JPH04503358A - 一定純度のdmt中間生成物を製造する方法並びに該生成物を極めて純粋なdmtおよび/または中ないし高純度のテレフタル酸に再加工する方法 - Google Patents

一定純度のdmt中間生成物を製造する方法並びに該生成物を極めて純粋なdmtおよび/または中ないし高純度のテレフタル酸に再加工する方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一定純度のDMT中間生成物を製造する方法並びに該生成物を極めて純粋なりM Tおよび/または中ないし高純度のテレフタル酸に再加工する方法技術の分野 本発明は、請求の範囲1の上位概念にもとづ<DMT中間生成物を製造する方法 並びに該生成物を中ないし高純度のテレフタル酸ジメチル(DMT)および/ま たは中ないし高純度のテレフタル酸(TA)に再加工する方法に関する。
テレフタル酸ジメチル(DMT)は、多数の大規模な装置でいわゆるライラテン (Witten) D M T法(西ドイツ国特許第1041945号明細書を 参照)により製造される。多官飽性アルコールとDMTとの反応によりポリエス テルが得られる。そのような、飽和ポリエステルとも称される高分子化合物は、 特に繊維、糸、フィルムまたは成形部材に加工される。
技術の水準 ウィッテンDMT法によれば、バラ−キシレン(p−X)およびバラ−トルイル 酸−メチルエステル(p−T E)からなる混合物を、液相中で溶剤およびハロ ゲン化合物の不在下で圧力4〜8バールおよび温度約140〜180℃で空気酸 素を用いて、溶解した重金属酸化触媒の存在下で、例えばコバルトおよびマンガ ン化合物の混合物の存在下で酸化させる(西ドイツ国特許第2010137号明 細書を参照)。
酸化段階に引続き、パラ−トルイル酸−メチルエステル(pT−エステル)およ びDMT中に溶解もしくは懸濁した、主としてテレフタル酸モノメチル(MMT )、p−トルイル酸(p−TA)およびテレフタル酸(TA)からなる得られた 反応混合物を、圧力20〜25バールおよび温度約250〜280℃でメタノー ルを用いてエステル化する。より高い圧力も技術的には可能であるが、コストの 理由から使用されない。
エステル化生成物を、p−TE留分、DMT粗製留分および沸点の高い、タール 状残留物に分別蒸留する。
p−TE留分は酸化に戻す。沸点の高い、タール状蒸留残留物は、触媒系のすべ ての成分を含有する、これらは特に欧州特許第0053241号明細書にもとづ き回収し、かつ酸化に戻すことができる。
蒸留から生じた、97〜99.9重量%の典型的純度を有する粗製DMTは、D MT異性体(オルトフタル酸ジメチルおよびイソフタル酸ジメチル[DMO。
DMI])約0.05〜2%のほかに、なお一部分有害な量のテレフタルアルデ ヒド酸−メチルエステル(TAE) 、テレフタル酸モノメチル(MMT) 、 パラ−トルイル酸(p−TA)および使用バラ−キシレンまたは副反応に由来す る他の不純物を含有する。
粗製DMTを繊維純度の極めて純粋なりMT (DMTp)に精製する(該精製 においては、特にTAEおよび真性体を除去しなければならない)ために、粗製 DMTをメタノール性再結晶により処理することが公知である(西ドイツ国特許 公開第2014012号明細書、Hydrocarbon Processin g、l 983 、l 1月。
91頁)。DMTの繊維製造に十分な純度(異性体DMOおよびDMIを含めた 不純物の全量が1100pp未満)を得るために、メタノールを用いて、中間洗 浄を伴って2回再結晶化を実施するのが部分的に常用である、その際にはメタノ ールは向流で導かれた。従来、少ない純度の粗製DMTにおいては、なお引き続 < DMTの蒸留が付加的に必要であった。
母液からメタノール性再結晶の際濾過により得られた濾液残留物は、異性体DM OおよびDMIのほかになお多量のDMTおよび他の有価生成物(DMT製造の 際の中間生成物)を含有する、従って濾液残留物は従来原則的に大部分が酸化に 戻された。この濾液残留物の還流により、真性体は8〜12重量%の値にまで富 化される、その結果前方に接続された反応器および特に蒸留、再結晶は付加的な 能力を有しなければならない。それゆえ、濾液残留物の還流は、酸化における溶 融点および酸価を調整するのに十分な中性生成物を得るために並びにエステル化 への酸化生成物の流動性を保証するために、従来技術水準においても必要であっ た。
西ドイツ国特許第3011858号明細書および同第2916197号明細書か ら、DMT中間生成物中のテレフタルアルデヒド酸−メチルエステル(TAB) の割合は、特に高純度のテレフタル酸(PTA)に再加工する場合には可能なか ぎり低く維持されなければならないことは公知である。西ドイツ国特許第301 1858号明細書では、粗製DMT中のTAE含量を少なくするために、固有の 、非常に高価な精溜塔が提案された。この場合には粗製DMT中のTAE含量を 0.01重量%未真の値にまで減少させることができる。
この高い経費にもかかわらず、該方法においては、好ましくない条件下で最終生 成物テレフタル酸(TA)中で依然としてなお有害な高さの割合のテレフタルア ルデヒド酸(TAS、4−CBA) 、すなわち加水分解の際にTABから形成 される酸が存在する場合があることが判明した。テレフタル酸中のTAS残留含 量は、解明されていないが、特にテレフタル酸に再加工する前に粗製DMTを中 間貯蔵しなければならない場合に、特に高い値をとることがありうる。
