JPH0461395A - 配線パターンシート - Google Patents

配線パターンシート

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JPH0461395A
JPH0461395A JP17323490A JP17323490A JPH0461395A JP H0461395 A JPH0461395 A JP H0461395A JP 17323490 A JP17323490 A JP 17323490A JP 17323490 A JP17323490 A JP 17323490A JP H0461395 A JPH0461395 A JP H0461395A
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JP
Japan
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sheet
parts
wiring pattern
groups
reactive
Prior art date
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JP17323490A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Abe
弘 阿部
Akitaka Miyake
三宅 顕隆
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、種々の電気器具の配線あるいは建物内の配線
等のために用いられる配線パターンシートに関するもの
である。
(従来の技術) 従来、例えば、天井など建物内の配線や電話機など電気
機器の配線は、樹脂被覆コードやリード線を用いて行わ
れている。これらの配線にあっては接続操作が煩雑であ
るので、近年では電気絶縁性の基材シート上に配線パタ
ーンを形成した配線パターンシートを使用し、例えば、
成形品にその配線パターンを転写する方法が提案されて
いる(特開平1−7593号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記公報に記載された配線パターンシートにあ
っては、その配線パターンは軟化温度が低い熱可塑性樹
脂をビヒクルとして含んでおり、しかも基材シートが熱
可塑性樹脂で形成されているので、配線パターンおよび
シートの耐擦傷性が悪く、従って、取扱時に引っかきな
どにより配線パターンが断線するおそれがあり、信頼性
に欠けていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記の欠点を解決したものであり、その目的と
するところは、耐擦傷性を上げることにより信頼性を高
めた配線パターンシートを提供することにある。本発明
の他の目的は、展延性に優れていて成形も容易に行える
配線パターンシートを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の配線パターンシートは、未硬化または半硬化状
態の熱硬化性シートからなる電気絶縁性の基材シートの
少なくとも片面に、未硬化または半硬化状態の熱硬化性
材料と導電性材料とを含有する導電性組成物からなる配
線パターンが形成されており、そのことにより上記目的
が達成される。
本発明において用いられる電気絶縁性の基材シートは、
以下に示す未硬化または半硬化状態の熱熱硬化性シート
から形成することができる。
■重量平均分子jI 20. no〜1.000.00
0の反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネートとを
主成分とする未硬化または、半硬化状態の熱硬化性シー
ト。
■重量平均分子j!!20.ooo〜1.000.00
0の反応性アクリル樹脂とブロックイソシアネートとイ
ンシアネート、メラミン、エポキシからなる架橋剤の内
の少なくとも1種とを主成分とする半硬化状態の熱硬化
性シート。
上記反応性アクリル樹脂とは、水酸基及びアミ7基及び
カルボキシル基等の官能基を有するアクリル樹脂である
。これは、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレートや4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート
等の水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルモノマ
ーや;2−アミノエチル(メタ)アクリレートや3−ア
ミノプロピル(メタ)アクリレート等のアミン基を有す
る(メタ)アクリル酸エステルモノマーや; (メタ)
アクリル酸のようなカルボキシル基を有する(メタ)ア
クリル酸から選ばれたモノマー材料と;一般に、その他
の(メタ)アクリル酸エステルやスチレン誘導体モノマ
ー等やマレイン酸系モノマー等とを各種過酸化物や連鎖
移動剤等を触媒とし重合させて得られる。
上記反応性アクリル樹脂は、重量平均分子ffi(Mw
)が20.000〜1,000.000のものが好適に
使用され、さらに好ましくはso、 ooo〜aoo、
 oooである。重量平均分子量が20.000を下回
ると熱硬化性シートが、例えば真空成形時に破断しヒビ
ワレ状となるため成形性に問題がある。反応性アクリル
樹脂の重量平均分子量が1,000,000を越えると
、シート作成時の溶液粘度が高くなりシートの製膜性が
低下する。
この反応性アクリル樹脂は、硬化後の積層成形品の表面
硬度の関係から、例えば、表面硬度が鉛筆硬度法で8以
上の積層成形品を得る場合には、Tg(ガラス転移点)
が−20〜80℃の範囲内で、官能基価(通常、OH基
基金NH2基価基金 H2価:重合時添加するNH2基
の量をOH価と同様の計算もしくは、N)12基を亜硝
酸と反応させOH基に変えて定量したもの)とC00I
(基金(COOH価二重金時添加するC0OH基の量を
OH価と同様の計算もしくは、COOH基をK OHで
滴定した値))の総和が20〜200の範囲のものが好
ましい。
しかし、余り高くない表面硬度、例えば、鉛筆硬度法で
