JPH04503808A - 新規インシュリン化合物 - Google Patents

新規インシュリン化合物

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JPH04503808A
JPH04503808A JP2505142A JP50514290A JPH04503808A JP H04503808 A JPH04503808 A JP H04503808A JP 2505142 A JP2505142 A JP 2505142A JP 50514290 A JP50514290 A JP 50514290A JP H04503808 A JPH04503808 A JP H04503808A
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insulin
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thr
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glu
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JP2505142A
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English (en)
Inventor
バルシュミット,ペル
ハンセン,フィン ベネッド
Original Assignee
ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/62Insulins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
新規インシュリン化合物 本発明は新規インシュリン化合物、該新規インシュリン化合物の調製方法ならび に遅延作用を示しそして少なくとも1種の新規インシュリン化合物および、所望 により速効性インシュリンを含む治療用製剤に関する。 1922年にインシュリンが発見されて以来、多くの異なった型のインシュリン 製剤が糖尿病の治療に使用されてきた。 最初は迅速に開始し比較的迅速に停止するインシュリン活性を示すインシュリン 溶液がもっばら使用されていたが、しかし後になってたとえば亜鉛塩および/ま たはプロタミンの添加によりインシュリンの溶解性を低下させることにより一層 広い輪郭の活性を示すインシュリン製剤が開発された。入手性のゆえにこれに使 用されるインシュリンは従来より通常は家畜からそれもほとんどが牛、ブタおよ びヒツジからの膵臓から抽出されてきた。しかしながら、最近ではバイオテクノ ロジー起源のヒトインシュリンを含む製剤もまた市場に現われてきた。 ヒトインシュリンの構造は式Iで示される。 八−鎖 H−Gly−工1a−Val −Glu−Gin−Cys−Cys−Thr−5 ir−工1e−Cys−5er−1234561s 9 1o 11 12B− 鎖 S H−Phe−Val−八5n−Gln−HLS−Leu−C’jS−Gly−5 @r−HL!;−LQu−Vall 2 3 4 5 6 7 8 9 10  11 12八−鎖(つづき) Leu−Tyr−Gln−Leu−Glu−八5n−Tyr−Cys−Asn− OH1:l 14 15 ユ6 17 xa 19 1 21B−鎖(つづき)  8 Glu−Ala−Lau”Tyr−Leu−Val−Cys−Gly−Glu− Arg−Gly−Phe−1:] 14 15 16 17 1B 19 20  21 22 23 24B−鎖(つづき) Phe−Tyr−Thr−Pro−Lys−Thr−OH最近では遅延作用を達 成するために他の方法が引出されである種の家畜からのインシュリンはヒトイン シュリンと構造的に非常に類似している。イヌおよびブタインシュリンはB鎖の 30位にThrよりAhaを含むことがヒトインシュリンと異なるだけであり、 ウサギインシュリンは同じ位置にSerを含むことだけである。これらのインシ ュリンは、たとえばモリハラらMorihara et al、、 Natur e 280(1979)+ 412−13およびマルクッセンMarcusse n (米国特許第4,343.898号)により記載されているような半合成手 段によりB50−アミノ酸残基をThrで置換することによりヒトインシュリン へ転化されうる。 溶液中にインシュリンを含む製剤は通常速効性であり、インシュリン活性は注射 後生しの時間で停止する。それゆえ、糖尿病において血糖レベルを正常化するた めには頻発な注射、通常は1日数回の注射が必要である。 この欠点を克服するために、遅延化作用のインシュリン製剤が配合されこれによ りインシュリン活性は数時間、24時間までさらにはそれ以上でさえも維持され るようになる。このような遅延化製剤を用いると糖尿病患者は1日に少ない注射 回数、たとえば24時間の間に1回か2回の注射を受けるだけである。 このような遅延作用は、インシュリンをわずかに可溶性の塩たとえば亜鉛インシ ュリンまたはプロタミンインシュリンへ転化することにより達成される。わずか に可溶性のインシュリン塩は懸濁液の形で使用され、インシュリンはここから皮 下注射または筋肉注射の後で次第に放出される。 すなわち、ヨーロッパ特許公開第EP ]、94864号には、エステきた。そ の例はインシュリン結晶の重合化血清アルブミンへのカプセル封入である。別の 例は連続的に作動する注入装置いわゆるインシュリンポンプであるが、しかしな がらこれは患者にとって不便でありそして危険を伴なう。 ヨーロッパ特許公開第EP 132770号、第EP 132769号および第 El’ 135720号明細書には、少なくとも1つの陽電荷を有する有機基好 ましくはArg−011またはArg−Arg−OtlでB鎖のC末端が延長さ れたインシュリン誘導体の製剤および使用が記載されている。このようなインシ ュリン誘導体の懸濁液を含む製剤は遅延作用を示す。しかしながら、これらのイ ンシュリン化合物は、遅延程度が非常に限定されていることがわかったため(ジ エイ、マルクッセンら: Protein Engineering土。 205−213 (1987))、新規の有用な遅延インシュリン製剤を配合す るのに非常に適するというわけではない。 B鎖のN末端がジペプチドArg−Argで延長されたインシュリン誘導体の特 性はアール・ガイガー(R,Geiger)およびエフ、エンラマン(F、En zo+ann) : Proceedings of the Sy+*pos iurn on Proinsulin+ In5ulin and C−pe ptide s 徳島 19″′P8 ;Excerpta、 Medica、 アムステルダム1979. p306−310に記載されている。