発明の課題 本発明の第1の課題は、冒頭に記載の形式のDMT中間生成物の製造方法を、D MT中間生成物を極めて純粋なりMTに再加工する際のTAE含量、およびPT Aに再加工する際のTAS含量を更に減少するように改良することであった。特 に、粗製DMTの比較的長い中間貯蔵および引き続く極めて純粋なりMTもしく はPTAへの再加工の際にも、最終生成物中のTAE含量もしくはTAS含量は 可蝿なかぎり少なくすべきである。
本発明の第2の課題は、DMTおよびPTA製造の装置およびエネルギ費用を減 少させ、収率を向上しかつ1つの装置内でDMTpおよびPTAを同時に製造す る可能性を提供することであった。
発明の説明 前記課題は、本発明により、請求の範囲第1項の特徴部に記載の特徴により解決 される。
本発明の重要な特徴は、粗製DMTの精製を廉価な精留および後続の簡単な溶剤 再結晶により改良し簡略化することである。
大部分の不純物は、異性体を除き、本発明によれば精留により除去されるので、 そのようにして精製された粗製DMT (留分II)は、特にTABおよびヒド ロキシメチル−安息香酸メチルエステル(HM−BME)、合わせて0.2重量 %未満(2000ppm)の含量を有する。従って、エステル混合物の精留は、 高沸点の残留留分IIIが15〜70重量%、有利には40〜60重量%の高率 のDMT含量を有するので、西ドイツ国特許第3011858号明細書にもとづ く方法に比して簡略化することができる。
同様にp−TEの多い留分Iは、高率の、有利には20〜30重量%のDMT割 合を有する。
残留留分IIIを、例えば西ドイツ国特許第2427875号明細書にもとづく 方法により後処理することができる。しかしながら、本発明の有利な構成によれ ば、残留留分を、2段階のメタノール分解により分別する、その際DMTおよび 他の貴重な生成物は酸化に戻す。全体として残留留分から再び得られかつ酸化に 戻されるDMT割合は、液相で酸化に戻されるすべての成分の合計に対して、有 利には3〜7重量%である。
有利には、p−TE留分■を過剰で酸化に戻す、その結果生じる酸混合物中にな お5〜30重量%、特に20〜25重量%のp−TEが含有されている。
調整されたp−TE過剰並びに循環せしめられるDMT量は、反応上昇および酸 化器を出た生成物流の融点の調整に役立つ。KOH200〜300 g/酸化物 kgの酸価の場合には、130〜150℃の融点が有利である。
精留により精製された粗製DMT (留分II)を、引続き、有利にはメタノー ル中で簡単に溶剤再結晶させ、残留量のTAE、HM−BMEおよび他の不純物 を除去する。同時に、この段階で、異性体DMOおよびDMIを除去することが できる。
本発明の有利な構成によれば、(最初の)メタノールによる再結晶から生じた母 液を、メタノールの蒸発によりまず濃縮する。溶剤平衡に相当する量の異性体お よび不純物を有する溶解したDMT量を、引続き約20〜50℃、有利には約2 5℃に再冷却することにより晶出させ、濾過しかつメタノールと混合した後(最 初の)再結晶の前に戻す。残留する母液中になお溶解した物質、主としてDMO ,DMIおよび残余のDMTならびに精留で除去されなかった量のTAEおよび HM−BMEは、残りのメタノールを蒸発させることにより濃縮し、残留物とし て該工程から排出するかまたは酸化に戻す。
技術の水準にもとづき通常のように、使用p−キシレンが、1ooo〜5000 1)りmより多い量の異性体を有する限り、本発明の有利な構成によれば、この 場合に生じた残留物を酸化に戻すことは全く行わない。従って、残留物の完全な 排出は、先行する精留で有価生成物TAEおよびHM−BMEが、すでにほぼ完 全に粗製DMTから除去されるので、不経済な損失と結びつかない。同時に残留 物の還流は、公知方法とは真なり、また、酸化器中での融点および酸価を調整す るために必要ではない、というのもこのために必要な中性生成物量は、p−TE 留分■および残留留分II■のDMT部分として酸化に導かれるからである。
100〜500ppm未満の異性体割合を有する、異性体が特に少ないp−キシ レンの場合には、最終生成物中の相当する異性体割合が許容できる限り、場合に より全残留物を酸化に戻すこともできる。しかしながら、現在の技術水準では確 かに十分な量で提供されないp−キシレン中の上記の少ない異性体割合において は、戻される残留物量が比較的少なく、その残留物量は、精留から酸化に戻され るDMT量の約3〜6重量%である。
その都度要求される最終生成物純度およびp−キシレン中の異性体割合に応じて 、場合により、濾過残留物の一部を酸化に戻すこともできる、その際、そのよう に酸化に戻される、DMTおよびその異性体の割合は、精留から酸化に戻される DMT量に比して少ない本発明のもう1つの重要な特徴は、TAEのほかにDM T中間生成物中に存在する不純物、ヒドロキシメチル−安息香酸メチルエステル (HM−BME)の割合も最小にすることである。
意想外にも、粗製D M T、中のHM−BMHの割合はTAEの割合とならん で極めて純粋なりMT中のTAE含量もしくはPTA中のTAS含量のために決 定的であることが判明した。HM−BMEは、DMT製造に引き続(中間貯蔵容 器内でもしくは後続の処理工程で空気酸素と反応してTABを生成し、その際空 気酸素は大気圧に対して低圧で操作される蒸留部分における不可避の微量の漏出 により、密閉された装置に達することがあると推測される。この関係は本発明の 時点まで知られていなかったことである。
