JPH0668761A - スイッチング回路 - Google Patents

スイッチング回路

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Publication number
JPH0668761A
JPH0668761A JP21705692A JP21705692A JPH0668761A JP H0668761 A JPH0668761 A JP H0668761A JP 21705692 A JP21705692 A JP 21705692A JP 21705692 A JP21705692 A JP 21705692A JP H0668761 A JPH0668761 A JP H0668761A
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JP
Japan
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input signal
switching element
light emitting
contact
emitting element
Prior art date
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Pending
Application number
JP21705692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Niwa
正久 丹羽
Kiyoshi Hosoya
清志 細谷
Hideki Kuzumi
秀樹 来住
Shigeo Akiyama
茂夫 秋山
Toyofumi Sate
豊文 左手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力信号が負荷電流の零近傍で入力された場合
でもゼロクロス光点弧機能を有するスイッチング素子を
確実にオンさせて、簡単な回路構成でスイッチング時の
電路の電流変化率を小さくし、ノイズを低減させる。 【構成】ゼロクロス光点弧型のスイッチング素子9bと
リレーの常開接点2dを並列に接続し、入力信号の投入
時にはトリガー用の発光素子9aをオンさせて入力信号
の遮断時には接点2dが開放するまで発光素子9aをオ
ンさせる制御回路10を設けた。また、リレーの常開接
点2dは入力信号の投入後、少なくとも交流電源3の半
周期以上遅らせてオンされるように構成した。 【効果】入力信号投入後、最初のゼロクロス点で導通で
き、応答速度が速くなる。また、スイッチング素子のゼ
ロクロス動作によりノイズを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光信号によりトリガーさ
れるゼロクロス動作型の半導体スイッチング素子を用い
て電路を小さな電流変化率で開閉する為のスイッチング
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング回路の一例を図4に
示した。このスイッチング回路は、トライアックのよう
なスイッチング素子5とリレー2の常開接点2cを並列
に接続して、電路を小さな電流変化率で且つ低発熱で開
閉するための回路であり、例えば特公昭60−1782
号公報に開示されている。図4において、1は入力端
子、6は出力端子であり、3は交流電源、4は負荷であ
る。入力端子1に印加された入力信号によりリレー2の
コイルが励磁されると、接点2a、2b、2cの順に閉
成される。このとき、接点2aと2bは負荷電流の半周
期以上の時間差をもって閉成する。先ず接点2aが閉成
した後、負荷電流が零近傍となったときに、ゼロクロス
トリガー回路7のトリガー信号がスイッチング素子5の
ゲート端子に入力されて、スイッチング素子5をオン
し、負荷電流が流れ始める。次に、接点2bが閉成する
と、ゼロクロストリガー回路7のトリガー信号に関係な
く、抵抗8を介してスイッチング素子5は付勢される。
さらに主接点2cが閉成すると、負荷電流は主としてこ
の接点2cを介して流れるようになり、スイッチング素
子5に流れる電流は保持電流以下となってスイッチング
素子5はオフする。負荷電流を遮断する場合には、先ず
接点2cを開放する。これにより、負荷電流はスイッチ
ング素子5を流れるようになり、次に、接点2bと接点
2aがこの順序に開放され、且つ接点2aと接点2bは
負荷電流の半周期以上の時間差をもって開放されること
で電路の電流変化率が小さい状態で負荷電流を遮断でき
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リレー
2は或る程度長い動作時間を有するため、負荷電流が零
近傍で入力信号が入力された場合、接点2aがオンする
ときには負荷電流が零近傍を離れていてスイッチング素
子5がオンとなるタイミングが半周期遅れることがある
という欠点があった。また、スイッチング素子5と主接
点2cの動作は、リレー2の可動切片とばねによって密
接に結合しているので、複雑な機構上の設計を必要と
し、負荷電流の大きさに応じて最適な主接点を選択する
というような汎用性に欠けるという問題があった。ま
た、主接点2cと補助接点2a、2bをそれぞれ動作時
間及び復帰時間の異なる別のコイルで開閉して、主接点
2cに汎用性を持たせる場合には、回路の大きさ及びコ
イルの消費電力が大きくなるという欠点があった。
【0004】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、入力信号が負荷