その等浸透圧 点付近のこのインシュリン化合物の溶解性は普通のインシュリンのものより実に 高いことがわかった。 インシュリン分子における置換基は、糖尿病の治遼におけるインシュリン活性の 輪郭向上を目的として導入されうる。 ルまたはアミドの形でのC末端カルボキシル基の遮断と組合せて1個以上のGl uのたとえばC,Inによる置換および/またはThr”7のArgによる置換 が、注射後の遅い放出が得られるような方法でインシュリンの沈でんゾーンのシ フトを引き起こすことが記載されている。 糖尿病の長期間治療のための製剤において内部アミノ酸置換基を含むこの種のイ ンシュリン化合物の使用は、患者の免疫系を活性化して血液におけるインシュリ ン抗体の導入を引き起こすという本質的危険性を含む。 最後の数年間、遅延インシュリン活性を有する従来からのインシュリン製剤のた めに置換基を見つけるいくつかの試みが行なわれてきた。これについての理由は 、糖尿病学者が従来からの遅延インシュリン製剤があまりに短かい作用、特にヒ トインシュリンの導入後に短か過ぎることを見出しそしていわゆるインシュリン ベンの導入が溶解した遅効性インシュリンを必要とすることである。 本発明の目的は遅延されたインシュリン活性を示しそしてできるだけ低い抗原性 をもたらす新規インシュリン類似物質を提供することである。 驚くべきことに、ここにおいて一般式■:A−鎖 Ss H−Arg−Gly−工1e−Val−E−Gin−Cys−Cys−Thr− 3er−工1e−Cys−Sir−012:3456189101112 B−鎖 S
【 H−Phe−Val−Asn−G 1n−Hi s −Leu−Cys−Gly −S @r−His −Leu−Va l−A−鎖(つづき) −−S 直 B−鎖(つづき) S 13 14 15 16 17 113 192021 22 2コ 24B− 鎖(つづき) Phe−Tyr−T−Pro−Lys−X−Y(式中、 Eは個々にGluまたはヌクレオチド配列によりコードされうる中性アミノ酸残 基を表わし、Nはヌクレオチド配列によりコードされうるアミノ酸残基を表わし 、TはThrまたはArgを表わし、 XはThr、 Ser、 AlaまたはOHを表わし、YはORまたはNR’  R”を表わしその際R,R’およびRtは個々に水素原子または低級アルキル基 を表わし、しかしXがOHを表わす場合存在しない)を有するインシュリン化合 物が好ましい遅延インシュリン作用および/または抗原性を示すことが見出され た。 したがって、本発明は一般式■: 八−鎖 S 5 0123456 1 a 9 lo 1112B−@ S ! H−Phe −Va 1−Asn−Gl n −Hi 5−Leu−Cyts− Gly−’;er−Hi 5−Leu −Va l−12345678910m l 12 八−鎖(つづき) 13x4151617 xs 1q I 21「−−S B−鎖(つづき) S ■ 1314 15 16 17 18 19 20 21 22 2コ 24B− 鎖(つづき) Phe−Tyr−T−Pro−Lys−X−Y25 26’27 28 29  30 (式中、 Eは個々にGluまたはヌクレオチド配列によりコードされうる中性アミノ酸残 基を表わし、 Nはヌクレオチド配列によりコードされうるアミノ酸残基を表わし、 TはThrまたはArgを表わし、 XはThr、 Ser、 AlaまたはOHを表わし、およびYはORまたはN R’ R”を表わし、その@R,R’およびR2は個々に水素原子または低級ア ルキル基を表わし、しかしXがOHを表わす場合存在しない) を有するインク、ニリン化合物に関する。 本明細書中“低級アルキル”は、炭素原子数1〜6の直鎖または枝分れ頓アルキ ル基からなることを意図する。 本発明は特に式■中各Eが個々にGluまたはGlnを表わし、Nが八5n+  Asp、 Serまたはctyを表わし、TがThrまたはArgを表わし、X がThrを表わしそしてYがNHzを表わすインシュリン化合物に関する。 本発明は好ましくは式■中記号E、 NおよびTの少なくとも1個がYがOHを 表わす場合ヒトインシュリンの相当する残基と異なるアミノ酸残基を表わすイン シュリン化合物に関する。 本発明は特に式H中すべてのEがGluを表わし、NがAsnを表わし、Tおよ びXの両方ともがThrを表わし、そしてYがNH,を表わすインシュリン化合 物に関する。 本発明は特に式■中すべてのEがGluを表わし、NがSerを表わし、Rおよ びXの両方ともがThrを表わしそしてYがNHzを表わすインシュリン化合物 に関する。 本発明は特に式■中813位におけるEがGinを表わし残りのEのすべてがG luを表わし、NがAsnを表わし、TおよびXの両方ともがThrを表わしそ してYがNH2を表わすインシュリン化合物に関する。 本発明は特に式■中A4位におけるEがGinを表わし残りのEのすべてがGl uを表わし、NがA、spを表わし、TおよびXの両方ともがThrを表わしそ してYがNH2を表わすインシュリン化合物に関する。 本発明は特に式■中すべてのEがGluを表わし、NがAsnを表わし、TがA rgを表わしそしてXがOHを表わすインシュリン化合物に関する。 本発明はまた式■で表わされるインシュリン化合物の調製方法に関するものであ って、該方法は一般式■:(式中、E、NおよびTはすべて上記と同じ意味を有 し、(AA)、はC末端残基としてLysを有するn個のアミノ酸残基を有する ペプチド鎖を表わすか、またはn=oのときはペプチド結合であり、そして Zは水素原子またはC末端残基としてLysを有する任意の長さのペプチド鎖を 表わす) で表わされるインシュリン前駆体をペプチド転移させるかまたはりシン残基のカ ルボキシ側での切断に対し非常に特異的なエンドペプチダーゼにより切断するこ とによる。 本発明はまた、弐■で表わされる少なくとも1つのインシュリン化合物および場 合により速効性インシュリンたとえばヒトインシュリン、家畜インシュリンまた はその誘導体もしくは類似物質とからなるインシュリン製剤に関する。このよう な製剤は、すぐ使用できる溶液形状でまたは使用前にたとえば滅菌水を用いて戻 すことのできる凍結乾燥製剤の形状でよい。 本発明インシュリン製剤の特に有利な実施態様は、遅延インシュリン作用を示す ものであってそして本発明インシュリン化合物少なくとも1種が血清と等浸透圧 でpH2〜5.5・で場合により緩衝液および/または保存剤と所望により速効 性インシュリンを含む水性媒体に溶解した溶液からなる腸管外投与用の製剤であ る。 本発明インシュリン化合物は、ヒトインシュリン分子における最小変化によって 糖尿病学者の要求を満たしており、これは各々それ自体人体に慣れ親しんでいる かまたは数年にわたって試験されそしてこの方法では免疫反応を触発しないこと がわかったものである。