JP4529096B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、詳しくは、それに使用されるソレノイドスイッチの制御に関する。
特許文献1には、駆動源からの駆動力をレジストローラに伝達したり切り離したりするソレノイドスイッチを備えた画像形成装置が開示されている。上記従来技術文献では、レジストローラにおいて、搬送されてくる用紙を一旦停止させ、用紙の先端を挟持させ、その後所定のタイミングで用紙を転写位置に搬送させるように、ソレノイドスイッチをON(オン)/OFF(オフ)する技術が開示されている。
特開平05−212926号公報
しかしながら、従来技術文献におけるソレノイドスイッチの制御においては、単にソレノイドスイッチをオン/オフする制御であるため、オフする際に機械的なノイズ音が発生したり、長時間のオン時には電力消費が大きくなりソレノイドスイッチが発熱する虞があった。
そこで本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、ソレノイドスイッチ等の切替手段を、より省電力によって駆動する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、第1の発明の画像形成装置は、被記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段を作動させる動力手段と、そのON状態とOFF状態とが切替えられることによって、前記動力手段による前記搬送手段の作動状態を切替える切替手段と、前記切替手段を前記OFF状態から前記ON状態に起動させた後においては、起動時における前記切替手段の駆動信号の大きさよりも小さくするように、前記駆動信号の大きさを制御する制御手段とを備え、前記搬送手段は、レジストローラであり、前記制御手段は、前記被記録媒体が前記レジストローラに近づくにつれ、前記駆動信号の大きさをより大きくし、
前記切替手段をON状態からOFF状態に移行する際、前記駆動信号の大きさを徐々に減少させる。
本構成によれば、例えばメカ部品を作動させるために、切替手段をそのOFF状態からON状態に変化させて起動するときには、大きな駆動パワーが必要となるが、その後はメカ部品を保持するためのエネルギーしか必要とされない場合がある。そのような場合において、本構成によれば、切替手段の起動後の駆動信号の大きさが、起動時の大きさに比べて小さくなるように制御されるため、切替手段の省電力駆動が可能となる。
また、切替手段のOFF時に1つのメカ部品を他のメカ部品に結合させる場合において、機械的に発生するノイズ音を抑制できる。
また、動力手段によるレジストローラの動作状態、例えばレジストローラの回転および停止を切替える切替手段、例えばレジストローラソレノイドスイッチの省電力駆動が可能となる。
さらに、被記録媒体がレジストローラに突き当たったときの衝撃に伴う振動等の外乱に対しても、切替手段による切替状態を好適に維持することができる。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置において、レジストローラ手前の位置を通過する前記被記録媒体を検知する第1検知手段をさらに備え、前記制御手段は、前記第1検知手段により前記被記録媒体を検知した後、前記駆動信号の大きさを大きくする。
本構成によれば、被記録媒体がレジストローラに接近したことを検知して、被記録媒体がレジストローラに突き当たる前に、好適に駆動信号の大きさを大きくすることができる。そのため、第4の発明の効果を確実に得ることができる。
第3の発明は、第2の発明の画像形成装置において、ユーザにより前記被記録媒体が挿入される挿入口と、前記挿入口に挿入される被記録媒体を検知する第2検知手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記第1検知手段による被記録媒体検知時の前記駆動信号の大きさを、前記第2検知手段による被記録媒体検知時の前記駆動信号の大きさよりも大きくする。
本構成によれば、ユーザにより挿入口から被記録媒体が挿入される場合であっても、電力消費を抑制しつつ、レジストローラ等の動作への、被記録媒体が挿入口に挿入される際の振動の影響を抑制することができる。
第4の発明は、第3の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、ウォーミングアップ時、前記被記録媒体がレジストローラに挟持された状態における前記駆動信号の大きさを徐々に小さくする。
本構成によれば、被記録媒体が、レジストローラより搬送方向下流に位置するウォーミングアップ中の部分に搬送されないように、ウォーミングアップ終了まで切替手段をONにしなければならないが、このように制御すると、電力消費を大きく抑制できる。また、切替手段のOFF時に機械的に発生するノイズ音を抑制することもできる。
第5の発明は、第1〜4のうちのいずれか一つ発明の画像形成装置において、