電流の零近傍で入力された場合でもゼロクロス光点弧機
能を有するスイッチング素子を確実にオンさせることに
より、簡単な回路構成でスイッチング動作における電路
の電流変化率を小さくし、ノイズを低減させたスイッチ
ング回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング回
路にあっては、前記の課題を解決するために、図1に示
すように、ゼロクロス光点弧機能を有するスイッチング
素子9bと、このスイッチング素子9bに並列に接続さ
れたリレーの常開接点2dと、前記スイッチング素子9
b及び前記接点2dの並列回路に直列接続された負荷4
及び交流電源3と、前記スイッチング素子9bをトリガ
ーする発光素子9aと、入力信号の投入時には前記発光
素子9aをオンさせて入力信号の遮断時には前記接点2
dが開放するまで前記発光素子9aをオンさせる制御回
路10とからなり、前記接点2dは入力信号の投入後少
なくとも交流電源3の半周期以上遅らせてオンされるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0006】ここで、前記接点2dは動作時間が交流電
源3の半周期以上であるリレーの常開接点で構成するこ
とが好ましい。また、前記制御回路10は、図2に示す
ように、入力信号により充電されるコンデンサ12と、
このコンデンサ12から入力端子への逆流を阻止するた
めのダイオード11と、前記コンデンサ12の電荷を前
記発光素子9aに供給するための抵抗13を備えること
が好ましい。
【0007】
【作用】図1の回路において、入力端子1に入力信号が
投入されると、制御回路10は瞬時に発光素子9aに電
流を流して、スイッチング素子9bを付勢せしめる。ス
イッチング素子9bはゼロクロス点弧機能を有するの
で、入力信号の投入後、初めて負荷電流が零近傍となる
時点で遅滞なくオンし、交流電源3、負荷4、出力端子
6、スイッチング素子9bを介して負荷電流が流れる。
リレー2の常開接点2dは入力信号の投入後、少なくと
も負荷電流の半周期以上遅れてオンとなる。このとき、
負荷電流は既にスイッチング素子9bを介して流れてい
るので、突入電流によるアークは発生しない。一旦接点
2dがオンすると、負荷電流はスイッチング素子9bよ
りも低抵抗である接点2dを介して流れ、スイッチング
素子9bによる発熱は抑えられる。入力信号の遮断時に
は、接点2dがオフする時点では、制御回路10によっ
て発光素子9aに電流が流れており、スイッチング素子
9bを付勢せしめているので、接点2dを介して流れて
いた負荷電流はスイッチング素子9bを介して流れ続け
て、接点2dには遮断時のアークが発生しない。接点2
dがオフした後、制御回路10は発光素子9aを流れる
電流を低減してスイッチング素子9bへの光照射を停止
せしめることにより、その後に負荷電流がスイッチング
素子9bの保持電流以下になる時点でスイッチング素子
9bをオフさせ、電路の電流変化率が小さい状態で負荷
電流を遮断するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図2は本発明のスイッチング回路の一実施例の回路
図である。図中、1は入力端子であり、その両端には、
リレー2のコイルを接続している。このリレー2は、入
力信号によって動作し、その動作時間が負荷電流の半周
期よりも長く設定されている。3は交流電源、4は負荷
であり、その直列回路は出力端子6に接続されている。
9bはゼロクロス・スイッチング機能を有し、発光素子
9aの光信号によりトリガーされる双方向サイリスタの
ようなスイッチング素子であって、少なくとも数サイク
ルの負荷電流による発熱に耐え得る容量を有している。
スイッチング素子9bの一対の端子は、出力端子6を介
して交流電源3と負荷4の直列回路に接続されている。
入力端子1には、前記リレー2と並列に発光素子9aが
抵抗14を介して接続されている。また、入力信号がオ
フしてからスイッチング素子9bがオフするまでに適当
な時間差を与えるために、入力端子1の信号によりダイ
オード11を介してコンデンサ12を充電し、抵抗13
を介して発光素子9aに電流を供給している。なお、ダ
イオード15は、入力信号がオフしたときにリレー2の
コイルより発生する逆起電力から発光素子9aを保護す
るために設けられている。
【0009】以下、本実施例の動作について説明する。
図3は本実施例の各部の動作波形を示している。図3
(a)は交流電源3の交流電圧、図3(b)は入力端子
1に印加される入力信号、図3(c)はリレー接点2d
の動作、図3(d)は発光素子9aに流れる電流、図3
(e)は負荷4に流れる電流である。時刻t0 に入力端
子1に入力信号が入ると、リレー2のコイルに通電を開
始するとともに瞬時に抵抗14を介して発光素子9aに
電流が流れてスイッチング素子9bに光を照射する。ま
た、ダイオード11を介してコンデンサ12が充電され
る。スイッチング素子9bのゼロクロス機能により、時
刻t1 に負荷電流がゼロ近傍になるとスイッチング素子
9bはオン状態となって負荷電流を流し始める。接点2
dは時刻t 0 よりリレー2の動作時間だけ遅れて時刻t
2 に閉成するが、負荷電流はスイッチング素子9bを介
して既に流れているので、突入電流によるアークは発生
しない。また、リレー2の動作時間は負荷電流の半周期
よりも長いので時刻t2 が時刻t1 より先になることは
ない。接点2dの閉成により交流電源3、負荷4、接点
2dの回路が形成され、負荷電流は主としてこの回路を
