JP3232574B2 - 直流モータの回転停止検出装置 - Google Patents
直流モータの回転停止検出装置Info
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- Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
性力が大きくかつ負荷変動の少ない負荷を駆動する直流
モータの事故による回転停止を検出する直流モータの回
転停止検出装置に関する。
手段として、回転部に取付けられた磁石とホール素子を
用いて直流モータの回転毎に発生するパルスを検出する
方法や、直流モータと直列に挿入した電流検出抵抗によ
り直流モータの電流を監視する方法等が用いられてい
た。
では、ホール素子等の特殊素子の必要性や、電流検出抵
抗による電力損失の発生なとの問題点があった。
ので、ホール素子等の特殊素子を必要とせず、また、電
流検出抵抗による電力損失を発生することなく、直流モ
ータの回転停止を検出する装置を提供することを目的と
する。
に、本発明の回転停止検出装置は、周期的にモータの駆
動を短時間遮断して検査を行う、モータ検査期間を設定
する手段と、検査期間中のモータの端子電圧から、事故
によって回転を停止しているモータを発見する手段とを
備えている。
検査期間中も慣性による惰性回転が続くので、端子には
発電電圧が発生し、事故で停止しているモータにはそれ
がないので、容易に識別できる。
ら説明する。図1において、1は直流モータでファンな
どの負荷をまわしており、検査対象になるモータであ
る。2は直流モータ1に並列に接続されているブラシノ
イズ抑制用のコンデンサ、3は直流モータ1に直列に接
続されている直列スイッチ素子で直流モータ1に供給さ
れる駆動電力をオンオフする。4と5は直列に接続され
ている並列スイッチ素子と負荷抵抗であり、この直列接
続体は直流モータ1に並列に接続されている。6は電圧
判定器で直流モータ1の端子電圧のレベルを検出してモ
ータの正常または事故を判定し結果を出力する。7はタ
イマで、モータを検査するタイミング信号を周期的に発
生する。8は制御器で、常時は直列スイッチ素子3をオ
ン、並列スイッチ素子4をオフして直流モータ1を駆動
するが、タイマ7が発するタイミング信号にトリガされ
ると直列スイッチ素子3をオフ、並列スイッチ素子4を
オンしてモータ検査期間を設定し、かつモータ検査期間
中の適切な時機に電圧判定器6をオンしてモータの端子
電圧測定を行わせる。9は直流電源である。
の直流モータの検査タイムチャートである。同図におい
て、A曲線は正常なモータ、B曲線は断線しているモー
タ、C曲線はロックされているモータのそれぞれ端子電
圧を示す。
直流モータ1は、直列スイッチ素子3がオン状態で直流
電源9に接続され駆動されると同時に、並列スイッチ素
子4をオフにして負荷抵抗5を遮断している。この時、
直流モータ1の端子電圧は直流電源9の電圧であるの
で、モータが正常に回転しているのか、また事故で停止
しているのかは端子電圧では判別できない。時間が経過
し、タイマ7が直流モータ検査タイミング信号を図2の
P点にて発生すると、制御器8は直列スイッチ素子3を
オフとして、直流電源9から直流モータ1の駆動を遮断
すると同時に並列スイッチ素子4をオンにして、直流モ
ータ1と負荷抵抗5を接続する。正常なモータの場合、
駆動を遮断されてもモータ負荷とモータ自身の慣性力に
よって回転が継続するので、直流モータ1は発電機とし
て動作し逆起電力が発生する。この逆起電力は、負荷抵
抗5によって消費されるが、慣性エネルギーの方がはる
かに大きいため直流モータ1の端子電圧は、図2の曲線
Aの軌跡を示す。やがて、制御器8が動作して図2Q点
で電圧判定器6を動作させて直流モータ1の端子電圧を
判定する。Q点において正常な直流モータ1の端子電圧
(曲線A)は高レベルであるので直流モータ1は回転し
ていて正常であることを判定される。制御器8は図2R
点でモータ検査時間を終了して直列スイッチ素子3をオ
ンにして直流モータ1を直流電源9にふたたび接続駆動
すると同時に、並列スイッチ素子4をオフして負荷抵抗
5を遮断して直流モータ1を運転状態とする。タイマ7
は周期的にモータ検査タイミング、図2のP点を発生し
前記したモータ検査動作を繰り返し行う。
期間の始点Pにおいて停止していた場合について説明す
る。モータ断線の場合、モータ回路がオープン状態であ
るので、モータ検査期間に入り、直列スイッチ素子3が
オフして直流電源9から直流モータ1を遮断し、並列ス
イッチ素子4をオンにして、直流モータ1と負荷抵抗5
