JPH09215340A - インバータ用回路 - Google Patents

インバータ用回路

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JPH09215340A
JPH09215340A JP8045472A JP4547296A JPH09215340A JP H09215340 A JPH09215340 A JP H09215340A JP 8045472 A JP8045472 A JP 8045472A JP 4547296 A JP4547296 A JP 4547296A JP H09215340 A JPH09215340 A JP H09215340A
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JP
Japan
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relay
switch
smoothing capacitor
inverter
resistor
Prior art date
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JP8045472A
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English (en)
Inventor
Koji Tanihata
孝二 谷畑
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減少させて構造の簡略化、小型
化、軽量化を図ることができるうえ、製造コストを抑制
することのできるインバータ用回路を提供する。 【解決手段】 インバータ2の入力側に並列に接続され
た平滑用コンデンサ5と、インバータ2に給電するバッ
テリ1と平滑用コンデンサ5との間に直列に接続され、
かつ互いに並列に接続された第1リレー6および第2リ
レー7と、該第2リレー7に対して直列に接続された抵
抗12と、抵抗12を介して平滑用コンデンサ5の両端
の端子を選択的に短絡させる回路とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばハイブリ
ッド方式の電気自動車、空調機械、照明器具などに用い
られ、直流電源とインバータの入力側とを接続するため
に設けられるインバータ用回路であり、特に、突入電流
を防止する機能と、平滑用コンデンサの残留電荷を放電
する機能とを兼備したインバータ用回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、直流電源とインバータの入力側
とを接続する回路には平滑用コンデンサが設けられてい
る。そして、インバータを起動させる際には、まず、直
流電源から出力された電流を平滑用コンデンサに充電
し、その後、直流電源から出力された電流をインバータ
に入力してインバータを起動させる制御が行われる。こ
のように、予め平滑用コンデンサに電流を充電する理由
は、インバータの電流変化が、同じ直流電源に接続され
ている他回路に影響を及ぼさないようにするためであ
る。
【0003】ところで、上記のように平滑用コンデンサ
に充電を行なう際には、突入電流によって平滑用コンデ
ンサや他回路の機能が損なわれる可能性がある。一方、
作業者がインバータに対する電流供給を停止した状態で
メンテナンスを行う場合には、作業者が平滑用コンデン
サに触れる前に平滑用コンデンサの残留電荷を速やかに
放電することが望ましい。
【0004】このような要求に対処可能なインバータ用
回路としては、例えば特開昭58−58824号公報が
ある。この公報に記載されたインバータ用回路は、直流
電源とインバータの入力側とを接続する回路に、突入電
流を防止するための突入電流防止用抵抗と、平滑用コン
デンサに直列に接続された放電抵抗とが別個に設けられ
ているとともに、突入電流防止用抵抗に並列に接続され
た第1リレーと、放電抵抗と平滑用コンデンサとの間に
配置された第2リレーとが設けられている。
【0005】そして、平滑用コンデンサに充電する際に
は、第1リレーおよび第2リレーが開かれ、直流電源か
ら出力された電流が突入電流防止用抵抗により電流が抑
制された状態で平滑用コンデンサに充電される。平滑用
コンデンサに対する充電後は第1リレーが閉じられ、直
流電源から出力された電流が短絡回路を流れてインバー
