JPS586114Y2 - 遅延釈放形電磁接触器 - Google Patents
遅延釈放形電磁接触器Info
- Publication number
- JPS586114Y2 JPS586114Y2 JP1977128313U JP12831377U JPS586114Y2 JP S586114 Y2 JPS586114 Y2 JP S586114Y2 JP 1977128313 U JP1977128313 U JP 1977128313U JP 12831377 U JP12831377 U JP 12831377U JP S586114 Y2 JPS586114 Y2 JP S586114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- coil
- holding
- push button
- button switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は遅延釈放形電磁接触器の遅延時間保持の改良に
関するものである。
関するものである。
遅延釈放形電磁接触器は瞬時の電圧低下、または瞬時停
電等で、接触器が釈放したり、チャタリング等の誤動作
を防止する目的で使用されている。
電等で、接触器が釈放したり、チャタリング等の誤動作
を防止する目的で使用されている。
第1図は従来の遅延釈放形電磁接触器の回路図で電源入
力の端子1および2、この端子1に整流素子3を接続し
、整流素子3の他端に、限流抵抗4と、遅延時間保持用
のコンデンサ5と、放電抵抗12を並列に接続した上で
、直列に接続し、さらにこれと並列にOFF押しボタン
スイッチ6、ON押しボタンスイッチ7、ラップ用常閉
接点8bおよび電磁接触器のコイル8を直列に接続した
ものを加える。
力の端子1および2、この端子1に整流素子3を接続し
、整流素子3の他端に、限流抵抗4と、遅延時間保持用
のコンデンサ5と、放電抵抗12を並列に接続した上で
、直列に接続し、さらにこれと並列にOFF押しボタン
スイッチ6、ON押しボタンスイッチ7、ラップ用常閉
接点8bおよび電磁接触器のコイル8を直列に接続した
ものを加える。
尚ON押しボタンスイッチ7にはコイル8の自己保持用
の常開接点8aをラップ用常閉接点8bには直列抵抗9
を、さらにコイル8には、逆起電力防止用整流素子10
を各々並列に接続している。
の常開接点8aをラップ用常閉接点8bには直列抵抗9
を、さらにコイル8には、逆起電力防止用整流素子10
を各々並列に接続している。
今ON押しボタンスイッチ7を押すと、端子1、整流素
子3、OFF押しボタンスイッチ6、ON押しボタンス
イッチ7、ラップ用常閉接点8b、コイル8端子2より
なる回路により、コイル8は励磁され、ON押しボタン
スイッチ7を放しても自己保持用の常開接点8aと、直
列抵抗90回路でコイル8は励磁される。
子3、OFF押しボタンスイッチ6、ON押しボタンス
イッチ7、ラップ用常閉接点8b、コイル8端子2より
なる回路により、コイル8は励磁され、ON押しボタン
スイッチ7を放しても自己保持用の常開接点8aと、直
列抵抗90回路でコイル8は励磁される。
この際コイル8に印加される電圧は、ON押しボタンス
イッチ7を押した瞬間は前述の端子1、整流素子3、O
FF押しボタンスイッチ6、ON押しボタンスイッチ7
、ラップ用常閉接点8b、コイル8、端子20回路が形
成されコイル8には第3図に示すように全電圧v1i切
oわる。
イッチ7を押した瞬間は前述の端子1、整流素子3、O
FF押しボタンスイッチ6、ON押しボタンスイッチ7
、ラップ用常閉接点8b、コイル8、端子20回路が形
成されコイル8には第3図に示すように全電圧v1i切
oわる。
これによりコイル8が励磁され主接点11が投入され続
いてラップ用常閉接点8bが開き直列抵抗9、さらに自
己保持用の常開接点8aが閉じるため、ON押しボタン
スイッチ7を離しても回路は端子1、整流素子3、OF
F押しボタンスイッチ6、自己保持用の常開接点8の直
列抵抗9、コイル8、端子2が形成されコイル8に直列
抵抗9が入るためコイル8にかかる電圧は第3図に示す
如く約/に分圧された電圧v275切[]わる。
いてラップ用常閉接点8bが開き直列抵抗9、さらに自
己保持用の常開接点8aが閉じるため、ON押しボタン
スイッチ7を離しても回路は端子1、整流素子3、OF
F押しボタンスイッチ6、自己保持用の常開接点8の直
列抵抗9、コイル8、端子2が形成されコイル8に直列
抵抗9が入るためコイル8にかかる電圧は第3図に示す
如く約/に分圧された電圧v275切[]わる。
次にOFF押しボタンスイッチ6を押せばコイル8への
電圧が消滅して励磁されないので主接接点11は開路さ
れる。
電圧が消滅して励磁されないので主接接点11は開路さ
れる。
一般の運転はこの様にON押しボタンスイッチ7とOF
’F押しボタンスイッチ6により行なえる。
’F押しボタンスイッチ6により行なえる。
しかしながら、今コイル8が励磁された状態において、
瞬時の停電又は瞬時の電圧降下が発生した際には、遅延
時間保持用のコンデンサ5が電源となりこの保有電荷の
電圧はe−工 なるカーブR で放電するためコイル8は一定時間励磁されるため、主
接点11は投入状態を維持することができる。
瞬時の停電又は瞬時の電圧降下が発生した際には、遅延
時間保持用のコンデンサ5が電源となりこの保有電荷の
