JPH09166610A - モータの回転異常検出装置 - Google Patents

モータの回転異常検出装置

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JPH09166610A
JPH09166610A JP7326924A JP32692495A JPH09166610A JP H09166610 A JPH09166610 A JP H09166610A JP 7326924 A JP7326924 A JP 7326924A JP 32692495 A JP32692495 A JP 32692495A JP H09166610 A JPH09166610 A JP H09166610A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの起動時や、外来ノイズによる誤動作
時における警報の発生を防し、定常運転中のモータの回
転数の低下を検出し、警報信号を出力させる。 【解決手段】 モータMの回転検出手段11と、その信
号aにより、1回転あたり、所定の周期で所定の数のパ
ルス信号cを発生するパルス発生回路12と、そのパル
ス信号cのパルス数に相当する数の三角波信号dを発生
する三角波発生回路3と、その三角波出力信号dの振幅
値が第1の基準値V1を超えたとき、少なくとも異常検
出回転数に相当する該三角波信号dの周期より長い一定
パルス幅のパルス信号eを発生する比較・単安定マルチ
バイブレータ回路13と、その一定パルス幅のパルス信
号eを蓄積するコンデンサ14と、その蓄積電圧fを比
較回路4に入力させ、該蓄積電圧fが、該比較回路4に
より、第2の基準値V2を超えたとき警報信号gを出力
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの回転異常
検出装置に関し、例えばファンモータ、すなわち発熱す
る部品を内蔵する電子機器や装置などを冷却するファン
モータであって、該モータのなんらかの原因で回転の低
下または停止により、前記機器や装置の異常な温度上昇
を未然に防ぐため、該モータの回転が所定の回転数以下
になったとき、警報信号を出力する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータの回転異常検出装
置については、図8の基本構成図に示すものがある。図
8によれば、該モータの回転異常検出装置は、モータM
の回転数を検出する回転検出器1と、該回転検出器1か
らの検出信号により、1回転あたり、所定の繰り返し周
期で所定の数のパルス信号を発生するパルス発生回路2
と、該パルス発生回路2からのパルス信号により、前記
パルスの数に相当する数の三角波信号を発生する三角波
発生回路3と、該三角波発生回路3から出力される三角
波信号の振幅値が、ある基準値Vを超えたとき、警報信
号を出力する比較回路4とからなっている。
【0003】図8において、モータMの回転数が低下す
ると、パルス発生回路2からのパルス信号の発生間隔が
広がり、三角波発生回路3から出力される三角波信号の
振幅値は上昇する。このため、三角波信号の振幅値が定
められた基準値Vを超えたとき、前記比較回路4により
警報信号を出力して、前記モータMの回転数の異常低下
を検出するというものである。しかし、前記装置では、
モータMの起動の際には、当初、回転数が低い状態があ
るため、一瞬、警報信号を発生してしまう。
【0004】この点を改良し、電源に並列に接続された
充電回路を前記比較回路4に組み合わせ、電源が投入さ
れた後、一定時間だけ警報信号を出力しないようにした
技術が開示されている。(特開平4-271293号公報)
【0005】また、図9に示すように、図8の基本構成
の回転異常検出装置の警報信号出力pを、さらに、充電
回路5で蓄積し、前記警報信号pがある程度持続したこ
とを比較回路6で検出して、警報信号rを外部に出力し
ている。この図9に示す回転異常検出装置でも、モータ
起動の際の警報信号rの発生を防止することができる。
ここで使用されている回転検出器1は、4個の抵抗器R
1,R2,R3,Rm からなるブリッジ回路で、特に抵抗器Rm
は、モータMの回転子を通る漏洩磁束が、該抵抗器Rmを
横切るときにその抵抗値が減少するという磁気抵抗効果
を利用したものである。なお、V0は直流電源電圧、V
1は第1の基準値、V2は第2の基準値である。(実公
平2-26220 号公報) また、図10は、図9に示す構成の各部の動作を示す波