タに供給され、インバータが起動する。また、インバー
タに対する電流供給の停止後は、第2リレーが閉じられ
て平滑用コンデンサの残留電荷が放電抵抗により放電さ
れる。
【0006】このように、突入電流防止用抵抗と、平滑
用コンデンサの残留電荷を放電するための抵抗とが別個
に設けられているのは、平滑用コンデンサの残留電荷は
インバータ側においても消費されるため、放電すべき電
流が突入電流に比べて少なく、突入電流防止用抵抗と放
電用の抵抗とでは要求される大きさが異なるからであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載された回路においては、突入電流の防止と、平滑用コ
ンデンサの残留電荷の放電とを行なうため、大きさの異
なる抵抗を別個に設ける必要があり、部品点数が増加し
て構造の複雑化、大型化、重量化を招くうえ、製造コス
トが高まるという問題があった。
【0008】この発明は上記事情を背景としてなされた
もので、部品点数を減少させて構造の簡略化、小型化、
軽量化を図ることができるうえ、製造コストを抑制する
ことのできるインバータ用回路を提供することを目的と
している。この目的は、単一の抵抗を突入電流の防止と
平滑用コンデンサの残留電荷の放電とに共用することで
達成される。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するため請求項1に記載された発明は、インバー
タの入力側に並列に接続された平滑用コンデンサと、前
記インバータに給電する直流電源と前記平滑用コンデン
サとの間に直列に接続され、かつ互いに並列に接続され
た第1および第2スイッチと、該第2スイッチに対して
直列に接続された抵抗と、前記抵抗を介して前記平滑用
コンデンサの両側の端子を選択的に短絡させる回路とを
備えていることを特徴とするしたがって、請求項1に記
載された発明によれば、平滑用コンデンサの両側の端子
が離れている場合には、直流電源から出力された電流が
抵抗により抑制されながら平滑用コンデンサに充電され
て突入電流が防止される一方、平滑用コンデンサの両側
の端子を接続する回路が短絡された場合には、平滑用コ
ンデンサの残留電荷が抵抗に流れて放電される。つま
り、単一の抵抗が突入電流の防止と平滑用コンデンサの
残留電荷の放電とに共用される。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施例を添付図
面に基づいて説明する。なお、この発明は、例えばハイ
ブリッド方式の電気自動車などに適用される。図1はこ
の発明の第1実施例にかかるインバータ用回路を示す概
略図である。バッテリ(直流電源)1とインバータ2の
入力側とが回路により接続され、インバータ2にはダイ
オード3、スイッチングトランジスタ4などの要素が設
けられている。インバータ2は、バッテリ1から出力さ
れた直流電流を交流電流に変換するとともに、変換され
た交流電流を、出力側に接続された電動モータなどの負
荷(図示せず)に供給する。
【0011】バッテリ1とインバータ2との間に形成さ
れた回路には、インバータ2に並列に接続された平滑用
コンデンサ5が設けられている。また、回路におけるバ
ッテリ1の陽極と平滑用コンデンサ5との間には、バッ
テリ1および平滑用コンデンサ5に対して直列に接続さ
れ、かつ、互いに並列に接続された第1リレー(第1ス
イッチ)6と第2リレー(第2スイッチ)7とが設けら
れている。
【0012】そして、第2リレー7と平滑用コンデンサ
5におけるバッテリ1の陽極側の端子との間には、第2
リレー7に直列に接続された抵抗12が設けられてい
る。この抵抗12はバッテリ1から電流が出力された際
に生じる突入電流を吸収できる大きさの抵抗が用いられ
ている。
【0013】また、第1リレー6は、励磁電流が供給さ
れるコイル8と、接点9,10を開閉する可動片11と
を備えている。接点9はバッテリ1の陽極に接続され、
接点10は平滑用コンデンサ5におけるバッテリ1の陽
極側の端子に接続されている。
【0014】前記第2リレー7は、励磁電流が供給され
るコイル13と、接点14または接点15のいずれか一
方に接続される可動片16とを備えている。この接点1
4はバッテリ1の陽極側に接続されている一方、接点1
5は平滑用コンデンサ5におけるバッテリ1の陰極側の
端子に接続されている。
【0015】また、コイル8とコイル13とは並列に接
