JPH0454862A - 渦電流式減速装置 - Google Patents
渦電流式減速装置Info
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- JPH0454862A JPH0454862A JP2162196A JP16219690A JPH0454862A JP H0454862 A JPH0454862 A JP H0454862A JP 2162196 A JP2162196 A JP 2162196A JP 16219690 A JP16219690 A JP 16219690A JP H0454862 A JPH0454862 A JP H0454862A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K49/00—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
- H02K49/02—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
- H02K49/04—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
- H02K49/043—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with a radial airgap
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は主として大型車両に搭載されて摩擦ブレーキを
補助する渦電流式減速装置、特に制動ドラムの内側へ配
設した固定枠に、制動ドラムの内周面に対向する極性が
周方向に交互に異なるよう多数の永久磁石を配列した1
対の磁石支持環の一方を固定し、他方を永久磁石の配列
ピッチ分だけ回動可能に支持し、他方の磁石支持環の正
逆回動により、制動ドラムに制動トルクを及ぼす状態と
、制動トルクを及ぼさない状態とに切り換える渦電流式
減速装置に関するものである。
補助する渦電流式減速装置、特に制動ドラムの内側へ配
設した固定枠に、制動ドラムの内周面に対向する極性が
周方向に交互に異なるよう多数の永久磁石を配列した1
対の磁石支持環の一方を固定し、他方を永久磁石の配列
ピッチ分だけ回動可能に支持し、他方の磁石支持環の正
逆回動により、制動ドラムに制動トルクを及ぼす状態と
、制動トルクを及ぼさない状態とに切り換える渦電流式
減速装置に関するものである。
[従来の技術]
本出願人は特願平2−112026号により第8図に示
すような渦電流式減速装置を出願した。この渦電流式減
速装置は、車両変速機の出力口転軸1に結合した7ラン
ジ2に、駐車ブレーキの制動ドラム3と一緒に渦電流式
減速装置の制動ドラム7のボス部5を、ボルト4により
結合される。ボス部5は放射方向に延びる多数のスポー
ク6により、冷却フィン8を外周面に備えた制動ドラム
7と結合される。導体からなる制動ドラム7の内部に、
非磁性体からなる断面箱形の内空部を有する環状の固定
枠(磁気遮蔽箱)22が配設される。
すような渦電流式減速装置を出願した。この渦電流式減
速装置は、車両変速機の出力口転軸1に結合した7ラン
ジ2に、駐車ブレーキの制動ドラム3と一緒に渦電流式
減速装置の制動ドラム7のボス部5を、ボルト4により
結合される。ボス部5は放射方向に延びる多数のスポー
ク6により、冷却フィン8を外周面に備えた制動ドラム
7と結合される。導体からなる制動ドラム7の内部に、
非磁性体からなる断面箱形の内空部を有する環状の固定
枠(磁気遮蔽箱)22が配設される。
固定枠22は例えば変速機の歯車箱の外壁に固定される
。固定枠22の内空部に、磁性体からなる1対の磁石支
持環13.14が収容され、一方は固定枠22の右端壁
にボルト21により固定され、他方は固定枠22の内周
壁9に軸受12により回動可能に支持される。各磁石支
持環13.14の外周面に周方向等ピツチに多数の永久
磁石13a、14aが結合される。各永久磁石13a。
。固定枠22の内空部に、磁性体からなる1対の磁石支
持環13.14が収容され、一方は固定枠22の右端壁
にボルト21により固定され、他方は固定枠22の内周
壁9に軸受12により回動可能に支持される。各磁石支
持環13.14の外周面に周方向等ピツチに多数の永久
磁石13a、14aが結合される。各永久磁石13a。
14aが制動ドラム7の内周面と対向する極性は、周方
