JP3204317U - 電動機 - Google Patents

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正彦 新野
正彦 新野
克之 深尾
克之 深尾
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山田電機製造株式会社
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Abstract

【課題】 サーマルプロテクタの復帰を電動機から離れた場所で行える電動機を提供する。【解決手段】 電動機は、サーマルプロテクタ24と、サーマルプロテクタの動作により当該サーマルプロテクタと電動機28との間のスイッチ回路26aをオフし、電源がオフされることで該スイッチ回路26aをオンするリレー26とを備える。このため、該リレーにより、サーマルプロテクタが動作した際に、当該サーマルプロテクタと電動機との間の接続のオフ状態が維持される。そして、電源を一旦オフすることで、自動復帰したサーマルプロテクタと電動機との接続がリレー26により回復する。【選択図】 図1

Description

本考案は、サーマルプロテクタを備える電動機に関する。
電動機の過負荷保護装置としては電動機に内蔵されるサーマルプロテクタがある。サーマルプロテクタは、電気的には電源と電動機に直列に結線され、構造的には電動機の内部に取り付けられる。
電動機に過負荷又はロータロックなどの異常が発生した場合、サーマルプロテクタに定格電流の数倍の異常電流が流れ、その発熱によりサーマルプロテクタがオフ動作をして、電動機への通電をカットし、焼損保護を行う。
オフ動作したサーマルプロテクタの復帰方法は、自動復帰と手動復帰の2種類ある。
自動復帰タイプはサーマルプロテクタのバイメタルの復帰温度が50〜70℃に設定されており、周囲温度がバイメタルの復帰温度まで下がったときに自動的に復帰動作を行って、電動機への通電を復帰する。
手動温度タイプでは、バイメタルの復帰温度が−10℃以下に設定されており、通常の周囲温度では自動復帰できない。そして、構造的にバイメタルを押し付けるように釦が装着されており、この釦を押すことで復帰が行われる。
特開2004−171972号公報
自動復帰タイプではサーマルプロテクタの周囲温度が下がることで復帰するが、そのタイミングは予想できないため、電源スイッチがオンしたままであると、突然電動機が動き出してしまうことになる。また、電動機が異常なままであると、サーマルプロテクタが動作/復帰を繰り返し、サーマルプロテクタの寿命が尽きた時点で電動機が焼損する場合もある。
手動復帰タイプでは釦を押す必要があるため、電動機が人手の届く範囲にしか設置できない制約がある。
本考案の目的は、サーマルプロテクタの復帰を電動機から離れた場所で行える電動機を提供することである。
本考案に係る電動機は、自動復帰型のサーマルプロテクタと、前記サーマルプロテクタの動作により前記サーマルプロテクタと電動機との間の接点をオフし、電源がオフされることで前記接点をオンするリレーと、を備える。
本考案の電動機は、サーマルプロテクタと、サーマルプロテクタの動作により当該サーマルプロテクタと電動機との間の接点をオフし、電源がオフされることで該接点をオンするリレーとを備える。このため、該リレーにより、サーマルプロテクタが動作した際に、当該サーマルプロテクタと電動機との間の接続のオフ状態が維持される。そして、電源を一旦オフすることで、リレーによりサーマルプロテクタと電動機との接続が回復する。このため、サーマルプロテクタが動作した際に、サーマルプロテクタが自動復帰後も電動機への通電が遮断され、電源を一旦オフにすることで、サーマルプロテクタからの通電を再開させることができる。即ち、自動復帰タイプのサーマルプロテクタを、手動復帰タイプのサーマルプロテクタに取り付けられた釦では無く、電源を一旦オフすることでリセットすることができる。このため、サーマルプロテクタの取り付けられた電動機から離れた場所から手動復帰タイプと同様に、電動機の手動復帰が行い得る。
図1(A)は第1実施形態に係る電動機の回路図であり、図1(B)は第2実施形態に係る電動機の回路図である。
[第1実施形態]
図1(A)は第1実施形態に係る電動機の回路図である。第1実施形態では、電動機28は単相の誘導機であって、水中ポンプに収容されている。
電動機28は、サーマルプロテクタ24とリレー26を備え、一緒に水中ポンプ内に収容される。水中ポンプと電源20との間には、接点22a、22bを備えるスイッチ22が設けられる。サーマルプロテクタ24は、バイメタル24dとヒータ24aとを備え、自動復帰タイプである。リレー26は、常閉のスイッチ回路26aと励磁コイル26cとを備え、1極である。リレーの励磁コイル26cは電源電圧にて駆動され、該励磁コイルが励磁されたときにスイッチ回路26aをオフにする。即ち、リレー26は、b接点タイプである。電源20と直列にサーマルプロテクタ24とリレーのスイッチ回路26aと電動機28が接続されている。リレーの励磁コイル26cは、サーマルプロテクタ24とスイッチ回路26aに対して並列になるように接続されている。
スイッチ22がオンされると電動機28が通電され運転が始まる。この時、励磁コイル26cにはサーマルプロテクタとリレーのスイッチ回路26aの逆電圧分が印加されるが、電圧は低いため、リレー26は駆動せず、スイッチ回路26aはオン状態である。ここで、電動機28に過負荷又はロックローター等の異常が発生した場合に、サーマルプロテクタ24が動作して、電動機28への回路をオフする。
サーマルプロテクタ24が動作して回路をオフすると、リレー26の励磁コイル26cに電源電圧が印加されてリレーのスイッチ回路26aが動作して電動機28への回路がオフとなる。自動復帰タイプであるサーマルプロテクタは、バイメタル24dが温度が下がると自然復帰し通電が可能になる。但し、この時点ではリレーのスイッチ回路26aがオフ状態のため、励磁コイル26cには電源電圧が印加されたままで、電動機28への通電はオフ状態が保たれる。
第1実施形態の電動機28への通電を復帰させるためには、スイッチ22を一旦オフにする。これにより励磁コイル26cの電圧印加がなくなって、リレーのスイッチ回路26aがオンとなる。再び、スイッチ22をオンすることで、電動機28への通電が復帰される。
第1実施形態の電動機は、サーマルプロテクタ24が動作した際に、サーマルプロテクタが自動復帰後も電動機への通電が遮断される。このため、予期しないタイミングで電動機が再始動することがなくなる。また、第1実施形態の電動機は、電源を一旦オフにすることで、サーマルプロテクタからの通電を再開させることができる。即ち、自動復帰タイプのサーマルプロテクタを、手動復帰タイプのサーマルプロテクタに取り付けられた釦では無く、電源を一旦オフすることでリセットすることができる。このため、サーマルプロテクタの取り付けられた電動機から離れた場所から手動復帰タイプと同様にサーマルプロテクタの手動復帰が行い得る。即ち、サーマルプロテクタの動作より停止した水中ポンプを使用されている水中から引き上げることなく再始動することができる。
[第1実施形態の改変例]
第1実施形態の改変例では、電動機が手の届かないところに配置される天井つり下げ型の扇風機に搭載される。第1実施形態の改変例では、スイッチが省略されている。そして、電源コンセントにプラグを挿すことで給電が行われる。第1実施形態の改変例では、サーマルプロテクタのリセットは、プラグを一旦抜いた後に、再び、電源コンセントに挿すことで行われる。
[第2実施形態]
図1(B)は第2実施形態に係る電動機の回路図である。第2実施形態では、電動機48はスター結線の三相の誘導機であって、水中ポンプに収容されている。
電動機48は、サーマルプロテクタ44とリレー46を備える。電動機48と電源40との間には、接点42a、42b、42cを備えるスイッチ42が設けられる。サーマルプロテクタ44は、バイメタル44dとヒータ44a、44b、44cとを備え、自動復帰タイプである。リレー46は、常閉のスイッチ回路46a、46bと励磁コイル46cとを備える。リレーの励磁コイル46cは電源電圧にて駆動され、該励磁コイルが励磁されたときにスイッチ回路46a、46bをオフにする。即ち、リレー46は、b接点タイプである。サーマルプロテクタ44は電動機48の中性点に配置される。リレー46の励磁コイル46cは、三相の電源ラインの内の二相の電源ライン間に接続され、リレー46の常閉のスイッチ回路46a、46bは、上記二相の電源ラインのそれぞれに配置される。第2実施形態の電動機の動作は第1実施形態と同様である。
20 :電源
22 :スイッチ
22a :接点
22b :接点
24 :サーマルプロテクタ
24a :ヒータ
24d :バイメタル
26 :リレー
26a :スイッチ回路
26c :励磁コイル
28 :電動機

