JPH0530729A - 整流回路の切換え回路 - Google Patents

整流回路の切換え回路

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JPH0530729A
JPH0530729A JP20395091A JP20395091A JPH0530729A JP H0530729 A JPH0530729 A JP H0530729A JP 20395091 A JP20395091 A JP 20395091A JP 20395091 A JP20395091 A JP 20395091A JP H0530729 A JPH0530729 A JP H0530729A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチ素子として用いたゲート素子のゲー
ト駆動電力の低減による回路の小型化と、信頼性の高い
回路を提供することである。 【構成】 交流入力電圧を制御回路で検出して、100
V系のときの倍電圧整流モードと、200V系のときの
ブリッジ整流モードとをスイッチ素子で切換えて直流出
力電圧を一定とする整流回路において、前記スイッチ素
子としてゲート素子を用い、前記制御回路のゲート素子
切換え信号をパルス駆動信号とし、また、100V系の
交流電源の投入時には、遅延回路により交流電源の投入
して一定時間後に、倍電圧整流モード切換え信号を出力
し、さらに、200V系の交流電源の投入後には、瞬間
的な電圧降下があってもラッチ回路でブリッジ整流モー
ドを維持するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流入力電圧の高低に
応じて整流モードを自動的に切換えるための整流回路の
切換え回路に関するものである。さらに詳しくは、交流
入力電圧が、例えば100V系のときには倍電圧整流モ
ードに、また、200V系のときにはブリッジ整流モー
ドに自動的に切換えて、その後段に結合するスイッチン
グ電源などの電力制御回路への直流出力電圧を一定とし
て、全世界のどのような電圧にも対応できるワールドワ
イドな動作を可能とする整流回路の切換え回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の整流回路の切換え回路
の基本原理図は、図4に示されるように、交流入力電圧
15が、入力端子11、12、全波整流器10、スイッ
チ素子19、倍電圧モード用のコンデンサ17、18、
出力端子13、14を経て電力制御回路16に結合され
る。そして、交流入力電圧15が、200V系のときに
はスイッチ素子19をオフにして全波整流器10を作動
させるとともに、コンデンサ17、18を直列の1個の
コンデンサとして作動させ、ブリッジ整流モードとす
る。また、交流入力電圧15が、100V系のときには
スイッチ素子19をオンにして全波整流器10を作動さ
せるとともに、コンデンサ17、18を半サイクル毎に
個々に作動させ、倍電圧整流モードとする。このように
して、異なる交流入力電源であっても同一出力電圧を得
るものである。
【0003】従来の具体的回路図は、図5に示される。
この図5において、出力端子13、14とコンデンサ1
7、18の間には、クローバ回路20が挿入され、全波
整流器10と入力端子11の間にはヒューズ21が挿入
され、スイッチ素子19とヒューズ21の間には制御回
路22が挿入されて制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】入力電圧投入時の倍電
圧整流モードからの動作開始や入力電圧の瞬時停電およ
び瞬時低下によって高い直流出力電圧が発生する可能性
がある。この高い直流出力電圧により、電力制御回路1
6が破損するのを防止するため、図5の従来回路では、
高い電圧をクローバ回路20のツェナーダイオード23
で検出してシリコン制御整流素子(SCR)24で出力
端子13、14間を短絡してヒューズ21を溶解切断す
る必要があり、装置の信頼性を著しく損なっていた。
【0005】スイッチ素子19として用いられるトライ
アックのゲート駆動電流は、数mAから数十mAを必要
とする。この電力は、一般的には交流入力電圧を検出回
路27のダイオード28で整流して駆動回路26を経
