JP2551836B2 - 駆動制御装置 - Google Patents

駆動制御装置

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JP2551836B2
JP2551836B2 JP1048982A JP4898289A JP2551836B2 JP 2551836 B2 JP2551836 B2 JP 2551836B2 JP 1048982 A JP1048982 A JP 1048982A JP 4898289 A JP4898289 A JP 4898289A JP 2551836 B2 JP2551836 B2 JP 2551836B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は駆動制御装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
磁気ディスク等に使用されるモータにおいて、急に電
源が遮断された場合、磁気ディスクにヘッドが擦れて、
ディスクとヘッドとが損傷する虞れがあるので、これの
防止のためブレーキ装置が設けられている。
しかして、従来のブレーキ装置は、リレーによるコイ
ルショートによって制動力を得るものである。つまり、
ブレーキが作動し始める時間は、電源が遮断してリレー
の付勢が解除される時間に依存しており、任意に設定す
ることはできなかった。
そこで、本発明では、リレーが不要となり、しかも回
路的にも簡略化することができる駆動制御装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明の駆動制御装置
は、 電源Vccが供給され、該電源からの電荷を充電するコ
ンデンサ9と、 前記電源Vccと制御対象モータのコイル6……に接続
され、コイル電流を転流させる半導体素子1……と、 前記半導体素子に接続され、前記電源から供給される
電力に従って該半導体素子を動作させるコミュテーショ
ン回路4と、 前記コンデンサ9に接続され、前記電源Vccの遮断を
検出し、前記コンデンサ9から供給される電力により、
前記電源断から所定時間を計時し、前記電源の遮断から
所定時間経過後に、前記半導体素子を制御して前記コイ
ルを相互にショートさせるタイマ回路19と、 を備えたものである。
[作用] コイル6……がショートすれば、発電制動により、こ
の起動制御装置が使用されているモータにブレーキがか
かることになり、リレーは必要としない。
また、タイマ回路19により電源遮断時から正確に所定
時間が計測される。電源遮断時から所定時間が経過する
までの時間はモータは自走し、所定時間経過した時点か
ら制動が開始する。このため、例えば、この自走区間に
磁気ヘッド等を退避することができる。
また、タイマ回路19の動作時間を可変、即ち、タイマ
回路19の計時時間を可変とすれば、自走区間を変更する
ことができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳説す
る。
第1図は本発明に係る駆動制御装置の回路図を示し、
この装置は、コイル電流を転流させるFET等の半導体素
子1,2,3と、これを動作させるコミュテーション回路4
と、電源が遮断されたことを検出する電源断検出回路5
と、該半導体素子1,2,3をオン状態としてコイル6,7,8を
ショートさせるための電圧保持用コンデンサ9と、等を
備えたものであり、コイル6,7,8をショートさせること
により、発電制動させ、ブレーキ力を発生させるもので
ある。また、10,11,12はFET等の半導体素子であって、
コイル電流を転流させるものであり、この半導体素子1
0,11,12はコミュテーション回路13にて動作される。14,
15はダイオードである。
しかして、半導体素子1にはダイオード16が並列に接
続され、半導体素子2にはダイオード17が並列に接続さ
れ、半導体素子3にはダイオード18が並列に接続されて
いる。また、この実施例においては、電源遮断から所定
時間経過後に作動するタイマ19(オフディレータイマ)
が設けられ、このタイマ19の作動により、コンデンサ9
に充電された電荷でもって半導体素子1,2,3がオン状態
となる。20はICであって、3つのナンド回路21,22,23を
有するものである。そして、第2図は駆動制御装置のブ
ロック図を示している。
第3図はこの制御装置の特性を示す波形図を示し、第
3図Iに示す様に、電源がオン(ON)→オフ(OFF)
(つまり、Aラインを電源遮断時とする。)となれば、
第3図IIに示す様に、AラインからBラインまでの所定
時間が経過したときに、タイマ19から信号が送出され、
半導体素子1,2,3がオン状態とされて、コイル6,7,8はシ
ョートして第3図IIIに示す様に、ブレーキモードとな
る。第3図IVはコイル6,7,8の励磁波形を示し、第3図
Vの区間Tjは自走区間を示す。そして、第3図Iに示す
様に、OFF→ON状態(再び電源が投入された状態)とな
れば、第3図IIに示す様に、タイマ19が再復帰して第3
図IIIに示す様にブレーキモードが終了して第3図IVに
示す様に駆動モードになる。
第4図はこの装置が使用されたモータの速度変化を示
すグラフ図であって、横軸を時間、縦軸を速度としてい
る。即ち、定常回転中に、電源が遮断されOFF状態とさ
れれば、区間Tjの間は自走し、区間Tj後にブレーキモー
ドとなって停止する。ここで、本発明の如く制御装置を
有しない場合、モータ速度は2点鎖線で示すように、緩
やかな下降線となり、停止まで本発明の場合と比べて多
くの時間を要すことになる。なお、ブレーキモードにお
いては、半導体10,11,12はオフ状態にあり、また、半導
体素子1,2,3をオン状態とするためのコンデンサ9の電
荷は、停止状態となるまで残っている。
しかして、上述の実施例においては、自走区間Tjを設
けているが、この自走区間Tjを設けずに、電源が遮断さ
れた時に、即ち、電源断検出回路5からの信号に基づい
て半導体素子1,2,3をオン状態としてブレーキモードに
入るようにするも好ましく、この場合、電源断検出回路
5からの信号により直ちにタイマ19を作動させて半導体
素子1,2,3をオン状態とする。
なお、本発明は上述の実施例に限定されることなく本
発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例
えば、半導体素子としてはFET以外にバイポーラトラン
ジスタ等とすることも可能であり、さらにタイマ19の作
動時間を可変とすれば、自走区間Tjを変更することがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く構成されているので、次に記載す
るような効果を奏する。
電源が遮断された時に、請求項1記載のものでは直ち
に、請求項2記載のものでは遮断後所定時間経過後に、
ブレーキがかかり、短時間で停止することができる。従
って、磁気ディスク用のモータにこの装置が使用された
場合、遮断後における磁気ディスクにヘッドが擦れる時
間を短縮することができ、磁気ディスク及びヘッドの損
傷を防止することができる。そして、この装置は、リレ
ーを必要とせず、回路の構造を簡略化することができ、
簡単かつ低コストにて製造する利点がある。また、自走
区間Tjを設けることができる請求項2記載のものでは、
この区間Tjでヘッドの戻る時間を稼ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はブロ
ック図、第3図は本発明に係る装置の特性を示す波形
図、第4図は本発明に係る装置を使用したモータの回転
速度の変化を示すグラフ図である。 1……半導体素子、4……コミュテーション信号、5…
…電源断検出回路、9……電圧保持用コンデンサ、19…
…タイマ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源Vccが供給され、該電源からの電荷を
    充電するコンデンサ9と、 前記電源Vccと制御対象モータのコイル6……に接続さ
    れ、コイル電流を転流させる半導体素子1……と、 前記半導体素子に接続され、前記電源から供給される電
    力に従って該半導体素子を動作させるコミュテーション
    回路4と、 前記コンデンサ9に接続され、前記電源Vccの遮断を検
    出し、前記コンデンサ9から供給される電力により、前
    記電源の遮断から所定時間を計時し、前記電源の遮断か
    ら所定時間経過後に、前記半導体素子を制御して前記コ
    イルを相互にショートさせ、前記制御対象モータを制動
    するタイマ回路19と、 を備えたことを特徴とする駆動制御装置。
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JPS61101496U (ja) * 1984-12-08 1986-06-28

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