JPH0537387Y2 - - Google Patents

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JPH0537387Y2
JPH0537387Y2 JP1984038410U JP3841084U JPH0537387Y2 JP H0537387 Y2 JPH0537387 Y2 JP H0537387Y2 JP 1984038410 U JP1984038410 U JP 1984038410U JP 3841084 U JP3841084 U JP 3841084U JP H0537387 Y2 JPH0537387 Y2 JP H0537387Y2
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switch
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は自動開閉器の制御回路に係り、詳し
くは自動開閉器の投入用制御回路に関するもので
ある。
従来技術 従来の常時励磁方式の自動開閉器の制御回路は
第1図に示すように端子P11,P12間にサー
ジアブソーバZ11を介して単相ブリツジ整流を
行なうダイオードD12〜D15、同ダイオード
D12〜D15を保護するサージ吸収用コンデン
サC12〜C15からなる整流回路が接続されて
いる。両端子P11,P12間にはダイオードD
11、抵抗R11、パワーリレーX1からなる直
列回路と、リミツトスイツチMS1、パワーリレ
ーX2とからなる直列回路が互いに並列に接続さ
れている。前記リミツトスイツチMS1は開閉器
が開放されているときには常閉接点となつてお
り、開閉器が投入された際にその投入完了前に
OFFするようになつている。なお、C11はパ
ワーリレーX1の両端子に接続された開放遅延用
コンデンサである。
前記整流回路の出力端子間にはサージアブソー
バZ12を介して前記パワーリレーX2のa接点
X2/a11,X2/a12、投入用コイルCC、
パワーリレーX1のa接点X1/aの直列回路が
接続され、又、前記a接点X2/a11,X2/
a12の直列回路の両端子には抵抗R12、保持
用コイルHCの直列回路が接続されている。さら
に、投入用コイルCC、a接点X1/aの直列回
路の両端子には投入用コイルCC保持用のダイオ
ードD16が接続されている。
又、投入用コイルCCと保持用コイルHCとは巻
数に格段の差をもつて(投入用コイル<保持用コ
イル)同一鉄心に巻回され、ソレノイドを形成
し、プランジヤ及びリンク機構を介して開閉器を
開閉路動作させている。
そして、従来のこの投入用の制御回路にあつて
は開閉器が開放状態のときに両端子P11,P1
2間に電圧が印加させると、パワーリレーX1,
パワーリレーX2が励磁されてパワーリレーX1
のa接点X1/a、パワーリレーX2のa接点X
2/a11,X2/a12が閉路され、その結
果、投入用コイルCCの回路が保持用コイルHCの
回路に比べ小抵抗であるため、投入用コイルCC
のみが励磁されて開閉器が投入動作するようにな
つていた。続いて、前記開閉器が投入完了する直
前にリミツトスイツチMS1がOFFされてパワー
リレーX2の励磁が解除されることにより、その
a接点X2/a11,X2/a12を開路して投
入用コイルCCのみの励磁状態から、保持用コイ
ルHCと投入用コイルCCとの直列回路に励磁電流
を供給するようにしていた。
ところが前記パワーリレーX1、パワーリレー
X2が励磁されてパワーリレーX1のa接点X
1/a、パワーリレーX2のa接点X2/a1
1,X2/a12が閉路され、その結果投入用コ
イルCCが励磁された際、鉄心に磁束Φ1が発生
し、この時に発生した磁束Φ1は同一鉄心に巻い
てある保持用コイルHCにも鎖交する。保持用コ
イルHCでは磁束の変化が生じるため、レンツの
法則によりこれを打ち消そうとする磁束Φ2を生
ずる。この磁束Φ2も前記鉄心を通り逆に投入用
コイルCCに鎖交する。
このため実際に投入用コイルCCに鎖交する磁
束は、保持用コイルHCが閉ループになつていな
い場合より減ることになり、(投入用コイル鎖交
磁束=Φ1−Φ2)、鎖交する磁束が減少すれば
投入用コイルCCに流れる励磁電流供給に支障を
きたし、同コイルCCの動作効率が悪くなる問題
があつた。
考案の目的 この考案は前記問題点を解消するためになされ
たものであつて、その目的は開閉器の投入時には
投入用コイルのみに十分な励磁電流を供給して投
入用コイルの効率を改善した自動開閉器の制御回
路を提供することを目的とする。
考案の構成 この考案は同一の鉄心に巻装される保持用コイ
