JPH0454117Y2 - - Google Patents

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JPH0454117Y2
JPH0454117Y2 JP1985032509U JP3250985U JPH0454117Y2 JP H0454117 Y2 JPH0454117 Y2 JP H0454117Y2 JP 1985032509 U JP1985032509 U JP 1985032509U JP 3250985 U JP3250985 U JP 3250985U JP H0454117 Y2 JPH0454117 Y2 JP H0454117Y2
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JP
Japan
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push button
container
cap
base
elastic plate
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JP1985032509U
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JPS61147743U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体などを収容する容器の口部閉鎖装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、栓又は蓋を上方に引つ張つて容器の口部
を開口させるようにしたものは周知であり、ま
た、容器1と蓋の当接する部分に斜面を設けて該
斜面のカム作用により蓋を上方に押し上げるよう
にしたものも、実開昭59−172150号公報として知
られている。
前記公報記載のものは、第6図及び第7図に示
すように、容器1の口筒部2に設けた凸部51に
蓋52の突起54を係止したものであり、蓋52
を回動させると蓋52の傾斜部53が口筒傾斜面
50に当接して蓋52が押し上げられて開蓋でき
るものである。
前記従来知られたものは、いずれも栓や蓋を容
器から取り外すには容器本体をも強く押さえる必
要があつた。
そこで、容器本体を強く押さえなくても、栓や
蓋が軽く取り外せるように、蓋に挺子を揺動自在
に設け、この挺子で容器本体を押し、その反作用
で前記蓋を押し上げて開蓋する手段が考えられ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の如く、挺子を揺動自在に設けると、キヤ
ツプの着脱時に挺子が揺動し、キヤツプの着脱に
支障があるものと考えられる。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、挺子を用いてキヤツプを開蓋するように形成
した容器口部の閉鎖装置を、着脱に支障のないよ
うに形成することを技術的課題にする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、容器1の上面2に口筒部3を設け、
該口筒部3にキヤツプ14に設けた嵌着用筒7を
着脱自在に嵌着し、キヤツプ14に設けた閉鎖部
材10で注口5を閉鎖するように形成し、前記キ
ヤツプ14の対向する外壁19の下部に、それぞ
れ弾性板21を一体に垂下して設けると共に、前
記外壁19の内側に、押ボタン30の基部23を
軸着して、前記押ボタン30を揺動可能に垂下し
て設け、前記基部23の下端部には、外方に延び
る当接片25を連設し、この当接片25の外端部
には、上方に延びる押圧片27を連設し、この押
圧片27を、前記弾性板21の外側に当接するよ
うにして設け、かつ、前記押しボタン30は、前
記弾性板21を撓めて内側に押し込まれた位置
で、前記当接片25が前記容器1の上面2に当接
して、前記押ボタン30の基部23が押し上げら
れるように形成して容器口部の閉鎖装置とした。
〔作用〕
本考案は、キヤツプ14を、容器1の口筒部3
に嵌着した状態では、押ボタン30は、弾性板2
1で不作用位置に保持され、押ボタン30の軸心
を通る水平線28から、容器1の上面までの距離
は、D1となつており、この距離D1は、押ボタ
ン30の基部23に平行な方向の長さと同一であ
る。
そこで、キヤツプ14の両側から押ボタン30
を押圧すると、押ボタン30は、弾性板21を撓
めて回動し、押ボタン30は、当接片25の外端
部が、前記容器1の上面2に当接し、押ボタン3
0の軸心を通る水平線28から、前記容器1の上
面2までの距離は、D2となる。
そして、この距離D2は、前記押ボタン30の
対角線方向の距離と同一であり、前記距離D1よ
り大きくなるので、キヤツプ14は押ボタン30
により押し上げられて開蓋される。
キヤツプ14を容器1の口筒部3から外すと、
押ボタン30は、弾性板21によつて元の位置に
復帰する。
再び、キヤツプ14を、容器1の口筒部3に嵌
着しようとすると、押ボタン30は弾性板21に
よつて内側への回動を抑制されているので、押ボ
タン30が内側に回動して、押ボタン30の当接
片25の外端部が、容器1の上面2に当接するよ
うなことがなく、キヤツプ14を円滑に口筒部3
に嵌着できる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
ものであり、容器1は上方より見て長方形に形成
され、上面2は略水平に形成されている。そし
て、該上面2に立設された口筒部3には口筒凸条
4と注口5が形成されている。
前記容器1の口筒部3に嵌着される嵌着用筒7
には、スリツト8が設けられ、内側に前記口筒凸
条4と係合する嵌着凸条9が設けられ、筒形栓の
形に形成された閉鎖部材10が設けられている。
そして、上部には止着用筒11が形成されてい
る。
前記嵌着用筒7が装着されるキヤツプ14は、
かまぼこ形に形成され、下側に前記嵌着用筒7の
