JPH0450103Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450103Y2 JPH0450103Y2 JP1984199736U JP19973684U JPH0450103Y2 JP H0450103 Y2 JPH0450103 Y2 JP H0450103Y2 JP 1984199736 U JP1984199736 U JP 1984199736U JP 19973684 U JP19973684 U JP 19973684U JP H0450103 Y2 JPH0450103 Y2 JP H0450103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joining
- energy director
- ultrasonic welding
- joint
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 11
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は超音波溶着接合部材構造に関するもの
である。
である。
[従来の技術]
従来から計器ハウジングの樹脂製ケース等を超
音波溶着によつて接合することは実開昭59−
84421号公報により知られている。
音波溶着によつて接合することは実開昭59−
84421号公報により知られている。
第7図乃至第10図はこれらの従来構造を示し
ており、第7図の場合、計器ハウジング51の見
返板52と照明レンズ53の上方に重合配置され
るスモーク板54とのA部の接合、上ケース55
と前面ガラス56と見返板52とのB部の接合を
成している。
ており、第7図の場合、計器ハウジング51の見
返板52と照明レンズ53の上方に重合配置され
るスモーク板54とのA部の接合、上ケース55
と前面ガラス56と見返板52とのB部の接合を
成している。
また一般的に第8,9,10図の如く、接合部
材57,58の一方には突起状のエネルギダイレ
クタ部59を形成し、接合部材57,58を超音
波溶着により一体的に接合している。
材57,58の一方には突起状のエネルギダイレ
クタ部59を形成し、接合部材57,58を超音
波溶着により一体的に接合している。
[考案が解決しようとする課題]
しかしながら、第10図に示す如く、エネルギ
ダイレクタ59の逃げの不完全が生じることによ
り、接合面60,61間ですきまRが生じ易く、
いわゆる浮きや傾きが生じ、この結果、第7図の
如き計器ハウジング51等にあつては、照明灯6
2の照明光線洩れが生ずる等といつた不都合が生
じている。
ダイレクタ59の逃げの不完全が生じることによ
り、接合面60,61間ですきまRが生じ易く、
いわゆる浮きや傾きが生じ、この結果、第7図の
如き計器ハウジング51等にあつては、照明灯6
2の照明光線洩れが生ずる等といつた不都合が生
じている。
[課題を解決するための手段]
本考案はこれらの不都合を解消することを目的
とするもので、その要旨は、二個の接合部材の少
なくとも一方の接合面にエネルギダイレクタ部を
形成して超音波溶着するものにおいて、一方およ
び又は他方の接合部材の接合面には超音波溶着時
に生ずる該エネルギダイレクタ部の余分を吸収可
能な凹部を形成したことを特徴とする超音波溶着
接合部材構造にある。
とするもので、その要旨は、二個の接合部材の少
なくとも一方の接合面にエネルギダイレクタ部を
形成して超音波溶着するものにおいて、一方およ
び又は他方の接合部材の接合面には超音波溶着時
に生ずる該エネルギダイレクタ部の余分を吸収可
能な凹部を形成したことを特徴とする超音波溶着
接合部材構造にある。
[作用]
二個の接合部材を超音波溶着する際、エネルギ
ダイレクタ部の余分は接合面に形成された凹部に
吸収される。
ダイレクタ部の余分は接合面に形成された凹部に
吸収される。
[実施例]
第1図乃至第6図は本考案の好適な実施例を示
し、第1図乃至第3図は第1実施例、第4図は第
2実施例、第5図は第3実施例、第6図は第4実
施例である。
し、第1図乃至第3図は第1実施例、第4図は第
2実施例、第5図は第3実施例、第6図は第4実
施例である。
第1図乃至第3図の第1実施例において、1,
2は接合部材であつて、この場合見返し板とスモ
ーク板である。
2は接合部材であつて、この場合見返し板とスモ
ーク板である。
この場合一方の接合部材1の接合面3に三角レ
ール突起状のエネルギダイレクタ部4が形成さ
れ、接合部材1のエネルギダイレクタ部4に近接
する周囲に凹部5が形成され、他方の接合部材2
の接合面6は平坦面となつている。
ール突起状のエネルギダイレクタ部4が形成さ
れ、接合部材1のエネルギダイレクタ部4に近接
する周囲に凹部5が形成され、他方の接合部材2
の接合面6は平坦面となつている。
第1実施例は上記構成であるから、上記接合部
材1,2を超音波溶着すると、第3図の如く、超
音波溶着工程における超音波振動とともに掛けら
れる押圧力によつて変形したエネルギダイレクタ
部4の余分は凹部5に吸収され、このため接合面
3,6が密着した状態で接合部材1,2が溶着さ
れる。
材1,2を超音波溶着すると、第3図の如く、超
音波溶着工程における超音波振動とともに掛けら
れる押圧力によつて変形したエネルギダイレクタ
部4の余分は凹部5に吸収され、このため接合面
3,6が密着した状態で接合部材1,2が溶着さ
れる。
第4図の第2実施例では、一方の接合部材1に
凹部5を形成し、他方の接合部材2にエネルギダ
イレクタ部4を形成している。
凹部5を形成し、他方の接合部材2にエネルギダ
イレクタ部4を形成している。
第5図の第3実施例では3個の接合部材1,
2,7を同時に超音波溶着する場合を示し、この
場合接合部材1の上下面及び接合部材7の上面に
エネルギダイレクタ部4を形成し、かつそれらの
面に凹部5を形成している。
2,7を同時に超音波溶着する場合を示し、この
場合接合部材1の上下面及び接合部材7の上面に
エネルギダイレクタ部4を形成し、かつそれらの
面に凹部5を形成している。
第6図の第4実施例で4は、エネルギダイレク
タ部4を円錐突起状に形成し、凹部5を円形凹溝
状にした場合を図示している。
タ部4を円錐突起状に形成し、凹部5を円形凹溝
状にした場合を図示している。
第2乃第4実施例にあつても、第1実施例と同
様な作用効果を得る。
様な作用効果を得る。
尚、突起状のエネルギダイレクタ部4及び凹部
5の形状、位置は本実施例に限られず、接合部材
に応じて適宜変更される。
5の形状、位置は本実施例に限られず、接合部材
に応じて適宜変更される。
[考案の効果]
本考案は上述の如く、二個の接合部材の少なく
とも一方の接合面にエネルギダイレクタ部を形成
して超音波溶着するものにおいて、一方および又
は他方の接合部材の接合面には超音波溶着時に生
ずる該エネルギダイレクタ部の余分を吸収可能な
凹部を形成したしたから、二個の接合部材を超音
波溶着する際、エネルギダイレクタ部の余分を接
合面の形成された凹部に吸収させることができ、