ルと投入用コイルを制御する制御回路において、
直流電源回路の出力端子に対し、開閉器開路時に
はON状態とし、閉路時にはOFF動作するスイツ
チング素子とリレーとの直列回路と、同リレーの
a接点と開閉器投入駆動用の投入用コイルとの直
列回路とを並列接続するとともに、前記a接点に
は開閉器開路時には常にOFF状態とし、閉路時
にはON動作するスイツチング素子と開閉器投入
保持用の保持用コイルとの直列回路を並列接続し
たことをその要旨とするものである。
実施例 以下この考案を具体化した実施例を第2図に従
つて説明する。
端子P1,P2間にサージアブソーバZ1を介
して単相ブリツジ整流を行なうダイオードD2〜
D5、同ダイオードD2〜D5を保護するサージ
吸収用コンデンサC2〜C5からなる直流電源回
路としての整流回路が接続されている。両端子P
1,P2間にはダイオードD1、抵抗R1、パワ
ーリレーX1からなる直列回路が接続されてい
る。なお、C1はパワーリレーX1の両端子に接
続された開放遅延用コンデンサである。
前記整流回路の両出力端子間にはサージアブソ
ーバZ2を介して後記するパワーリレーX2のa
接点X2/a1,X2/a2、投入用コイルCC、
及びパワーリレーX1のa接点X1/aの直列回
路からなる投入回路が設けられている。さらに、
整流回路の両出力端子間にはスイツチング素子A
としての常閉接点であるリミツトスイツチのb接
点MS1/b、パワーリレーX2との直列回路が
それぞれ接続されている。
又、前記a接点X2/a1,X2/a2の直列
回路の両端子には常開接点であるスイツチング素
子Bとしてのリミツトスイツチのa接点MS1/
a、抵抗R2及び保持用コイルHCの直列回路か
らなる保持回路が接続されている。なお、保持用
コイルHCは前記投入用コイルCCと同一の鉄心
(図示しない)に巻装されている。さらに投入用
コイルCC、a接点X1/aの直列回路の両端子
間には投入用コイルCC保護用のダイオードD6
が接続されている。
なお、前記リミツトスイツチb接点MS1/b
は開閉器が開放されているときには常閉接点とな
つており、開閉器が投入された際にその投入完了
直前にOFFするようになつているとともに開閉
器が開放された際に再びONするようになつてい
る。又、前記リミツトスイツチのa接点MS1/
aが開閉器が開放されているときには常開接点と
なつており、開閉器が投入されて前記パワーリレ
ーX2の励磁が解除された際にONするようにな
つているとともに開閉器が開放された際に再び
OFFするようになつている。
すなわち、前記リミツトスイツチはa接点MS
1/a及びb接点MS1/bとからなる1回路2
接点式リミツトスイツチとなつている。
次に以上のように構成された制御回路の作用を
説明する。
さて、開閉器が開放されている状態において、
両端子P1,P2間に電圧が印加されると、パワ
ーリレーX1が励磁されるとともに整流回路から
出力された出力電流がパワーリレーX2を励磁す
る。すると、パワーリレーX1のa接点X1/
a、パワーリレーX2のa接点X2/a1,X
2/a2が閉路され、その結果、投入用コイル
CCが励磁されて開閉器が開放バネ(図示しない)
に抗して投入動作する。このとき、リミツトスイ
ツチのa接点MS1/aはOFF状態であるため、
投入用コイルCCの回路に対し保持用コイルHCの
回路が切離されており、整流回路から出力された
出力電流は投入回路のみに供給される。続いて、
前記開閉器が投入完了する前にリミツトスイツチ
のb接点MS1/bがOFFされてパワーリレーX
2の励磁が解除され、そのa接点X2/a1,X
2/a2が開路される。前記パワーリレーX2の
励磁が解除されると同時にリミツトスイツチのa
接点MS1/aがONされ、整流回路からの出力
電流は保持回路に流れ、保持用コイルHC及び投
入用コイルCCが励磁されて開閉器の投入を保持
する。
前記開閉器投入された状態において端子P1,
P2間の電圧の印加が解除されると、開放遅延用
コンデンサC1から放電電流が流れてパワーリレ
ーX1が所定の遅延時間保持される。続いて前記
開放遅延用コンデンサC1の放電が終ると、パワ
ーリレーX1の励磁が解除されるためa接点X
1/aがOFFされる。
この結果、保持用コイルHC及び投入用コイル
CCの励磁が解除されるため開閉器は開放バネに
より開放される。この動作に連動してリミツトス
イツチのb接点MS1/bがONされるとともに
a接点MS1/aがOFFとなり、次の投入動作が
できる待機状態となる。
このようにこの制御回路では、投入時には投入
用コイルCCの回路と保持用コイルHCの回路とが
切離されているため、従来と異なり投入用コイル
