JP3575895B2 - モータの回転異常検出装置 - Google Patents

モータの回転異常検出装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの回転異常検出装置に関し、例えばファンモータ、すなわち発熱する部品を内蔵する電子機器や装置などを冷却するファンモータであって、該モータのなんらかの原因で回転の低下または停止により、前記機器や装置の異常な温度上昇を未然に防ぐため、該モータの回転が所定の回転数以下になったとき、警報信号を出力する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のモータの回転異常検出装置については、図8の基本構成図に示すものがある。
図8によれば、該モータの回転異常検出装置は、モータMの回転数を検出する回転検出器1と、該回転検出器1からの検出信号により、1回転あたり、所定の繰り返し周期で所定の数のパルス信号を発生するパルス発生回路2と、該パルス発生回路2からのパルス信号により、前記パルスの数に相当する数の三角波信号を発生する三角波発生回路3と、該三角波発生回路3から出力される三角波信号の振幅値が、ある基準値Vを超えたとき、警報信号を出力する比較回路4とからなっている。
【0003】
図8において、モータMの回転数が低下すると、パルス発生回路2からのパルス信号の発生間隔が広がり、三角波発生回路3から出力される三角波信号の振幅値は上昇する。このため、三角波信号の振幅値が定められた基準値Vを超えたとき、前記比較回路4により警報信号を出力して、前記モータMの回転数の異常低下を検出するというものである。
しかし、前記装置では、モータMの起動の際には、当初、回転数が低い状態があるため、一瞬、警報信号を発生してしまう。
【0004】
この点を改良し、電源に並列に接続された充電回路を前記比較回路4に組み合わせ、電源が投入された後、一定時間だけ警報信号を出力しないようにした技術が開示されている。(特開平4−271293号公報)
【0005】
また、図9に示すように、図8の基本構成の回転異常検出装置の警報信号出力pを、さらに、充電回路5で蓄積し、前記警報信号pがある程度持続したことを比較回路6で検出して、警報信号rを外部に出力している。この図9に示す回転異常検出装置でも、モータ起動の際の警報信号rの発生を防止することができる。
ここで使用されている回転検出器1は、4個の抵抗器R1,R2,R3,Rm からなるブリッジ回路で、特に抵抗器Rmは、モータMの回転子を通る漏洩磁束が、該抵抗器Rmを横切るときにその抵抗値が減少するという磁気抵抗効果を利用したものである。なお、V0は直流電源電圧、V1は第1の基準値、V2は第2の基準値である。(実公平2−26220 号公報)
また、図10は、図9に示す構成の各部の動作を示す波形図である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記特開平4−271293号公報に記載された技術では、モータ起動時に一定時間、警報信号を出力しないように構成されているものの、回転が一定値に達した後の回転異常検出については、図8の基本構成のものと同じく、三角波信号の振幅値を定められた基準値と比較する構成になっている。
しかしながら、図8の基本構成のものは、外来ノイズに弱いという問題点がある。すなわち、前記比較回路4に演算増幅器を用いているため、入力抵抗が非常に大きく、小さな電流信号でも扱えるという利点があるが、反面、外来ノイズのような電源電圧の異常な変動もそのまま、検出してしまうという問題点があった。つまり、ノイズにより誤動作してしまうおそれがあった。
【0007】
他方、前記実公平2−26220 号公報に記載された技術では、警報信号pがある程度持続した後、外部に出力するため、連続してノイズが侵入しない限り、誤って警報信号rを出力するようなことはない。しかし、モータMの1回転中に一定周期で発生する三角波信号nのうち、定められた基準値V1を超える部分だけを警報として取り出し、蓄積するため、次のような問題点があった。
【0008】
すなわち、図10に示すように、三角波発生回路(充放電回路)3からの三角波信号nは、モータMの回転数が低いほど、該三角波信号nの振幅値の基準値V1を超える部分の時間は長くなり、警報信号rを外部に出力するまでの時間が一定ではないという問題点があった。つまり、実公平2−26220 号公報に記載された技術構成では、モータ起動時に警報信号を出力させないためには、取り出した警報信号pの蓄積量を大きくしなければならず、その結果、異常を検出する回転数付近で、モータMが回転し続けた場合、警報信号rを出力させるまでに長時間を要するという問題点があった。
【0009】