流れる。この回路の抵抗は極めて小さいので、回路の発
熱を十分に小さく抑えられる。以上のようにして、電路
の電流変化率の小さい状態で負荷電流が流れ始める。
【0010】次に、負荷電流を遮断する場合の動作につ
いて説明する。時刻t3 に入力端子1の入力信号を消滅
せしめると、リレー2の復帰時間だけ遅れて時刻t4
接点2dが開放する。この時点では、コンデンサ12に
充電されていた電荷により、抵抗13を介して発光素子
9aに電流が流れて、発光素子9aはスイッチング素子
9bをトリガーするのに十分な程度発光しており、負荷
電流はスイッチング素子9bを介して流れ続けるので、
接点2dには遮断時のアークが発生しない。発光素子9
aを流れる電流が或る一定の電流値を下回ると、発光素
子9aはスイッチング素子9bをトリガーするのに十分
な光を照射することが出来なくなり、時刻t5 に負荷電
流がスイッチング素子9bの保持電流以下になると、ス
イッチング素子9bがオフし、電路の電流変化率が小さ
い状態で負荷電流を遮断する。
【0011】
【発明の効果】本発明のスイッチング回路によれば、入
力信号が負荷電流の零近傍で入力された場合でも、ゼロ
クロス光点弧機能を有するスイッチング素子が遅滞無く
オンされて負荷電流を流すことができ、応答速度が速く
なるという効果がある。また、本発明のスイッチング回
路においては、ばね等の機構上の複雑な設計を必要とし
ないという利点がある。さらにまた、本発明のスイッチ
ング回路においては、適当な制御回路によりスイッチン
グ素子の動作タイミングを設定できるので、負荷電流の
大きさに応じて最適な主接点を選択して、小さい電流変
化率で電路をオン/オフし、ノイズを低減できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の回路図である。
【図3】本発明の一実施例の動作波形図である。
【図4】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 リレー 2d 常開接点 3 交流電源 4 負荷 6 出力端子 9a 発光素子 9b スイッチング素子 10 制御回路 11 ダイオード 12 コンデンサ 13 抵抗 14 抵抗 15 ダイオード
フロントページの続き (72)発明者 秋山 茂夫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 左手 豊文 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼロクロス光点弧機能を有するスイッ
    チング素子と、このスイッチング素子に並列に接続され
    たリレーの常開接点と、前記スイッチング素子及び前記
    接点の並列回路に直列接続された負荷及び交流電源と、
    前記スイッチング素子をトリガーする発光素子と、入力
    信号の投入時には前記発光素子をオンさせて入力信号の
    遮断時には前記接点が開放するまで前記発光素子をオン
    させる制御回路とからなり、前記接点は入力信号の投入
    後少なくとも交流電源の半周期以上遅らせてオンされる
    ように構成したことを特徴とするスイッチング回路。
  2. 【請求項2】 前記接点は動作時間が交流電源の半周
    期以上であるリレーの常開接点であることを特徴とする
    請求項1記載のスイッチング回路。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、入力信号により充電
    されるコンデンサと、このコンデンサから入力端子への
    逆流を阻止するためのダイオードと、前記コンデンサの
    電荷を前記発光素子に供給するための抵抗を備えている
    ことを特徴とする請求項2記載のスイッチング回路。
JP21705692A 1992-08-14 1992-08-14 スイッチング回路 Pending JPH0668761A (ja)

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JP21705692A JPH0668761A (ja) 1992-08-14 1992-08-14 スイッチング回路

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JPH0668761A true JPH0668761A (ja) 1994-03-11

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ID=16698143

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JP21705692A Pending JPH0668761A (ja) 1992-08-14 1992-08-14 スイッチング回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123531A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Panasonic Corp 点滅器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014123531A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Panasonic Corp 点滅器

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