本発明にもとづ(DMT中間生成物の製造方法により、極めて純粋なりMT中の TAE含量もしくはPTA中のTAS含量が高い値を取らずに、極めて純粋なり MTおよび/またはPTAに再加工する後続の操作工程を著しく簡略化すること が、初めて可能である。
DMT中間生成物を比較的長く中間貯蔵する際にも、最終生成物中のTAEもし くはTAS割合が更に上昇しないことを確実に保証できる、従って均一な品賀が 達成される。
異性体、TAEおよびHM−BME、合わせて50〜200ppmの典型的含量 を有する本発明にもとづ<DMT中間生成物は、メタノール中の2回目の再結晶 によりわずかな装置費用で99.995重量%より高い典型的純度を有する極め て純粋なりMTに再加工できる。引き続く再結晶の前のDMT中間生成物の付加 的洗浄により、不純物含量を必要な場合には再び10ppm未満の値に低下させ ることができる。
DMT中間生成物のテレフタル酸への再加工は、有利には簡単な反応器内で加水 分解により実施する、その際生ずるメタノールは副生成物として生ずるジメチル エーテル(DME)と−緒に、ストリッピング蒸気の導入により除去する。形成 されたテレフタル酸は、水中に懸濁または溶解させ、反応器から排出し、かつ数 段階で晶出させ、遠心分離し、乾燥させる。DMT中間生成物を付加的に洗浄せ ずに直接加水分解する限りは、形成された中純度のテレフタル酸(MTA)は、 典型的に500〜11000ppの不純物を含有する。メタノール中でのDMT 中間生成物の簡単な洗浄および引き続く遠心分離で、テレフタル酸の純度を10 0〜150ppmに上昇させることができる(PTA)、その際不純物は主とし てMMTからなる。必要である限り、水中でのPTAの簡単な洗浄により、MM T含量を再び減少させることもできる、従ってMMTを含めて全不純物の合計が 50ppm未満の、従来工業的にはほとんど達成できなかった純度のテフタル酸 を製造することができる(PTA−p)。
更に、本発明にもとづ(方法では、エネルギの著しい節約が達成される。結局、 本発明にもとづ<DMT中間生成物を極めて純粋なりMT (DMT−p)およ び中ないし高純度のテレフタル酸(MTAもしくはPTA)に再加工する可能性 が特に重要であり、その際この再加工は、本発明にもとづ< DMT中間生成物 がきわめて少ない異性体含量を有するために、例えば西ドイツ国特許第2916 197号明細書および同第3011858号明細書にもとづ< DMT中間生成 物に比較して著しく簡略化される。結局、本発明にもとづく方法は、常用のPT Aに比して更に減少した割合の不純物、特にMMTおよびp−TAを有する最高 純度のテレフタル酸(PTA−p)を製造する可能性を開示する。
最終的に、わずかな付加的な装置及びエネルギ費用で、同時に極めて純粋なりM Tおよび中ないし高純度のおよび最高純度のテレフタル酸を製造する可能性が特 に有利である、その際製造されるDMTp/PTAおよびPTA−pの分量は任 意に変更することができる。
図面の簡単な説明 本発明にもとづく方法を以下の実施例および図面により詳細に説明する。
その際、該方法は装置図として、 第1図は、酸化器、エステル化塔および粗製エステル精留器を有する粗製DMT を製造する装置、第2図は、第1図にもとづく基底部留分の“残留物A”を残留 物後処理する装置、 第3図は、第1図からの粗製DMT留分をDMT中間生成物および極めて純粋な りMTに精製する装置、第4図は、第3図にもとづく “濾液A”を濾液後処理 する装置、 第5図は、DMT中間生成物をPTAに加水分解する装置、 第6図は、PTAおよびPTA−pを同時に製造する装置を示す。
本発明を実施する方法 例1 第1図には、主要部分、すなわち酸化器1、エステル化塔5およびエステル粗製 物精留器7.11を有する、本発明にもとづく方法により粗製DMT (留分■ I)を製造する装置が示されている。以下に定義する、第1図に示された物質流 1.1〜1.20の分析は、第1表に記載されている。
例えば、西ドイツ国特許第2805915号明細書に相当する自体公知の酸化器 1内で、液状の、主としてp−キシレン(物質流1,1)およびp−TE(物質 流1.4)からなる混合物を、触媒(物質流1.3)を添加して、空気酸素(物 質流1.2)で温度約160℃および圧力約7バールで酸化させる。
生じた酸化生成物P1は、主成分として、p−トルイル酸(p−TA)約17重 量%、MMT約22重量%、p−トルイル酸メチルエステル(p−TE)約24 重量%、DMT約14重量%およびテレフタル酸(TA)約10重量%を含有す る。
更に副生成物および不純物、特に安息香酸メチルエステル(BME) 、TAE 、HM−BMEおよび高沸点物等が見出される。
酸化の際に空気(物質流1.2)中に含まれる酸素は、残留含量まで消費される 。その他に残留する窒素は、酸化器1中に存在する物質で飽和しており、酸化器 廃ガス(物質流1.5)として、酸化の際に生じた反応水ならびに低沸点の分解 生成物、例えばCO,Co1、蟻酸、酢酸と一緒に酸化器lを出る。