前記制御手段は、環境温度が高いとき、前記切替手段の前記駆動信号の大きさを環境温度が低いときより大きくする。
本構成によれば、環境温度に応じて効果的に切替手段を制御できる。
第6の発明は、第1〜5のうちのいずれか一つ発明の画像形成装置において、
前記駆動信号はPWM信号であり、前記切替手段は、前記PWM信号によって駆動されるソレノイドスイッチであり、前記駆動信号の大きさは、前記PWM信号のデューティ比である。
本構成によれば、切替手段であるソレノイドスイッチの制御を容易かつ緻密に行うことができる
本発明の画像形成装置によれば、当該装置に使用される切替手段であるソレノイドスイッチをより省電力によって駆動することができる。
<実施形態>
次に本発明の一実施形態について図1から図8を参照して説明する。
1.プリンタの全体構成
最初に図1〜図3を参照してプリンタの全体構成を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一例であるカラープリンタ1の概略構成を示す側断面図である。図2は、カラープリンタ1の、片面印字、両面印字、および手差し印字における用紙の各移動経路に係る構成を概略的に示す構成図である。なお、以下の説明においては、図1および図2における右側をカラープリンタ1の前方とする。なお、画像形成装置はカラープリンタに限定されず、例えば、モノクロプリンタ、コピー機能等を備えた、いわゆる複合機等であってもよい。
カラープリンタ1は、本体ケーシング2を備えており、この本体ケーシング2の底部には、用紙3(被記録媒体の一例)が積載される供給トレイ4が設けられている。供給トレイ4の前端上方にはピックアップローラ(搬送手段の一例)5、給紙ローラ7、補助給紙ローラ7a、紙端センサS1、およびピックアップローラ用ソレノイドスイッチ(切替手段の一例)61が設けられている。
ピックアップローラ5の回転に伴って供給トレイ4内の最上位に積載された用紙3がピックアップされ、給紙ローラ7および補助給紙ローラ7aによってレジストローラ6(搬送手段の一例)に送り出される。紙端センサS1はレジストローラ6側に送り出される用紙3の末端部を検出する。また、ピックアップローラ用ソレノイドスイッチ(以下、単に「ピックアップソレノイド」という)61は、モータ(動力手段の一例)Mから動力伝達機構((図示せず)を介してピックアップローラ5に伝達される回転動力等をオン/オフする。
また、本体ケーシング2の前面には、用紙3を手差しで給紙するための給紙口(挿入口の一例)8が設けられ、その近傍に手差しセンサ(第2検知手段の一例)S2が設けられている。給紙口8から給紙された用紙3は、手差しセンサS2によって検知され、同じくレジストローラ6に搬送される。
また、レジストローラ6と手差しセンサS2との間、すなわち、レジストローラ6の用紙搬送方向上流側の手前にはレジ前センサ(第1検知手段の一例)S3が設けられ、レジ前センサS3はレジストローラ6の手前まで搬送された用紙3を検知する。レジストローラ6では、用紙3の斜行を補正した上でその用紙3を所定のタイミングでベルト13上に送る。また、レジストローラ6の下流側の直後にはレジ後センサS4が設けられ、レジストローラ6を通過した用紙3を検知する。
さらに、レジストローラ6の近傍には、レジストローラ6の回転をオン/オフするレジストローラ用ソレノイドスイッチ(搬送手段の一例)62が設けられている。レジストローラ用ソレノイドスイッチ(以下、単に「レジストソレノイド」という)62は、図3に示されるように、モータMから動力伝達機構74、遊星ギヤ75およびレジストローラギヤ6aを介してレジストローラ6に伝達される回転動力をオン/オフする。ここで、図3はレジストソレノイド62のオン/オフ時の動作を概略的に示す説明図である。
詳しくは、レジストソレノイド62がオフ状態においては、クラッチ71の鉄心72はレジストソレノイド62に吸引されないため、バネ73の復元力Fによってクラッチ71は図3に示す方向Aに押されて、遊星ギヤ75の歯に結合されている。このとき、レジストローラギヤ6aにはモータMからの回転動力が伝達され、レジストローラ6は回転する。一方、レジストソレノイド62がオン状態においては、クラッチ71の鉄心72は、バネ73の復元力Fに抗して図3に示す方向Bに吸引されるため、クラッチ71は遊星ギヤ75の歯との結合を解除され、遊星ギヤ75から離脱される。このとき、レジストローラギヤ6aにはモータMからの回転動力が伝達されず、レジストローラ6は回転しない。
次いで、図1に戻って、印刷部10は、ベルトユニット11、プロセス部20、定着器28などを備えている。ベルトユニット11は、前後一対の支持ローラ12間に、ベルト13を張架した構成となっており、ベルト13が駆動されることによりベルト13上の用紙3が後方に向けて搬送される。また、ベルト13の内側には、後述するプロセス部20の各感光体ドラム26とベルト13を挟んで対向する位置にそれぞれ転写ローラ14が設けられている。