向に交互に異なるように配列される。
向に交互に異なるように配列される。
多対の永久磁石13a、14aの外面に対向する固定枠
22の外周壁11に開口が設けられ、各開口に強磁性板
15が嵌合される。実際には固定枠22の外周壁11は
低摩擦性の被膜で覆われ、強磁性板15は固定枠22に
埋設された格好になる。
22の外周壁11に開口が設けられ、各開口に強磁性板
15が嵌合される。実際には固定枠22の外周壁11は
低摩擦性の被膜で覆われ、強磁性板15は固定枠22に
埋設された格好になる。
磁石支持環13を永久磁石13aの配列ピッチ分だけ回
動するために、固定枠22の左端壁に流体圧アクチュエ
ータ20が一体的に構成される。
動するために、固定枠22の左端壁に流体圧アクチュエ
ータ20が一体的に構成される。
流体圧アクチュエータ20は固定枠22の周方向に延び
るシリンダ18にピストン17を嵌合し、ピストン17
からシリンダ18の外部へ延びるロッドに、磁石支持環
13から固定枠22の左端壁のスリットを経て突出する
腕16を連結してなる。
るシリンダ18にピストン17を嵌合し、ピストン17
からシリンダ18の外部へ延びるロッドに、磁石支持環
13から固定枠22の左端壁のスリットを経て突出する
腕16を連結してなる。
車両の走行時、磁石支持環14の永久磁石14aと磁石
支持環13の永久磁石13aとは、第9図のように永久
磁石の配列ピッチ分だけずれ、強磁性板15に対向する
極性が互いに反対になっている。この時、第8図に矢印
で示すように、永久磁石14aのN極から強磁性板15
、永久磁石13a、磁石支持環13.14、永久磁石1
4aのS極へ向う短絡された磁気閉回路が形成されるの
で、各永久磁石13a、14aから制動ドラム7の内周
面へ垂直に作用する磁界は極めて微弱なものとなり、制
動ドラム7に制動トルクを及ぼさない。
支持環13の永久磁石13aとは、第9図のように永久
磁石の配列ピッチ分だけずれ、強磁性板15に対向する
極性が互いに反対になっている。この時、第8図に矢印
で示すように、永久磁石14aのN極から強磁性板15
、永久磁石13a、磁石支持環13.14、永久磁石1
4aのS極へ向う短絡された磁気閉回路が形成されるの
で、各永久磁石13a、14aから制動ドラム7の内周
面へ垂直に作用する磁界は極めて微弱なものとなり、制
動ドラム7に制動トルクを及ぼさない。
車両の制動時、流体圧アクチュエータ20により磁石支
持環13を永久磁石の配列ピッチ分だけ回動すると、第
10図に示すように、磁石支持環13の永久磁石13a
と磁石支持環14の永久磁石14aとは極性が同じく横
に並ぶ。したがって、第11図に示すように、各永久磁
石14aのN極から強磁性板15、制動ドラム7、隣の
永久磁石14a、磁石支持環14、永久磁石14aのS
極へ向う磁気閉回路が形成される。永久磁石13aの場
合も同様である。各永久磁石13a、14aから共通の
強磁性板15を経て制動ドラム7の内周面へ垂直に作用
する磁界を、回転する制動ドラム7が横切ると、制動ド
ラム7に渦電流が発生し、制動ドラム7が制動トルクを
受ける。
持環13を永久磁石の配列ピッチ分だけ回動すると、第
10図に示すように、磁石支持環13の永久磁石13a
と磁石支持環14の永久磁石14aとは極性が同じく横
に並ぶ。したがって、第11図に示すように、各永久磁
石14aのN極から強磁性板15、制動ドラム7、隣の
永久磁石14a、磁石支持環14、永久磁石14aのS
極へ向う磁気閉回路が形成される。永久磁石13aの場
合も同様である。各永久磁石13a、14aから共通の
強磁性板15を経て制動ドラム7の内周面へ垂直に作用
する磁界を、回転する制動ドラム7が横切ると、制動ド
ラム7に渦電流が発生し、制動ドラム7が制動トルクを
受ける。
[発明が解決しようとする問題点]
上述の渦電流式減速装置では非制動時、固定枠22の横
断面内で1対の磁石支持環13.14と、横に並ぶ永久
磁石13a、14aと、強磁性板15との間で磁気閉回
路を形成するが、制動ドラム7への洩れ磁束をなくすに
は、強磁性板15を厚くして磁気抵抗を小さくするのが
好ましい。しかし、強磁性板15を厚くすると、重量増
加を来たし、永久磁石13a、14aと制動ドラム7の
内周面との間隔(磁気ギャップ)が大きくなり、制動時
に制動ドラム7へ及ぼす磁界が弱くなり、また固定枠2
2の内部へ収容される永久磁石13a。
断面内で1対の磁石支持環13.14と、横に並ぶ永久