このため接合面が密着した状態で溶着することが
でき、接合面間のすきま、浮き、傾きを防止で
き、適正な接合状態を得る事ができる。
とも一方の接合面にエネルギダイレクタ部を形成
して超音波溶着するものにおいて、一方および又
は他方の接合部材の接合面には超音波溶着時に生
ずる該エネルギダイレクタ部の余分を吸収可能な
凹部を形成したしたから、二個の接合部材を超音
波溶着する際、エネルギダイレクタ部の余分を接
合面の形成された凹部に吸収させることができ、
このため接合面が密着した状態で溶着することが
でき、接合面間のすきま、浮き、傾きを防止で
き、適正な接合状態を得る事ができる。
以上、所期の目的を十分達成することができ
る。
る。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の一方の接合部材の斜視図、第2図
はその部分分離断面図、第3図はその部分溶着断
面図、第4図は第2実施例の部分分離断面図、第
5図は第3実施例の部分分離断面図、第6図は第
4実施例の部分斜視図、第7図は従来構造の全体
縦断面図、第8図はその部分平面図、第9図はそ
の部分分離断面図、第10図はその部分溶着断面
図である。 1,2,7……接合部材、4……エネルギダイ
レクタ部、5……凹部。
は第1実施例の一方の接合部材の斜視図、第2図
はその部分分離断面図、第3図はその部分溶着断
面図、第4図は第2実施例の部分分離断面図、第
5図は第3実施例の部分分離断面図、第6図は第
4実施例の部分斜視図、第7図は従来構造の全体
縦断面図、第8図はその部分平面図、第9図はそ
の部分分離断面図、第10図はその部分溶着断面
図である。 1,2,7……接合部材、4……エネルギダイ
レクタ部、5……凹部。
Claims (1)
- 二個の接合部材の少なくとも一方の接合面にエ
ネルギダイレクタ部を形成して超音波溶着するも
のにおいて、一方および又は他方の接合部材の接
合面には超音波溶着時に生ずる該エネルギダイレ
クタ部の余分を吸収可能な凹部を形成したことを
特徴とする超音波溶着接合部材構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984199736U JPH0450103Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984199736U JPH0450103Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61115617U JPS61115617U (ja) | 1986-07-22 |
JPH0450103Y2 true JPH0450103Y2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=30759934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984199736U Expired JPH0450103Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450103Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2586016B2 (ja) * | 1986-11-05 | 1997-02-26 | セイコーエプソン株式会社 | インク容器及びインク容器の製造方法 |
JPH031205A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Fujitsu Ltd | 電力増幅制御装置 |
JP4534298B2 (ja) * | 2000-03-30 | 2010-09-01 | サンスター株式会社 | 歯ブラシのハンドルの製造方法及び歯ブラシ |
JP2003320210A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-11 | Mitsuboshi Belting Ltd | 多孔質体フィルター |
JP4583919B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-11-17 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 管継手 |
JP5075555B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-11-21 | 株式会社不二工機 | 弁装置用の合成樹脂ハウジング |
JP6010641B2 (ja) | 2015-01-28 | 2016-10-19 | 富士重工業株式会社 | 樹脂部材及び樹脂部材の接合方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5874316A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-04 | Maruni Kasei Kk | 超音波接着方法 |
JPS5874315A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-04 | Toray Ind Inc | 熱可塑性樹脂部材の超音波接合方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50155374U (ja) * | 1974-06-12 | 1975-12-23 | ||
JPS57105719U (ja) * | 1980-12-22 | 1982-06-29 | ||
JPS57108922U (ja) * | 1980-12-24 | 1982-07-05 | ||
JPS58107816U (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-22 | 株式会社東芝 | 溶着部構造 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP1984199736U patent/JPH0450103Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5874315A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-04 | Toray Ind Inc | 熱可塑性樹脂部材の超音波接合方法 |
JPS5874316A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-04 | Maruni Kasei Kk | 超音波接着方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61115617U (ja) | 1986-07-22 |
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