CCの励磁による保持用コイルHCの逆向電流の回
路が形成されず、整流回路からの出力電流が投入
用コイルCCを効率良く作動させることができる。
考案の効果 以上、詳述したようにこの考案は同一の鉄心に
巻装される保持用コイルと投入用コイルを制御す
る制御回路において、直流電源回路の出力端子に
対し、開閉器開路時には常にON状態とし、閉路
時にはOFF動作するスイツチング素子とリレー
との直列回路と、同リレーのa接点と開閉器投入
駆動用の投入用コイルとの直列回路とを並列接続
するとともに、前記a接点には開閉器開路時には
常にOFF状態とし、閉路時にはON動作するスイ
ツチング素子と開閉器投入保持用の保持用コイル
との直列回路を並列接続したことにより、同一の
鉄心に投入用コイル及び保持用コイルを巻いた開
閉器の投入時には投入用コイルのみに十分な励磁
電流を供給して投入用コイルの効率を改善するこ
とができる効果を奏するので実用上優れた考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動開閉器の制御回路図、第2
図はこの考案の一実施例の自動開閉器の制御回路
図である。 P1〜P2……端子、D1〜D6……ダイオー
ド、C1〜C5……コンデンサ、R1,R2……
抵抗、X1,X2……パワーリレー、X1/a…
…a接点、X2/a1,X2/a2……a接点、
MS1/a……リミツトスイツチのa接点、MS
1/b……リミツトスイツチのb接点、CC……
投入用コイル、HC……保持用コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同一の鉄心に巻装される保持用コイルと投入用
    コイルを制御する制御回路において、 直流電源回路の出力端子に対し、開閉器開路時
    には常にON状態とし、閉路時にはOFF動作する
    スイツチング素子AとリレーX2との直列回路
    と、同リレーX2のa接点X2/a1,X2/a
    2と開閉器投入駆動用の投入用コイルCCとの直
    列回路とを並列接続するとともに、前記a接点X
    2/a1,X2/a2には開閉器開路時には常に
    OFF状態とし、閉路時にはON動作するスイツチ
    ング素子Bと開閉器投入保持用コイルHCとの直
    列回路を並列接続したことを特徴とする自動開閉
    器の制御回路。
JP3841084U 1984-03-16 1984-03-16 自動開閉器の制御回路 Granted JPS60150753U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3841084U JPS60150753U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 自動開閉器の制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3841084U JPS60150753U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 自動開閉器の制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS60150753U JPS60150753U (ja) 1985-10-07
JPH0537387Y2 true JPH0537387Y2 (ja) 1993-09-21

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ID=30545391

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JP3841084U Granted JPS60150753U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 自動開閉器の制御回路

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5767332U (ja) * 1980-10-13 1982-04-22
JPS57136125U (ja) * 1981-02-19 1982-08-25

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Publication number Publication date
JPS60150753U (ja) 1985-10-07

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