プロセス部20は、例えば4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つの現像カートリッジ22(それぞれ22Y,22M,22C,22K)を備えている。各現像カートリッジ22には、スキャナ部17が個別に設けられている。スキャナ部17は、レーザ発光部(図示せず)から出射されたレーザ光Lを、各色毎に対応する感光体ドラム26(それぞれ26Y,26M,26C,26K)の表面にそれぞれ照射する。これにより、印刷データに基づいて感光体ドラム26の表面が露光される。
各現像カートリッジ22には、現像剤である各色のトナーを収容するトナー収容室23、供給ローラ24、現像ローラ25、感光体ドラム26、スコロトロン型の帯電器27等がそれぞれ設けられている。
トナー収容室23から放出されたトナーは、供給ローラ24の回転により現像ローラ25に供給され、このとき、供給ローラ24と現像ローラ25との間で正に摩擦帯電される。感光体ドラム26の表面は、その回転に伴って、まず、帯電器27により一様に正帯電された後、スキャナ部17からのレーザ光Lにより露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ25の回転により、現像ローラ25上のトナーが感光体ドラム26の表面に供給され、静電潜像が可視像化される。その後、感光体ドラム26の表面上に担持されたトナー像は、用紙3が感光体ドラム26と転写ローラ14との間を通過する間に、転写ローラ14に印加される転写バイアス電圧によって、用紙3に転写される。
転写後の用紙3は、ベルトユニット11によって定着器28に搬送され、ここで用紙3上に転写されたトナー像が熱定着される。このようにして用紙3には、印刷データに基づいて印刷部10によって印刷処理がなされる。そして、熱定着された用紙3は、後述するCPU(制御手段の一例)120により制御されるモータMにより回転駆動される排紙ローラ(搬送手段の一例)30によって本体ケーシング2の上面に設けられた排出トレイ29上に排出される。この場合、用紙3は、フェースダウン(用紙3のトナー像が形成された面が下側になる状態)で排出トレイ29上に排出される。また、排紙ローラ30の近傍には排紙ローラ用ソレノイドスイッチ(切替手段の一例)63が設けられており、排紙ローラ用ソレノイドスイッチ(以下、単に「排紙ローラソレノイド」という)63のオン/オフによって、排紙ローラ30の正回転および逆回転が切替えられる。
また、本体ケーシング2内の下部には、ベルト13と供給トレイ4との間に位置して、両面印刷のための再搬送路51が設けられている。再搬送路51は本体ケーシング2の前後に延びる形状をなしており、経路上の2箇所に用紙3を搬送するために、後述するCPU120により制御されるモータMにより回転駆動される中継ローラ53が配置されている。この再搬送路51は、その前端が、上記給紙ローラ7からのU字形の搬送路55とレジストローラ6の上流側において合流する一方、その後端がベルト13及び定着器28からの搬送路57と合流している。
さらに、本体ケーシング2の排出口63の手前に排出センサS5が設けられている。したがって、両面印刷時には、トナー像が熱定着された用紙3は、排出センサS5の通過直後に、排紙ローラ30が逆回転されることによって、再搬送路51を通って給紙側に搬送される。そして、用紙3の裏面側に印刷部10によってトナー像が形成され、その裏面側がフェースダウン(用紙3に最初にトナー像が形成された表面側は、フェースアップとなる)で排出トレイ29上に排出される。このようにカラープリンタ1では、上記構成とすることで、供給トレイ4からの用紙3の片面のみに印刷をする片面印刷に加えて、用紙3の両面に印刷をする両面印刷が可能となる。
2.電気的構成
次に、図4を参照してレーザプリンタ1の本発明にかかる電気的な構成を説明する。
図4に示すように、レーザプリンタ1は回路基板100を備え、回路基板100はCPU120、RAM121、ROM122、およびタイマ部123等を含む。回路基板100にはモータM、後端センサS1、手差しセンサS2、レジ前センサS3、レジ後センサS4、排紙センサS5、ピックアップソレノイド61、レジストソレノイド62、および排紙ローラソレノイド63等が接続されている。それらは全てCPU120に接続されている。
そして、回路基板100には、インターフェース129が設けられており、同インターフェース129を通じて上位装置(例えば、パーソナルコンピュータ等、図示せず)と通信可能とされている。そして、CPU120は、同インターフェース129を通じて印刷データ、並びに印刷指令を受信すると、カラープリンタ1の全体を制御して、用紙3に所望の画像を形成させる。
CPU120は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)で構成され、用紙3の搬送タイミングの制御、すなわち、各ソレノイドスイッチ61〜63を動作させる動作開始タイミング等を制御する。なお、メモリ122内にはプログラム格納領域および用紙搬送データ格納領域等が設けられ、プログラム格納領域内にCPU120の各種制御、例えば以下で説明するソレノイドスイッチのPWM(パルス幅変調)制御に係る処理を実行するための処理プログラムが格納されている。