続されており、共にその一端側がスイッチ17に接続さ
れている。このスイッチ17はイグニッションキー(図
示せず)の操作により動作されるもので、スイッチ17
の他端側は補機バッテリ(図示せず)に接続されてい
る。なお、コイル8の他端側にはタイマ18が直列に接
続されており、このタイマ18およびコイル13の他端
側はいずれも接地されている。タイマ18はスイッチ
(図示せず)を備えており、このスイッチはスイッチ1
7が閉じられてから所定時間後に閉じられ、スイッチ1
8が開いた時点で開くように構成されている。
【0016】次に、図1のインバータ用回路の作用を、
図2に示すタイムチャートを参照しながら説明する。図
2のタイムチャートでは横軸に時間(t)が示され、縦
軸には回路に設けられた要素の状態が示されている。
【0017】まず、スイッチ17が閉じられているとコ
イル8およびコイル13には励磁電流が流れず、第1リ
レー6が閉じられ、第2リレー接点15が閉じられてお
り、バッテリ1から電流が出力されない。
【0018】次に、イグニッションキー17の操作によ
りスイッチ17が閉じられると、補機バッテリから出力
された励磁電流がコイル13に流れ、コイル13により
形成される磁界で可動片16が動作して接点14が閉じ
られる。なお、この時点ではタイマ18のスイッチが開
かれており、コイル8には励磁電流が流れないため、第
1リレー6は開状態に維持される。
【0019】こうして接点14が閉じられると、バッテ
リ1から回路に電流が出力され、この電流は抵抗に流れ
て抑制されながら平滑用コンデンサ5に充電され、平滑
用コンデンサ5の電圧が徐々に高まる。したがって、平
滑用コンデンサ5や他回路に対する突入電流を防止で
き、その機能を維持することができる。
【0020】スイッチ17が閉じられてから所定時間t
1が経過すると、タイマ18のスイッチが閉じられて補
機バッテリの励磁電流がコイル8に流れ、コイル8によ
り形成される磁界で可動片11が動作して接点8,9を
閉じる。このため、バッテリ1から出力された電流がイ
ンバータ2に供給され、インバータ2が起動可能な状態
となる。
【0021】一方、インバータ2に対する電流の供給を
停止するには、スイッチ17が開かれてコイル8および
コイル13に対する励磁電流が遮断され、第1リレー6
が開くとともに、第2リレー7の可動片16が動作して
接点15を閉じる。その結果、平滑用コンデンサ5の両
側の端子を接続する短絡回路が形成され、平滑用コンデ
ンサ5の残留電荷が抵抗12に流れることで速やかに放
電され、メンテナンスなどで作業者が平滑用コンデンサ
5に触れる前には放電が完了する。
【0022】このように、第1実施例においては、第2
リレー7の可動片16を、バッテリ1の陽極または平滑
用コンデンサ5におけるバッテリ1の陰極側の端子のい
ずれか一方に接続することで、単一の抵抗12を突入電
流の防止と平滑用コンデンサ残留電荷の放電とに共用す
ることができる。したがって、大きさの異なる抵抗を別
個に用いる場合に比べて抵抗が1個減少し、構造の簡略
化、小型化、軽量化を図ることができるうえ、製造コス
トを低減することができる。
【0023】図3はこの発明の第2実施例にかかるイン
バータ用回路を示す概略図である。バッテリ(直流電
源)21とインバータ22の入力側とが回路により接続
され、インバータ22にはダイオード23、スイッチン
グトランジスタ24などの要素が設けられている。イン
バータ22は、バッテリ21から出力された直流電流を
交流電流に変換するとともに、変換された交流電流を出
力側に接続された電動モータなどの負荷(図示せず)に
供給する。
【0024】バッテリ21とインバータ22との間に形
成された回路には、インバータ22に並列に接続された
平滑用コンデンサ25が設けられている。また、回路に
おけるバッテリ21の陽極と平滑用コンデンサ25との
間には、バッテリ21および平滑用コンデンサ25に対
して直列に接続され、かつ互いに並列に接続された第1
リレー(第1スイッチ)26と第2リレー(第2スイッ
チ)27とが設けられている。
【0025】そして、第2リレー27と平滑用コンデン
サ25におけるバッテリ1の陽極側の端子との間には、
第2リレー27に直列に接続された抵抗28が設けられ
ている。この抵抗28は、バッテリ1から出力される電
流を平滑用コンデンサ5に充電する際に生じる突入電流
を吸収できる大きさの抵抗が用いられている。また、第