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的は前記問題点を解消し、モータの起動時や、外来ノイズによる誤動作時における回転異常警報の発生を防止するとともに、定常運転中のモータの回転数低下を検出して、警報信号を出力させるモータの回転異常検出装置を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、ブラシレスファンモータに好適なモータの回転異常検出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の構成は、モータの回転を検出する回転検出手段と、該回転検出手段からの検出信号により、1回転あたり、所定の繰り返し周期で所定の数のパルス信号を発生するパルス発生回路と、該パルス発生回路からのパルス信号により、前記パルスの数に相当する数の三角波信号を発生する三角波発生回路と、該三角波発生回路から出力される三角波信号の振幅値が、ある基準値を超えたとき、警報信号を出力する比較回路とからなる装置において、次のとおりである。
【0012】
(1) 前記三角波発生回路と前記比較回路との間に、前記モータの回転の低下に対応して前記三角波信号の周期が長くなり、三角波出力信号の振幅値が第1の基準値を超えたとき、少なくとも異常検出回転数に相当する該三角波信号の周期より長い一定パルス長のパルス信号を発生する比較・単安定マルチバイブレータ回路と、該比較・単安定マルチバイブレータ回路からのパルス信号を蓄積するコンデンサとを挿入し、該コンデンサに蓄積された電圧を前記比較回路に入力させ、該蓄積電圧が、該比較回路により、第2の基準値を超えたとき警報信号を出力することを特徴とする。
【0013】
(2) 前記(1)において、前記回転検出手段が、モータ回転軸に固着され、周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配設された複数の磁石の磁束を、ホール素子により検出するものであることを特徴とする。
【0014】
(3) 前記(1)において、前記回転検出手段が、モータ回転軸に固着され、周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配設された複数の磁石の磁束を、コイルにより検出するものであることを特徴とする。
【0015】
(4) 前記(1)において、前記モータがブラシレスモータであり、前記回転検出手段が、前記モータの固定子巻線への電流をON、OFFするスイッチング素子の駆動信号を基に検出するものであることを特徴とする。
【0016】
以上のように構成されたモータの回転異常検出装置によれば、図2に示すように、前記三角波発生回路からの三角波出力信号dの振幅値が第1の基準値V1を超えたとき、前記モータの回転の低下に対応して長くなった前記三角波信号dの周期より長い、常に一定パルス幅のパルス信号eを発生するするため、モータ回転数が異常検出回転数付近の回転数でも、図5に示す回転停止時でも、該モータの回転数によらず、一定の速さでパルス信号eが蓄積されることになり、警報信号gを出力するまでの時間を一定にすることができる。
【0017】
図4に示すモータの起動時においても、警報信号を出力するまでの時間は一定であるため、起動時における警報信号の発生を防止する時間を容易に設定(第2の基準値V2により設定)することができる。また、外来ノイズにより、一時的に前記パルスが出力されても、該パルスの蓄積は不十分であり、警報信号を出力することはない。
【0018】
【発明の実施の態様】
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施の態様を例示的に詳しく説明する。図1および図2は、本発明のモータの回転異常検出装置の一実施例を示し、図1はその構成図、図2は、モータが、定常運転から回転数が低下したときの各部の動作を示す波形図である。これらの図において、図8と同一部材には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0019】
図1において、11aは、モータMの回転軸に固着された回転磁石、11bは該回転磁石11aの磁束を検出するホール素子で、前記回転磁石11aとホール素子11bとで回転検出器11を構成する。前記回転磁石11aは、前記モータ回転軸の周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配設された複数(本実施例では、4個)の磁石からなる。
パルス発生回路12は、演算増幅器12aと微分回路12bとからなっている。
そして、3は三角波発生回路、13は比較・単安定マルチバイブレータ回路、V1は第1の基準値、14はコンデンサ、4は比較回路、V2は第2の基準値である。
【0020】
モータMの回転軸と一体的に回転する回転磁石11aの各磁極からの磁束を、前記ホール素子11bで電圧信号aに変換する。このホール素子11bから出力される電圧信号aは、複数の磁極の回転に応じて、+、−に変化する。この電圧信号aは、前記演算増幅器12aでパルスに変換される。すなわち、ホール素子11bの出力は、+のとき、前記演算増幅器12aが出力し、−のとき、前記演算増幅器12aは出力しないため、前記回転磁石11aの回転に応じて、矩形波信号bを発生する。
【0021】
本実施例では、4個の磁極を有する回転磁石11aを使用し、モータの回転軸の1回転あたり、2回、矩形波信号bを発生させている。この矩形波信号bを前記微分回路12bで微分すると、パルス幅の小さいパルス信号cが2回発生する。