電圧はe−工 なるカーブR で放電するためコイル8は一定時間励磁されるため、主
接点11は投入状態を維持することができる。
しかしこの前記従来回路による欠点は遅延時間保持用の
コンデンサ5に耐電圧が高いものが必要となり、市販で
は一般に入手しがたい上に、限流抵抗4や放電抵抗12
が必要な上に、常に電圧を印加した状態に維持する必要
があるためコンデンサ8など器具の短寿命、電力消費が
大きい欠点があった。
コンデンサ5に耐電圧が高いものが必要となり、市販で
は一般に入手しがたい上に、限流抵抗4や放電抵抗12
が必要な上に、常に電圧を印加した状態に維持する必要
があるためコンデンサ8など器具の短寿命、電力消費が
大きい欠点があった。
本考案の目的は上記事情に鑑みて威されたもので遅延時
間保持用のコンデンサに加わる電圧をコイルと同じ低電
圧として、回路の簡単な遅延釈放形電磁接触器を提供す
ることにある。
間保持用のコンデンサに加わる電圧をコイルと同じ低電
圧として、回路の簡単な遅延釈放形電磁接触器を提供す
ることにある。
次に本考案の一実施例を第2図を参照して説明する。
交流電圧が加わる端子1より整流素子3を経由して、ラ
ップ用常閉接点8b、ON押しボタンスイッチ7、OF
F押しボタンスイッチ6を直列にして、コイル8を接続
し、端子2に結ぶ、コイル8には逆起電力防止用の整流
素子10が並列に接続される。
ップ用常閉接点8b、ON押しボタンスイッチ7、OF
F押しボタンスイッチ6を直列にして、コイル8を接続
し、端子2に結ぶ、コイル8には逆起電力防止用の整流
素子10が並列に接続される。
さらに整流素子3から直列抵抗9と、自己保持用の常開
接点8aと遅延時間保持用のコンデンサ5が並列に接続
され、上記ON押しボタンスイッチ7、OFF押しボタ
ンスイッチ6の中間と常閉接点8aと遅延時間保持用の
コンデンサ5の中間点はコイル80通電用の整流素子1
3で結んでいる。
接点8aと遅延時間保持用のコンデンサ5が並列に接続
され、上記ON押しボタンスイッチ7、OFF押しボタ
ンスイッチ6の中間と常閉接点8aと遅延時間保持用の
コンデンサ5の中間点はコイル80通電用の整流素子1
3で結んでいる。
この構成において端子1および2に交流電圧を加えると
、整流素子3で整流され、ON押しボタンスイッチ7を
押すと端子1よつ整流素子3、ラップ用常閉接点8b、
ON押しボタンスイッチ7、OFF押しボタンスイッチ
6、コイル8、端子2への回路が形成されコイル8は励
磁される。
、整流素子3で整流され、ON押しボタンスイッチ7を
押すと端子1よつ整流素子3、ラップ用常閉接点8b、
ON押しボタンスイッチ7、OFF押しボタンスイッチ
6、コイル8、端子2への回路が形成されコイル8は励
磁される。
またその後ON押しボタンスイッチ7を放しても回路は
端子1より整流素子3、直列抵抗9、自己保持用の常開
接点8a、整流素子13、OFF押しボタンスイッチ6
、コイル8端子2と形成されコイル8は励磁されたまま
でいる。
端子1より整流素子3、直列抵抗9、自己保持用の常開
接点8a、整流素子13、OFF押しボタンスイッチ6
、コイル8端子2と形成されコイル8は励磁されたまま
でいる。
同時に遅延時間保持用のコンデンサ5も直列抵抗9百限
流されて充電される。
流されて充電される。
尚コイル8に印加される電圧は第3図に示す如く、始動
時は全電圧V175切0わるが遅延時間保持用のコンデ
ンサ5にはこの全電圧v1を印加させない種整流素子1
3で阻止する。
時は全電圧V175切0わるが遅延時間保持用のコンデ
ンサ5にはこの全電圧v1を印加させない種整流素子1
3で阻止する。
従って遅延時間保持用のコンデンサ50両端には自己保
持用の常開接点8aを介して直列抵抗9で低減された電
圧すなわち、コイル8の常時励磁電圧■2が印刀目され
る。
持用の常開接点8aを介して直列抵抗9で低減された電
圧すなわち、コイル8の常時励磁電圧■2が印刀目され
る。
この常時励磁電圧V2は前記直列抵抗9を介してコイル
8と直列になっているので始動時の約ぐの電圧となるの
で遅延時間保持用のコンデンサ5の耐電圧も従来の約1
5とすることができる。
8と直列になっているので始動時の約ぐの電圧となるの
で遅延時間保持用のコンデンサ5の耐電圧も従来の約1
5とすることができる。
一般の運転でOFF押しボタンスイッチ6を押せば回路
は開きコイル8の励磁はなくなり主接点11は開路する
。
は開きコイル8の励磁はなくなり主接点11は開路する
。
しかしながら瞬時の停電又は瞬時の電圧降下が発生した
際には遅延時間保持用のコンデンサ5が電源となり、整
流素子13、OFF押しボタンスインチロ、コイル8で
閉回路ができるためコイル8は一定時間励磁されるので
主接点11は投入状態を維持することができる。
際には遅延時間保持用のコンデンサ5が電源となり、整
流素子13、OFF押しボタンスインチロ、コイル8で
閉回路ができるためコイル8は一定時間励磁されるので
主接点11は投入状態を維持することができる。
以上本考案によれば遅延時間保持用のコンデンサは低耐
電圧のものを選定できるので、一般市場に豊富に市販さ
れているものが容易に入手できる上、直列抵抗は従来の
限流抵抗を、コイルは従来の放電抵抗を共用しているた
め部品が省略でき回路も簡単で価格的にも安価にするこ
とができた。
電圧のものを選定できるので、一般市場に豊富に市販さ