1リレー26は、励磁電流が供給されるコイル29と、
接点30,31を開閉する可動片32とを備えている。
前記第2リレー27は、励磁電流が供給されるコイル3
3と、接点34,35を開閉する可動片36とを備えて
いる。
【0026】上記コイル29とコイル33とは並列に接
続されており、共にその一端側がスイッチ37に接続さ
れている。このスイッチ37はイグニッションキー(図
示せず)の操作により動作されるもので、スイッチ37
の他端側は補機バッテリ(図示せず)に接続されてい
る。さらに、コイル29他端側にはタイマ38が直列に
接続されており、コイル33の他端側にはタイマ39が
直列に接続されている。タイマ38,タイマ39の他端
側はいずれも接地されており、タイマ38,39は共に
スイッチ(図示せず)を備えている。この実施例では、
タイマ39のスイッチは、スイッチ37が閉じられると
同時に閉じられ、所定時間後に開かれるように構成され
ている。また、タイマ38のスイッチは、スイッチ37
が閉じられてから所定時間後に閉じられ、スイッチ37
が開かれるのと同時に開くように構成されている。
【0027】さらに、回路内には切換装置40が設けら
れている。この切換装置40は、第3リレー41と、第
4リレー42(第2スイッチ)と、第5リレー43とを
備えている。第3リレー41は、バッテリ1の陽極に接
続された接点44と、第1リレー26の接点30および
第2リレー27の接点34に接続された接点45と、接
点44と接点45とを開閉する可動片46とを備えてい
る。
【0028】また、第4リレー42は、抵抗28と第2
リレー27との間に接続された接点47と、平滑用コン
デンサ25におけるバッテリ21の陰極側の端子に接続
された接点48と、接点47と接点48とを開閉する可
動片49とを備えている。さらに、第5リレー43は、
バッテリ21の陰極に接続された接点50と、平滑用コ
ンデンサ25におけるバッテリ21の陰極側の端子に接
続された接点51と、接点50と接点51とを開閉する
可動片52とを備えている。
【0029】さらにまた、切換装置40には励磁電流が
流されるコイル53が設けられており、コイル53の一
端側はスイッチ37に接続され、コイル53の他端側は
接地されている。そして、可動片46,49,52はコ
イル53により磁界が形成されるか否かによって別個に
動作が制御される。
【0030】次に、第2実施例のインバータ用回路の作
用を図4のタイムチャートを参照しながら説明する。こ
のタイムチャートは横軸に時間(t1)が示され、縦軸
に各要素の状態が示されている。まず、スイッチ37が
開かれた状態では、コイル29,33,53には励磁電
流が流れず、第3リレー41と、第5リレー43と、第
2リレー27と、第1リレー26とが開かれ、第4リレ
ー42が閉じられている。このため、バッテリ21から
電流が出力されず、平滑用コンデンサ25にも充電され
ていない。
【0031】そして、イグニッションキーの操作により
スイッチ37が閉じられると、補機バッテリから出力さ
れた励磁電流がコイル29,33,53に流れ、コイル
29,33,53によりそれぞれ磁界が形成される。す
ると、第3リレー41と、第5リレー43と、第2リレ
ー27とが閉じられる一方、第4リレー42が開かれ
る。なお、この時、第1リレー26は開かれたままであ
る。このため、バッテリ1から出力される電流が抵抗2
8によって抑制されながら平滑用コンデンサ25に充電
され、徐々に平滑用コンデンサ25の電圧が高まる。し
たがって、平滑用コンデンサ25や他回路における突入
電流が防止され、その機能を維持することができる。
【0032】一方、スイッチ37が閉じられてから所定
時間t2の経過後にタイマ38のスイッチが閉じられて
コイル29に励磁電流が流れ、コイルに29より形成さ
れる磁界で第1リレー26が閉じられる。このため、バ
ッテリ21から出力された電流がインバータ22に供給
され、インバータ22が起動可能な状態となる。
【0033】さらに第1リレー26が閉じられてから一
定時間をおいて所定時間t3が経過すると、タイマ39
のスイッチが開かれて第2リレー27が閉じられた状態
でインバータ22に対する電流の供給が続行される。そ
して、スイッチ37が開かれるとコイル29,53に励
磁電流が流れなくなるため、コイル29,53により形
成されていた磁界がなくなる。このため、第3リレー4
1と、第5リレー43と、第1リレー26とが開かれて