【0022】
このパルス信号cを前記三角波発生回路3に入力すると、その出力に三角波信号dが発生する。
前記三角波発生回路3は、例えば、抵抗器を介して接続されたコンデンサの端子間を、前記パルス信号cにより駆動されるトランジスタで放電するような回路で形成できる一種ののこぎり波発生回路である。。
【0023】
次いで、前記三角波発生回路3で発生した三角波信号dを、比較回路13aと単安定マルチバイブレータ回路13bとからなる比較・単安定マルチバイブレータ回路13に入力して、抵抗分割により設定した第1の基準値V1(電圧値)と比較回路13aで比較する。そして、前記三角波信号dの振幅値が前記第1の基準値V1を超えたときに、単安定マルチバイブレータ回路13bを動作させ、モータMの回転数の低下、すなわち、低下する回転数に対応して前記三角波信号dの周期を長くさせるとともに、少なくとも異常検出回転数に相当する該三角波信号dの周期より長い一定パルス幅のパルス信号eを発生させる。
【0024】
前記単安定マルチバイブレータ回路13bとは、パルス信号を受けると一定パルス幅のパルス信号を発生する回路で、本実施例の場合、例えば、図3に示すよな演算増幅器13cの出力を、コンデンサ13dを介して入力側に帰還させ、抵抗器13eにより放電させることで、定められた時間、入力端を前記第1の基準値V1(電圧値)より高いレベルに維持し、パルス状の出力信号eを得るようにしている。ただし、図13bの回路構成は、入力側にコンデンサ13dが接続されているため、内部抵抗が低下し、小さな電流信号で動作するという用途には適していない。そのため、前段に比較回路13aを設けて、第1の基準値V1との比較結果を、より大きな電流信号に変換している。
【0025】
次に、前記比較・単安定マルチバイブレータ回路13からの前記一定パルス幅のパルス信号eを、コンデンサ14に充電させ、該コンデンサ14の端子間の電圧fを前記比較回路4に入力して、抵抗分割により設定した第2の基準値V2(電圧値)と該比較回路4で比較し、前記コンデンサ14の端子間電圧fが前記第2の基準値V2を超えたとき、前記比較回路4から出力を発生させる。この出力が警報信号gの出力である。
【0026】
図2は、モータが定常運転中、ある時点から回転数が低下した場合、図1の構成の各部の信号を示したものであり、回転が低下すると、三角波信号dの振幅値は高くなり、その振幅値が前記比較回路13aの第1の基準値V1を超えると、前記単安定マルチバイブレータ回路13bが動作し、信号eに示す一定パルス幅のパルス信号を出力する。
前記パルス信号eのパルス幅は、少なくとも異常検出回転数に相当するパルス幅より長いため、次の三角波信号dが第1の基準値V1を下回る間も信号eを出力し続け、信号fに示すコンデンサ14の端子間電圧を上昇させる。
【0027】
前記コンデンサ14の端子間電圧fが第2の基準値V2を超えたときは、前記信号fの比較回路4は信号gに示すように警報信号を出力する。
なお、外来ノイズにより、誤動作した場合は、断続的な動作となり、前記コンデンサ14の端子間電圧fは、前記第2の基準値V2を超えることはなく、警報信号gは出力されない。
【0028】
図4は、モータが起動時の場合、図1の構成の各部の信号を示したものであり、前記ノイズによる誤動作の場合と同じく、信号fに示す前記コンデンサ14の端子間電圧が、前記第2の基準値V2を下回っているうちに、回転は正常状態に達するため、前記コンデンサ14への信号eは途絶えて、前記端子間電圧fは次第に低下し、警報信号gを出力することはない。
【0029】
図5は、モータが定常運転中のある時点から回転が停止した場合の、図1の構成の各部の信号を示したものである。
図9に示す従来の回路構成では、図10の中の三角波信号nが第1の基準値V1(電圧値)を超えた部分だけを信号pとして、充電回路5に充電していたため、異常検出回転数付近では、警報信号rを出力するまで長い時間を要する反面、停止の場合は、該充電回路5は急速に充電され、短時間のうちに警報信号rを出力してしまった。
しかし、本実施例では、前記異常検出回転数を下回った場合、その回転数によらず、信号fに示す前記コンデンサ14の端子間電圧fは、一定の速さで上昇するため、回転が停止した場合でも、同じ時間間隔後に、警報信号gを出力する。
【0030】
以上、本実施例では、モータの回転検出を前記ホール素子11bで行ったものであるが、図6に示すように、回転磁石11aの周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配設された複数の磁石を、コイル21bで検出することで、1回転中に定められた数の三角波信号dを発生させてもよい。
【0031】
また、直流電源Eで動作するブラシレスファンモータの中には、固定子巻線31a,31bを流れる電流を交互に切り換える駆動回路32を有するものがあり、図7に示すように前記固定子電流をスイッチングする素子Ta,Tbへの駆動信号hを利用して、1回転中に定められた数の三角波信号dを発生することもできる。
【0032】