2B以下(23℃)の積層成形品を得る場合は、これら
範囲外であっても適用可能である。
また、反応性アクリル樹脂は、アクリル樹脂の反応性部
分をブロックまたは、櫛形にしたブロック共重合体とし
て用いても可能である。この場合、これら反応性アクリ
ル樹脂とブロック化する材料としては、アクリル系はも
ちろんのことスチレン系、マレイン酸系、イミド系のア
クリル樹脂と相溶性のよい材料の他に、シリコーン系、
フッ素系材$4などブロック化できる材料であればどれ
との組合せでも構わない。この場合、この材料の重量平
均分子量を上記範囲内にして用いる方法と前述の反応性
アクリル樹脂に、これらのブロック重合体をブレンドし
用いる方法がある。
上記ブロックイソシアネートは、分子内に2個以上のイ
ンシアネート基を持つイソシアネート、例えば、トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、インホロンジイ
ソシアネートなどの単四体あるいは変性体のインシアネ
ート基をブロック(マスク)したものである。ブロック
成分としては、フェノール類のほかオキシム、ラクタム
、マロン酸エステルなどのようなものがあげられる。
このブロックイソシアネートは、加熱によりブロックが
脱離してインシアネート基が活性を有するもので、上記
反応性アクリル樹脂の硬化剤として作用するものである
。ブロックイソシアネートと反応性アクリル樹脂との配
合比は、通常、反応性アクリル樹脂の官能基の総数(総
官能基金)/イソシアネート基の数(NC0価) =0
.5−2.0となるように、好ましくは0.8−1.2
となるようにする。
上記ブロックされていないインシアネートは、分子内に
2個以上のインシアネート基を持つインシアネート化合
物である。例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネ
ート、トリジンジイソシアネート、トリフェニルメタン
トリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル
)チオフォスファイト、p−フェニレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、ビス(インシアネー
トメチル)シクロへ牛サン、ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、リ
ジンジイソシアネート、トリメチルへキサメチレンジイ
ソシアネート、インホロンジインシアネート等の単量体
または、これら単量体のトリメチロールプロパン付加体
、インシアヌレート変性体、ビウレット変性体、カルボ
ジイミド変性体、ウレタン変性体、アロファネート変性
体等がある。このインシアネートの添加量は、シートの
成形方法により異なるが、反応性アクリル樹脂の官能基
価に対してNCOが、官能基価:NC0=1: 0.0
1〜OJ程度である。
上記■の熱硬化性シートにおいて、メラミン系架橋剤と
しては、メラミンをはじめ尿素、チオ尿素、グアニジン
、グアナミン、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン、
ジシアンジアミド、グアナミン等の多官能のアミ7基を
有する材料とホルムアルデヒドとを反応させて得られる
トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン、
ジメチロール尿素、ジメチロールグアニジン、ジメチロ
ールアセトグアナミン、ジメチロールベンゾグアナミン
等をブチルアルコールやプロピルアルコール等のアルコ
ールと反応させたエーテル化メラミン樹脂等がある。こ
れらメラミン系架橋剤の添加量は、インシアネートのよ
うに反応性アクリル樹脂の官能基価に対して決まった値
が取りにくいため添加する際は、シート作成の前に予備
実験を行い添加量を決めるのが好ましい。メラミン系架
橋剤の添加量は、反応性アクリル樹脂の官能基価に対し
て官能基価: OR(!−チル価)=I: 0.1〜0
゜3程度が好ましい。
上記エポキシ系架橋剤としては、エポキシ基を複数含む
多価アルコールのグリシジル化合物が挙げられ、通常ル
イス酸触媒とともに用いられる。
このルイス酸としては、反応を遅らせるためにマイクロ
カプセル化しているものが好ましい。例えば、ブタジェ
ンジオキシド、ヘキサシンジオキシドやフタル酸のジグ
リシジルエステル、ビスフェノール−Aのジグリシジル
エーテル、ビスフェノール−Fのジグリシジルエーテル
、パラアミノフェノールのトリグリシジルエーテルアミ
ン、アニリンのジグリシジルエーテル、フェニレンジア
ミンのテトラグリシジルエーテル、スルホンアミドのジ
グリシジルエーテル、グリセリンのトリグリシジルエー
テル等のグリシジル化合物やポリエーテル変性ジグリシ
ジル、ポリエステル変性ジグリシジル、ウレタン変性ジ
グリシジル化合物(重合体)やビニルシクロヘキセンジ
オキサイド、ジシクロペンタジェンジオキサイド等であ
る。このエポキシ系架橋剤の添加量は、反応性アクリル
樹脂の官能基価に対して、官能基: CH2CH2O(
エポキシ基) =l: 0.01〜0.2程度が好まし
い。また、このエポキシ系架橋剤は、官能基と反応して
OH基を生成するので同時に添加するプロックイソンア
ネートの添加量は、反応性アクリル樹脂の官能基の残り
と生成したOH基の3〜8割程度添加するほうが好まし
い。
これら架橋剤の添加量については、上記に述べた量が好
ましいが実際は用いる反応性アクリル樹脂との反応性に
より反応性アクリル樹脂の官能基と架橋剤同士、例えば
、メラミン系架橋剤同士、メラミン系架橋剤とエポキシ
系架橋剤等の反応が起こるので予備実験を行ってから決
定する方が好ましい。
また、ブロックされていないインシアネート、メラミン
、エポキシ架橋剤を添加する場合は、全体の樹脂シート
中の架橋剤量が多くならないようにプロ・ツクイソシア
ネートの添加量を減らす必要がある。その割合について
は、前述の官能基価:架橋剤の官能基の量で算出される
上記■及び■の熱硬化性シートを製造するには、上記し
た各材料を有機溶剤等に十分に溶解攪拌させナイフコー