本発明インシュリン化合物の主な特徴は、アルギニン残 基がN末端およびA鎖に接続しそしてB鎖のC末端カルボキシル基が好ましくは アミド形でブロックされているヒトインシュリンとして記載されうるちのである 。インシュリン化合物は弱酸性溶液中で溶解して使用することを意図するもので あり、これらの条件下でA21位のアスパラギン残基の実質的脱アミド化が製剤 の貯蔵期間内に生じこれにより延長化作用を相殺する。1個または多分2個のグ ルタミン酸残基のグルタミンでの置換を導入することによりこの効果をコントロ ールすることができる。 インシュリン依存性糖尿病の場合、しばしば使用される治療法は遅延化インシュ リン製剤の朝1回と就寝直前の夜1回の毎日2回の注射であり、基礎的インシュ リンレベルを作り出す。さらに、主要な食事前に速効性インシュリン製剤の3回 の注射が行なわれる。この治療法の欠点は、遅延製剤の遅い注射の結果夜の間中 危険な低血糖レベルとなることである。 これは夕食前に遅効性および速効性インシュリンの混合製剤を注射することによ り避けられるが、その際低血糖はもし起こるとしても夕方の間だけであり、これ はたとえば軽食を摂ることにより避けられる。しかしながら、この種の治療法は しばしば朝方高血糖になる。というのは、最も使用される遅効性インシュリン製 剤“インシュラタート(Insulatard)”(登録商標)および°°モノ タート(Monotard)” (登録商標)は十分に長時間作用しないからで ある。それゆえ、特にこのような製剤の1回の注射で1日または数日間でさえも 十分な場合には、一般的に使用される製剤より長時間作用するインシュリン製剤 を糖尿病患者へ提供する必要がある0本発明により作られるインシュリン製剤は 一般的に作用される遅延インシュリン製剤“モノタート” (登録商標)より長 期間の遅延インシュリン活性を示す。 本発明による好ましいインシュリン化合物は、pH5付近(このpHで脱アミド 化が実質的に低下する)でさえ溶解度が高いので溶液製剤での使用に特に有利で あり、そして皮下注射後もまだ著しい遅延活性を示す。 本発明は特に以下の特定化合物に関する:(ArgAo)−ヒトインシュリン− (B30−アミド)CArgAO,に1n113 〕−〕ヒトインシュリンーB 30−アミド) 〔41g”+ Ginロ 、qs、A!+ )−ヒトインシュリン−(B30− アミド) (ArgAO,5erAZI )−ヒトインシュリン−(B30−アミド) (ArgA0+ Arg”)〕−デス〔Thr!+30〕−ヒトインシュリン 本発明インシュリン化合物は、他のインシュリンから化学的合成によりインシュ リン分子のAtiのN末端に追加のアルギニン残基を導入することにより調製さ れるが、しかし非常な困難を伴なう、別の興味あるルートは、一本鎖前駆体たと えば天然産生プロインシエリンもしくはプレープロインシュリンまたは一般式■ : (式中、 E、 NおよびTはすべて弐■で記載したと同じ意味を有し、(AA)、はn個 のアミノ酸残基を有しC末端残基としてLysを有するペプチド鎖を表わし、し かしn=oの場合ペプチド結合であり、そして Zは水素原子またはC末端残基としてLysを有する任意長さのペプチド鎖を表 わす) で表わされる生合成された前駆体の酵素触媒転化である。 酵素転化に使用される酵素は、ペプチド鎖をリシン残基のカルボキシ側で切断し うるトリプシン様エンドペプチダーゼである。トリプシン自体もしばしば使用さ れるが、リジン特異性を示すエンドペプチダーゼたとえばりソバフタ−エンザイ モゲネス(Lysobacter enzyaiogenes)がらのエンドペ プチダ−ゼLys−C(ベーリンガー マンハイム)またはアクロモバクタ−リ ティカス(八chromobacter Iyticus)からのリシルエンド ペプチダーゼ(ワコ ピュア ケミカルインダストリイーズ リミティド)が特 に有利である。 反応は、たとえばヨーロッパ特許公開第EP 163529号に記載されたと同 じ条件下でトレオニンアミドを用いてベブチ、ド転移反応を行ないその結果直接 にB50−アミドを得るか、または二段階反応として酵素切断で出発してデス( Thr”30)化合物を得その次にモリハラら、前出に記載されたようにカップ リング反応によりB50−アミドへ転化することにより実施される。 本発明インシュリン化合物の前駆体は前駆体をコードするDNA配列を発現する 酵母宿主中で生合成的に作られる。 増殖培地への分泌を達成するために、インシュリン前駆体をコードするDNA配 列を酵母において機能的なシグナルペプチドをコードする別のDNA配列へ融合 する。サツカロミセス セレヴイシアエ(Saccharomyces cer evisiae) M F al−リーダー配列の発現プラスミド中に挿入する ことにより分泌が達成されうる(クルシャンおよびヘルスコウィッツKurja n & Herskowitz、 Ce1l 30.933−943(1982 )L好ましい構築物において、二塩基部位Lys Argを含むがしかし酵母プ ロテアーゼDPAP (ジペプチジル アミノペプチダーゼ)に対する基質であ るペプチド配列Glu Ala Glu Alaを含まない全MFα1−リーダ ー配列をコードするDNA配列が使用される。このようにして、正しいN末端を 有するインシュリン前駆体の十分な分泌が達成される。 修飾されたインシュリン前駆体をコードするDNA配列は、第1図に示すような 発現プラスミドpYGABAからのBamHI制限フラグメント中に含まれる発 現カセット上でインビトロ突然変異誘発を実施することにより構築された。プラ スミドは選択マーカーおよび酵母において機能的な複製シグナルを含み1103 塩基対の長さを存する。BamHIフラグメントは次のものを含む:ビターおよ びエガン(Bitter &Egan)、 Gene 32(1984) 26 3−274によれば−389から一1位までのプロモーター配列を含むGAPD H(グリセルアルデヒド−3−ホスフェート デヒドロゲナーゼ)上流領域、上 流領域の5′末端へBamHIリンカ−を加えた。このプロモ一ター配列゛をM Fα1−リーダー配列の85N末端アミノ酸をコードするクルジャンおよびヘル スコウィッツにより記載された配列へ直接融合する。