p−キシレン(物質流11)と称されるキシレン混合物は、異性体含量6000 ppmを有する新たに装入されたキシレンならびに物質流1.5,1.6および 1.10から回収されたキシレン留分もしくは有機留分からなる。
パラ−トルイル酸メチルエステル(p−TE)l+賀湾流14)は、主として粗 製エステル精留塔11の塔頂生成物(物質流1.12)から供給される、図示さ れていない中間容器から取り出す。第1図にもとづ〈実施例では、該物質流1. 11.1.16,1.15および残留物1.14から回収された生成物の有機成 分を同様にp−TE中間容器に供給する。
従って、実質的に、p−TE流1.12は再び酸化器1に戻す、その結果閉じた 循環が生じる。
酸化の際に生ずる反応生成物は、部分的に高い融点、p−TA約180℃、MM T約227℃を有する、ないしは実際に溶融不能であり(テレフタル酸)かつ他 の物質中で限られて可溶性であるにすぎない、従って晶出、ひいては閉塞の危険 が生じる。循環せしめられるp−TEとDMTの割合が比較的に高いことにより 、この危険は制限することができる。
調整されたp−TE過剰ならびに循環せしめられるDMT量は、反応向上および 酸化器を出る生成物流P簾の反応上昇と融点調節に役立つ。この場合、融点は1 40℃程度が望ましい。
高融点の酸と、融点および流動性を改良する他の生成物との釣り合いのとれた比 の尺度としては、酸価を利用し、該酸価は酸化器の出口でKOH200〜300 g/酸化生成物kgに維持する。酸価が高すぎる場合には、悪い流動性および不 利な融点が予測され、酸価が低すぎる場合、すなわち循環生成物の量が多すぎる 場合は、粗製エステル精留塔7および11での高すぎる蒸留経費が予測されうる 。p−TE過剰は、酸化器中の酸化条件が温和に維持される、すなわち温度が5 〜8バールで150〜180℃になるように調整する。完成した酸化生成物にお いてp−TEを5〜30重量%の濃度に維持するのが有利である。24%のp− TE過剰および酸化量出口においてKO3225g/酸化生成物kgの酸価を維 持すれば、第1表に示した流量を生じる。
完成した酸化生成物から、ストリッパ2で水蒸気(物質流1.7)を用いてなお 含有するキシレンを分離した。生じた蒸気は第1表にもとづく組成1,6を有す る。
酸化生成物流P1は、高圧ポンプ3で圧力を上昇後、加熱したメタノール(物質 流1.8)と合し、熱交換器4内で250℃に加熱後、エステル化塔反応器5内 で250℃でメタノール(物質流1.9)でエステル化する。メタノールは蒸気 状で底部から加える。比較的に高いメタノール過剰分は、反応水と一緒に塔5の 頂部から流出しく物質流1.10)かつ塔5の頂部に存在する他の化合物で飽和 されている。エステル化された酸化生成物、いわゆる粗製エステルは、中間容器 6内で常圧に放圧し、その際約200℃の温度に冷却する。なお存在するメタノ ールは蒸気状で(物質流1.11)蒸気導管を介して飛散し、かつ反応器内に含 まれる成分で飽和されている。
粗製エステル精留 中間容器6から、DMT約58重量%およびp−TE約33重量%のほかになお 副生成物、例えばTAE、BME、高沸点物質、HM−BME並びに触媒を含有 する粗製エステル混合物を、2つの塔7,11からなる精留器に圧送する。
蒸発器8および凝縮器9を有する高沸点物塔7は、粗製エステル中に含有される 高沸点物を塔底生成物として分離するために役立つ(物質流1.14)、該塔底 生成物は残留物Aとして、分離した残留物加工(第2図)で再加工することがで きる。
更に、残留物Aは、全触媒並びに約52重量%の高い割合のDMTを含有する。
同様に、残留留分と一緒に大部分のHM−BMEも排出する。
高沸点物塔7の塔底流1.14中の所定の高率のDMTにより、塔底温度は25 0℃および塔頂圧は0゜2バールに維持することができる、その際高沸点物塔7 の塔頂部で、低圧蒸気(3,5バール)の形で凝縮熱(凝縮器9)のエネルギ的 に好ましい回収を可能にする、約205℃の高い温度水準が生じる。高沸点物塔 7内の約0.2バールの塔頂圧は、図示されない真空装置により維持する、その 際物質流1.16を吸引する。
凝縮された塔頂生成物は、凝縮器9からp−TE留分を分離するために蒸発器1 2および凝縮器13を有する低沸点物塔11に流入する。塔頂部で約194℃の 温度で、凝縮熱は3.5バールの低圧蒸気を発生することにより導出することが できる。塔頂生成物中のDMT含量は、約18重量%で、残留物A(物質流1. 14)中に含有されるDMT量を含めて、高い循環DMT量、ひいては酸化生成 物中のKOH225g/酸化生成物kgの所望の酸価が生ずるような高さに維持 する。図示の実施例で調整した比は、第1表(物質流1,14および1.12) から明らかである。このプロセスにとつて好ましい比を還流および量の選択によ り調整すると、同様に表■に示した、粗製DMT中のTAEおよびHM−BME の割合、TAEに関して0.1重量%およびHM−BMEに関して0.05重量 %を達成することができる。
低沸点物塔11においては、基底部温度250℃、塔頂部温度194℃および塔 頂圧0.3バールに調整する。塔頂圧は図示されていない真空装置を用いて物質 流1.15の吸引により調整する。
