JPS643153Y2 - - Google Patents

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JPS643153Y2
JPS643153Y2 JP1982122878U JP12287882U JPS643153Y2 JP S643153 Y2 JPS643153 Y2 JP S643153Y2 JP 1982122878 U JP1982122878 U JP 1982122878U JP 12287882 U JP12287882 U JP 12287882U JP S643153 Y2 JPS643153 Y2 JP S643153Y2
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JP
Japan
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time
contact
drive coil
timer
limiting
Prior art date
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JP1982122878U
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JPS5926855U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の分野 この考案は、シーケンス回路等で利用されるタ
イマに関し、タイムアツプ信号で起動される限時
接点駆動コイルが非励磁になるタイミングを遅ら
せるようにしたものに関する。
(2) 従来技術とその問題点 従来、この種のタイマとしては例えば第1図に
示すものが知られている。同図において、このタ
イマは操作電源の入力端子A,Bと、ダイオード
ブリツジからなる整流回路1と、瞬時接点2およ
びその駆動コイル3と、入力端子A,Bに操作電
源を印加したときオンして上記駆動コイル3に通
電させ瞬時接点2を閉成させるトランジスタ4
と、限時接点5およびその駆動コイル6と、電源
入力ラインl−l間に接続され入力端子A,Bに
操作電源を印加したとき限時動作を開始し、タイ
ムアツプ信号Tを出力する限時回路7と、タイム
アツプ信号Tを受けてオンし上記駆動コイル6に
通電させ限時接点5を開成させるトランジスタ8
とを備える。
上記トランジスタ4はトランジスタ8がオンす
るとダイオード9によりオフされる。このとき駆
動コイル3は駆動コイル6とともにトランジスタ
8を介して励磁される。そして、操作電源の印加
を停止すると、両コイル3,6の励磁が断たれ、
瞬時接点2は開成復帰し、限時接点5は閉成復帰
する。
この種タイマはシーケンス回路において、例え
ば第2図に示すように使用される。同図におい
て、21は操作電源で、この操作電源21に直列
に上述した瞬時接点2、限時接点5およびタイマ
22が接続される。そして、タイマ22の上記入
力端子A,Bに負荷23が、また瞬時接点2には
並列にスナツプスイツチ24がそれぞれ接続され
ている。
この回路は一定時間負荷23に電源を供給する
回路である。すなわち、スイツチ24をオンする
と、閉成している限時接点5を介してタイマ22
の入力端子A,Bに操作電源21が印加される。
これにより上記トランジスタ4がオンして駆動コ
イル3が励磁されるから瞬時接点2が閉成され、
負荷23を操作電源21に接続保持する。そし
て、一定時間後の上記タイムアツプ信号Tにより
上記トランジスタ8がオンし、駆動コイル6が励
磁されるから限時接点5が開成し、負荷への給電
を断つとともにタイマ22への給電を断つ。これ
により駆動コイル3,6が共に非励磁となつて瞬
時接点2と限時接点5とは同じタイミングでもつ
て開成復帰、閉成復帰をする。
ところで、接点の復帰時間は個々の接点で異な
ることがあることは周知の通りである。つまり、
第2図においては、限時接点の閉成復帰の時間が
瞬時接点の開成復帰の時間よりも短い場合に問題
が生ずる。
この場合には、瞬時接点が開成復帰する前に限
時接点が閉成してしまうから、タイマ22に再び
操作電源21が印加されてしまい、瞬時接点は閉
成のま々保持され、負荷には再び一定時間の給電
が行なわれる。すなわち、この場合には瞬時接点
は開成復帰できず、負荷への給電は限時接点の開
成・閉成により一定時間毎にオンオフされるだけ
で1回のスイツチ操作で一定時間の給電を1回だ
け行なうことができないのである。このように、
タイマにおける各接点の動作復帰時間のバラツキ
により、シーケンス回路に誤動作を発生させるお
それがあるため、タイマの動作に信頼性が欠ける
という問題がある。
(3) 考案の目的 この考案は上記の問題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、タイム
アツプ後、初期状態に復帰する接点の動作タイミ
ング順位を明確にして、信頼性の高いタイマを提
供することにある。
(4) 考案の構成と効果 この考案は上記目的を達成するために、電源入
力端子と、瞬時接点およびその駆動コイルと、電
源入力端子に電圧を印加したとき上記駆動コイル
に通電させる瞬時接点駆動素子と、限時接点およ
びその駆動コイルと、電源入力ライン間に接続さ
れ電圧印加でもつて限時動作を行ないタイムアツ
プ信号を出力する限時回路と、このタイムアツプ
信号に応答して上記限時接点駆動コイルに通電さ
せる限時接点駆動素子とを備えるタイマにおい
て、上記限時接点駆動コイルにコンデンサを並列
接続し、限時接点駆動コイルが非励磁となるタイ
ミングをこのコンデンサの放電により遅らせるよ
うにしたことを特徴とする。
この考案は上記のように構成したことにより、
タイムアツプした後、電源入力端子への電源が断
たれると、限時接点駆動コイルがコンデンサの放