インバータ22に対する電流の供給が停止されるととも
に、第4リレー42が閉じられて平滑用コンデンサ25
の両側の端子を短絡する回路が形成される。その結果、
平滑用コンデンサ25の残留電荷が抵抗28に流れて放
電され、メンテナンスなどにより作業者が平滑用コンデ
ンサ25に触れる前に、速やかに放電を完了させること
ができる。
【0034】このように、第2実施例においては、第2
リレー27と、第4リレー42との開閉を制御すること
により、単一の抵抗28が平滑用コンデンサ25に充電
する際の突入電流の防止と、インバータ22に対する電
流供給の停止後における平滑用コンデンサ残留電荷の放
電とに共用される。したがって、突入電流の防止と平滑
用コンデンサ残留電荷の放電とに大きさの異なる抵抗を
別個に用いる場合に比べて抵抗が1個減少し、構造の簡
略化、小型化、軽量化を図ることができるうえ、製造コ
ストを低減することができる。
【0035】なお、第2実施例においては、第2リレー
27は所定時間t3経過後に開かれる制御を採用してい
るが、タイマ39によりスイッチ37が開かれるまで閉
じられた状態を維持するような制御を行うことも可能で
ある。また、第2実施例においては、第1リレー26お
よび第2リレー27の他に、第3リレー41および第5
リレー43が設けられており、スイッチ37が開かれて
初めて第3リレー41および第5リレー43が閉じられ
てバッテリ21からの電流が出力される構成となってい
るから、スイッチ数が多い分、不用意に回路が閉状態と
なることを防止でき、電流の供給または供給停止を一層
確実に行うことができる。
【0036】また、第1実施例および第2実施例におい
て、バッテリ1,21に代えて直流発電機を用いること
も可能である。さらに、第1実施例および第2実施例に
おいては、平滑用コンデンサ5,25の両端の電圧を検
出する検出手段を設け、この検出手段により平滑用コン
デンサ2,25の電圧が所定値になったことが検出され
時点で、タイマ18,38のスイッチを閉じるような制
御を行うことも可能である。なお、この発明は空調機
械、照明器具などにも適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、平滑用コンデンサの両側の端子が離れてい
る場合には、直流電源から出力された電流が抵抗により
抑制されながら平滑用コンデンサに充電されて突入電流
が防止される一方、平滑用コンデンサの両側の端子を短
絡させる回路が形成されると、平滑用コンデンサの残留
電荷が抵抗に流れて放電される。したがって、単一の抵
抗が突入電流の防止と平滑用コンデンサ残留電荷の放電
とに共用されるため、大きさの異なる抵抗を別個に用い
る場合に比べて抵抗が1個減少し、構造の簡略化、小型
化、軽量化を図ることができるうえ、製造コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかるインバータ用回
路を示す概略図である。
【図2】この発明の第1実施例にかかるインバータ用回
路の各要素の状態を示すタイムチャートである。
【図3】この発明の第2実施例にかかるインバータ用回
路を示す概略図である。
【図4】この発明の第2実施例にかかるインバータ用回
路の各要素の状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1,21 バッテリ(直流電源) 2,22 インバータ 5,25 平滑用コンデンサ 6,26 第1リレー(第1スイッチ) 7,27 第2リレー(第2スイッチ) 12 抵抗 42 第4リレー(第2スイッチ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータの入力側に並列に接続された
    平滑用コンデンサと、前記インバータに給電する直流電
    源と前記平滑用コンデンサとの間に直列に接続され、か
    つ互いに並列に接続された第1および第2スイッチと、
    該第2スイッチに対して直列に接続された抵抗と、前記
    抵抗を介して前記平滑用コンデンサの両端の端子を選択
    的に短絡させる回路とを備えていることを特徴とするイ
    ンバータ用回路。
JP8045472A 1996-02-07 1996-02-07 インバータ用回路 Pending JPH09215340A (ja)

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