Claims (8)

  1. 自動復帰型のサーマルプロテクタと、
    前記サーマルプロテクタの動作により前記サーマルプロテクタと電動機との間の接点をオフし、電源がオフされることで前記接点をオンするリレーと、を備える電動機。
  2. バイメタルとヒータとを備える自動復帰型のサーマルプロテクタと、
    前記サーマルプロテクタと並列に接続された励磁コイルと、前記サーマルプロテクタに直列に接続された常閉接点とからなるリレーと、を備える電動機。
  3. 請求項2の電動機であって、前記電動機は単相であり、前記サーマルプロテクタは前記電動機と直列に配置される。
  4. バイメタルとヒータとを備える自動復帰型のサーマルプロテクタと、
    励磁コイルと常閉接点とからなるリレーと、を備える三相の電動機であって、
    前記サーマルプロテクタは電動機の中性点に配置され、
    前記リレーの励磁コイルは、三相の電源ラインの内の二相の電源ライン間に接続され、前記リレーの常閉接点は、前記二相の電源ラインのそれぞれに配置される。
  5. 請求項1〜4のいずれか1の電動機であって、前記電動機は水中ポンプに収容される。
  6. 請求項1〜4のいずれか1の電動機であって、前記電動機は天井つり下げ型扇風機に収容される。
  7. 請求項2又は請求項4の電動機であって、
    電源と前記サーマルプロテクタとの間に電源からの接続をオン・オフするスイッチが設けられる。
  8. 請求項1〜6のいずれか1の電動機であって、
    前記電動機は誘導機である。
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