MFα1−リーダー配列を インシュリン前駆体一本鎖デス(’l’ hr1130 )一ヒトインシュリン (S(1)をコードする配列へ直接融合し、これは次の配列を有する合成的に構 築された遺伝子である:TTCGTrAACCAACACTTGTGTGGTr CTCAerT(;GTTGAAGC’ITrGTACTTGGTTTGTGG T−AAGCAATTGGTTGTGAACACACCAAGAGTGAACC AA CTTCGAAACATGAACCAAACACCA−PheValAS nG1nHiSLeuCYSG1ySQrHiSTJauV&lG1uAlaL auT’frLauValCyE−Gly| GAAAGAGGTTTCTrCTACACTCC八AAGGGTATTGTT GAACAATGTI’GTACTTCT八TrTGT−CTITCTCCAA AGAAGATGTGAGGTITCCCATAACAACTTGTTACAA CATGAAGATAAACA−GluArg(JyPhePheTyrThr ProLysG1y工1eValG1uGlnCysCysThrSer工1e Cys−またインシュリン前駆体遺伝子の翻訳が2つのストップコドンで終結し 直後にSall制限部位が位置することもわがる.終結領域はヨーロッパ特許公 開第0116201A,号に記載のSal I −BamH I制限フラグメン トと同一である。配列は完全に標準的技術を用いて構築される。 使用される突然変異誘発法は“オリゴヌクレオチド特定部位突然変異誘発”であ り、これはゾラーとスミス(Zoller &Swith), DNA,νol .3. No.6, 479−488(1984)により記載されている。この 方法を以下に箇単に記載し、例1においてさらに詳細に記載する.発現ブラスミ ドから単離されたインシュリン前駆体配列を一本鎖の環状M!3バクテリオファ ージベクターへ挿入する.一本鎖ゲノムヘ、化学的に合成された相補的DNA鎖 をアニールする。DNA鎖は環状DNA上にインシュリン配列と完全に同じ配列 により囲まれた所望の配列を含む。次いでインビトロで、タレノウボリメラーゼ を用いて生化学的にプライマーを環状ゲノムの全長に延長する.このストランド は一本鎖ファージを生じ、これは大腸菌中で増殖すると所望配列を有する二本鎖 DNAを単離する可能性を与える。この二本鎖DNAから、制限フラグメントを 単離しそして発現ベクターへ再挿入する。 本発明を図面を参照しながら以下に詳細に説明する.第1図は発現ブラスミドp YGABA 14276を示し、第2図は酵母ベクターpAB24を示し、そし て第3図は皮下貯蔵部からのインシュリンの吸収の図形表示例■ 前駆体B(1−29)−AKR−A(1−21)を発現するために使用される発 現プラスミドの構築 BamHI制限フラグメント上の発現ブラスミドpYGABA(第1図に示す) に含まれている発現カセットを単離した二発現ブラスミドを制限エンドヌクレア ーゼBamHIとともにインキユベートした。条件は次のようであった:20u gブラスミド、50単位B a mH L 1 0 0mM NaCl,50m M}リスー}ICI , pH7. 5、1 0mM Mg C I! 、およ び]mM DTT,容量100μ1中。温度は37℃であり反応時間は2時間で あった。2つのDNA−フラグメントを1%アガロースゲル上で分離し、そして 所望のフラグメントを単離した。 M13ベクターMl 3mp 1 8における連結単離された制限フラグメント を、次の反応混合物中制限エンドヌクレアーゼBamHIで切断されたバクテリ オファージベクターMl 3mp 1 8へ連結した:フラグメント0.2μg ,ベクター0.029g,50mM トリスーHCl、pl17.4、10mM  MgClz、10mM DTTおよび1mMATP、容量20μ1中。この混 合物5μlを大腸菌株JM101へ形質転換した。ベクターにおけるフラグメン トの存在およびフラグメントの配置を形質転換細胞から単離された二本鎖M13 −DNA上で制限酵素マッピングにより測定した。 一本鎖(s s)DNA (鋳型)の単離:上記形質転換細胞からSS−DNA をメシッヒMessing Gene, 19, 269−276(1982) により記載された方法にしたがって単離した。 突然変異誘発プライマーの5′ホスホリル化配列5’−CAACAATACCT CTCTTAGCCTTTGGAGTG−3’を有する突然変異誘発化プライマ ーを、70111MトリスーHCLp}l7.0、10mM MgCL、5mM  DTT、1+++M ATP、100ピコモルオリゴヌクレオチドおよびT4 ボリヌクレオチドキナーゼ3.6単位を含む反応混合物30μl中5′末端でホ スホリル化した。反応を30分37゜Cで実施した.次いで10分間65゛Cで 混合物をインキユベートすることにより酵素を不活化した。 鋳型およびホスホリル化突然変異誘発プライマーのア二一リング 鋳型およびプライマーのア二一リングを、0.5ピコモル鋳型、5ピコモルプラ イマー、20IIIMトリスーHCI,pll7.5、10mM MgClz、 50o+M NaC1および1+*MDTTを含む10μ1容量中で10分間6 5゜Cにて加熱し、その後0゜Cまで冷却することにより行なった。 延長/連結反応: 上記で得られた反応混合物へ以下の混合物10μ1を加えた: 0. 3lII M dATP, 0. 3raMdCTP, 0. 3mMdGTP,0.3m M TTP,1mM ATP,20+M }リスーHCLpll7.5、10m M MgClz、10iM DTT,T4 DNAリガーゼ3単位およびクレノ ウポリメラーゼ2.5単位。次いで、反応を16時間16℃で行なった。 JMI O 1の形質転換: 上記反応混合物を標準的技術を用いてCaC1z処理大腸菌JM 101細胞へ 異なった希釈率にて形質転換しそして2×YT寒天プレート上で2×YTトップ 寒天にプレートした(2XYT=トリブトン16g/I、酵母抽出物10g/1 、NaCl 5g/I,2XYT}7プ寒天=0.4%アガロースを加えオート クレープした2XYT,2XYT寒天プレート=2%寒天を加えオートクレーブ した2Xy’I’)。 プレートを一晩37°Cでインキュベートした。 陽性クローンの同定 使用される方法はブラークーリフトハイブリッド法でこれは次のように記載され ている二ニトロセルロースフィルターを適当なプラーク密度を有するプレート上 に置き、これによりフィルターを湿めらせた0次いでフィルターを後に使用する まで以下の溶液中に浸した:1.5M NaC1,0,5M NaOHに30秒 、1.5M NaC1,0,5M トリス−MCI、pH8,0に1分間、2X SSC(0,3MNaCl、0.03M クエン酸ナトリウム)。フィルターを 3MM濾紙上で乾燥しそして減圧オーブン中80°Cにて2時間焼成した。 配列5’−CAACAATACCTCTCTTAGCCTTTGGAGTG−3 ’を有する突然変異誘発化プライマーを、70+M)リス−HC1,,pH7゜ 5.10d MgCIg、5+aM DTT、10ピコモルオリゴヌクレオチド 、20ピコモル T−”I)−ATPおよびT4ポリヌクレオチドキナーゼ3. 