ター フンマコータヤリバースコータ等のキャスティン
グ方法により工程紙(通常は、シリコーンで離型処理し
たPET:ポリエチレンテレフタレートや、紙等)上に
コーティングし、溶剤除去のための乾燥を行って作成す
る。
本発明に用いられる熱硬化性シートの例としては更に、
次の■〜0に示すものがある。
■官能基を有する反応性ビニルモノマー及び/またはオ
リゴマーを少なくとも複数個有する反応性ビニル材料と
光重合開始剤とくブロック)インシアネート、メラミン
、エポキシからなる架橋剤の内少なくとも1種とを主成
分とし、この樹脂組成物をキャスティング後光照射し製
膜して得られる未硬化、半硬化状態の熱硬化性シート。
■上記■の樹脂組成物に、さらに熱可塑性樹脂および/
または反応性樹脂を含有させて得られる熱硬化性シート
上記反応性ビニル材料は(メタ)アクリル系、スチレン
系材料や酢酸ビニル等のビニル基を有するものである。
例えば、アクリル系では、 (メタ)アクリル酸メチル
、 (メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ベ
ンジル、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、フ
ェノ牛シジエレングリコール(メタ)アクリレートなど
の1官能タイプヤ;1.S−ヘキサジオールジ(メタ)
アクリレート、ネオベンチルグリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリフールジ(メタ)アクリレ
ート、ポリブロビレングリフールジ(メタ)アクリレー
ト、トリメチルプロパントリ(メタ)アクCル−ト、ペ
ンタエリスリトールトリ (メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどの多
官能タイプが適用できる。
スチレン系では、スチレン、α−メチルスチレン、α−
エチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシス
チレン、p−フェニルスチレン、p−エトキシスチレン
′、トクロロスチレン、m−クロロスチレン/、0−ク
ロロスチレンなどの各種メチ1ノン銹導体が用いられ得
る。
上記官能基を有する反応性ビニルモノマーは、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレートや4−ヒドロ、主ジ
ブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有する(メタ
)アクリル酸エステルモノマーや、2−アミノエチル(
メタ)アクリレートや3−アミノプロピル(メタ)アク
リレート等のアミ7基を有する(メタ)アクリル酸エス
テルモノマーや; 〈メタ)アクリル酸のようなカルボ
事シル基を有する(メタ)アクリル酸等である。
」−記重合開始剤は、通常公知のものが使用され得るが
、ベンゾインアルキルエーテル系、アセトフェノン系、
ベンゾフェノン系、チオキサントン系などが好ましく用
いられる。ベンゾインエーテル系では、ベンジル、ベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチル
ゴーチル、ベンゾインイソプロピルエーテルなど:アセ
トフェノン系では、2゜2゛−ジェトキシアセトフェノ
ン、2.2−ジブトキシアセトフェノン、2−ヒドロキ
ン−2−メチルプロピオフェノン、p−ter−ブチル
トリクロロアセトフェノンなど;ベンゾフェノン系では
、ベンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4.4
’−ジクロロベンゾフェノン、3.3−ジメチル−4−
メト牛ンベンゾフェノン、ジベンゾスベロンなど;チオ
キサントン系では、チオキサントン、2−クロロチオキ
寸ントン、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピ
ルチオキサントン、2−エチルアントラキノンなどがあ
る。重合開始剤の添加量は、それぞれの材料により適性
量は異なるが、反応性ビニルモノマ−ff1lclo重
量部に対して、0.5−5.0重量部(以下、単に部と
いう。)の範囲内が好ましい。また、重合開始剤は一種
に限らず、二種、三種と組み合わせて用いることができ
る。
イソシアネート、メラミン、エポキシ系架橋剤は、前述
のような材料が用いられ、これら架橋剤の量は、官能基
の数(官能基価)に対して、官能基価:架橋剤の官能基
のff1(NGOとOR(工一チル価)とCH2CH2
O(エポキシ基)の総和)=1:0.8〜1.5種度が
好ましい。
上記熱可塑性樹脂は、反応性ビニルモノマーの一部に溶
解し、および反応性ビニルモノマーと相溶性がよい材料
が好適に用いられる。例えば、ポリアクリル酸エステル
やポリスチレン系材料等があり、通常は、ポリメチルメ
タアクリレートまたはポリメチルメタアクリレート共重
合体、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル
等が用いられる。熱可塑性樹脂の添加量は、反応性ビニ
ルモノマーに対して、1:0.5〜2程度が好ましい。
熱硬化性シートを得るには、上記樹脂組成物を通常のキ
ャスティングで塗工し、その後高圧水銀ランプまたは、
メタルハライドランプ、キセノンランプで光を照射する
0反応性ビニルモノマー及び/または、オリゴマーと熱
可塑性樹脂および/またはビニル基を有するポリマーと
過酸化物とを主成分とする未硬化、半硬化状態の熱硬化
性シート。
ここで用いられる反応性ビニルモノマーは、前述しであ
る反応性モノマーと同様のものが使用できる。また、熱
可塑性樹脂についても同様である。
上記過酸化物は、公知の有機過酸化物系のものであれば
適用できる。好ましくは常温での貯蔵安定性の面から、
例えば、2.2−ビス(ter−ブチルパーオキシ)ブ
タン、ter−ブチルパーオキシベンゾエート、ジーt
er−プチルバーオ牛ジイソフタレート、メチルエチル
ケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジー
ter−ブチルパーオキサイド、シクロヘキサンパーオ
キサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ペンゾイル
パーオ牛サイド、パーへキサパーオキサイド、ter−
ブチルパーオキシアセテート%  ter−ブチルパー
オキシイソブチレート、ter−ブチルパーオキシ−3
,5,5−トリメチルヘキサノエイトなど様々なものが
使用できる。過酸化物の添加量は、それぞれ使用する材
料により適性量は異なるが、反応性ビニルモノマー量1
00部に対して、0、5−4.0部の範囲内が好ましい
。また、過酸化物は一種に限らず、二種、三種と組み合
わせて用いることができる。
この熱硬化性シートは、上記した■■と同様に有機溶剤
等に十分に溶解攪拌させナイフコーターコンマコータや
りバースコータ等のキャスティング方法により工程紙(
通常は、シリコーンで離型処理したPET:ポリエチレ
ンテレフタレートや、紙等)上にコーティングし、溶剤
除去のための乾燥を行って作成する。
■重量平均分子1120,000〜1. Goo、 G
ooの水酸基、アミン基、カルボキシル基を複数個有す
る反応性シリコーン樹脂とブロックイソシアネートとを
主成分とする半硬化状態の熱硬化性シート。
■重量平均分子量20,000〜1,000.000の
水酸基、アミノ基、カルボキシル基を複数個有する反応
性シリコーン樹脂とブロックイソシアネートとインシア
ネート、メラミン、エポキシからなる架橋剤の内の少な
くとも1種とを主成分とする半硬化状態の熱硬化性シー
ト。
■重量平均分子量20.000〜1,000.000の
水酸基、アミン基、カルボキシル基を複数個有する反応
性フッ素樹脂とブロックイソシアネートとを主成分とす
る未硬化または、半硬化状態の熱硬化性シート。
■重量平均分子量20.000〜1. Goo、 00
0の水酸基、アミン基、カルボキシル基を複数個有する
反応性フッ素樹脂とブロックイソシアネートとインシア
ネート、メラミン、エポキシからなる架橋剤の内の少な
くとも1種とを主成分とする半硬化状態の熱硬化性シー
ト。
0重量平均分子量20.000〜l、 Goo、 Go
oの水酸基、アミノ基、カルボキシル基を複数個有する
反応性ポリエステル樹脂とブロックイソシアネートとを
主成分とする未硬化または、半硬化状態の熱硬化性シー
 ト。
■重量平均分子量20. Goo〜1,000.000
の水酸基、アミ7基、カルボキシル基を複数個有する反
応性ポリエステル樹脂とブロックイソシアネートとイン
シアネート、メラミン、エポキシからなる架橋剤の内の
少なくとも1種とを主成分とする半硬化状態の熱硬化性
シート。
これら■〜0の材料については、上記■、■の材料と同
様に主鎖がそれぞれシリコーン系、例えば、シロキサン
ポリマー等;フッ素系、例えば、ポリエチレンとトリフ
ロロエチレン、ポリエチレンとジフロロエチレン等の交
互共重合体等;ポリエステル系、例えば、テレフタル酸
とエチレングリコール系材料との飽和エーテルタイプや
テレフタル酸とブタジェンとの不飽和タイプ等様々な材
料系の側鎖に、水酸基、アミノ甚、カルボキシル基を導
入したものである。
それぞれの官能基価と架橋剤との関係は、上記■、■の
項と同様である。
本発明に使用される導電性組成物は、未硬化または半硬
化状態の熱硬化性材料と導電性材料とを含有している。
熱硬化性材料としては、上述の■〜0までの熱硬化性材
料を用いることができる。
導電性材料としては、銅粉、銀粉等の金属粉;グラファ
イト;カーボンブラ・/り、ポリピロール、ポリチオフ
ェン、ポリフェニレン等の導電性高分子;電荷移動錯体
等があげられる。導電性材料の添加量は、それぞれの材
料が持つ電気伝導度、すなわち電導塵によって異なるが
、導電性組成物としては、添加後の材料として103シ
ーメンス・(m以上となるようにするのが好ましい。こ
の導電性組成物は、前述のシート材料(30%程度の溶
液)に0. 1μm〜0,5μm程度の微粒子とした導
電性材料を添加、3本ロール、リゾルバー等で強制的に
混練し作成することができる。
そして、シルク印刷やグラビア印刷、凸版印刷等で上記
基材シート表面に導電性組成物を配線として積層印刷す
ることにより、配線パターンが形成される。この配線パ
ターンの厚みは、どの程度電流が流れるかまた、導電性
材料がどの程度の導電性であるか、配線パターンシート
がどの程度展延されるかにより決定される。
上記■〜0の熱硬化性シートには、電気絶縁性に優れる
顔料、染料等の着色剤が含まれていてもよい。@色剤は
、通常の塗装で用いられる顔料、染料等が使用できる。
例えば、顔料では、酸化チタン、ゼオライト、シリカ、
アルミナ、シアニン系顔料など;染料では、アゾ系染料
、アントラキノン系染料、インジゴイド系染料、スチル
ベン系染料等がある。着色剤の雪については、高隠ぺい
性を有する熱硬化性シートを得る場合には、シート材料
の固形分100部に対して、総着色剤量として2〜40
0部の範囲が好ましい。さらに、熱硬化性シートには、
反応制御用触媒、老化防止剤や防錆剤等が含まれても構
わない。
この熱硬化性シートの膜厚は、貼付けられる被着体の凹
凸の度合により決定され得る。シートの形成性及びコス
トの面より20〜500μm程度の範囲が好ましい。ま
た、熱硬化性シートは複数層が積層されていてもよい。
例えば、透明層/着色層の組合せや透明層/熱可塑性梅
脂等がある。また、このシート表面には、配線パターン
と異なる印刷や凹凸の模様付けがされていてもよく、上
記熱硬化性シート材料を用いると特に良好である。
このようにして得られる配線パターンシートの表面保護
のために配線パターンの表面に、透明層等が積層されて
いてもよい。この場合は、前述の材料やその他電気絶縁
性に優れる材料が用いられる。また、この配線パターン
シートを各種成形方法で被着体に貼付する際その剛性を
上げるためや、貼付後、および硬化後の表面保護のため
に支持シートが積層されていてもよい。このシートは、
貼付後硬化前に剥離する場合や、硬化後、被着体を最紡
製品等に組み込むまで貼付しておく場合がある。この材
料としては、硬化後まで貼付しておくのであれば、耐熱
性のある、例えば、PET (ポリエチレンテレフタレ