れているものが容易に入手できる上、直列抵抗は従来の
限流抵抗を、コイルは従来の放電抵抗を共用しているた
め部品が省略でき回路も簡単で価格的にも安価にするこ
とができた。
また、遅延時間保持用のコンデンサは電磁接触器の休止
時には電圧が印加されていないため寿命も長く、電力の
損失もな(なると云う省エネルギーの顕著な効果を有す
る。
時には電圧が印加されていないため寿命も長く、電力の
損失もな(なると云う省エネルギーの顕著な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例の回路図、第2図は本考案の一実
施例を示す回路図、第3図はコイルに印加される電圧を
示す特性線図である。 1.2・・・・・・端子、3・・・・・・整流素子、4
・・・・・・限流抵抗、5・・・・・・コンデンサ、6
・・・・・・OFF押しボタンスイッチ、7・・・・・
・ON押しボタンスイッチ、8・・・・・・コイル、8
a・・・・・・常開接点、8b・・・・・・ラップ用常
閉接点、9・・・・・・直列抵抗、10・・・・・・逆
起電力防止用の整流素子、11・・・・・・主接点、1
2・・・・・・放電抵抗、13・・・・・・コイル通電
用の整流素子、■、・・・・・・全電圧、■2・・・・
・・常時励磁電圧。
施例を示す回路図、第3図はコイルに印加される電圧を
示す特性線図である。 1.2・・・・・・端子、3・・・・・・整流素子、4
・・・・・・限流抵抗、5・・・・・・コンデンサ、6
・・・・・・OFF押しボタンスイッチ、7・・・・・
・ON押しボタンスイッチ、8・・・・・・コイル、8
a・・・・・・常開接点、8b・・・・・・ラップ用常
閉接点、9・・・・・・直列抵抗、10・・・・・・逆
起電力防止用の整流素子、11・・・・・・主接点、1
2・・・・・・放電抵抗、13・・・・・・コイル通電
用の整流素子、■、・・・・・・全電圧、■2・・・・
・・常時励磁電圧。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コイル励磁、消磁により、開閉する主接点と、この主接
点と同時に動作する自己保持用の常開の接点と、主接点
の閉路後間路し、開路後閉路するラップ用常閉接点を備
えた遅延釈放形電磁接触器において、交流電源に対し整
流素子を経由して。 直列抵抗と常開接点および遅延時間保持用のコンデンサ
を直列に接続するとともに、これと並列にラップ用常閉
接点と、ON押しボタンスイッチ、OFF押しボタンス
イッチとさらに逆起電力防止用の整流素子を電磁接触器
コイルに並列に接触したものを直列に接続し、さらにO
N押ボタンスイッチとOFF押しボタンスイッチの中間
と、自己保持用常開接点と遅延時間保持用のコンデンサ
の中間との間にコイル通電用整流素子を接続したことを
特徴とする遅延釈放形電磁接触器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977128313U JPS586114Y2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | 遅延釈放形電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977128313U JPS586114Y2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | 遅延釈放形電磁接触器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5454862U JPS5454862U (ja) | 1979-04-16 |
JPS586114Y2 true JPS586114Y2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=29091883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977128313U Expired JPS586114Y2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | 遅延釈放形電磁接触器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586114Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519123A (en) * | 1974-07-15 | 1976-01-24 | Agaruwaru Purabin | Hifukusoseibutsu |
-
1977
- 1977-09-26 JP JP1977128313U patent/JPS586114Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519123A (en) * | 1974-07-15 | 1976-01-24 | Agaruwaru Purabin | Hifukusoseibutsu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5454862U (ja) | 1979-04-16 |
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