磁石13a、14aと、強磁性板15との間で磁気閉回
路を形成するが、制動ドラム7への洩れ磁束をなくすに
は、強磁性板15を厚くして磁気抵抗を小さくするのが
好ましい。しかし、強磁性板15を厚くすると、重量増
加を来たし、永久磁石13a、14aと制動ドラム7の
内周面との間隔(磁気ギャップ)が大きくなり、制動時
に制動ドラム7へ及ぼす磁界が弱くなり、また固定枠2
2の内部へ収容される永久磁石13a。
14aや磁石支持環13.14の寸法が制限されるとい
う問題がある。
う問題がある。
本発明の目的は上述の問題に鑑み、固定枠に対する永久
磁石と強磁性板の寸法を勘案して、制動時に永久磁石が
制動ドラムへ及ぼす磁界が減殺されず、非制動時に短絡
的磁気閉回路が効率的に形成される、渦電流式減速装置
を提供することにある。
磁石と強磁性板の寸法を勘案して、制動時に永久磁石が
制動ドラムへ及ぼす磁界が減殺されず、非制動時に短絡
的磁気閉回路が効率的に形成される、渦電流式減速装置
を提供することにある。
[問題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の構成は制動ドラム
の内側に断面箱形の内空部を有する環状の固定枠を配設
し、固定枠の内空部に制動ドラムの内周面に対向して極
性が周方向に交互に異なるよう多数の永久磁石を配列し
た1対の磁石支持環の一方を固定し、他方を永久磁石の
配列ピッチ分だけ回動可能に支持し、固定枠の外周壁に
1対の磁石支持環の各永久磁石に対向する強磁性板を埋
設し、各強磁性板の幅方向中央部を厚く両端側を薄くし
、各永久磁石の外面を強磁性板の内面と平行にしたもの
である。
の内側に断面箱形の内空部を有する環状の固定枠を配設
し、固定枠の内空部に制動ドラムの内周面に対向して極
性が周方向に交互に異なるよう多数の永久磁石を配列し
た1対の磁石支持環の一方を固定し、他方を永久磁石の
配列ピッチ分だけ回動可能に支持し、固定枠の外周壁に
1対の磁石支持環の各永久磁石に対向する強磁性板を埋
設し、各強磁性板の幅方向中央部を厚く両端側を薄くし
、各永久磁石の外面を強磁性板の内面と平行にしたもの
である。
[作用]
制動ドラムと1対の磁石支持環の闇に配設される強磁性
板(ポールピース)が薄いと、非制動時に永久磁石から
強磁性板を透過して制動ドラムへ達する洩れ磁束により
制動ドラムに引きずりトルクが生じ、逆に強磁性板が厚
いと、永久磁石と制動ドラムの間隔が拡がり、制動時に
制動ドラムへ達する磁束密度が相になり、制動トルクの
低下を招く。
板(ポールピース)が薄いと、非制動時に永久磁石から
強磁性板を透過して制動ドラムへ達する洩れ磁束により
制動ドラムに引きずりトルクが生じ、逆に強磁性板が厚
いと、永久磁石と制動ドラムの間隔が拡がり、制動時に
制動ドラムへ達する磁束密度が相になり、制動トルクの
低下を招く。
本発明では、従来のものよりも強磁性板の幅方向中央部
を厚く、両端側を薄くすることにより、重量の増加を回
避し、かつ制動時に制動ドラムへ達する磁束密度が粗に
なるのを回避する。
を厚く、両端側を薄くすることにより、重量の増加を回
避し、かつ制動時に制動ドラムへ達する磁束密度が粗に
なるのを回避する。
非制動時、1対の磁石支持環相互間で一方の永久磁石か
ら他方の永久磁石へ向う磁力線を中継する強磁性板の磁
束密度は、強磁性板の幅方向中央部が最も密になる。こ
の磁束密度に対応して強磁性板の幅方向中央部が最も厚
くなっているので、磁気抵抗が小さく、固定枠の横断面
における強磁性板を通る短絡的磁気閉回路が効率的に形
成され、各永久磁石から強磁性板を透過して−j動トド
ラム向う洩れ磁束が減じられ、illllラドラムきず
りトルクが解消される。
ら他方の永久磁石へ向う磁力線を中継する強磁性板の磁
束密度は、強磁性板の幅方向中央部が最も密になる。こ
の磁束密度に対応して強磁性板の幅方向中央部が最も厚
くなっているので、磁気抵抗が小さく、固定枠の横断面
における強磁性板を通る短絡的磁気閉回路が効率的に形
成され、各永久磁石から強磁性板を透過して−j動トド
ラム向う洩れ磁束が減じられ、illllラドラムきず
りトルクが解消される。
[発明の実施例]
第1〜5図は本発明による渦電流式減速装胃における固
定枠の側面断面図である。図示してない制動ドラムの内
側に配設される環状の固定枠22は、各非磁性体からな
る内周壁9と外周壁11の両端に、環状の端壁10を結
合して箱形の内空部が形成され、内空部に永久磁石13
aを支持する磁石支持環13と永久磁石14aを支持す