塔頂部に収容されるp−TE酸成分、DMTの所定の製造において、酸化生成物 P、中24%のp−TE残留含量を保証する。粗製DMTの品質にとって重要な 物質、HM−BMEおよびTAEは、p−TEをMMTに酸化する中間生成物で ある、従ってp−TE留出物もしくは残留物から得られる有価生成物と一緒に問 題なく酸化器に戻すことができる。塔7,11における還流比もしくは蒸気量か ら、蒸留に必要なエネルギが、西ドイツ国特許第3011558号明細書にもと づく方法と比較して、相対的に低いことが明らかである。特に、低沸点物塔11 の凝縮熱を低圧蒸気(3,5バール)の形で導出ことかできることは有利なこと である。
再結晶 第1図により精留で精製した粗製DMT (留分II)は、本発明によれば、簡 単なメタノール性溶剤再結晶により、DMT中間生成物に更に精製する(第3図 、物質流3.1〜3.5の分析は第1■■表を参照)。このために、粗製DMT  (物質流3,1、第1図の物質流1.13に相当)を混合容器28内で中間容 器39からのメタノールと混合する。熱溶液を、循環ポンプ30および凝縮器3 1を備えた結晶器29内で放圧下で冷却する。ポンプ32で晶泥を遠心分離機3 3に搬送し、そこで濾液Aと結晶に分離する。濾液Aは容器34およびポンプ3 5を介して(物質流3.4)異性体排出に導く(第4図)。
再結晶生成物と付着した母液との可能な限り完全な分離は、装置的に経費のかか る再結晶の精製作用にとって決定的に重要である、というのも該母液はほとんど すべての汚染物質と結び付いているからである。従って、再結晶の精製作用を高 めるために、図示の実施例では、結晶のメタノールによる洗浄を実施する。この ために結晶を、新たに蒸留したメタノールと容器36内で混合し、かつポンプ3 7を介して遠心分離機38に供給する。生じた濾液(ごくわずかに汚染されたメ タノール)を溶融器41の塔頂に送り、一方結晶を溶融機41に導く。
溶融器41内で、結晶生成物の残留母液を追出し、かつDMTを溶融させる。蒸 発したメタノールは溶融器41の塔頂で凝縮させ、遠心分離機38の濾液と一緒 にメタノール中間容器39に導(。
溶融器41からポンプ42を介して取り出されたDMT(物質流3.5)は、所 望の純度のDMT中間生成物である。選択的に、加水分解(第5図および第6図 )によりテレフタル酸に、または再度の再結晶により繊維純度のDMT (DM T−p)に再加工することができる、その際特に、これらの可能性の組合せは意 想外の利点を提供する。DMT中間生成物(物質流3.5)は、最大1100p p、図示の実施例の場合には17ppmにすぎない(第1II表参照)、極めて 微量の不純物TAEおよびHM−BMEならびにわずかな量の、図示の実施例で は合わせて67ppmの異性体DMIおよびDMOを含有する。
濾液処理 中間容器34(第3図)からポンプ35を介して取り出された濾液(第3図の物 質流3.4=第4図の物質流4.1)は、分離器60を備えた蒸発器59内で蒸 発濃縮によりまず濃縮する、その結果濃縮した混合物は2/3がメタノールおよ び1/3が溶解した物質(DMT+汚染物貿)からなる。蒸発圧は4バールおよ び湿度は100℃である。残音溶液は、該圧力下で容器61内に中間貯蔵し、凝 縮器64を備えた結晶器63にポンプ62で圧送し、該結晶器で溶液を放圧冷却 により約25℃に冷却する。
相当する懸濁液を、ポンプ65を介して遠心分離機66に送り、濾液と結晶に分 離する。結晶は、第4図に示されるように、撹拌容器67内でメタノールと混合 された懸濁液として、ポンプ68を介して第1の再結晶に戻すことができる(第 4図の物質流4.3、第3図の物質流3.3)。
濾液は、集合容器69にかつそこからポンプ70で蒸発器71に導き、該蒸発器 内でメタノールを完全に蒸発させる(物質流4.5、第1V表)。残留する混合 物は、主としてDM137重量%およびDMo 26重量%からなり、かつ比較 的少ない割合の有価生成物、特にDMT16重量%、TAEIO重量%ならびに それぞれ5重量%のp−TAおよびHM−BMEを含有するにすぎない、従って 該混合物は多大な損失を伴わずにポンプ72を介して、特に焼却するために、完 全に排出する(物質流4.4)。
残留物後処理 第1図にもとづく“残留物A” (第1表の物質流1.14=第1I表の物質流 2.1)を、タンク15(第2図)に中間貯蔵する。残留物Aは、DMT約52 重量%のほかに主として高沸点物37重量%ならびに触媒約1重量%を含有する 。
第2図にもとづく2段階式のメタノール分解において、残留物A中になお存在す る酸を後エステル化し、高沸点の、特に2個の核を有する芳香族化合物の一部を 分離し、かつ有価生成物(DMT、HM−BME。
メトキシメチル−安息香酸メチルエステル[HM−BME]およびp−TE)を 、残留する好ましくない高沸点物から分離する。有価生成物は酸化に戻し、一方 好ましくない高沸点物はプロセスから排除する。
残留物A中の蒸留可能な高沸点物には、該物質が酸化に戻される限り、酸化の収 率および選択性に不利な影響を与える物質が存在する、というのも該物質は触媒 系の有効性を損なうからである。更に、そのような物質の酸化処理中に、粗製D MTの品質に不利であり、粗製エステルから蒸留により除去することが困難であ り、かつ高純度のポリエステル粗製物を製造すべき場合には、後続の結晶化にお いて付加的な精製費用が必要である、分解生成物、例えばCH3−DMT異性体 が形成されることがある。従って、そのような高沸点物を酸化に還流することは 避けなければならない。