3.ソレノイドスイッチのPWM制御
続いて、CPU120によるソレノイドスイッチのPWM制御の例について、図5〜図8を参照して説明する。CPU120は、以下のソレノイドスイッチのPWM制御を、上記したように所定の処理プログラムにしたがって実行する。また、以下の説明において特に基準時刻からの時間が説明されていない時刻は、事前に実験等によって所定の基準時刻からの時間が決定され、その時間は例えば、タイマ部123の所定のタイマによってカウントされるものとする。
3−1. レジストソレノイドの制御例1
<実施例1>
まず、実施例1において、図5を参照してレジストソレノイド62の制御の一例を説明する。
ユーザによってカラープリンタ1の手差し給紙口8から用紙3が挿入されて、図5の時刻t0において手差しセンサS2が用紙3を検知すると、手差しセンサS2は、論理ローレベルの検出信号をCPU120に供給する。その検出信号に応じて、CPU120は、デューティ比100%のPWM信号をレジストソレノイド62に供給して、レジストソレノイド62をON(オン)する。すると、図3に示したように、クラッチ71の鉄心72がレジストソレノイド62に吸引されてクラッチ71が遊星ギヤ75から離脱される。
なお、レジストソレノイド62をオンする際のデューティ比は100%に限られず、例えば、90%あるいは95%でもよい。要するに、レジストソレノイド62をオンして、クラッチ71を遊星ギヤ75から離脱させることのできる、PWM信号のデューティ比であればよい。
次いで、時刻t0から所定時間が過ぎた時刻t1において、CPU120は、PWM信号のデューティ比を100%から例えば、50%に減少させる。ここで、レジストソレノイド62の起動後においてPWM信号のデューティ比を減少させるのは、以下の理由による。
すなわち、レジストソレノイド62の起動時には、遊星ギヤ75に結合したクラッチ71を遊星ギヤ75から離脱させるために、起動後よりも大きなエネルギーが要求される。そのため、クラッチ71の遊星ギヤ75からの離脱後において、離脱された状態にクラッチ71を保持するエネルギーは、離脱させるためのエネルギーに比べて小さくて済むことによる。
したがって、レジストソレノイド62の起動後においてPWM信号のデューティ比を減少させる場合には、レジストソレノイド62の起動後においてもPWM信号のデューティ比を100%で一定とする場合と比べて、駆動エネルギーの節約となる。
なお、減少後のデューティ比は、少なくともクラッチ71を遊星ギヤ75から離脱された状態に保持できるデューティ比であればよく、50%に限られない。例えば、40%あるいは65%でもよく、保持に必要なエネルギーに応じて設定されればよい。いずれにしても、デューティ比100%で保持する場合と比べて駆動エネルギーの節約となる。
ついで、時刻t2においてレジ前センサS3が用紙3を検知すると、論理ローレベルの検出信号をCPU120に供給する。用紙3がさらに押し込まれると、時刻t3の近傍において用紙3はレジストローラ6に突き当たる。次いで、時刻t3から所定時間後の時刻t4において、CPU120はモータMを駆動させる。そして、モータ駆動の時刻t4から所定時間後の、用紙引き込みタイミングである時刻t5において、PWM信号のデューティ比を50%から0%としてレジストソレノイド62をOFF(オフ)させる。すると、図3に示したように、クラッチ71の鉄心72がバネ73の復元力Fによってレジストソレノイド62から押し出され、クラッチ71が遊星ギヤ75と結合する。このとき、モータMの回転動力が、動力伝達機構74、遊星ギヤ75およびレジストローラギヤ6aを介してレジストローラ6に伝達され、レジストローラ6が回転し、用紙3がレジストローラ6に引き込まれる。
そして、用紙3の引き込みを停止するタイミングである時刻t6において、CPU120は、デューティ比100%のPWM信号をレジストソレノイド62に供給して、レジストソレノイド62をオンする。すると、クラッチ71の鉄心72がレジストソレノイド62に吸引されて、再びクラッチ71が遊星ギヤ75から離脱される。すると、モータMの回転動力のレジストローラ6への伝達が遮断され、レジストローラ6の回転が停止し、レジストローラ6による用紙3の引き込みが、用紙3の先端部を挟持した状態で停止される。
次いで、時刻t6から所定時間後の時刻t7において、CPU120はモータMを停止させる。そして、モータ停止の時刻t7から所定時間後の時刻t8において、CPU120は、時刻t1と同様に、PWM信号のデューティ比を100%から例えば、50%に減少させて、レジストソレノイド62に、遊星ギヤ75から離脱された状態でクラッチ71を保持させる。