形図である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特開平
4-271293号公報に記載された技術では、モータ起動時に
一定時間、警報信号を出力しないように構成されている
ものの、回転が一定値に達した後の回転異常検出につい
ては、図8の基本構成のものと同じく、三角波信号の振
幅値を定められた基準値と比較する構成になっている。
しかしながら、図8の基本構成のものは、外来ノイズに
弱いという問題点がある。すなわち、前記比較回路4に
演算増幅器を用いているため、入力抵抗が非常に大き
く、小さな電流信号でも扱えるという利点があるが、反
面、外来ノイズのような電源電圧の異常な変動もそのま
ま、検出してしまうという問題点があった。つまり、ノ
イズにより誤動作してしまうおそれがあった。
【0007】他方、前記実公平2-26220 号公報に記載さ
れた技術では、警報信号pがある程度持続した後、外部
に出力するため、連続してノイズが侵入しない限り、誤
って警報信号rを出力するようなことはない。しかし、
モータMの1回転中に一定周期で発生する三角波信号n
のうち、定められた基準値V1を超える部分だけを警報
として取り出し、蓄積するため、次のような問題点があ
った。
【0008】すなわち、図10に示すように、三角波発
生回路(充放電回路)3からの三角波信号nは、モータ
Mの回転数が低いほど、該三角波信号nの振幅値の基準
値V1を超える部分の時間は長くなり、警報信号rを外
部に出力するまでの時間が一定ではないという問題点が
あった。つまり、実公平2-26220 号公報に記載された技
術構成では、モータ起動時に警報信号を出力させないた
めには、取り出した警報信号pの蓄積量を大きくしなけ
ればならず、その結果、異常を検出する回転数付近で、
モータMが回転し続けた場合、警報信号rを出力させる
までに長時間を要するという問題点があった。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的は前記問題点を解消し、モータの起動時
や、外来ノイズによる誤動作時における回転異常警報の
発生を防止するとともに、定常運転中のモータの回転数
低下を検出して、警報信号を出力させるモータの回転異
常検出装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ブラシレスファンモ
ータに好適なモータの回転異常検出装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、モータの回転を検出する回転検出手
段と、該回転検出手段からの検出信号により、1回転あ
たり、所定の繰り返し周期で所定の数のパルス信号を発
生するパルス発生回路と、該パルス発生回路からのパル
ス信号により、前記パルスの数に相当する数の三角波信
号を発生する三角波発生回路と、該三角波発生回路から
出力される三角波信号の振幅値が、ある基準値を超えた
とき、警報信号を出力する比較回路とからなる装置にお
いて、次のとおりである。
【0012】(1) 前記三角波発生回路と前記比較回
路との間に、前記モータの回転の低下に対応して前記三
角波信号の周期が長くなり、三角波出力信号の振幅値が
第1の基準値を超えたとき、少なくとも異常検出回転数
に相当する該三角波信号の周期より長い一定パルス長の
パルス信号を発生する比較・単安定マルチバイブレータ
回路と、該比較・単安定マルチバイブレータ回路からの
パルス信号を蓄積するコンデンサとを挿入し、該コンデ
ンサに蓄積された電圧を前記比較回路に入力させ、該蓄
積電圧が、該比較回路により、第2の基準値を超えたと
き警報信号を出力することを特徴とする。
【0013】(2) 前記(1)において、前記回転検
出手段が、モータ回転軸に固着され、周方向に、互いに
異極同士が隣り合うように配設された複数の磁石の磁束
を、ホール素子により検出するものであることを特徴と
する。
【0014】(3) 前記(1)において、前記回転検
出手段が、モータ回転軸に固着され、周方向に、互いに
異極同士が隣り合うように配設された複数の磁石の磁束
を、コイルにより検出するものであることを特徴とす
る。
【0015】(4) 前記(1)において、前記モータ
がブラシレスモータであり、前記回転検出手段が、前記
モータの固定子巻線への電流をON、OFFするスイッ
チング素子の駆動信号を基に検出するものであることを
特徴とする。
【0016】以上のように構成されたモータの回転異常
検出装置によれば、図2に示すように、前記三角波発生