5単位を含む30μl容量中5′末端にて放射性標識化を行なった。混合物を3 7°Cで30分次いで100°Cで5分間インキュベートした。 乾燥したフィルターを、5XSSC,0,2%ウシ血清アルブミン、0.2%フ ィコール、0.2%ポリビニルピロリドン、0.2%ナトリウム−ドデシル−ス ルフェート(SDS)および50Mg/lalサケ精子DNA中にて65°Cで 2時間予備ハイブリッド化した0次いで、標識化されたプローブを含む反応混合 物を新しい予備ハイブリッド化混合物15m1へ加え、フィルターを穏やかに振 とうしなから40”Cで一晩これへ浸した。ハイブリッド化後、フィルターをそ れぞれ15分間で3回 2XSSC+0.1% SDS中で洗浄しオートラジオ グラフィを行なった。同じ溶液でただし今度は62°Cにて洗浄後、別にオート ラジオグラフィを行ない、突然変異誘発プライマーと相補的なりNA−配列含有 プラークを同定した。 陽性クローンの再スクリーニング 同定したクローンはへテロ二重鎖の結果のため、プラークを再びプレートした。 ハイブリッド化および同定をくり返した。 二重鎖M13−ファージDNAの精製 再スクリーンしたクローンを大腸菌株JMIOIの感染に使用した。約1O11 個のファージと5個のJMIOIコロニーを含む培養物を37°Cで2XYT培 地5ml中にて5時間増4 (Birnboim Ji Doly)、 Nuc leic Ac1ds Re5−+2+ 1513(1979)により記載され た方法にしたがってペレットから精製した。 修飾したインシュリン前駆体を含む制限フラグメントの単M:上記で単離したD NA製剤(約5μg)を、100mMNacL50a+M )リス−HCl、p H7,5、lomMMgCI zおよび1s+M’DTTの60μ】中2時間3 7°Cで制限エンドヌクレアーゼBamH110単位で消化させた。DNA生成 物をアガロース−ゲル上で分離しそしてフラグメントをゲルから精製した。 酵母ベクターpAB24 (第2図)への連結:単離された制限フラグメントを 以下の反応混合物中で制限エンドヌクレアーゼBamHIで消化された酵母ベク ターpAB24へ連結した:フラグメント0.2μg、ベクター0゜02Mg、 50IIM トリス−MCI、pH7,4,10ff10ff1 +、、10t aM DTT、1mM ATP、全容量20uI中。この反応混合物5μlを大 腸菌株MC1061の形質転換に使用し、修飾された発現プラスミドを同定しそ して増殖した。プラスミドはpYGAB−AKR−Aと呼ばれ、これは追加され たコドン以外はpYGABAと同じであった。 酵母の形質転換: 発現プラスミドの酵母菌株サツカロミセス セレヴイシアエJC482/\pe p/\Leu 2cir ” (α、his4. pep4. ura3゜1e u2. cir @) ヘの形質転換はイトウら(Ito et al、)によ りJ、Bact、νo1.153. No、1.163−168(1983)に 記載されたように実施された。形質転換細胞は、プラスミド含有細胞を選択する ために5C7ura培地(0,7%酵母窒素塩基、2.0%グルコース、0.5 %カサミノ酸、2.0%寒天)上にプレートした。 例■ 前駆体B(1−29)−Gly−5er−Lys−Arg−A(1−21)を産 生ずるために使用される発現プラスミドの構築 使用した手法は例1に記載したものとほぼ同じであるが、ただし突然変異誘発プ ライマーは配列5’ CAACAATACCTCTCTTAGAACCCTTT GGAGTG−3’であり、ハイブリッド化温度は42°Cであり、ハイブリッ ド化後の洗浄温度は64°Cであった。修飾したプラスミドは追加したコドン以 外pYGABAと同じ配列である。 例■ 前駆体(Gin”” ) −8(1−29)−Ala−Lys−Arg−A(1 −21)の産生に使用される発現プラスミドの構築 使用される手法は例Iに記載のものとほぼ同じであるが、ただし使用される鋳型 はMI3中pYGAB−AKR−AからのBamHl−カセットをクローニング することにより得られ、突然変異誘発プライマーは配列5’ −GTACAAA GCTTGAACCAAGTG−3’を有し、ハイブリッド化温度は31℃であ り、そしてハイブリッド化後の洗浄温度は53℃であった。修飾されたプラスミ ドは変更しそして追加したコドン以外はpYGABAと同じ配列を存する。 例■ 前駆体(Gin”、Asp”’ ) −8(1−29)−Ala−Lys−Ar g−A(1−21)の産生に使用される発現プラスミドの構築使用される手法は 例Iに記載のものとほぼ同じであるが1、ただし使用される鋳型はM13中pY GAB−AKR−AからのBamHI−カセットをクローニングすることにより 得られ、突然変異誘発は二段階で行なわれた。第1段階で、プライマーは5’− ACAACATTGTTGAACAATACC−3’であり、ハイブリッド化温 度は27°Cであり、そしてハイブリッド化後の洗浄温度は49°Cであり、第 2段階では、プライマーは5’−CGCTATTAGTCACAGTAGTTT −3’であり、ハイブリッド化温度は29°Cであり、ハイブリッド化後の洗浄 温度は51°Cであった。 修飾されたプラスミドは変更したおよび追加したコドン以外pYGABAと同じ 配列である。 例V 前駆体(Ser”’ ) −B(1−29)−Ala−Lys−Arg−A(1 −21)の産生に使用される発現プラスミドの構築 使用される手法は例Iに記載のものとほぼ同じであるが、ただし使用される鋳型 はM13中pYGAB−AKR−AからのBamHI−カセットをクローニング することにより得られ、突然変異誘発プライマーは配列5’ −GACGCTA TTAAGTACAGTAGT−3’を有し、ハイブリッド化温度は29°Cで あり、ハイブリッド化後の洗浄温度は51°Cであった。修飾されたプラスミド は変更しおよび追加したコドン以外pYGABAと同じ配列である。 例■ 前駆体(Argllz’ ) −B(1−29)−Ala−Lys−Arg−A (1−21)の産生に使用される発現プラスミドの構築 使用される手法は例■に記載のものとほぼ同じであるが、ただし使用される鋳型 はM13中pYGAB−AKR−AからのBamHI−カセットをクローニング することにより得られ、突然変異誘発プライマーは配列5’ −CAACAAT ACCTCTCTTAGCCTTTGGTCTGTAGAAGA−3’を有し、 ハイブリッド化温度は43°Cであり、ハイブリッド化後の洗浄温度は65°C であった。修飾されたプラスミドは変更しそして追加したコドン以外pYGAE Aと同じ配列である。 例■ 前駆体の発現および培養基からの単離 例1〜■に記載のように形質転換された酵母を、ウラシルを含まない最少培地を 含むペトリ皿上で、30°Cにて48時間増殖した。