る磁石支持環14が収容される。磁石支持環13は内周
壁9に軸受12により永久磁石の配列ピッチ分だけ回動
可能に支持される一方、磁石支持環14は内周壁9に嵌
合され、かつボルト21により右端壁10に固定される
。磁石支持環13の外周面に周方向等ピツチに多数の永
久磁石13aが結合される。磁石支持環14の外周面に
も同ピツチで多数の永久磁石14aが結合される。各永
久磁石13a、14aは磁石支持環13.14に接合す
る内面と、強磁性板15に対向する外面とが磁極となっ
ており、外面の極性が周方向に交互に興なるように配列
される。強磁性板15は非磁性体からなる外周!11の
開口23に嵌合支持され、永久磁石13a、14aと同
ピツチで並ぶように配列される。
定枠の側面断面図である。図示してない制動ドラムの内
側に配設される環状の固定枠22は、各非磁性体からな
る内周壁9と外周壁11の両端に、環状の端壁10を結
合して箱形の内空部が形成され、内空部に永久磁石13
aを支持する磁石支持環13と永久磁石14aを支持す
る磁石支持環14が収容される。磁石支持環13は内周
壁9に軸受12により永久磁石の配列ピッチ分だけ回動
可能に支持される一方、磁石支持環14は内周壁9に嵌
合され、かつボルト21により右端壁10に固定される
。磁石支持環13の外周面に周方向等ピツチに多数の永
久磁石13aが結合される。磁石支持環14の外周面に
も同ピツチで多数の永久磁石14aが結合される。各永
久磁石13a、14aは磁石支持環13.14に接合す
る内面と、強磁性板15に対向する外面とが磁極となっ
ており、外面の極性が周方向に交互に興なるように配列
される。強磁性板15は非磁性体からなる外周!11の
開口23に嵌合支持され、永久磁石13a、14aと同
ピツチで並ぶように配列される。
本発明によれば、強磁性板15の横断面形状について、
外面が軸線と平行であり、内面が幅方向(軸方向)中央
部が最も厚く両端側が薄くなるように構成される。
外面が軸線と平行であり、内面が幅方向(軸方向)中央
部が最も厚く両端側が薄くなるように構成される。
第1図に示す実施例では、強磁性板15の横断面中央部
が内面側へV字形に突出され、強磁性板15の内面に対
応して永久磁石13a、14aの外面はV溝形に形成さ
れる。他の構成については、第8図に示す従来例と同様
である。
が内面側へV字形に突出され、強磁性板15の内面に対
応して永久磁石13a、14aの外面はV溝形に形成さ
れる。他の構成については、第8図に示す従来例と同様
である。
本発明によれば、非制動時、磁石支持環13を永久磁石
14aの配列ピッチ分だけ回動して、第1図のように幅
方向に並ぶ永久磁石13a、14aの極性を反対にする
と、矢印で示すように永久磁石13a1強磁性板15、
永久磁石14a、磁石支持環14、磁石支持環13を通
る短絡的磁気閉回路が形成される。強磁性板15は磁束
密度の最も密になる幅方向中央部が厚くなっているので
、強磁性板15の磁気抵抗が小さく、したがって、永久
磁石13a、14aから強磁性板15を透過して制動ド
ラムの内周面へ垂直に向う洩れ磁束がなくなり、制動ド
ラムの引きずりトルクが解消される。強磁性板150両
端側が薄くなっているので、強磁性板15の重量増加が
回避される。
14aの配列ピッチ分だけ回動して、第1図のように幅
方向に並ぶ永久磁石13a、14aの極性を反対にする
と、矢印で示すように永久磁石13a1強磁性板15、
永久磁石14a、磁石支持環14、磁石支持環13を通
る短絡的磁気閉回路が形成される。強磁性板15は磁束
密度の最も密になる幅方向中央部が厚くなっているので
、強磁性板15の磁気抵抗が小さく、したがって、永久
磁石13a、14aから強磁性板15を透過して制動ド
ラムの内周面へ垂直に向う洩れ磁束がなくなり、制動ド
ラムの引きずりトルクが解消される。強磁性板150両
端側が薄くなっているので、強磁性板15の重量増加が
回避される。
第2図に示す実施例では、強磁性板15の横断面中央部
が矩形状に内面側へ突出され、強磁性板15の内面に対
応して永久磁石13a、14aの横断面がL字形とされ
る。
が矩形状に内面側へ突出され、強磁性板15の内面に対
応して永久磁石13a、14aの横断面がL字形とされ
る。
第3図に示す実施例では、強磁性板15の横断面中央部
が最も厚くなるよう内面が軸線に平行とされ、両端側が
次第に薄くなるよう内面が軸線に対し傾斜される。換言
すれば、強磁性板15を含む外周W11の内面は、軸方
向中央部が円筒面に、両端側が円錐面に形成される。
が最も厚くなるよう内面が軸線に平行とされ、両端側が
次第に薄くなるよう内面が軸線に対し傾斜される。換言
すれば、強磁性板15を含む外周W11の内面は、軸方
向中央部が円筒面に、両端側が円錐面に形成される。
第4図に示す*施例では、強磁性板15を含む外周W1
1の内面は、両端側が円錐面でなく、放物面とされる点
で第3図の実7i1!例と異なる。
1の内面は、両端側が円錐面でなく、放物面とされる点
で第3図の実7i1!例と異なる。
第5図に示す実施例では、強磁性板15の横断面が幅方
向中央部が最も厚く、両端側へ至るにつれて曲線的に薄
くなり、強磁性板15を含む外周W!11の内面は鼓形
とされる。
向中央部が最も厚く、両端側へ至るにつれて曲線的に薄
くなり、強磁性板15を含む外周W!11の内面は鼓形
とされる。
第6図に示す実施例では、強磁性板15の横断面は右半
部の内面が軸線と平行で、左半部の内面が端縁へ至るに
つれて薄くなるよう軸線に対し傾斜される。
部の内面が軸線と平行で、左半部の内面が端縁へ至るに
つれて薄くなるよう軸線に対し傾斜される。
第7図に示す実施例では、強磁性板15の横断面は内面
が軸線と平行であり、左半部の外面が軸線と平行で、右
半部の外面が軸線に対し傾斜される。強磁性板15を含
む外周壁11の断面形状に対応して、制動ドラム7は左
半部が円筒面、右手部が円錐面とされ、Ill動ドラム
7の肉厚も軸方向中央部が厚くされる。
が軸線と平行であり、左半部の外面が軸線と平行で、右
半部の外面が軸線に対し傾斜される。強磁性板15を含
む外周壁11の断面形状に対応して、制動ドラム7は左
半部が円筒面、右手部が円錐面とされ、Ill動ドラム
7の肉厚も軸方向中央部が厚くされる。
[発明の効果1
本発明は上述のように、制動ドラムの内側に断面箱形の
内空部を有する環状の固定枠を配設し、固定枠の内空部
に制動ドラムの内周面に対向して極性が周方向に交互に
異なるよう多数の永久磁石を配列した1対の磁石支持環
の一方を固定し、他方を永久磁石の配列ピッチ分だけ回
動可能に支持し、固定枠の外周壁に1対の磁石支持環の
各永久磁石に対向する強磁性板を埋設し、各強磁性板の
幅方向中央部を厚く両端側を薄(し、各永久磁石の外面
を強磁性板の内面と平行にしたものであり、非制動時1
対の磁石支持環の互いに横に並ぶ永久磁石相互の短絡的
磁気閉回路を形成する強磁性板は、磁束密度に対応して
幅方向中央部が厚くなっているから、強磁性板の極端な
重層増加を来たさないで、非制動時の効率的な短絡的磁
気閉回路が形成され、強磁性板を透過して制動ドラムへ
向う洩れ磁束が減じ、制動ドラムの引きずりトルクが解
消される。
内空部を有する環状の固定枠を配設し、固定枠の内空部
に制動ドラムの内周面に対向して極性が周方向に交互に
異なるよう多数の永久磁石を配列した1対の磁石支持環
の一方を固定し、他方を永久磁石の配列ピッチ分だけ回
動可能に支持し、固定枠の外周壁に1対の磁石支持環の
各永久磁石に対向する強磁性板を埋設し、各強磁性板の
幅方向中央部を厚く両端側を薄(し、各永久磁石の外面
を強磁性板の内面と平行にしたものであり、非制動時1
対の磁石支持環の互いに横に並ぶ永久磁石相互の短絡的
磁気閉回路を形成する強磁性板は、磁束密度に対応して
幅方向中央部が厚くなっているから、強磁性板の極端な
重層増加を来たさないで、非制動時の効率的な短絡的磁
気閉回路が形成され、強磁性板を透過して制動ドラムへ
向う洩れ磁束が減じ、制動ドラムの引きずりトルクが解
消される。
強磁性板の両端側が薄く、永久磁石と制動ドラムとの開
隔が狭くなっているので、制動時永久磁石から制動ドラ
ムへ向う磁束が十分に確保される。
隔が狭くなっているので、制動時永久磁石から制動ドラ
ムへ向う磁束が十分に確保される。
第1〜7図は本発明に係る渦電流式減速装置における固
定枠のl1ifl断面図、第8図は従来の渦電流式減速
装置の側面断面図、第9.10図は非制動時と制動時の
永久磁石の配列を示す展開図、第11図は第8図の線X
I−XIによる正面断面図である。 7:Ilj動ドラドラム3,14:磁石支持環 3a。 14a:永久磁石 15:強磁性板 22:固定枠
定枠のl1ifl断面図、第8図は従来の渦電流式減速
装置の側面断面図、第9.10図は非制動時と制動時の
永久磁石の配列を示す展開図、第11図は第8図の線X
I−XIによる正面断面図である。 7:Ilj動ドラドラム3,14:磁石支持環 3a。 14a:永久磁石 15:強磁性板 22:固定枠