回路からの三角波出力信号dの振幅値が第1の基準値V
1を超えたとき、前記モータの回転の低下に対応して長
くなった前記三角波信号dの周期より長い、常に一定パ
ルス幅のパルス信号eを発生するするため、モータ回転
数が異常検出回転数付近の回転数でも、図5に示す回転
停止時でも、該モータの回転数によらず、一定の速さで
パルス信号eが蓄積されることになり、警報信号gを出
力するまでの時間を一定にすることができる。
【0017】図4に示すモータの起動時においても、警
報信号を出力するまでの時間は一定であるため、起動時
における警報信号の発生を防止する時間を容易に設定
(第2の基準値V2により設定)することができる。ま
た、外来ノイズにより、一時的に前記パルスが出力され
ても、該パルスの蓄積は不十分であり、警報信号を出力
することはない。
【0018】
【発明の実施の態様】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の態様を例示的に詳しく説明する。図1および
図2は、本発明のモータの回転異常検出装置の一実施例
を示し、図1はその構成図、図2は、モータが、定常運
転から回転数が低下したときの各部の動作を示す波形図
である。これらの図において、図8と同一部材には同一
符号を付して、その説明を省略する。
【0019】図1において、11aは、モータMの回転
軸に固着された回転磁石、11bは該回転磁石11aの
磁束を検出するホール素子で、前記回転磁石11aとホ
ール素子11bとで回転検出器11を構成する。前記回
転磁石11aは、前記モータ回転軸の周方向に、互いに
異極同士が隣り合うように配設された複数(本実施例で
は、4個)の磁石からなる。パルス発生回路12は、演
算増幅器12aと微分回路12bとからなっている。そ
して、3は三角波発生回路、13は比較・単安定マルチ
バイブレータ回路、V1は第1の基準値、14はコンデ
ンサ、4は比較回路、V2は第2の基準値である。
【0020】モータMの回転軸と一体的に回転する回転
磁石11aの各磁極からの磁束を、前記ホール素子11
bで電圧信号aに変換する。このホール素子11bから
出力される電圧信号aは、複数の磁極の回転に応じて、
+、−に変化する。この電圧信号aは、前記演算増幅器
12aでパルスに変換される。すなわち、ホール素子1
1bの出力は、+のとき、前記演算増幅器12aが出力
し、−のとき、前記演算増幅器12aは出力しないた
め、前記回転磁石11aの回転に応じて、矩形波信号b
を発生する。
【0021】本実施例では、4個の磁極を有する回転磁
石11aを使用し、モータの回転軸の1回転あたり、2
回、矩形波信号bを発生させている。この矩形波信号b
を前記微分回路12bで微分すると、パルス幅の小さい
パルス信号cが2回発生する。
【0022】このパルス信号cを前記三角波発生回路3
に入力すると、その出力に三角波信号dが発生する。前
記三角波発生回路3は、例えば、抵抗器を介して接続さ
れたコンデンサの端子間を、前記パルス信号cにより駆
動されるトランジスタで放電するような回路で形成でき
る一種ののこぎり波発生回路である。。
【0023】次いで、前記三角波発生回路3で発生した
三角波信号dを、比較回路13aと単安定マルチバイブ
レータ回路13bとからなる比較・単安定マルチバイブ
レータ回路13に入力して、抵抗分割により設定した第
1の基準値V1(電圧値)と比較回路13aで比較す
る。そして、前記三角波信号dの振幅値が前記第1の基
準値V1を超えたときに、単安定マルチバイブレータ回
路13bを動作させ、モータMの回転数の低下、すなわ
ち、低下する回転数に対応して前記三角波信号dの周期
を長くさせるとともに、少なくとも異常検出回転数に相
当する該三角波信号dの周期より長い一定パルス幅のパ
ルス信号eを発生させる。
【0024】前記単安定マルチバイブレータ回路13b
とは、パルス信号を受けると一定パルス幅のパルス信号
を発生する回路で、本実施例の場合、例えば、図3に示
すよな演算増幅器13cの出力を、コンデンサ13dを
介して入力側に帰還させ、抵抗器13eにより放電させ
ることで、定められた時間、入力端を前記第1の基準値
V1(電圧値)より高いレベルに維持し、パルス状の出
力信号eを得るようにしている。ただし、図13bの回
路構成は、入力側にコンデンサ13dが接続されている
ため、内部抵抗が低下し、小さな電流信号で動作すると
いう用途には適していない。そのため、前段に比較回路
13aを設けて、第1の基準値V1との比較結果を、よ
り大きな電流信号に変換している。