図示で実施例で、以下の反応制御を明らかにする:タンク15から、粗製エステ ル蒸留の残留物Aをポンプ16で、ポンプ18、熱交換器17および反応器19 からなる循環系に導く。同時に、蒸気状メタノール(物質流2.10)を循環系 に圧送する。メタノールの存在により、なお含有される残量の、エステル化され ていない高沸点の酸を後エステル化し、高率のメタノール蒸気過剰を部分的に収 容し、かつ蒸気状で反応器19の蒸気室内にフラッシュ蒸発させる。蒸発しなか った液体分を、反応器19の底部に残留し、新たにメタノール蒸気で処理し、更 にメタノール分解で分解する。生じたエステルはメタノール性蒸気相に達しかつ 残留物の蒸留可能な成分およびフラッシュ蒸発生成物と一緒に蒸留塔20に導く 。該実施例で選択した反応器19内の温度は265〜270℃であり、一方塔2 0内の温度は約250℃である、従って塔20の底部から高沸点成分の一部を取 り出すことができる。
このため、精留塔20の追出部分で、高沸点の副生成物が富化し、塔の底部から 取り出す。高滓点の底部生成物の一部を排出し、一方残留物をメタノール蒸気と 混合し、ポンプ22および蒸発器21を介して塔の底部に戻す。有価生成物が全 く存在せず、従って上述のように、高沸点物として塔20の底部を出る蒸留可能 な高沸点物にまで、すべての有価生成物はメタノール蒸気と共に分縮器23に導 き、凝縮する。凝縮物の一部は還流として使用し、一方残留物は排出しく物質流 2.5)かつp−TE流に酸化のために混入する。過剰のメタノール(物質流2 .4)は、メタノール分解および後エステル化の際に生じる水と一緒にメタノー ル脱水塔(図示せず)に導く。
反応器19からの循環流の一部を、循環系から排出し、熱交換器25、循環ポン プ26および分縮器27を備えた反応器24内で後続のメタノール分解工程に供 給する。この第2のメタノール分解工程は、275℃より高い温度で実施する、 従ワて残留物Aの別の高分子化合物が分離される。反応器24をガス状で出る生 成物は、分轄器27内で、メタノールを除いて、完全に凝縮し、一方メタノール (物質流2.7)は分縮器23からのメタノールと一緒に全工程で再利用するた めに排出する。分轄器27内で凝縮した生成物は、大部分p−TE流と一緒に酸 化に戻し、一方わずかの部分は還流として反応器24の塔の頂部に戻す。反応器 24の底部から、蒸発していない成分を取り出し、部分的に触媒回収(物質流2 .3)のために排出する、一方その残りはポンプ26で蒸発器25を介して反応 器に戻す。付加的に、反応器循環系にメタノールを蒸気状で導入する。
例2 DMT中間生成物の純度に関する要求が特別に高くない場合、例えば中純度のテ レフタル酸(MTA)を製造するには、DMT結晶の洗浄を、場合により省くこ とができる。第3図には、DMT中間生成物を製造するための、この選択性が、 破線で示されている。溶融器から取り出されたDMT中間生成物(物質流3゜7 )は、なおTAEおよびHM−BME約isoppmならびに異性体DMIおよ びDM0580ppmを含有する。
例3 更に、第3図には、テレフタル酸を製造するための繊維純度のDMT−pおよび DMT−中間生成物の同時製造が示されている。このためには、遠心分離機33 の結晶流を混合容器36および54に分配する。混合容器54内で、DMT結晶 を中間容器52からのメタノールと混合し、ポンプ55を介して遠心分離機56 に導く。生じた濾液は、メタノール中間容器39に供給し、一方結晶は混合容器 57内で純粋メタノールと混合し、かつポンプ58および熱交換器43を介して 中間容器44に導く。後続の、結晶器45、熱交換器47およびポンプ46から なる第2の再結晶において、メタノール中に溶解したDMTを再度精製する。
引続き、結晶懸濁液をポンプ48を介して洗浄遠心分離機49に導き、そこで該 懸濁液を濾液流と結晶流に分配する。引続き、結晶は溶融器50内で溶融させ、 かつ残留母液を分離し、一方濾液は溶融器50の凝縮頂部を介して中間容器52 に導(。はとんど専らメタノールからなる濾液は、ポンプ53を介して混合容器 54に戻す(向流)。生成したDMT−pはポンプ51を用いて溶融器50から 取り出す。該物質は、10ppm未満の異性体およびわずか約2ppmのTAE とHM−BME (物質流3.6)を含有し、従って工業的方法では従来達成さ れなかった純度を有する繊維純度のDMTである。
例4 加水分解(PTA) 第3図にもとづ< DMT中間生成物(物質流3.5)の繊維純度のテレフタル 酸(PTA)への加水分解を、第5図により詳細に説明する。
混合容器73内で、最初の再結晶(第3図)から由来するDMT中間生成物(物 質流5.1)を、ストリッピング蒸気発生器74からの水と1:1の比で混合し 、かつ部分的に加水分解する。ポンプ75で、懸濁液を加水分解反応器76に圧 送し、該反応器内で混合物をストリッピング蒸気製造器74からの蒸習蒸気で処 理する。これにより、加水分解の際に遊離するメタノールを水蒸気および形成さ れたジメチルエーテルと一緒に凝縮器78および熱交換器79を備えた加水分解 塔77に追出す。還流比の適当な選択により、塔77の底部からポンプ80によ ってメタノール不含の水を取り出し、ストリッピング蒸気製造器に戻すことがで きることが達成される。凝縮した塔頂生成物(物質流5,2)は、主としてジメ チルエーテル(DME)、メタノールおよび水からなり、DMEの分別蒸留後、 (図示されていない)メタノール精留に供給することができる。