止着用筒11を止着するための止着用内筒15が
設けられ、また、嵌着用筒7が嵌合止着される止
着用外筒16が設けられている。
そして、キヤツプ14の対向する外壁19には
切欠き20が形成され、この切欠かれた外壁19
の下部に、それぞれ薄肉に形成された弾性板21
が、一体に垂下して設けられている。
さらに、前記外壁19の内側側壁には突出部2
2が設けられ、該突出部22には軸受孔17に続
く切込み18が形成されている。
前記キヤツプ14に軸着される、押ボタン30
に設けた基部23の上部両側には軸24が突設さ
れ、該基部23の下端部には、外方に延びる当接
片25が設けられ、さらに、該当接片25の外端
部には上方に延びる押圧片27が連設されてい
る。
そして、押ボタン30は軸24で軸受孔17に
軸着され、押圧片27が弾性板21の外側に当接
して係合し、当接片25の下面26が容器1の上
面2に当接されるように形成してある。
第5図は他の実施例を示すものであり、以下さ
きの実施例と同様の部分は、同一の符号を用い説
明を省略した。この実施例は、容器1の上面2を
口筒部3の中心線に対して下方に広がるような傾
斜面に形成してあり、そして、前記上面2に当接
する押ボタン30の下面26は円弧状に形成され
ている。
そして、第5図に示されるように、容器1の上
面2を傾斜面とすると、押ボタン30の回動範囲
を拡大させなくても前記垂直方向の距離D2を大
きくすることができる。
また、前記実施例では嵌着用筒7をキヤツプ1
4と別体に形成したが、嵌着用筒7とキヤツプ1
4は一体に形成することもでき、閉鎖部材10も
蓋、あるいはパツキングとして形成することがで
きる。さらに、容器1の上面2と押ボタン30の
下面26の双方を傾斜面に形成し、あるいは押ボ
タン30の下面26のみを傾斜面に形成し、この
下面26に当接する容器1の上面2は突出した部
分として形成することもできる。
〔考案の効果〕
本考案は、両側壁の下側部に位置する押ボタン
30を指で挾圧するだけで容器1とキヤツプ14
の嵌合を外すことができるので、キヤツプ14の
取り外し操作を片手でできて便利である。そし
て、外壁19の下部に、それぞれ弾性板21を一
体に垂下して設け、この弾性板21の外側に、押
ボタン30の押圧片27を当接するようにして設
けたものである。
したがつて、口筒部3より外されたキヤツプ1
4の押ボタン30は、弾性板21によつて内側へ
の回動を抑制されているので、キヤツプ14の嵌
着時に、押ボタン30が内側に回動して、押ボタ
ン30の当接片25の外端部が、容器1の上面2
に当接するようなことがなく、キヤツプ14を円
滑に嵌着できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す半裁縦断面
図、第2図はその一部を破砕した分解斜視図、第
3図及び第4図はその作用状態を示す図、第5図
は他の実施例を示す半裁縦断面図、第6図及び第
7図は従来例を示す図である。 1……容器、2……上面、3……口筒部、5…
…注口、7……嵌着用筒、10……閉鎖部材、1
4……キヤツプ、19……外壁、21……弾性
板、23……基部、25……当接片、26……下
面、27……押圧片、28……軸心を通る水平
線、30……押ボタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の上面2に口筒部3を設け、該口筒部3
    にキヤツプ14に設けた嵌着用筒7を着脱自在に
    嵌着し、キヤツプ14に設けた閉鎖部材10で注
    口5を閉鎖するように形成し、前記キヤツプ14
    の対向する外壁19の下部に、それぞれ弾性板2
    1を一体に垂下して設けると共に、前記外壁19
    の内側に、押ボタン30の基部23を軸着して、
    前記押ボタン30を揺動可能に垂下して設け、前
    記基部23の下端部には、外方に延びる当接片2
    5を連設し、この当接片25の外端部には、上方
    に延びる押圧片27を連設し、この押圧片27
    を、前記弾性板21の外側に当接するようにして
    設け、かつ前記押ボタン30は、前記弾性板21
    を撓めて内側に押し込まれた位置で、前記当接片
    25が前記容器1の上面2に当接して、前記押ボ
    タン30の基部23が押し上げられるように形成
    した容器口部の閉鎖装置。
JP1985032509U 1985-03-07 1985-03-07 Expired JPH0454117Y2 (ja)

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JP1985032509U JPH0454117Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

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JP1985032509U JPH0454117Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

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JPS61147743U JPS61147743U (ja) 1986-09-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60120938U (ja) * 1984-01-25 1985-08-15 吉田工業株式会社 キヤツプ付き容器
JPS60120937U (ja) * 1984-01-25 1985-08-15 吉田工業株式会社 キヤツプ付き容器

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JPS61147743U (ja) 1986-09-11

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