ート)やシリコーン系材料が、また、貼付後すぐ剥離す
るのであれば、ポリエチレンや軟質塩ビ等のシートが良
好である。
また、これら配線パターンシートは、貼付される被着体
との密着性を上げるために、シート表面(通常は、配線
されている面の反対面)に接着層を積層することがある
。この接着層としては、例えば、EVA (エチレン−
酢ビ共重合体)系HM(ホットメルト)接着剤、SBS
 (スチレン−フタジエン−スチレン共重合体)系)I
 M接着剤、5IS(スチレン−イソプレン−スチレン
共?[4)系1(M接着剤、アクリル系HM接着剤、不
飽和ポリエステル系の未架橋物、アクリル系粘着剤、シ
リコーン系粘着剤、ウレタン系粘着剤等が挙げられる。
本発明の配線パターンシートの使用方法としては、射出
成形やSMC(シートモールデイングコンパウンド)成
形、BMC(バルクモールディングフンパウンド)成形
等のように成形と同時に被着体に貼付したり、ラッピン
グ、真空密着成形等ように成形後に被着体に貼付し、貼
付後、成形品を熱硬化性シートの硬化温度以上にあげる
ことにより、熱硬化性シートを硬化させて成形品を得る
(効果) 本発明は、耐擦傷性に優れた成形品へ貼付けられる配線
パターンシートである。本発明の配線パターンシートは
、シート状であるので被着体に簡単に貼付でき、貼付後
硬化させることにより゛傷付き難い配線パターンを形成
することができて、種々の電気器具の長期の信頼性を高
めることができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
■、基材シートの作成 (1)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルと、メタアクリル酸ブチル、メタアク
リル酸とアクリル酸2−アミノエチルの共重合体、Mw
=55,000、Tg35℃、CoOH価20とN82
価40)を固形分で100部、ブロックイソシアネート
(大田薬品工業■製、タケネートXB−72、ヘキサメ
チレン系ジイソシアネートのインシアヌレートのオキシ
ムブo ツク NC0=10.1%、固形分70%)を
固形分で31部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂
の官能基に対し、1. 0当量のインシアネート基を有
する)をよく攪拌しながら混合した。
この混合物をシリコーン離型処理したポリエチレンテレ
フタレートフィルム(以下、PETフィルムという)の
離型面にアプリケーターで塗工し、70℃にて10分間
乾燥し基材シートを作成した。
シートの厚みは、50μmであった。
(2)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルと、メタアクリル酸ブチル、メタアク
リル酸2−ヒドロ圭ジエチルとメタアクリル酸4−アミ
ノブチルの共重合体、MW=368,000、TglO
℃、OH価40とN82価40)を固形分で100部、
ブロックアクリルポリカルボン酸(メタアクリル酸ステ
アリルとメタアクリル酸との共重合体、Mw=55,0
00.7g20℃、酸価20)を固形分で10部、ブロ
ックイソシアネート(日本ポリウレタン工業■製、コロ
ネート2513、ヘキサメチレンジイソシアネートのイ
ンシアヌレートのアセト酢酸エチルブロック、NC0=
10.2%、固形分80%)47部(この架橋剤は上記
反応性アクリル樹脂の官能基に対し、1.0当量のイン
シアネート基を有する)をよく攪拌しながら混合した。
この混合物をPETフィルムの離型面にアプリケーター
で塗工し、70℃にて1.5分間乾燥し基材シートを作
成した。シートの厚みは、100μmであった。
(3)酢酸エチル400部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルと、アクリル酸ブチル、メタアクリル
酸とアクリル酸3−アミノプロピルとの共重合体、Mw
=621,000、TglO”CS CoOH価40と
N82価40)を固形分で100部、ブロックイソシア
ネート(大田薬品工業製、タケネートB−815N)5
9部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に
対し、1゜2当量のイソシアネート基を有する)、酸化
チタン100部をよく攪拌しながら混合した。この混合
物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し
、80℃にて5分間乾燥し基材シートを作成した。シー
トの厚みは、100μmであった。
(4)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルと、アクリル酸ブチル、メタアクリル
酸2−ヒドロキシエチルとアクリル酸の共重合体、Mw
=30,000.7g15℃、OH価40とCoOH価
40)を固形分で100部、ブロックイソシアネート(
大田薬品工業■製、タケネートB−815N)59部(
この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に対し、
1.2当量のインシアネート基を有する)、インシアネ
ート(日本ポリウレタン工業■製、コロネートL1NC
O=13.0)を固形分で15部(反応性アクリル樹脂
の官能基の30%が初期硬化)をよく攪拌しながら混合
した。この混合物をPETフィルムの雌型面にアプリケ
ーターで塗工し、80℃にて5分間乾燥し基材シートを
作成した。シートの厚みは、100μmであった。
(5)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルと、メタアクリル酸ブチル、メタアク
リル酸2−ヒドロキシエチルとアクリル酸とメタアクリ
ル酸4〜アミノエチルとの共重合体、Mw=480,0
00、Tg35℃、024価20とCoOH価20とN
82価40)を固形分で100部、ブロックイソシアネ
ート(大田薬品工業■製、タケネートB−815N)3
9部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能基に
対し、0.8当量のイソシアネート基を有する)、メラ