【0025】次に、前記比較・単安定マルチバイブレー
タ回路13からの前記一定パルス幅のパルス信号eを、
コンデンサ14に充電させ、該コンデンサ14の端子間
の電圧fを前記比較回路4に入力して、抵抗分割により
設定した第2の基準値V2(電圧値)と該比較回路4で
比較し、前記コンデンサ14の端子間電圧fが前記第2
の基準値V2を超えたとき、前記比較回路4から出力を
発生させる。この出力が警報信号gの出力である。
【0026】図2は、モータが定常運転中、ある時点か
ら回転数が低下した場合、図1の構成の各部の信号を示
したものであり、回転が低下すると、三角波信号dの振
幅値は高くなり、その振幅値が前記比較回路13aの第
1の基準値V1を超えると、前記単安定マルチバイブレ
ータ回路13bが動作し、信号eに示す一定パルス幅の
パルス信号を出力する。前記パルス信号eのパルス幅
は、少なくとも異常検出回転数に相当するパルス幅より
長いため、次の三角波信号dが第1の基準値V1を下回
る間も信号eを出力し続け、信号fに示すコンデンサ1
4の端子間電圧を上昇させる。
【0027】前記コンデンサ14の端子間電圧fが第2
の基準値V2を超えたときは、前記信号fの比較回路4
は信号gに示すように警報信号を出力する。なお、外来
ノイズにより、誤動作した場合は、断続的な動作とな
り、前記コンデンサ14の端子間電圧fは、前記第2の
基準値V2を超えることはなく、警報信号gは出力され
ない。
【0028】図4は、モータが起動時の場合、図1の構
成の各部の信号を示したものであり、前記ノイズによる
誤動作の場合と同じく、信号fに示す前記コンデンサ1
4の端子間電圧が、前記第2の基準値V2を下回ってい
るうちに、回転は正常状態に達するため、前記コンデン
サ14への信号eは途絶えて、前記端子間電圧fは次第
に低下し、警報信号gを出力することはない。
【0029】図5は、モータが定常運転中のある時点か
ら回転が停止した場合の、図1の構成の各部の信号を示
したものである。図9に示す従来の回路構成では、図1
0の中の三角波信号nが第1の基準値V1(電圧値)を
超えた部分だけを信号pとして、充電回路5に充電して
いたため、異常検出回転数付近では、警報信号rを出力
するまで長い時間を要する反面、停止の場合は、該充電
回路5は急速に充電され、短時間のうちに警報信号rを
出力してしまった。しかし、本実施例では、前記異常検
出回転数を下回った場合、その回転数によらず、信号f
に示す前記コンデンサ14の端子間電圧fは、一定の速
さで上昇するため、回転が停止した場合でも、同じ時間
間隔後に、警報信号gを出力する。
【0030】以上、本実施例では、モータの回転検出を
前記ホール素子11bで行ったものであるが、図6に示
すように、回転磁石11aの周方向に、互いに異極同士
が隣り合うように配設された複数の磁石を、コイル21
bで検出することで、1回転中に定められた数の三角波
信号dを発生させてもよい。
【0031】また、直流電源Eで動作するブラシレスフ
ァンモータの中には、固定子巻線31a,31bを流れ
る電流を交互に切り換える駆動回路32を有するものが
あり、図7に示すように前記固定子電流をスイッチング
する素子Ta,Tbへの駆動信号hを利用して、1回転
中に定められた数の三角波信号dを発生することもでき
る。
【0032】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
モータの回転異常検出装置によれば、請求項1ないし3
について、前記三角波発生回路と前記比較回路との間
に、前記モータの回転の低下に対応して前記三角波信号
の周期が長くなり、三角波出力信号の振幅値が第1の基
準値を超えたとき、異常検出回転数に相当する該三角波
信号の周期より長い一定パルス長のパルス信号を発生す
る比較・単安定マルチバイブレータ回路と、該比較・単
安定マルチバイブレータ回路からのパルス信号を蓄積す
るコンデンサとを挿入し、該コンデンサに蓄積された電
圧を前記比較回路に入力させ、該蓄積電圧が、該比較回
路により、第2の基準値を超えたとき警報信号を出力す
るので、モータの起動時や、外来ノイズによる誤動作時
における回転異常警報の発生を防止するとともに、定常
運転中のモータの回転数の低下を検出して、警報信号を
出力させることができる。
【0034】本発明のモータの回転異常検出装置によれ
ば、請求項4については、モータとして、ブラシレスモ
ータ、特に、発熱する部品を有する電子機器や装置など
を冷却するファンモータに適用するとともに、前記回転
検出手段が、前記モータの固定子巻線への電流をON、