そして、時刻t8から所定時間が過ぎた時刻t9において、CPU120は、時刻t5と同様に、PWM信号のデューティ比を50%から0%としてレジストソレノイド62をオフさせる。すると、クラッチ71の鉄心72がバネ73の復元力Fによってレジストソレノイド62から押し出され、クラッチ71が遊星ギヤ75と結合する。しかしながら、このときモータMは停止しているので、レジストローラ6は回転しない。このようにして、印字準備が完了する。
上記したように、実施例1においては、CPU120は、レジストローラソレノイド62をオフ状態からオン状態に起動させた後においては、レジストソレノイド62の駆動信号であるPWM信号のデューティ比(例えば、50%)を、起動時の値(例えば、100%)よりも小さくするように制御する。そのため、レジストソレノイド62の駆動エネルギーが節約されるとともに、レジストソレノイド62の発熱が抑制される。
なお、実施例1においてはソレノイドスイッチの例として、レジストソレノイド62を示したが、これに限られない。ソレノイドスイッチとして、ピックアップソレノイド61および排紙ローラソレノイド63にも、実施例1に示したPWM信号のデューティ比をソレノイドの起動後において減少させる制御を適用できる。
3−2. レジストソレノイドの制御例2
<実施例2>
次いで、実施例2において図6を参照してレジストソレノイド62の別の制御例を説明する。なお、図6の時刻t0〜時刻t9は実施例1と同一の時刻を示す。そのため、実施例1と重複する説明は省略し、実施例1との相違点のみ説明する。
図6に示されるように、実施例2では、レジストソレノイド62をオフ状態からオン状態に起動させた後における、クラッチ71を保持するためのPWM信号のデューティ比(例えば、50%)を一定とはせず、外乱等の状況に応じて変化させる。すなわち、実施例2では、CPU120は、少なくとも、レジ前センサS3が用紙3を検知した後、PWM信号のデューティ比を大きくする。
より詳細には、時刻t2においてレジ前センサS3が用紙3を検知すると、CPU120はPWM信号のデューティ比を50%から、例えば80%まで増加させるために、PWM信号のデューティ比を、時刻t2から時刻t2aに間において徐々に増加させる。好ましくは、デューティ比を所定時間毎に所定量ずつ増加させる。
そして、時刻t2aから時刻t3aの期間τ1において、CPU120はPWM信号のデューティ比を80%で一定とする。なお、この期間τ1には、少なくとも、用紙3がレジストローラ6に突き当たる時刻t3が含まれる。その理由は以下による。
すなわち、用紙3がレジストローラ6に突き当たると、レジストソレノイド62はレジストローラ6の近傍に配置されるため、その振動がレジストソレノイド62に伝わり、レジストソレノイド62によるクラッチ71の保持が解除される虞がある。そして、クラッチ71の保持が解除されると、クラッチ71はバネ73の復元力Fによってレジストソレノイド62から押し出され、クラッチ71が遊星ギヤ75と結合される。クラッチ71が遊星ギヤ75と結合された状態で、時刻t4においてモータMが駆動されると、レジストローラ6が回転し、用紙3の引き込みが開始されてしまい、用紙3が所定量より多く引き込まれ、後の印字処理に支障をきたすこととなる。そのため、実施例2においては、少なくとも、用紙3がレジストローラ6に突き当たる時刻t3が含まれる期間τ1の間は、PWM信号のデューティ比を50%から80%に増加させて、用紙3がレジストローラ6に突き当たったときの衝撃に伴う振動によっても、クラッチ71の保持を保障するようにしている。なお、増加されたPWM信号のデューティ比は80%に限られず、クラッチ71の保持を確実に維持する値であればよく、例えば、75%あるいは85%であってもよい。また、期間τ1は例えば、タイマ部123の所定のタイマによってカウントされる。
次いで、時刻t3aから時刻t3bの間において、デューティ比を80%から、例えば50%まで減少させるために、PWM信号のデューティ比を、好ましくは、デューティ比を所定時間毎に所定量ずつ減少させる。そして、時刻t3b以降の時刻t4からは、実施例1と同様の処理が行われる。
上記したように、実施例2においては、CPU120は、少なくとも、レジ前センサS3が用紙3を検知した後、PWM信号のデューティ比を大きくする。そのため、用紙3がレジストローラ6に突き当たったときの衝撃に伴う振動等の外乱に対しても、レジストソレノイド62による、遊星ギヤ75から離脱された状態でのクラッチ71の保持を好適に維持することができる。
3−3. レジストソレノイドの制御例3
<実施例3>
次いで、実施例3において図7を参照してレジストソレノイド62の別の制御例を説明する。なお、図7の時刻t0〜時刻t9は実施例1と同一の時刻を示す。そのため、実施例1と重複する説明は省略し、実施例1との相違点のみ説明する。