ミン架橋剤(大日本インキ化学製、スーパーベッカミン
(ブチル化メラミン樹脂)J−820−60)を固形分
で4.6部(反応性アクリル樹脂の官能基の5%が初期
硬化するff1)をよく攪拌しながら混合した。この混
合物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工
し、80°Cにて5分間乾燥し基材シートを作成した。
シートの厚みは、60μmであった。
(6)メタアクリル酸メチル70部、バラノニルフェノ
キシジエチレングリコールアクリレート15L2−ヒド
ロキシエチルアクリレート15部、2. 4. 6−ド
リメチルベンゾイルジフエニルフオスフインオキンド2
.8部とプロソクイソンアネート(日本ポリウレタン工
業■製、フロネート2513の固形分100%にしたも
の、NGO=12.8%)34部(トータルの官能基に
対して、1当量のイソシアネートjl)をよく攪拌した
。この混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタ
ルハライドランプ(100W/cm)で20秒照射し基
材シートを作成した。シートの厚みは、80μmであっ
た。
(7)メタアクリル酸メチル70部、バラノニルフェノ
キシジエチレングリコールアクリレート15部、2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート15部、2. 4. 6−
)リメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド
2.8部とイソシアネート(大田薬品工業■製、タケネ
ートD17ON。
へ手すメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート 
NGO=20.8%)26部(トータルの官能基に対し
て、1当量のインシアネー)ffi)、ジブチルチンワ
ウリレート0.01部をよく攪拌した。この混合物をP
ETフィルムの離型面に塗工し、メタルハライドランプ
(100W/cm)で20秒照射し基材シートを作成し
た。シートの厚みは、80μmであった。
(8)アクリル酸メチル70部、バラノニルフェノキシ
ジエチレングリコールアクリレート15部、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート15部、2、 4. 6−)リ
メチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド2.
8部とエポキシ架橋剤(チバーガイギー製、アラルダイ
トCY175、エボキ7当fil160、官能基価に対
応させたエポキシ価220)52部(トータルの官能基
に対して、1当量のエポキシff1)をよく攪拌した。
この混合物をPETフィルムの離型面に塗工し、メタル
ノ・ライドランプ(100W/am)で20秒照射し基
材シートを作成した。シートの厚みは、80μmであっ
た。
(9)アクリル酸メチル60部、フェノキシエチルアク
リレート20部、アクリル酸10部、2−ヒドロキシエ
チルアクリレ−)10部、2.4−ジエチルチオキサン
トン2.8部とバラジメチルアミノ安息香酸イソアミノ
エステル5.6部とインシアネート(大田薬品工業■製
、タケネートD 170 N、ヘキサメチレンジイソシ
アネートのイソシアヌレート NGO=20.8%)4
6部(トータルの官能基に対して、1当量のイソシアネ
ートりをよく攪拌した。この混合物をPETフィルムの
離型面に塗工し、高圧水銀ランプ(]00W/cm)で
25秒照射し基材シートを作成した。シートの厚みは、
100μmであった。
(lO)メタアクリル酸メチル60部、フェノキシエチ
ルアクリレート20部、アクリル酸20部、2. 4−
ジエチルチオキサントン2部とバラジメチルアミノ安息
香酸イソアミノエステル4部とメラミン架橋剤(大日本
インキ化学製、スーパーベッカミン(ブチル化メラミン
樹脂)J−820−60の100%固形分)20部(最
終的に十分反応硬化するjl)をよく攪拌した。この混
合物をPETフィルムの離型面に塗工し、高圧水銀ラン
プ(100W/cm)で20秒照射し基材シートを作成
した。シートの厚みは、100μmであった。
(11)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルペラ)SR8200)100部、
1,6−へキサジオールジメタアクリレート40部、ネ
オペンチルグリコールジメタアクリレート40部、te
r−ブチルパーオキシイソブチレート2.5部をよく攪
拌しながら混合した。この混合物をシリコーン離型処理
したPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し
、60″Cで30分間乾燥し基材シートを作成した。
シートの厚みは、60μmであった。
(12)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業■製、デルベラ)SR8200)100部、
p−メトキシスチレン40部、p−フェニルスチレン4
0部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート20
部、ter−ブチルパーオキシイソブチレート3.5部
をよく攪拌しながら混合した。この混合物をPETフィ
ルムの離型面にアプリケーターで塗工し、60℃で30
分間乾燥し基材シートを作成した。シートの厚みは、6
0μmであった。
(13)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業側製、デルベット5R8200)100部、
1. 6−ヘキサジオールジメタアクリレート40部、
ネオペンチルグリコールジメタアクリレート40部、t
er−ブチルパーオキシ−3,5,5−1−リメチルヘ
キサノエイト2゜5部、酸化チタン60部を三本ロール
でよく混練しながら混合した。この混合物をPETフィ
ルムの離型面にアプリケーターで塗工し、60℃で30
分間乾燥し基材シートを作成した。シートの厚みは、6
0μmであった。