Claims (1)
- 制動ドラムの内側に断面箱形の内空部を有する環状の固
定枠を配設し、固定枠の内空部に制動ドラムの内周面に
対向して極性が周方向に交互に異なるよう多数の永久磁
石を配列した1対の磁石支持環の一方を固定し、他方を
永久磁石の配列ピッチ分だけ回動可能に支持し、固定枠
の外周壁に1対の磁石支持環の各永久磁石に対向する強
磁性板を埋設し、各強磁性板の幅方向中央部を厚く両端
側を薄くし、各永久磁石の外面を強磁性板の内面と平行
にしたことを特徴とする渦電流式減速装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162196A JPH0681487B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 渦電流式減速装置 |
EP91109958A EP0462564B1 (en) | 1990-06-20 | 1991-06-18 | Eddy current type retarder |
DE69106782T DE69106782T2 (de) | 1990-06-20 | 1991-06-18 | Bremse der Wirbelstrombauart. |
US08/044,322 US5337862A (en) | 1990-06-20 | 1993-05-24 | Eddy-current brake with magnets shaped to contain magnetic field |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162196A JPH0681487B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 渦電流式減速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0454862A true JPH0454862A (ja) | 1992-02-21 |
JPH0681487B2 JPH0681487B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2162196A Expired - Lifetime JPH0681487B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | 渦電流式減速装置 |
Country Status (4)
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JP (1) | JPH0681487B2 (ja) |
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JPH07118901B2 (ja) * | 1990-04-28 | 1995-12-18 | いすゞ自動車株式会社 | 渦電流式減速装置 |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP2162196A patent/JPH0681487B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-06-18 EP EP91109958A patent/EP0462564B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-18 DE DE69106782T patent/DE69106782T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-24 US US08/044,322 patent/US5337862A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0462564A1 (en) | 1991-12-27 |
DE69106782D1 (de) | 1995-03-02 |
DE69106782T2 (de) | 1995-05-18 |
JPH0681487B2 (ja) | 1994-10-12 |
EP0462564B1 (en) | 1995-01-18 |
US5337862A (en) | 1994-08-16 |
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