図7に示されるように、実施例3では、レジストソレノイド62をオフ状態からオン状態に起動させた後における、クラッチ71を保持するためのPWM信号のデューティ比(例えば、50%)を一定に維持せずに、外乱等の状況に応じて変化させとともに、レジストソレノイド62をオン状態からオフ状態に移行する際に、デューティ比を徐々に、減少させる。好ましくは、デューティ比を所定時間毎に、所定量ずつ減少させる。また、CPU120は、ウォーミングアップ時、用紙3がレジストローラ6に挟持された状態におけるデューティ比の大きさを徐々に小さくする。その際、好ましくは、デューティ比を所定時間毎に、所定量ずつ減少させる。
より詳細には、時刻t2においてレジ前センサS3が用紙3を検知すると、実施例2と同様に、CPU120はPWM信号のデューティ比を50%から、例えば80%まで増加させるために、PWM信号のデューティ比を、時刻t2から時刻t2aに間において徐々に増加させる。好ましくは、デューティ比を所定時間毎に所定量ずつ増加させる。
そして、実施例2とは異なり、時刻t2aから、モータMが起動される時刻t4より後の時刻t4aまでの期間において、CPU120はPWM信号のデューティ比を80%で一定に維持する。ここで、時刻t4aまでの期間において、CPU120はPWM信号のデューティ比を80%で一定とするのは、例えば、時刻t4においてモータMが起動されることに起因する振動によって、レジストソレノイド62によるクラッチ71の保持が解除されることを抑制するためである。すなわち、PWM信号のデューティ比を80%で一定にする期間を実施例1と比べて長くすることによって、消費電力は増加するものの、外乱による影響をより抑制することができる。
次いで、レジストソレノイド62をオン状態からオフ状態に移行する際の時刻t4aから時刻t5の間において、デューティ比を80%から、例えば30%まで徐々に減少させる。そのため、バネ73の復元力Fを減少させた状態で、クラッチ71をレジストソレノイド62から解除することができる。その結果、クラッチ71が遊星ギヤ75に結合される際に発生する、機械的ノイズ音を減少させることができる。
また、CPU120は、時刻t8〜時刻t9の期間において、用紙3がレジストローラ6に挟持された状態におけるデューティ比の大きさを、例えば100%〜50%まで徐々に小さくする。その際、好ましくは、デューティ比を所定時間毎に、所定量ずつ減少させるようにする。通常、カラープリンタ1のウォーミングアップ時に、用紙3が、レジストローラ6より搬送方向下流に位置するウォーミングアップ中の部分に搬送されないように、ウォーミングアップ終了までレジストソレノイド62をオンにしなければならないが、このように制御すると、電力消費を大きく抑制できる。また、時刻t9においてレジストソレノイド62をオフする際に、クラッチ71が遊星ギヤ75に結合される際に発生する、機械的ノイズ音を減少させることができる。
上記したように、実施例3においては、CPU120は、少なくとも、レジ前センサS3が用紙3を検知した後、PWM信号のデューティ比を大きくする。そのため、用紙3がレジストローラ6に突き当たったときの衝撃に伴う振動、あるいはモータMの起動に伴う振動等の外乱に対しても、レジストソレノイド62による、遊星ギヤ75から離脱された状態におけるクラッチ71の保持を好適に維持することができる。さらに、レジストソレノイド62の電力消費を大きく抑制できるとともに、レジストソレノイド62がオフするの機械的ノイズ音を減少させることができる。
3−4. 排紙ローラソレノイドの制御例1
<実施例4>
次いで、実施例4において図8を参照して、排紙ローラソレノイド63の一制御例を説明する。
カラープリンタ1の印刷処理を実行するために、用紙3がレジストローラ6より搬送方向下流に搬送され、今、図8の時刻t10において、レジ後センサS4が用紙3の紙無しを検知したとする。次いで、時刻t11において、排紙センサS5が用紙3を検知し、その後、排紙ローラ30によって用紙3が排出口31への搬送され、時刻t12において排紙センサS5が用紙3の紙無しを検知したとする。
すると、CPU120は、時刻t12から所定時間τ2の経過後の時刻t13において、デューティ比100%のPWM信号を排紙ローラソレノイド63に供給して、排紙ローラソレノイド63をオンする。すると、モータMから排紙ローラ30への回転動力の方向が動力伝達機構(図示せず)によって逆転され、排紙ローラ30は逆回転する。そのため、用紙3の搬送方向は反転され、排出口31から再搬送路51側に戻される。なお、排紙センサS5は、搬送方向を反転された用紙3が通過しても、用紙3の紙無しを検知する構成とされている。
次いで、時刻t13から所定時間が過ぎた時刻t14において、CPU120は、PWM信号のデューティ比を100%から例えば、50%に減少させる。このように、排紙ローラソレノイド63のオン状態において、PWM信号のデューティ比を100%から50%に減少させるのは、レジストソレノイド62と同じく、排紙ローラソレノイド63の起動時には、起動後よりも大きなエネルギーが要求されるが、起動後において、離脱された状態に排紙ローラソレノイド63のクラッチを保持するエネルギーは、離脱させるためのエネルギーに比べて小さくて済むことによる。したがって、排紙ローラソレノイド63の起動後においてもPWM信号のデューティ比を100%で一定とする場合と比べて、駆動エネルギーの節約となる。