ウラシル不含有最少培地+ 5g/lカサミノ酸+10g/lコハク酸+30g/lグルコース、pH5,0 を含む100m1振とうビンにベトリ皿からの1個のコロニーを接種した0次い でこのビンを72時間インキュベーター中で30°Cにて振とうした。 遠心分離後プールした上澄11を濾過により滅菌し、5MMClと水を加えるこ とによりpH4−4,5および伝導率く10a+sに1!節した0次いで、流速 120m1/hを用いて予め50mM酢酸、NaOHでpH4,0に調整された 50%(容量)エタノールで平衡化したS−セファロース(登録商標)FFの1 .6X6c+wカラムへ上澄を施こした。カラムを緩衝液60m1で洗い、前駆 体を緩衝液360+1中NaC10〜0゜35M直線状勾配液を用いて流速10 m1/hで溶出した。溶出液をフラクション4mlに分け、UV吸収率について 検知した。前駆体含有フラクションはRP−HPLC分析により同定されそして プールされた。IM酢酢酸上セファデックス登録商標)G25のカラム上で脱塩 後、前駆体を凍結乾燥により単離した。 例■ 前駆体B(1−29) −Ala−Lys−^rg−A (1−21)からの〔 ArgA0〕−デス(7hrI:10 )−ヒトインシュリンの調製例Iおよび ■に記載の方法により調製されたB(1−29)−Ala−Lys−へrg−へ (1−21) 250mgを、50mM)リス−(ヒドロキシメチル)アミノメ タン、MCIでpH1oに調整された20%(容量)エタノール25m1中4° Cにて溶解した。固定化トリプシン0. 8mg/mlを含むセファロース(登 録商標)を同じ緩衝液でガラスフィルター上で洗浄しドレーンした。緩衝液をド レーンしたゲル40gへ加え、容量を75m1に調整した。前駆体を含む溶液を 懸濁液へ加え、混合物を穏やかに撹拌しなから4°Cにて1時間放置し次いで濾 過した。 HPLC分析によれば、r ArgAo)−デス(Thrl+3’ )−ヒトイ ンシュリンへの61%転化率が示される。 ゲルを緩衝液(エタノール不含有)50mlで洗浄しドレーンし、プールした濾 液におけるタンパク質をpH6に調節することにより沈でんさせた。遠心分離に より沈でん物を単離し凍結乾燥した。 沈でん物をpH8,Iに調節することにより7M尿素20m1中4°Cにて溶解 し、20mMトリス−(ヒドロキシメチル)アミノメタン、HCIでρ118. 1に調節した7M尿素で4 ’Cにて予め平衡化したQ−セファロース(登録商 標)FF 1゜6X20cmカラム−・溶液を施こした。次いで流速40+el /hを用いて、24時間かけ同じ緩衝液中OmM〜50+oM NaC1の直線 状勾配液でカラムを溶出した。溶出液をUV吸収率について検知し2つの主要ピ ークの最初の溶出を集めた。プールしたものをセファデックス(登録商標)02 5カラム上で1M酢酸中にて脱塩し、凍結乾燥した。収量は(Arg”)−デス 〔Thrl′30〕−ヒトインシュリン751I1gであった。 生成物の同定は、アミノ酸分析、プラズマ肌着質量分析および別々のビニルピリ ジル化へ−およびB鎖の逐次エドマン分解により確認された。 例■ 前駆体B(1−29)−Gly−5er−Lys−Arg−A(1−21)から の(Arg”)−デス(Thr”0)−ヒトインシュリンの調製例■および■に 記載の方法により調製されたB(1−29)−Gly−Ser−Lys−Arg −A(1−21) 400a+gを、50mMトリス−(ヒドロキシメチル)− アミノメタン、HCIでpH10に調整された20%(容量)エタノール50o +1に溶かした。固定化トリプシン0.8g/mlを含むセファロース(登録商 標)を同じ緩衝液を用いてガラスフィルター上で洗浄し、ドレーンした。 ドレーンしたゲル80gへ緩衝液を加え、容量を150m1に調節した。前駆体 を含有する溶液を懸濁液へ加え、混合物を穏やかに撹拌しながら20℃で30分 間放置し次いで濾過した。 HPLC分析は、(A r gAOE−デス(7hrj311)−ヒトインシュ リンへの50%転化率を示す。 ゲルを緩衝液(エタノール不含有)100mlで洗浄し、ドレーンしそしてプー ルした濾液中のタンパク質をpH6に調節することにより沈でんさせた。遠心分 離および凍結乾燥により沈でん物を単離した。 沈でん物を1))18.1に調節することにより7M尿素20m1中4°Cにて 溶解し、溶液を予め20Il1Mトリスー(ヒドロキシメチル)アミノメタン、 HCIでpH8,1まで調節された7M尿素中4℃にて平衡化したQ−セファロ ース(登録商標)FFの1.6X20cmカラムへ施こした6次いで、流速40 m1/hを用いてカラムを24時間かけて同じ緩衝液中0+mM〜50mM N aC1の直線状勾配液で溶出した。溶出液をUV吸収について検知し、2つの主 要ピークの最初の溶出を集めた。プールしたものをセファデックス(登録部[) G25のカラム91M酢酸で脱塩し、凍結乾燥した。 収量は(Arg”)−デス〔Thr!+30〕−ヒトインシュリン145mgで あった。 生成物の同定は、アミノ酸分析、HPLC−分析および逐次エドマン分解により 確認された。 例X ブタプロインシュリンからの(A r gAo)−デス(7’ hrl:l(+  )−ヒトインシュリンの調製 ブタプロインシュリン40mgをO,IM HCI 800μIに溶かし、50 mM)リス−(ヒドロキシメチル)アミノメタン8mlを加えた。HCIでpH 8,5に調節された001Mトリス−(ヒドロキシメチル)アミノメタン200 μl中にリソバクター エンザイモゲネスからのIUエンドプロティナーゼLy s−C(ベーリンガー マンハイム)が?13Hしている液を調製した。2つの 溶液を混合しそして12℃で16時間放置した。 反応を96%エタノール1.8ml添加後にpH6,2に調節することにより停 止させ、得られた懸濁液を4°Cで一晩放置した。遠心分離により沈でん物を単 離し、pH8,1にfJ節することにより7M尿素2ml中に4°Cにて再溶解 した。この溶液を、予め20mMトリス−(ヒドロキシメチル)アミノメタン、 HCIでpH8,1まで調整した7M尿素で4°Cにて平衡化したQ−セファロ ース(登録商標)FFの1..6X2OcDlカラムへ施こした。次いで、流速 40+ol/hを用いて同じ緩衝液中OtaM〜50mFI N a CIの直 線状勾配液で24時間かけて溶出した。溶出液をUV吸収により検知し、主要ピ ークを集めた。プールしたものをセファデックス(登録商標)G25のカラム9 1M酢酸で脱塩し、凍結乾燥した。収量は(A r gAO)−デス(Thr” ’)−ヒトインシュリン15IIIgであった。 生成物の同定はアミノ酸分析、HPLC−分析および逐次〕 エドマン分解によ り確認された。 