JP3049503U - 電源切替用電磁開閉器 - Google Patents

電源切替用電磁開閉器

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JP3049503U
JP3049503U JP1997011717U JP1171797U JP3049503U JP 3049503 U JP3049503 U JP 3049503U JP 1997011717 U JP1997011717 U JP 1997011717U JP 1171797 U JP1171797 U JP 1171797U JP 3049503 U JP3049503 U JP 3049503U
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JP
Japan
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power supply
switching
pob
operation power
coil
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Application number
JP1997011717U
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English (en)
Inventor
昭二 宮川
順一 三浦
Original Assignee
共立継器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、短時間定格コイルに誤って連続して
励磁電流が流れた場合、コイルの過熱・焼損が発生する
ことである。簡素な構成により前記コイルの過熱・焼損
による故障を防止せんとすることを目的とする。 【構成】一方の電源Ａと他方の電源Ｂとを負荷Ｌに切り
替える構成と、前記切替手段としてＡ電源側操作電源Ｐ
ＯａとＢ電源側操作電源ＰＯｂと、前記操作電源ＰＯ
ａ，ＰＯｂにより前記切替を行う電磁コイルＣ１，Ｃ２
を備える電源切替電磁開閉器において、前記各操作電源
ＰＯａとＰＯｂと前記操作電源により作動する電磁コイ
ルＣ１，Ｃ２との間には、夫々タイムラグヒューズＦｔ
が直列接続され、該各電磁コイルＣ１，Ｃ２の接片は、
サーマルプロテクタＰｔで形成されていることを構成上
の特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源切替用電磁開閉器に内蔵する短時間定格のコイルに生ずる過熱 ・焼損の保護に関する。
【０００２】
【従来の技術】
電源切替用電磁開閉器とは、異なる二系統の電源を切替えるための機器で、商 用電源の停電時に自家発電電源に切替を行う等の用途に使用される。そして具体 的構造には種々あるが、短時間定格のコイルを用い、電源の切替が終えるや、コ イルの励磁電流を、内蔵する補助スイッチでオフさせてこれを機械的に保持する 構造となっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
この種機器で問題となることの一つとして、短時間定格コイルに誤って連続し て励磁電流が流れた場合、コイルの過熱・焼損が発生することである。そして、 短時間定格のコイルに連続通電してしまう原因には、使用者の制御操作の過誤、 操作電源の電圧低下および電源切替用開閉器の機械的固渋などがある。 本考案は、簡素な構成により前記コイルの過熱・焼損による故障を防止せんと することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、一方の電源Ａと他方の電源Ｂとを負荷Ｌに切り替える構成と、前記 切替手段としてＡ電源側操作電源ＰＯａとＢ電源側操作電源ＰＯｂと、前記操作 電源ＰＯａ，ＰＯｂにより前記切替を行う電磁コイルＣ１，Ｃ２を備える電源切 替電磁開閉器において、前記各操作電源ＰＯａとＰＯｂと前記操作電源により作 動する電磁コイルＣ１，Ｃ２との間には、夫々タイムラグヒューズＦｔが直列接 続され、該各電磁コイルの接片は、サーマルプロテクタＰｔで形成されているこ とを特徴とする構成によって達成される。
【０００５】
【作用】
Ａ電源側操作電源ＰＯａとＢ電源側操作電源ＰＯｂと各電磁コイルＣ１，Ｃ２ の間にタイムラグヒューズＦｔが直列接続されていること、および各電磁コイル Ｃ１，Ｃ２の接片はサーマルプロテクタＰｔで形成されていることによって、前 記両者相俟って該各電磁コイルの過熱・焼損を防止するよう作用する。
【０００６】
【実施例】
図１は本考案の実施例を示す電気的結線図で、同図中、Ａは例えば３相電力よ りなる商用電源などの一方の電源、Ｂは例えば３相電力よりなる自家発電々電源 などの他方の電源、Ｌは負荷、ＰＯａはＡ電源側操作電源、ＰＯｂはＢ電源側操 作電源、Ｆｔはタイムラグヒューズ、Ｒｆは整流器［但し操作電源ＰＯａ，ＰＯ ｂが直流の場合は不要］、Ｓａ，Ｓｂは電源Ａ，Ｂへの切替接点、Ｃ１，Ｃ２は 電磁コイルで、該各接片はサーマルプロテクタＰｔ［サーモスタットと同じ作用 をする］で形成されているもので、以上の各構成は同図図示のように結ばれてい る。
【０００７】
【考案の効果】
本考案は、敍上の構成よりなり、次いで構成に基づく効果につき、図１を参照 の上、具体的に述べると、本案においては、一方の電源Ａと他方の電源Ｂとを負 荷Ｌに切り替える構成と、前記切替手段としてＡ電源側操作電源ＰＯａとＢ電源 側操作電源ＰＯｂと、を備える電源切替電磁開閉器において、前記各操作電源Ｐ ＯａとＰＯｂと前記電磁コイルＣ１，Ｃ２との間には、夫々タイムラグヒューズ Ｆｔが直列接続され、前記電磁コイルＣ１Ｃ２の接片はサーマルプロテクタＰｔ で形成されているので、フューズの選定によって操作電圧の範囲が８０％〜１２ ０％の変動が生じても、電源切替開閉器が動作完了する前に遮断［中断］される ことがなく、しかも短時間定格からなる各電磁コイルＣ１Ｃ２の過熱・焼損をも 防止できる等、簡単な構成ながらも、本案所期の目的を充分達成し得る効果が期 待できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例を示す電気的結線図
【符号の説明】
Ａ 一方の電源 Ｂ 他方の電源 Ｃ１，Ｃ２電磁コイル Ｆｔ タイムラグヒューズ Ｌ 負荷 ＰＯａ Ａ電源側操作電源 ＰＯｂ Ｂ電源側操作電源 Ｐｔ サーマルプロテクタ Ｒｆ 整流器 Ｓ１，Ｓ２電磁コイル励磁電流遮断用接片 Ｓａ，Ｓｂ 電源Ａ，Ｂえの切替接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一方の電源Ａと他方の電源Ｂとを負荷Ｌ
    に切り替える構成と、前記切替手段としてＡ電源側操作
    電源ＰＯａとＢ電源側操作電源ＰＯｂと、前記操作電源
    ＰＯａ，ＰＯｂにより前記切替を行う電磁コイルＣ１，
    Ｃ２を備える電源切替電磁開閉器において、前記各操作
    電源ＰＯａとＰＯｂと前記操作電源により作動する電磁
    コイルＣ１，Ｃ２との間には、夫々タイムラグヒューズ
    Ｆｔが直列接続され、該各電磁コイルＣ１，Ｃ２の接片
    は、サーマルプロテクタＰｔで形成されていることを特
    徴とする電源切替用電磁開閉器。
JP1997011717U 1997-12-04 1997-12-04 電源切替用電磁開閉器 Expired - Lifetime JP3049503U (ja)

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