そして、時刻t13から所定時間τ3が過ぎ、反転された用紙3が搬送路57と合流する再搬送路51に突入する前の時刻t15から、CPU120は、PWM信号のデューティ比を50%から徐々に増加させる。その際、好ましくは、デューティ比を所定時間毎に、所定量ずつ増加させるようにする。そして、反転された用紙3が搬送路57と合流する再搬送路51に突入する時刻t16において、PWM信号のデューティ比が例えば、80%に達すると、PWM信号のデューティ比を80%から徐々に、例えば50%まで減少させる。その際、好ましくは、デューティ比を所定時間毎に、所定量ずつ減少させるようにする。そして、PWM信号のデューティ比を50%に維持して、時刻t15から所定時間τ4を経過した時刻t17において、排紙ローラソレノイド63をオフさせる。ここで、所定期間τ2、τ3、τ4は、それぞれ、例えばタイマ部123の対応する所定のタイマによってそれぞれカウントされる。なお、時刻t10から時刻t17の期間中、モータMは駆動されている。
このように、排紙ローラソレノイド63のオン状態において、PWM信号のデューティ比を50%から80%に増加させるのは、反転された用紙3が搬送路57と合流する再搬送路51に突入する際に、再搬送路51に設けられた図示しない搬送ローラ等の駆動機構と接触したり再搬送路51における曲率の小さい部分から曲率の大きい部分に突入したりすることによる。このとき、用紙3に与えられた衝撃に伴う振動が未だ用紙3を挟持している排紙ローラ30に伝わると、排紙ローラソレノイド63は排紙ローラ30の近傍に配置されるため、その振動が排紙ローラソレノイド63に伝わり、排紙ローラソレノイド63によるクラッチの保持が解除される虞がある。そして、排紙ローラソレノイド63によるクラッチの保持が解除されると、排紙ローラ30が正回転してしまい、印字処理に支障をきたすこととなる。
そのため、実施例4においては、PWM信号のデューティ比を50%から80%に増加させて、用紙3が搬送路57と合流する再搬送路51に突入するときの衝撃に伴う振動によっても、排紙ローラソレノイド63によるクラッチの保持を保障するようにしている。そのため、用紙3が搬送路57と合流する再搬送路51に突入するときの衝撃に伴う振動等の外乱に対しても、排紙ローラソレノイド63によるクラッチの保持を好適に維持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態において、さらに、CPU120は、環境温度が高いとき、ソレノイドスイッチのPWM信号のデューティ比(駆動信号の大きさ)を環境温度が低いときより大きくするようにしてもよい。例えば、環境温度が10℃のときにオンデューティ比を90%とし、環境温度が30℃のときにオンデューティ比を100%とするようにする。
これは、通常、環境温度が増加するとソレノイドスイッチのソレノイドの抵抗値が増加するため、同一のデューティ比に対するソレノイド電流が低下し、ソレノイドの吸引力も低下する。そのため、環境温度によらずに所定のソレノイドの吸引力を確保するためである。この場合、環境温度の増加に応じてデューティ比を大きくしても、それに応じてソレノイド電流が増加しないため、環境温度に応じて効果的にソレノイドを制御できる。
なお、この場合、好ましくは、画像形成装置は環境温度を検出する温度検出手段を設け、温度検出手段の検出結果に基づいてPWM信号のデューティ比を制御するようにする。あるいは、ソレノイドの電流検出手段を設け、電流検出手段の検出結果に基づいてPWM信号のデューティ比を制御するようにする。
(2)上記実施形態においては、時刻t0において手差しセンサS2による用紙3の検出に応じて、CPU120はレジストソレノイド62をオンする例を示したが、これに限られない。例えば、手差しセンサS2によって用紙3が検出される前にレジストソレノイド62がオンされるようにしてもよい。その際、好ましくは、CPU120は、手差しセンサ(第1検知手段)S2による用紙3の検知時のPWM信号のデューティ比(駆動信号の大きさ)を、手差しセンサ(第1検知手段)S2による用紙3の検知時のPWM信号のデューティ比(駆動信号の大きさ)よりも大きくするようにする。この場合、ユーザにより給紙口8から用紙3が挿入される場合であっても、電力消費を抑制しつつ、レジストソレノイド等の動作への、用紙3の給紙口8への挿入に起因する振動等の外乱の影響を抑制することができる。
(3)上記実施形態においては、本発明による画像形成装置をカラープリンタに適用する例を示したが、本発明による画像形成装置をモノクロプリンタに適用することもできる。その場合、好ましくは、レジストソレノイド(切替手段)のPWM信号のデューティ比の大きさをカラープリンタの場合よりも大きくする。