例X■ (Arg”]−]ヒトインシュリンーB30アミド)の調製例■〜Xに記載の方 法の1つにより調製された(ArgAo)−デス(Thrl′3’)−ヒトイン シュリン200a+gをトレオニンアミド400mg、エタノール2. 0+i lおよび水0. 8a+1を含む混合物中に溶かした。 pHを酢酸で6.3に l1節し、固定化トリプシン3.2mgを含むセファロース(登録商標)4ml  (沈でん)容量を加えた。穏やかに撹拌しながら20°Cで2時間放置後、ゲ ルを濾過により除去し、2−プロパツール10容蓋の添加によりタンパク質を沈 でんさせた。風乾した沈でん物をp118.1に調節することにより7M尿素2 0a+1中に4°Cにて溶解し、溶液を予め20mMトリス−(ヒドロキシメチ ル)アミノメタン、H(lでpif8.1に調節された7M尿素で4°Cにて平 衡化したQ−セファロース(登録商標)FF1.6X20cmカラム上に施こし た。次いで、流速40m1/hを用いて同じ緩衝液中OmFI〜50tsMN  a Clの直線状勾配液で24時間かけて溶出した。溶出液をUV吸収により検 知し主要ピークを集めた。プールしたものをセファデックス(登録商標)G25 のカラム91M酢酸で脱塩し、凍結乾燥した。収量は(A r gAo)−ヒト インシュリン−(B10−アミド)80mgであった。 生成物の同定は、アミノ酸分析、プラズマ脱着質量分析および逐次エドマン分解 により確認された。 例X■ (G 1 n l I 3.八r g A O)−デス〔Thr11″。〕−ヒ トインシュリンの調製 例■および■に記載の方法のように調製された( Gxn113 )−8(1− 29)−八Ia−Lys−Arg−A(1−21) 250 mgを固定化トリ プシンで処理し、反応生成物を実質的に例■に記載されたように精製した。収量 は((,1n1113 、ArgAO)−デス[T h r″30〕−ヒトイン シュリン60mgであった。 生成物の同定はアミノ酸分析、プラズマ脱着質量分析および逐次エドマン分解に より確認された。 例X■ (に l n A 4 、 Asp’ t I 、 ArgAO:l−ヒトイン シュリン−(B10−アミド)の調製 例■と■に記載の方法により調製された( Gin” 、 ASpA!+ )− 8(1−29)−AJa−Lys−Arg−A(1−21) 500 ragを 固定化トリプシンで処理し、得られた生成物を例■に実質的に記載のように精製 した。収量は(Gin” + Asp”’+ Arg^0〕−デス(7hr11 3+1 )−ヒトインシュリン175Bであった。 これは例XIに記載の方法によりトレオニンアミドと結合することによりB50 −アミドへ転化された。精製された[ Gin” + Asp”’、 Arg^ 0〕−ヒトインシュリン−(B10−アミド)の収量は50mgであった。 生成物の同定はアミノ酸分析、プラズマ脱着it分析および逐次エドマン分解に より確認された。 例XIV (Ser”’、 ArgAo〕−ヒトインシュリン−CB30−アミド)の調製 例■および■に記載の方法で調製された。C5erA!+ ) −8(1−29 )−Ala−Lys−Arg−A(1−21) 400+agを固定化トリプシ ンで処理し、得られた生成物を実質的に例■に記載のように精製した。収量は〔 5erAtI、^r g A 11 )−デス[Thr!13°〕−ヒトインシ ュリン125mgであった。 これは例XIに記載の方法によりトレオニンアミドと結合することによりB50 −アミドへ転化された0M製した( Ser”’、 Arg”)−ヒトインシュ リン−(830−アミド)の収量は40mgであった。 生成物の同定はアミノ酸分析、プラズマ脱着質量分析および逐次エドマン分解に より確認された。 例XV [1rgl!’1. ArgAO)−デス〔Thr130〕−ヒトインシュリン の調製 例■および■に記載の方法で調製された( Arg”’ ) −8(1−29) −八la−Lys−Arg−A(1−21) 250 mgを固定化トリプシン で処理し、その結果得られる生成物を例■に実質的に記載のように精製した。収 量は(71rg1!?、 Ar、AO)−デス〔Thrl130〕−ヒトインシ ュリン50mgであった。 生成物の同定はアミノ酸分析および逐次エドマン分解により確認された。 例XVI 溶解した(ArgAO)−ヒトインシュリン−(B2O−アミド)を含む注射用 遅効性製剤の配合 (A r gAo)−ヒトインシュリン−(B 30−アミド)60マイクロモ ルを0.1M HCI 4+alに溶かしそして1゜5%m−クレゾール20m 1を加えた。溶液を1%NaC170n+1およびO,LM ZnCIz 3. 25m1と混合し、pHを4.0まで調節した。最後に容量を水で工00m1ま でに調節し、濾過滅菌した。 例X■ (Arg^0〕−ヒトインシュリン−(B2O−アミド)の結晶性懸濁液を含む 注射用遅効性製剤の配合CArgA0)−ヒトインシュリン−(B2O−アミド )60マイクロモルを1MNaOHでpH9,7に11節することにより0.  5%m−クレゾール含有1%NaCl溶液70−1に溶かし、0.1M酢酸亜鉛 325μlを加えた。pllを再度9.7へ調節後、水で容量を80a+1に調 節し溶液を濾過滅菌した。 0.3%m−クレゾールを含有しNaOHでpH6,0まで調節した6 5mM  N a H!P Os 20Illlを濾過滅菌した。 滅菌条件下で2つの溶液を混合し得られた懸濁液を非常に穏やかに撹拌しながら 1時間20°Cにて放置した。最後にHCIでpHを7.3に調節した。 例X■ 外部T計測によるラットにおける皮下注射後の延長化の証明実験のために体重約 250gで90日齢以上のメスのウィスタ一種ラットを使用した。ラットを使用 する約1週間前に新しい環境に慣らし、任意に餌を与えた。実験前の4日間、飲 み水としてラットに205Mヨウ化カリウム水溶液を与えた。 試験製剤は次のようであった: 1 [Arg^0〕−ヒトインシュリン−(B2O−アミド)を含み例X■にし たがって調製された懸濁製剤■ (ArgAo)−ヒトインシュリン−(B2O −アミド)を含み例XVIにしたがって調製された溶液製剤■ 半合成ヒトイン シュリン(ベロシュリン(登録商標)、100 U/ml)を含む速効性溶液製 剤3つの製剤すべてはさらに、標準的放射性ヨウ素同位体化法により調製された 50μCi/ral(モノ−”’I:l−インシュリンまたは一インシュリン化 合物トレーサーをそれぞれ含有していた。 ラットに、3.5ナノモルインシュリン化合物と2.5μCi(”’I)−標識 化トレーサーを含む50μl製剤で大腿部裏側に皮下注射した。研究期間にわた ってラットはラットホルダーに固定された。 