(14)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(
旭化成工業(社)製、デルベット5R8200)100
部、p−メトキシスチレン40部、p−フェニルスチレ
ン40部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレート
20部、ter−ブチルパーオキシ−3,5,5−1リ
メチルへキサンエイト3.5部、フタロシアニンブルー
20部でよく混練しながら混合した。この混合物をPE
Tフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、60℃
で30分間乾燥し基材シートを作成した。シートの厚み
は、60μmであった。
(15)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メ
タアクリル酸メチルと、メタアクリル酸ブチル、メタア
クリル酸2−ヒドロ牛ジエチルとアクリル酸とメタアク
リル酸4−アミノエチルとの共重合体、Mw=480,
000.7g35℃、OHH2O2CoOH価20とN
82価40)を固形分て100部、ブロックイソシアネ
ート(大田薬品工業(社)製、タケネートB−815N
)39部(この架橋剤は上記反応性アクリル樹脂の官能
基に対し、0.8当量のインシアネート基を有スる)と
、メラミン架橋剤(大日本インキ化学製、スーパーベッ
カミン(ブチル化メラミン樹脂)J−820−60)を
固形分で4.6部(反応性アクリル樹脂の官能基の5%
が初期硬化する量〉をよく攪拌しながら混合した。この
混合物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗
工し、80℃にて5分間乾燥し樹脂層を作成した。樹脂
層の厚みは、20Iimであった。これを表面層とし、
次に、酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(旭
化成工業■製、デルペラ)SR8200)100部、l
、6−へキサジオールジメタアクリレート40部、ネオ
ペンチルグリコールジメタアクリレート40部、ter
−ブチルパーオキシイソブチレート2.5部をよく攪拌
しながら混合した。
この混合物を前述の表面層の上にアプリケーターで重ね
塗り塗工し、60℃で30分間乾燥し樹脂層を作成した
。樹脂層の厚みは60μmで、基材シートの厚みはトー
タル80μmであった。
(16)トルエン300部、反応性シリコーン樹脂(ポ
リメチルポリオールシロキサン、重量平均分子!150
,000、OHHSO3100部、ブロックイソシアネ
ート(大田薬品工業製、タケネートB−815N)47
部(この架橋剤は上記樹脂の官能基に対し、1. 0当
重のインシアネート基を有する)、酸化チタン100部
を三本o −ルでよ(混練しながら混合した。この混合
物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し
、90℃にて10分間乾燥し基材シートを作成した。
シートの厚みは、100μmであった。
(17)トルエン300部、反応性フッ素樹脂(エチレ
ンとヒドロキシトリフロロエチレンとの交互共重合体、
重量平均分子ff1100,000、OH価455)1
00部、ブロックイソシアネート(大田薬品工業製、タ
ケネートB−815N)140部(この架橋剤は上記樹
脂の官能基に対し、0.5当量のイソシアネート基を有
する)をよく攪拌しながら混合した。この混合物をPE
Tフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し、90℃
にてio分間乾燥し基材シートを作成した。シートの厚
みは、100μmであった。
(18)トルエン300部、反応性フッ素樹脂(エチレ
ンとヒドロキシトリフロロエチレンとの交互共重合体、
重量平均分子量250,000、OH価455)100
部、フロックインシアネート(大田薬品工業製、タケネ
ートB−815N)140部(この架橋剤は上記樹脂の
官能基に対し、0.5当量のイソシアネート基を有する
)、イソシアネート(日本ポリウレタン工業■製、コロ
ネートL)26部(この架橋剤は上記樹脂の官能基に対
し、0.1当量のイソシアネート基を有する)をよく攪
拌しながら混合した。この混合物をPETフィルムの離
型面にアプリケーターで塗工し、90°Cにて10分間
乾燥し基材シートを作成した。
シートの厚みは、100μmであった。
(19)キシレン300部、反応性ポリエステルm脂1
−アミノテレフタル酸とへキサメチレングリコールとの
共重合体、重量平均分子量65゜000、アミ2価22
6)100部、ブロックイソシアネート(大田薬品工業
製、タケネートB−815N)111部(この架橋剤は
上記樹脂の官能基に対し、0. 8当量のイソシアネー
ト基を有する)をよく攪拌しながら混合した。この混合
物をPETフィルムの離型面にアプリケーターで塗工し
、90℃にて10分間乾燥し基材シートを作成した。シ
ートの厚みは、80μmであった。
■、導電性組成物 (1)酢酸エチル300部、反応性アクリル樹脂(メタ
アクリル酸メチルと、メタアクリル酸ブチル、メタアク
リル酸2−ヒドロキシエチルとメタアクリル酸4−アミ
ノブチルの共重合体、Mw=368.000.7g10
℃、O8価40とN82価40)を固形分で100部、
ブロック共重合体反応性アクリル樹脂(メタアクリル酸
メチルとメタアクルリ酸2−ヒドロキシエチルとの共重
合体、Mw=36. 000.7g95℃、OH価40
)を固形分で10部、ブロックイソシアネート(日本ポ
リウレタン工業■製、コロネート2513)40部(こ
の架橋剤は上記反応性アクリル樹脂とブロック反応性ア
クリル樹脂との官能基に対し、1.0当量のイソシアネ
ート基を有する)、銀粉(平均粒系0. 4μm)10
0部を3本ロールでよく混練しながら混合した。
(2)アクリル酸メチル70部、パラノニルフェノキシ
ジエチレングリコールアクリレート15部、2−ヒドロ
キンエチルアクリレート15部、2、 4. 6−)リ
メチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシド2.