を接続すると、図2に示すようにP点から、コンデンサ
2に蓄積された電荷が負荷抵抗5によって放電され直流
モータ1の端子電圧は曲線Bの軌跡となる。やがて制御
器8が動作して図2のQ点で電圧判定器6を動作させて
直流モータ1の端子電圧を判定する。Q点において、モ
ータ断線の場合モータの端子電圧は低レベルであるの
で、直流モータ1が停止していることを判定し、電圧判
定器6はモータ停止信号を出力する。
いる場合について説明する。モータロックの場合、モー
タの逆起電力が発生しないためモータ回路はモータの巻
線抵抗のみによる抵抗回路となる。したがって、モータ
検査期間に入り直列スイッチ素子3がオフして直流電源
9から直流モータ1を遮断し、並列スイッチ素子4をオ
ンにして直流モータ1と負荷抵抗5を接続すると、図2
に示すようにP点からコンデンサ2に蓄積された電荷が
負荷抵抗5およびモータ1の巻線抵抗により放電され、
直流モータ1の端子電圧は曲線Cの軌跡となる。やがて
制御器8が動作してQ点で電圧判定器6を動作させて直
流モータ1の端子電圧を判定する。Q点にてモータロッ
クの場合、モータの端子電圧は低レベルであるので直流
モータ1が停止していることを判定し、電圧判定器6は
モータ停止信号を出力する。このモータを使用している
機器の上位コントローラはその信号を受けて、2次災害
たとえば冷却ファンの停止による機器焼損などを防止す
る適切な処置を行うものである。
流モータの回転停止検出装置は、ホール素子等の特殊素
子を必要とせず、また電流検出抵抗による電力損失を発
生することなく直流モータの回転停止を検出することが
でき、モータ停止によって2次災害が発生する機器など
に使用すると実用上大きな効果がある。
一実施例の構成を示すブロック図
Claims (1)
- 【請求項1】直流モ−タに直列に接続されている直列ス
イッチ素子と、直流モ−タに並列に接続されている並列
スイッチ素子と負荷抵抗との直列接続体と、直流モ−タ
の端子電圧を測定しその測定結果からモ−タの正常また
は回転停止を検出してその結果を出力する電圧判定器
と、直流モ−タを検査するタイミング信号を周期的に出
力するタイマと、常時は直列スイッチ素子をオンかつ並
列スイッチ素子をオフして直流モ−タを駆動し、上記周
期的に出力されるタイミング信号にトリガされると直列
スイッチ素子をオフかつ並列スイッチ素子をオンしてモ
−タ検査期間を設定し、かつこのモ−タ検査期間中の適
切な時機に上記電圧判定器をオンしてモ−タの端子電圧
を測定させる制御器とを備えた直流モ−タの回転停止検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4950891A JP3232574B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 直流モータの回転停止検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4950891A JP3232574B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 直流モータの回転停止検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04285489A JPH04285489A (ja) | 1992-10-09 |
JP3232574B2 true JP3232574B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=12833078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4950891A Expired - Lifetime JP3232574B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 直流モータの回転停止検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232574B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP4950891A patent/JP3232574B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04285489A (ja) | 1992-10-09 |
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