注射部位からのトレーサーの消失は皮下貯蔵部からのインシュリン化合物の吸収 についての尺度である(シー、バインダー C,Binder :八bsorp tion of Injected In5ulin、ムンクスガード、コペン ハーゲン 1969)が、これは2つの固定したMIP−10レートメーターお よびBe−ウィンドウを備えた3m1Nalシンチレーシヨン結晶を有する検知 器E749および60″′視角と10mI++の開口部を有するコリメーター( レイトロニックl?aytronic)を用いて測定した。レートメーターをミ ニレコーダー121N(レイトロニック)と接続した。検出器を注射箇所の皮膚 上部2cmのところに固定化した。放射能を製剤注射後0,0.5.l、1.5 ,2゜2.5.3,4,5,6,8.12および24時間目に5分間かけてモニ ターした。バンクグラウンドの計数を差し引いた後で、計数率を最初の計数率の パーセントに変えた。 第3図において、残留放射能の平均値を各製剤について時間の関数として示す、 、50%残留活性(T50%)に対する時間を延長化に対する測定値として考え れば、曲線から次のことがわかる: T50% 製剤I 〉12時間 製剤■ 夕 8時間 製剤■ 夕0.5時間 これらの結果により、(A r gAo)−ヒトインシュリン−(B2O−アミ ド)を含む製剤は両方とも速効性ヒトインシュリン製剤と比較して著しい延長化 を示すことがわかる。 例XIX (ArgAO、Arg147 )−デス〔Th1g36〕ヒトインシユリン溶液 を含む注射用遅効性製剤の配合 (Arg” r Argllz’ )−デス〔ThrI′30〕ヒトインシュリ ン12マイクロモルを、LM MCIでpH3,5ニli!fjすることにより 0.5%m−クレゾールを含む1%NaC1?g液35m1に溶かしそして0. 1M酢酸亜鉛650μlを加えた。pH3,5に再度調節後、容量を水で50m 1に調節しそして溶液を濾過滅菌した。 例XX 皮下注射後のウサギにおける延長効果の証明例XIXにしたがって調製された0 、24mM CArg’・。 Arg1127〕−デス(Thr”。〕ヒトインシュリンを含む溶液製剤の延長 程度を英国薬局方1980年版に記載の方法によりウサギにおいて測定された。 製剤65μmを6匹のウサギに皮下注射し、注射直前および注射後1.2.4お よび6時間目のグルコース測定のために血液サンプルを集めた。グルコース値は 注射前の値のパーセントとして表わされた。 測定は次の平均値を示す: 注射後の時間 Oh lh 2h 4h 6h初期のグルコース(%)100%  68.2% 65.0% 80.1% 79.4%ジイエ、マルクッセンら:  Protein Engineering vol、 1 。 No、3. p205−213(19B?)に記載された方法にしたがって延長 化指数を測定することにより、42の値が計算された。第1表(同書)の結果と 比較して(ArgAO、Arglll )−デス(Thr”’)−ヒトインシュ リンを含む溶液製剤は、一般に使用される遅効性亜鉛インシュリン懸濁製剤アク トラピッド(登録商標)ヒユーマンと同じ延長性を有することがわかる。 Fig、1 3j79 Fig、 2 Fig、 3 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成3年9月19日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.次式II: A−鎖 【配列があります】 B−鎖 【配列があります】 A−鎖(つづき) 【配列があります】 B−鎖(つづき) 【配列があります】 B−鎖(つづき) 【配列があります】 (式中、 Eは個々にGluまたはヌクレオチド配列によりコードされうる中性アミノ酸残 基を表わし、Nはヌクレオチド配列によりコードされうるアミノ酸残基を表わし 、TはThrまたはArgを表わし、 XはThr,Ser,AlaまたはOHを表わし、YはORまたはNR1R2を 表わしその際R1,R1およびR2は個々に水素原子または低級アルキル基を表 わしただしYはXがOHを表わす場合存在しない)を有することを特徴とするイ ンシュリン化合物。
  2. 2.各Eが個々にGluまたはGlnを表わし、NがAsn,Asp,Serま たはGlyを表わし、TがThrまたはArgを表わし、XがThrを表わしそ してYがNH2を表わす請求の範囲第1項記載のインシュリン化合物。
  3. 3.すべてのEがGluを表わし、NがAsnを表わし、TおよびXの両方がT hrを表わしそしてYがNH2を表わす請求の範囲第1項に記載のインシュリン 化合物。
  4. 4.すべてのEがGluを表わし、NがSerを表わし、TおよびXの両方がT hrを表わしそしてYがNH2を表わす請求の範囲第1項に記載のインシュリン 化合物。
  5. 5.B13位におけるEがGlnを表わし残りのEがすべてGluを表わし、N がAsnを表わし、TおよびXの両方がThrを表わしそしてYがNH2を表わ す請求の範囲第1項に記載のインシュリン化合物。
  6. 6.A4位におけるEがGlnを表わし残りのEがすべてGluを表わし、Nが Aspを表わし、TおよびXの両方がThrを表わしそしてYがNH2を表わす 請求の範囲第1項に記載のインシュリン化合物。
  7. 7.すべてのEがGluを表わし、NがAsnを表わし、TがArgを表わしそ してXがOHを表わす請求の範囲第1項に記載のインシュリン化合物。
  8. 8.一般式III: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、E,NおよびTはすべて請求の範囲第1項に定義されたと同じ意味を有 し、(AA)nはn個のアミノ酸残基を有しC末端残基としてLysを有するペ プチド鎖を表わすかまたはn=0の場合ペプチド結合であり、そしてZは水素原 子を表わすかまたはC末端残基としてLysを有する任意の長さのペプチド鎖を 表わす)で表わされるインシュリン前駆体を、ペプチド転移するかまたはリシン 残基のカルボキシ側での切断に対し非常に特異的なエンドペプチダーゼを用いて 切断する第1項に記載のインシュリン化合物の調製方法。
  9. 9.請求の範囲第1項に記載のインシュリン化合物少なくとも1種と場合により 速効性インシュリンたとえばヒトインシュリン、家畜インシュリンまたはその誘 導体もしくは類似物質とからなるインシュリン製剤。
  10. 10.血清と等浸透圧であり、pH2〜5.5であり、そして場合により緩衝液 および/もしくは保存剤および場合により速効性インシュリンを含む水性媒体中 に請求の範囲第1項に記載のインシュリン化合物少なくとも1種が溶解した液か らなる請求の範囲第9項に記載のインシュリン製剤。
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