8部とメラミン架橋剤(大日本インキ化学製、スーパー
ベッカミン(ブチル化メラミン樹脂)J−82(160
の100%固形分)30部(最終的に十分反応硬化する
ff1)銀粉(平均粒系0.4μm)100部を3本ロ
ールでよく混練しながら混合した。この材料は、膜厚3
0μmでメタルハライドランプ(100W/cm)20
秒照射で製膜が完了する。
(3)酢酸エチル500部、熱可塑性アクリル樹脂(旭
化成工業@製、デルベソ)SR8200)100部、ペ
ンタエリスリトールトリメタアクリレート50部、ネオ
ペンチルグリコールジメタアクリレート40部、ter
−ブチルパーオキシイソブチレート3.5部と銅粉(平
均粒系0.2μm)120部を3本ロールでよく混練し
ながら混合した。
く4)トルエン300部、反応性フッ素樹脂(エチレン
とヒドロキシトリフロロエチレンとの交互共重合体、重
量平均分子jlloO,000、OH価455)100
部、ブロックイソシアネート(我国薬品工業製、タケネ
ートB−815N)140部(この架橋剤は上記樹脂の
官能基に対し、0、 5当量のインシアネート基を有す
る)、銅粉(平均粒系0.2μm)120部を3本ロー
ルでよ(混練しながら混合した。
■、配線パターンシートの作成 上記で得られた基材シートの表面に導電性組成物を印刷
して配線パターンシートを得た。導電性組成物の印刷は
、シルク印刷(シルクの編目は、縦横それぞれ100μ
mピッチ)を使用し、配線の幅は、500μm1 長さ
4cm、厚み(固形分での厚み)は20μmとなるよう
に行った。それぞれの導電性組成物の製膜化は、導電性
組成物(1)(3)、(4)が印刷後80°Cの5分の
乾燥、(2)が印刷後メタルハライドランプ(100m
W/cm2)で15秒照射して行った。
■、成形品の製造およびその表面性能 次の■または■の方法で成形品を得た。
■上記配線パターンシートを、150mφの鋼板半球に
真空密着成形で貼付、PC(ポリカーボネート)樹脂を
射出成形(樹脂温300°C1射出速度30cm/秒)
し、表に示すそれぞれの硬化条件でシートを硬化させた
■上記配線パターンシートを、100X100xtso
−の金型に真空、圧空密着成形し、PC(ポリカーボネ
ート)樹脂を射出成形(樹脂温300℃、射出速度3Q
cm/秒)し、それぞれ表に示す硬化条件でシートを硬
化させた。
シート表面の性能評価方法とその結果は、以下の通りで
ある。
性能評価 硬 度:鉛筆硬度(JISK5400)電気伝導度:電
気伝導度(長さ方向両端での値)S/cm (比較例) 1、熱可塑性軟質PVCシート(積木化学工業側製、タ
ックペイント)上に、アクリル系導電ペーストを用いて
印刷し実施例と同様に配線を行って配線パターンシート
を得た。この配線パターンシートを用い、上記■と同様
の成形を行って成形品を得た。この成形品表面の配線の
導電性を測定したところ測定不能であった。これは配線
パターンに断線がおきていることを示している。
2、ABSシート(アクリロニトリル−ブタジェン−ス
チレン共重合体、住友/−ガタック■製、タララスチッ
クKU−670の0.5閣押出シート)に、エポキシ系
導電ペーストを印刷し実施例と同様に配線を行って配線
パターンシートを得た。
この配線パターンシートを用い、上記■同様の成形を行
って成形品を得た。成形品表面の導電性を測定したとこ
ろ測定不能であった。これは配線パターンに断線がおき
ていることを示している。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.未硬化または半硬化状態の熱硬化性シートからなる
    電気絶縁性の基材シートの少なくとも片面に、未硬化ま
    たは半硬化状態の熱硬化性材料と導電性材料とを含有す
    る導電性組成物からなる配線パターンが形成されている
    配線パターンシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218318A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Dic Corp 導電性インク受容層形成用樹脂組成物、導電性インク受容基材及び回路形成用基板ならびに印刷物、導電性パターン及び回路基板
JP2012232434A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Dic Corp 導電性インク受容層形成用樹脂組成物、導電性インク受容基材及び回路形成用基板ならびに印刷物、導電性パターン及び回路基板

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