て、さらに抵抗25を介して供給される。スイッチ素子
19をオンする電力は、倍電圧整流モードにおいて、切
換えに必要な約150Vの交流入力電圧まで供給する必
要があり、駆動回路26の最大損失は、数Wにも達し、
制御回路22は大型化していた。
【0006】交流入力電圧200V系の投入時には、誤
動作として電圧が200Vの安定電位になる以前の立上
り時に検出回路27が100V系の検出をして、制御回
路22からの信号でスイッチ素子19がオンして倍電圧
整流モードで動作し、やがて200V系の安定電位にな
っても倍電圧整流するため、電力制御回路16への直流
出力電圧が高くなり、この電力制御回路16を破損して
しまうという問題があった。
【0007】交流入力電圧200V系でブリッジ整流モ
ードになった後に、電圧の瞬時停電や瞬時低下が発生す
ると、誤動作として制御回路22が100V系の検出を
して倍電圧整流モードに切換わり、その後入力電圧が復
帰したときに200V系の倍電圧整流モードになると、
電力制御回路16への直流出力電圧が高くなり、この電
力制御回路16を破損してしまうという問題があった。
【0008】交流入力電圧200V系の検出をする場
合、従来は交流入力電圧を検出回路27のダイオード2
8で半波整流して検出している。また、スイッチ素子1
9であるトライアックは、一度オンすると、そのサイク
ルはオフすることができない。さらに、交流入力電圧を
半波整流で検出すると、半サイクル以内の交流入力電圧
の上昇が検出できず、前記スイッチ素子19であるトラ
イアックが半サイクルでオフできないことも含めて、結
果的にスイッチ素子19であるトライアックは、1サイ
クル倍電圧整流モードとなり、電力制御回路16への直
流出力電圧が高くなり、この電力制御回路16を破損し
てしまうという問題があった。本発明は、スイッチ素子
として用いたゲート素子のゲート駆動電力の低減による
回路の小型化と、信頼性の高い回路を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流入力電圧
を制御回路で検出して、この制御回路の切換え信号に
て、100V系のときの倍電圧整流モードと、200V
系のときのブリッジ整流モードとをスイッチ素子で切換
えて直流出力電圧を一定とする整流回路において、前記
スイッチ素子としてゲート素子を用い、前記制御回路の
ゲート素子切換え信号をパルス駆動信号としたことを特
徴とする整流回路の切換え回路である。また、100V
系の交流電源の投入時には、投入してから一定時間後
に、倍電圧整流モード切換え信号を出力するための遅延
回路を、制御回路内に設けてなるものである。200V
系の交流電源の投入時には、投入後に、瞬間的な電圧降
下があってもブリッジ整流モードを維持するためのラッ
チ回路を、制御回路内に設けてなるものである。さら
に、交流入力電圧を検出する制御回路の検出回路は、全
波整流器を具備し、スイッチ素子の誤導通期間を可及的
に少なくしたものである。
【0010】
【作用】a.交流入力電圧15が100V系の場合。 (1)交流入力電圧は、全波整流器32で全波整流し、
コンデンサ33で平滑され、ツェナーダイオード36に
加えられる。100V系の電圧は、ツェナーダイオード
36のしきい値を越えず、ラッチ回路30はオフ状態と
なる。 (2)倍電圧整流モードに切換える時間は、遅延回路3
1により遅延される。この時間は、少なくとも入力交流
電圧をコンデンサ33に充電完了するまでの、数サイク
ル分以上の時定数を選択する。 (3)コンデンサ33に充電完了後、駆動回路26のト
ランジスタ46がオンすることによって、コンデンサ5
1の充電電圧が、発光ダイオード54の順方向電圧とト
リガーダイオード52のしきい値電圧を合計した電圧を
越えることになり、発光ダイオード54側電流としてパ
ルス状の電流を流し、電気的に絶縁された駆動信号を出
力する。この結果、スイッチ素子19がオンし、倍電圧
整流モードとなり、交流入力電圧15が100Vであれ
ば、直流出力電圧は、約282Vとなる。
【0011】b.交流入力電圧15が200V系の場
合。 (1)交流入力電圧15からの交流入力電圧は、全波整
流器32で全波整流し、コンデンサ33で平滑され、ツ
ェナーダイオード36に加えられる。200V系の電圧
は、ツェナーダイオード36のしきい値を越えて、ラッ