OFFするスイッチング素子の駆動信号を基に検出する
ので、該モータの定常運転中のモータの回転数の低下を
検出して、警報信号を出力させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの回転異常検出装置の一実施例
を示す構成図である。
【図2】モータが、定常運転から回転数が低下したとき
の各部の動作を示す波形図である。
【図3】本実施例のなかの比較・単安定マルチバイブレ
ータ回路の一例を示す構成図である。
【図4】モータが、停止状態から起動したときの各部の
動作を示す波形図である。
【図5】モータが、定常運転から停止したときの各部の
動作を示す波形図である。
【図6】本実施例のモータの回転異常検出装置の他の例
を示す構成図である。
【図7】本実施例のモータの回転異常検出装置のさらに
他の例を示す構成図である。
【図8】従来のモータの回転異常検出装置を示す基本構
成図である。
【図9】他の従来のモータの回転異常検出装置を示す構
成図である。
【図10】図9に示す構成の各部の動作を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
1,11 回転検出器 2,12 パルス発生回路 3 三角波発生回路 4,13a 比較回路 11a 回転磁石 11b ホール素子 13 比較・単安定マルチバイブレータ回路 13b 単安定マルチバイブレータ回路 14 コンデンサ 21b コイル 31a,31b 固定子巻線 M モータ R1,R2,R3,Rm 抵抗器 V1 第1の基準値 V2 第2の基準値 Ta,Tb スイッチング素子 a 検出信号(電圧信号) b 矩形波信号 c,e パルス信号 d 三角波信号 f コンデンサ14の端子間電圧信号 g 警報信号 h スイッチング素子Ta,Tbの駆動信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転を検出する回転検出手段
    と、該回転検出手段からの検出信号により、1回転あた
    り、所定の繰り返し周期で所定の数のパルス信号を発生
    するパルス発生回路と、該パルス発生回路からのパルス
    信号により、前記パルスの数に相当する数の三角波信号
    を発生する三角波発生回路と、該三角波発生回路から出
    力される三角波信号の振幅値が、ある基準値を超えたと
    き、警報信号を出力する比較回路とからなる装置におい
    て、 前記三角波発生回路と前記比較回路との間に、前記モー
    タの回転の低下に対応して前記三角波信号の周期が長く
    なり、三角波出力信号の振幅値が第1の基準値を超えた
    とき、少なくとも異常検出回転数に相当する該三角波信
    号の周期より長い一定パルス長のパルス信号を発生する
    比較・単安定マルチバイブレータ回路と、該比較・単安
    定マルチバイブレータ回路からのパルス信号を蓄積する
    コンデンサとを挿入し、該コンデンサに蓄積された電圧
    を前記比較回路に入力させ、該蓄積電圧が、該比較回路
    により、第2の基準値を超えたとき警報信号を出力する
    ことを特徴とするモータの回転異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記回転検出手段が、モータ回転軸に固
    着され、周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配
    設された複数の磁石の磁束を、ホール素子により検出す
    るものであることを特徴とする請求項1に記載のモータ
    の回転異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記回転検出手段が、モータ回転軸に固
    着され、周方向に、互いに異極同士が隣り合うように配
    設された複数の磁石の磁束を、コイルにより検出するも
    のであることを特徴とする請求項1に記載のモータの回
    転異常検出装置。
  4. 【請求項4】 前記モータがブラシレスモータであり、
    前記回転検出手段が、前記モータの固定子巻線への電流
    をON、OFFするスイッチング素子の駆動信号を基に
    検出するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    モータの回転異常検出装置。
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