電のため、励磁状態から無励磁状態への復帰が若
干遅れることにより、限時接点の初期状態への復
帰が、瞬時接点の復帰よりも後のタイミングにな
る。その結果、このタイマの瞬時接点を自己保持
回路に、限時接点をこの自己保持の解除用として
用いた場合、タイムアツプ時の自己保持の解除が
確実になり、タイマの再起動を防止することがで
き、信頼性の高いタイマを得ることができる。
(5) 実施例の説明 第3図はこの考案の一実施例に係るタイマの電
気的構成を示す。なお、第1図と同一部分には同
一符号を付してその説明は省略する。
同図において、駆動コイル6にはコンデンサ3
0を並列に接続してある。
このような構成をなすタイマを第2図に示した
回路に応用した場合、タイムアツプ信号Tでトラ
ンジスタ8がオンすると、駆動コイル6が励磁さ
れ限時接点5が開成されるから、入力端子A,B
への操作電源21の印加が断たれる。同時に、駆
動コイル3が非励磁となり、瞬時接点2が開成復
帰する。ところが、駆動コイル6は電源断後の一
定時間コンデンサ30から給電され励磁状態が保
持されるから、限時接点5は開成状態に保持され
る。そして、コンデンサ30の放電時間で定まる
一定時間後に限時接点5は閉成復帰する。
このように、電流を断たれてからの限時接点5
の復帰に要する時間が、瞬時接点2の復帰に要す
る時間より短くなる場合においても、初期状態に
復帰する際の限時接点5の復帰タイミングが、瞬
時接点2よりも後となり、タイマ自身が再起動す
ることがなくなり、信頼性の高いタイマを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイマを示す電気的構成図、第
2図はタイマの応用回路例を示す図、第3図はこ
の考案の一実施例を示す電気的構成図である。 2……瞬時接点、3……駆動コイル、4……瞬
時接点駆動素子(トランジスタ)、5……限時接
点、6……駆動コイル、7……限時回路、8……
限時接点駆動素子(トランジスタ)、30……コ
ンデンサ、A,B……電源入力端子、T……タイ
ムアツプ信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源入力端子と、瞬時接点およびその駆動コイ
    ルと、電源入力端子に電圧を印加したとき上記駆
    動コイルに通電させる瞬時接点駆動素子と、限時
    接点およびその駆動コイルと、電源入力ライン間
    に接続され電圧印加でもつて限時動作を行ないタ
    イムアツプ信号を出力する限時回路と、このタイ
    ムアツプ信号に応答して上記限時接点駆動コイル
    に通電させる限時接点駆動素子とを備えるタイマ
    において、上記限時接点駆動コイルにコンデンサ
    を並列接続し、限時接点駆動コイルが非励磁とな
    るタイミングをこのコンデンサの放電により遅ら
    せるようにしたことを特徴とするタイマ。
JP12287882U 1982-08-13 1982-08-13 タイマ Granted JPS5926855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12287882U JPS5926855U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 タイマ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12287882U JPS5926855U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 タイマ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926855U JPS5926855U (ja) 1984-02-20
JPS643153Y2 true JPS643153Y2 (ja) 1989-01-26

Family

ID=30280705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12287882U Granted JPS5926855U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 タイマ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5926855U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321782A (en) * 1976-08-11 1978-02-28 Matsushita Electric Works Ltd Time limit relays
JPS5643558B2 (ja) * 1971-10-01 1981-10-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643558U (ja) * 1979-09-12 1981-04-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643558B2 (ja) * 1971-10-01 1981-10-13
JPS5321782A (en) * 1976-08-11 1978-02-28 Matsushita Electric Works Ltd Time limit relays

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Publication number Publication date
JPS5926855U (ja) 1984-02-20

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