チ回路30はオン状態でラッチする。 (2)遅延回路31におけるコンデンサ45の正極は、
ラッチ回路30のオンで接地されているので、遅延回路
31のコンデンサ45は充電されない。 (3)駆動回路26のトランジスタ46がオフ状態なの
で、コンデンサ51が接地されずトリガーダイオード5
2が動作しない。このため、発光ダイオード54を流れ
る電流が存在せず、電気的に絶縁された受光部55のゲ
ート駆動電流も出力しない。そのため、スイッチ素子1
9には、ゲート駆動電流が供給されず、ブリッジ整流モ
ードのままで動作する。交流入力電圧の瞬時降下して
も、ラッチ回路30によってラッチされ、倍電圧整流モ
ードには切り替わらない。この結果、交流入力電圧15
が200Vであれば、倍電圧整流モードと同様、直流出
力電圧は、約282Vとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。交流入力電圧15の入力端子11、12には、ヒ
ューズ21を介して全波整流器10が結合されている。
この全波整流器10の出力側には、コンデンサ17、1
8とこれらの放電用抵抗60、61が結合され、さら
に、出力端子13、14に電力制御回路16が結合され
る。また、前記全波整流器10とコンデンサ17、18
との間にはスイッチ素子19が挿入されている。このス
イッチ素子19は、トライアック59を主体とするもの
で、ターミナルT1、T2の間に誤動作防止用の抵抗62
とコンデンサ63が結合され、また、ターミナルT1
ゲートの間にノイズフィルタとしての抵抗64とコンデ
ンサ65が結合されている。
【0013】前記スイッチ素子19のゲートとターミナ
ルT2には、オン、オフを制御するための制御回路22
が結合されている。この制御回路22は、交流入力電圧
15の電圧を検出するための検出回路27、検出状態を
ラッチするためのラッチ回路30、動作開始を遅延する
ための遅延回路31、前記スイッチ素子19を駆動する
ための駆動回路26からなる。
【0014】前記検出回路27は、全波整流器32、平
滑用コンデンサ33、分圧用抵抗34、35、ツェナー
ダイオード36、抵抗37からなる。前記ラッチ回路3
0は、トランジスタ38、39で構成されたシリコン制
御スイッチ(SCS)、ツェナーダイオード40、抵抗
41、42、逆流阻止用ダイオード43からなる。前記
遅延回路31は、抵抗44、コンデンサ45からなる。
前記駆動回路26は、トランジスタ46、抵抗47、4
8、49、50、コンデンサ51、トリガーダイオード
52、ホトカプラ53からなり、このホトカプラ53
は、発光部(ホトダイオード)54と受光部(ホトトラ
イアック)55で構成され、受光部55は抵抗25を介
して前記トライアック59のターミナルT2とゲートに
結合されている。
【0015】以上のような構成における作用を説明す
る。 a.交流入力電圧15が100V系(100、110、
115、120Vなど)の場合。なお、整流回路は、ス
イッチ素子19がオフ状態なので、交流入力電圧15が
加えられると、まずブリッジ整流モードで動作を開始す
る。 (1)交流入力電圧15は、制御回路22の検出回路2
7に入力し、全波整流器32で全波整流され、コンデン
サ33で平滑され、抵抗34、35で分圧され、ツェナ
ーダイオード36に加えられる。交流入力電圧15が1
00V系なので、前記分圧された電圧は、ツェナーダイ
オード36のしきい値を越えず、ラッチ回路30のトラ
ンジスタ38、39からなるサイリスタはオフ状態とな
る。ツェナーダイオード36は、トランジスタ39のV
beの温度係数をキャンセルし、回路の動作を温度に対
して安定化できる電圧として、5.6〜6.8Vを選択
する。抵抗34、35、37は、交流入力電圧が約15
0Vのしきい値になるように選択する。また、ツェナー
ダイオード40は、トランジスタ38とコンデンサ45
の耐圧を抑制し、低圧品を使用するためのものである。
【0016】(2)倍電圧整流モードに切換える時間
は、抵抗44とコンデンサ45からなる遅延回路31に
より遅延され、駆動回路26のトランジスタ46をオン
するタイミングを任意に設定する。この時間は、少なく
とも入力交流電圧15をコンデンサ33に充電完了する
までの、数サイクル分(50Hzで数10msec)以
上の時定数を選択する必要がある。また、ラッチ回路3