ジメチルエーテ ルは焼却し、一方メタノールはエステル化(第1図)に戻す。反応器76から3 段階式放圧結晶化(結晶器81.82および83)で、生成したテレフタル酸を 晶出させ、ポンプ84で遠心分離機85に導く。湿った晶泥を、乾燥器86に供 給し、そこで繊維純度のテレフタル酸(PTA)に乾燥させる(物質流5,5) 。遠心分離機85から集合容器87に流入する母液は、なお溶解した異性体(I TA、0TA)および例えば機械的に運動する部分、滑りリングバッキング等か らの摩耗により生ずる異物を除去するために、部分的に廃水として排出する(物 質流5.4)。しかしながら、大部分の濾液は、ポンプ88で熱交換器89を備 えたストリッピング蒸気発生器に戻す。加水分解で消耗されたおよび留出物(物 質流5.2)ならびに廃水中に流出する(物質流5.4)水は、新たに脱塩水( 物質流5.3)により補充する。
混合容器73および加水分解反応器76内の温度は、図示の実施例では、約26 5℃であった。放圧結晶化は、95℃の温度にまで低下させた。第7表から察知 できるように(物質流5.5) 、PTAは約1100ppのMMTのほかにな お約40ppmの別の不純物を有し、従ってほとんどすべての使用目的に適して いる。
例5 加水分解(PTA−p) 従来達成されなかうた僅かなMMT含量(P T A、 −p)を有するテレフ タル酸が所望であれば、PTAを晶出に引き続き、場合により脱塩水で再び洗浄 することができる。第6図にもとづ< PTAとPTA−pを組み合わせて製造 するのが特に有利である。その際、装置73〜89および実施方法は、殆ど第5 図と同じである。わずかに結晶器82において、晶泥の一部をポンプ90で取り 出し、例えば西ドイツ国特許公開第3639958号明細書にもとづく向流洗浄 器91に圧送し、該洗浄器で晶泥の一部を向流で脱塩水で(物質流6,3)洗浄 する。該洗浄は190℃の温度で行う。洗浄した結晶懸濁液を結晶器92内で放 圧し、結晶器からポンプ93で、母液を分離するために遠心分継機94に搬送す る。湿ったPTAを乾燥器95で乾燥し、MMTを含めた不純物の全含量が50 ppm未満の高純度のPTA−pとして(物賀流6.6、第71表)該装置を出 る、一方遠心分継機94から流出する母液は容器96で遠心分離[85から流出 する母液と合して、ポンプ97でストリッピング蒸気発生器74に圧送する。
ポンプ88は向流洗浄器91からの母液をストリッピング蒸気発生器74に戻す 。
略語 DME ジメチルエーテル DME イソフタル酸ジメチル DMOオルトフタル酸ジメチル DMT テレフタル酸ジメチル DMT−p 極めて純粋なりMT HM−BME ヒドロキシメチル−安息香酸メチルエステル ITA イソフタル酸 MM−BME メトキシメチル−安息香酸メチルエステル MMT テレフタル酸モノメチル MTA 中純度のテレフタル酸 OTA オルトフタル酸 p−TA パラ−トルイル酸 p−TE パラ−トルイル酸−メチルエステル(pT−エステル) p−X パラ−キシレン PTA 高純度テレフタル酸 PTA−p 最高純度テレフタル酸(MMTとp−TA含量を合わせて50pp m未満)TA テレフタル酸 TAB テレフタルアルデヒド酸−メチルエステル TAS テレフタルアルデヒド酸(4−CBA) 定義 明細書において、%およびppm表示は、他にことわりのない限り、重量を基準 とする。
符号の説明 1・・・酸化器、2・・・ストリッパ、3・・・高圧ポンプ、4・・・熱交換器 、5・・・エステル化塔、6・・・中間容器、7・・・粗製エステル精留器(高 沸点塔)、8・・・蒸発器、9・・・凝縮器、10・・・ポンプ、11・・・粗 製エステル精留器(低沸点塔)、12・・・蒸発器、13・・・凝縮器、14・ ・・ポンプ、15・・・タンク、16・・・ポンプ、17・・・熱交換器、18 ・・・ポンプ、19・・・反応器、20・・・精留カラム、21・・・蒸発器、 22・・・ポンプ、23・・・分留器、24・・・反応器、25・・・熱交換器 、26・−・循環ポンプ、2゛7・・−分縮器、28・・・混合容器、29・・ ・結晶器、30・・・循環ポンプ、31・・・凝縮器、32・・・ポンプ、33 ・・・分離機、34・・・容器、35・・・ポンプ、36・・・容器、37・・ ・ポンプ、38・・・分離機、39・・・メタノール中間容器、40・・・ポン プ、41・・・溶融器、42・・・ポンプ、43・・・熱交換器、44・・・中 間容器、45・・・結晶器、46・・・ポンプ、47・・・熱交換器、48・・ ・ポンプ、49・・・洗浄遠心分離機、50・・・溶融器、51・・・ポンプ、 52・・・中間容器、53・・・ポンプ、54・・・混合容器、55・・・ポン プ、56・・・遠心分離機、57・・・混合容器、58・・・ポンプ、59・・ ・蒸発器、60・・・分離機、61・・・容器、62・・・ポンプ、63・・・ 結晶器、64・・・凝縮器、65・・・ポンプ、66・・・遠心分離機、67・ ・・撹拌容器、68・・・ポンプ、69・・・集合容器、70・・・ポンプ、7 1・・・蒸発器、72・・・ポンプ、73・・・混合容器、74・・・ストリッ ピング蒸気発生器、75・・・ポンプ、76・・・加水分解反応器、77・・・ 加水分解カラム、78・・・凝縮器、79・・・熱交換器、80・・・ポンプ、 81・・・結晶器、82・・・結晶器、83・・・結晶器、84・・・ポンプ、 85・・・遠心分離機、86・・・乾燥機、87・・・集合容器、88・・・ポ ンプ、89・・・熱交換器、90・・・ポンプ、91・・・向流洗浄器、92・ ・・結晶器、93・・・ポンプ、94・・・遠心分離機、95・・・乾燥機、9 6・・・容器、97・・・ポンプ 特表千4−503358 (12) 国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)主にパラ−キシレン(p−X)およびバラートルイル酸メチルエステル (p−TE)を含有する混合物を液相で酸素含有ガスで酸化し、b)生じた酸を メタノールでエステル化し、c)生じたエステル化生成物を、 I)p−TEの多い留分 II)DMTおよびその異性体99重量%より多くを含有する留分および III)高沸点残留留分 に蒸留もしくは精留分離し、 d)p−TE留分Iを酸化a)に戻す ことにより、不純物の全含量1重量%未満およびテレフタルアルデヒド酸メチル エステル(TAE)含量100ppm未満の全割合を有する、中ないし高純度の テレフタル酸ジメチル(DMT)および/または中ないし高純度のテレフタル酸 (TA)に再加工するために特定されたDMT中間生成物を製造する方法におい て、 残留留分IIIが15〜70重量%のDMT割合を有し、かつDMT留分IIを 簡単な溶剤再結晶により、DMT中間生成物中のヒドロキシメチル−安息香酸メ チルエステル(HM−BME)とテレフタル酸−メチルエステル(TAE)の割 合が合わせて200ppm未満になる程度までDMT中間生成物に精製すること を特徴とする、一定純度のDMT中間生成物の製造方法。
  2. 2.DMT留分II中のHM−BMEおよびTAEの割合が合わせて0.2重量 %未満であり、有利には合わせて0.1重量%未満であり、かつDMT中間生成 物中のHM−BMEとTAEの割合が50ppm未満である請求の範囲1記載の 方法。
  3. 3.バラーキシレンおよびp−TE−留分Iと一緒に付加的に、液相で酸化a) に供給されたすべての成分の合計に対して、DMT3〜7重量%を酸化a)に供 給する請求の範囲1または2に記載の方法。
  4. 4.酸化に付加的に供給されるDMT量を残留留分IIIの跡処理により取得す る請求の範囲3記載の方法。
  5. 5.エステル化生成物の精留分離のために、エステル混合物を第1の精留塔で高 沸点の残留留分IIIを形成する底部生成物と塔頂生成物とに分離し、その際、 精留カラムの圧力は底部で0.15〜0.5バール、塔頂で0.1〜0.4バー ル、還流比0.2〜1であり、かつ塔頂生成物を第2の精留塔で底部生成物とし てのDMT留分IIと、塔頂生成物としてのp−TE留分Iとに分離し、その際 第2の精留塔の圧力は底部で0.2〜0.7バール、塔頂部で0.1〜0.5バ ール、還流比は0.5〜2.5である請求の範囲1から4までのいずれか1項に 記載の方法。
  6. 6.メタノール中で2回目の溶剤再結晶化により、きわめて純粋なDMT(DM T−p)を製造するための、請求の範囲1から5までのいずれか1項に記載の方 法により製造したDMT中間生成物。
  7. 7.DMT中間生成物をテレフタル酸に加水分解し、テレフタル酸を生成し、テ レフタル酸を主に水およびメタノールを含有する加水分解母液から晶出により分 離し、かつテレフタル酸(MTA)を乾燥させることにより、中純度のテレフタ ル酸(MTA)を製造するための、請求の範囲1から5までのいずれか1項に記 載の方法により製造したDMT−中間生成物。
  8. 8.DMT中間生成物をメタノール中で洗浄し、DMTをテレフタル酸に加水分 解し、かつテレフタル酸を主として水およびメタノールを含有する加水分解母液 から晶出により分離し、かつテレフタル酸(PTA)を乾燥させることにより、 高純度のテレフタル酸(PTA)を製造するための、請求の範囲1から5までの いずれか1項に記載の方法により製造したDMT中間生成物。
  9. 9.DMT中間生成物をメタノール中で洗浄し、DMTをテレフタル酸に加水分 解し、かつテレフタル酸を主として水およびメタノールを含有する加水分解母液 から晶出により分離し、引き続き晶出しかつテレフタル酸(PTA−p)を脱塩 した水で洗浄しかつテレフタル酸(PAT−p)を乾燥させることにより、極め て純粋なテレフタル酸を製造するための、請求の範囲1から5までのいずれか1 項に記載の方法により製造したDMT中間生成物。
  10. 10.DMT中間生成物をメタノール中で洗浄し、引き続きDMTをテレフタル 酸に加水分解し、テレフタル酸を晶出させ、テレフタル酸の一部を乾燥させかつ 高純度のテレフタル酸(PTA)として排出し、更に晶出したテレフタル酸を脱 塩した水で洗浄しかつ50ppm未満のMMT及びp−TAを含む全不純物含量 を有する最高純度のテレフタル酸(PAT−p)に乾燥させることにより、高な いし最高純度のテレフタル酸を製造するための、請求の範囲1から5までのいず れか1項に記載の方法により製造したDMT中間生成物。
JP2504140A 1989-02-16 1990-02-13 一定純度のdmt中間生成物を製造する方法並びに該生成物を極めて純粋なdmtおよび/または中ないし高純度のテレフタル酸に再加工する方法 Expired - Lifetime JP2793038B2 (ja)

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