それは、モノクロプリンタの場合、用紙(被記録媒体)3に画像を形成するための画像形成部がカラープリンタの場合と比較して小さく、レジストローラと定着手段との距離がカラープリンタの場合より短いため、レジストローラの作動状態を切替えるレジストソレノイドが高温になりやすく、それに伴ってソレノイド抵抗が増加しやすいからである。
(4)PWM信号のデューティ比を徐々に増加させたり、あるいは徐々に減少させたりする形態は、所定時間毎に、所定量ずつ増加させたりあるいは減少させたりする形態、すなわち、PWM信号のデューティ比を一定勾配で変化させる形態に限られない。PWM信号のデューティ比の変化勾配(変化量)を、時間区分に応じて変化させるようにしてもよい。
(5)上記実施形態においては、ソレノイドスイッチ(切替手段)の駆動信号をPWM信号とし、駆動信号の大きさをPWM信号のデューティ比とする例を示したが、これに限定されない。例えば、駆動信号を直流の電圧信号とし、駆動信号の大きさをその電圧値としてもよい。
本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成を示す側断面図 図1の画像形成装置の各種印字時における用紙の各移動経路を概略的に示す構成図 レジストソレノイドのオン/オフ時の動作を概略的に示す説明図 図1の画像形成装置の本発明にかかる電気的構成を示す回路ブロック図 ソレノイドスイッチのPWM制御の一例に係るタイムチャート ソレノイドスイッチのPWM制御の別の例に係るタイムチャート ソレノイドスイッチのPWM制御の別の例に係るタイムチャート ソレノイドスイッチのPWM制御の別の例に係るタイムチャート
1...カラープリンタ(画像形成装置)
3...用紙(被記録媒体)
5...ピックアップローラ(搬送手段)
6...レジストローラ(搬送手段)
8...給紙口(挿入口)
30...排紙ローラ(搬送手段)
61...ピックアップローラ用ソレノイドスイッチ(切替手段)
62...レジストローラ用ソレノイドスイッチ(切替手段)
63...排紙ローラ用ソレノイドスイッチ(切替手段)
120...CPU(制御手段)
M...モータ(動力手段)
S2...手差しセンサ(第2検知手段)
S3...レジ前センサ(第1検知手段)

Claims (6)

  1. 被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段を作動させる動力手段と、
    そのON状態とOFF状態とが切替えられることによって、前記動力手段による前記搬送手段の作動状態を切替える切替手段と、
    前記切替手段を前記OFF状態から前記ON状態に起動させた後においては、起動時における前記切替手段の駆動信号の大きさよりも小さくするように、前記駆動信号の大きさを制御する制御手段とを備え、
    前記搬送手段は、レジストローラであり、
    前記制御手段は、
    前記被記録媒体が前記レジストローラに近づくにつれ、前記駆動信号の大きさをより大きくし、
    前記切替手段をON状態からOFF状態に移行する際、前記駆動信号の大きさを徐々に減少させる、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    レジストローラ手前の位置を通過する前記被記録媒体を検知する第1検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第1検知手段により前記被記録媒体を検知した後、前記駆動信号の大きさを大きくする。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    ユーザにより前記被記録媒体が挿入される挿入口と、
    前記挿入口に挿入される被記録媒体を検知する第2検知手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記第1検知手段による被記録媒体検知時の前記駆動信号の大きさを、前記第2検知手段による被記録媒体検知時の前記駆動信号の大きさよりも大きくする。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、ウォーミングアップ時、前記被記録媒体がレジストローラに挟持された状態における前記駆動信号の大きさを徐々に小さくする。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、環境温度が高いとき、前記切替手段の前記駆動信号の大きさを環境温度が低いときより大きくする。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記駆動信号はPWM信号であり、
    前記切替手段は、前記PWM信号によって駆動されるソレノイドスイッチであり、前記駆動信号の大きさは、前記PWM信号のデューティ比である。
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