0のダイオード43は、抵抗41から抵抗42への経路
によってコンデンサ45を充電しないようにするための
ものである。
【0017】(3)コンデンサ45が充電され、駆動回
路26のトランジスタ46がオンすることによって、抵
抗49でコンデンサ51を充電した電圧が、ホトカプラ
53の発光部54の順方向電圧とトリガーダイオード5
2のしきい値電圧を合計した電圧を越えることになり、
ホトカプラ53の発光部54側電流としてパルス状の電
流を流し、電気的に絶縁された駆動信号を出力する。パ
ルス状電流の周波数は、入力電圧と抵抗49、そしてコ
ンデンサ51の充電時間で決定されるトリガーダイオー
ド52の発振周期であるが、ホトトライアックからなる
受光部55を安定した動作とするためには、少なくとも
商用半サイクルあたり30回程度は必要である。また、
抵抗50は、ホトカプラ53の電流制限および波形整形
のためのものである。この結果として、スイッチ素子1
9のトライアック59がオンし、倍電圧整流モードとな
り、交流入力電圧15が100Vであれば、出力端子1
3、14間の直流出力電圧は、約282Vとなる。
【0018】b.交流入力電圧15が200V系(20
0、220、230、240Vなど)の場合。なお、整
流回路は、スイッチ素子19が常にオフ状態で、ブリッ
ジ全波整流モードとなる。 (1)交流入力電圧15は、制御回路22の検出回路2
7に入力し、全波整流器32で全波整流され、コンデン
サ33で平滑され、抵抗34、35で分圧され、ツェナ
ーダイオード36に加えられる。交流入力電圧15が2
00V系なので、前記分圧された電圧は、ツェナーダイ
オード36のしきい値を越えて、ラッチ回路30のトラ
ンジスタ38、39からなるサイリスタはオン状態でラ
ッチする。
【0019】(2)遅延回路31におけるコンデンサ4
5の正極は、ダイオード43を通してトランジスタ3
8、39からなるサイリスタにて接地されているので、
コンデンサ45は充電されず、遅延回路31の遅延時間
は、200V系では全く関係がない。
【0020】(3)駆動回路26のトランジスタ46が
オフ状態なので、コンデンサ51が接地されずトリガー
ダイオード52が動作しない。このため、ホトカプラ5
3の発光部54を流れる電流が存在せず、電気的に絶縁
された受光部55のゲート駆動電流も出力しない。この
結果、スイッチ素子19のトライアック59には、ゲー
ト駆動電流が供給されず、ブリッジ整流モードのままで
動作する。もし、交流入力電圧の瞬時停電や瞬時低下に
より、ラッチ回路30のトランジスタ38、39が瞬間
的にオフしたとしても、遅延回路31のコンデンサ45
が充電する前にトランジスタ38、39がオンして、交
流入力電圧100V系の検出をせず、倍電圧整流モード
には切り替わらない。この結果として、交流入力電圧1
5が200Vであれば、倍電圧整流モードと同様、出力
端子13、14間の直流出力電圧は、約282Vとな
る。
【0021】図2は、交流入力電圧に対する直流出力電
圧の関係を示すグラフで、このグラフにより、交流入力
電圧が約50Vで制御回路22が動作を開始し、約15
0Vで倍電圧整流モードからブリッジ整流モードへ切り
替わることがわかる。
【0022】つぎに、図3は、本発明の他の実施例を示
すもので、制御回路22のラッチ回路30をSCR70
で構成した例を示している。すなわち、SCR70のタ
ーミナルT1、T2を前記コンデンサ45に結合し、ま
た、ゲートとターミナルT1との間に抵抗71、コンデ
ンサ72からなるノイズフィルタと抵抗73とを挿入し
たものである。このような構成における動作は、図1の
場合とほとんど変わるところはない。
【0023】
【発明の効果】(1)スイッチ素子としてゲート素子を
用いるとともに、このゲート素子の切換え信号をパルス
駆動信号としたので、ゲート駆動電力の低減による回路
の小型化と、信頼性の高い回路を提供できる。
【0024】(2)ゲート素子として使用されるトライ
アックは、一般的に保持電流という一度オンすると主電
流が最低電流にならない限りオンを継続する特性や、ラ
ッチングカレントと呼ばれるゲート信号がなくなっても
主電流が最低電流にならない限りオンを継続する特性が
ある。また、トライアックのゲート駆動信号を電気的に
絶縁するため光素子が使用され、発光部側をパルス駆動