なお、本発明の技術は前記実施例における技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明のモータの回転異常検出装置によれば、請求項1ないし3について、前記三角波発生回路と前記比較回路との間に、前記モータの回転の低下に対応して前記三角波信号の周期が長くなり、三角波出力信号の振幅値が第1の基準値を超えたとき、異常検出回転数に相当する該三角波信号の周期より長い一定パルス長のパルス信号を発生する比較・単安定マルチバイブレータ回路と、該比較・単安定マルチバイブレータ回路からのパルス信号を蓄積するコンデンサとを挿入し、該コンデンサに蓄積された電圧を前記比較回路に入力させ、該蓄積電圧が、該比較回路により、第2の基準値を超えたとき警報信号を出力するので、モータの起動時や、外来ノイズによる誤動作時における回転異常警報の発生を防止するとともに、定常運転中のモータの回転数の低下を検出して、警報信号を出力させることができる。
【0034】
本発明のモータの回転異常検出装置によれば、請求項4については、モータとして、ブラシレスモータ、特に、発熱する部品を有する電子機器や装置などを冷却するファンモータに適用するとともに、前記回転検出手段が、前記モータの固定子巻線への電流をON、OFFするスイッチング素子の駆動信号を基に検出するので、該モータの定常運転中のモータの回転数の低下を検出して、警報信号を出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの回転異常検出装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】モータが、定常運転から回転数が低下したときの各部の動作を示す波形図である。
【図3】本実施例のなかの比較・単安定マルチバイブレータ回路の一例を示す構成図である。
【図4】モータが、停止状態から起動したときの各部の動作を示す波形図である。
【図5】モータが、定常運転から停止したときの各部の動作を示す波形図である。
【図6】本実施例のモータの回転異常検出装置の他の例を示す構成図である。
【図7】本実施例のモータの回転異常検出装置のさらに他の例を示す構成図である。
【図8】従来のモータの回転異常検出装置を示す基本構成図である。
【図9】他の従来のモータの回転異常検出装置を示す構成図である。
【図10】図9に示す構成の各部の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1,11 回転検出器
2,12 パルス発生回路
3 三角波発生回路
4,13a 比較回路
11a 回転磁石
11b ホール素子
13 比較・単安定マルチバイブレータ回路
13b 単安定マルチバイブレータ回路
14 コンデンサ
21b コイル
31a,31b 固定子巻線
M モータ
R1,R2,R3,Rm 抵抗器
V1 第1の基準値
V2 第2の基準値
Ta,Tb スイッチング素子
a 検出信号(電圧信号)
b 矩形波信号
c,e パルス信号
d 三角波信号
f コンデンサ14の端子間電圧信号
g 警報信号
h スイッチング素子Ta,Tbの駆動信号

Claims (4)

  1. モータの回転を検出する回転検出手段と、該回転検出手段からの検出信号により、1回転あたり、所定の繰り返し周期で所定の数のパルス信号を発生するパルス発生回路と、該パルス発生回路からのパルス信号により、前記パルスの数に相当する数の三角波信号を発生する三角波発生回路と、該三角波発生回路から出力される三角波信号の振幅値が、ある基準値を超えたとき、警報信号を出力する比較回路とからなる装置において、
    前記三角波発生回路と前記比較回路との間に、前記モータの回転の低下に対応して前記三角波信号の周期が長くなり、三角波出力信号の振幅値が第1の基準値を超えたとき、少なくとも異常検出回転数に相当する該三角波信号の周期より長い一定パルス長のパルス信号を発生する比較・単安定マルチバイブレータ回路と、該比較・単安定マルチバイブレータ回路からのパルス信号を蓄積するコンデンサとを挿入し、該コンデンサに蓄積された電圧を前記比較回路に入力させ、該蓄積電圧が、該比較回路により、第2の基準値を超えたとき警報信号を出力することを特徴とするモータの回転異常検出装置。
  2. 前記回転検出手段が、モータ回転軸に固着され、周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配設された複数の磁石の磁束を、ホール素子により検出するものであることを特徴とする請求項1に記載のモータの回転異常検出装置。
  3. 前記回転検出手段が、モータ回転軸に固着され、周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配設された複数の磁石の磁束を、コイルにより検出するものであることを特徴とする請求項1に記載のモータの回転異常検出装置。
  4. 前記モータがブラシレスモータであり、前記回転検出手段が、前記モータの固定子巻線への電流をON、OFFするスイッチング素子の駆動信号を基に検出するものであることを特徴とする請求項1に記載のモータの回転異常検出装置。
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