイッチング素子に並列に接続された電
    磁継電器の常開接点と、前記半導体スイッチング素子及
    び前記常開接点からなる回路に直列接続された負荷及び
    交流電源と、前記半導体スイッチング素子に光信号を照
    射するための発光素子と、入力信号が投入されてから少
    なくとも前記交流電源の半周期以上遅らせて前記常開接
    点をオンさせる遅延回路と、入力信号が遮断されてから
    少なくとも前記常開接点が開放するまでは前記半導体ス
    イッチング素子を付勢する制御回路とからなるスイッチ
    ング回路において、前記入力信号が投入されてから少な
    くとも前記交流電源の半周期以上遅らせて前記常開接点
    をオンさせる遅延回路は、コンデンサと抵抗よりなる時
    定数回路で構成されることを特徴とするスイッチング回
    路。
  2. 【請求項2】 入力信号の遮断時に、前記遅延回路の
    コンデンサの残留電荷を放電させるための放電回路を更
    に備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチング
    回路。
JP34292892A 1992-12-22 1992-12-22 スイッチング回路 Pending JPH06188705A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7767806B2 (en) 2003-09-08 2010-08-03 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Hyaluronic acid modification products and drug carriers using them

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7767806B2 (en) 2003-09-08 2010-08-03 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Hyaluronic acid modification products and drug carriers using them

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