するとホトダイオードの特性から、略連続点灯する特性
がある。本発明は、これらの特性を有効に利用して、ト
ライアックを光素子でパルス駆動することによって従来
と同様の動作が可能であるばかりか、ゲート駆動電力を
大幅に低減できる。
【0025】(3)100V系の交流電源を投入してか
ら一定時間後に、倍電圧整流モード切換え信号を出力す
るための遅延回路を、制御回路内に設けたので、200
V系のブリッジ整流モードの場合、途中の立上りの際の
100Vの段階で倍電圧整流モードに切り替わって誤動
作することがない。
【0026】(4)200V系の交流電源の運転時に、
瞬間的な電圧降下があってもブリッジ整流モードを維持
するためのラッチ回路を、制御回路内に設けたので、2
00V系に戻ったときに倍電圧整流モードとなることは
ない。
【0027】(5)200V系のブリッジ整流モードを
検出する場合、従来は、交流入力電圧を半波整流して検
出していたが、トライアックは、一度オンするとそのサ
イクル内はオフできず、半波整流による検出の遅れとト
ライアックの特性から、1サイクル誤動作する。しか
し、本発明では、交流入力電圧を検出する制御回路の検
出回路は、全波整流器を具備し、スイッチ素子の誤導通
期間を可及的に少なくしたので、半サイクルの改善がで
き、電力制御回路の破損を半分の確率にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の整流回路の切換え回路の一実施例を示
す電気回路図である。
【図2】交流入力電圧と直流出力電圧の特性グラフであ
る。
【図3】本発明の整流回路の切換え回路の他の実施例を
示す電気回路図である。
【図4】整流回路の切換え回路の原理図である。
【図5】従来の整流回路の切換え回路を示す電気回路図
である。
【符号の説明】
10…全波整流器、11…入力端子、12…入力端子、
13…出力端子、14…出力端子、15…交流入力電
圧、16…電力制御回路、17…コンデンサ、18…コ
ンデンサ、19…スイッチ素子、20…クローバ回路、
21…ヒューズ、22…制御回路、23…ツェナーダイ
オード、24…3端子サイリスタ、25…抵抗、26…
駆動回路、27…検出回路、28…ダイオード、30…
ラッチ回路、31…遅延回路、32…全波整流器、33
…コンデンサ、34…抵抗、35…抵抗、36…ツェナ
ーダイオード、37…抵抗、38…トランジスタ、39
…トランジスタ、40…ツェナーダイオード、41…抵
抗、42…抵抗、43…ダイオード、44…抵抗、45
…コンデンサ、46…トランジスタ、47…抵抗、48
…抵抗、49…抵抗、50…抵抗、51…コンデンサ、
52…トリガーダイオード、53…ホトカプラ、54…
発光部、55…受光部、59…トライアック、60…抵
抗、61…抵抗、62…抵抗、63…コンデンサ、64
…抵抗、65…コンデンサ、71…抵抗、72…コンデ
ンサ、73…ゲート電流抑制抵抗。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流入力電圧を制御回路で検出して、こ
    の制御回路の切換え信号にて、100V系のときの倍電
    圧整流モードと、200V系のときのブリッジ整流モー
    ドとをスイッチ素子で切換えて直流出力電圧を一定とす
    る整流回路において、前記スイッチ素子としてゲート素
    子を用い、前記制御回路のゲート素子切換え信号をパル
    ス駆動信号としたことを特徴とする整流回路の切換え回
    路。
  2. 【請求項2】 100V系の交流電源を投入してから一
    定時間後に、倍電圧整流モード切換え信号を出力するた
    めの遅延回路を、制御回路内に設けてなる請求項1記載
    の整流回路の切換え回路。
  3. 【請求項3】 200V系の交流電源の投入後に、瞬間
    的な電圧降下があってもブリッジ整流モードを維持する
    ためのラッチ回路を、制御回路内に設けてなる請求項1
    記載の整流回路の切換え回路。
  4. 【請求項4】 交流入力電圧を検出する制御回路の検出
    回路は、全波整流器を具備し、スイッチ素子の誤導通期
    間を可及的に少なくした請求項1記載の整流回路の切換
    え回路。
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